ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1040164
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【年末年始山行】中央アルプス全山縦走

2016年12月29日(木) ~ 2017年01月03日(火)
 - 拍手
tentyo samoa その他2人
GPS
128:00
距離
58.5km
登り
4,489m
下り
4,638m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:10
合計
6:30
8:00
40
スタート地点
8:40
8:40
170
13:20
13:30
50
14:20
14:20
10
14:30
2日目
山行
8:00
休憩
0:30
合計
8:30
7:00
120
9:00
9:00
20
9:20
9:30
0
10:00
10:00
30
10:30
10:50
70
12:00
12:00
10
12:10
12:10
180
15:10
15:10
20
3日目
山行
6:20
休憩
0:30
合計
6:50
7:10
20
7:30
7:30
90
9:00
9:10
90
10:40
10:40
40
11:20
11:30
130
13:40
13:50
10
4日目
山行
9:00
休憩
0:20
合計
9:20
6:40
20
7:00
7:00
140
9:20
9:20
240
13:20
13:30
70
14:40
14:50
20
15:10
15:10
50
16:00
宿泊地
5日目
山行
9:20
休憩
0:40
合計
10:00
6:30
120
宿泊地
8:30
8:30
210
12:00
12:10
40
12:50
13:00
30
13:30
13:40
60
14:40
14:50
100
6日目
山行
5:10
休憩
0:20
合計
5:30
8:40
9:00
190
12:10
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
桂木場駐車場に駐車
県道8号線除雪終点からタクシーで車回収
コース状況/
危険箇所等
1週間前の高温が原因か、雪面が非常に硬く、ちょっとした場所でも油断できない状況だった。

