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Yamareco

記録ID: 859987
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

【大峯奥駈道(逆峯)】達成感満載の世界遺産の道5days130km!(六田〜吉野〜山上ヶ岳〜八経ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜笠捨山〜玉置山〜熊野本宮)

2016年04月29日(金) ~ 2016年05月03日(火)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
102:28
距離
132km
登り
11,521m
下り
11,597m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:15
休憩
0:58
合計
9:13
8:46
80
六田駅
10:06
10:06
9
10:15
10:19
50
11:09
11:11
8
11:19
11:19
8
11:27
11:28
6
11:34
12:10
15
12:25
12:25
85
13:50
13:54
10
14:04
14:05
30
14:35
14:36
64
15:40
15:47
39
16:26
16:28
91
17:59
2日目
山行
9:25
休憩
2:17
合計
11:42
5:20
48
6:08
6:12
16
6:28
6:36
37
7:13
7:29
32
8:01
8:03
67
9:10
9:23
41
10:04
10:04
46
10:50
11:39
53
12:32
12:32
5
12:37
12:38
5
12:43
13:07
7
13:14
13:15
3
13:18
13:18
45
14:03
14:10
6
14:16
14:16
4
14:20
14:21
21
14:42
14:42
25
15:07
15:07
37
15:44
15:44
57
16:41
16:50
5
16:55
16:57
5
17:02
3日目
山行
11:13
休憩
2:33
合計
13:46
4:31
5
4:36
4:36
18
4:54
5:14
1
5:15
5:15
13
5:28
5:32
43
6:15
6:24
30
6:54
6:56
42
7:38
7:41
5
7:46
7:51
8
7:59
8:18
68
9:26
9:26
76
10:42
11:04
26
11:30
11:38
21
11:59
12:00
4
12:04
12:06
16
12:22
12:23
11
12:34
12:35
32
13:07
13:24
17
13:41
13:41
19
14:00
14:05
12
14:17
14:17
7
14:24
14:25
21
14:46
14:46
19
15:05
15:05
20
15:25
15:25
27
15:52
16:10
26
16:36
16:38
8
16:46
16:50
13
17:03
17:09
18
17:27
17:27
8
17:35
17:36
31
18:07
18:09
8
18:17
4日目
山行
10:25
休憩
2:23
合計
12:48
5:11
26
5:37
5:37
29
6:06
6:17
61
7:18
7:21
2
7:23
7:27
14
7:41
7:51
21
8:12
8:23
118
10:21
10:42
22
11:04
11:05
35
11:40
12:09
4
12:13
12:18
21
12:39
12:40
11
12:51
12:51
7
12:58
12:59
18
13:17
13:34
32
14:06
14:07
30
14:37
14:38
21
14:59
15:03
8
15:11
15:12
23
15:35
15:36
39
16:15
16:15
19
16:34
16:34
28
17:02
17:06
7
17:13
17:30
29
17:59
5日目
山行
8:46
休憩
0:42
合計
9:28
5:42
25
玉置神社駐車場
6:07
6:08
27
6:35
6:40
89
8:09
8:09
9
8:18
8:18
45
9:03
9:03
29
9:32
9:40
14
9:54
9:54
56
10:50
10:51
23
11:14
11:17
45
12:02
12:05
6
12:11
12:13
11
12:24
12:33
35
13:08
13:09
21
13:30
13:38
76
14:54
14:55
15
4日目の夜は、玉置辻から玉置神社の駐車場まで、車で移動しています。
1〜2分の小休止は多数。
天候 1日目:晴れ のち 曇り
  風も強く、寒い一日。標高が高いところでは雪が降っていた様子。
2日目:快晴!
  朝晩は冷え込みましたが、日中はちょうど動きやすい気温。
  終日、雲一つないいい天気。
3日目:晴れ
  この日も朝は冷え込み、標高の高いところでは霜柱も。この日も終日いい天気。
4日目:晴れ
  かなり気温もあがって暑い1日。新宮では30.2℃あったとか。
5日目:曇り 時々 晴れ
  標高が高いところ(おおよそ900m以上)ではガス。
  行動中は降りませんでしたが、下山後の新宮で夕方には雨になっていました。
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き
◇東京〜京都(9,210円)
 プレミアムドリーム11号
 22:10 東京駅八重洲南口発
 05:38 京都駅烏丸口着
  → 東名高速事故渋滞の影響があったらしく(寝てて気づかず)、06:10頃到着。
 http://www.kakuyasubus.jp/search/detail/17348/0428/35540/35304

◇京都〜六田(1,170円)
 近鉄京都線急行・橿原神宮前行
 06:35 近鉄京都発
 07:44 橿原神宮前着

 近鉄吉野線・吉野行
 07:57 橿原神宮前発
 08:39 六田着

■帰り
◇本宮大社前〜新宮駅(1,540円)
 熊野交通バス
 16:11 本宮大社前
 17:12 新宮駅

 本宮大社前から新宮駅は、熊野交通と奈良交通の運行あり。

 <熊野交通>
 http://www.kumakou.co.jp/bus/jikoku_item_7.html
 <奈良交通>
 http://www.narakotsu.co.jp/rosen/yagi-shingu/totsukawa-timetable.html

◇新宮〜池袋(11,500円)
 三重交通高速バス
 20:30 三交新宮駅前発
 06:25 池袋駅東口着
 http://www.sanco.co.jp/highway/nankitokyo/time.php
コース状況/
危険箇所等
■コース状況
・思っていたより、全体に整備が行き届いていました。案内板も多くあります。
 道を間違えたのは、地蔵ヶ岳に向かう途中の登り2か所。
・全体に急登が多くあります。
・クサリの箇所も多くありますが、難易度が高いと感じるところはありませんでした。
 行程にもよるのでしょうが、疲れたころにクサリが続くのがやっかい。
・北奥駈道は稜線歩きが中心、南奥駈道は森林歩きが中心と、道の顔が違います。
 標高の違いからか、植生も違っており、雰囲気の異なる行程を楽しむことができます。
・水場は少なく、特に南奥駈道では水場の間が長いところがあります。
 4〜5ℓは持っておいたほうが安心(その分、荷物はかなり重くなります)。
 平治宿から玉置山の間、暑い日だったこともあり、12時間の行程で4.5ℓ消費。

■水場情報
行程時の情報です。また、実際に立ち寄ったところのみ記載しています。

◇上千本(4ℓ補充)
 水道でした。水量たっぷり。どこから水を引いているのか、わかりませんが。
◇小笹ノ宿(2ℓ補充)
 水量たっぷりの沢。
◇行者雫水(2ℓ補充)
 「雫」というくらいなので、ポタポタかと思っていましたが、この日は十分な水量あり。
◇楊枝ヶ宿(2ℓ補充)
 小屋から5分ほど歩いたところ。1ℓ汲むのに1分くらいかかりましたが、十分な水量。
◇鳥の水(補充なし)
 楊枝ヶ宿と同じような感じで出ていました。
 楊枝ヶ宿で補充していたので、コップで一口飲んだのみ。
◇深仙小屋(1ℓ補充)
 しっかり出ていました。
◇平治ノ宿(4ℓ補充)
 5分ほどロープがあるような道を下っていきます。
 それなりに汲むのに時間はかかりましたが、十分な水量。
◇行仙山小屋(1ℓ補充)
 「水場」ではありません。
 小屋の方が声をかけてくださり、「暑くなる」ということで水を分けていただきました。
 通常は、期待しないほうがいいのかもしれません。
◇玉置神社(3ℓ補充)
 社務所の前で豊富に水が出ています。
◇玉置神社駐車場(1ℓ購入)
 自販機あり。
 炭酸が飲みたかったのですが、みなさん、同じ考えのようで炭酸は売り切れ・・・
その他周辺情報 ■熊野本宮周辺
◇食事
 休憩処 いっぷく
 http://www.iyashi-kumano.jp/lunchmap/29_ippuku.html

