北アルプス縦走;新穂高〜笠ヶ岳•雲ノ平•水晶岳•大キレ•奥穂高岳•ジャンダルム
- GPS
- 37:27
- 距離
- 67.5km
- 登り
- 6,846m
- 下り
- 5,905m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:04
- 山行
- 9:48
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:50
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:57
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:34
- 合計
- 8:29
天候 | 連日快晴👍 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※無料第3駐車場は満車のため,鍋平駐車場へ (第3駐車場は,前日18時で満車になったとのこと) |
コース状況/ 危険箇所等 |
<笠新道> 登り始めから急登が続き,杓子平で一気に視界が開け,一息つくも,そこからが粘り強く稜線の分岐まで400mほどの登りが続きます(これが精神的にキツイ) <笠ヶ岳〜双六小屋> 稜線上で見晴らしがいいですが,小池新道からの分岐点まで遠く感じました 何より,秩父平まで一度下ってからの,大ノマ岳への登り返しがしんどかったです <双六小屋〜雲ノ平> 黒部源流経由で祖父岳を迂回する形で,向かいました 黒部源流からの登り返しはそれなりに急ですが,こんなもんでしょう 雲ノ平は,祖母岳からの眺めがすばらしいです 名だたる山々に囲まれ,まさに秘境;雲上の楽園でした <雲ノ平〜水晶岳> 祖父岳からの眺めもすばらしいです(この山も名山ですね) 祖父岳から一度若干下りワリモ岳への分岐まで登り返しがあります 水晶岳へは分岐から緩やかに登っていく感じ 山頂直下に岩場があります 水晶小屋からは,高瀬ダムや裏銀座の山々を眺めることができました <水晶岳〜鷲羽岳> ワリモ岳分岐から見えるピークが鷲羽岳と勘違いしたこともあり,ワリモ岳に登った先に聳え立つ鷲羽岳は,非常にスパルタンな山に見えました 鷲羽岳山頂から三俣山荘への下りは,ザレ場ですが,踏み跡もはっきりしており,逸れずに辿れば難しくないと思います <双六小屋〜槍ヶ岳・大キレット・北穂高岳> いわゆる西鎌尾根,千丈乗越までは,緩やかにアップダウンを繰り返しアプローチします 千丈乗越からの急登も,ゆっくり着実に登れば,難しいところはありません 相変わらず中岳から南岳が長く感じました 大キレットは,序盤の下りで,一つ目のはしご手前がルートロスしやすいので,要注意です Hピークの登りが急ですが,難しくはありません 飛騨泣きからの急登が若干難しいところがあります <北穂高岳〜涸沢岳・奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高岳> 奥穂〜ジャン〜西穂は,体力的にはキツかったですが,高度感や技術的な部分では,北穂〜涸沢岳への登りが一番の難所と感じました (もちろん奥穂〜西穂間も高度感があり,技術も求められます 総合的なハードさではこの区間が一番だと思います) ※いずれ北穂〜西穂は,大キレットの比ではないと感じました Hピークや飛騨泣きよりもハードで難しい箇所が,随時続くと思った方がいいです ジャンダルムからの下りではマーキングが少なく,ルートロスしやすいです(実際,何度かロスしました 足の感触で踏み慣らされてない感じが少しでもあれば,一度戻った方がいいです 無理に進むと,戻るのも大変です) 間ノ岳周辺は,特に浮石が多いです(ここでけがをされる方が多いのが分かる気がします) <西穂高岳〜西穂山荘・新穂高ロープウェイ> 独標までは,岩場もあり,油断できません 独標で,ようやく普通の登山道となります |
その他周辺情報 | 石割温泉;400円 新穂高温泉をぼんやりと通り過ぎてしまい、神岡町まで来てようやくお風呂に入れました 地元の方によく利用されているようで、のんびりしていい雰囲気 末弘軒_手打ちラーメン;700円 富山市内の老舗ラーメン屋 鶏ガラ出汁でおいしかった |
写真
装備
個人装備 |
ザック(Gregory;Zule32L)
靴(スポルティバ;エクイリビウム)
キャップ
ヘルメット
長袖シャツ(夏用×2)
長パンツ
コンプレッションタイツ
靴下×2
雨具
グローブ
タオル×2
飲料(麦茶500mm/アクエリアス900mm)
行動食(薄皮パン×3/トレイルミックス/SOYJOY)
昼食(カップラ;リフィル×4)
酒とつまみ(焼酎200mm×2/ほや酔明)