今回、通過したなかで危険箇所と言えるのは、以下の4ヶ所。ザイルを出したのは南駒と仙涯嶺

木曽駒ヶ岳手前の急斜
空木岳第1ピーク下の岩稜
南駒ヶ岳先の岩稜
仙涯嶺
その他周辺情報 大平宿を通る県道8号線は一ノ瀬橋から木曽側の国道手前まで冬期通行止め
大平宿の衛生公衆電話は冬期でも使用可能 初回200円で追加は100円 Edyも使える
いざ出発!
2016年12月29日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/29 7:59
いざ出発!
信大小屋
2016年12月29日 08:25撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 8:25
信大小屋
信大小屋
2016年12月29日 08:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/29 8:31
信大小屋
桂小場登山口
2016年12月29日 08:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/29 8:38
桂小場登山口
大樽避難小屋
2016年12月29日 11:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/29 11:15
大樽避難小屋
胸突八丁の始まり
2016年12月29日 11:33撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/29 11:33
胸突八丁の始まり
2000mを越えると雪が増え
2016年12月29日 13:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/29 13:17
2000mを越えると雪が増え
主稜線上へ
2016年12月29日 13:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/29 13:20
主稜線上へ
茶臼岳をバックに
2016年12月29日 13:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/29 13:22
茶臼岳をバックに
積雪はどれくらいだろう
2016年12月29日 13:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/29 13:42
積雪はどれくらいだろう
聖職の碑
2016年12月29日 13:56撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/29 13:56
聖職の碑
ガスに浮かぶ将棊頭山
2016年12月29日 13:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/29 13:57
ガスに浮かぶ将棊頭山
将棊頭山山頂 今山行最初のピーク
2016年12月29日 14:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/29 14:26
将棊頭山山頂 今山行最初のピーク
西駒山荘
2016年12月29日 14:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/29 14:35
西駒山荘
他2パーティと一緒
2016年12月29日 15:39撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/29 15:39
他2パーティと一緒
入口はこんな感じ
2016年12月30日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:01
入口はこんな感じ
2日目 ガスに浮かぶ日の出
2016年12月30日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 7:07
2日目 ガスに浮かぶ日の出
目出帽・ゴーグルで
2016年12月30日 07:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 7:14
目出帽・ゴーグルで
強風に耐えながら進む
2016年12月30日 07:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 7:51
強風に耐えながら進む
いえーい!
2016年12月30日 07:52撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/30 7:52
いえーい!
ガスから姿を現した駒ケ岳をバックに
2016年12月30日 07:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 7:56
ガスから姿を現した駒ケ岳をバックに
山頂台地への急斜 硬い雪で苦労する
2016年12月30日 08:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 8:13
山頂台地への急斜 硬い雪で苦労する
山頂台地へ
2016年12月30日 08:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 8:37
山頂台地へ
宝剣が目に飛び込んでくる
2016年12月30日 08:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/30 8:39
宝剣が目に飛び込んでくる
ピーク直下がすごい強風
2016年12月30日 09:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 9:03
ピーク直下がすごい強風
ピークは断念し山頂小屋へ
2016年12月30日 09:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 9:03
ピークは断念し山頂小屋へ
宝剣に向かって
2016年12月30日 09:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/30 9:44
宝剣に向かって
宝剣を巻くために千畳敷カールへ
八丁坂の降り口がとても硬い
2016年12月30日 09:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 9:56
宝剣を巻くために千畳敷カールへ
八丁坂の降り口がとても硬い
いつものとおり続々と登る人たち
2016年12月30日 10:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 10:15
いつものとおり続々と登る人たち
千畳敷カールを見上げる
2016年12月30日 10:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 10:26
千畳敷カールを見上げる
極楽平へ登り返し
2016年12月30日 11:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 11:10
極楽平へ登り返し
えっちらおっちら
2016年12月30日 11:46撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
12/30 11:46
えっちらおっちら
気持ちいい!
2016年12月30日 11:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 11:48
気持ちいい!
サギダルの頭
2016年12月30日 11:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 11:53
サギダルの頭
再び稜線へ
2016年12月30日 12:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 12:02
再び稜線へ
御嶽もよく見える
2016年12月30日 12:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 12:03
御嶽もよく見える
これから進む稜線をバックに
2016年12月30日 12:13撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/30 12:13
これから進む稜線をバックに
見てるだけで歩きたくなる
2016年12月30日 12:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 12:16
見てるだけで歩きたくなる
始めてみたときから空木岳へ歩いてみたかった
2016年12月30日 12:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 12:16
始めてみたときから空木岳へ歩いてみたかった
いざ!
2016年12月30日 12:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 12:22
いざ!
南アルプスも富士山も一望
2016年12月30日 12:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/30 12:24
南アルプスも富士山も一望
燦々と降り注ぐ日差しのもと
2016年12月30日 12:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 12:45
燦々と降り注ぐ日差しのもと
雪が硬くちょっとしたところでも苦労する
2016年12月30日 13:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 13:37
雪が硬くちょっとしたところでも苦労する
檜尾岳をバックに
2016年12月30日 14:12撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/30 14:12
檜尾岳をバックに
今日一番の登り
2016年12月30日 14:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/30 14:21
今日一番の登り
木曽駒・宝剣をバックに
2016年12月30日 15:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 15:07
木曽駒・宝剣をバックに
檜尾岳山頂
2016年12月30日 15:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/30 15:10
檜尾岳山頂
ピーク写真!
2016年12月30日 15:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/30 15:12
ピーク写真!
檜尾避難小屋への急斜面を避けながら
2016年12月30日 15:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/30 15:24
檜尾避難小屋への急斜面を避けながら
檜尾避難小屋
2016年12月30日 15:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/30 15:31
檜尾避難小屋
翌朝 黎明の南アルプス
2016年12月31日 06:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 6:26
翌朝 黎明の南アルプス
2016年最後の日の出
2016年12月31日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 6:58
2016年最後の日の出
モルゲンロート
2016年12月31日 06:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 6:59
モルゲンロート
今日も頑張ります
2016年12月31日 07:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
12/31 7:05
今日も頑張ります
これから向かう空木方面
2016年12月31日 07:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 7:05
これから向かう空木方面
昨日歩いた木曽駒方面
2016年12月31日 07:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 7:07
昨日歩いた木曽駒方面
さぁ、行こう!
2016年12月31日 07:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 7:28
さぁ、行こう!
空木岳パノラマ写真
2016年12月31日 07:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 7:50
空木岳パノラマ写真
なんかかっこいい
2016年12月31日 07:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 7:52
なんかかっこいい
熊沢岳を越えていく
2016年12月31日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 7:59
熊沢岳を越えていく
朝陽を受けて
2016年12月31日 08:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 8:09
朝陽を受けて
ちょっとした岩稜がちょいちょい出てくる
2016年12月31日 08:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 8:23
ちょっとした岩稜がちょいちょい出てくる
相変わらず雪は硬い
