鈍行 椹島発〜荒川三山〜赤石岳行き

2015年07月20日(月) ~ 2015年07月23日(木)

• GPS: 71:45
• 距離: 27.7km
• 登り: 2,994m
• 下り: 2,976m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:41
• 休憩: 0:05
• 合計: 7:46

9:15 椹島ロッジ
9:29 9:30 滝見橋
12:03 12:04 小石下
14:40 14:41 蕨段
14:52 14:53 見晴岩
15:57 15:58 駒鳥池
17:01 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:52

6:51 千枚小屋
7:54 8:10 千枚岳
9:30 9:50 丸山
10:35 10:51 悪沢岳
12:47 12:50 荒川中岳避難小屋
12:58 12:58 荒川岳（中岳）
13:23 13:28 荒川前岳
14:20 14:25 お花畑（荒川前岳南東斜面）
15:43 荒川小屋

3日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 1:47
• 合計: 9:24

5:42 荒川小屋
6:37 6:38 大聖寺平
8:52 8:53 小赤石岳
9:20 9:37 赤石岳・小赤石岳間分岐
10:07 10:29 赤石岳
10:46 11:17 赤石岳・小赤石岳間分岐
12:01 12:35 北沢源頭
14:08 14:09 富士見平
15:06 赤石小屋

4日目

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:02
• 合計: 3:43

5:15 赤石小屋
7:12 7:14 カンバ段
8:56 8:56 椹島ロッジ
8:58 ゴール地点

天候

7/20　曇りのち晴れ
7/21　晴れ
7/22　晴れのちガスのち霧雨、稜線は西風がやや強い
7/23　雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

新静岡IC⇒県道27号井川湖御幸線⇒県道189号三ッ峰落合線⇒県道60号南アルプス公園線⇒富士見峠⇒井川⇒畑薙夏期臨時駐車場に駐車、無料、150台ぐらい。
東海フォレスト送迎バスに乗車、施設利用券3000円。
　　指定の山小屋の1箇所以上に要宿泊（素泊まりまたは食事付き）
　　（参考）東海フォレストHP　http://www.t-forest.com/alps/

トイレ　畑薙夏期臨時駐車場　簡易トイレ
　　　　てしゃまんくの里（井川田代地区、静岡県道路休憩施設、24時間利用可）
　　　　富士見峠駐車場（静岡県道路休憩施設、24時間利用可）

コース状況／危険箇所等

整備された登山道、分岐には道標あり。赤テープ、赤ペンキマークあり。
虫は少なめ。

その他周辺情報

千枚小屋テント場　１人600円＋トイレ利用料100円
　　トイレ　小屋の前、別棟、ぺーぺーあり。テント場より、５分位登り返し。
　　水場　小屋の前、給水施設、無料。
荒川小屋テント場　１人600円＋トイレ利用料100円
　　トイレ　小屋の脇、別棟、ペーパーあり。テント場より、２分位登り返し。
　　水場　テント場より一段下、徒歩２分ぐらい。流水、給水ホースあり、無料。
赤石小屋　１泊夕食付、寝具込8000円＋トイレ利用料100円
　　　　　施設利用券3000円を使用、残額支払い。
　　　　　カーテンで囲う更衣室あり。
　　トイレ　小屋の脇、別棟、ペーパーあり。
　　水場　小屋の前、給水施設、無料。

写真

7/20 9:16

椹島より登山開始。

7/20 9:30

林道に出て、橋の手前で千枚岳方面へ向かいます。

7/20 9:34

沢沿いを高巻き、

7/20 9:41

吊り橋を渡り、

7/20 10:39

急登を登って、尾根に取り付き、鉄塔の下を通過。

7/20 11:02

岩頭見晴で、前方がちょっとだけ見渡せます。

7/20 11:26

いったん林道に出て、梯子を登って、再び尾根に取り付きます。

7/20 12:03

三角点とベンチのある小石下。

7/20 12:07

なだらかな道。

7/20 12:29

林道を横断。現役の林道で、車が走っていました。

7/20 13:34

沢に出会います。清水平付近。

7/20 14:33

シダの茂る窪地を横断。

7/20 14:38

一段上がった所に蕨の段の標識がありました。

7/20 15:17

木場道の跡。なだらかな登りがずうーーっと続きます。

7/20 15:59

駒鳥池入口、余裕がないので、池はパス。

7/20 18:01

千枚小屋のテント場に到着。森の中です。本日は8張ぐらい。

7/21 6:50

2日目。千枚小屋の前より、富士山がきれいです。
バテ気味で、どん尻の出発です。

7/21 6:57

眼下に千枚小屋を見下ろして、裏手を急登。

7/21 7:54

森林限界を超えました。富士山と手前には、白峰南嶺。

7/21 7:55

千枚岳と三角点。

7/21 7:55

丸山と荒川三山方面。

7/21 8:04

富士山の右肩は毛無山かな？

7/21 8:05

大無間山。

7/21 8:05

笊ヶ岳。

7/21 8:12

堂々たる赤石岳と後方には聖岳。

7/21 8:11

チシマギキョウ。

7/21 8:14

シコタンソウ。

7/21 8:14

タカネツメクサ。

7/21 8:15

イワオウギ。

7/21 8:18

タカネコウリンカ。

7/21 8:20

マツムシソウ。

7/21 8:27

後ろ向きに岩場を下ります。

7/21 8:57

名前のとおりなだらかな丸山へ向います。

7/21 9:30

丸山山頂到着。

7/21 9:30

塩見岳方面。

7/21 9:30

塩見岳の後方をアップで。

7/21 9:42

これから向う荒川東岳（悪沢岳）。

7/21 10:06

7/21 10:14

ごつごつした岩場を登って、

7/21 10:34

荒川東岳（悪沢岳）到着。

7/21 10:55

赤石岳と荒川中岳方面。

7/21 11:13

イワツメクサ。

7/21 11:32

ミヤマオダマキ。

7/21 11:18

鞍部まで一気に下ります。

7/21 11:34

山頂に三角屋根の避難小屋が見える荒川中岳。

7/21 12:48

中岳避難小屋。

7/21 12:57

荒川中岳到着。雲が出てきました。

7/21 13:11

荒川小屋分岐。空身で前岳に向かいます。

7/21 13:18

荒川前岳到着。

7/21 13:19

ロープの張られた山頂標の向こうは、大崩壊中。

7/21 13:21

登ってきた荒川中岳と東岳。

7/21 13:26

三つ葉のミヤマキンバイ。

7/21 13:52

ミネウスユキソウ。

7/21 13:57

タカネヤハズハハコ。

7/21 13:54

斜面をトラバース。

7/21 14:09

折り返すと、前岳の南斜面。前方に見える赤石岳の山頂には、雲が掛かってしまいました。

7/21 14:15

鹿柵の向こうにお花畑が広がっています。

7/21 14:18

シナノキンバイとハクサンイチゲが満開です。

7/21 14:23

上を見上げる。

7/21 14:20

シナノキンバイ。

7/21 14:20

ハクサンイチゲ。

7/21 14:21

7/21 14:24

イワベンケイ。

7/21 14:28

クロユリ。

7/21 14:29

ハクサンチドリ。

7/21 14:51

荒川小屋が近付いて来ました。

7/21 15:01

沢を横断。

7/21 15:37

荒川小屋の案内板。

7/21 16:14

富士山の見えるテント場です。本日は8張ぐらい。

7/21 16:24

水量豊富な水場。

7/22 4:26

3日目の夜明け。今日も良い天気らしい。

7/22 5:42

またまた日がしっかり上ってから出発。

7/22 6:15

斜面をトラバースして、赤石岳へ向かいます。

7/22 6:31

大聖寺平。西風が強い。

7/22 6:59

振り返って見た荒川三山。

7/22 7:07

荒川前岳の大崩壊。

7/22 7:40

赤石岳方面。

7/22 7:43

チングルマ。

7/22 7:53

登山道をライチョウが歩いている！眼の上が赤いので、オスかな？雛がかえると単独行動となるそうです。

7/22 7:55

ダマシ平と小渋川方面。

7/22 8:05

荒川小屋が遠くになりました。

7/22 8:06

小赤石岳山頂到着。

7/22 8:07

富士山と笊ヶ岳。

7/22 8:07

富士山アップ。

7/22 8:06

赤石岳山頂アップ。避難小屋と山頂に数人の姿が見えます。

7/22 8:13

いよいよ赤石岳本峰に向かいます。

7/22 8:24

再びライチョウに遭遇。今度はメスらしい。

7/22 8:24

ライチョウのヒナ。かなりの早足。

7/22 8:25

お母さんとヒナのツーショット。4羽のヒナを連れていました。

7/22 8:28

振り返って見た小赤石岳。

7/22 8:29

赤石小屋の分岐に到着。この後、休憩している内に、ガスが上がって来てあっという間にまっ白。

7/22 9:18

今回の山行の本命、赤石岳山頂到着。残念ながらまっーー白。

7/22 9:21

7/22 9:28

避難小屋の前の神社に無事登頂のお参り。

7/22 9:34

トイレの前の道を道なりに進むと、静岡県ではおなじみのお団子標識がありました。

7/22 9:40

避難小屋の前にあった南アルプスの山々の名前。
霧雨が降って来ました。

7/22 10:38

分岐まで戻り、ガラガラの道を下ります。

7/22 10:36

イブキジャコウソウ。

7/22 10:57

北沢源頭。左上のピークの肩に赤石小屋が見えます。

7/22 11:08

ハクサンフウロ。

7/22 11:17

タカネグンナイフウロ。

7/22 11:18

沢に出て、沢沿いに下ります。

7/22 11:25

土の見えている小広場が登山地図にある砲台型休憩所かな？

7/22 11:46

テガタチドリ。

7/22 11:52

崩れ気味の沢沿いの道。

7/22 12:17

桟道が出て来ました。

7/22 13:04

富士見平到着。雨が降り止まない。

7/22 14:01

赤石小屋到着。本日はバスに乗るため、小屋泊りです。

7/22 14:25

2畳ぐらいのスペースに布団が3つ？

7/22 17:48

夕食は豚肉の生姜焼きです。

7/23 4:29

4日目、最終日。朝からしっかり雨。小屋の前からは赤石岳が見えるはずですが、当然まっ白。椹島に下山開始。

7/23 8:01

椹島の上の林道に下りて来ました。

7/23 10:52

おかげさまで無事、駐車場まで戻ってきました。

撮影機器：

μ TOUGH-6000 オリンパス

装備

個人装備

行動用飲み物　１日1.5リットル持参 夏用シュラフ＋フリースベスト＋ダウンジャケット

感想

seishika

海の日から、？年ぶりに3泊4日の日程が取れます。
台風がウロウロしているのが気になりますが、梅雨明けするらしく、
天気予報も晴れマークが並んでいます。
大きな山に出掛けるチャンス到来、思い切って出掛けることにします。

7時過ぎに駐車場に着くと、すでに20人以上の方がバス停に並んでいて、バスが1台停まっています。7時10分頃に臨時便？が出発して行きました。
当然乗れず、定刻8：00発の第1便に乗車しました。
川沿いの窓際に座ったため、ところどころでバスごと滑落するのでは！？と肝を冷やしながら椹島に到着。
1日目の行程が長いので、あと1時間位早くバスが出てほしい。。。

千枚小屋までの登りはとにかく距離が長く、すっかりよれよれになって到着。
小屋の前からは、正面に大きな富士山を見ることが出来ました。

2日目は風も弱く、すがすがしい晴天。
展望とお花畑を満喫して、荒川小屋に到着。

3日目も朝は晴れ、ただし西風が強く、稜線の登山道が西側に付いているので、風にさらされながらの歩きとなりました。
ライチョウに2度遭遇、ヒナを4羽も見ることが出来てラッキー！と思ったのもつかの間、西側から次々とガスが湧いてきます。
本命の赤石岳山頂に着いたころには、周囲はまっ――白。
霧雨も降って来ました。
なかなかうまくは行かないものです。

幸い今日は、バスに乗るため、赤石小屋泊りなので気がラクです。
山小屋に泊るのは、登山1年目に富士山に登った時に泊って懲りて以来、今日が2度目です。
平日とあって、比較的すいていたらしく、最初3つあった布団が、夕方1つ片づけられて、1畳を1人で使用することが出来ました。
お隣は女性グループです。同性の方が来るように、割り振っているようです。おかげで、気を使わないで済みました。
後は夕食に呼ばれるのを待つだけです。小屋泊りはラクだ・・・。

最終日は朝から雨。ずっと雨具を着ての行動となりました。
何日か山に入るので、仕方がないですね。

2日がかりで登り、2日がかりで下りてくる大きな山でした。
おかげさまで、無事に行って帰ってくることが出来ました。