馬の背で決死の救出〜双六-槍-北穂-奥穂-西穂〜
- GPS
- 31:44
- 距離
- 44.8km
- 登り
- 4,860m
- 下り
- 4,004m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 11:44
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 12:56
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:29
天候 | 快晴!快晴!快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
当初の予定は、「双六&槍&昨年の雨とガスの大キレットリベンジ」をこなし、白出、右俣林道経由で新穂高へ戻る予定でした。
行程を進めるうちに「最終日は、あのゴツゴツの白出のガレ場を下って、さらに右俣の林道歩きかぁ〜つまらんなぁ〜」と自問自答。
ところが、
2泊3日の長丁場に備え極力軽量化に努めたこと、
初日・2日目とも晴天であったこと、
が幸いし想定外の時間短縮で距離を伸ばすことができました。
さらに3日目の天気予報もズバリ晴れ!
「これはもう行くっきゃないでしょ!」とfw1518さんも禿同。最終日は奥穂〜ジャンダルム〜西穂経由で下山することに。
体力的には厳しかったですが、アドレナリンの分泌?にも助けられ北アルプスプレミアムコースを2泊3日で経験でき大満足の山旅でした。
〈ご参考に〉
※双六小屋は物心共に大満足の山小屋でお勧めです。
※北穂高岳頂上直下に涸沢方面と奥穂方面との分岐点がありますが、道標の文字は上り側からしか確認できず涸沢方面へ下ってしまう間違いをおこしやすいので要注意です。
※ジャンダルム直登は先行者のホールド箇所のアドバイスがなければ無理だったかも・・・途中でフリーズしてしまいました。
安易に「行けそう・・・」の考えは危険です。反省。反省。
「双六岳に行きません?」ずーっと見たかった絶景。師匠は今『ハーレー』に夢中で誘ってもスルーされる始末。
ということで今回もシンディと決行。これが良かったのかいけなかったのか、かなりハードな山旅となってしまいました。
初日は自宅を23時に出発し、新穂高の駐車場難民になりながらも鍋平に駐車し、すぐに出発。午前のうちに双六小屋到着し、休む間もなく三俣蓮華岳往復しました。そしてしばしの絶景に感動し小屋の対応にも大満足でした。今まで泊まった小屋の中でもベスト1では?
そしてやりすぎだった2日目。
当初の計画では北穂高岳山荘の『天空のカフェ』でまったりするつもりが「穂高岳山荘まで行く?」とシンディの悪魔のささやき。行動食だけで昼メシもろくに食べずシャリバテと感じながらも「行きましょう」
コレがいけなかった。今回の山旅で『北穂〜穂高岳山荘』が一番辛かった気がします。大キレットよりも大変でした。
宿泊した穂高岳山荘は月曜日にもかかわらず大混雑。みなさん仕事はいいんでしょうか?(自分もだけどね)
そして3日目。奥穂高岳を難なく超えいよいよ馬の背。ここでまさかの事件が!
「あぁ〜〜〜!」胸ポケットからスマホが転落!待ってくれ〜と思いながらもとても手が届かないトコロへ。それでもなんとか岩の間に留まっているようで「決死の覚悟で取りに行くか?」と自問自答をしオロオロしていると、先行しているシンディが迷いもなく突入。このヒトの神経はどうなってるんでしょ?間違いなく3本は切れてます!
この先は絶対落とさないようスマホをザックに仕舞い、まだまだ続く危険な箇所をこなして西穂山荘に無事到着。ここで食した『西穂ラーメン(味噌)と缶ビール』の味は忘れられません。
でもこの2泊3日の山行の中で、3日目が一番余裕があった気がします。(スマホ救出を除いて)
さて、次はどこ行こう・・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する