2016年12月31日 08:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 8:24
相変わらず雪は硬い
熊沢岳山頂
2016年12月31日 09:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 9:04
熊沢岳山頂
空木がどんどん近づいてくる
2016年12月31日 09:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 9:14
空木がどんどん近づいてくる
どんどん進もう!
2016年12月31日 09:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 9:16
どんどん進もう!
イェイ!
2016年12月31日 09:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 9:23
イェイ!
東川岳手前の岩稜は岩混じりの急なところを登る
2016年12月31日 10:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 10:32
東川岳手前の岩稜は岩混じりの急なところを登る
東川岳
2016年12月31日 10:44撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/31 10:44
東川岳
空木がでかい!
2016年12月31日 10:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 10:50
空木がでかい!
東川岳は振り返ると岩々してる
2016年12月31日 10:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 10:58
東川岳は振り返ると岩々してる
ウサギの足跡
2016年12月31日 10:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 10:58
ウサギの足跡
木曽殿山荘へ一気に下る
2016年12月31日 11:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 11:00
木曽殿山荘へ一気に下る
木曽殿山荘
2016年12月31日 11:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 11:30
木曽殿山荘
さぁ、空木の登りへ
2016年12月31日 12:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 12:01
さぁ、空木の登りへ
急斜は思ったよりも楽
2016年12月31日 12:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 12:16
急斜は思ったよりも楽
最後の岩稜の巻きは少し急
2016年12月31日 12:31撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 12:31
最後の岩稜の巻きは少し急
第1ピーク!
2016年12月31日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 12:36
第1ピーク!
木曽駒方面をバックに
2016年12月31日 12:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 12:37
木曽駒方面をバックに
木曽駒方面 遠くなったものだ
2016年12月31日 12:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 12:38
木曽駒方面 遠くなったものだ
いぇい!
2016年12月31日 12:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 12:39
いぇい!
木曽駒方面をバックに2
2016年12月31日 12:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 12:47
木曽駒方面をバックに2
続く大きな岩稜は木曽側から
2016年12月31日 12:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 12:56
続く大きな岩稜は木曽側から
急斜をトラバースし、ルンゼを登って岩混じりの微尾根を直上する
なかなか緊張
2016年12月31日 13:03撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 13:03
急斜をトラバースし、ルンゼを登って岩混じりの微尾根を直上する
なかなか緊張
直上とトラバースを繰り返す
2016年12月31日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 13:11
直上とトラバースを繰り返す
岩の穴をくぐって
2016年12月31日 13:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:17
岩の穴をくぐって
最後だけ伊那側から稜線へ
2016年12月31日 13:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:18
最後だけ伊那側から稜線へ
ようやくピークが見える
2016年12月31日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
12/31 13:20
ようやくピークが見える
伊那谷を望みながらちょっとしたリッジを歩く
2016年12月31日 13:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:22
伊那谷を望みながらちょっとしたリッジを歩く
これは偽ピーク
2016年12月31日 13:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 13:24
これは偽ピーク
あと一息
2016年12月31日 13:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:36
あと一息
空木岳山頂!
2016年12月31日 13:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 13:42
空木岳山頂!
まだまだ、白い稜線は続く
2016年12月31日 13:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
12/31 13:42
まだまだ、白い稜線は続く
歩いてきた稜線
奥に少し槍穂も見える
2016年12月31日 13:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:44
歩いてきた稜線
奥に少し槍穂も見える
南アを望む
2016年12月31日 13:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:44
南アを望む
ピーク写真!
2016年12月31日 13:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
12/31 13:46
ピーク写真!
開放感溢れます!
2016年12月31日 13:51撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/31 13:51
開放感溢れます!
去年歩いた赤石・荒川三山
2016年12月31日 13:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:51
去年歩いた赤石・荒川三山
塩見と重なる富士山
2016年12月31日 13:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:51
塩見と重なる富士山
白峰三山
2016年12月31日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:53
白峰三山
甲斐駒・仙丈
2016年12月31日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
12/31 13:53
甲斐駒・仙丈
最高のロケーションの小屋へ
2016年12月31日 13:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 13:53
最高のロケーションの小屋へ
日が眩しい
2016年12月31日 13:55撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
12/31 13:55
日が眩しい
駒峰ヒュッテ
2016年12月31日 13:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 13:57
駒峰ヒュッテ
解放部分はこんな感じ
2016年12月31日 14:32撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/31 14:32
解放部分はこんな感じ
1月1日!
2017年の幕開け!
2017年01月01日 06:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 6:35
1月1日!
2017年の幕開け!
あけましておめでとうございます!
2017年01月01日 06:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 6:56
あけましておめでとうございます!
初日の出をバックに
2017年01月01日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/1 6:58
初日の出をバックに
影空木とブロッケン
2017年01月01日 06:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 6:58
影空木とブロッケン
ガスとあいまっていい雰囲気
2017年01月01日 07:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 7:00
ガスとあいまっていい雰囲気
初日の出を望みながら稜線を歩く
2017年01月01日 07:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 7:01
初日の出を望みながら稜線を歩く
初日の出とガス
2017年01月01日 07:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 7:04
初日の出とガス
ガスの稜線
2017年01月01日 07:16撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/1 7:16
ガスの稜線
ガスが飛んで
2017年01月01日 07:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 7:17
ガスが飛んで
その姿を現す
2017年01月01日 07:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 7:20
その姿を現す
相変わらず硬い雪には苦労する
2017年01月01日 07:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 7:52
相変わらず硬い雪には苦労する
南駒ヶ岳
2017年01月01日 08:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/1 8:44
南駒ヶ岳
2017年01月01日 08:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/1 8:47
木曽駒方面もガスが飛んだ
2017年01月01日 09:20撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 9:20
木曽駒方面もガスが飛んだ
木曽駒・空木をバックに
2017年01月01日 09:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
6
1/1 9:22
木曽駒・空木をバックに
今日の核心部へ歩を進める
2017年01月01日 09:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 9:28
今日の核心部へ歩を進める
岩稜帯の始まり
2017年01月01日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/1 10:01
岩稜帯の始まり
仙涯嶺への下りにある岩稜の伊那側をザイルを出して巻く
15mほど下って、30mトラバース
硬さは無いがズボズボで逆に怖い
2017年01月01日 10:24撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 10:24
仙涯嶺への下りにある岩稜の伊那側をザイルを出して巻く
15mほど下って、30mトラバース
硬さは無いがズボズボで逆に怖い
トラバース部分
2017年01月01日 10:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 10:41
トラバース部分
稜線上で雪が突然硬くなり、バックステップ
トップが100mほど滑落したが幸いなことに怪我もなかった
2017年01月01日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 11:09
稜線上で雪が突然硬くなり、バックステップ
トップが100mほど滑落したが幸いなことに怪我もなかった
