南アルプス縦断6泊7日 畑薙第一ダム〜広河原 雨にめげずやり抜いた！

2015年08月31日(月) ~ 2015年09月06日(日)

• GPS: 143:03
• 距離: 71.5km
• 登り: 8,264m
• 下り: 7,692m

コースタイム

8月31日　横窪沢小屋泊
畑薙第一ダム13:25 - 畑薙大吊橋14:19 - ウソッコ沢小屋15:35 -
横窪沢小屋16:50　
※小屋の営業は終了していたが避難小屋として一部が開放されていた。
行動時間　3時間25分（休憩含む）

9月1日　聖平小屋泊
横窪沢小屋4:25 - 茶臼小屋6:40 - 上河内岳8:14 - 聖平小屋9:43
※風雨のため聖平小屋で行動を打ち切る
行動時間　5時間18分（休憩含む）

9月2日　聖平小屋泊
終日、風雨のため聖平小屋で停滞　

9月3日　荒川小屋泊
聖平小屋5:10 - 前聖岳7:01 - 兎岳8:28 - 中盛丸山9:36 -
10:18百間洞山の家10:35 - 百間平11:23 - 赤石岳12:40 -
大聖寺平13:42 - 荒川小屋14:08

行動時間　8時間58分（休憩含む）

9月4日　幕営
荒川小屋6:30 - 中岳7:38 - 8:31悪沢岳8:53 - 前岳10:01 -
11:46高山裏避難小屋12:00 - 板屋岳12:52 - 小河内岳14:37 -
烏帽子岳15:44 - 水場16:13 - 三伏峠小屋16:32

行動時間　10時間2分（休憩含む）

9月5日　幕営
三伏峠小屋6:20 - 7:23本谷山7:30 - 10:03塩見岳東峰10:34 -
12:02北荒川岳12:08 - 新蛇抜山13:05 - 13:23竜尾見晴13:38 -
安倍荒倉岳14:17 - 熊ノ平小屋14:48

行動時間　8時間28分（休憩含む）

9月6日
熊ノ平小屋4:50 - 三国平5:34 - 三峰岳6:16 - 7:01間ノ岳7:10 -
8:09北岳山荘8:28 - 北岳9:17 - 10:51白根御池小屋11:06 -
広河原12:28

行動時間　7時間38分（休憩含む）

天候

8月31日 くもり時々晴れ、小屋に到着後雨
9月1日　 くもりのち風雨、稜線は風雨とも強い
9月2日　 終日、断続的に強い風雨
9月3日　 くもりのち雨、稜線は強風
9月4日　 ガスのち晴れ、お昼頃からくもり、悪沢岳の稜線は強風　　
9月5日　 晴れ、風は弱い
9月6日　 くもりのち北岳〜広河原で断続的に雨
※7日間のうち、まともに晴れたのは4日の午前中と5日のみ。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

8月31日
　町田〜新横浜　（横浜線）
　新横浜〜静岡　（東海道新幹線　ひかり）
【登山口】
　畑薙第一ダム
　しずてつジャストラインバス
　静岡駅9:50〜畑薙第一ダム13:00（途中休憩2回）3100円　
※8月31日をもって今夏の運行終了
【下山口】
　広河原　
　山梨交通バス
　広河原12:45〜甲府駅14:35　2050円
9月6日
　甲府17:26〜八王子18:31（中央本線　かいじ120号）
　八王子〜町田　（横浜線）

コース状況／危険箇所等

★水場
　地図に載っているところはすべて確認したわけではないが
　概ね取水に問題ない程度の流量はあった。
　連日の降雨の影響かもしれません。
　晴天続きだとこの限りではないかもしれません。
　避難小屋を除く各山小屋では問題なく補給できるでしょう。　

★山小屋
　横窪沢小屋・・・営業終了、避難小屋として開放、利用可能
　　　　　　　　　近くの沢で水は取水できる
　聖平小屋・・・一泊夕食　6500円（寝袋持参で1000円割引）
　　　　　　　　一泊素泊り　4500円
　　　　　　　　テン場、水場あり
　　　　　　　　※豚汁が名物、到着時にフルーツポンチが出る　
　荒川小屋・・・一泊夕食　7500円
　　　　　　　　テン場、水場あり
　　　　　　　　※絶品のカレーが名物
　☆その他避難小屋は未確認

★テント場
　三伏峠小屋・・・幕営料600円
　　　　　　　　　水場は小屋から離れているので
　　　　　　　　　小屋に行く前に取水した方がいい
　　　　　　　　　風はなく快適
　熊ノ平小屋・・・幕営料600円
　　　　　　　　　水場はテン場にあり
　　　　　　　　　風はなく快適