チタンカップ(600mm&350mm)
バ-ナー
OD缶
スタンドコジー
箸・スプーン
着替え(長パンツ/肌着/パンツ×3/靴下/メリノウール長袖/カーディガン/ネックウォーマー)
オープンシェラフ
枕
AppleWatch
iPhone
GoPro_HERO9
モバイルバッテリー
ヘッドランプ
予備眼鏡
サングラス
マスク
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感想
動画キャプチャ;ジャンダルム_ウマノセ
https://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=194&si=lO4A4uv9t38b0
動画キャプチャ;ジャンダルム_ロバの耳
https://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=523&si=URXQ4GCu7S-OzuXE
動画キャプチャ;ジャンダルム_ 登頂
https://youtu.be/Tr4ycfSNogc?t=1003&si=oMYgvSk7Vj2H4GXv
槍ヶ岳には2回登頂していますが、その度に南側に聳える穂高連峰や西側に広がる雲ノ平を歩いてみたいなぁと思っていました
何となく地図でルートを作ってみると雲ノ平だけでも3日、穂高連峰に至っては、いろいろなルートがあり、難所ばかりでどう辿ったものか決めかねる始末
西鎌尾根を登ったことがあることをいいことに、勝手に繋げて新穂高温泉から周回できるじゃん🤡なんて適当にルートを作ってみたところ、実際に登ってきてしまいました
乱暴なルート設定だけに、正直、今回はハードでした。ただ、天候にも恵まれ、特に穂高連峰を無事に辿ることができました。そして、展望は連日絶好!! とても印象深い山行となりました。
お盆の時期ですから、新穂高温泉の無料駐車場に夜中に到着することを見据えて、前日夕方に自宅を出発。新潟経由で、のんびりと。22時くらいに眠くなってきたので、PAで仮眠、夜間割りが効く0時頃まで寝るつもりが、起きたら1時。夜間割りは効いたけども、新穂高温泉に着いたのが朝4時。完全に遅刻。当然、既に満車。警備員さんに聞いたところ、前日18時ですでに満車になったとのこと。寝坊してもしなくても同じだったなと、妙に納得して、少し離れた鍋平駐車場へ。無事周回すれば、こちらの駐車場の方が、帰りは近いと妙に納得しながら、駐車場でまた仮眠💤
【1日目】
5時過ぎあたりから、外ではバタバタと出発する物音が聞こえます。今日は、双六小屋までだから、8時頃出発しても、十分なんだよなぁと思いながら、せかされる気がして、6時前に起きて、のんびり朝食。何となく6時40分に出発してしまった。
新穂高温泉の登山口まで30分ほどかかって、7時過ぎに到着。見上げると、笠ヶ岳への稜線がきれいに見えています。ふとここで、笠ヶ岳を経由して双六に行くのもありかな!?と思い始める。早速、ヤマレコでルート確認。0.7のペースで登れば、16時前に双六小屋に到着できるみたい。予定より早めに出発したし。そうそう、分岐点で荷物をデポすれば、行けるんじゃね!?初日の無駄な余裕が、前向きな気持ちを生んで、行ってみることに👺
そうとなれば、気合いを入れてどんどん進む。8時に笠新道口へ到着。ここから標高差1,800mを登ります。とにかく樹林帯の急登をひたすら登る。時折、日は当たるもののまだ暑さには耐えられる。
2時間ほどで杓子平到着。急に視界が開け、笠ヶ岳が目の前に。いやぁ、かっこいい。もう少しだぜーと思ったのもつかの間。これが嫌らしく遠い😨気が緩むと、足が進まない。おまけに暑い。結構、バテバテで稜線の分岐点に到着。しかしながら、笠ヶ岳の勇壮な姿がより際だって見える。
これは行くしかないな、翌日以降への影響が気になるが、その時はその時だ!と勢いだけで、荷物をデポし、向かってみる。1時間ほどかけて、12時過ぎに笠ヶ岳山頂到着👍
目の前には、槍ヶ岳から穂高連峰への稜線が一望できます。帰りはここを辿るのか、大キレットはかなりえぐられているなぁ、ジャンダルムってどれだろう!?といろいろ想像しながら、展開を巡らせ、妄想が止まりません。北側には、雲ノ平が小屋も含めて、見えていました。その手前には双六小屋。
今日はあそこまで行くのか。確か小池新道との合流点まで、そんなに難所はないはず。登りはここまでだろうなんて、タカを括っていましたが、実際は、遠い遠い。秩父平と言うところまで200mほど下ろされるし、大ノマ岳への登り返しもキツいし、初日から、結構バテバテで16時半過ぎに双六小屋到着。レコを確認してみると、この日だけで標高差2,800m、距離22kmと記録されています。山小屋泊まりの荷物はいえ、疲れるわけだ?
