表銀座 中房温泉〜大天井岳〜槍ヶ岳〜上高地
- GPS
- 55:07
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 2,713m
- 下り
- 2,656m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 9:19
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:45
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:32
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野自動車道安曇野ICから穂高駐車場へ。 穂高駅前「あずみ野パークホテル」前泊。 ■行き 穂高駐車場バス停[運賃1,700円] ↓ (4:48発:中房温泉行定期バス) 中房温泉燕登山口へ。 ■帰り 上高地バスターミナル[電車バス乗継クーポン2,450円] ↓ (アルピコバス) 新島々バスターミナル ↓ (上高地線電車) 松本駅[普通320円] ↓ (JR大糸線) 穂高駅 ↓ (徒歩5分) 穂高駐車場 車を回収して「しゃくなげ荘」の日帰り温泉へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■合戦尾根(中房温泉〜燕山荘) 北アルプスの三大急登と言われているが、きついのは登り始めだけ。 ■表銀座縦走コース(燕山荘〜大天井岳) 森林限界を超えた見晴らしのいい稜線で、北アルプスの峰々を一望できるアップダウンの少ない歩きやすい縦走路。梯子を下ったところに喜作レリーフがあって大天井岳はもうすぐ。 ■喜作新道(大天井岳〜ヒュッテ西岳) アップダウンはあるものの概ね歩きやすく、北アルプスの峰々を一望しながらの稜線歩き。 ■東鎌尾根(ヒュッテ西岳〜槍ヶ岳山荘) 三連梯子や鎖などで大きくアップダウンを繰り返し難易度が高い。今回の核心部。 ■槍ヶ岳登攀 高度感のある急峻な岩登りであるが、鎖と梯子が整備されており足場もしっかりあるので困難は無い。 ■上高地コース(槍ヶ岳山荘〜上高地) 槍ヶ岳山荘から一気に下り降りて槍沢あたりから緩やかな道となる。横尾からは日帰りハイカーも徐々に増えてきてやがて観光客で賑わう河童橋に至る。 |
その他周辺情報 | ■穂高駐車場 登山者用の無料駐車場に、中房温泉行定期バス停がある。4時48分発のマイクロバスに乗車。3台来たうちの1台目に乗ったが、バスが5台来たという報告もあるので、混雑していても乗れないということは無さそうだ。 ■「しゃくなげ荘」日帰り温泉 露天は無いが落ち着く温泉。どうやら今シーズンで閉館するらしい。 |
写真
感想
1日目、北アルプス三大急登と言われている中房温泉から燕山荘に至る合戦尾根は今回2回目。1回目の時は登山を始めて間もない頃できついと感じていたが、急登は最初だけであり登山に慣れたこともあって今回はきついと感じなかった。
合戦小屋では名物のスイカを食べて渇きと疲れを癒す。これは必須。
燕山荘には早めの到着だったので、ケーキセットとおでんで軽く栄養補給して大天井岳へ向かう。
「山と高原地図」では燕から大天井まで表銀座縦走コースとされていて、森林限界を超えた眺望が開けた稜線を、槍と裏銀座の峰々を眺めながら日本アルプス縦走の醍醐味が味わえる最高のコースである。
表銀座の稜線歩き
表銀座のイワヒバリ
その日のうちに大天井岳の頂を踏む。
登頂したときは誰も居なくてしばらく山頂を独占した。槍ヶ岳からつづく穂高の峰、鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳などの裏銀座の山脈、燕から延びている表銀座の稜線、遠くには富士山の頂も望めて大変眺望が良いところ。
大天井岳山頂からの眺望
大天井岳山頂を飛び交うツバメ
2日目は喜作新道と東鎌尾根で槍を目指す。
東鎌尾根はアップダウンの厳しい尾根であって、今回山行の核心部であった。ルートは梯子、鎖などがしっかり整備されているので困難は無いが暑さと体力勝負。次第に近づく槍を望みながら進む。
槍ヶ岳山荘でチェックインを済ましてヘルメットをレンタルする。明日は台風の影響があるかも知れないので、晴れている今日のうちに穂先に登る。
登りは渋滞無く登頂できた。山頂は10人位で順番に祠の祈念撮影をしていた。晴れ渡り眺望は最高に良かった。
下りは、梯子と鎖の順番待ちがあって渋滞気味であった。
槍の穂先からの眺望
3日目、台風は日本をそれたので晴れ予報であったが、朝方の穂先はガスに包まれて望めず、その後も一瞬の晴れ間があったが終始ガスがかかっていた。
今日は上高地コースをひたすら下る縦走最終日である。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する