その他周辺情報

ほうとう「小作」甲府駅前店

写真

8/31 13:18

8月31日
畑薙第一ダム
静岡駅から
バスはここまで
入る

8/31 13:19

私を含めて
7名が下車
単独2名と学生パーティ5名
ここから
1週間の山旅が
始まる
曇ってるけど
時々日が差す

8/31 13:24

初めての
南ア南部
準備はいいか
さあ行こう！

8/31 13:41

沼平のゲート

8/31 14:19

畑薙大吊橋
長いな〜
高度感もたっぷり
慎重に行こう

8/31 14:44

ヤレヤレ峠

8/31 14:59

峠からいったん
下りて
沢沿いを行く

8/31 15:01

吊橋で何回か
渡渉する

8/31 15:35

そのうち
ウソッコ沢小屋
に到着
無人小屋です

8/31 15:37

沢の激流

8/31 15:50

登山道の様子

8/31 16:19

中の段
休憩ポイント

8/31 16:38

お、もうちょっとだ

8/31 16:43

稜線はガスってるな

8/31 16:50

横窪沢小屋
意外と早く着いた
このあと
雨が降ってきた

8/31 16:51

この日で
営業終了
小屋の人はいません

8/31 17:07

小屋の一部が
避難小屋として
開放されていた
バスの6名とともに
ここで一夜を過ごした

8/31 18:21

晩ご飯
定番メニュー
肉じゃが、ハンバーグ
厚焼き玉子、みそ汁

9/1 4:26

9月1日
雨はあがったけど
このあとのお天気が心配
今日は長い行程だ
百間洞まで行くぞ！

9/1 5:34

水呑場
地図には涸れている
とあったが
補給に十分なくらいは
出ていた

9/1 6:34

茶臼小屋
予想どおり雨と
なってしまった

9/1 6:54

稜線に出た
風雨強し
茶臼岳は諦めた

9/1 6:54

上河内岳方面
風が強い

9/1 7:11

お天気がよければ
気持ちいい歩きが
出来るんだけど・・・

9/1 7:26

上河内岳が見えた

9/1 7:36

振り返って
どれが茶臼岳だか
よくわからない

9/1 7:38

聖岳と兎岳が見えた
この風雨のなか
越えて行けるだろうか？

9/1 8:05

上河内岳の肩から
山頂までわずかな登り

9/1 8:14

上河内岳
2803m
相変わらず風雨強し
お天気よければ
展望楽しめたのに
あ〜残念

9/1 8:39

南岳周辺の
お花畑

9/1 8:40

タカネマツムシソウで
あってる？

9/1 8:58

トリカブトか

9/1 9:27

おっと
カエルさん
こんにちは

9/1 9:36

右が小聖岳
もう聖平は近い
この辺は風雨は少し
弱かった

9/1 9:39

聖平
聖平小屋は右へ
とりあえず小屋へ行く

9/1 9:43

聖平小屋です
休憩がてら
進むかやめるか
しばし考えたが
今日はここで行動を
打ち切ることにした
宿泊客は私と単独の女性の
2名のみでした

9/1 9:42

テン場
このお天気で
テントはないと
思ったら
1張りだけあった
なんでもこの日は早出で
光岳までピストンしてきた
らしい
私は当然？小屋泊です、軟弱（笑）

9/1 16:35

晩ご飯
イワナの煮付け
ワサビ漬け
かぼちゃ、ごぼう
肉団子、オレンジ
名物の具材たっぷり豚汁
ご飯を3杯、豚汁を2杯
お替わりしてしまい
お腹がパンパンになった