双六小屋には2泊しましたが、小屋の方も親切でとてもいい小屋でした。何より水が使えるのが大きい。
談話室も、畳でリラックスできるし😪(食後、横になって、プロ野球を見てました)
【2日目】
この日は、雲ノ平やできれば水晶岳まで足を伸ばしたいところ。ありがたいことに、朝4時にはお湯を用意してくれていて、談話室でアルファ米とスープで朝食を済ませ、朝5時前に出発。三俣山荘への巻道に至ったところで、ご来光を拝み🌄、気分良く進みます。1時間半ほどで三俣山荘到着。ここも水がじゃぶじゃぶ。冷たい水で体がシャキッとします😤
黒部源流に下っていくと、日がまだあたっていないこの付近は、少し冷えるくらい。ここから、黒部ダムを経て、宇奈月・日本海へと注ぐのかぁと思うと感慨深いものがありました🥹
黒部源流から雲ノ平へ乗るために、登り返し、振り返ると槍ヶ岳が見下ろしています。その下に小さく赤い屋根の三俣山荘が建っていて、絵になる。いいところに建ってるなぁと感じました。
登り返しをこなした後は、祖父岳を巻くようにして、雲ノ平へ。いきなり赤い薬師岳とともにこちらも赤い屋根の雲ノ平山荘が小さく見えています。こちらもいいところに建ってるなぁと思わず笑ってしまいました。
祖父岳を半周し、いよいよ雲ノ平へ。湿原ではないですが、木道が整備されており、広い緑地帯の中に大きな石が点在、枯れてはいましたが沢も走っていて庭園のようです。スイス庭園というところに寄ってみました。
何がスイスなのかよく分かりませんが、北側、薬師岳方面を見ると、小屋らしきものが見えます。一緒に眺めていた方に聞くと高天原小屋と言うそうで、いい露天風呂があるのだとか。その方も本当はそちらに泊まりたかったが、人気があってなかなか予約が取れないとのこと。いつか行ってみたいものです。
スイス庭園から戻り雲ノ平山荘へ。サイロ風のかわいい小屋です。中に入ってみると爆音でR&Bが流れていました。食堂もカフェ風でおしゃれな感じ🕺
この後祖父岳に登る予定なので、セットで小屋から近い祖母岳に登ってみることに。ここからの眺めがすごかった。薬師岳や水晶岳、鷲羽岳、槍ヶ岳、三俣蓮華岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ股岳と名だたる名山に囲まれ、庭園が広がっています。まさに秘境;雲上の楽園🧚♀️です。紅葉時期にはまた違った風景が広がるのだろうなと想像しながら、しばし呆然としていました。
雲ノ平はここまで、祖父岳への分岐まで戻り、山頂へ。ここの眺めもすごかった。北アルプスの中ではあまり名の知られていない山ですが、間違いなく名山だと思います。
時間がまだあるので、水晶岳まで足を運んでみることに。いったん下って、ワリモ岳への分岐まで登り返し。そこから緩やかに登って、水晶小屋に到着。コーラを飲みたかったのですが、小さな小屋で置いてない。仕方ないので、パンをかじって、少し休憩。目の前には、裏銀座ルートが一望できます。野口五郎岳や烏帽子岳というのは、こんなに白い山だったのか。想像と違いました。
水晶岳へはここから往復1時間ほどとのこと。前日の疲れもあり、ペースが段々落ちてきています。
まぁ、何とか水晶岳到着。ここは雲ノ平を見下ろせる絶好のポイントですな👍
辿ってきたルートを戻って、ワリモ岳へ。途中、小ピークがあり、これがワリモ岳で、分岐から見えたのが、高い山が鷲羽岳と思い、登り切ったところ。もう一山;本当の鷲羽岳が聳えています。三俣山荘側から見る直登の尾根といい、逆側から見えたこの展開といい、非常にスパルタンな印象を覚えました😈
荷物は軽いとは言え、この日も20km近く歩いているので、結構バテバテで鷲羽岳に到着🥵下を見ると青い沼があります。その先には、赤石岳と槍ヶ岳。緑・青・赤・灰色とまるで絵の構図としてもなかなか書けないような風景です🖼️
つくづくすごいところだなここは、と呆れながら、三俣山荘への稜線を下っていきます。遠くから見るとかなり勾配、キツそうですが、踏み跡もしっかりしていて、難しくはありませんでした。
