八ヶ岳権現岳〜東ギボシ・天女山ルート(日帰り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 12:55
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 13:42
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■アクセス→中央自動車・小淵沢IC〜車で約20分(積雪期) ■駐車台数→6〜7台。 ■トイレ→なし。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(ゲート右側にあり) ■24時間利用→可能。 ※積雪期は駐車場が狭くて週末は駐車できない可能性が 非常に高くなり、天女山入口ゲート前は駐車禁止です。 スコップがあれば路肩を整地して駐車が可能です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■天女山入口ゲート前駐車場(無料・1,375m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 駐車場は県道11号線の路肩にあります。 到着→03月08日(火)→03時45分でしたが駐車台数は3台です。 別称→天女山ルートは大泉口ルートと呼ばれます。 ■天女山入口ゲート(1,375m) 天女山入口ゲート前駐車場から約1分で天女山入口ゲートに到着です。 ゲートの右側から進入可能ですが、ゲート前は除雪車が2台あり駐車禁止です。 ■天女山登山道口(1,377m) 天女山入口ゲートから約5分で天女山登山道口に到着です。 木製階段を左上して天女山を目指しますが、登山道が泥・雪・氷のMix帯です。 砂利の林道に突き当たり、左側のカーブミラーの対岸から階段を上り天女山へ向かいます。 ■天女山(1,529m) 天女山登山道口から約40分で天女山に到着です。 天女山には東屋があり、休憩適地になります。 トイレは冬季閉鎖中です(写真添付) ■天女山上駐車場(1,530m) 天女山から約10分で天女山上駐車場に到着です。 八ヶ岳横断歩道案内図の背後に黄色の登山ポストがあり、冬季は道標に従い樹林帯を天の河原へ向かいます。 日当たりが良い場所や天の河原までは登山道が泥・雪・氷のMix帯が多いです。 ここで登山届けを提出しても4月まで回収されず、事故の場合は対応が遅れるので登山届けは天女山入口ゲート(登山計画書と筆記用具なし)で提出しましょう。 別称→権現岳登山口と呼ばれます。 ■天の河原(1,620m) 天女山上駐車場から約20分で天の河原に到着です。 開けた場所でテーブルとベンチがあり休憩適地になり、南側下部は幕営適地です。 好天時には富士山〜南アルプス連峰が一望できます。 八ヶ岳横断歩道の分岐点があり、道迷いに注意が必要です。 ■■2,000mピーク(1,995m) 天の河原から約110分で2,000mピークに到着です。 ここから前三ツ頭まで天女山ルートで一番きつい急登が続きます。 天女山入口ゲート〜権現岳の中間点になります。 ■「ここが一番きつい」看板(2,183m) 天の河原から約60分で「ここが一番きつい」看板に到着です。 その名の通り前三ツ頭まで、標高差181mの急登が続きます。 ■前三ツ頭(2,364m) 「ここが一番きつい」看板から約50分で前三ツ頭に到着です。 日当たりが良く風の通り道になり、天女山ルートで積雪量が1番少ない場所です。 広い尾根で眺望もよく幕営適地になります。 ■前三ツ頭分岐(2,560m) 前三ツ頭から約60分で前三ツ頭分岐に到着です。 下山時に木戸口公園(小泉口ルート)に下らないように注意が必要です。 別称→天女山分岐と呼ばれます。 ■三ツ頭(2,580m) 前三ツ頭分岐点から約10分で三ツ頭に到着です。 好天時には正面に権現岳や阿弥陀岳〜赤岳が一望できます。 森林限界を迎えるので防風・防寒対策が必要です。 無雪期では権現岳まで60分の道のりですが、積雪期の強風や悪天候の場合には最終の引き返すポイントです。 東側に雪庇が張り出した岩場に注意しながら、桧峰神社の直下トラバースに向かいます。 トラバース前半は両足の踏み跡があり、トラバース後半は片足の踏み跡しかありません(写真添付) 万が一滑落しても急斜面には低木があり助かる確率が高く、カニのヨコバイのように進む事も可能です。 ■桧峰(ひみね)神社(2,695m) 三ツ頭から約60分で桧峰神社に到着です。 山頂直下の岩陰に祠と破魔矢があり、安全登山を祈願してお神酒をお供えします。 南側から岩を巻いて山頂へ向かいます。 ■権現岳(2,715m) 桧峰神社から約5分で権現岳に到着です。 岩場に突き刺さる有名な鉄剣とは別に、南側下部に山梨百名山の山頂柱があります。 ■権現小屋(2,670m) 権現岳から約15分で権現小屋に到着です。 積雪期は営業終了(営業→4月下旬〜11月上旬)していますが、緊急時のビバークやテント泊の場合は小屋の周囲を掘り出してテントの設営が可能です。 雪壁を積むことなく防風対策が可能ですが、屋根からの落雪と南側(南アルプス側)は谷になり設営には向いていません。 無雪期でも冬季避難小屋・テント場・水場が無い山小屋になり外トイレは冬季閉鎖中です。 ■東ギボシ(2,704m) 権現小屋から約30分で東ギボシに到着です。 当日のルートは赤岳側の稜線沿いを膝〜腰ラッセルで直登を選択して登頂しました(写真添付) 無雪期には鎖場の岩場になりますが、積雪期は鎖が雪に埋まり当日は見つかりませんでした。 万が一滑落する場合は赤岳側(急斜面)ではなく、富士山側(緩斜面)だと助かる確率が高く、どちらも低木があり停止する可能性が高いです。 今回のルートの核心部になります。 ■■マークの呼称は勝手に命名しています。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 天女山ルートは標高差→約1,340m、距離→往復14.3km、コースタイム→12時間35分になりますが日帰りが可能です(積雪期の好天時の場合・山滑走を除く) 公共交通機関を利用する場合は2つある山小屋は冬季閉鎖中で利用できず、原則テント泊になります。 核心部と呼べる危険な場所は西東ギボシのトラバース(状況により直登)、桧峰神社の直下トラバースになります(写真添付) 日帰りで登頂するには天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★天女山ルートについて 権現岳には天女山ルート以外に富士見高原・三ツ頭登山口・観音平・赤岳(縦走)ルートの5つがあります。 天女山ルートは距離が短く登山者が多く、積雪期でも登山道の雪はよく踏まれています。 また天女山ルートの6割が樹林帯、4割は日当たりが良く風の通り道の尾根です。 当日の山行では、前三ツ頭〜権現岳〜東ギボシの区間は晴天でも風が強くとても寒いです。 また観音平と三ツ頭登山口ルートは登山者が極めて少なく深いラッセルがあり、富士見高原と天女山ルートのラッセルは登山者が多く皆無です。 特に登山より大変なのは駐車場の確保が重要です。 天女山入口ゲート前駐車場の駐車台数は少なく、週末にはなかなか駐車できず、周囲には駐車できるスペースがありません。 ★駐車場について 天女山ルートには1つの駐車場があります。 県道11号線の路肩にあり6〜7台の駐車が可能です。 しかし、02月に想定外の降雪があり例年に比べて駐車場が狭く、駐車場の確保が何より大変です。 スコップがあれば路肩を整地して駐車が可能です。 ★登山ポストについて 天女山入口ゲートの右側には登山ポスト(登山計画書と筆記用具あり)が設置されていますが、登山計画書と筆記用具がないので事前に準備が必要です。 また天女山上駐車場にある登山ポストで登山計画書を提出しても4月まで回収されません。 ■水場 地図では、天女山ルートに水場がありません。 出発時から必要な量を担ぐか、現地の雪で水作りをする必要があります。 日帰りでも2〜3Lあれば問題ありません。 ★山小屋の営業について 天女山ルートには山小屋が2つあります。 青年小屋と権現小屋がありますが、どちらも冬季閉鎖中で利用できません。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★落雪・落氷・落枝について 天女山入口ゲート〜権現岳の区間は樹林帯が多く、日の出の後もほとんど陽が当たりません。 今季は雪が多く地面が高くなり、樹林帯では枝が顔に当たる高さが多く落雪・落氷・落枝が発生するのでヘルメットが必須です。 風がない場合でも日の出から雪が緩み始めて落雪が多発します。 