苗場山＊小松川湿原周回

2022年07月02日(土) [日帰り]

• GPS: 12:43
• 距離: 29.4km
• 登り: 2,331m
• 下り: 2,347m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:53
• 休憩: 1:50
• 合計: 12:43

3:15 スタート地点
4:19 4:31 小赤沢三合目登山口
7:01 7:01 苗場山自然体験交流センター
7:03 7:04 苗場山
7:13 7:30 苗場山自然体験交流センター
7:30 7:31 苗場山
8:17 8:26 雷清水
8:40 8:40 神楽ヶ峰
8:51 8:51 ニセピーク
9:06 9:06 1984mピーク
9:43 9:51 大日蔭山
10:01 10:25 霧ノ塔
10:57 11:04 釜ヶ峰
11:20 11:32 日蔭山
12:15 12:15 小松原避難小屋
12:30 12:46 上ノ代
14:06 14:07 金城山
14:50 14:52 見倉登山口
15:58 小赤沢入口バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越自動車道湯沢IC→国道17号→国道353号→国道117号→国道405号☜小赤沢
405号は途中。通行止めの為、見倉トンネルを経由して迂回
[トイレ]
小赤沢の登山口に綺麗なトイレあります(手洗いあり)
小赤沢ルート3合目にあります(手洗いあり)
苗場山頂ヒュッテで借りれます(協力金100円.手洗いなし)
風穴登山口にはありません
[コンビニ]
117号沿いにセブンイレブンが二軒
そのま405号に左折せず、すぐ先にファミマが一軒

コース状況／危険箇所等

[小松原分岐〜風穴]
分岐から程なくして残雪がありますが、面積は小ぶりでピンクテープもありました。終始下草が茂っている箇所かありますが、迷うほどではなかったです。
[電波状況]
苗場山頂ヒュッテ北側に電波の入る場所あります。登山中はチェックしていないので不明

その他周辺情報

清津峡渓谷:日本三大峡谷、写真映えするトンネルが話題。今回は行かなかったですが、立ち寄ってみたかったなあ

写真

7/1 18:45

前日夕方に小赤沢入りして、早朝出発に備えます

7/1 19:18

明日もお天気良さそうです

7/1 19:57

おはようございます😊
小赤沢の登山口近くにあるトイレ。見た目は古いですが、中はリフォームされて綺麗です

7/2 3:16

車道からのスタート🥾

7/2 3:34

1合目

7/2 3:40

登山道に入ります

7/2 3:57

2合目

7/2 3:57

梯子もあったりしますが、歩き易いです

7/2 4:13

信越トレイルのカウンターがありました
カチリと1押し

7/2 4:21

3合目の駐車場に到着。とにかく広い。トイレもあります

7/2 4:31

再出発〜

7/2 4:51

ゴゼンタチバナ登場

7/2 4:52

4合目からすぐのところで水が取れますが、湧水ではなさそうでした

7/2 4:55

マイズルソウはピント合わせが難しい😅。って言ってもカメラ任せなんですが😆

7/2 4:57

イワカガミ

7/2 5:05

マイズルソウとイワカガミのコラボ
お花に励まされながら楽しく登っている頃

7/2 5:13

ミツバオーレン

7/2 5:17

ムラサキヤシオ

7/2 5:30

少し険しくなってきました

7/2 5:31

⛄️残雪からは冷気が〜✨✨

7/2 5:34

雪解け直後の斜面に咲くサンカヨウ。今年はようやく逢えました

7/2 5:34

キヌガサソウも

7/2 5:35

シラネアオイもひっそりと

7/2 5:35

鎖場登場。なくても登れるくらいです

7/2 5:39

6合目

7/2 5:45

オオバミゾホオズキ

7/2 5:51

ピンボケ、喘息薬種(ズダヤクシュ)。喘息の薬として使われていたらしいです

7/2 5:56

7合目

7/2 6:03

手厚い整備がされています。ありがとうございます🥰

7/2 6:06

心配な、残雪はありませんでした

7/2 6:08

イワカガミが花を添えてます。8合目

7/2 6:11

いよいよです‼️

7/2 6:15

やったー😄。湿原に出ました。素敵だし気持ちよくて感動💕

7/2 6:12

朝露をまとったアカモノ
可愛いお花がたくさんお出迎え

7/2 6:14

ショウジョウバカマ

7/2 6:16

イワイチョウ
ピンボケ確率高すぎ😅スミマセン

7/2 6:20

わやわやチングルマ

7/2 6:22

北西方向には平太郎尾根へ続く道と険しく尖った鳥甲山

7/2 6:23

その奥には北アルプス北部がみえました
鹿島槍と五竜かな

7/2 6:23

五竜と唐松岳かな

7/2 6:23

不帰キレットと天狗尾根かな

7/2 6:23

鳥甲山の左手に白馬三山

7/2 6:23

白馬岳はよくわかります

7/2 6:23

平らなのは高妻乙妻かな

7/2 6:23

鳥甲山

7/2 6:24

鳥甲山の右肩には朝日岳かな

7/2 6:24

も少し右手に妙高山(左)と火打山

7/2 6:24

池塘も現れ、湿原ムード満々
ズームすると(南方向)

