2年越しの憧れのルートへ!!後立山:白馬八方〜唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳〜爺ヶ岳登山口


- GPS
- 22:06
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,982m
- 下り
- 3,468m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:00
- 山行
- 8:56
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:17
天候 | 1日目:9/13 晴れのち曇りのち小雨? 2日目:9/14 晴れ時々曇 3日目:9/15 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
島根県安来市(職場)〜山陰道・安来IC〜米子自動車道〜中国道・吹田IC〜JR茨木でhoushakuピックアップ〜名神・茨木IC〜中央道〜長野自動車道・安曇野IC〜爺ヶ岳登山口・無料駐車場(マイカーデポ)〜タクシーで白馬八方のゴンドラ「アダム」乗り場へ(約30分、12,150円:事前予約で迎車料金180円、基本運賃12,300円、遠割330円引き) 9/15 爺ヶ岳無料駐車場・無料駐車場〜長野自動車道・安曇野IC〜中央道〜名神〜中国道〜米子自動車道〜山陰道・松江東(自宅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<唐松岳まで> 問題なし <唐松岳から五竜岳まで> 岩・ガレ・ザレ <五竜岳〜鹿島槍> 八峰キレットをはじめ、斜度のきつい場面では必ず鎖や梯子があり。 この度の同じ日程で、同日の数時間違いで、八峰キレット付近で信州側への滑落死亡事故1件あり。要注意!! *唐松〜鹿島槍間での難所は通して足元のザレガレ。 非常に落石が置きやすい。 <鹿島槍〜爺ヶ岳登山口> 爺ヶ岳をはさんだ種池山荘までは、ゆるやかで快適なハイキングコースです。 柏原新道はよく整備されており、片側はほぼ視界が開けて快適なコースです。 ※縦走中は下記に注意 1,八峰キレットではコース表示(○、✕)を忠実に守ること。 2,絶対にコースを外れない。 3,急がずに、ゆっくり注意深く歩く。 4,両サイドの地形を把握しながら、歩く。片側もしくは両側が切れ落ちているところは、極力ホールドを探しながら歩く。 5,岩場では、ストックを収納して両手をフリーにする。 |
その他周辺情報 | <扇沢側の駐車場事情> 3連休であり、朝5時過ぎで扇沢の無料駐車場はほぼ満車。 扇沢の手前、爺ヶ岳登山口周辺の道路脇に数カ所、トイレはないが駐車スペースあり。 大町温泉郷にある無料駐車場も利用可。その際は扇沢までタクシーかバスの利用。 <タクシー> アルプス第一交通 TEL:0261-22-2121 アルピコタクシー TEL:0261-23-2323 *冷池山荘・種池山荘・新越山荘のホームページのバス・タクシー情報参照 http://www.kasimayari.jp/index.htm <下山後の温泉> 大町温泉郷・日帰り温泉「薬師の湯」 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ |
写真
私達は15:30頃到着で、受付に30分くらい待ち、夕食は6回目の20:20から。
消灯は21時となっていたが、7回目の夕食21時からで、この日の消灯時間は22時にずれていました。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ(1)
保険証(1)
飲料(1)
ティッシュ(1)
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着(1)
スパッツ(1)
手袋(2)
ストック(1)
ビニール袋(1)
替え衣類(1)
ザックカバー(1)
クマよけ鈴(1)
食器(1)
水筒(1)
時計(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
サングラス(1)
環付きカラビナ(1)
カラビナ(1)
テープスリング(2)
ロープスリング(2)
携帯トイレ(1)
行動食(5)
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コンロ台(1)
コッヘル(鍋)(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
車(1)
三角巾(1)
|
感想
この度の3連休は、夏のリベンジも兼ねて憧れのエリアへガッツリ縦走したいと思っていたが、なかなか行き先と日程が合う山友がいなくて単独行を覚悟していたところ、連休直前に東京出張が入って特に連休の予定を組んでいなかった旦那さんが同行してれることになった。
旦那さんは普段は登山はやらないので、当初は縦走予定で登り口と下山口が違うために車の回収を悩んでいた私に、「行きは登山口まで送り、帰りは下山口で待っていようか?」という話でしたが、昨シーズンから始めたBCに備えて体力作りをしないといけないから「一緒に登ろうか?」にある時発言変更。
当初、表銀座から槍ヶ岳~穂高連峰縦走を考えていたけれど、不慣れな旦那さんを道連れするには後半部分がハードル高しと思い、2年前から暖めていた五竜~鹿島槍の縦走に決定!!
こちらもハードル高いかと思ったが、8月に木曽駒ヶ岳へ行った2日目に宝剣岳から極楽平へのルートを難なくクリアしていたので、問題は持久力だけかと思い決行。
実際、2日目の五竜~鹿島槍間の急傾斜の登りでの私のペースダウンと写真撮影の時間が旦那さんのペースにあったようで、以前のようにへばることはなく、また八峰キレットをはじめとする岩場・ガレ・ザレも「通常の山道を登るよりかは楽だ!!」と言ってクリア。
このコースの一人歩きにはやはり不安もあり、また今年の夏の天候不良の影響か小屋は五竜山荘も冷池山荘も満員で布団1枚に2,5人という状況だったので、結果旦那さんが同行してくれて心強かった。
単独行であれば、2日目に早めに出発してコースタイムもやや短縮できれば種池山荘まで行って宿泊し、3日目は針ノ木岳も回ってビョウブ尾根から扇沢へ下山しようかとも思ったが、五竜岳〜鹿島槍間の急斜面の岩場のアップダウンにはなかなかペースは上げられず、結果2カ月ぶりの大縦走で足に受けていたダメージも大きかったわけで、旦那さん同行のコースタイムでのプランにしておいて良かったと思う。
筋肉痛は最終日下山後からすでに出始めていたが、下山後4日経ってもまだ正座がきちんとできない状態なのが残念である…
針ノ木岳はまた別企画で狙うとする。
さらには、逆ルートで同じ日程で後立山に来ていた山友たけさんとキレット小屋手前あたりですれ違うことができ、下山後の白馬村でも再会でき、たけさんとは今までもこれからも何かしら縁があると改めて実感。
またどこかの山で再会しましょう。
ところで問題はマイカー回収をどうするか?