降雪直後に入山する場合の先行者は、大量の雪を被り濡れるので防水・防寒対策が特に必要です。 また、登山道の幅は約40〜50cmと狭く、踏み外すと膝〜腰まで踏み抜きます。 天女山入口ゲート〜編笠山の登山道は、日没1時間前の17時でとても暗いです。 ★天候や服装について 冬季は降雪による交通規制や登山口までのルート・登山ルートに注意が必要です。 同時に大雨注意報・雷注意報・土砂災害警報にも注意が必要です。 天女山ルートでは冬山装備が必要になり防水・防寒対策をしてザックカバー・ゲイターがあると快適です。 当日は気温-6℃〜0℃あり、稜線では風速5mありました。 天女山ルートの6割が樹林帯で、冬季は日の出が遅く日の入りが早くとても暗く寒いです。 装備や服装に注意して登山の変更や中止を検討して下さい。 ★マーキングについて 積雪期でも天女山ルートには看板・道標・ピンクテープが多くありますが、今季は積雪が多く雪に埋まりルートファインディング能力が必要です。 ★狩猟期間について 毎年11/15〜02/15まで狩猟期間になります。 また銃猟とは別にわな猟が12/15〜03/15まであり、山の中には罠が仕掛けられています(罠の近くに警告文の添付あり) 明るい服装をして、トイレや道迷いで無闇に山の中に入ると危険です。 ★積雪量について 2022年02月10日(木)から標高1,000mで5〜30cmの降雪が5回あり、今年の八ヶ岳は雪が多く膝〜腰ラッセルも珍しスくありません。 03/05(土)〜06(日)の平野部で強風・降雪があり八ヶ岳では5〜10cmの新雪が積もっていました。 また除雪された雪が氷化して残り、一般道路が狭くなっているので車の運転には注意が必要です。 ★天女山入口ゲート前駐車場まで県道484号線と県道11号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また大雨による林道の崩落・通行止め・雨量規制・台風による交通規制に注意しましょう。 ★天女山入口ゲート前駐車場〜東ギボシでは、スマートフォンの電波が常に入りました(時期・天候・機種による) 寒さや高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です。 ★天女山入口ゲート前駐車場〜権現岳では当日の登山者は8名(日帰り5人・テント泊3人)になり、先週歩いた観音平ルートに比べて天女山ルートは登山者が多いです。 天女山入口ゲート〜東ギボシは14.3mと長く、日照時間が短くなり日帰りでは装備と服装が重要です。 特に単独登山者の場合はセルフレスキューとルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメットは全行程の往復で使用しました。 ストックは天女山入口ゲート前駐車場〜権現小屋の往復で使用しました。 2号機自作わかんは2,000ピーク〜権現岳の登りで使用しました。 ピッケルは権現小屋〜東ギボシの往復で使用しました。 12本爪アイゼンは権現小屋〜東ギボシの往復、権現小屋〜天女山の下りで使用しました。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★積雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません(樹林帯ではショートカット多数) また登山道や踏み跡が降雪や風の影響で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープや赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・気温・天候・風速・積雪量・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルートや歩行時間は参考程度にして下さい。 ★コロナ禍なので、登山の前後には店舗に原則立ち寄らず、食事もテイクアウトや車内で済ませ限りなく人との接触を避けましょう。 マスク・除菌シート・除菌スプレーを携帯して健康第一に努めましょう。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。 こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて落石・滑落・雪崩など危険回避に神経を使いましょう。 ★コロナ禍で多くの山小屋が閉鎖しています。 登頂できても山バッジの購入ができず困ります。 山バッジの購入は春まで待ちましょう。 ★冬季の天女山ルートではトイレが1つもありません。 積雪期には原則トイレはないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★緊急時の連絡先 〜難の場合→北杜警察署→0551-32-0110(代表) ★積雪量が多いので強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下(雪目)による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です。 ★天女山入口ゲート前駐車場→03時45分に気温-2℃、権現岳→11時27分に気温-5℃、最低気温→06時09分に気温-6℃、天女山入口ゲート前駐車場→18時02分に気温0℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→05時59分、ご来光→06時01分、日の入り→17時57分と活動時間は長くなり始めていますが、日の出と日の入り1時間前にはヘッドライトが必要です(観音平ルートは樹林帯が長く日陰が多いため) ■天女山ルートには西東ギボシと呼ばれる鎖場の岩場があり落石・雪崩エリアです。 核心部になり状況によってトラバースと直登を選択します。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・雪を踏む音しか聞こえません。 落石を発見した場合は、後続の登山者に恥ずかしがらず大声で「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★今回の山行の危険箇所 ”以神社の直下トラバース(2,650m) 東ギボシの直登(2,704m) ※雪の状況により難易度は常に変化します。 ★今回の山行の誤算 先週は観音平ルートから権現岳を目指しましたが膝〜胸ラッセルにより編笠山で敗退しました。 天女山ルートは登山者が多く深いラッセルは少なく短距離だと考えていましたが、権現小屋〜東ギボシの区間は膝〜腰ラッセルでした。 ★2号機自作わかんについて 以前からわかんの浮力不足に悩み、1週間前に1号機を自作しましたが下山時に強度不足により破損しました。 1号機の詳細は1週間前の記録に残してあります。 2号機の改良点は2つあり、1つ目は素材がFRP樹脂製からアルミダイキャスト材に変更です。 2つ目は1号機のアイゼンの爪が裏側から約1cmしか出ておらず雪面の食い付きが悪かったので、2号機はアイゼンを前後に外して前爪4本と後爪4本が2cm以上出しています。 これによって傾斜45度の急登の登りでも前回より確実なキックステップが刻めます。 その反面、アイゼンを前後に外した事で26cmの靴から爪先が2〜3cm離れて隙間ができます。 しかしスリッパのゴムバンドとアイゼンのナイロンベルトで2重に固定する事で問題ありません。 湿った雪の雪団子が付きやすい欠点はわかんの裏側にシリコンスプレー(KURE556で代用)を塗布する事で解決します。 登山(2,000mピーク〜権現岳まで登り4時間使用)で使用した感想はスノーシューより小さく小回りが効き登り斜面でもアイゼンの前爪があり雪面に蹴り込めます。 浮力はスノーシューとワカンの中間、登山靴の固定はスリッパのゴムバンドとアイゼンのナイロンバンドできっちり留まり1度も締め直しはありませんでした。 登山者が多く登山道はよく踏まれていてラッセルはなく、雪団子の付着はありませんでした。 自作わかんの使用には1号機と同様に木の根やゴーロ帯では滑りやすいですが、2号機はアイゼンの爪が長く出ているので滑り止め効果があります。 1号機に比べて重く感じましたが、下山後に確認したら岩での擦り傷しかなく耐久性は問題ありません。 アルミスリッパの裏側にはアイゼンの爪が飛び出しているので、使用する時にはアスファルトは歩けますがアイゼンの爪が丸くなります。 またアイゼンの爪が危険なので持ち運びは特に注意が必要です。 登山道具(特に雪山道具)の自作は耐久性と安全性が特に重要になり、100円ショップの材料は避けた方が良いでしょう。 