白馬大雪渓 ~ 栂池自然園 縦走2023夏



- GPS
- 21:04
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,885m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 11:11
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:28
天候 | 8/20 夕方まで快晴、夜は雨 8/21 晴れ 時々 霧、夜は雨 8/22 晴れ 3日間とも行動中は晴れで、午後から曇り、夜が雨というパターンでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
白馬八方バスターミナル~猿倉 950円 https://www.alpico.co.jp/traffic/datas/files/2023/03/30/355787cd34032e6f194255c64b3f57d4a70814db.pdf 復路:栂池高原~白馬第三駐車場までタクシー3400円 栂池高原~白馬八方バスターミナル 530円 https://www.alpico.co.jp/traffic/datas/files/2022/04/26/2e41cfe11e40acb225ca1dc56d80f0df97198bbe.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘~大雪渓~白馬山荘 初めは車が通過できる山道で、大雪渓手前から登山道となり、白馬尻山荘からは沢沿いのザレた道を登って行き、雪渓は上部を横断する程度しか残っておらず、10分位の雪を楽しめました。 大雪渓からはザレた道の急登が白馬山荘まで続きます。 白馬山荘~白馬大池山荘 三国境までザレた下りが続き、その後小蓮華、船越ノ頭と登り下りが続く楽しい縦走路とります。 白馬大池山荘~栂池自然園 ゴツゴツした大きい岩が続き、白馬乗鞍から天狗の庭までの下りは危険ヶ所が沢山あり要注意です。 天狗の庭からは岩多めの登山道で、途中滑って尻もちつきました。 |
その他周辺情報 | 初日は移動だけでしたが、猿倉荘にお風呂がないため、駐車した所の「八方の湯」に入りました。 帰りも「八方の湯」に入る予定でしたが、昼から団体が来て混雑するというので、5分位車で移動し「倉下の湯」に行きました。 八方の湯 850円 https://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ 倉下の湯 600円 https://www.kurashitanoyu.com/ |
写真
感想
猿倉荘1239m~白馬山2931m 標高差1692m 距離約7Kmという私の登山人生で最も標高差がある白馬山に行ってきました。
いつかは行ってみたかった白馬大雪渓を、夏の暑い時期に歩きたくて計画しました。
年齢的にも体力的にも無理かと思ったのですが、どんどん体力は落ちていくので、今行っておかないと後悔すると思い余裕を持って計画しました。
前日に登山口にある猿倉荘に宿泊して早朝5時に出発し、8時間の予定で13時には到着するだろうと予測し歩き始めました。
登山中3日間とも天候に恵まれ午前中はすべて晴れて、数日前に見た天気予報を見事に裏切ってくれました。
白馬大雪渓は1Kmもなく10分程度で横断する程度しか残っていませんでしたが、それでも真夏の暑い時期に歩けて、とても涼しく(少し寒いくらい)感じました。
大雪渓を渡ってから本格的な急登が始まり、途中に雪解け水が滝のように流れている所で11時になり、すでに6時間歩いて疲れ切っているところでパトロール隊に出くわせ、「ここまで6時間かかっているのであれば、山頂まであと6時間かかるから、戻った方が良い」と言われてしまいました。体力的には結構キツかったですが、ゆっくりでも休みながら一歩づつ登れば15時には着くだろうと思い、パトロール隊の助言を振り切り登山を続けました。
山荘が見えてからが長く中々着きませんでしたが、下の頂上山荘に15時に着きました。今回気温がかなり高く、水分も2L持って行きましたがギリギリで、途中の滝のような場所で浄水器を使用して1L水を追加してもギリギリでした。汗っかきの人は浄水器を持って登られた方がいいと思います。
翌日白馬山からの日の出を見てから6時に出発しました。
この日は長野側から常に雲が供給され、たまに風で雲が飛ばされるとキレイな稜線が顔を出し、楽しく稜線歩きが出来ました。
今回白馬山荘と白馬大池手前でライチョウに出会えました。それぞれ2羽のヒナを連れ散歩していましたが、全身茶色の夏毛でまだ白い部分が見られず、やはり今年の夏は例年よりも暑いんですね。
最終日白馬大池から白馬乗鞍まで大きな岩がゴツゴツした所を歩くのですが、歩きづらく雨では滑り安いので注意が必要です。ただ数年前の同じ道を歩いているのですが、そのときよりも歩きやすくなっている感じで、関係者の整備に感謝です。
白馬乗鞍を過ぎると目の前に180度広がる大雲海。これ程見事な雲海は見たことがない程のもので、写真撮りまくりでした。
その後雪渓を渡る所ではすでに雪渓は溶けていて、上部にわずかに残る程度でした。
雪渓がないときに歩くのは初めてで、岩がむき出しになっていると非常に歩きづらく、雪渓が残っている時期の方が歩きやすい事が分かりました。
強脚な人はこのコースを日帰りで歩いてしまいますが、我々みたいに体力に自信がない人でも、細かく刻みながら宿泊し3日かけて歩けば、このコースの縦走も可能だということが分かりました。
どうせ行くのであればゆっくり雪渓や稜線を満喫できる計画はいかがでしょうか。
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