7/2 6:24

どっしりと立派な佐武流山
視界良ければ左手のコルの奥に金峰山あたりが見えるらしいです

7/2 6:24

アップで佐武流山

7/2 6:25

その右肩に浅間山と黒斑山

7/2 6:25

山頂まではもう少し

7/2 6:31

9合目はこんなところ

7/2 6:41

ウラジロヨウラク

7/2 6:41

快晴〜

7/2 6:43

さくらんぼ🍒みたいな、サラサドウダン

7/2 6:43

さわやかな朝の湿原歩き、最高です💕

7/2 6:45

ツガザクラの仲間かと思ったら
ヒメシャクナゲ

7/2 6:52

今日は一日ここで過ごして終わろうか、とつい考えてしまいますね😅

7/2 6:59

苗場山頂ヒュッテが見えてきました

7/2 7:03

苗場山2145到着

7/2 7:19

ヒュッテの裏の電波入り易い📲ポイントに行ってみました。
鳥甲山と

7/2 7:19

白馬三山と

7/2 7:19

妙高山、火打山がばっちり😳

7/2 7:20

ツマトリソウ

7/2 7:33

苗場の湿原に別れを告げて

7/2 7:33

先へ進みます

7/2 7:36

北東方面には越後三山が見えてます

7/2 7:36

東方面には谷川岳

7/2 7:37

南方面には群馬新潟長野の県境稜線の山々(右の山塊が大黒山、上ノ倉山、忠次郎山)

7/2 7:37

ギザギザ八海山→越後駒ヶ岳→中ノ岳

7/2 7:37

広くたおやかな巻機山

7/2 7:37

右に目を移すと
中央の黒いシルエットが柄沢山。その奥の丸みのあるのが平ヶ岳。更に遥か奥には会津駒ヶ岳

7/2 7:38

そのまま右に
凛々しい燧ヶ岳と、左のトンガリが景鶴山。手前のトンガリが大烏帽子山

7/2 7:38

奥には至仏山
手前がジャンクションピークと朝日岳

7/2 7:38

中央のふたこぶがは茂倉岳と一ノ倉岳

7/2 7:38

中央がオキとトマ。右奥に日光白根山

7/2 7:38

手前が谷川岳主稜線
1つ目ピークがオキとトマ、2つ目パークがオジカ沢の頭？、3つ目ピークが万太郎山、右端が仙ノ倉山と平標山
その奥の山並みが上州武尊山

7/2 7:38

平標山から手前に松手尾根
奥のトンガリは皇海山

7/2 7:39

平標山から、
右のぽっこりは大源太山
更に右の台形は三国山
右端に赤城山

7/2 7:39

手前に三国山
奥に赤城山
いつもはあちらから特徴的なコチラを見ているのだなぁ、と考えると興味深い山座同定です🔍

7/2 7:39

手前の鉄塔があるのが群馬新潟県境稜線で、右のトンガリが稲包山かな
奥左が子持山。奥右が小野子山と十二ヶ岳

7/2 7:46

これから向かう、左に霧の塔と右に神楽ケ峰

7/2 7:46

神楽ケ峰までは、まずは激下り

7/2 7:47

アカモノ

7/2 7:54

まだ8時前だけど、日差しも強くなってきました。遠くに越後三山

7/2 8:02

ニガナ

7/2 8:04

ナエバキスミレ

7/2 8:06

ハクサンチドリ

7/2 8:08

カラマツソウ

7/2 8:12

ニッコウキスゲ

7/2 8:14

渋すぎる色のオダマキ

7/2 8:14

お花達に励まされながら、神楽ケ峰まで登り返していきます

7/2 8:17

途中に雷清水

7/2 8:18

ちょろちょろです😢。。
以前来た時はざーざーだったのに。。
でも有難く、ペットボトルをいっぱいにさせてもらいました

7/2 8:41

神楽ケ峰
祓川コースから多くの方が登ってこられます

7/2 8:42

田代湖(カッサ湖)

