【百名山】コマクサに逢いに八ヶ岳

2016年07月11日(月) ~ 2016年07月12日(火)

• GPS: 32:57
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,376m
• 下り: 2,703m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 3:33
• 合計: 9:06

距離 12.8km 登り 1,592m 下り 370m

8:11 八ヶ岳山荘
8:50 9:00 やまのこ村
9:07 美濃戸山荘
9:55 9:56 堰堤広場
10:35 11:53 赤岳鉱泉
11:58 12:00 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
12:04 12:20 ジョウゴ沢
13:29 13:40 赤岩の頭
14:00 14:21 硫黄岳
14:40 15:20 硫黄岳山荘
15:40 台座ノ頭
15:52 16:12 横岳（奥ノ院）
16:17 16:19 無名峰
16:26 横岳（三叉峰）
16:35 16:37 石尊峰
16:38 16:44 鉾岳
16:48 16:51 日ノ岳
17:01 二十三夜峰
17:12 地蔵の頭
17:16 17:17 赤岳天望荘
17:17 宿泊地

2日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 5:52
• 合計: 14:13

距離 13.8km 登り 766m 下り 2,334m

2:55 宿泊地
3:40 3:50 赤岳頂上山荘
3:53 4:59 赤岳
5:01 竜頭峰
5:02 5:06 赤岳
5:06 5:08 竜頭峰
5:11 赤岳
5:27 竜頭峰
5:35 6:03 真教寺尾根分岐
7:20 8:00 キレット小屋
8:16 8:26 ツルネ
9:04 9:20 旭岳
9:53 10:03 縦走路分岐
10:06 10:58 権現小屋
11:01 縦走路分岐
11:03 11:10 権現岳
11:53 11:54 三ッ頭
11:58 三ツ頭分岐
12:36 前三ツ頭
12:57 13:30 「ここが一番きつい」看板
14:24 14:44 天の河原
15:05 15:07 天女山上駐車場
15:11 天女山
15:26 15:28 天女山登山道口
15:50 16:31 大開上バス停
16:48 16:49 甲斐大泉駅
16:53 16:57 パノラマの湯
17:05 17:08 甲斐大泉駅
17:08 ゴール地点

天候

晴れ　赤岳山頂最低気温　5℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【行き】大阪梅田高速バスターミナル（阪急3番街前）から茅野駅までアルピコ夜行バス（無臭トイレ有り）　\6,000
https://www.alpico.co.jp/access/express/
茅野駅〜美濃戸口　親切なタクシー　\5,300
【帰り】JR甲斐大泉駅（清里駅の次）〜茅野駅　高原鉄道　\760
アルピコ夜行バス　茅野〜京都駅　\5,000

コース状況／危険箇所等

【美濃戸口〜硫黄岳】特に危険箇所ありません。増水時の徒渉注意。

【硫黄岳〜赤岳】鎖場・ハシゴ多数箇所あります。雨天時のスリップ注意。落石注意。途中獣害防止電撃柵あります。触れない方がいいかも。

【赤岳〜権現岳】鎖場・ハシゴ多数箇所あります。雨天時のスリップ注意。キレットまでの激急なザレ場では滑落・落石注意。

【権現岳〜美女山登山口】気持ちのいい稜線ですが猛烈なアブブヨ攻撃が待っています。薄物の上からでも噛まれました。林の中はどこからでもやってくるのでハゲ地で給水、休憩することをお勧めします。林の中では休憩できません。一番の難所でした。虫さされ薬あったほうがいいかも。

その他周辺情報

■茅野駅前の「ちのステーションホテル」にラジウム日帰り温泉設備あり。（タオル貸しで\600）
コインランドリもあって助かりました。0266-72-1245
■ダイニングバー、和食の「もんど」24:00まで営業　茅野駅東側駅前（長距離バスのりば反対側）0266-73-8780

