青春18きっぷで行く飯豊連峰縦走 弥平四郎〜大石入口
- GPS
- 30:55
- 距離
- 55.0km
- 登り
- 3,793m
- 下り
- 4,149m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:46
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:18
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:17
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・青春18きっぷ:2,370円 〜最寄り駅から ▼郡山駅 | JR磐越西線/会津若松行 | 09:40-10:54 ▼会津若松駅 | 磐越西線快速あがの/新潟行 | 11:00-11:44 ▼野沢駅 ※青春18きっぷは5回分で11,850円。2人で使えば1回分余るので、金券ショップやネットオークションを利用して購入・転売するといいです。 http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2125 ・西会津町民バス(デマンドバスこゆりちゃん号): 500円 ▼野沢駅前 | 13:00 - 13:55 ▼弥平四郎BS ※事前に電話予約が必要:0241-48-1300 平成27年4月1日より500円に値上げになったようです。 http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/2012/03/post-277.html [復路]8月12日(水) 計2,700円 ・新潟交通観光バス(下関−上関−金俣線): 330円 ▼大石入口BS(土日運休) | 11:59 - 12:13 ▼下関(越後下関駅) ※温泉へ行くには1つ手前の関川村役場前で下車(料金は同じ) http://www.niigata-kotsu.co.jp/~nk-kanko/shimoseki.html ・青春18きっぷ:2,370円 ▼越後下関駅 | JR米坂線/米沢行 | 13:47-15:35 ▼米沢駅 [129分待ち]途中下車 | 奥羽本線/福島行 | 17:44-18:30 ▼福島駅 〜最寄り駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼登山ポスト ・弥平四郎登山口・鏡山登山口の分岐前 ・祓川山荘の小屋の中 ・東俣彫刻公園ゲート前 |
その他周辺情報 | ▼登山前の昼食 同気食堂:0241-45-2711 野沢駅から徒歩8分ほど ・焼肉定食 850円、生ビール 600円 ▼祓川山荘(1泊目) 使用無料、管理人不在、トイレは建物内 ・水場は内外に各1ヶ所 ・夜になると蚊が多い。小屋に蚊取り線香等が常備されていた。 ・小屋内の水場の音が少々うるさい。 ・広くて快適 ▼三国小屋 ・缶ビール350ml:700円 ・水場は遠い(未確認) ▼切合小屋 ・缶ビール350ml:800円 ・水場は期間中は小屋前に引いている。多少ぬるい。 ▼本山小屋(2泊目) 協力金1泊2,000円、管理人常駐、トイレは別棟(100円) ・水場はテン場の立て看板より東へ1分57秒下る。冷たい。 ・消灯20時・起床4時(4時前の行動は控えること) ・トイレはポンプ水洗式で大変きれいに清掃されている(宿泊者も最初に100円) ・缶ビール500ml:1,000円 ▼御西小屋 ・缶ビール350ml:800円 ・水場は小屋より飯豊山側から約200m下る。冷たい。 ・トイレは別棟(100円。未使用のため詳細不明) ▼梅花皮小屋(3泊目) 協力金1泊1,500円、管理人常駐、トイレは建物内(水洗) ・水場は小屋より梅花皮岳側へ約50m。冷たい。 ・トイレは普通の水洗トイレのように使用できる。 ・缶ビール350ml:800円 ・夕方から小屋周辺に蚊やアブが多く、刺される人多数。 ▼門内小屋 ・トイレはバイオトイレ(オガクズ自転車式。未使用のため詳細不明) ▼頼母木小屋 ・缶ビール350ml:700円 ・水場は小屋に引いている。冷たい。 ・トイレはバイオトイレ(オガクズ自転車式。未使用のため詳細不明) ▼ 杁差小屋(4泊目) 使用無料、管理人不在、トイレは別棟 ・水場は小屋東側を10分ほど下ったところ(未使用のため詳細不明) ・小屋内にハエが多かったが広くてきれいで快適。 ・トイレは旧来式 ▼登山後の温泉 桂の関温泉ゆ〜む:0254-64-1726 ・道の駅関川(桂の関)内、大人500円 |
写真
感想
nzchchさんたっての希望により「今年の夏のビッグイベントは飯豊山」と早くから決まっていました。私としてはそれに朳差岳を加えて縦走したいところ。夏休み期間中なので、アクセスは青春18きっぷを利用して節約です。さてどこから入ってどこに抜けるか?