 熊野本宮前の国道168号を渡ったところ。
 うどんとめはりずしのセット800円。

■新宮駅周辺
◇スーパー
 オークワ
 https://www.okuwa.net/store/wakayama/102.html

 バス降り場から2〜3分のところにオークワというスーパーあり。
 ここでバスの中での酒・飲み物類を買い出し。
 新宮駅近くにコンビニは見当たらず。調べればあるのかもしれませんが。

◇公衆浴場
 なぎの湯
 https://www.city.shingu.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=38023

 上記のオークワの手前を左に折れて1〜2分の交差点を右に曲がったところ。
 入浴料400円、タオル150円、シャンプー100円、ボディーソープ130円(だったはず)。

◇食事
 不知火
 http://www.dokonanki.com/gourmet/shop/00251/

 新宮駅目の前の焼き鳥屋。
 こぢんまりとした感じ。私が飲み食いをしている間に満席、入れない方々も。

 串(皮、つくね、つくねチーズ、もも、エリンギ、シリ、ねぎま、うずら)、
 手羽先から揚げ、焼き鳥丼、中生4杯
 しめて4,000円(うちビールが半分以上・・・)ナリ。おいしゅうございました。
■1日目(4/29)
近鉄の六田(むだ)駅からスタートです!
2016年04月29日 08:55撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/29 8:55
■1日目(4/29)
近鉄の六田(むだ)駅からスタートです!
柳の渡しの説明書き。フムフム。
2016年04月29日 09:02撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 9:02
柳の渡しの説明書き。フムフム。
第75靡柳の宿。今は美吉野橋。
2016年04月29日 09:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 9:04
第75靡柳の宿。今は美吉野橋。
吉野神社。
2016年04月29日 09:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 9:38
吉野神社。
せっかくですので、これからの山旅の無事をお祈りしていきます。GWとはいえ、初日のこの時間だと人はまばら。
2016年04月29日 09:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 9:45
せっかくですので、これからの山旅の無事をお祈りしていきます。GWとはいえ、初日のこの時間だと人はまばら。
吉野の町に入り、金峯山寺。
2016年04月29日 10:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/29 10:23
吉野の町に入り、金峯山寺。
事前に上千本に水場がある情報は得ていましたが、こんなしっかりした水道だと思っていませんでした。
ここで、たっぷり水を補給します。
2016年04月29日 11:01撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:01
事前に上千本に水場がある情報は得ていましたが、こんなしっかりした水道だと思っていませんでした。
ここで、たっぷり水を補給します。
展望台から見る吉野の町並み。
ここまででも結構、歩いてきています。
2016年04月29日 11:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:12
展望台から見る吉野の町並み。
ここまででも結構、歩いてきています。
吉野水分神社。
2016年04月29日 11:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:15
吉野水分神社。
金峯神社への入口。ちょうどここで、バスと遭遇。
2016年04月29日 11:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:34
金峯神社への入口。ちょうどここで、バスと遭遇。
金峯神社。
2016年04月29日 11:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:42
金峯神社。
ここからは登山道。
2016年04月29日 11:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 11:42
ここからは登山道。
旧女人結界の標。
2016年04月29日 12:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 12:27
旧女人結界の標。
雲が多くなってきましたが、まずまずの天気が続きます。
2016年04月29日 12:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/29 12:34
雲が多くなってきましたが、まずまずの天気が続きます。
ところどころ、花も咲いていました。
2016年04月29日 13:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 13:40
ところどころ、花も咲いていました。
これから向かう山上ヶ岳(おそらく左の一番高い山)方面。
2016年04月29日 13:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/29 13:59
これから向かう山上ヶ岳(おそらく左の一番高い山)方面。
足摺宿。
先行されている方が入っていっていました。
2016年04月29日 14:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 14:11
足摺宿。
先行されている方が入っていっていました。
二蔵宿小屋。
ここでは2名の方が宿泊準備をされていました。
2016年04月29日 14:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 14:46
二蔵宿小屋。
ここでは2名の方が宿泊準備をされていました。
大天井ヶ岳に登る道に沿って、運搬用のモノレールが。
歩きに来ているのですが、疲れてくると乗せてほしくなります。
2016年04月29日 15:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 15:25
大天井ヶ岳に登る道に沿って、運搬用のモノレールが。
歩きに来ているのですが、疲れてくると乗せてほしくなります。
振り返って歩いてきた縦走路。
写真ではわかりづらいのですが、京都の街並みまで見えていました。直線距離を調べてみると、80kmくらいのものらしいですからね。
2016年04月29日 15:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
4/29 15:32
振り返って歩いてきた縦走路。
写真ではわかりづらいのですが、京都の街並みまで見えていました。直線距離を調べてみると、80kmくらいのものらしいですからね。
急登をヒーコラ言いながら登り、大天井ヶ岳山頂。
2016年04月29日 15:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 15:48
急登をヒーコラ言いながら登り、大天井ヶ岳山頂。
稲村ヶ岳(だと思う)方面が見えてきたのですが、ありゃ?山頂には雪が積もっている???
2016年04月29日 16:18撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/29 16:18
稲村ヶ岳(だと思う)方面が見えてきたのですが、ありゃ?山頂には雪が積もっている???
五番関の女人結界の標。
ここにはテント3張り。
2016年04月29日 16:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/29 16:31
五番関の女人結界の標。
ここにはテント3張り。
なんとか明るいうちに本日の宿泊地、洞辻茶屋に到着しました。
茶屋の中でお休みさせていただきます。。。
2016年04月29日 18:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
4/29 18:05
なんとか明るいうちに本日の宿泊地、洞辻茶屋に到着しました。
茶屋の中でお休みさせていただきます。。。
■2日目(4/30)
2日目の朝。ちょうど歩き始めたタイミングで日の出。
予報通り、いい天気のヨカン(^^♪
2016年04月30日 05:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
4/30 5:27
■2日目(4/30)
2日目の朝。ちょうど歩き始めたタイミングで日の出。
予報通り、いい天気のヨカン(^^♪
陀羅尼助茶屋。
ここも茶屋の中を通っていきます。
2016年04月30日 05:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 5:37
陀羅尼助茶屋。
ここも茶屋の中を通っていきます。
かなり冷え込んでいたようで、霜柱。
2016年04月30日 05:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 5:41
かなり冷え込んでいたようで、霜柱。
山上ヶ岳。
宿坊も見えてきました。
2016年04月30日 05:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/30 5:43
山上ヶ岳。
宿坊も見えてきました。
霧氷。予想外の風景に、心躍らせます(^^♪
2016年04月30日 06:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 6:00
霧氷。予想外の風景に、心躍らせます(^^♪
振り返って霧氷の残る山肌と、ここまで歩いてきた縦走路。
2016年04月30日 06:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
4/30 6:16
振り返って霧氷の残る山肌と、ここまで歩いてきた縦走路。
ここをくぐると大峰山寺。
2016年04月30日 06:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/30 6:30
