飯豊山 東北の雄


- GPS
- 14:13
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,188m
- 下り
- 2,188m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 8:43
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:30
天候 | 12日はガス時々小雨 13日は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
13日の下山時は満車となり、川入に臨時駐車場開設 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剣ヶ峰、御秘所の岩稜隊は要注意 |
その他周辺情報 | 「飯豊の湯」で皆さん汗を流していました |
写真
あとで聞いた話ですが、前日 大日杉ルートは閉鎖
12日に安全が確認出来たら開放とのことですが、役場が確認できるのは昼以降となりそうで、何人かの方が川入に回ってきていました
感想
5月の連休山行時に雄大な姿を見せていた飯豊。
飯豊は遠いうえ、コースが長くタフなので十分な仮眠が必要、ということで仕事は午前で切り上げ、「半休」。おかげでしっかり休めました。
早朝4時に御沢野営場駐車場着。着替えは高速のPAで済ませていたので、トイレだけで即スタート。
山地図では横峰まで3時間になっており、「長いなあ」と思っていましたが、下十五里、中十五里、上十五里、笹平と、同じぐらいの感覚で休憩スポットがありこれがいいペース配分になります。
樹林帯の中はブヨが多い。ホームセンターで購入したオニヤンマを防止につけていたものの、効果は「?」。
地蔵水場は水量豊富。これは助かります。タオルを濡らして頭から被り、ヒートアップを抑えて、もうひと頑張り。
地蔵山分岐で尾根に出ると思っていたのですが、実際には剣ヶ峰手前までは「尾根」という開放感はありませんでした。
そして剣ヶ峰。事前に電話で伺った際に「剣ヶ峰は濡れていると滑りやすいのでそこは注意してください」といわれていたところ。本来ならヘルメット必要と思いますが、持ってきませんでした。手前でストックをしまって準備万端。
手足3点支持で、、、これが面白い。早くはないけど。
三国小屋が見えてきたら難所はほぼ終了。
小屋のベンチは「ザックを置くな」ということで人が座ることが優先。書かなきゃいけないところが「ふがいない」が、できるだけ多くの人に楽に座ってもらおうという小屋の思いですよね。
三国小屋は1600mあるので、ここから本山山頂まで500m登るだけなのですが、実にアップダウンが多い。そのたびごとに立ち止まり、息を整え、水を飲み。修行だなと思います。
草履塚はガスの中。雨も降る。でも涼しいくらいでその点は助かります。
三国小屋、切合小屋でお話した方が「今日は本山小屋」という人が多く混雑を覚悟したのですが、何組かの方たちは御西小屋まで足を延ばされたようで、小屋泊は7名。テン場は10張程度でした。
小屋番の金子さんと楽しい話もでき、水場のセットに1週間かかった苦労話、イイデリンドウの場所をしっかり教えていただいたほか、想定外だったのはブロッケンを見たこと。「小屋番さんありがとう」ですよね。
小屋についてからも天気はめまぐるしく変わり、雨が降ったかと思えば吾妻・安達太良・磐梯が見えたり。かと思えば御西岳から滝雲が下り落ちたり。少し寒い中、夕日を望みに行きました。寒く、もう少し焼けてほしかったけど、見えてよかった。
早々に夕食をとったあと、寝ました。シュラフは持参したのですが、マットを忘れてきたので、小屋でお借りしました。100円です。ちなみにシュラフを借りると1,000円。
13日は下りだけなのですが、三国小屋まではアップダウン多く、結構足を使いました。途中サルの群れに遭遇。登山道にフンがいっぱいありましたが、小屋番さんに写真を見てもらったらサルだとのこと。クマでなくて安心です。
登ってこられる方の多くから聞かれたのは、「北アルプスに行こうと思っていたが、天気が怪しいので飯豊にした」という話。自分もチラッと考えたことなので、同じです。アルプスから飯豊に流れてきたのではないかと思うほど登ってくる人は多かったです。特に切合泊という人が多く聞かれ、本当に皆さん泊まれるか心配。
無事下山後、飯豊の湯で汗を流しました。ほかの方も同じで短いながらの顔なじみ。
結果、いい山行でした。
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