穂高主稜線 西穂〜槍ヶ岳

2021年09月13日(月) ~ 2021年09月16日(木)

• GPS: 36:04
• 距離: 45.4km
• 登り: 4,162m
• 下り: 4,142m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:47
• 休憩: 0:27
• 合計: 3:14

距離 5.0km 登り 913m 下り 48m

9:14 田代橋
9:18 9:19 上高地温泉ホテル
9:23 9:23 ウェストン碑
9:30 9:39 西穂高岳登山口
11:07 11:18 宝水
12:12 12:17 焼岳・上高地分岐
12:27 西穂山荘

2日目

• 山行: 5:43
• 休憩: 4:39
• 合計: 10:22

距離 6.9km 登り 1,525m 下り 903m

12:27 西穂山荘
5:20 5:20 西穂丸山
6:02 6:13 西穂独標
6:34 6:44 ピラミッドピーク
6:50 6:56 チャンピオンピーク４峰
7:27 7:52 西穂高岳
7:57 8:00 P１
8:19 8:35 赤岩岳
8:59 9:32 間ノ岳
9:37 10:05 逆層スラブ
10:17 10:35 天狗岩
10:40 11:30 天狗のコル
12:55 13:35 ジャンダルム
13:44 14:00 ロバの耳
14:03 14:08 馬の背
14:11 14:11 ロバの耳
14:25 14:36 馬の背
14:55 14:59 奥穂高岳
14:59 15:00 穂高岳
15:31 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 2:52
• 合計: 11:17

距離 9.8km 登り 1,442m 下り 1,343m

15:31 穂高岳山荘
6:05 6:26 涸沢岳
8:21 8:25 北穂高岳北峰
8:30 9:12 北穂高小屋
10:49 11:07 長谷川ピーク
12:24 13:24 南岳小屋
13:32 13:32 南岳
13:47 13:47 天狗原分岐
14:53 14:58 中岳
15:29 15:32 大喰岳
15:48 15:48 飛騨乗越
16:02 16:08 槍ヶ岳山荘
16:37 16:50 槍ヶ岳
16:58 槍ヶ岳山荘
16:58 槍ヶ岳

4日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 2:32
• 合計: 9:17

距離 23.7km 登り 303m 下り 1,884m

16:58 槍ヶ岳
6:55 7:36 槍ヶ岳山荘
8:09 8:12 播隆窟
8:18 8:18 坊主岩屋下
9:00 9:01 槍沢・天狗原分岐
9:31 9:31 槍沢大曲り
9:51 10:19 ババ平
10:38 11:01 槍沢ロッヂ
11:26 11:27 二ノ俣
11:35 11:40 一ノ俣
11:52 11:52 槍見河原
12:28 12:57 横尾
13:37 13:37 新村橋
13:49 14:12 徳澤園
14:15 14:15 徳沢公衆トイレ
14:49 徳本口
14:54 14:54 明神館
14:58 14:58 明神橋
15:03 明神池
15:11 15:11 嘉門次小屋
15:49 15:50 岳沢湿原・岳沢登山口
15:57 15:58 日本山岳会上高地山岳研究所
16:02 16:02 河童橋
16:07 上高地バスターミナル

天候

4日間とも概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡バスターミナル

コース状況／危険箇所等

【上高地〜西穂山荘】
きれいに整備されていました。水場の宝水はほぼ枯れていました。

【西穂山荘〜西穂高岳】
岩場をアップダウンするのでそれなりに慣れが必要かと思いました。八峰キレットとか不帰キレット並みに難易度あるように感じました。

【西穂高岳〜奥穂高岳】
初ルート。破線ルートなので当たり前ですが、一般登山道では鎖やハシゴがあるような危険箇所でも何もなかったりする。

【奥穂高岳〜涸沢岳】
穂高岳山荘への最後の下りのハシゴは高度感あります。

【涸沢岳〜北穂高岳】
初ルート。一般登山道なので危険箇所はクサリ等あります。が、切れ落ちた谷に体を落とすような場所もあり怖かった。前日に事故があったようで合掌。

【北穂高岳〜南岳】
大キレット。飛騨泣きと長谷川ピーク周辺は体を空中に放り込む感じになるので精神力必要。
飛騨泣きは、降りるほうが難易度高いと思う。長谷川ピークは南岳から来る方が難易度高いと感じた