7/2 8:52

小松原分岐まできました

7/2 8:53

残雪あるね。やってるでー‼️
って気合いを入れてみます

7/2 8:57

迷い易いらしい岩の露出ポイントは、無事通過。その上残雪には踏み跡があって、いきなりホッとしてしまいました

7/2 8:59

楽しく残雪を歩きます

7/2 8:59

振り向いても

7/2 9:01

前にもリボンがありました

7/2 9:02

倒木は結構ありました

7/2 9:07

1984ピークを巻いてるあたり。草原的で気持ちよくて、最高な気分になって歩いているところですわ

7/2 9:08

チングルマやイワカガミ

7/2 9:10

残雪や

7/2 9:13

ぼーぼーしている所を進み

7/2 9:22

ゴゼンタチバナとマイズルソウでデコレーションされた倒木を跨いで

7/2 9:26

崩れてるところもありますが、迷うことはありません。

7/2 9:34

霧ノ塔が待ち遠しいんですが、見えてるコレは大日陰山でした

7/2 9:38

樹林内は日陰で有難い

7/2 9:44

ひなたはジリジリ焼かれながら

7/2 9:49

山頂だけを楽しみに登っているところ

7/2 9:50

大日陰山の標識は特に見つからず、
ハクサンフウロ

7/2 9:58

たいら調子になったら、そろそろ霧の塔

7/2 10:01

右手に見える平らなところは、小松原湿原か。。と期待しちゃうのは、地図をちゃんと見てない証拠。黒岩の平ですね(レコを書きながら確認)