友人のアドバイスを参考にし、泊まりたい小屋と歩きながらの眺望を考慮して、白馬八方から登り扇沢へ下山することに。
白馬八方から登るとゴンドラ利用のためスタートが遅くなるが、その時間を利用して扇沢へマイカーを置いて公共機関で白馬八方へ移動できると思い、前日にタクシーの予約を扇沢に朝5時半にしていたところ、山陰を出発して旦那さんと大阪で合流するまでの岡山県勝央SAで何と1時間も寝てしまったらしい!?
当初、扇沢に朝5時半にタクシー予約をして信濃大町までと言っていたところ、5時10分に「今、どこですか?」のTEL。
「あと20kmです!!」と言って向かっていると再び電話で、「扇沢の無料駐車場はもう満車だけど、爺ヶ岳登山口の駐車スペースが空いているからそこで待ってます!!」と。
結局5時40分頃に到着し準備しながらどこから登るかと聞かれ「白馬八方から。」と話していたが、いざタクシーに乗るとどうも向かっている先が白馬八方…。
まぁ、電車移動すると6時台の電車には間に合わず7時台になる予定だったのと、睡眠不足で旦那さんはタクシー乗車中ずっと眠っていたのと、結局6時半頃には八方のゴンドラ乗り場に到着できてすでに乗車待ちの列ができていたので、結果良かったと思う。
それにしても、ようやく天候に恵まれる3連休というだけあって登山口から人だらけ!!
それでも流石に五竜~鹿島槍の縦走者はそれなりに限られており、唐松岳までと五竜山荘、冷池山荘はすごい人数の登山客で溢れかえっていたが、岩場でもせかされることなく景色を満喫しながら安全に縦走できて満足である。
天気は初日は午前中早々からガスってしまい白馬三山が見えなかったのが残念であるが所々ではガスが晴れ眺望もややあり。
五竜山荘到着直前に小雨を感じたが、結局大降りになる前に小屋に到着でき問題なし。
2日目は御来光・モルゲンロードが見られ、1日を通して上々の天気で稜線歩きを満喫。ブロッケン現象も見ることが出来、旦那さんも見ることが出来たようである。
最終日も薄曇りながら、御来光、モルゲンロードを見ることができ、無事に下山でき、充実した縦走となった。
花は終わりかけとはいえ、秋の花と色づき始めた木々で、山の魅力満載であった。
同じ日程の1時間ほど違いで八峰キレット付近で滑落してお亡くなりになった方があったようなので、ご冥福をお祈り申し上げるとともに、我が身も滑落・遭難に陥らないよう安全登山を心がけたいと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート

おはようございます。
後立山縦走!やりましたね、お疲れ様でした。
天気も良かったようで順調に進めたんじゃないですか、
連休なので渋滞が予想されたのですが、記事を拝見すると
それほどでもなかったようですね。
写真ですとガスもほんの少しですね。
旦那様、頑張りましたね、
っていうか、もともと身体能力が高いのですよ
Yamaoka727さん、こんにちは(^^)
はい、ついに念願の後立山縦走を達成しました♪
小屋の宿泊者は富士登山の時のピーク時に匹敵でしたが、歩くには全然問題ない感じでしたね。
槍ヶ岳~穂高連峰と迷っていたけど、槍ヶ岳が5時間待ちだったようなので、良い選択をしたなぁと。
旦那さんは確かに身体能力が良いのですが、この度の下山後も、好きではないとのことでした…
まぁ、全く一緒に行けないわけではないので、新たな発見で良かったです♪
みかさん、お疲れ様でした〜〜〜。あのコース、結構パンチ効いていて面白いですね。でも稜線歩きだから気持ちがいい♪私も最終日に唐松まで行こうか迷ったのですが、八峰キレットの前後の行程で体力消耗するのですよね〜。同じく別企画(来年の予定)で行こうと、無理せずゆったりコースにしました。
滑落事故について調べたら、ザックに括りつけていたものが引っかかってバランスを崩されたようです。私も以前はカップをザックにひっかけていたのですが、ある時からやめました。険しいところでは一つでも危険は排除しておきたいですね。
ホント、あまり細かい約束をしないのにお会いできるのですよね〜
今後ともよろしくお願いいたします。
たけさん、こんにちは(*^^*)
あの滑落事件はそういうことだったんですね…
前夜の部屋が一緒だったグループらしく、冷池山荘で無事に小屋に着けたのでと救助してもらった人に連絡していたようで、実際に亡くなられた滑落者と情報がこんがらがってました…
私も外付けは極力しないようにしてます。
来週の3連休は、第一候補は下ノ廊下~水平歩道で3日間のプランで調整中。
場合によっては場所変更もあるかもしれませんが。
また会えるのを楽しみにしてます♪
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