写真

梅田出発、京都立ち寄り。下から見上げた京都タワー

乗客も少なく快適、快温。夜行バスで初めて熟睡できた。トイレ付きってのは安心です

おなじみアルピコバス。他の登山客はいなかったような

御柱祭ではここから御柱を引っ張って行くそうです。終始、丁寧に案内して下さった運転手さん。茅野市の茅野さん。最高です。

登山起点の美濃戸口。近郊の方は車で奥に行っていました。すれ違いで路肩はみ出し寸前の車もあって登山前遭難の可能性あり？届けはここで

柳川北沢、赤岳鉱泉間近で。テンソン上がります。

けったいな形した岩峰、大同心・小同心

赤岳鉱泉に到着。2222m〜！ゾロメ

出発日のヤマレコ日記で六甲遭難記事があったので慌てて好日で買ってきた魔法薬。うまく溶けるかな。

2リットル水枕にぶち込んで完了！

赤岩の頭登山道途中から。赤岳、かっこいい！

天候急変に備えてとにかく撮っておく。

夏雲沸き立つ稜線。

森林限界は2635mでした。

赤岩の頭ではハクサンシャクナゲの群生が出迎えてくれました

ミヤマシオガマでしょう。草丈15cm以下、葉の再裂あり

ミヤマキンバイ。葉にピント合っちゃいました。

地元中学生の定例登山やってました。賑やかだけど元気一杯でいい。

チシマギキョウでしょう。花に白毛なし→イワギキョウ
葉が剣状→シャジン

硫黄岳爆裂火口ですね。関西には今も昔も火山ないので珍しいです。富士、阿蘇、雌阿寒、白根、焼岳・・
あっ！奈良の室生火山群があった。爆裂火口はいずこに

タクシーの中から見た阿弥陀岳も印象的な格好してたけど、ここから覗かす権現もユニーク。

素晴らしい！これから横岳を通過し赤岳方面に向かいます。よく見るとケルン職人技が冴えてる。すんごいや！

硫黄岳にモアイ像のように等間隔で立っているケルン。濃霧時の道案内なのでしょう

今日の目的の一つ。コマクサ。大家族さま。横岳への大ダルミ稜線上にて

核家族さま。可憐。

咲き乱れ。全員ほぼ同じ方向むいて咲いている。

孤高のチシマギキョウ

硫黄岳側はたおやかで赤岳側はトゲトゲギザギザ。

オヤマノエンドウでしょうか。よく見掛けました

大同心かな。カマクビみたい。

ガオ〜！！！

白いコマクサ初めて見た。これは貴重〜！

気が付くと雲底が音もなく忍び寄ってきた。

まだ天気は持ちそう。

大同心頂部♪アルペン踊りを踊りましょ〜♪

下からだと、なんであんな風に見えるのかな？

行者小屋見える。

人多いと、ここらへんのすれ違いに時間かかりそう。団体さまが「コワイ〜、コワイヨ〜！！」と叫びながら通っていった。

7つあるピークのここが横岳本峰らしい。奥の院とも。

蓼科山、北八つの峰みねが見えてきた。

時間が気にはなりますが幸い雷雲はきてないので安心。

ギザギザ横岳

小同心かな。巨大なジャンプ台みたい。面白いなあ。

三叉峰に到着。

諏訪湖見える。

柱状節理？

横岳を横から見てみる

横岳通過はすれ違い・撮影で案外、時間掛かりました。

最後の鎖場

赤岳天望荘が見えてきた

どうしてもこの植物の名がわからない・・tommy1959さまご教示でイブキジャコウソウと判明。ムスクの香りがするそうです。クンクン

タカネツメクサですね

線香花火のようなコバイケイソウ

最後の岩峰、二十三夜峰。なんか興味そそるネーミング。

この辺りは岩でできた碑や祠が多い気がする。強風対策かな。

ここまで来たら安心。なんか猛烈にハラ減ってきた。

・・っな、ワケないです（笑）
夏とは言え日が暮れるとグッと気温下がります。最低気温は5℃でした。

赤岳展望山荘、この日のバイキングメニュー。ビールは当然、別料金。豚角がありがたい。

ストーブ焚いていた。室温は20℃くらい。フトンの代わりにモンベルシュラフで寝られます。

談話室。テレビ見られます。

赤岳と半月と天望荘。
面倒くさがりの私は小屋泊まりが大好きです。

ライブカメラの装置っぽい

日が変わるまではガスってて起床時間どうしようか悩んでいた。とにかく寝よう、9時就寝。全電源停止！

2時に目覚まして外に出ると星が降っていた。天の川ハッキリ！小さな声で「星がキレイですよ」と声掛けしたが誰も反応なし。

興奮して寝られなく、取るものも取りあえず小屋出発！
「朝食、昼弁要りません」と書き置き
諏訪方面の夜景が美しい。

未明の東空。いいなあ。

県界尾根分岐

頂上山荘を通り過ぎて

赤岳山頂で日の出を待つことに。ただ一人での山頂。

三角点たっち

富士はまだ起きていない。寝富士。