7/2 10:02

着きました〜‼️霧の塔‼️
ここで大休止をしますが、虫の攻撃が酷かったです

7/2 10:31

釜ケ峰に向けて降っていくのですが、草が茂って足元みえず、そろりそろりと下ります

7/2 10:35

そしてコルが真下に感じるような激下りなんです

7/2 10:42

写真だとそれほどの急坂には見えませんが、下ってから振り向いてみたところ

7/2 10:43

鳥甲山を左手に

7/2 10:49

釜ケ峰に登ります
アカモノロード

7/2 10:53

右が釜ケ峰、左が日陰山

7/2 10:53

シャクナゲ

7/2 10:58

釜ケ峰山頂には素敵な眺めが待っていました💕。この先はいい感じの縦走路です。

7/2 10:58

向かう日陰山のその先に、小松原湿原が

7/2 10:58

振り向いて、歩いてきた道を確認。
右の苗場山から左の霧の塔まで歩いてきました

7/2 10:59

霧の塔、でっかいです

7/2 10:59

苗場山、平らです

7/2 11:02

ひなたで暑いですが、ここはトンボが沢山いるので、しつこい虫がいなくて休憩適地でした。

7/2 11:04

この先の炎天下は、雷清水で濡らしたタオルを被って歩きます

7/2 11:12

アカモノいっぱい💕で嬉しさもいっぱい💕

7/2 11:14

ミヤマキンバイ

7/2 11:20

日陰山の標識は味がありました

7/2 11:20

霧の塔は遠くなりました

7/2 11:23

越後三山と飛び回るトンボ

7/2 11:37

そしてこの先はミツバアーレンと

7/2 11:41

ゴゼンタチバナと

7/2 11:45

ツマトリソウと

7/2 11:46

マイズルソウと

7/2 11:50

イワカガミ祭りでした

7/2 12:07

いよいよ、小松原湿原に到着

7/2 12:13

小松原小屋

7/2 12:14

中はこんな

7/2 12:15

すぐ近くに沢が流れているので、水は取れますね

7/2 12:20

夢に見た小松原湿原、ようやくゲットしました

7/2 12:25

ヒメシャクナゲが、わっさわっさと咲いていて可愛い💕。テンション上がります

7/2 12:26

今年は不作と言われるコバイケイソウ

7/2 12:26

池塘も現れ

7/2 12:29

天国感満載

7/2 12:30

あまりにも素晴らしくて

7/2 12:31

しばらく座り込んで

7/2 12:31

この場所を味わいました🥰

7/2 12:32

ワタスゲも本当に可愛いらしくて

7/2 12:32

ひとつだけ持って帰りたい衝動に駆られたけれど

7/2 12:36

摘み取ったらすぐに枯れて、可愛くなくなっちゃうんだと気づいてやめた

7/2 12:38

蕾のトキソウ。上手に撮れません😆

7/2 12:39

ちっちゃいモウセンゴケがいっぱい
ちっちゃい虫を食べるのかな

7/2 12:41

立ち去り難いけれど、帰らないと

7/2 12:48

すりすりしたくなる可愛さ

7/2 12:50

イワイチョウもたくさん

7/2 12:59

さよなら小松原湿原
素敵な時間をありがとう

7/2 13:05

中ノ代分岐

7/2 13:06

😵こんなに暑いのにキノコ🍄

7/2 13:59

最後のピークの金城山。標識は見当たらなかったけれど、ブナ林がよかったです

7/2 14:20

倒木が多数あり、くぐったり、乗り越えたりしながら

7/2 14:48

風穴に到着。本当に冷たい風が吹いていました

7/2 14:50

見倉の登山口に降りてきましたが

7/2 14:51

見倉トンネルを

7/2 14:58

抜けて

7/2 15:09

旧草津街道を

7/2 15:58

小赤沢まで歩いて、無事ゴールしました

お疲れさまでした

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

iPhone 7 Plus Apple

装備

備考

7/1:🏠14:00→小赤沢19:00
7/2:小赤沢17:00→🏠21:30
🚙:練馬〜湯沢4420➕3440円
⛽️:35ℓ・6000円

感想

taromii

長くなってしまったレコに、最後までお付き合いくださり有難うございました😊。

11年前にドロノキ平登山口→佐武流山→土舞台⛺️→赤倉山→苗場山→小松原避難小屋泊→小松原湿原→結東→🚌でスタート地点に戻る
計画で歩いたところ、天候悪化で苗場山の先が宿題になっていました。ようやく周り終えて、達成感を感じると共に、肩の荷がおりました😅。

まだ残雪があるよ、との情報を気にして迷っているうちに、突然の梅雨明けと猛暑。いろいろ案じながらも、夏休みの山行⛺️に向けて、暑さ慣れには良い機会だと、出かけてきました。

とにかく暑さバテが怖かったので、日の出ないうちに出発。小赤沢ルートは西尾根ということもあってか、涼しく登れて快調に苗場山に到着。久しぶりの苗場山の素晴らしさに感動するも、ここでほっと腰を落ち着けられないところが、今回の辛いところ😆。。

神楽ケ峰への激下りと登り返しは想定内。
小松原分岐直後の迷いポイントは意外にもあっさり通過。残雪も新しい踏み跡とピンクテープがあったので、想定外の安心感。

霧ノ塔までは樹林内を歩いたり、大日陰山や小ピーク直下は草いきれの中を突き登る。霧ノ塔まで来てほっとした後の、コルまでの激降りが凄かった‼️。とにかく急斜面、足元は草が茂っていて、おろした足がどんなトコロに着地するのか目視できないので、そろりそろりと降りていく。

その後の釜ケ峰〜日陰山は炎天下だけれど下りメインのTHE気持ち良い稜線歩き💕。ここで時間は11時で暑い暑い😵。雷清水で濡らしたタオル、登場。頭から被って涼を取りながら進みます。
釜ケ峰からは小松原湿原はもうすぐ、と期待が高まる分、下りが長い😅。
湿原が開けたときには、やったー‼️　と叫ばずにはいられませんでした。
ようやく着いた小松原湿原はホント天国✨✨で、座り込んでしばらくぼーっとしてしまいました。

小松原コースはだれも居ないだろうと覚悟していたのですが、5人の方とお会いして、ほっとする時間を過ごさせていただきました。

🚗アクセス含めて長いコースタイムや歩行距離に暑さが加わり、ハードルが高くなった山行でしたが、決行して良かったです。まずは達成感‼️。そして体力下り坂のオバさんには自信にもなりました。

最後に、その形からすぐに山座同定できる苗場山。今回はその苗場山から逆に見るということで、眺めることのできた山々は興味深かったです😊。

コメント

yumihide

taromii様
私の2020年7月の小松原湿原レポートにお問い合わせがあった方ですね。ほぼ同コースを私は苗場山頂の小屋泊まりの2日間かけましたが、早朝3時から16時の日帰りとは素晴らしい気力と体力ですね。2年越しのプランの実現、おめでとうございます。お疲れ様でした。下山後の温泉は楽しまれたかな？

なお、私の十石山レポートを見ていただきありがとうございました。taromii様の冬の十石山レポートに触発され展望を期待して登りましたが、花は楽しめましたが展望は次のお楽しみとなりました。冬に再訪いたします。

お互い、触発されながら登山を楽しんでいきましょう。
yumihide

taromii

yumihide様
コメントありがとうございました。

はい、2年前にyumihideさんに小松原湿原のようすを聞かせていただいたtaromiiです。気になっていた心配ごとも、お話を伺ってからはすっきりと解決して、出かけるばかりになっていたのですが、遅ればせながら😅ようやくの実行となりました。

その間、yumihide さんが立てていらっしゃる山のプランが魅力的なのと、詳しいレコがとても参考になるので、フォローさせていだだき、行ってみたい山リストが増えています。
触発されています😊‼️
実は最近登った会津駒ヶ岳もyumihideさんに触発されました(笑)

これからも素敵なレコを楽しみにしています。　　　　taromii