そして姿を現した仙涯嶺
2017年01月01日 11:41撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
1/1 11:41
そして姿を現した仙涯嶺
なかなかかっこいい
2017年01月01日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 11:41
なかなかかっこいい
新年の太陽に輝く
2017年01月01日 11:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 11:46
新年の太陽に輝く
基本的に木曽側を夏道を辿るように巻く
2017年01月01日 12:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 12:08
基本的に木曽側を夏道を辿るように巻く
1箇所ザイルを出す
急斜面を30mトラバース
2017年01月01日 12:25撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/1 12:25
1箇所ザイルを出す
急斜面を30mトラバース
ちょうど回り込んできたところ
2017年01月01日 12:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 12:38
ちょうど回り込んできたところ
なかなか急です
2017年01月01日 12:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/1 12:39
なかなか急です
確保中です
2017年01月01日 12:53撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 12:53
確保中です
鎖場を直上し稜線へ
2017年01月01日 13:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 13:06
鎖場を直上し稜線へ
核心は終わったみたい
2017年01月01日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 13:10
核心は終わったみたい
仙涯嶺に立つ2人
2017年01月01日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 13:10
仙涯嶺に立つ2人
仙涯嶺山頂
2017年01月01日 13:11撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 13:11
仙涯嶺山頂
南駒ヶ岳を振り返る
2017年01月01日 13:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/1 13:11
南駒ヶ岳を振り返る
核心を越えホット一息
2017年01月01日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 13:20
核心を越えホット一息
越百に向かって
2017年01月01日 13:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 13:30
越百に向かって
仙涯嶺を振り返る
2017年01月01日 13:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 13:35
仙涯嶺を振り返る
南駒ヶ岳と仙涯嶺
2017年01月01日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 14:04
南駒ヶ岳と仙涯嶺
輝く越百
2017年01月01日 14:17撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 14:17
輝く越百
これまでの山々と違い端正な感じ
2017年01月01日 14:18撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/1 14:18
これまでの山々と違い端正な感じ
ピークまであと少し
2017年01月01日 14:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/1 14:33
ピークまであと少し
ピーク写真!
樹林外は最後のピーク
2017年01月01日 14:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/1 14:42
ピーク写真!
樹林外は最後のピーク
南越百山のピーク
2017年01月01日 15:13撮影 by  TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/1 15:13
南越百山のピーク
仙涯嶺で時間がかかり、南越百先で幕営
2017年01月01日 16:25撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 16:25
仙涯嶺で時間がかかり、南越百先で幕営
翌朝
2017年01月02日 06:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 6:23
翌朝
赤く染まる南アルプス
2017年01月02日 06:38撮影 by  TG-860 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
1/2 6:38
赤く染まる南アルプス
南アルプスをバックに
2017年01月02日 07:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 7:06
南アルプスをバックに
輝く朝陽
2017年01月02日 07:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 7:26
輝く朝陽
やぶやぶ稜線の始まり
奥念丈岳ピーク
2017年01月02日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 8:27
やぶやぶ稜線の始まり
奥念丈岳ピーク
やぶやぶしてくる
個人的には俄然テンションが上がる
2017年01月02日 08:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 8:32
やぶやぶしてくる
個人的には俄然テンションが上がる
遠くに安平路山を望む
2017年01月02日 08:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 8:36
遠くに安平路山を望む
クマの足跡!
2017年01月02日 09:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
1/2 9:36
クマの足跡!
御嶽の向こうに白山が見える
2017年01月02日 10:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 10:02
御嶽の向こうに白山が見える
乗鞍や笠も見える
2017年01月02日 10:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 10:46
乗鞍や笠も見える
今日もいい天気
2017年01月02日 10:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 10:47
今日もいい天気
小気味よく樹林帯を進んでいく
2017年01月02日 10:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 10:49
小気味よく樹林帯を進んでいく
なんと槍穂までまで見えてきた
2017年01月02日 11:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 11:09
なんと槍穂までまで見えてきた
安平路も大分近づく
2017年01月02日 11:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 11:14
安平路も大分近づく
しんどい急斜を登って安平路山へ
2017年01月02日 12:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7
1/2 12:12
しんどい急斜を登って安平路山へ
なかなか立派なボッコ
2017年01月02日 12:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 12:13
なかなか立派なボッコ
これまで歩いてきた中央アルプスの稜線バックに
2017年01月02日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 12:40
これまで歩いてきた中央アルプスの稜線バックに
木曽駒から空木まで丸見えだ
2017年01月02日 12:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 12:51
木曽駒から空木まで丸見えだ
安平路避難小屋
2017年01月02日 12:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 12:57
安平路避難小屋
木漏れ日が美しいシラビソの森
2017年01月02日 13:15撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/2 13:15
木漏れ日が美しいシラビソの森
白ビソ山
2017年01月02日 13:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 13:35
白ビソ山
最後の登り・・・
2017年01月02日 14:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 14:37
最後の登り・・・
摺古木山へ
2017年01月02日 14:44撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 14:44
摺古木山へ
地味に一等三角点
2017年01月02日 14:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/2 14:47
地味に一等三角点
最後のピーク!
ここまで歩いた!
2017年01月02日 14:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/2 14:50
最後のピーク!
ここまで歩いた!
ガスの向こうから稜線が見送ってくれた
2017年01月02日 14:54撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 14:54
ガスの向こうから稜線が見送ってくれた
あとは下るのみ
2017年01月02日 15:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 15:10
あとは下るのみ
恵那山も大分近づいた
2017年01月02日 15:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 15:04
恵那山も大分近づいた
夕陽に染まるカラマツ
2017年01月02日 16:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/2 16:19
夕陽に染まるカラマツ
休憩舎で今日はおしまい
2017年01月02日 16:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/2 16:30
休憩舎で今日はおしまい
三日月と金星が並ぶ
2017年01月02日 17:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/2 17:19
三日月と金星が並ぶ
お世話になりました
2017年01月03日 06:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1/3 6:33
お世話になりました
今日も朝陽が美しい
2017年01月03日 07:16撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/3 7:16
今日も朝陽が美しい
電柱が出てきて文明が近づいてくる
2017年01月03日 08:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
1/3 8:20
電柱が出てきて文明が近づいてくる
氷瀑
2017年01月03日 08:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
1/3 8:23
氷瀑
大平宿へ!
2017年01月03日 08:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
4
1/3 8:43
大平宿へ!
いろいろあって南木曽側の国道を目指す
2017年01月03日 11:00撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/3 11:00
いろいろあって南木曽側の国道を目指す
こんどこそ本当におしまい
充実と達成と疲労と
6日間の山旅本当にお疲れ様でした
2017年01月03日 12:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8
1/3 12:12
こんどこそ本当におしまい
充実と達成と疲労と
6日間の山旅本当にお疲れ様でした
下山後のご馳走!
2017年01月03日 15:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
5
1/3 15:47
下山後のご馳走!