三俣山荘の手前には、伊藤新道の分岐が。今月20日に正式に開通だそうで、いつか辿ってみたいものです。三俣山荘には2時頃到着しましたが、多くの方で賑わっていました。ここのテント場はかなり人気があるようです。この後、双六小屋に戻る途中も、テントを背負った方と何度もスライドしました。双六小屋に3時半過ぎに到着しましたが、その時点でも双六小屋から向かおうとする方がいました。何も双六小屋のテント場でいいと思うのですが、そこまでして向かう何かがあるのでしょうか🤔
【3日目】
この日は、西鎌尾根を経由して槍ヶ岳からいよいよ穂高連峰へ。
前回、西鎌尾根は4時間、大キレットは2時間で越えていますが、日が差す前に進めるだけ進んだ方が楽だろうということで朝5時前に出発。この日も樅沢岳でご来光を拝み、すいすいと進んでいきます。
暑くないと楽と言えば楽、ただ前日、前々日の疲れもあり、体がなじむまで登りで少ししんどくなったりして、千丈乗越へ。ここからが槍ヶ岳への急登。とは言え、ルートははっきりしているので、淡々と進めば、やがて7時半には槍ヶ岳山荘に到着。何だかずいぶんあっさり来ちゃったなと拍子抜けしながら、槍ヶ岳を見上げると、多くの人が登っています。
こりゃあ、時間かかるなぁと思いながら、せっかくなので、取りあえず取り付いてみることに。案の定、全然進まない🥴戻るにも一方通行なので、どうにもならない。ノロノロと半分くらいまで、第一のはしごあたりまで来たところで、戻りのルートと交差するところがあり、あっさり撤退。
天気もよく、上がれば展望はいいんだろうけど、いいよね😛2回登ってるし。また、機会があれば、と言うことで40分ほど休憩した感じで、先に進むことにします。
大喰岳、中岳と越えて、南岳へ。この中岳から南岳への稜線が長かった。前回もそう感じた気がする。
南岳小屋で、昼食をとって、11時前に大キレットへ。
疲れで特に登りがしんどいかなと思いましたが、体がなじんだのか、休憩を挟むこともなく、前回はこんな感じで通ったよなぁと振り返る余裕も持ちながら、13時前に北穂高山荘到着。
この日は午後からガスが広がってきたので、早めに到着して良かった。早速、生ビール🍺
翌日は、いよいよ穂高連峰の核心に入っていくので、ゆっくり休むことにします😴
【4日目】
北穂高山荘では、電波が入るので、前日にいろいろとこの北穂高〜涸沢〜奥穂高〜ジャンダルム〜西穂高のルートを調べてみてました。(今更かよ・・・💦)
何でも、ジャンダルムはもとより、北穂高〜涸沢間は大キレットよりも難しいと感じる方もいるとのこと。
そして、奥穂高〜西穂までだけでも、多くの記録が10時間近くかかっており、出発点が北穂高からというのもあまりない。前日の内に穂高山荘まで進んでおいてもよかったかなぁ。(まぁ空きがあったのかわからないけど)とにかく、なるべく早く出発した方がいいだろうと思いつつも、しっかり朝食も食べたくて、結局朝5時15分に出発。
南陵分岐から涸沢岳へ。いきなりの急登とそこからの細尾根の下り。とにかく岩岩岩。3点支持でどんどんこなしていきます。全く進まない。これは穂高山荘まで2時間はかかるぞと思いながら、コルに到着。急激な登り。難易度はますます上がっていきます。ハーケンが打ってあるから、まだいいけど、この登りはかなり難しいぞと思いながら、朝からかなり息があがります。
6時半に涸沢岳到着。いやぁキツかった。大キレットの比じゃない。かなりの難所。もっと知られていいと思うんだけどなぁ🤔
穂高山荘で休憩して、7時過ぎにいよいよ奥穂高・ジャンダルムへ🔥
奥穂高岳への登りも道はしっかりしているものの勾配はなかなかのもの。30分ほどで山頂到着。
日本第3位の標高だそうで、いい眺め。目の前には前前々日に登った笠ヶ岳も見えます。ぐるっと回って、雲ノ平や水晶岳も見えます。よく歩いてきたもんだ。やっぱり乱暴な行程だったなと思い返しながら、南側を見ると、異様な岩が聳えています。出たー🌅ジャンダルム。どうやって登るんだろう!?