自宅から18きっぷと公共交通機関を使って初日に登山口へ辿り着けるのは、川入と弥平四郎の2ヶ所。テントは持っていかないので、山都からバス1,000円+川入の民宿より、野沢からデマンドバス500円+無料の祓川山荘のほうが安上がり。入山は弥平四郎に決定!
下山は大石ダム。下山日が平日なら、越後下関駅まで路線バスの新潟交通観光バスが走っている。昼のバスに乗れば、その日のうちに18きっぷで自宅へ帰れる!
テントなしとはいえ、自炊小屋ばかりの山で4泊5日…。行けるのか?
初日
最寄りのバス停から何度も乗り継いで11:44、快速あがのでJR野沢駅へ到着。事前に電話予約しておいたデマンドバスの予約センターが駅前にあるので顔を出す。重いザックはここへデポさせてもらって、歩いて5分ぐらいの同気食堂へ昼食を食べにいった。縦走前の最後の晩餐(昼食)なので、豪勢に焼肉定食と生ビール。焼肉と言っても分厚い豚ロースのトンテキで、味付けはシンプルに塩胡椒のみ。ここは精肉店直営なのでお肉がとても美味しかった。
駅前に戻って13:00、デマンドバスで弥平四郎へ出発。登山者は私たち以外に2人。途中スーパーかわちや前でお爺さんをひとりピックアップ。次に、町民自宅前でひとり拾う予定が予約者が現れず。運転手さんはわざわざ家のドアホンを押しに行く。「ドアは開くんだけど、人がおらん…」って。結局スーパーでピックアップしたお爺さんを自宅まで送迎し、その後、弥平四郎BSへ。到着は13:55ぐらいでした。
初日の行程は弥平四郎BSから祓川山荘まで、CTにして1:50です。バス停前でたむろしていたご老人たちが「飯豊山かい?」「気をつけてな」と気さくに送り出してくれました。登山ポストは飯豊山登山口と鏡山登山口の分岐のところにあり、予め記入しておいた登山届を投函。…ここからの登山道が…もうアブが凄いのなんの!噂には聞いていたもののチクチク刺してきます。ハッカ油のスプレーをしてもアブがひるむのは一瞬だけ。まだ標高が低くて汗だくになるし、弥平四郎登山口までのなだらかな登りを、重いザックで小走りするしかありませんでした。新コースと新長坂コースの分岐で右折して沢を渡ります。ここでようやくアブから逃れられた。
15:20、祓川山荘到着。小屋前と小屋内に水場。小屋の中に登山ポスト。床はゴザなど少しボロっちいところもあるが概ね清潔。到着時に誰もいなかったので2階を自由に使わせてもらうことにした。この日は同じバスのメンバーのほか、夕方に一人追加で合計5名。大きい避難小屋をゆったりと使わせていただきました。トイレと水場が小屋内にあるので雨の日でも快適そうです。ただその水道の音が不定期的にジャバジャバとうるさく、夜中も気になってなかなか寝付けませんでした。また山荘の立地がブナの森の中のせいかヤブ蚊が多く大変でした。幸い、蚊取り線香と殺虫剤が常備されていたので助かりました。
2日目
祓川山荘から疣岩山の尾根筋に出るまで3時間。天気がいいので早朝から仕掛けねば!4:40スタート。もうヘッデンなしです。最近日帰り登山が多かったのでザックの重量が堪えます。十森の水場までで既にバテバテ。松平峠からは急な登り、しかもガンガン照り。大汗をかいて疣岩分岐へ到着。
三国小屋までは緩やかなアップダウンのはずなのだが、やはり非常に疲れる。地元の人たちは「夏は飯豊山まで行かないから」と口々に言っていたから、暑いうちはやってられないお山なのだろう。しかも天気はいいのに早くから南のガスが上がってきてせっかくの稜線や磐梯山などの遠景を隠してしまった。
三国小屋で休憩。小屋番さんの「ビールあるよ」の声にどれだけ心が動かされたことか!川入からの入山者とここで合流。種蒔山周辺は様々なお花が咲いていた。本当、誰かが種をまいたかのようなお花畑ですね。足りると思っていた1.5Lの水を飲み干し、代わりに梅干しと飴を1つずつ口にして、ようやく切合小屋に到着。ここは夏のシーズン中、小屋前に水を引いているので給水が楽チンだ。少し早いけれどここで昼食にする。予定では行動食で済ませるつもりだったが、ザックの重量を少しでも減らしたい。またこの日の予定は御西小屋までの予定だったが、疲れ具合によっては本山小屋も想定しておくことにする。一方、周囲を見渡すとこの日の予定を切合小屋までにしている人が多いらしく、小屋前は大賑わいだった。
切合小屋を後にしてさらに上へ。雲が下から上がってきて、まだお昼なのにもう夕方のような雰囲気。上を目指す人も少なく何となく寂しい。しかしここからは草履塚、姥権現、御秘所と目安になるポイントが次々と現れるので、比較的集中力も途切れることなく登ることが出来た。御秘所は岩稜だと記載されているが、大して危険そうでもなく、ちょっとしたヤセ尾根という感じだった。御前坂から本山方面を見上げると少し岩の塊りが見える。5人ぐらいの男性パーティーが「ほら本山が見えている!」と言う。おぉー!なるほど〜、と写真を撮っていると、下山して休憩していた女性が「あれは違うのよ」と教えてくれた。一同ガッカリw
13時半前に本山小屋とうちゃこ。
小屋番さんが「休憩ですか?通過ですか?」と聞く。御西まで行くかどうか迷っていると言うと「この時間なら余裕で行けるからどっちでもいいんじゃない」との回答。時間はあるが今日は結構疲れた。悩みながら休憩しているとガスがドンドン深くなり風も強くなってきた。せっかく来た飯豊山なのに、景色の見えないガスの中を通過するのはもったいない。…という訳で2日目は本山小屋へ宿泊。
500mlの缶ビールが1,000円とは高いようだが、350mlを800円で飲むよりは安いのだ。そんなことは気にしない。冷えたビールが飲めるなんてありがたいことだ。またここのトイレは非常にきれいに清掃されていて感動しました。足踏み式の水洗トイレでニオイも少なく、スタッフの方々の努力の賜物だと感じました。
この日は御西小屋までの登山道の刈り払い整備をしてくれたスタッフの慰労会という名目で、某所で夜の宴会が行われました。登山客も8人ほど参加して、お兄さんが担ぎ上げたキノコやら魚やらミニトマトやらをご相伴に預かる。山の上でのトマトは最高です。芋焼酎や日本酒もいただきながら、山のいろんなエピソードを伺うことが出来、楽しい一夜が過ごせました。
3日目
本山小屋は(飯豊山の小屋はどこもそうなのだが)朝4時以前の行動は慎むというルールになっている。そこで早朝、飯豊山頂でご来光を拝みながら朝食にしよう!と荷物をまとめて小屋を出発したのだが歩いているうちに微妙な時間になってしまった。このままでは山頂でのご来光の時間に間に合わない。そこで、小屋と山頂の中間地点で腰を下ろし朝食にした。山頂は人が多い割に座るスペースが少ないので、これは正解。結局食後にもたもたして、小屋に戻ったりもしたので、3日目は5:50と遅めのスタートとなった。1日ずらした甲斐あって、飯豊山山頂で素晴らしい眺めを見ることが出来た。早朝なら凛々しい磐梯山も健在だ。そして御西小屋まで、東北らしいなだらかな丘陵地帯を歩く。タカネマツムシソウがその丘一面に咲いていてきれいだ。固有種のイイデリンドウも咲いている。前後左右の深い山のヒダを眺めるのも、東北の懐へ踏み込んだという気持ちになれて良い。
御西小屋の裏に大きなザックをデポし、アタックザックで大日岳へ。最初は小屋からドンドン下る。戻って来る頃には気温も上がっているだろうからさぞかし疲れることだろう、とイヤな想像をする。進行方向には大日岳が凛々しく立ちはだかっている。こりゃあ登るの辛そうだ。8時ちょうどに南から雲が沸き起こり、あっという間に飯豊山を、そして大日岳を隠してしまった。う〜ん、山頂の眺望が心配だ。散々下った後、再び登る。さっきまで辛うじて吹いていた風も、登山道の向きのせいか感じられなくなり非常に暑い。あれ?胃に差し込むような痛みが。こんなの初めてだ。「辛い痛い、痛い辛い」と唱えながら山頂へ。nzchchさんより随分遅れて到着した。
それでも山頂の景色は待っていてくれていて、北西方面には雲が掛からず西大日や牛首方面はくっきり見えていた。
御西小屋へ戻り、胃が痛いけれど早めの昼食。食べられるなら何か食べて、様子を見たほうが良さそうだ。そんな調子が悪い時に、選んだ食べ物はアルファ米にグリーンカレー。刺激あり過ぎw。半分ほど食べて残す。胃の調子が悪いというより、お腹が減ってないだけみたい。暑いのでここでしっかり缶ビールを購入。やってることはメチャクチャですw
さあ、今日は梅花皮小屋まで。ゆるいアップダウンを北へ向かう。雪渓はほぼ消え、一度踏めるコースをワザワザ選んだだけ。安心して歩ける夏道になっていた。烏帽子岳直下がしつこい登り。あそこがピークかと力を振り絞って登ると、そこはまだ2つ手前のピークでかなりガッカリした。縦走路とはいえ、ひとつひとつの山を越えるのは意外に急なので疲労困憊だ。最後の梅花皮岳でもうピークはうんざりという気分だった。2人とも梅花皮小屋のアップの写真を撮っていない。多分疲れきっていたのだろうww
梅花皮小屋もトイレがきれいな小屋だった。水場も近くて快適だ。時間に余裕があったので洗濯をし、ビールで乾杯。結構寒くなるまで野外で飲んだ。夕食も外で作ろうと準備していたが、かなり風が強くなったので小屋に退散。同じ頃、ずいぶん蚊やアブが発生し、結構な人数が被害にあっていた。私も少し刺された。
4日目
梅花皮小屋を5時半頃スタート。朳差小屋までCT7時間は、今回の日程で一番余裕のある行程だ。しかし天気は朝からガスガス。「この天気、朳差小屋まで保つのか?」と思うと自然と足取りがせわしなくなる。
朝いち北股岳へ、足が重い。「こんなので大丈夫か?」と不安になったがCT40分のところを22分で到着。身体の感覚的には動けていないのだが、大丈夫そうだ。ただただ、天気が悪くてガスに包まれているのが残念だ。頼母木小屋で給水。本日宿泊の朳差は水場が遠いので、明日の分までここで汲んで行く。小屋に近い水場、なんてありがたいんでしょう。小屋番さんと「雨になるかな?保つかな?」などと話をする間もポツリポツリと小さな水滴がごくたまに身体に当たる。多分大丈夫だろう、といつでもカメラを片付けられる準備をして先を急ぐ。
登山道はずっと比較的緩やかなのに、ピーク前になると俄然急登になる。大石山も鉾立峰もそう。なかなか簡単に登らせてくれない。空気中に漂う水分が飽和状態で、霧が水滴状になっているのが目で見て判る。雨が降るよりはよっぽどマシなのだが。
朳差小屋へとうちゃこ。なんとCTより2時間近く早い。現金なことに、到着してしまえば力が湧いてくるというもので、目の前の朳差岳も登っておいた。小屋入りは一番乗りだったので、プライベート感のある2Fへ荷物を上げる。天気が保っているので、昼食は外のベンチで。ここのところアルファ米の食事ばかりだったので棒ラーメンの美味しかったこと!!午後からは何もやることがないので持参した本を読んでゆっくり過ごした。この日の小屋泊は私たちの他に4名。本山小屋から同じ小屋泊まり3泊目の単独行男性、男性、女性、男性と合計6名。ゆったりのんびり使うことが出来た。翌日の出立を少し早めに予定しているので、そのお断りも兼ねて、夕食時に少しお話をしたが、こんな避難小屋へそれぞれ単独で入ってこられる方たち。それぞれちゃんと自分の山行のスタイルを確立されているようで、話していても楽しかった。
最終日
朝露と蚊・アブ対策のためレインウェアを着込んで朳差小屋を4時半前にスタート。朳差岳はすぐ目の前。山頂で写真を撮るがまだ周囲は薄暗い。湿原の長者平もまだ遠くまで見渡せるという時間帯ではなかった。今日はゴールの大石入口BSで11:59のバスに乗らなければならない。CTは7:15。下山が苦手な私たちにはギリギリかもしれないので飛ばし気味に歩く。ああ、荷物も随分軽くなった。
前朳差岳を過ぎると蚊の大群だ。執拗に追いかけられて刺される。こりゃたまらんらん!走る走る、もう走って下りるしかない。おかげで千本峰までCT1:05のところをたったの30分で下山した。天気は下り坂傾向なのだが飯豊山が最後の挨拶をしてくれている。権内ノ峰の岩場を楽しくクリアし、「もう少し先で休憩しよう」と到着したカモス峰は展望のない樹林の中だった。ここにはあまり蚊がいなかったので、レインウェアのジャケットは脱ぎ、引き続きの防虫対策や荷物の整理をして再び下山。まずは林道終点まで延々2時間。標高が下がるにつれ、暑い。そしてアブ登場。林道からはさらに過酷。アブに取り囲まれて追われるハメに。タオルなどを振り回しながら何とかアブを追い払い、さらに1時間格闘する。これが精神的にも辛かった。東俣彫刻公園のゲートを越えると道はアスファルトになりようやくアブ攻撃から解放された。パンツは下山までレインウェアだったので足元には被害なし。上半身は、腕とか首とか顔とか刺されました。そしてここからアスファルト歩きでラスト1時間。足の疲れが一気にきた。
9:50大石ダム。あ、早すぎるw ここからバス停まで30分なのに1時間半も早いw 仕方がないのでダムのインフォメーションセンター内で時間をつぶす。近くにはトイレもあるし、建物内はエアコンが効いていて快適。切らしているのかダムカードが置かれていなかったのが残念だった。
大石入口から無事バスに乗車。終点はJR駅の越後下関だが、道の駅関川に併設されている温泉へ入るため、1つ手前の関川村役場前で下車。5日ぶりの入浴で大いに汚れを落とした。もちろんビールでも乾杯!ゆっくりし過ぎて駅に到着したのは米沢行の米坂線が来る1分前というギリギリぶりだったが、5日間大満足の山行だった。
4泊5日はやはりキツかった。何しろ食料が重い。
今回は青春18きっぷと公共交通機関を使うという時間制限があったが、2泊目を御西小屋、3日目を朳差小屋にすれば、3泊4日で行けることはわかっていた。3食分の食料が担ぐ荷物から減るというのは負担も随分違うだろう。
しかし長い行程中に天気がくずれないとも限らない。ゆとりをもった行程にしたお陰で、メインの飯豊山・大日岳の展望を得られ、飯豊連峰を大いに堪能できたと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する