【南岳〜槍ヶ岳】
基本的に穏やかな稜線歩きでした。槍ヶ岳山頂アタックは初めてですが、イメージほど易しいもんじゃないと思います。

【槍ヶ岳〜上高地】
横沢の水場あり。小屋も随所あって水には困りません。

写真

9/13 6:15

初日の朝、穂高駅近くの穂高神社にて山行の安全をお祈りしました。

9/13 6:10

穂高神社境内での神鶏

9/13 6:17

穂高神社に1代前の嶺宮がありました。

9/13 9:29

上高地〜西穂山荘まではとても歩きやすい道でした。

9/13 11:14

宝水はほぼ枯れていました。ちょろちょろ出ていましたがお腹やられそう

9/13 13:23

今年の3月以来の西穂山荘。冬の景色との違いに感激しました

9/14 5:44

翌朝、穂高岳山荘までの10時間超の縦走開始です。

9/14 6:03

西穂独標と奥に笠ヶ岳が見えました。

9/14 6:03

手前の三角形がピラミッドピークのようです。奥にこれから向かうジャンダルムや奥穂高岳も見えました

9/14 6:35

まだまだ先は長いので省エネモードで歩きました

9/14 7:00

9/14 7:23

チャンピオンピークあたりから。槍ヶ岳までの主稜線に気持ちが高まりつつも、破線ルートの不安も

9/14 7:41

西穂高岳までも一般ルートながら険しかった。西からの冷たい風が体力を削いでいきます

9/14 7:54

ここから省エネモードから本番モードへスイッチを入れました

9/14 9:37

たしか逆走スラブです

9/14 9:45

逆走スラブを真下から。
切れ落ちた左端に鎖があるのですが左端は切れ落ちててミスは許されません。。

9/14 9:55

逆走スラブを近くから
かなり鎖に頼ってしまった。。
っていうかここ、下り方面はどうやって下るんだよ、ワイには出来ない😅

9/14 10:50

天狗のコルは避難小屋跡地があって休憩出来そうでした

9/14 12:32

前穂から奥穂間の吊尾根です。警察のヘリが飛んでいるのを間近に見て、こちらも不安になった

9/14 12:36

ジャンダルム取り付きまでたどり着きました

9/14 12:58

ジャンダルムの真下です。滑ったら生死に関わる大事故です

9/14 13:10

ジャンダルム初登頂しました。感激でしたが、この先に最大の難所、ロバのミミとウマノセがあるのでホッとしていられません。

9/14 13:43

奥穂側から見たジャンダルムは凄い盛り上がりをしていました

9/14 13:57

たしかロバミミの近くです。

9/14 14:31

遂にラスボス、ウマノセが眼前に迫りました。物凄い威圧感に圧倒されました。

9/14 14:44

ウマノセを真上から。こんなん下れません私は

9/14 14:52

破線ルート終わり！もう来ないと思う😂

9/14 14:56

穂高神社嶺宮（奥穂高岳）です。ここまでくればあとは小屋へのハシゴだけです。

9/14 15:32

9/15 6:00

翌朝、涸沢岳あたりから。昨日歩いた西穂〜奥穂高岳ルートがきれいに見れました。

9/15 6:00

さらにこの日の目的地の槍ヶ岳までのルートもバッチリ。立山や後立山方面もきれいだった

9/15 6:22

涸沢岳直下の鎖場です

9/15 6:46

涸沢岳〜北穂間でここの下りが一番怖かったです。上部の杭のある岩はオーバーハング気味

9/15 7:25

滑ったらアウトな場所がたくさん

9/15 8:07

南峰には初めてきました

9/15 8:21

このフォントが荘厳な感じがして好きです

9/15 8:31