まぁ、行ってみれば分かるさ😼ということで、向かってみることに。早速、前日の予習で知ったウマノセ🐎と言われる難所の細尾根がありましたが、正直まったく難しいと感じませんでした。(涸沢岳の北壁の方が全然難しいし、高度感もありました。)
ロバの耳と言われる岩場を巻いて、ジャンダルムへ👍予習したとおり、一旦西穂側にトラバースして登ろうとしましたが、結局トラバースの道や登り口がよく分からず、何となく登れそうなところを辿ってみたら、山頂に着いていました😲
すごい眺め😳奥穂高、涸沢、槍ヶ岳と目の前で連続して眺めることができます
とにかく、何だかいろいろ広がっている🌋まさに絶景。これはいいところだ👍👍👍
しばし、眺めを堪能して、西穂高に向かうことにします。
ここからが長い。早速、マーキングが極端に少なくなり、ルートロスしやすくなっています。実際、何度かロスしました💦
おまけに浮石天国👯♀️か3点支持楽園💪ずっとこれです。こうも続くと体力を奪われますし、何より集中力が続かないので、怪我をする方が多いのも分かる気がします。
特に、間ノ岳周辺のコンディションは最悪🙅で、ちょっとした段差でも慎重に下りました。
そう言えば、間ノ岳、その先に見えたピークが西穂高だと思っていたのが、登頂すると間ノ岳と思っていたのが実際には一つ手前の天狗の頭だった時はガッカリしましたなぁ🥵
あ、逆層スラブは、岩が乾いていたので、鎖を使わずに下ることができました。振り返ると、こんなところ下ってたのか😳と、驚きましたが
11時前に無事、西穂高岳到着。ここから人も多くなり、少し安心🥴
ただ、独標までは岩場が続き、油断はできません。独標を過ぎ、普通の登山道が見えて、久しぶりに普通の道に戻った感覚とようやく気持ちが落ち着いた気がします😮💨
独標から15分、ザレっぽいゴロタの下りをダラダラと歩き、12時半に西穂高山荘に到着。
まずは、コーラだ!と自販機に向かうと、ノンアルコールビールも売っている。さすが、分かってるねぇ と言うことで、躊躇なくこちらを選択。
日陰でじっくりと味わうように飲みました ノンアルコールビールをこんなに丁寧に飲むのは初めてだ。飲み終えて、ゆっくりすると、今度はやたらお腹が空いてきました。
このまま下山しても、食べるところもないし、ここで食べていくかぁと言うことで、カレーかラーメンかしばし悩みましたが、カレーで。
ゆっくり休んで、お腹も満たされたので、かなり回復した感じ。
ロープウェイ口まで、一気に進みます。
13時40分に、無事到着 ちょうど、ロープウェイが発車するタイミングで、最後までラッキーでした。
標高差6,800m 総距離67.5km、乱暴な行程ではありましたが、天候にも恵まれ、よく歩きました。
歩いてみて、高天原や裏銀座、読売新道、伊藤新道などさらに訪れてみたい場所も見つけることができ、北アルプスの魅力を十分に堪能できた4日間でした。
また、伺います。
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