【自作わかんの概要】 サイズ→縦33.5cm、横22cm 重さ→1号機→257g、2号機→554g、 完成品→1号機→652g、2号機→949g アイゼン→12本爪カジタックス→片足395g 素材→アルミダイキャスト材 商品名→アルミスリッパ 販売先→友定建機 購入先→Amazon 価格→2,798円(03/02(水)時点→4,950円→43%off) 強度→4時間使用してひび・破損なし。 ※重さは片足の重量です。 ★観音平口ゲート前駐車場(路肩)の10km圏内はガソリンスタンドやコンビニがなく、とても不便なエリアです(車中泊の場合は道の駅のこぶちさわが便利) しかし、場所によって車中泊の禁止や火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で八ヶ岳・権現岳を楽しんでください。 |
その他周辺情報 | ■延命の湯・スパティオ小淵沢 ■営業時間→12:00〜22:00(最終受付21:30) ■休館日→2月は1日・2日 HPで要確認 ■料金→大人(市民)→460円 市民以外→830円 小学生(市民)→210円 市民以外→420円 幼児(6歳未満)→0円 ■マスクの着用義務あり。 |
写真
装備
個人装備 |
ダウンジャケット(上)
12本爪アイゼン
ピッケル
ヘルメット
自作わかん(アルミ製)
バラクラバ
毛帽子
ゴーグル
ストック
LED投光器(1
000ルーメン)
ハードシェル(上下)
ゲイター
サングラス
ツェルト
温度計
三脚
ホットコーヒー(水筒0.5L)
日焼け止めクリーム
リップクリーム
ラジオ
手ぬぐい
モバイルバッテリー10
000mAh2ケ
乾電池
防犯ブザー
ワイヤー
風速計
救急セット
インナーグローブ
オーバーグローブ
手袋(予備)
タイツ
長袖シャツ
インナーシャツ
インナーソックス
靴下(冬用)
長袖シャツ(予備)
ちり紙
熊鈴
携帯トイレ
地図
常備薬
腕時計
コンパス
ヘッドランプ2ケ
塩あめ5ケ
干し芋80g
ドライフルーツ50g
ソーセージ(小)1本
ゼリー飲料2ケ
わらび餅2ケ
粉末アミノ酸2本
チョコバー1本
ちくわ115g
ぱん2ケ
ザック30L
マスク
ウエストポーチ
ゴミ袋
スマートフォン2台
現金
筆記用具
腰コルセット
ペットボトル(水0.7L)
登山靴(冬用)
ココヘリGPS端末
登山計画書(控)
スコップ(雪かき用)
ハイドレーション(水1L)
タッチペン(スマホ用)
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感想
【2022年/八ヶ岳権現岳〜東ギボシ天女山ルート(日帰り)】
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■2022年03月08日(火) はれ
※権現岳〜東ギボシ・天女山ルート 登り
実家 03:05 -1℃ 1,000m
天女山入口ゲート前駐車場 03:45 -2℃ 1,375m
着替え・荷作り 03:45〜04:20
天女山入口ゲート前駐車場 04:20 -2℃ 1,375m
天女山入口ゲート 04:20 -2℃ 1,375m
天女山登山道口 04:25 -3℃ 1,377m
天女山 05:04 -4℃ 1,529m
天女山上駐車場 05:14 -4℃ 1,530m
天の河原 05:33 -5℃ 1,620m
2,000mピーク 07:24 -4℃ 1,995m
ここが一番きつい看板 08:21〜26 -4℃ 2,183m
前三ツ頭 09:11 -2℃ 2,364m
前三ツ頭分岐 10:13 -3℃ 2,560m
三ツ頭 10:22 0℃ 2,580m
東ギボシ 12:32〜39 -4℃ 2,704m
桧峰神社 11:23 -4℃ 2,695m
権現岳 11:27〜12:31 -5℃ 2,715m
権現小屋 11:46〜12:01 -2℃ 2,670m
東ギボシ 12:32〜39 -4℃ 2,704m
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■2022年03月08日(火) はれ
※権現岳〜東ギボシ・天女山ルート 下り
東ギボシ 12:39 -4℃ 2,704m
権現小屋 12:57〜13:13 -4℃ 2,670m