小屋の助けを得てエナジーチャージして大キレットに挑みます

9/15 9:28

滝谷展望台から。
写真には写っていないのですが、滝谷にクライマーの方が取り付いていました

9/15 9:43

大キレットの太い鎖とステップのナイフリッジ。

9/15 9:51

飛騨泣きの下りは怖かった

9/15 10:51

この手前の鎖場で自分の真後ろを煽るように猛追したきた人がいたけど、怖かったなー。そちらは問題ないのと思っても相手も同じとは限らんよ。万一こちらが落ちたら巻き添え食らうかもしれないのにね🥺

9/15 12:22

南岳ブルー

9/15 12:27

獅子鼻展望台です。雲が大キレットを通る

9/15 12:30

ここでも牛丼と豚汁でエナジーチャージします。ずっとインスタント食品だったのもあって激ウマ

9/15 13:41

南岳〜槍ヶ岳への稜線。草紅葉していました

9/15 14:47

右の方にライチョウ。中岳付近

9/15 15:00

中岳付近のハシゴ

9/15 15:20

ビクトリーロード

9/15 15:33

3000メートル超にしては親しみのあるフォントですね

9/15 16:00

16時頃到着。この日は小屋泊で夕食に合わせるため急いでアタックしました

9/15 16:20

槍ヶ岳山頂直下のハシゴ。こんなところに登って綱をかけた播隆上人は、現代にいたらトップクライマーだと思う

9/15 16:28

登山5年目にして初登頂です！

9/15 17:06

夕食

9/15 17:57

穂高主稜線が夕日に照らされる

9/15 17:59

夕日と槍岳山荘です

9/16 5:46

翌朝、播隆上人にご挨拶。
小屋泊の快適さに気持ちがだらけそうになりましたが、せっかくなので、この日も槍ヶ岳山頂へ行くことにします

9/16 6:15

朝の裏銀座方面

9/16 6:21

小槍です。写真より迫力がすごかった

9/16 6:32

東側の大天井から常念岳方面。雲海が分厚い

9/16 6:33

百名山がいくつ見えるんだと思うくらいの360度パノラマ

9/16 6:34

西穂からよく歩いたなーと自分を褒める

9/16 7:30

下山開始します。4日間とても天気がよく最高の縦走でした。

9/16 8:11

ニセ三段紅葉

9/16 8:12

江戸時代のクライマー、播隆上人はここで50日以上念仏を唱えていたそうです

9/16 8:22

色づいているナナカマドもありました

9/16 9:22

2021/9/16。紅葉のご参考に。

9/16 11:14

風が抜けていい気持ち

9/16 11:19

岩の下にイワナ

9/16 14:53

今回の山行の最終目的地、穂高神社奥宮に向かいます

9/16 14:57

梓川と長塀山かなー

9/16 15:08

無事の下山に感謝しました。
里の穂高神社御朱印は朝早かったので貰えず。

9/16 15:45

サルの群れ。左端のボスらしき個体が陽当りのいい場所に構える

9/16 15:50

岳沢湿原！

9/16 16:00

お疲れ様でした

撮影機器：

OPPO Reno3 A OPPO

感想

hiroyuki

西奥、奥北、大キレットといった3つの難ルートを盛り込んだ穂高主稜線の縦走。しかもテント泊装備。

ちょっと欲張りすぎたか、体へのダメージは大きかっし、気を緩められるところも少なく心身ともに疲れ果てた。

西穂〜奥穂の破線ルートは、馬の背が一番怖かったなー。あれを降りるのはちょっと無理かなー。自分的には、技術的にここより上の場所はロープが必要。