9/2 8:08

9月2日　8時
昨日から風雨が続く
とりあえず様子をみる

9/2 12:23

お昼ごはんのあと
名物？フルーツポンチを
御馳走になりました
あずきをかけて食べると美味しい
この日到着した学生さん達にも
振舞っていました

9/2 12:58

立派な冬期小屋が
あります
シーズンオフはここが
使えます

9/2 12:57

内部の様子
通常の部屋と比べて
まったく遜色ありません

9/2 12:59

寝袋持参で
宿泊料金が
1000円安くなります

9/2 13:00

13時
結局、お天気の回復が
期待できず
この日は停滞

9/2 13:00

聖岳方面
風雨が断続的に
強くなったり
弱まったりした
このあと
バスで一緒だった
学生さん達が到着した

9/2 17:41

お昼に続いて
晩ご飯も御馳走に
なってしまいました
ありがとうございました
小屋の方々と談笑しながら
楽しいひと時を過ごしました

9/3 5:11

9月3日
小屋をあとにします
お世話になりました
お天気はくもり
午後から雨になるらしい
今日は聖と赤石を越えて
荒川小屋を目指します

9/3 5:14

聖はガスのなか

9/3 5:18

9/3 5:24

空が焼けてきた

9/3 5:40

上河内岳

9/3 5:49

眼下に聖平小屋
正面は上河内岳

9/3 6:02

聖が
近づいてきた

9/3 6:02

こっちは兎岳

9/3 6:09

小聖岳
2662m

9/3 6:11

3日目にして
富士山登場

9/3 6:12

上河内岳〜茶臼岳

9/3 6:15

9/3 6:26

砂礫の斜面を
登る

9/3 6:59

着いた
山頂だ

9/3 7:01

聖岳（前聖岳）
3013m

9/3 7:02

9/3 7:02

赤石はガスのなか、残念
しかしその大きさが
垣間見れた

9/3 7:03

大沢岳
稜線を行かず
トラバースしていくと
百間洞山の家
どっちを行こうかな

9/3 7:05

百間平と赤石

9/3 7:05

これから向かう
兎岳〜小兎岳〜中盛丸山〜
大沢岳の稜線
アップダウンの連続だぞ

9/3 7:13

おっと
ライチョウさんと遭遇

9/3 7:13

全部で4羽いた

9/3 7:14

今度の旅で何回
出会えるかな

9/3 7:22

次は兎岳を越える

9/3 7:29

百間平をアップで
気持ちいい稜線歩き
したいな

9/3 7:29

特徴的な中盛丸山と
大沢岳

9/3 7:43

聖兎のコルへ下って
兎岳の登りに入る
まあ、山頂まで
30分くらいかな

9/3 7:49

たぶん
仁田岳と易老岳
違うかな？

9/3 8:19

9/3 8:22

兎岳避難小屋

9/3 8:28

兎岳
2818m
瞬く間に着いてしまった

9/3 8:29

まだ
赤石はガスのなか
今日はダメかな

9/3 8:29

聖もガスのなか

9/3 8:30

小兎岳への稜線

9/3 8:33

今日
最初で最後の
すれ違い、3人いた
これ以降、荒川小屋
まで登山者とは出会わず

9/3 8:47

兎岳を下りてきて
振り返る

9/3 8:50

次は小兎岳

9/3 8:53

ビバーク出来そうだね

9/3 8:59

小兎岳
2738m

9/3 9:00

中盛丸山
確かに丸いね
一度みたら
忘れない山容だ

9/3 9:00

しつこく赤石
すいませんね
しつこくて

9/3 9:36

あっという間に
中盛丸山
2807m

9/3 9:45

百間洞下降点
このあとのお天気が
心配なので
大沢岳へは登らずに
近道のトラバース
することにした

9/3 9:51

トラバースルートの様子
ついに雨がポツポツ
きてしまった

9/3 10:18

百間洞山の家
レインウェアを着て
ザックカバーを装着する
当初は2日目に
ここで幕営予定だった
とんかつ食べたかったなぁ
来年来ようっと

9/3 10:39

小屋のそばに沢あり
水が大切だからね

9/3 10:40

テン場
雨天時はちょっと・・・
水はけ悪そう

9/3 10:43

まだ
こっちの方がいい

9/3 10:42

稜線に復帰
お次は百間平
そして赤石だ！

9/3 10:53

百間平への登り
岩がゴロゴロ

9/3 11:19

ガスの百間平
展望がないのが
悲しい

9/3 11:23

9/3 11:54

赤い石がゴロゴロ
だから赤石岳？
そんな単純じゃないか

9/3 12:00

9/3 12:37

赤石岳避難小屋
まだ営業してるはず
寄り道したかった

9/3 12:40

赤石岳
3120m
無念、何とも悲しいお天気
雨はそれほどではないが
風がそこそこあって
手が凍える