ここをくぐると大峰山寺。
「身口意三業を整え」られているか、不安ではありますが、足を踏み入れます。
2016年04月30日 06:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 6:30
「身口意三業を整え」られているか、不安ではありますが、足を踏み入れます。
朝陽に照らされる大峰山寺。
2016年04月30日 06:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
4/30 6:33
朝陽に照らされる大峰山寺。
山頂標識。
時期が良ければ、お花畑になるみたいですね。この時期はまだ早いようです(そりゃそうか・・・)。
2016年04月30日 06:35撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 6:35
山頂標識。
時期が良ければ、お花畑になるみたいですね。この時期はまだ早いようです(そりゃそうか・・・)。
山上ヶ岳まで来ると、ようやく八経ヶ岳と弥山。
本日は弥山まで行く予定ですが、遠いなあ・・・
2016年04月30日 06:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
4/30 6:36
山上ヶ岳まで来ると、ようやく八経ヶ岳と弥山。
本日は弥山まで行く予定ですが、遠いなあ・・・
山頂標識から少し上ったところ、ここが最高点。
2016年04月30日 06:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 6:37
山頂標識から少し上ったところ、ここが最高点。
立ち枯れの木と霧氷がきれいです。
2016年04月30日 06:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/30 6:43
立ち枯れの木と霧氷がきれいです。
霧氷と左から釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山。
2016年04月30日 06:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
4/30 6:46
霧氷と左から釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山。
まさかお目にかかると思っていなかった霧氷のトンネル。
2016年04月30日 06:51撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/30 6:51
まさかお目にかかると思っていなかった霧氷のトンネル。
小笹ノ宿の避難小屋。
2016年04月30日 07:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 7:21
小笹ノ宿の避難小屋。
水量豊富な沢。ここで水を補充。
2016年04月30日 07:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 7:24
水量豊富な沢。ここで水を補充。
ここは非常に気持ちの良い場所でした。しばし、ノンビリします。
ここでのテン泊は気持ちがよいでしょうね。
2016年04月30日 07:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
4/30 7:33
ここは非常に気持ちの良い場所でした。しばし、ノンビリします。
ここでのテン泊は気持ちがよいでしょうね。
素晴らしい天気に恵まれました。
2016年04月30日 07:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 7:52
素晴らしい天気に恵まれました。
非常に気持ちのよい道を進みます。
2016年04月30日 07:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 7:56
非常に気持ちのよい道を進みます。
阿弥陀ヶ森の女人結界の標。
私は、ここから先の俗世の方がいいですね、やっぱり。
2016年04月30日 08:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 8:07
阿弥陀ヶ森の女人結界の標。
私は、ここから先の俗世の方がいいですね、やっぱり。
気持ちのよい道が続きます。
2016年04月30日 09:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 9:07
気持ちのよい道が続きます。
東側には大台ケ原。
2016年04月30日 09:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 9:08
東側には大台ケ原。
木々の間からの大普賢岳。
2016年04月30日 09:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 9:10
木々の間からの大普賢岳。
大普賢岳山頂。
巻き道もありましたが、景色もよいので立ち寄る甲斐はあり。
2016年04月30日 09:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 9:21
大普賢岳山頂。
巻き道もありましたが、景色もよいので立ち寄る甲斐はあり。
釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山。
2016年04月30日 09:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 9:21
釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山。
少し引いて、明日、歩いているはずの八経ヶ岳から南奥駈道へと続く縦走路。
2016年04月30日 09:35撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 9:35
少し引いて、明日、歩いているはずの八経ヶ岳から南奥駈道へと続く縦走路。
こんな道なら、ずっとノンビリ歩いていたい・・・
と思っていたら、この後は急登に苦しみます。
2016年04月30日 09:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 9:45
こんな道なら、ずっとノンビリ歩いていたい・・・
と思っていたら、この後は急登に苦しみます。
振り返って大普賢岳。
2016年04月30日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 10:33
振り返って大普賢岳。
七曜岳山頂から、稲村ヶ岳。
2016年04月30日 11:01撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 11:01
七曜岳山頂から、稲村ヶ岳。
大台ケ原。いいですね〜
2016年04月30日 11:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 11:56
大台ケ原。いいですね〜
行者還岳山頂。途中から空身で往復。
展望はありません。
2016年04月30日 12:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 12:43
行者還岳山頂。途中から空身で往復。
展望はありません。
行者雫水。ソコソコの量は出ています。
2016年04月30日 13:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 13:12
行者雫水。ソコソコの量は出ています。
水場の上部は崩落しています。
2016年04月30日 13:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 13:12
水場の上部は崩落しています。
何度も大台ケ原。最高の天気と、最高の景色が続きます。
2016年04月30日 13:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 13:22
何度も大台ケ原。最高の天気と、最高の景色が続きます。
振り返って行者還岳。意外と急だったのですね。
2016年04月30日 13:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4/30 13:23
振り返って行者還岳。意外と急だったのですね。
最後の弥山への登りはまったくの余裕なし。写真を撮っている余裕もなく、弥山小屋に到着。弥山山頂に足を運びます。
2016年04月30日 17:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 17:00
最後の弥山への登りはまったくの余裕なし。写真を撮っている余裕もなく、弥山小屋に到着。弥山山頂に足を運びます。
弥山の山頂。
ここで今日一日の無事のお礼をしました。
2016年04月30日 17:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 17:03
弥山の山頂。
ここで今日一日の無事のお礼をしました。
明日、登る予定の八経ヶ岳は目と鼻の先。
2016年04月30日 17:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 17:04
明日、登る予定の八経ヶ岳は目と鼻の先。
弥山に沈む夕陽。
今日一日が終わります。。。
2016年04月30日 18:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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4/30 18:38
弥山に沈む夕陽。
今日一日が終わります。。。
■3日目(5/1)
日の出前のオレンジ色に染まる空の下に大台ケ原。多少の雲はありますが、今日もいい天気のヨカン♪
2016年05月01日 04:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 4:58
■3日目(5/1)
日の出前のオレンジ色に染まる空の下に大台ケ原。多少の雲はありますが、今日もいい天気のヨカン♪
八経ヶ岳山頂。八剣岳、仏教ヶ岳と異名があるのですね。
ここで日の出を待ちます。