装備

個人装備
ヤッケ オーバーズボン アンダーウェア上下 化繊下着 スパッツ インナー手袋 オーバー手袋 アウター手袋 インナー靴下 アウター靴下 帽子 首あったか 目出帽 ゴーグル サングラス ナイフ コンパス 時計 ライター ビーコン 地図 ブキ レスキューシート シュラフ シュラカバ ロルマ ポリタン コッヘル 防寒具 毛下 ラテルネ トレペ レーション アイゼン ゾンデ 替え具 テルモス ストック スコップ ギア類 ピッケル テントシューズ プラブ スキー(ワカン・スノーシュー)
共同装備
テント(1) ナベ(2) たわし(1) べニア板+ガス台(1) 食計道具(1) 救急箱(1) 修理具(1) 雪入れ用袋(1) 食糧 ザイル(ダブル50m) テントペグ(1) ガス缶(大4 中2 うち大3.5缶使用) 銀マ(a) ツェルト(2) ラジオ

感想

今年の年末年始は中央アルプス全山に挑戦!
4人で将棊頭山から摺古木山まで、果たしてどうなることやら。

仕事納めを終え、久々に満載となった大型ザックを車に積み込んで、伊那谷を目指す。それにしても今年はよく伊那谷に来たものだ。

セブンイレブンがすぐ横にある飯島の道の駅で沈。週間天気は1週間先まで好天を告げている。あとは風との闘いだろうか。

29日 長い山路の始まり
翌朝は6時に起きるが、まだ真っ暗。行動が出来るのは6時半くらいからだろうか。

伊那市街を経由して小黒川に沿って進み、発電所先の車止めまで。車はすでに3,4台ほど停まっている。
共装を振り分け、準備を整えて出発。荷物は思いが2人で行った去年ほどではない。

今日は西駒山荘までのコンタ上げだ。信大の小屋を見送り、水場で喉を潤したりしながら、や胸突き八丁といった急斜を登っていく。
mくらいから雪があるも先行者のトレースはばっちりでラッセルは無くて助かる。深いところで膝くらいだろうか。

下から5時間ほどで主稜線へ出る。雪面が硬いのでここからはアイゼン。
最初は晴れていて気持ちよかったが、将棊頭山に着くころはガスガスとなってしまった。
という訳で1つ目のピークだ。

真っ白な視界の中、西駒山荘へ。丁度、先行パーティが入口を開けようというところだった。
ほどなく開いた小屋に入る。
今日は我々を含めて3パーティのようだ。

そそくさとテントを張って、ふきこぼれたビールで入山を祝う。
今日の晩飯はアルファ米雑炊。これぞ長期山行だというような質素な内容だ。

明日は風が強そうだ。スピリタスや富士山麓など高い度数の酒をチビチビやりながら、明日の作戦について話し合う。

30日 強風の木曽駒ヶ岳
朝起きると風強めでガスもかかっている。
朝飯の棒ラーメンを掻き込み、明るくなるまで様子見。

7時頃、ガスは飛びかけ、風も動けないほどでもない。様子を見ながら進み、最悪宝剣は千畳敷カールから巻くという方針で進むことにする。

目出帽&ゴーグルで出発。
聖職の碑を過ぎたあたりの広いところは局地風が強い。
少し進んで尾根に入ると多少は和らぐ。

ほどなく木曽駒にかかっていたガスが飛び始め姿を現す。
普段、千畳敷側からののっぺりとしたピークしか見ていないが、こちら側から見るとどっしりとしてカッコいい。

1週間くらいまえの気温が高い時期に溶けて、また凍ったのか雪面はとても硬い。古ぼけたアイゼンは弾かれるくらいだ。
終始この硬雪には悩まされることとなる。
頂上台地に乗る手前の急斜は、雪の硬さ、強風もあり、なかなか緊張するポイントだ。
この状況であまり下りたくはない。

頂上台地に乗ると風は一層強まり、久々に風に体重を預けながら歩き、突風は耐風姿勢という感じ。

掻い潜りながらなんとか進んできたが、木曽駒直下が風の通り道となっていて、にっちもさっちもいかないので、木曽駒は諦めて頂上小屋のところで一休み。

この辺りは少し風も和らぐ。
山頂台地の強風は局地風であろうことと、今後、風は弱まる予報であること、山頂台地以前程度の風の強さなら稜線を歩くことは可能と判断し、宝剣を巻いてその先を目指すこととする。

という訳で中岳を越えて、宝剣小屋を見送り、千畳敷を目指す。
宝剣は今日も青空に輝いているが、雪煙が待っていて突破は厳しそうだ。

八丁坂の降り口はガチガチに凍っていて、なかなか緊張する。ある程度のところまでバックステップで下ろす。
下からは丁度、ロープウェイの始発に乗った人たちがぞろぞろ登ってくる。

カールの中は、稜線とはうって変わって穏やか。動くと少し暑いくらいだ。千畳敷駅でのほほんとして、再度稜線を目指して登り返す。

サギダル尾根を登るパーティを横目に登っていくが、吹きだまりの下に氷化した層があり、なかなか油断できない。
途中、samoaが5mほどずり落ちたりもした。

息を切らしながら極楽平へ復帰すると、予想した以上に風は強くない。これなら行けるということで、島田娘へ登る。
空木岳まで続くカッコいい稜線。初めて見たときから歩いて見たいと思っていた稜線についに足を踏み入れることができる。

基本的に夏道は木曽側についている。時折出てくる岩稜は急斜のトラバースとなり、雪の硬さから二点支持が続き、なかなか気は抜けない。
時には横ばいでトラバースをするはめになる。

そんな感じで稜線を進み続け、最後は檜尾岳の登り。
分かってはいるが、何度も偽ピークがありうんざりさせられる。

檜尾岳に登ると空木岳がドーンと聳える。そこに至る稜線もなかなかギバギバ。
空木の登りは急でしんどそうだ。

さて、あとは檜尾避難小屋に下るだけかと思いきや、真尾根を下ろすのはなかなか急で、相変わらず雪が硬いので怖い。
左手から巻き気味にバックステップを交えて下り、尾根に復帰するようトラバースして、小屋へ。

伊那谷を見下ろし、その向こうには南アルプスの山々。最高のロケーションだ。
避難小屋も広くて快適、テントマットやシュラフもあり素晴らしい。

今日はよく動いたのでぺミカン。やっぱり、長期山行のご馳走はこれだ。
夜、小屋の外へ出ると伊那谷の夜景が美しかった。
明日も天気は午後から曇るらしい。早デッパで天気のいいうちに、予定通り空木まで行けるかな?