写真だけ撮って早々に退散
次は必ずや晴天の日に来よう

9/3 12:57

ドコモは電波が入るみたい

9/3 12:57

大聖寺平へ下りて
荒川小屋へ

9/3 13:08

小赤石岳
3081m

9/3 13:42

9/3 13:45

大聖寺平
水滴で写真が見苦しい
御容赦願います

9/3 13:56

今日、2回目の遭遇

9/3 13:56

ここも4羽いたな

9/3 13:57

こんなお天気だからね

9/3 14:04

大聖寺平から
トラバースしてきて
やっと、荒川小屋が見えた
雨が本降りになってきた

9/3 14:08

荒川小屋に到着
宿泊客は私を含めて
5名でした
雨でテン泊は断念
小屋泊です

9/3 17:05

晩ご飯
待ってました！
カレーとグラタン、かぼちゃ、
魚のムニエルみたいなもの
ここのカレーは絶品です！
とにかく美味しい！
本当にうまい！
お替わりしました

9/4 6:33

9月4日
今日はようやく
お天気が回復する予報
6時半まで待って出発
荒川三山を越えて
三伏峠小屋まで行くぞ

9/4 6:34

テン場
ダケカンバに囲まれ
いい雰囲気

9/4 6:34

さあ
しょっぱなから
今日のメイン
荒川三山だ

9/4 6:56

9/4 6:58

荒川小屋を
見下ろす

9/4 7:04

紫のお花
綺麗だね

9/4 7:06

お花畑が
柵で囲まれている

9/4 7:07

シカから守るためです

9/4 7:08

もうほとんど
終わってしまった
ようだね

9/4 7:08

僅かに残っていた

9/4 7:12

9/4 7:15

9/4 7:21

よっしゃ
青空が見えてきたぞ

9/4 7:33

まずは荒川中岳へ

9/4 7:38

荒川中岳
3083m

9/4 7:42

中岳避難小屋
管理人さんが
常駐してます

9/4 7:44

お次は
南ア南部最高峰
悪沢岳へ

9/4 8:00

悪沢岳の登り
めちゃくちゃ
風が強かった
じっとしていると
体を持っていかれそう

9/4 8:24

強風に耐えて
山頂を目指す

9/4 8:31

悪沢岳山頂

9/4 8:32

荒川東岳（悪沢岳）
3141m
お天気が回復して
青空のもと登頂
こうでなくっちゃね

9/4 8:36

富士山

9/4 8:37

お〜赤石岳だ
いいお天気だ、最高だ
昨日歩いてきたルートが
よく見渡せる

9/4 8:38

こっちは
荒川中岳

9/4 8:38

これから向かう稜線
樹林帯の歩きになりそうだ

9/4 8:39

塩見と蝙蝠尾根
奥に甲斐駒〜間ノ岳〜
西農鳥〜農鳥

9/4 8:39

甲斐駒
白いね

9/4 8:40

間ノ岳

9/4 8:41

塩見岳

9/4 8:42

赤石岳
聖は隠れて見えない

9/4 8:42

やっぱり
青空がいい

9/4 9:03

山頂から下りて
荒川中岳へ登り返す

9/4 9:12

9/4 9:40

悪沢岳と富士山

9/4 9:42

中岳避難小屋で休憩
スティックケーキ
これが美味しいんだな

9/4 9:51

板屋岳から小河内岳
までの稜線
これから行っちゃうよ

9/4 9:54

その前に
荒川前岳へ

9/4 10:01

荒川前岳
3068m
これで荒川三山を踏んだ！

9/4 10:02

赤石岳から百間平
兎岳までの稜線

9/4 10:05

ガレの縁を歩く
慎重に慎重に

9/4 10:05

うわぁ
凄いガレ
下は大崩壊地

9/4 10:07

崩壊しまくっている

9/4 10:13

9/4 10:20

この先は
稜線ではなく
右下へ急下降する

9/4 10:22

小河内岳と前小河内岳
烏帽子岳
小河内岳の避難小屋も
見えている

9/4 10:28

カールの大斜面を
急下降
一気に標高を下げる

9/4 10:44

こんな石が
ゴロゴロの道を
下りてきた

9/4 10:45

9/4 11:01

だいぶ
下りてきたな

9/4 11:02

今度は樹林帯を
延々とトラバースする

9/4 11:06

小河内岳と
右奥に塩見岳が見えた
塩見は明日行くよ

9/4 11:10

ちょっとした
クサリ場

9/4 11:20

樹林帯のトラバース
黒戸尾根の
黒戸山を巻くところを
彷彿させる

9/4 11:24

やっと
高山裏避難小屋が
見えた

9/4 11:29

水場
地図には細いとあるが
十分に出ていた
連日の雨のおかげかな？

9/4 11:43

高山裏避難小屋の
テン場

9/4 11:45

9/4 11:46

高山裏避難小屋
既に小屋閉めしてます
鍵がかかっていたので
使用は出来ないようです

9/4 11:46

お花畑