寝阿弥陀。

雲海

雲海

早く出発して本当によかったと思う。

荘厳だ！

バラ色に包まれ行く富士山

歌を口ずさんでいたけど何の歌か忘れてしまった

日の出の瞬間！

2016年7月12日のお陽さま。おはようございます。今日も一日、無事故でいられますよう。

阿弥陀岳が目をさました。

これから向かう権現岳も目をさました。

雲を突き破ってピカ〜！！眩しい、けど嬉しい

南アルプスも全山、目をさました

槍穂高も。ウイ〜ス！

富士山頂の八葉蓮華もよく見える

北岳の雪渓はまだ残っているよう

かげ赤岳？こんなに綺麗な三角錐に影を落とすんですね。

ハクサンイチゲでしょう。「6弁に見えるが3弁で中深裂6弁様」らしい

竜頭峰直下にて。真教寺尾根方面に寄り道します

蕾のイワベンケイ。黄色っぽいので雄花かも。雌花は小さく紫色。

尾根越えハシゴ付近からのスキマ富士

大天狗、小天狗。もっと下ってベストアングル狙いたいですがまた改めて。

ルート記号を上下ひっくり返したような尾根ですね

この辺りは冬季やばそうです

いやいや、これは・・・・

ご冥福をお祈り申し上げます。手向ける花は持ってきてないけど・・（合掌）

真教寺尾根＆県界尾根　ふたご尾根みたい

大天狗、小天狗

ガス・雨天時には緊張する場所かも。足場はシッカリしています

エッ！ここ下るの！って感じのザレ場です。石落とすとミサイルの威力あるので登ってくる二人を待って下りました。

鎖、ハシゴの連続でした。

ガス、雨天ではイヤな場所です

はるか御嶽が噴煙あげてる。全員、見つかったのかな。

富士の笠雲。下り坂っぽい。

かすんだ大天狗に見えますが実は無数の虫がブリザードのように飛来してました。すごかった。

阿弥陀岳南面は迫力あります。南陵、中央陵すごい。

大天狗、小天狗、竜頭峰、赤岳。こっち方面からの眺めは魔の山のよう・・

阿弥陀岳南陵がストンと落ちてダム壁のような青ナギに。冬季はマジやばいっす・・この辺り

権現方面からの眺めも本当に素晴らしい！

権現・旭岳とひとかたまりに見えます。

ツルネ尾根分岐にて。当初、ここから下るルートも考えていました。

旭岳を越えると権現岳の全容が・・。超ナガ〜イ源次バシゴが小さく見えています

おおっ〜！ラピュタのロボット兵が・・

頑張って生きているのね。

朝日、中岳、横岳、赤岳。まだ八つの峰は全部見えない

ゲンジバシゴや。「一気に登ったるわい」と張り切ったものの・・

何度か途中で立ち止まりゼイゼイ（汗）

数えてみました。北から1蓼科山・2北横岳・3硫黄岳・4横岳・5赤岳・6中岳・7阿弥陀岳・8旭岳・・これで八ヶ岳全景ゲット認定してもらえませんか？

ハシゴ登りきってやっとロボット兵にSeeYouです。ロボット兵の頭が権現岳山頂でした。

少し下って権現小屋。編笠山や青年小屋がはるかに見えます。

3時出発の朝食抜き、昼弁なしで腹の虫を非常食でだましてたので小屋ラーメンを無茶苦茶楽しみにしてました。けど「ボッカ中」で誰もいなかった。
_|￣|○　ガクッ！
（汗）→（涙）→（諦め）→（鐘鳴らす）

あとはひたすら下るのみ。

三つ頭から。ここでの眺めが最後になった。猛烈なアブブヨ攻撃に耐えながら撮影しています。帰宅した今でも痒いです。（ポリポリ）

天女山から駅までの高原道路途中にあった「八ヶ岳倶楽部」で食事しました。ここで食べておいて大正解だった。

これも

これも。冷製スープも美味しかった。最後にアイスコーヒー。

甲斐大泉駅近くのパノラマ温泉でリフレッシュ！と小走りで温泉に到着。
_|￣|○　ガクッ！　「準備中」って　そ・そ・そう火曜日は休みやった！！（権現小屋に次いで2回目の期待はずれ）

諦めて急いで甲斐大泉駅に戻ると5分後に高原列車が到着。

茅野駅からタクシー乗って「近くの温泉行って〜」
アクアランドって言うスパに着いたらまたもお休み
_|￣|○　ガクッ！　茅野市内の公営スパは火曜日一斉定休だとおおおお〜！！！

落ち込んだのを見かねたタクシー運転手さんの問い合わせで「ちのステーションホテル」の温泉が使えることが判明。

ようやく入湯。ラジウム泉でゆったり汗を流し旅の思い出に浸りました。軽量化で半袖2枚しかなく急いでコインランドリで洗濯。帰りのバスに備えられました。サッパリしたよ〜

夜行バス停の反対側にあったダイニングバー、和食「もんど」。有名地酒、焼酎、ワインなど。料理もメッチャ美味しい。駆けつけ一杯と信州ザル蕎麦注文し色々と賞味しました。しあわせ〜。最後まで良かった〜