31日 空木岳へ
今日は2016年最後の日。しかし起きたのは予定よりも1時間以上遅い5時過ぎ!あわてて棒ラーメンをすする。

今年最後の日の出を見ながら、昨日の急斜面を登り返し、檜尾岳へ。
木曽駒方面はガスがかかっていた。

今日は、行程は短いもののいくつか小ピークを越えるのでアップダウンが多い。
特に木曽殿に降りてからの空木の登り返しは岩稜の巻きもありなかなかしんどそうだ。

基本的には稜線歩きは昨日と同様で、木曽側の夏道を辿りながら進んでいく。

まず最初のピークは熊沢岳。その後も熊沢岳のいくつかのピークを越えて少し標高を下ろして東川岳へ。
1ヶ所岩稜の巻きの途中に岩と硬雪混じりの急斜を10mほど登る箇所があった。

東川岳から木曽殿まで150m一気に標高を下ろす。
振り返ると東川岳は思ったよりも岩々していてかっこよかった。

木曽殿くらいまで下ろすと樹林も出てくる。ふと小屋に着く直前に二人組が小屋にいるのに気がついた。

小屋で休憩がてら話を聞くと、豊橋の山岳会らしい。何故だかわからないが、一人はパキスタン人だった。
今日は檜尾まで進み、最後の後ろから来る全山縦走パーティに差し入れをするそうな。
我々もなにか差し入れがほしいなどと思いながら、お互いの健闘を祈る。

さて、ここからは本日の大詰め。空木の登りだ。
遠目に見るとカッコいいが、いざ登るとなると憎たらしくもある。

とりあえず、ひたすら無心でコンタを稼いでいく。
遠目に見たらとても急そうに見えた岩混じりの斜面は近づいてみると大した斜度もなく夏道を辿って余裕で登れる。
夏道に沿って岩稜を巻くとそこが第一ピーク。

空木岳の本当のピークまではさらに大きな岩稜が続く。
トレースを辿りながらほぼほぼ夏道通りに進んでいく感じ。岩稜自体は木曽側から巻いていくが、そのトラバースがとても急で緊張を強いられる。
横ばいトラバースをして、小ルンゼからリッジに乗って直上するあたりが核心か。

何回かトラバースと直上を繰り返して、最後は伊那側から尾根上に復帰。
ピークまではあと少し。乱れた息を整えながら空木岳のピークに着くと、南駒ヶ岳から越百山、念丈とこれから歩く稜線がまだまだ見えてくる。
後半の核心、洗顔料はまだ南駒ヶ岳の影だ。

結局天気は崩れることもなく、最高の天気。
木曽駒のあたりのガスも飛び、御嶽や乗鞍もよく見える。
伊那側に目を向ければ、甲斐駒、仙丈、白根三山、塩見、去年歩いた荒川三山から赤石、聖、光岳まで南アルプスは一望。塩見の横に富士山がちょこんと顔を出している。
八ヶ岳やその向こうには浅間山。見えるものは全部見えている。

思い思いに景色を堪能して、2016年最後のピークをあとにして駒峰ヒュッテへ。
しかし、開けてビックリ、冬期小屋として解放されているのは玄関の部分のみで、とても4・5テンは張れそうにない。4人で寝転がるので精一杯だ。今夜はツェルトで寝ることとする。
でも、風が防げるだけでもありがたい。

この日、我々の帆かに単独行の人が二人。小屋の横にテントを張っていた。

今日の行動時間は少し短かったが、大晦日ということで、ごちそうのペミ。油が体に染み渡る。
ぜんざい代わりのおしるこなど少し豪勢なツマミなんかも出していって、紅白歌合戦を少しだけ聞いて、大晦日気分を味わいながら、眠りに落ちていく。明日は初日の出が見れるかな。

1月1日 山あり谷あり波乱の元日
明けましておめでとうございます!
しかし、外の様子を見るとガスガス... あれま...

今日も今日とて棒ラーをすする。今日は長丁場で核心部もあるので、回復を見込んで早々に行動を開始することにするも、土壇場でsamoaがトイレへ。
用を足しているとみるみるガスが飛んで東の空が燃え始める。

あわててザックを担ぎ出して、空木岳へ登り返す。
稜線のガスは飛んだり飛ばなかったり。よくよく見渡すと晴れているのは空木岳の上だけといった感じだ。
この幸運に感謝しながら2017年最初のピークに立つと同時に塩見と富士山の間から御来光が登る。
これもsamoaの完璧な時間調整の為せる業(笑)
本当に2017年最高の幕開けだ。

初日の出を堪能して、モルゲンロートの稜線を歩いていく。
朝陽に照らされて、切れ切れになりつつあるガスも相まって美しい景色を作り出している。

ほどなくガスも飛びきり南駒ヶ岳が姿を現す。これまたどしりとしていい感じだ。
相も変わらず硬い雪にアイゼンを蹴りこんだりしながら登っていく。
南駒ヶ岳までは特に困難も無く辿り着く。

今日の核心部はここから。仙涯嶺は南駒先の岩稜に隠れてまだ全貌は見えない。
果たしてどうなることやら。

南駒ヶ岳を下って行ってほどなく出てくる岩稜は夏道を辿ったり、岩の段差を越えたりしながら進んでいく。
しかし、一際大きい岩峰にぶち当たる。
これまで、夏道が着いていた木曽側は切れ落ちてとてもいけそうにない。

木曽側はべったり雪の着いた急な斜面になっている。
ここをザイルを出して進んでみる。

岩に沿って15mほどバックステップをして、30mほどトラバース。
途中、灌木で2ヶ所ランニングを取れた。
これまでとは、打って変わってずぼずぼだが、ステップが安定しなくて逆に怖かった。
終了点は掘り返されたブッシュ。
どうやら逆ルートを取ったパーティは岩峰の上を行ったようだ。

後続も来てとりあえず一息。
ようやく仙涯嶺がその姿を見せてくれる。
さながら南の宝剣とも言うべき貫禄で、雄々しくもあり、おどろおどろしくもある。

岩稜の巻きが終わってからは、多少急な尾根を仙涯嶺まで下ろしていくだけと、のんびり降りていたら事件が発生。

北川の叫び声が聞こえたと思ったら、トップを歩いていたI村さんが、滑り落ちていくのが見える。
「滑停!」と必死に叫ぶも、あっという間に下に滑り落ちていく。
大分滑った当たりで自然に止まるのが見え、動いているのが見えたが、正直「これはヘリかな」と思いながら「大丈夫ですかー?」と呼び掛ける。