権現岳 13:33 -4℃ 2,715m
桧峰神社 13:42 -4℃ 2,695m
三ツ頭 14:42 -1℃ 2,580m
前三ツ頭分岐 14:55 -1℃ 2,560m
前三ツ頭 15:36 0℃ 2,364m
ここが一番きつい看板 16:01 0℃ 2,183m
2,000mピーク 16:20 -2℃ 1,995m
天の河原 17:16 -1℃ 1,620m
天女山上駐車場 17:29 -1℃ 1,530m
天女山 17:39 -1℃ 1,529m
天女山登山道口 17:59 0℃ 1,377m
天女山入口ゲート 18:01 0℃ 1,375m
天女山入口ゲート前駐車場 18:02 0℃ 1,375m
着替え 18:02〜18:09
実家 18:09〜18:48 3℃ 1,000m
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■先週の敗退を1週間も重く引きずった。
やはり、積雪期にギボシを通過したい。
準備をして登れなければ単純に実力不足。
今回は天女山ルートから編笠山へ向かう。
週末の八ヶ岳は悪天候で下界も強風と降雪。
天女山ルートはラッセルが無いと期待大。
今回は登頂に向けて先週より早く出発して
途中で荷物をデポして軽量・速度を上げる。
これで登頂できなければ歩荷訓練が必要。
ラッセルは権現小屋〜東ギボシ区間のみ。
東ギボシの登頂で満足してしまったので
西ギボシ〜編笠山は今回は見送る。
三ツ頭から見える権現岳東稜や川俣尾根は
確認できたが旭岳東稜(五段の宮)は未確認。
今季は雪が多いので赤岳東稜も登りたい。
腐れ雪で大変でも3〜4月は雪山を楽しもう。
残雪期の笠ヶ岳と五竜岳が待っている。
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■体重→64.0kg 荷物→12.25kg
日の出→05:59 日の入り→17:57
移動距離→14.3km(片道7.15km)
移動時間→12時間55分(合計)
(登り→08時間12分・下り→04時間43分)
休憩時間→00時間47分
お疲れ様でした。
初めましてです。
大変細かなレポに驚き、とても参考になります。昨年、3月末に権現岳ピストンしましたが、その先の様子もよくわかり、行きたくなりました。ただ、経験も乏しいので夏山を確認してからがよいかなぁと。来年にしとこうかしら…。
三ツ頭付近の樹林帯に爆営して夕日、御来光も楽しそうな…。
今後も、レポ楽しみにしてます。
初めまして。
私はヤマレコからたくさんの情報を収集するので、還元する意味で細かく大げさにならず時系列で山行の状況を提供します。
今年はどこの山域も雪が多く八ヶ岳も同じです。
私は八ヶ岳の麓に住んでいますが、これだけ八ヶ岳や東斜面を登るのは久しぶりです。
どうしても北アルプスや後立山連峰に通ってしまいます。
厳冬期が過ぎて残雪期を迎えて間もなく雪山が終了するので焦り、3〜5月は登山の予定がいっぱいです。
雪の多い今年は特に珍しく、今季を逃すと雪山はまた1年後になります。
私は無雪期を歩いてから積雪期を歩く事で危険や不安を取り除きますが、やはり歩かないと登山の経験値は積めません。
また雪山は「行ってみなければ分からない」 「多少、無理をしなければ登れない」と言われています。
今回の権現岳・天女山ルートは観音平ルートと比べて登山者が多く、ラッセルがありません。
前三ツ頭から上部の樹林帯や稜線は幕営適地がたくさんあります。
八ヶ岳はアクセスが良いのでぜひお越しください。
お互いに安全・健康第一で登山を楽しみましょう。
なるほど〜ささりました。
ありがとうございました。
私の山行スタイルは単独山行です。
計画〜続行〜敗退も全て自分で決めて、どっぷり独りで山に浸かります。
やはり山には雪がある姿がカッコよく、日帰りできる登山でも夕焼けとご来光を目当てにテント泊する場合が増えます。
常に独りなので色々と準備して、生きて下山するサバイバル能力を日々鍛えています。
私の好きな登山家の山野井泰史が「単独行は、自分の能力を最大限に発揮できる」と言っています。
私の名前は中山ですが、最近では山登りが使命だと思っています。
と、初フォローさせて頂きました。
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