2016年05月01日 05:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:06
八経ヶ岳山頂。八剣岳、仏教ヶ岳と異名があるのですね。
ここで日の出を待ちます。
顔をのぞかせる太陽。
2016年05月01日 05:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:10
顔をのぞかせる太陽。
古の人も、変わらぬ景色を見ていたのでしょう。
2016年05月01日 05:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:14
古の人も、変わらぬ景色を見ていたのでしょう。
山頂にささる杖が神秘的に見えます。
2016年05月01日 05:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:17
山頂にささる杖が神秘的に見えます。
太陽が姿全体を見せるまで、ほんの数分。いつ見ても、この数分はたまりませんな〜
2016年05月01日 05:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:17
太陽が姿全体を見せるまで、ほんの数分。いつ見ても、この数分はたまりませんな〜
朝焼けに染まる立ち枯れの木と、これから向かう縦走路。今日のゴール地点がどこになるのか、さっぱりわかりません。
2016年05月01日 05:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:20
朝焼けに染まる立ち枯れの木と、これから向かう縦走路。今日のゴール地点がどこになるのか、さっぱりわかりません。
この辺の立ち枯れた木は、根こそぎもっていかれてますね。なんでこんな枯れ方、倒れ方をしているのでしょうか。
2016年05月01日 05:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:28
この辺の立ち枯れた木は、根こそぎもっていかれてますね。なんでこんな枯れ方、倒れ方をしているのでしょうか。
影八経ヶ岳。
2016年05月01日 05:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:38
影八経ヶ岳。
ちょっと進んで、違う角度からのこれから向かう道。
2016年05月01日 05:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:42
ちょっと進んで、違う角度からのこれから向かう道。
太陽もだいぶ高く昇ってきました。
2016年05月01日 05:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 5:43
太陽もだいぶ高く昇ってきました。
今日も気持ちがよい稜線歩きが続きます。
2016年05月01日 07:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 7:19
今日も気持ちがよい稜線歩きが続きます。
たまに崩れている箇所もあるので、気を付けながら。
2016年05月01日 07:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 7:28
たまに崩れている箇所もあるので、気を付けながら。
何度もこれから向かう稜線。
それほど高い山ではありませんが、景色のよい稜線歩きで、紀伊半島の山が大好きになりました。
2016年05月01日 07:36撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 7:36
何度もこれから向かう稜線。
それほど高い山ではありませんが、景色のよい稜線歩きで、紀伊半島の山が大好きになりました。
楊枝ヶ宿の水場。
それなりには出ていました。
2016年05月01日 07:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 7:54
楊枝ヶ宿の水場。
それなりには出ていました。
鳥の水。
こちらもそれなりに。
2016年05月01日 09:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 9:27
鳥の水。
こちらもそれなりに。
お天気も景色も最高です!
2016年05月01日 09:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 9:40
お天気も景色も最高です!
釈迦ヶ岳が目の前に。
名前は優しいのですが、厳しい激急登が待っていました。
2016年05月01日 10:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 10:14
釈迦ヶ岳が目の前に。
名前は優しいのですが、厳しい激急登が待っていました。
釈迦ヶ岳を登る途中で振り返ると八経ヶ岳。すでにかなり歩きました。
2016年05月01日 10:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 10:27
釈迦ヶ岳を登る途中で振り返ると八経ヶ岳。すでにかなり歩きました。
登り坂に苦しみながら、釈迦ヶ岳山頂に到着。
山頂標識と奥には八経ヶ岳。
2016年05月01日 11:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 11:09
登り坂に苦しみながら、釈迦ヶ岳山頂に到着。
山頂標識と奥には八経ヶ岳。
山頂の仏像。なんでも大正時代に人力で担ぎ上げられたのだとか(1回でではないみたいです)。スゴイですね・・・
2016年05月01日 10:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 10:58
山頂の仏像。なんでも大正時代に人力で担ぎ上げられたのだとか(1回でではないみたいです)。スゴイですね・・・
釈迦ヶ岳から稜線を下ったところに見える、深仙小屋。
2016年05月01日 11:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 11:37
釈迦ヶ岳から稜線を下ったところに見える、深仙小屋。
深仙小屋の水場。
ここも水量が多くはありませんが、補充するには十分です。
2016年05月01日 11:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 11:41
深仙小屋の水場。
ここも水量が多くはありませんが、補充するには十分です。
大日岳。ここは巻きます。
2016年05月01日 12:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 12:03
大日岳。ここは巻きます。
ここから南奥駈道。
ようやく道程の約半分まで来ました!
2016年05月01日 12:13撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 12:13
ここから南奥駈道。
ようやく道程の約半分まで来ました!
南奥駈道に入っても、しばらくは変わらぬ景色が続きます。
2016年05月01日 12:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 12:33
南奥駈道に入っても、しばらくは変わらぬ景色が続きます。
天狗山。
ここで休憩して、後ろから来た奥駈道縦走中のお二人と話をします。
2016年05月01日 13:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 13:31
天狗山。
ここで休憩して、後ろから来た奥駈道縦走中のお二人と話をします。
振り返って釈迦ヶ岳。
こうして見ていると、いい山なんですけどね。
2016年05月01日 13:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 13:31
振り返って釈迦ヶ岳。
こうして見ていると、いい山なんですけどね。
大台ケ原方面ですが、これだけ歩くと見える景色も変わってきます。
2016年05月01日 14:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/1 14:23
大台ケ原方面ですが、これだけ歩くと見える景色も変わってきます。
南奥駈の道。左の方には涅槃岳。そのほかの山は、山座同定を試みましたが、さっぱりわかりません(笑)。
2016年05月01日 14:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/1 14:33
南奥駈の道。左の方には涅槃岳。そのほかの山は、山座同定を試みましたが、さっぱりわかりません(笑)。
ツツジが満開!
2016年05月01日 14:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 14:56
ツツジが満開!
こうした距離を示してくれる標識が充実しています。
非常にありがたいのですが、残りの距離に萎えることも・・・
2016年05月01日 15:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 15:10
こうした距離を示してくれる標識が充実しています。
非常にありがたいのですが、残りの距離に萎えることも・・・
涅槃岳。
この時点で行動時間は11時間を越えています。テン泊装備では未知の領域で、完全に足が上がり気味。
2016年05月01日 15:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 15:28
涅槃岳。
この時点で行動時間は11時間を越えています。テン泊装備では未知の領域で、完全に足が上がり気味。
かなり時間をかけながら、涅槃岳の山頂。
ここでしばし休憩。そのまま寝てしまいたい誘惑も・・・
ここを越えると、奥駈道は稜線歩きを離れ、森の中が中心になります。
2016年05月01日 16:04撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 16:04
かなり時間をかけながら、涅槃岳の山頂。
ここでしばし休憩。そのまま寝てしまいたい誘惑も・・・
ここを越えると、奥駈道は稜線歩きを離れ、森の中が中心になります。
阿須迦利岳。
山と高原地図では、このピークからは裏面です。
2016年05月01日 17:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 17:16