しばらくして、「大丈夫!」の声が帰って来て、歩き出すのも見えてひとまず安心。

身振り手振りでトラバースして尾根に復帰するというのが確認できたので、我々も滑落した箇所をバックステップを交えて慎重に降りていく。

滑落箇所はザクザクの雪から急にカチカチの氷化した雪面になったところ。どうやら足を弾かれて滑落したようだ。
滑落距離は100m くらいだろうか。

少し下ったところで合流できたので、落ち着くために一休み。水や行動食を取ってもらう。
本当に怪我はないようで、本当に一安心。スパッツが破けたくらいで済んだのは本当に奇跡だ。

やはり硬雪に足を弾かれたようで、少し回転気味で滑落停止姿勢は取れなかったため、脱力して足を引っ掛けないよう上げて、止まってくれと思いながら落ちていったら吹きだまりに入り自然に止まったらしい。

何はともあれ本当に無事でよかった。今後、雪質の変化には取り分けて注意して進むことを確認して、気を取り直して出発する。

さて、いよいよ仙涯嶺だ。これまでの岩稜同様、木曽側についている登山道を辿っていくが、雪が夏道を埋めてトラバースを強いられる箇所が出てくる。

いよいよ南駒先の岩峰くらいのトラバースが出てきてザイルを出す。
灌木でランニングを取って回り込むと、夏道のトラロープが出て来る。これをランニングにしながら30mほどトラバースして、残置ロープを終了点とする。
怖いのはトラバースはじめと最後のところ。

ここを超えれば、あとは鎖場を交えた直上で尾根上に出て夏道伝いに歩いていくと仙涯嶺のピークへ。
滑落も含め、ザイルを出したりして核心を越えてここまでこれた。ようやく緊張が溶けた気がする。

しかし、今日の行程はまだまだ続く。今日は越百山を超えならない。
ふと振り返ってみた仙涯嶺と南駒ヶ岳はなかなかかっこよかった。
目指す、越百山はこれまでの岩々、どっしりとは違い白が優占する円錐形の端正な山容だ岩稜もなくなり、広く緩やかな尾根を息を切らしながら登っていく。
見た目の距離ほど時間はかからなかったが、地形図上で名前のある樹林外のピークとしては最後だ。
あえなくガスに巻かれてしまったが、とりあえずここまではこれた。

次の小ピークである南越百山を越えて、夏道を辿りながら下りていくと、樹林帯に入っていく。
最初のうちは、うまくルートを探ればバリズボのハマることもなく進める感じだったが、2500mを切ったくらいでにっちもさっちもいかなくなり、ついにアイゼンを外してスノーシューやわかんに履き替える。

バリズボに多少苦しみながら時計を見ると16時前。あまり下ろしすぎて雪が少なくなっても、テントを張りづらくなるということで、2400mくらいのところに適当にテントを張る。予定では松川峠くらいまで進む予定だったの大分手前での行動終了となってしまった。下山まであと2日はかかるかな。

暮れなずむ山々を望みながらテントを設営。テントに潜り込むとなかなか暖かい。
昨日、ペミカンを食べきってしまったので、今日はアルファ米とフリーズドライ。
やっぱり味気ない。終わりもみえてきたので、停滞食の棒ラーメンを一食分食べてお腹を満たす。

明日以降は樹林内でラッセルの具合等でコースタイムが読みづらい。果たしてどこまでいけるか。

1月2日 藪尾根、樹林帯を歩き倒せ
今日も南アルプスの向こうから朝陽が昇る。主稜線上はガスっぽいが今日もいい天気だ。今日も今日とて棒ラーメンをかき込んで出発。
今日は気合で藪々した樹林帯を歩けるところまで進む。

朝うちのせいかバリズボも昨日ほどではなく。いくつかのポコを越えながら進んでいく。
当然ながら標高を下ろすにつれて雪は少なくなりササが出てくる。
大崩壊のところにでると、右手に御嶽が見え、その左にさらに白いたおやかな山が見える。
どうやら白山のようだ。大分南に来たことを実感する。

時折、デポ旗なんかもあるが、そもそも踏み跡が薄い当たり。歩きやすいところは自分で見つけるしか無い。
個人的には俄然テンションが上がる山の歩き方。多少、尾根上のブッシュがウザくてもへんにトラバースするよりも、尾根上を進んだほうがいい感じだ。
更に言うと、歩きやすいところはその森の住人に聞くといい。無数にあるアニマルトレースも歩きやすいところを教えてくれる。
会の人が越百から南は獣くさいといっていたが、本当にそのとおりだ。
途中、休憩したところにはなんとクマの足跡まであった。冬眠はどうした・・・。

1時間半ほどで奥念丈岳へ。思ったよりもコースタイムはかからなかったので、安平路方面に歩を進める。
相変わらず藪々しているが、新し目のピンクテープもあり、ほどよいササの埋まり具合でラッセルもなくどんどん進んでいける。
ちなみに幕営予定だった松川峠はササだらけで宿泊どころでは無かった。

.2259あたりは雪も豊富にあり、テンバ適地だ。
暖かいのでここで用を足したが、南アルプスを一望しながらキジ撃ちは自分の山人生でもトップクラスに気持ちのいいものだった。

安平路山に進んでいくにつれて、南西へ進んでいくため、中央アルプスに隠されていた山々がどんどん見えてくる。
乗鞍が見えたと思えば、笠や焼岳が見えはじめ、最後には槍穂まで望むことができた。
朝はガスっていた主稜も見え。今日は本当に天気が良いようだ。
急斜面を一踏ん張りして登り、安平路山へ。山と高原の地図で破線ルートはここまでだ。
何故かアサヒビールの寄贈により山頂のボッコは今山行を通しても一番立派かもしれない。