ちょっと寂しいね・・・

9/4 11:47

このカールの大斜面を
下降してきた
登りはキツイよ〜

9/4 11:59

あれれ、雲が出てきた
今日は午後も晴れじゃないの？

9/4 12:04

お花畑に囲まれ
ひっそりと建つ

9/4 12:18

南アは森林限界が高い
2600mくらい
おのずと
樹林帯の
稜線歩きになることが多い

9/4 12:20

三伏峠小屋まで
まだあるな

9/4 12:22

このお花はなんだ？

9/4 12:22

9/4 12:28

ガレの縁を行く

9/4 12:31

9/4 12:34

いっぱいあったけど
もう終わりだね

9/4 12:40

黄色のお花がたくさん

9/4 12:52

板屋岳
2646m
展望なし

9/4 13:42

長い樹林帯の歩き

9/4 14:10

やっと樹林帯を
抜けて
森林限界を越えた

9/4 14:37

小河内岳
2802m

9/4 14:37

山頂の様子

9/4 14:38

自撮り
なぜか
白くぼやけてしまった

9/4 14:41

小河内岳避難小屋は
山頂から下りてきて
すぐのところにある

9/4 14:55

ハイマツ帯を行く

9/4 15:06

9/4 15:44

9/4 15:44

烏帽子岳
2726m
今日最後のピーク

9/4 15:48

9/4 15:57

9/4 16:05

9/4 16:07

左は三伏峠小屋へ
右は水場へ

9/4 16:13

水場
小屋へ行く前に
ここで補給したほうがいい
小屋からはちょっと離れて
います

9/4 16:31

三伏峠小屋
テン場

9/4 16:32

9/4 16:32

三伏峠小屋

9/4 16:39

日本一高い峠
2580m

9/4 17:12

エアライズ2
設営完了
5日目にして
ようやく幕営
やっとだよ

9/4 18:41

晩ご飯
スープと中華丼
質素だな

9/5 6:20

9月5日
撤収完了
いざ、塩見へ！

9/5 6:21

快晴だ！
今日は晴れの予報
いやがうえにも期待が膨らむ

9/5 6:25

テン場をあとにする

9/5 6:38

小屋は
こんな感じで建ってる

9/5 6:38

中央アルプスも
いいお天気だろう

9/5 6:39

仙丈が見えた

9/5 6:39

今日のメイン
塩見岳

9/5 6:42

いいお天気だ
嬉しいね
遠く荒川三山と
赤石が見えている

9/5 7:01

本谷山

9/5 7:23

9/5 7:24

今日はさすがに
北アも見える

9/5 7:30

本谷山
2658m

9/5 7:24

ハイマツに
囲まれた山頂

9/5 7:49

まだ遠いな〜

9/5 8:04

しばらくは
樹林帯を行く

9/5 8:43

荒川三山を望む
今日はよく見える

9/5 8:43

来し方を
振り返る

9/5 8:57

左奥から
仙丈と甲斐駒
そして間ノ岳

9/5 8:57

仙丈と甲斐駒
こっちから見ると
駒は白い

9/5 8:57

間ノ岳
迫力あるね
左にちょこっと
北岳が顔を出しているよ

9/5 8:58

西農鳥岳と農鳥岳

9/5 8:58

3000m峰がずらり並ぶ
圧巻だね
仙丈〜甲斐駒〜北岳〜
間ノ岳〜西農鳥岳〜農鳥岳
この眺め気に入ったよ！

9/5 9:04

塩見小屋
営業してません
来年リニューアルオープン

9/5 9:05

塩見小屋

9/5 9:06

だいぶ近づいてきた
天狗岩と西峰

9/5 9:08

仙塩尾根越しに
間ノ岳〜西農鳥岳〜
農鳥岳

9/5 9:34

少し岩場があるね

9/5 9:42

別に難しくはない

9/5 9:47

天狗岩と
塩見小屋

9/5 9:58

西峰の山頂

9/5 9:59

塩見岳西峰
3047m

9/5 10:00

東峰はあっち

9/5 10:03

塩見岳東峰
3052m

9/5 10:04

富士山がちょっこと
顔を出している

9/5 10:04

蝙蝠尾根と
奥は白根南嶺
そのうち行くよ

9/5 10:04

荒川三山
いい眺めだ
赤石は隠れて見えない

9/5 10:06

間ノ岳をバックに
撮ってもらった
この晴天と大展望
最高でしょ

9/5 10:08

左が仙塩尾根
北荒川岳へ
右が蝙蝠尾根
北俣岳へ

9/5 10:10

西峰を見る
さすがに今日は
たくさん人がいる
やっと晴れたからね

9/5 10:10

雲海と富士山

9/5 10:15

荒川三山をアップで

9/5 10:15

昨日歩いてきた稜線

9/5 10:15

仙丈

9/5 10:15

甲斐駒
白いぞ！

9/5 10:15

間ノ岳
ちょこっと北岳も

9/5 10:17

蝙蝠尾根と
白峰南嶺

9/5 10:17

西農鳥岳と農鳥岳

9/5 10:17

これから歩く
仙塩尾根
楽しみだな

9/5 10:19

遠く
大沢岳〜中盛丸山〜
兎岳が見える
あそこを越えて
来たんだよな

9/5 10:19

荒川三山も
でかいよね

9/5 10:34

まだゆっくり
してたいけど
そろそろ
塩見岳東峰をあとに
します
先が長いので・・・

9/5 10:36

蝙蝠岳
いつかは・・・

9/5 10:45

熊ノ平へ

9/5 10:46

富士山と蝙蝠岳

9/5 10:52

バイバイ塩見
最高の展望を
ありがとう！

9/5 10:56

北俣岳

9/5 10:58

さあ、仙塩尾根
行っちゃうよ
気持ちいい
稜線歩き出来そう
仙丈までは長いな〜

9/5 11:27

ハイマツの稜線です

9/5 11:31

南アの森林限界は
2600mくらい

9/5 11:33

いまちょうどその辺りを
歩いている

9/5 11:39

ダケカンバと
間ノ岳、農鳥岳

9/5 11:43

ダケカンバの天国
気持ちいいな

9/5 11:48

マルバタケブキの天国
もうおわっちゃてるけどね

9/5 11:50

孤高に咲く
一輪の花

9/5 11:51

北荒川岳
キャンプ場跡

9/5 11:52

幕営禁止のようです

9/5 11:55

いいとこなんだけど
近くに小屋と水場が
ないからね

9/5 11:57

北荒川岳

9/5 12:02

北荒川岳
2698m

9/5 12:07

塩見岳

9/5 12:07

仙丈と甲斐駒

9/5 12:07

間ノ岳〜西農鳥岳〜
農鳥岳
近づいてきたよ

9/5 12:08

新蛇抜山と
竜尾見晴

9/5 12:21

何の花かわからないけど
いっぱい

9/5 13:01

縦走路は
山頂を通ってませんが
いけます

9/5 13:05

新蛇抜山
2667m
縦走路から
ほんの数分

9/5 13:07

狭い山頂
まあ、無理して
来なくてもいい感じかな

9/5 13:07

次は竜尾見晴へ
正面前方に
ポツンと白いものが
見えた
わかるかな？
あれが熊ノ平小屋
今日のお宿です

9/5 13:07

間ノ岳と
農鳥岳

9/5 13:07

塩見岳

9/5 13:38

竜尾見晴
展望いい

9/5 13:38

間ノ岳が目の前に
ここまで来たんだな〜
感慨深い

9/5 13:41

しばし
樹林帯へ入る

9/5 14:17

安倍荒倉岳
2693m

9/5 14:18

仙丈

9/5 14:24

9/5 14:25

甲斐駒

9/5 14:27

西農鳥岳

9/5 14:33

間ノ岳
三国平と三峰岳が
見える
明日はここを越えます

9/5 14:48

熊の平小屋に到着

9/5 14:48

9/5 14:48

日帰りの人には無縁の小屋ですが
私のような縦走者にとっては
有難い存在
重要な拠点です

9/5 15:01

テン場
ここにしよう

9/5 15:32

縦断2度目の幕営
濡れたフライシートを
乾かしてます

9/5 15:43

そばに沢が流れていて
いい感じの場所

9/5 15:53

西農鳥岳の展望がいい

9/5 15:53

すぐ近くに
水場があるのがいい

9/5 18:03

晩ご飯
レトルト
豚となすの味噌炒め
スープ

9/5 18:23

お腹が空いたので
カップヌードルも
食べた

9/6 4:53

9月6日
撤収完了
いよいよ縦断最終日
広河原へ下山します
午後から雨の予報
何とか降られる前に
下りてしまいたい

9/6 5:21

小屋を見下ろす

9/6 5:34

三国平

9/6 5:48

西農鳥岳と富士山

9/6 5:48

富士山

9/6 5:48

塩見岳

9/6 5:52

間ノ岳

9/6 5:55

岩稜の
三峰岳（みぶだけ）

9/6 5:57

9/6 6:17

三峰岳
2999m

9/6 6:16

仙塩尾根とは
ここでお別れ

9/6 6:17

間ノ岳
山頂まで
もうひと踏ん張り

9/6 6:19

仙丈はガスのなか

9/6 6:19

甲斐駒と鋸岳

9/6 6:20

西農鳥岳

9/6 6:20

塩見岳

9/6 6:23

本来歩くはずだった
仙丈まで続く
仙塩尾根
次の機会に持ち越しだな

9/6 6:25

三峰岳を
振り返る

9/6 6:46

ガスがとれた
仙丈ヶ岳

9/6 6:46

甲斐駒

9/6 6:50

荒川三山と
塩見岳

9/6 6:55

ついに
満を持して
北岳登場

9/6 6:58

山頂はすぐそこ

9/6 7:06

間ノ岳
3189m
風が強い

9/6 7:01

ここから
急に人が増える
みんな、ここまでは
来るんだよね

9/6 7:06

富士山

9/6 7:07

荒川三山の右に
大沢岳〜兎岳が
見える
赤石がちょっと見えてるような
気がするけど・・・違うかな？

9/6 7:08

待ってました
三兄弟揃い踏み
仙丈〜甲斐駒〜北岳

9/6 7:12

中央アルプス

9/6 7:16

中白根山
立派な3000m峰です

9/6 7:16

鳳凰三山もお目見え

9/6 7:40

縦断のラストは
北岳
やっぱり
迫力がある
何かが違う

9/6 7:49

中白根山
3055m

9/6 7:51

いいね、この眺め

9/6 8:02

こんな曇天の
富士山もいいか

9/6 8:09

北岳山荘
ちょっと休憩

9/6 8:28

テン場
景色は文句なし
富士山の眺望が秀逸
風はどうなのかな？
そのうち幕営してみたい

9/6 8:49

あの頂きへ
ラストスパートだ

9/6 9:10

ありゃ〜
瞬く間にガスってきた

9/6 9:14

7月に歩いた
池山吊尾根

9/6 9:17

到着！
山頂はガスのなか
2人しかいなかった
寂しい

9/6 9:18

北岳　3193m
今夏3度目の登頂
次は年末年始かな？

9/6 9:22

山頂をあとにしたら
すぐにガスがとれた
なんだよ

9/6 9:35

肩ノ小屋
ついにポツポツ
雨が降ってきた
予報より早いよ

9/6 9:37

団体さんが行く
これから雨だけど・・・

9/6 9:40

さよなら北岳

9/6 9:56

仙丈とここでお別れ

9/6 10:02

草スベリ

9/6 10:44

草スベリ

9/6 10:46

もうすぐ
白根お池

9/6 10:51

白根御池小屋
バスに間に合うか
微妙な感じ
ソフトクリームは
諦めた

9/6 12:20

広河原は近い

9/6 12:24

この吊橋を渡れば
フィナーレだ

9/6 12:26

北岳は見えない

9/6 12:28

広河原に到着！
7日間の縦断が
終わった
予定どおりには
いかなかったけど
自分なりに納得できた
山行でした

9/6 12:36

何とか間に合った
山交バス
12時45分発甲府駅行
甲府まで約2時間

9/6 12:42

車中で
ささやかに祝杯

9/6 15:08

お腹空いた〜
「小作」甲府駅前店で
ほうとうを食す

撮影機器：

TG-620 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

sirius

ながらく足を踏み入れていない山域があった。
南アルプス南部。
避けていたわけではない。
自然とそうなってしまった。
北アルプス縦断を2年連続でやって、次を考えたときに
真っ先に浮かんだ。
今年は南アルプス縦断で決まりだ。
畑薙第一ダムから鋸岳までの7日間。

静岡駅からバスに揺られること3時間。
登山口の畑薙第一ダムに着いた。
同乗者は自分を含めて7人。学生さん5人、単独2人。
話を聞くと私とおなじようにロングの縦走だった。
結局この日は全員、横窪沢の小屋に泊った。
着いてからすぐに雨が降ってきたので小屋が利用できたのは
とても有難かった。初日からテントが濡れて嫌な思いをしなくて
すんだ。

翌日は夜明け前に出発したが、しばらくして雨に。
稜線に出ると一段と風雨が増した。とくに上河内岳の肩までの
登りがきつかった。何とか上河内岳に登頂したものの、大幅に
テンションが下がったのはいうまでもない。聖平に着くころには
先へ進む意欲がなくなっていた。
風雨のなか、聖岳に登りたくない。修行に来たわけではない。
縦走を楽しみに来たんだ。
自分にそう言い聞かせて聖平小屋で行動を打ち切った。

結局、翌日も悪天で停滞。何もせず1日半が過ぎてしまった。
しかし、小屋の方々と談笑したり、食事を御馳走になったので
無為な時間を過ごしたとは思っていない。とても楽しいひととき
だった。そういう意味で小屋の方々には感謝しています。
ありがとうございました。
停滞したおかげで鋸岳からの下山は断念。
広河原への下山が現実的になった。仕方がない。
お天気は自分にはどうすることもできないから。
そう納得して3日目が終わった。

4日目は荒川小屋まで。聖と赤石を越える。
午後から雨の予報。赤石は雨になるだろうが行くしかない。
停滞して体力を温存できたのが幸いして順調に進む。
聖岳から先のアップダウンの連続もそれほど苦にならなかった。
そして、予報どおり百間洞の手前で雨がポツポツ。
雨の赤石越えとなってしまった。
終始ガスってその全容を現さなかった赤石岳。
その巨体を明日は見ることが出来るだろうか。
楽しみにしていた荒川小屋のカレーに舌包みを打ちつつ、
翌日の晴天予報に期待を膨らませた。