阿須迦利岳。
山と高原地図では、このピークからは裏面です。
持経ノ宿。
ここで泊まろうかとも考えましたが、後から来る方々も多そうな気がして、先の平治ノ宿まで足を進めます。
2016年05月01日 17:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 17:34
持経ノ宿。
ここで泊まろうかとも考えましたが、後から来る方々も多そうな気がして、先の平治ノ宿まで足を進めます。
平治ノ宿。
すっかり遅くなってしまいました・・・
2016年05月01日 18:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 18:38
平治ノ宿。
すっかり遅くなってしまいました・・・
平治ノ宿に到着して、まずはそのまま水を汲みに。
ロープもあるような道を下っていきます。
2016年05月01日 18:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 18:41
平治ノ宿に到着して、まずはそのまま水を汲みに。
ロープもあるような道を下っていきます。
下った先にある水場。
水量は多くありませんが、まあ、十分。奥駈道の水場の多くはこんな感じですね。
2016年05月01日 18:55撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 18:55
下った先にある水場。
水量は多くありませんが、まあ、十分。奥駈道の水場の多くはこんな感じですね。
水を汲み終わったころには、すっかり暗くなっていました。
2016年05月01日 19:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/1 19:00
水を汲み終わったころには、すっかり暗くなっていました。
■4日目(5/2)
出かけるタイミングでは曇り予報でしたが、歩き始めてすぐのタイミングで、朝陽が顔をのぞかせていました。
2016年05月02日 05:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 5:23
■4日目(5/2)
出かけるタイミングでは曇り予報でしたが、歩き始めてすぐのタイミングで、朝陽が顔をのぞかせていました。
一番最初のピーク、転法輪岳。
2016年05月02日 05:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 5:43
一番最初のピーク、転法輪岳。
俱利伽羅岳。
ここまでは連日の疲れも感じず、意外と順調。
2016年05月02日 06:18撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 6:18
俱利伽羅岳。
ここまでは連日の疲れも感じず、意外と順調。
山頂に鉄塔が見える行仙岳。これが急登でくせ者。
2016年05月02日 07:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 7:10
山頂に鉄塔が見える行仙岳。これが急登でくせ者。
振り返って涅槃岳かな?
もはや、すっかり距離感がわからなくなっております。
2016年05月02日 07:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
5/2 7:50
振り返って涅槃岳かな?
もはや、すっかり距離感がわからなくなっております。
行仙岳山頂。
すでにすっかり足があがってしまいました。
2016年05月02日 07:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 7:56
行仙岳山頂。
すでにすっかり足があがってしまいました。
笠捨山から地蔵岳方面。これが今回の山旅の核心部になります。
2016年05月02日 08:15撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 8:15
笠捨山から地蔵岳方面。これが今回の山旅の核心部になります。
行仙宿山小屋。
ここで小屋の方に声をかけていただき休憩。コーヒーをいただき、水を補充させていただきました。感謝!
2016年05月02日 08:29撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 8:29
行仙宿山小屋。
ここで小屋の方に声をかけていただき休憩。コーヒーをいただき、水を補充させていただきました。感謝!
だいぶ見える景色も変わってきました。
奈良と三重の県境方面のはず。
2016年05月02日 08:35撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 8:35
だいぶ見える景色も変わってきました。
奈良と三重の県境方面のはず。
笠捨山に登る道も急登です。こんなんばっかり・・・
2016年05月02日 10:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 10:20
笠捨山に登る道も急登です。こんなんばっかり・・・
笠捨山山頂。
ここでお昼ご飯にします。にしても疲れた。。。
ここから先、乗り切ることができるのか、不安にかられます。
2016年05月02日 10:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 10:47
笠捨山山頂。
ここでお昼ご飯にします。にしても疲れた。。。
ここから先、乗り切ることができるのか、不安にかられます。
笠捨山山頂から歩いてきた道を振り返って。
手前の鉄塔は行仙山。奥はおそらく涅槃岳。
2016年05月02日 10:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 10:47
笠捨山山頂から歩いてきた道を振り返って。
手前の鉄塔は行仙山。奥はおそらく涅槃岳。
核心部に向かいます。
槍ヶ岳が見えて、その斜度に萎えます・・・
ここまでですでに、6時間歩いてきていますからね・・・
2016年05月02日 11:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 11:27
核心部に向かいます。
槍ヶ岳が見えて、その斜度に萎えます・・・
ここまでですでに、6時間歩いてきていますからね・・・
地蔵岳山頂。
意外と寂しい感じ・・・
2016年05月02日 12:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:05
地蔵岳山頂。
意外と寂しい感じ・・・
有名な8m懸垂下降のクサリ場。
上からの写真だと、高度感を感じませんね。
20kgの荷物を背負って、7時間歩いて疲れた状態なので、かなり慎重に(ビビりながらとも言う)降ります。
2016年05月02日 12:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 12:14
有名な8m懸垂下降のクサリ場。
上からの写真だと、高度感を感じませんね。
20kgの荷物を背負って、7時間歩いて疲れた状態なので、かなり慎重に(ビビりながらとも言う)降ります。
地蔵岳に笠捨山。
2016年05月02日 13:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 13:17
地蔵岳に笠捨山。
香精山。
核心部を越えて、ここで小休止。
2016年05月02日 13:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 13:25
香精山。
核心部を越えて、ここで小休止。
この区間はアップダウンも少なく、森の中の快適トレイル♪
2016年05月02日 14:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 14:37
この区間はアップダウンも少なく、森の中の快適トレイル♪
世界遺産の碑。
2016年05月02日 16:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 16:45
世界遺産の碑。
かつえ坂を越えて、玉置山山頂。
2016年05月02日 17:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 17:09
かつえ坂を越えて、玉置山山頂。
玉置神社まで降りてきました。
手前に見える手水場で、水を補充します。
2016年05月02日 17:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
5/2 17:37
玉置神社まで降りてきました。
手前に見える手水場で、水を補充します。
玉置神社。
2016年05月02日 17:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 17:41
玉置神社。
今日の宿泊地の駐車場まで来た・・・つもりが・・・
間違って玉置辻に降りてきてしまっていました。
諦めてこちらでテントを張ろうとしていたタイミングで、駐車場まで行く車に乗せていただきました。
2016年05月02日 18:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 18:05
今日の宿泊地の駐車場まで来た・・・つもりが・・・
間違って玉置辻に降りてきてしまっていました。
諦めてこちらでテントを張ろうとしていたタイミングで、駐車場まで行く車に乗せていただきました。
駐車場脇の売店。残念ながら、すでに閉まっていました。
自販機で冷たい飲み物だけ買います。
2016年05月02日 18:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/2 18:44
駐車場脇の売店。残念ながら、すでに閉まっていました。
自販機で冷たい飲み物だけ買います。
ちょうど夕暮れ時。
2016年05月02日 18:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 18:38
ちょうど夕暮れ時。
夕陽がきれいでした。
2016年05月02日 18:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 18:41
夕陽がきれいでした。
3日間続けての好天に感謝!
2016年05月02日 18:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/2 18:42