破線ルートでなくなると急にデポ旗も増え、夏道を辿ると明らかにバリズボやラッセルも少なくなる。まぁ、ここまで幸いにもラッセルといえるものはほとんどなかったが・・・。
そんなこんなで、あっという間に安平路避難小屋まで。立派な山小屋だが、今の時点で13時前。
今日はなんとか、摺古木山自然園の休憩舎まで行けそうだ。

となれば気合で進むのみ。昼も過ぎて早くも斜陽になりかけている木漏れ日の森を歩いて行く。
とはいえ、下りや平坦地はまだいいものの、登りはやっぱりしんどい。

小ピーク白ビソ山を越えて、最後のピーク摺古木山の登りへ差し掛かる。
標高差は大したことはないが、小さい偽ピークの登りが2・3回続きうんざりする。

最後の登りは遠くにピークのボッコが見えて、それを睨みつけながら辿り着いた。
将棊頭山から5日目にしてようやく摺古木山へたどり着いた。
まだ、下山には遠いが、ここまで歩いてきた達成感は計り知れない。
メンバーとがっつり握手を交わし、喜びを分かち合う。なんかこういうのは久々だ。
記念写真は疲れはあるも達成感のある笑顔だ。

ピークに着く少し前からガスがでて雪がちらついていたが、摺古木山を後にしようという時に、少しガスが飛び、彼方に木曽駒や主稜を望むことが出来た。
なんかお疲れ様、といわれているような気がした。

さて後は下るだけ。最初よりもずいぶんと近くなった恵那山なんを眺めながら夕陽に染まり始めた樹林帯を下ろしていく。
トラバースが多い登山道でなかなか標高を降ろさないのでじれったいが、徐々にシラビソから広葉樹、カラマツの森へと変遷していく。
途中の水場で水を汲んで、惰性で下ろしていくと。突然林道にでて、休憩舎へたどり着いた。
しかも、かなりきれいで中に入れるので歓声を上げてしまった。
ちなみに、トイレと水場は1分ほど下ろしたところにあった。

さて今日はラストテンバ。食糧は棒ラーメンしかないが、予備食のなかからちょっと贅沢な棒ラーを食べたり、あるだけのツマミをだし、ウィスキーや泡盛を飲んでここまでの労を労う。
窓から覗く三日月と金星を眺めながら、夜は更けていった。

1月3日 長い旅の終わり
今日は林道を歩くのみ。日の出のちょっと前に出て、林道を歩いて行く。
下山の林道の話題は当然、下りた何を食べるかだ。色々思いを巡らすがなかなか決まらない。
朝陽に照らされながらどんどん林道を下ろしていき、電柱が出てきて、文明が近づいてきたと思ったら、冬期は無人の大平宿へ飛び出した。なんかタイムスリップしたような町並みだ。

ここには衛生公衆電話があり、最初の100円硬貨やEDYで利用することが出来る。
タクシー会社に配車をお願い(事前に調べた情報と違い、県道8号線は全線登記通行止めだったためすったもんだがあった・・・)して、プラブーツにはしんどい車道を歩いて大平峠を越えて歩いて行く。
山行の最後が旧街道というのも悪くはない。ちょいちょい看板もありかつてここになにがあったを教えてくれる。

大平峠からは半ば気合で下りていく。あまりにも道がつづら折りなのがもどかしく、長いことアスファルトを歩いて足が痛くなってきたが、3時間ほどで冬期通行止めゲートまでたどり着き下山。
本当に疲れて全身バキバキ。疲労はあるが、それ以上に歩き通せた充実感と達成感が大きく、本当にうれしい。久々に長かったなぁ。

ほどなくタクシーもやってきて文明に回帰する。飯田に回り込んでから高速に入るも、高速で走っても結構時間のかかり、自分たちの歩いた距離を実感する。
2時間ほどで、6日前に出発した駐車場へたどり着く。

荷物を適当に詰めこんで、お馴染みコマクサの湯に向かい6日間の汗と疲れを初風呂で流す。本当に生き返る気分だ。
温泉のあとは腹ごしらえ。近くの明治亭でソースカツ丼と蕎麦を注文し、肉分・脂分・塩分を摂取。体に染みる。

その後は、Uターンラッシュに捕まるのを覚悟に高速に乗ったが、結局、故障車渋滞のあった京滋バイパスを除いては、大したことは無かった。
そんなこんなで、三が日も終わろという中、京都へ帰ってきたのだった。さて、今年はどんな山にいこうかな。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3815人

コメント

中ア全山おめでとう
samoaさん・tentyoさん。
充実の全山縦走おめでとうございます。
私も20年ぐらい前の年末年始に今回の一部分(檜尾〜空木)を歩いたことがあるのですがhttp://home.att.ne.jp/gold/miyo/sankou/1996NY.html
そのときに比べると,だいぶ雪が少ないのかなと思いました。
その分,氷化していて難しかったようですね。皆さん無事で良かった。
2017/1/11 23:00
Re: 中ア全山おめでとう
miyomiyoさん

明けましておめでとうございます。

空木あたりはギバギバしてていいですよね。
雪は少なく硬かったですが、その分、ラッセルは少なく、後半は助かりました。
何はともあれ、無事で完遂できてよかったです。

今年もよろしくお願いします!
2017/1/13 18:46
初めまして
素晴らしい記録拝見させて頂きました。私も昨年正月千畳敷から空木まで縦走して、このルートにも何時かは・・・と思っていたのでとても参考になりました。(まずは夏季に全山縦走をやってルート感覚を掴むのが先だとは思っていますが・・・)

中アは特に千畳敷以外、ほとんど人が入らないので斜面も踏んでみないと、どうなってるのか良く分からないのが怖いところですね。私も三ノ沢岳に先週入りましたが極楽平への斜面は雪の下に氷が出てきたりして、かなり手間取った記憶があります

また素晴らしい記録を楽しみにしております。
2017/1/26 0:33
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら