千枚岳・荒川岳・赤石岳〜眺望、花、そして雷雨〜

2015年08月04日(火) ~ 2015年08月08日(土)

• GPS: 104:00
• 距離: 26.8km
• 登り: 3,056m
• 下り: 3,040m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:41

5:38 椹島ロッジ
5:51 0:00 滝見橋
8:07 8:10 小石下
9:46 9:55 清水平
11:02 0:00 蕨段
11:18 11:48 見晴岩
13:39 13:45 駒鳥池
14:19 千枚小屋

2日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 1:05
• 合計: 8:26

5:20 千枚小屋
6:28 6:45 千枚岳
8:20 8:25 丸山
9:32 9:45 悪沢岳
11:46 12:05 中岳避難小屋
12:19 12:25 中岳
12:40 12:45 前岳
13:46 荒川小屋

3日目

• 山行: 7:22
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:25

5:20 荒川小屋
6:20 6:30 大聖寺平
8:15 8:25 小赤石岳
8:57 9:00 赤石小屋分岐
9:26 9:34 赤石岳
9:36 9:55 赤石避難小屋
11:22 11:30 北沢源頭
13:02 13:07 富士見平
13:45 赤石小屋

4日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:25

5:25 赤石小屋
9:50 椹島ロッヂ

天候

快晴〜晴れ、2日間は午後から雷雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：JR静岡駅9:50→(しずてつジャストライン)→13:15臨時停車場14:30→(東海フォレスト)→15:30椹島ロッヂ
復路:椹島ロッヂ13:00→14:00畑薙第一ダム14:25→17:50JR静岡駅

コース状況／危険箇所等

バスの中で登山届用紙が配られる。
登山道はさすがによく踏まれていて、間違えようがない。テープやペンキもしつこいくらい明示されている。

写真

8/10 1:23

井川ダム

8/4 13:43

臨時駐車場

8/4 15:16

畑薙ダム

8/4 17:58

カイフウロ

8/5 5:38

南アルプス国立公園
登山基地、椹島

8/5 5:37

椹島ロッヂを出発

8/10 1:29

フシグロセンノウ

8/10 1:29

滝見橋より

8/10 1:29

吊橋

8/5 7:15

赤石岳が見え始める。

8/5 7:23

8/10 1:31

ミズナラの大樹

8/5 9:46

清水平
標高1,900m
解説板がたくさん取りつけられていて、それを読むのも楽しみだった。

8/10 1:32

清水平の水場
南アルプスは水場が豊富でなかなかいいな〜。

8/10 1:32

8/10 1:32

8/5 10:36

8/10 1:33

8/5 11:02

蕨段
思ったより狭い。

8/5 11:52

ガイドブックには�犖�晴岩�瓩箸△襪�ここには�犖�晴台�瓩砲覆辰討い拭�従来の登る道に×が付いているので、ちょっと先の藪から林道出合に出ると、たしかに見晴らしが・・・。

8/5 11:21

見晴台から
左は聖岳かな。

8/5 11:19

明日登る、悪沢岳、赤石岳方面

8/5 11:22

聖岳方面

8/5 13:39

駒鳥池
上の方から眺めただけ

8/5 13:50

木馬道を利用して、今の登山道が出来たらしい。
明治の頃とはいえ、お馬さんも大変だったろうに・・・。

8/5 13:56

ゴゼンタチバナ

8/10 1:40

8/5 15:20

ミヤマシシウド

8/5 15:22

ヤマハハコ

8/5 15:22

8/5 15:22

トリカブト（薄紫）

8/5 15:23

トリカブト

8/5 15:27

千枚小屋周辺はお花畑になっている。
マルバダケブキ、トリカブト、シシウドの群生

8/10 1:44

イブキトラノオ

8/10 1:44

カイフウロ

8/10 1:44

カラマツソウ

8/10 1:44

トモエシオガマ

8/5 16:19

シナノキンバイ

8/5 18:15

夕陽を受ける富士山

8/5 18:15

8/6 4:54

8月5日の日の出、

8/6 5:02

南アルプスでは、どこからでも富士山が美しく見える。

8/6 5:20

手前の二つの峰の山は、笊（ざる）ヶ岳だとか、どなたかが言っていた。

8/6 5:36

8/6 6:05

8/6 6:09

ミネウスユキソウ

8/6 6:11

ウスユキソウ

8/6 6:16

タカネツメクサ

8/6 6:21

タカネビランジ

8/6 6:35

千枚岳山頂（2,879.8m）

8/6 6:29

丸山から赤石方面

8/6 6:31

8/6 6:28

富士山の見える、南東方面

8/6 6:32

8/6 6:46

眼の良い人が�狒筌�岳だ！�瓩閥気┐討�れた。

8/6 6:47

位置からすると、中央アルプスらしい。

8/6 6:58

8/6 7:00

エゾカワラナデシコ

8/6 7:02

8/6 7:03

タカネビランジ

8/6 7:03

マツムシソウ

8/6 7:06

イブキジャコウソウ

8/6 7:06

タカネビランジ
薄桃色もあったのに…。

8/6 7:09

8/6 7:12

丸山、悪沢岳を目指す。

8/6 7:21

チシマギキョウ

8/10 2:08

8/6 7:30

8/6 7:43

丸山へ

8/6 8:16

丸山山頂(3,032m)

8/6 7:52

赤石岳方面

8/6 8:15

8/6 8:29

コゴメグサ

8/6 8:38

ヒメウスユキソウ

8/6 8:42

8/10 2:13

8/6 8:45

ミヤマミミナグサ

8/10 2:14

ミヤマダイコンソウ

8/6 9:05

タカネニガナ

8/10 2:15

ヨツバシオガマ

8/6 9:42

荒川東岳（悪沢岳）、山頂（3.141m）

8/6 9:32

右に中岳・前岳
左奥に赤石岳

8/6 9:32

8/6 10:03

イワツメグサ

8/6 10:38

8/6 10:39

ナデシコ

8/6 10:39

マツムシソウ

8/6 10:41

お花畑の中、中岳へ向かう。

8/6 10:44

これもカールに見える。

8/6 11:46

荒川中岳避難小屋
ここで昼食、カップヌードル500円、冷えたコーラー300円

8/6 12:19

中岳(3083.2m)
ガスってきた!

8/6 12:40

荒川前岳（3,068m）
荒川三山（東岳・中岳・前岳）と言うらしい。

8/6 12:41

8/6 12:23

8/10 2:25

オンタデ

8/6 12:53

8/6 12:57

アキノキリンソウ

8/6 12:57

荒川小屋へ、お花畑の中をトラバース

8/6 13:04

8/6 13:15

荒川小屋が見え出すが、間もなく雷雨に打たれる。

8/10 2:26

ヨツバシオガマ

8/6 13:21

ハクサンフウロ

8/6 13:35

チシマギキョウ

8/6 13:41

8/6 13:46

イワオトギリ

8/6 18:47

夕暮れの中の富士山
あいにくの空

8/7 4:31

8月7日、日出まじか。

8/7 5:27

5時半、荒川小屋を発つ。
空気がいやに美味しかったぞ〜。

8/7 5:34

8/7 5:41

ハクサンイチゲ

8/7 5:42

8/10 7:33

イワカガミ

8/7 5:46

ナナカマド

8/10 7:34

荒川小屋に物資の運搬をするヘリ。

8/7 6:05

大聖寺平付近

8/7 6:12

8/7 6:12

昨日まで登って来た荒川三山

8/7 6:20

8/7 6:20

8/7 6:58

8/7 7:50

まずは、小赤石岳へ

8/7 7:51

8/7 7:51

8/10 7:46

チングルマの果穂？

8/7 8:28

小赤石岳、山頂(3,081m)

8/7 8:15

赤石岳までもう少し。

8/7 8:16

8/7 8:17

小赤石岳を振り返る。

8/7 8:41

トウヤクリンドウ

8/7 8:43

いた、いた!ライチョウ親子
母親?が見張る中、4羽の子供がチョロチョロ餌を探していた。

8/7 8:44

子供のライチョウ

8/7 8:55

もう一息！

8/7 8:57

小赤石岳を振り返る。
赤石小屋分岐に荷物を置いて、赤石岳へ。

8/7 9:11

小赤石岳
帰りはこの右を下る。

8/7 9:26

最後の目的地、赤石岳、山頂（3,120.1m）
前方に、赤石岳避難小屋が見える。

8/7 9:27

8/7 9:36

赤石岳避難小屋
おばさんがハーモニカで2曲、山の歌を演奏してくれた。
拍手喝采！
昼食の予定だっあが、まだ10時前なので、リンゴとコーラーにした。

8/7 9:40

信仰の山だね。

8/7 9:48

復路でもまた別のライチョウ親子に出会った。
ちょっと高い岩の上で、子供たちを見守っている姿は微笑ましい。

8/7 10:00

雪山での白いライチョウも見たい。

8/7 10:30

これが北沢カールと言うものらしい。

8/7 10:30

この沢を下る。

8/7 10:30

かすかに、今夜泊まる赤石小屋が見える。

8/10 7:59

ここからのお花畑が素晴らしい。でも途中から雨で、写真も落ち着いて撮れなかった。

8/10 7:59

ヨツバシオガマ
これから咲くところ?

8/7 10:44

ミヤマキンバイ

8/7 10:46

ハクサンイチゲ

8/7 10:48

コバイケイソウ
これから満開?

8/7 10:50

ハクサンフウロウ

8/7 10:56

カイフウロ　or　チシマフウロ

8/7 11:15

クルマユリ

8/10 8:01

北沢源頭
水場になっている。

8/10 8:01

イワオウギ

8/7 12:55

積乱雲が北から追ってきた！

8/7 13:02

富士見平辺りから、カッパが必要になる。

8/7 17:44

赤石小屋での夕食。
どの小屋でも、ご飯とみそ汁はお替わりはいくらでも・・・。

8/7 18:00

8月7日、夕刻。赤石小屋から。
左から赤石岳、小赤石岳
その間に、北沢カールがあり、真ん中の小高い山がモレーンらしい。

8/7 18:02

8/7 18:03

8/8 5:24

8/8 5:25

8月8日
あとは下るだけ。

8/10 8:06

カニコウモリ

8/10 8:06

8/10 8:06

8/8 6:20

ギンリュウソウ
これは褐色だね。

8/8 9:17

樹木の花。色づいているのも珍しいかな。

8/8 9:42

この階段を降りると林道に出、椹島もすぐ。

8/8 10:16

椹島ロッヂでの「山菜そば」、700円。

8/8 13:43

畑薙第一ダム
しずてつジャストラインバスは一日に1本しかないので、椹島で、3時間も待たされてしまった。

撮影機器：

COOLPIX P510 NIKON

感想

asatarou

　南アルプスは奥深くて、なかなか行けない。多少体力のあるうちにと計画してみた。
　歩行時間はなるべく1日に5時間くらいにしたかったので、3泊することにした。ガイドブックによると、1日目は5:10、2日目は4:10、3日目は4:10、4日目は2:30とあったが、大幅にその時間を超えてしまった。現地での表示時間や他の本などよりこの本はかなり厳しく、普通はこれに1，2時間は余計にかかりそうな感じだった。なお、健脚者は1泊短縮して、2日目に8:20の行程を取る人もいる。それでも普通は9時間〜10時間必要だそうで、早朝の4時前に発つ人もかなりいた。
　一応午後の2時までに宿泊地に着くよう、ペースを考え、山の景色や花々を楽しみながら、ゆっくり歩けた。しかし、2日目と3日目は午後1時、12時半頃から雷雨にあってしまい、カッパを着ながらの山小屋着になってしまった。
　南アルプスの一部だけ歩いてみたが、やはり北アルプスとは山の形が異なっていて、どこか女性的なゆったりとした山容だった。また高山植物の群生も期待していた通りで素晴らしかった。そうそう、2度もライチョウ親子に出会えたのも良かったかな。
　4日間も続けて山歩きをしたことがなかったし、雨で靴がずぶぬれになったこともあり、両足の靴ずれに悩まされた。
　思ったより多くの人たちがやってきているが、ほとんどがマイカーの人たちで、私たちのようなバスを利用する人は、2割くらいなものかもしれない。
　これからはせいぜい1泊の登山くらいにして、あと4，5年は楽しい登山をしていきたいと思っている。
　

コメント

Blume

南アルプス
こんにちは(*^^*)
富士山がきれいに見えるのは・・・南アルプスならではですねー
きれいに撮影してますねー
いつかは・・・南アルプス縦走をしてみたいなあーと思います。
でも、交通の便が心配です。

asatarou

Re: 南アルプス
こんばんは。
　余裕を持って登ったつもりでしたが、午後の雷雨に出会ったこともあって、意外と大変でした。南アルプスは奥が深いので、そう何度も行けないので、いくつかの山をまとめて登るしかなさそうです。そのため、2，3泊はしないと目的を達せそうにもありません。
　女性でも、一人の人がそこそこいました。山に入ってしまえば、そう危険そうな所はあまりない気もしました。じっくり計画して挑戦してみてください。花々がなかなか良いですよ。V（＾＾；）