3日間続けての好天に感謝!
太陽が沈んだ余韻が残る空・・・
今日一日が終わります。
2016年05月02日 19:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
5/2 19:25
太陽が沈んだ余韻が残る空・・・
今日一日が終わります。
■5日目(5/3)
さすがに4日連続の晴れとはいきませんか。ガスガスの朝です。
2016年05月03日 05:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:06
■5日目(5/3)
さすがに4日連続の晴れとはいきませんか。ガスガスの朝です。
駐車場を後にして、出発です。
2016年05月03日 05:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 5:49
駐車場を後にして、出発です。
玉置神社。
昨日はこの分岐を左に進んで玉置辻に進んでしまいました。駐車場に向かうには、右が正解。
2016年05月03日 06:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 6:07
玉置神社。
昨日はこの分岐を左に進んで玉置辻に進んでしまいました。駐車場に向かうには、右が正解。
玉置辻では、少し、太陽が顔をのぞかせていました。
2016年05月03日 06:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 6:47
玉置辻では、少し、太陽が顔をのぞかせていました。
大森山に向かう道。この時点ですでにヘロヘロです。。。
2016年05月03日 07:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 7:50
大森山に向かう道。この時点ですでにヘロヘロです。。。
かなりの勢いで、ガスが昇ってきていました。
2016年05月03日 08:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 8:06
かなりの勢いで、ガスが昇ってきていました。
かなり時間をかけて、大森山山頂に到着。
すでに先行きが不安。
2016年05月03日 08:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 8:16
かなり時間をかけて、大森山山頂に到着。
すでに先行きが不安。
必要そうにない場所にもロープがありましたが、今日は頼れるものには、すべて頼ります。
2016年05月03日 08:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 8:37
必要そうにない場所にもロープがありましたが、今日は頼れるものには、すべて頼ります。
雲の下に降りると、それなりの景色が広がっていました。
2016年05月03日 09:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 9:22
雲の下に降りると、それなりの景色が広がっていました。
五大尊岳。
すごい名前です。ここに登る坂も急登でした。標高が下がってくれば、急坂はなくなるかと思っていましたが、甘かったです。
2016年05月03日 09:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 9:43
五大尊岳。
すごい名前です。ここに登る坂も急登でした。標高が下がってくれば、急坂はなくなるかと思っていましたが、甘かったです。
五大尊岳から下る途中で、熊野川が見えてきました!
まだ先は残っていますが、テンションがあがります!!!
(が、足はついてきません・・・)
2016年05月03日 10:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 10:32
五大尊岳から下る途中で、熊野川が見えてきました!
まだ先は残っていますが、テンションがあがります!!!
(が、足はついてきません・・・)
大黒天人岳に向かう坂。こちらも急です(泣)。
2016年05月03日 10:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 10:50
大黒天人岳に向かう坂。こちらも急です(泣)。
大黒天人岳山頂。
2016年05月03日 11:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5/3 11:19
大黒天人岳山頂。
大黒天人岳を過ぎたところで、熊野川がより近くに。
ここで先行されていた方と出会います。熊野本宮に行く方と出会ったのは、この日では初めて。
2016年05月03日 11:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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大黒天人岳を過ぎたところで、熊野川がより近くに。
ここで先行されていた方と出会います。熊野本宮に行く方と出会ったのは、この日では初めて。
熊野の森にパワーをいただきます。
が、体は正直で、足が重たい・・・
2016年05月03日 11:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 11:45
熊野の森にパワーをいただきます。
が、体は正直で、足が重たい・・・
熊野川がより近くに。
もっとも、まだ、目的地の熊野本宮は見えません。
2016年05月03日 12:02撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 12:02
熊野川がより近くに。
もっとも、まだ、目的地の熊野本宮は見えません。
時おり、木漏れ日も。
なんだかんだ、最終日もそれなりの天気に恵まれました。
2016年05月03日 12:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 12:57
時おり、木漏れ日も。
なんだかんだ、最終日もそれなりの天気に恵まれました。
吹越峠を過ぎて、ようやく目的地の熊野本宮が見えてきました!
感動もひとしおです!
古の人々は、どのような思いでこの風景を眺めていたのでしょうか。
2016年05月03日 13:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 13:25
吹越峠を過ぎて、ようやく目的地の熊野本宮が見えてきました!
感動もひとしおです!
古の人々は、どのような思いでこの風景を眺めていたのでしょうか。
七越峰。
ここが最後のピークで、後は熊野本宮を目指すのみ!
2016年05月03日 13:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 13:40
七越峰。
ここが最後のピークで、後は熊野本宮を目指すのみ!
登山道を河原まで降りると、すぐにある階段を降ります。
2016年05月03日 14:27撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 14:27
登山道を河原まで降りると、すぐにある階段を降ります。
サンダルに履き替えて、熊野川を渡ります。
どこから渡るのが正しいかわかりませんが、大鳥居の正面から。
疲れた足に冷たい水が気持ちよかったです。一気に疲れが吹っ飛びます。
2016年05月03日 14:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 14:53
サンダルに履き替えて、熊野川を渡ります。
どこから渡るのが正しいかわかりませんが、大鳥居の正面から。
疲れた足に冷たい水が気持ちよかったです。一気に疲れが吹っ飛びます。
大鳥居。
2016年05月03日 15:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 15:05
大鳥居。
長かった道程もここが最終地点。
感慨深いものがあります。
2016年05月03日 15:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 15:10
長かった道程もここが最終地点。
感慨深いものがあります。
無事の山行のお礼をして、帰途につきました。
2016年05月03日 15:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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5/3 15:22
無事の山行のお礼をして、帰途につきました。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(70ℓ) 防水バッグ(35ℓ) ザックカバー ストック レインウェア レイングローブ ゲイター テント テントポール ペグ グラウンドシート マット シュラフ シュラフカバー 携帯まくら ロープ(物干し用) クッカー ガスボンベ コッヘル サーモス フォーク/スプーン 折り畳み食器 マグカップ 朝食:4食分 昼食:5食分 夕食:4食分 予備食料:3食分 非常食 帽子 ジャージ(下) くつ下 下着 インナー 長袖シャツ ダウン(上下) フリース ハイドレーション ソフトボトル(4ℓ分) ドライフルーツ(オレンジ/パイナップル/レモン) カシューナッツ 麦チョコ ウィスキー(400ml) VAAM粉末(10袋) アミノバイタル(5袋) コーヒー(8スティック) あめ タオル 携帯トイレ トイレットペーパー(1ロール) サバイバルシート サングラス ライター ヘッドランプ LEDランタン 靴ひも 常備薬 絆創膏 虫よけシート メンタム バンテリン ウェストポーチ 防水袋 アイマスク 耳栓 一眼レフ コンデジ 携帯バッテリー 予備用乾電池 地図 スマホ Kindle 防水メモ シャーペン メガネ 時計 ニットシューズ(MONCROSS) ボディペーパータオル
備考 ・これだけ行動時間が長いと、時間つぶしのためのKindleは持っていかなくても大丈夫でした。
・スマホのバッテリー状態がイマイチのため、充電用のバッテリー(3つ、トータルで13,500A)が重くなってしまいました。
・カメラは晴れ用に一眼レフ、雨用にコンデジを持参。これだけ行程が長いと、コンデジのみで軽量化を図った方がよかったと思いました。コンデジだけだと、充電用のバッテリーがさらに重くなりそうなのを嫌いはしたのですが。