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 行動食 非常食 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール

備考

ハイドレーションに関して・・今回、大変ユニークな製品を使ってみた。
�｜蹐�口がプラキャップではなく昔の水枕のように上を折り返してジップするタイプ。大変軽量で上が全開するので使用後の衛生管理がいい。
�▲船紂璽崚喘罎房蠅諒燭房�まる大きさのエアポンプがいい位置に付いている。水に圧を掛けることで噛むだけで水がほとばしる。
��ポンピングしてチューブ外すと逆止弁によりエア漏れしないちょうどいい枕になった。夜行バスでの睡眠で使用。
・水がこぼれないか等の心配あったがパンパンのザック内でも大丈夫だった。登山専業メーカーのものより一歩、先行ってる製品だと思った。
※パラディニア（Paladineer)ハイドレーション 2L 広口タイプ
使い始めのポリ臭は次亜塩素酸ナトリウム（水道水の脱臭・殺菌剤）希釈液で簡単に脱臭できます。飲料水・食品添加剤なのでどこでも手に入ります。

GPSに関して・・道標完備ルートにて特に必要なかったが体調管理、ログ取りの為に腕時計代わりのSF-810で心拍管理しながら山行した。筋力、心肺機能の低下は否めない。血圧等は問題がないので日頃のトレーニングで向上できる範囲かも。
カシミール3Dにてトラック確認したところ休憩等、数mのちょこちょこ移動も克明に記録されていた。ロストは一度もなし。地図の標高とGPS高度がほぼ合ってたのもよかった。後は内蔵バッテリーの問題。さてどうやって今後、解決しようか。

感想

マサイケ

最初に感謝とお詫びを
・茅野の茅野さん。Wちのパワー頂けて最高の山行ができました。感謝です。
・赤岳鉱泉さま。到着してからのキャンセルすいませんでした。
・赤岳天望荘さま。一日早い到着でしかも午後5時回っての対応。朝食、昼弁申し込んでおいての3時出発で2食ぶっとばし。身勝手な私をお許し下さい。あっ気が付いたらポケットに弁当札入ってました。郵便でお返しします。
・アルピコ予約センターのお姉さま。いやな顔をせず予約変更に応じて頂いてありがとうございました。ますますアルピコが好きになりました。
（あ〜すっきり）

台風1号の事もあり直前まで近くの百名山を狙っていました。七夕の日に近くの低山でトレーニング山行した帰りの空を見上げて「これは行けるんじゃない！」と八ヶ岳に急きょ変更。最悪、赤岳の最短登山下山もありのコース設定を何本か盛り込んで計画書作りました。

1年前までは1日10km走って良い感じだったのが仕事の関係でユルユル体力に戻ってしまったのがトレーニング山行で判明。とにかく軽量化とバテない登山計画、装備での八ヶ岳縦走になりました。今までは興味なかったハイドレーションにクエン酸・必須アミノ酸・糖分を溶かして山行中、常時補給。これがかなり有効でした。それは図らずも2日目に実証される羽目に・・

いい展望地では結構マッタリと時間を忘れて楽しんでしまうし写真も撮りたいし。あちらこちらで山の話やら花の話やらで盛り上がって時間がどんなにあっても足りない感じ。コースタイムがどうのこうの言った話は俺っちには関係ないない。まあ計画組むための参考程度にはなるけど。

軽量化の為にデジイチ・三脚、家に置き（チビ三はザックに放り込んだ）安物コンデジと雨天水中でも撮れるポケット超広角持ってきたけどコンディションとロケーションに助けられてヘッポコ腕前でもまあまあの絵は持って帰ることができました。今まで画質にはこだわってたけどPCのHDクラッシュして今までのデータ全部ぶっ飛んで、結局、ヤマレコにアップしたものしか残っていない現実・・こだわっても最後はこんなもの（爆）

会ったことないけど大阪の赤い車のオジサンのことはずっと気になっていた。初めてヤマレコに来て「この人、どこにでも登場してるやん」「『うふふ・・・ではでは』って何や。キモイわ」「ムチャな事ばっかりしようなあ。あかんでぇ」
とにかく気になる人でした。今回の山行で自分なりに追悼の気持ちを召された場所で、あの世のあの人に伝えることができたんじゃないかと思います。

コメント

tommy1959

紫の花の名前
イブキジャコウソウ です。

マサイケ

Re: 紫の花の名前
tommy1959さま。
ありがとうございます。イブキジャコウソウですね。イブキ・・とあるのは伊吹山と関係がありそうですね。
ジャコウ（ムスク）の芳香するんですか 知ってれば鼻近づけて香り嗅げば良かった