やっと青空が戻った5日目。
荒川三山を経て三伏峠小屋まで。
お天気の回復を信じて6時半まで待って出発。
悪沢岳の強風には辟易したけど晴天のもと、荒川三山の
稜線歩きを楽しんだ。
昨日、ガスガスだった赤石岳も姿を現し、その大きさを
垣間見ることができた。とにかくお目にかかれてよかった。
そうでないと何のために南部を縦走しているのかわからない。
稜線歩きのあとは長い樹林帯へ。展望もなくちょっと退屈だった。
三伏峠小屋までもう一息。
ここでアクシデントが発生。
左足のかかとの上が靴にあたって痛い。
もうすぐ小屋なので今日は大丈夫だが、明日はこの痛みで
歩けるだろうか？不安が頭をよぎる。
明日も晴天の予報。
縦走日和になることを祈ろう。

6日目は空一面、文句なしの青空で迎えた。
今日は塩見岳を越えて、仙塩尾根をいく。
前日からの足の痛みは消えていない。
とりあえず靴下の中に未使用の袋に入ったティッシュを入れて
応急処置をした。これが功を奏したのか、多少痛みが和らいだ。
日帰りや2〜3泊なら痛みは出ない。それ以上だと出るみたい。
まったくわけがわからない。今後、どうしたものかな？
塩見岳からの360度の展望は素晴らしかった。
いつまでも景色を眺めていたかった。
それが出来ないのが残念で後ろ髪をひかれる思いで山頂をあとに
した。そして、長大なる仙塩尾根へ。
仙丈、甲斐駒、間ノ岳、西農鳥岳、農鳥岳を見ながらの稜線歩きが
とても気持ちいい。縦走の醍醐味を存分に味わった。
お天気に恵まれた最高の一日だった。

7日目。
いよいよ縦断最終日。
間ノ岳から北岳を越えて広河原へ下山する。
お天気が午後から崩れることと、甲府へのバスの時間を睨んで
5時前に出発した。
三峰岳で仙塩尾根に別れを告げて、間ノ岳へ。
そこから突然、人が増えて賑やかになる。
きっと前夜、北岳山荘に泊った人達だろう。
北岳登頂後、それまで小康状態を保っていたお天気が我慢できずに
雨を降らせた。予報より早いよ。でも仕方がない。
広河原まで断続的に降り続いた。
フィナーレは雨の広河原。
1週間の山旅の余韻に浸ることもなく、慌ただしくバスに乗り込んだ。
甲府も雨だった。ほうとうでお腹を満たし、帰途に就く。
1週間ぶりに帰ってきた。町田もまた雨だった。


仙丈と甲斐駒、鋸岳を断念したのはとても残念でした。
本来ならば光岳〜鋸岳までやって縦断といえるのでしょう。
正直、物足りなさは否定できません。
しかし、聖平小屋で停滞した判断は間違っていなかったと思うので
納得はしています。
与えられた条件下で最良の判断と最善を尽くすこと。
それだけです。

コメント

ばいしくる

素晴らしき縦走
siriusさん、おはようございます。
bicycleです。

7日間のロングな縦走、
とても見応えのあるレコでした。
時間と体力と経験が必要なルートでしたが、悪天候にも負けずに見事です。
聖は冷静な判断でしたね！
悪沢岳で晴れてくれて、思わず自分のことのように喜んでしまいました(^o^ゞ

レコを見る限り、ザックの重量も相当なものだったかと思います。

靴擦れは、僕の場合は歩き始める前から、いつも擦れるところにバンドエイドを貼っておき、簡単にテーピングで巻いておきます。普段は大丈夫でも、荷物が重いといつもとまったく別なところが擦れちゃいますが(^_^;)

本当にお疲れさまでした！

sirius

縦走大好き！
bicycleさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

一週間のアルプス縦走ともなると毎日、晴天とはいかず、どこかで
必ず雨に降られることが多いような気がします。
もっとも、今回は秋雨前線が長く停滞していた影響
でしたから仕方なかった面もあります。
台風でもないのに、まさか小屋で停滞するとは予想外でした。
あの悪天で無理して先へ進むという選択肢もありました。
しかし、無理しても何も楽しくありません。
縦走を楽しみに来たんですから。それが大切です。
荒川三山は願ってもない晴天で本当に嬉しかったです。
次は晴天の日に聖と赤石を登りたいですね。

靴擦れはロングの縦走時、それも後半だけなんですよね。
普段の山行ではまったくおきないんです。
どうしてなんだろう？
大体、擦れる場所はかかとの上かもしくは小指の外側です。
根本的な原因が知りたいです。

santiago2016

お疲れ様です。
南アルプス単独行日記(1984/8/2〜8/10)と題して山行記録を作っていました。私は、聖沢から入り、農鳥は行かず、北岳で下山しました。幕営山行でしたので、担ぐザックの重さは忘れましたが、初日はへとへとでした。この後は、ロッククライミングに行きましたので、南アはそれ以来行っていませんし、今は、全て引退ですが、懐かしい思い出です。