感想

正直、舐めてました。
他の方々のレコを見ていて、大変な道とは思っていましたが、一方で「世界遺産の道」というフレーズもあり、「誰でも行けそう」という思いを抱いてしまっていました。

4泊5日前提だと、
20kg以上の荷物を背負って
標準CT以上のスピードで
1日10時間以上の行程を
は日歩き切る体力と気力が必要
という、かなりのハードコースでした。

4泊、かつ、途中で食事ができる山小屋もなく自炊前提のため、どうしても荷物が多くなります。軽量化のため、食材はフリーズドライで固めましたが、私はよく食べるため、一食が2袋前提。食材だけでもかなりの重さ。
水場も少なく、余裕を見て4〜5ℓは持っておきたいため、さらに荷物は重くなりがち。

この荷物を背負って、ソコソコのスピードで、長時間の行動。
夏山でも、連日1日10時間以上歩くことは、そうそうありませんので、まったくもって未知の領域。
4泊5日だと、私のたどったコースは標準的なものだと思いますが、この行程だと疲れ切った終盤にもクサリ、急登が待っています。本当にMっ気たっぷりのコースです。
帰ってきて体重計に乗ると、体重3.5Kg減の体脂肪率5%減(もっとも帰ってきて2日で2kg回復…、人間の体ってすごい)。

それだけ大変なコースですので、歩き切ったときの充実感、達成感はひとしおです。
今回は天気にも恵まれ、楽しい山行でもありました。
ただ、「もう一回、歩きたいか?」と問われたら、迷わず「NO!」と答えますけどね・・・

■1日目(4/29)
東名が事故渋滞だったということで、定刻より30分遅れでの京都駅に到着。電車の接続が悪く、当初の予定より1時間近く遅れての六田駅スタート。
大峯奥駈道を歩く場合、吉野口、あるいは奥千本からスタートする方が多いようですが、あまり来る機会もない山域のため、第75靡の柳の宿からスタートしました。

吉野の町を通り、奥千本までは舗装路。奥千本から先が山道。
初日ということもあり元気で、快調に歩を進めます。

五番関の女人結界を越えて、大天井ヶ岳に向かう辺りから、多少、疲れが出てきます。
そこに待っていたのが、歩きづらくなる道と、大天井ヶ岳に向かう急登。
さすがに20kg以上の荷物を背負っての急登は堪えます・・・

元々は小笹ノ宿まで行ければ行きたいと思っていましたが、スタートが遅れたのと、思っていた以上に行程に時間を要したのとで、あえなく断念。
開業前の洞辻茶屋をこの日の宿泊場所とします。

中にはテント数張りと、テントを張らずにいる方が数名。
テントを張るのが面倒だったため、私もテントなし。これが失敗。
この日はかなり冷え込み、氷点下。寝袋に入っても寒く、サバイバルシートを出してようやく暖かい状態。
さらに、19時頃に到着した方々が、22時過ぎまでしゃべっていたのが気になり、眠ることができません。到着が遅くなるのはしょうがないとして、22時過ぎまでうるさいのはどうかと思いました。
結局、その方々が消灯してから、ようやく寝ることができました。

■2日目(4/30)
目が覚めたのは4時ごろ。まあ、それでも6時間近くは寝ることができたので十分。
日の出のタイミングで出発します。

山上ヶ岳の宿坊、GW後に開くという事前情報を見ていましたが、どうも泊まっていた方もいた様子。
あいさつしたときに「よう、お参り」を聞いたのが新鮮でした。私は普通に「おはようございます」で反射してしまいましたけど・・・

小笹ノ宿は水もたっぷり、静かでいい場所でした。テン泊にはもってこいの場所でしょうね。

快晴の下、気持ちがよい笹の稜線の道を進んで、大普賢岳へ。
ここで今回の行程で初めて、吉野から熊野本宮を目指す方と話をしました。
この方(若くてうらやましい・・・)とは、結局、弥山まで同じようなペースでした。

この後も、大荷物の方と出会い、話をするとやはり熊野本宮を目指す方。
多くの方はできれば4泊とおっしゃっていました。が、すでに「4泊は無理かなあ」と諦め気味の方も。
まあ、後から思うと、確かに4泊はかなりハードなのではないかと・・・

七曜岳辺りは修験の道という雰囲気。
山頂は景色もよく、まったりと昼食をいただきます。

七曜岳から先も気持ちがよい稜線歩きが続きます。
が、最後に弥山に登る道が、かなり足に堪えます。
かなりの時間をかけながら、ようやく弥山のテント場に。
小屋ではビールも売っていたので、350ml×2本購入。一人まったりとビールを楽しみ、この日は20時には就寝です。

■3日目(5/1)
前日、早めに寝てしまったため、1時過ぎに目が覚めてしまいます。
その後は、グッスリ寝ることはできずにトロトロと。ただ、横になっている時間が長かったためか、疲れは残っていませんでした。
予定ではこの日が一番の長丁場(で、実際にそうでした)。

八経ヶ岳山頂で日の出を拝むべく、4時半に弥山のテント場を出発。
八経ヶ岳の山頂は先着1名のみ。
日が昇ってくるタイミングで、2組が登頂してきました。
古の方々に思いをはせながら日の出を拝みます。なんとも神秘的。

日の出を楽しんだ後は、長い行程を進みます。
楊枝ヶ宿では、すでにお腹が減ってしまったため、早々にお昼ご飯(というよりは、二度目の朝ごはんか???)。

釈迦ヶ岳という優しい名前なのに、かなりの急登で厳しい釈迦ヶ岳。
しばし、休憩した後に足を進めて、深仙小屋でさらに水汲み休憩。
そこから先、しばらく行くと南奥駈道の標識。ようやく半分・・・

とにかく長い一日で、涅槃岳に登る途中で、完全に足があがってしまいます。
しかも、そこから先に続くクサリ場。
持経ノ宿に着くころには、一杯一杯・・・

ですが、次の日の行程を見越して、平治ノ宿まで足を進めます。
かなりの遅い到着。小屋で宿泊しようと思っていましたが、中に入るとすでに寝ている方も。このタイミングでゴソゴソするのも迷惑かと思い、テント泊に(でも、テントの方には迷惑をおかけしたかと、ごめんなさい・・・)。
水を汲んで食事にして、結局、寝たのは21時前くらい。

■4日目(5/2)
さすがに疲れが溜まってきていたのか、3時過ぎに目が覚めたものの不覚の二度寝。
結局、一番最後の5時過ぎスタートでした。

体が重くて言うことを聞きません。
それでも、俱利伽羅岳までは振り返ってみると、かなりのいいペース。
このままのペースで行きたいと進んでいましたが、行仙岳への急登で、早速、足があがってしまいます。すでに先行きが不安・・・

行仙小屋では、小屋の方に声をかけていただき、しばし、休憩します。
コーヒーをいただき、「今日は奈良で30℃を超える予報で、暑くなるから」ということで、水を補給させていただきました。お代を払おうとしましたが、不要ということ。好意に甘えさせていただきました。
結果的に、ここで水を補給させていただいたのが助かりました。

ここから先は、笠捨山も急登です。
途中、葛川辻に向かう巻き道もあったのですが、なんとなくこだわってしまい、笠捨山に登る道を選択。登るのと、巻き道では、少なくとも30分くらいは違っていたのではないかと思います。今度、通る場合は、間違いなく巻き道を選択すると思います(笑)。
笠捨山では、昨日、天狗山で出会った方と再会。同じような行程で、この日は玉置山を目指していましたが、この方は水不足で21世紀の森に宿泊を選択されました。
水が余っていれば、分けたのですが、暑い日で予想以上に水分消費量が多く、私もギリギリでしたので・・・

笠捨山を下ると、この行程の核心部。
槍ヶ岳の急登に萎えながら、しかも2回、道を間違えます。
いずれも先の道(?)を見て、すぐにおかしいと引き返しましたので、事なきを得ました。
おかしいと思ったら、すぐに戻って確認することが大事です。
すでに7時間歩いており、ヘロヘロしながら懸垂下降に近いクサリ場を通過、核心部を越えます。

そこから先は、気持ちのよい森林トレイルが続きます。

世界遺産の碑まで進んだところで、トレランスタイルの方と話をしました。
聞くと、吉野から夜通し歩いて待経ノ宿で宿泊。
そこから玉置山まで歩いてきて、そのまま熊野本宮に向かうということ。
どう見ても50代半ばの方でしたが、世の中、すごい人がいるものだなあ、と感心。
でも、マネはするつもりはありませんが。

かつえ坂をヘロヘロになりながら登り、玉置山山頂を経て、玉置神社へ。
この時点で水は空っぽ、残量ゼロℓ。行仙小屋で水をいただいていなければ、ここまでたどり着くことはできなかったと思います。ホント、小屋の方に感謝です。
ここで水を補給し、さらに宿泊場所の駐車場を目指します。

が、、、
着いたのは、あるはずの自販機、トイレがない駐車場。
本来は玉置神社の北西方面にある駐車場に進まなければならないのを、玉置辻に下ってきてしまった模様。明らかに事前サーチ不足でした。
諦めて、玉置辻にテントを張って、宿泊しようとしました。

ここで奇跡が起こります。
玉置辻をウロウロしながら、テントを張ろうと諦めて歩いていると、向こうから車がやってきて、降りた女性がこちらに向かってきます。
話を聞くと、吉野から熊野本宮に向かっていた知り合い(旦那?)が、捻挫してしまって断念、駐車場にテントを張っているということで迎えに行こうとしているが、ナビの案内に沿ってもたどり着かないということ。
渡りに船、同行を申し出て、駐車場まで車に乗せていただきました。
駐車場で冷たい飲料も購入し、素晴らしい夕陽を拝みながら夜を迎えます。
この日も21時前に就寝。

■5日目(5/3)
標準コースタイムで歩けば(この時点で間違い)、熊野本宮まで7時間の行程(さらに1時間ほど計算間違い)。
帰りのバスの時間を考えると13時ころに下山できればいい計算で、逆算して5時スタートをターゲット。
が、4時に起床し、準備を始めたものの、すでに体が重くて動きません・・・
結局、スタートは5時40分頃で、一番、遅いスタート。

歩き始めてもやっぱり体の重さは解消されず。
一番最初のピーク、大森山に向かう途中で足があがってきます。

標高が低くなってきていたこと、前日の終盤は急なアップダウンも少なかったことから、玉置山から熊野本宮まではまったりとした道を想像していたのですが、なんのその。
大森山から先も、前日までと変わらない急登が待ち受けていました。

五大尊岳を越えたところで、熊野川が見えてきました。
ゴールも近くなってきて、感慨にふけります・・・

ただし、ここからが長い!
2時間以上をかけて、熊野本宮近くの河原に出ます。
当然、渡っていく前提でサンダルも用意してあり、履き替えます。ここでは、途中、熊野川をのぞむところで出会った方と一緒に。
渡る場所がイマイチ、わかりませんでしたが、感覚的に大鳥居の正面だろうということで、大鳥居の正面から熊野川を渡ります。
この日の水量は膝上くらい(私は身長180cm、ただし、そんなに足は長くない)でした。
水はかなり冷たく、疲れ切った足には、いいアイシングになりました。

多少、足の疲れも取れたところで、最終目的地の熊野本宮へ!
GW中にもかかわらず、思ったほどの人出もありませんでした。
熊野本宮への階段を登り(熊野川のアイシングがなかったら、登れなかったかも・・・)、今回の旅路の無事のお礼をします。

今回の山行はここで終了。
最後の日は修行でしかありませんでしたが、天候にも恵まれて、充実した山行でした。
それでも、もう一回行くか?と言われたら、ノータイムで行きません、と答えますが(笑)。

■帰路
本当は、渡瀬の湯に寄っていく予定だったのですが、予定時間を大幅にオーバーしての下山。
軽く食事のみして、その(臭い・・・)まま、バスに乗り込み新宮に向かいます。

新宮では3時間ほどの待ち時間。
ここで風呂に入り、食事(飲み???)をして、近くのスーパーで買い物をして、夜行バスで帰宅の途につきます。
バスの待ち時間では、隣で待っていた女性とお話をさせていただきました。
東京近辺の山には登る方のようですが、今回は熊野三山をめぐる一人旅だった模様。
こうした旅も、うらやましく感じました。
バスに乗り込むと、すぐに爆睡。一回、1時過ぎに目を覚ましましたが、すぐに二度寝で5時ころまでぐっすりでした。


今回の山行では、同じ行程をたどった方を始め、さまざま方と話をさせていただきました。
こうした出会いにも感謝です!!!
そして、GW中に長期間、留守にすることを許してくれた(というか、勝手に出てきた)家族にも感謝せねばなりませんね。

# 今回はかなり自己満足での長文レコです。
  ここまでお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

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コメント

お疲れ様でした。
記録を見ると洞辻茶屋で29日の夜ご一緒 していますね。3人のグループで私は土間にグリーンのピラミッド型のシェルターを張っていました。なんともハードな道程でした。しかし20キロ背負ってというのはすごいですね!私は水4リットル入れて9キロ程でした。
連れは玉置神社でもご一緒だったようです。私は達成感よりも終わった解放感の方が大きかったです。
どうぞゆっくりお休み下さい。
2016/5/6 19:40
Re: お疲れ様でした。
takenakanoさん、コメントありがとうございます。

洞辻茶屋では、朝の4時ごろに起きようかどうしようかと一人ゴロゴロしているときに、出て行った3人組の方がいたのを覚えています。
その時間の前後に出て行った方はほかにいませんでしたので、takenakanoさんはその中のお一人だったのだろうと思います。

背負っていた荷物が9キロとはいえ、この行程を3泊4日で歩かれたというのはスゴイ!の一言ですね。なんと言っても、標高差では海抜ゼロメートルから富士山を2回、往復しているのと同じですからね。さぞかし、ハードだったのだろうと推察します。
行程はマネをしたくありませんが(笑)、健脚はあやかりたいものです。
あ、あと、荷物を9キロに収める技術も・・・
2016/5/7 0:35
Re[2]: お疲れ様でした。
dai_tさん、私など最近は10キロ以上背負わないようにしているので、むしろ貧脚ですよ。
今回の装備は、ザック1700g、シェルター500g、シュラフ500g、雨具ダウンジャケット500g、マット430g、シェラカップストーブ80g、固形燃料200g、食料800g、その他で大体5キロ程です。
最低限の装備だけになりますので不便はありますが、そこは軽さを取るか、快適性を取るかだと思います。
2016/5/7 17:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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