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Yamareco

記録ID: 140052
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

テン泊17日:AROUND上高地

2011年09月23日(金) ~ 2011年10月09日(日)
 - 拍手
GPS
385:10
距離
150km
登り
11,390m
下り
12,308m

コースタイム

9月23日(金)1日目
----- 東京→上高地→徳本峠小屋 -----
6:14高尾
9:50松本
10:38新島々
12:00上高地
13:20明神
15:40徳本峠小屋(テント泊)

9月24日(土)2日目
----- 徳本峠→大滝山→蝶ヶ岳 -----
5:30徳本峠
6:20明神見晴らし
7:50大滝槍見台
11:15大滝山
14:00蝶ヶ岳(テント泊)

9月25日(日)3日目
----- 蝶ヶ岳→常念→常念小屋 -----
6:00蝶ヶ岳
6:50蝶槍
10:40常念岳
13:15常念小屋(テント泊)
水場ピストン

9月26日(月)4日目
----- 常念小屋→大天井→ヒュッテ西岳 -----
5:50常念小屋
8:00東天井岳
9:15大天井岳
10:45ビックリ平
12:50ヒュッテ西岳(テント泊)

9月27日(火)5日目
----- ヒュッテ西岳→槍ヶ岳→南岳小屋 -----
5:45ヒュッテ西岳
6:45水俣乗越
8:35ヒュッテ大槍
10:00槍ヶ岳
11:50中岳
13:30南岳小屋(テント泊)

9月28日(水)6日目
----- 南岳小屋→大キレット→北穂→穂高岳山荘 -----
5:40南岳小屋
7:00長谷川ピーク
8:40北穂高岳
11:05涸沢岳
11:30穂高岳山荘(テント泊)

9月29日(木)7日目
----- 穂高岳山荘→奥穂→天狗岩→西穂→西穂山荘 -----
4:30穂高岳山荘
5:30奥穂高
8:00天狗の頭
8:50間ノ岳
10:10西穂高岳
11:45西穂独標
12:50西穂山荘(テント泊)
宝水ピストン

9月30日(金)8日目
----- 西穂山荘停滞 -----
雨で連泊

10月1日(土)9日目
----- 西穂山荘→小梨平 -----
5:50西穂山荘
槍見台途中までピストン。雨で挫折、撤退。
9:15西穂山荘
13:00田代橋
14:00小梨平(テント泊)
上高地探索

10月2日(日)10日目
----- 小梨平→焼岳ピストン→岳沢ヒュッテ -----
5:10小梨平
6:05焼岳登山道入口
7:30焼岳小屋
8:30焼岳
9:30焼岳小屋
11:30小梨平
12:40岳沢登山道入口
15:10岳沢ヒュッテ(テント泊)

10月3日(月)11日目
----- 岳沢ヒュッテ→前穂→穂高岳山荘 -----
5:50岳沢ヒュッテ
8:15雷鳥広場
8:40紀美子平
9:20前穂高岳
10:10紀美子平
12:00奥穂高岳
13:00穂高岳山荘(テント泊)

10月4日(火)12日目
----- 穂高岳山荘→奥穂→ジャンダルムピストン→涸沢 -----
5:20穂高岳山荘
6:10奥穂高
7:05ジャンダルム
8:25穂高岳山荘
10:30涸沢(テント泊)

10月5日(水)13日目
----- 涸沢停滞 -----
雨で連泊

10月6日(木)14日目
----- 涸沢→横尾→徳沢→徳本峠小屋 -----
8:20涸沢
9:35本谷橋
10:40横尾
11:30徳沢
14:30徳本峠小屋(テント泊)

10月7日(金)15日目
----- 徳本峠小屋→霞沢岳ピストン -----
6:00徳本峠小屋
6:50ジャンクションピーク
8:50K1
9:25霞沢岳
13:10徳本峠小屋(テント泊連泊)

10月8日(土)16日目
----- 徳本峠小屋→岩魚留→二俣 -----
7:10徳本峠小屋
9:25岩魚留
12:00二俣(テント泊)

10月9日(日)17日目
----- 二股→島々→松本→東京 -----
4:50二俣
6:05島々
7:00新島々
8:00波田
9:20松本大学
10:00松本インター
10:35松本駅
松本城観光
14:25松本駅
18:20高尾
19:50上野
天候 9月23日(金)晴れ時々曇り
9月24日(土)快晴
9月25日(日)快晴、夕方曇り
9月26日(月)曇り
9月27日(火)快晴、夕方曇り
9月28日(水)快晴
9月29日(木)快晴、夕方曇り
9月30日(金)雨
10月1日(土)朝方小雨、のち晴れ
10月2日(日)晴れ、北風。夕方曇り
10月3日(月)朝方曇り、のち晴れたり曇ったり
10月4日(火)快晴、北風。
10月5日(水)雨
10月6日(木)朝方雨、のち晴れ
10月7日(金)曇り、北風強風。夕方晴れ
10月8日(土)晴れ
10月9日(日)快晴
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
 JR東 上野→高尾→松本
 松本電鉄 松本→新島々
 松本電鉄バス 新島々→上高地

復路
 JR東 松本→高尾→上野
コース状況/
危険箇所等
★テント場情報
‐貊雖▲ャンプ料水¥/1Lて団

☆‘阻榮従屋 ◆600 ¥200 ぅ▲奪肇曄璽
☆…灰岳ヒュッテ ◆500 ¥150 ぜ柴蘯炊場利用可
☆‐鑁鮎屋 ◆600 ¥200 NET接続パソコンあり
☆.劵絅奪得廠 ◆500 ¥200 ぅ謄鷯譴猟望最高!!!西側に槍・穂高、東側に常念、蝶。
☆‘邀拆屋 ◆500 ¥200 16時まで室内自炊場利用可
☆(羚盂抻柿 ◆600 ¥150 さ抃銅射用可、室内喫煙可!いまどき下界でも稀有。
☆\省羯柿 ◆500 ¥200 さ抃銅射用可、テレビあり
☆‐梨平 ◆700 ¥0 ぅャンプ用具全て貸出有、肉、野菜等の食材も販売。手ぶらで行ける。
☆ヽ拌凜劵絅奪 ◆500 ¥0 ぅ謄鵐半豬平良好
☆±疎 ◆500 ¥0 じ世錣困發なのテント村!景色良好
☆ヾ箋留小屋 ◆0 ¥0 ぬ疑諭▲肇ぅ譴皺燭發覆

★奥穂⇔西穂
奥穂側から行くと下りが多いので、恐さも相当
西穂側から行くと登りが多いので、体力、脚力がいる
どちらを選ぶか・・・

★野麦街道(島々→松本)
交通量多いが歩道完備で危険はない。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
今回のパッキング。
乾燥重量で17〜18kg。
食糧10〜15日分。
23
今回のパッキング。
乾燥重量で17〜18kg。
食糧10〜15日分。
上高地バスターミナル
天気も上々で、登山者、観光客で賑わっていた。
上高地バスターミナル
天気も上々で、登山者、観光客で賑わっていた。
河童橋はいつものように人気だった。
1
河童橋はいつものように人気だった。
梓川沿いから明神を見上げる
天気は上々!
1
梓川沿いから明神を見上げる
天気は上々!
徳本峠テント場。
ビックリ仰天の満員御礼。30張り以上あった。
年数回、4,5年来ているが、こんなこと初めて!
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徳本峠テント場。
ビックリ仰天の満員御礼。30張り以上あった。
年数回、4,5年来ているが、こんなこと初めて!
明神見晴らしから見る明神岳。
明神を正面から見れるのはここだけ
1
明神見晴らしから見る明神岳。
明神を正面から見れるのはここだけ
大滝槍見台から見る槍ヶ岳
久々の槍、懐かしい。
いつ見ても素晴らしい。
大滝槍見台から見る槍ヶ岳
久々の槍、懐かしい。
いつ見ても素晴らしい。
大滝山から見る常念岳
大滝山から見る常念岳
大滝山から見る蝶ヶ岳。
その後に槍が顔を見せている。
大滝山から見る蝶ヶ岳。
その後に槍が顔を見せている。
蝶ヶ岳ヒュッテ。
景色のいいところに建っている
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蝶ヶ岳ヒュッテ。
景色のいいところに建っている
蝶ヶ岳山頂。
蝶ヶ岳、テント場。
けっこう広い。
眺望もいい。
蝶ヶ岳、テント場。
けっこう広い。
眺望もいい。
蝶ヶ岳から見る槍ヶ岳
蝶ヶ岳から見る槍ヶ岳
早朝、蝶ヶ岳ヒュッテ前で槍、穂高を眺める登山者
1
早朝、蝶ヶ岳ヒュッテ前で槍、穂高を眺める登山者
蝶ヶ岳から見る霞沢。
後に乗鞍、御岳。
蝶ヶ岳から見る霞沢。
後に乗鞍、御岳。
槍、穂高連峰、図解。
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槍、穂高連峰、図解。
蝶ヶ岳から見る常念岳
蝶ヶ岳から見る常念岳
蝶槍山頂
常念側から見る蝶槍。
もう、ほとんど槍になってない・・
常念側から見る蝶槍。
もう、ほとんど槍になってない・・
常念への登り。
けっこうキツかった。
バテバテ・・
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常念への登り。
けっこうキツかった。
バテバテ・・
常念岳への登り
常念山頂
バテバテで到着
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常念山頂
バテバテで到着
常念山頂の祠は槍を意識して位置決めしたのだろうな・・・と思う
1
常念山頂の祠は槍を意識して位置決めしたのだろうな・・・と思う
常念から見る穂高連峰
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常念から見る穂高連峰
常念から見る北アルプス。
中央に大天井岳。
右手前が横通岳
常念から見る北アルプス。
中央に大天井岳。
右手前が横通岳
常念から見る槍ヶ岳
手前に西岳ヒュッテが見える
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常念から見る槍ヶ岳
手前に西岳ヒュッテが見える
常念小屋と槍
横通岳から見る常念と小屋
横通岳から見る常念と小屋
横通岳。
後に常念岳
横通岳。
後に常念岳
東天井岳。
簡単に登れそうだが、パスった。
東天井岳。
簡単に登れそうだが、パスった。
見ざる言わざる聞かざる・・・
2
見ざる言わざる聞かざる・・・
大天井岳と大天荘。
北風強く、メチャ寒かった
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大天井岳と大天荘。
北風強く、メチャ寒かった
大天井岳から裏銀座を望む。
笠雲がヤバイ・・・
大天井岳から裏銀座を望む。
笠雲がヤバイ・・・
大天井岳から見る表銀座
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大天井岳から見る表銀座
喜作新道と赤岩岳。
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喜作新道と赤岩岳。
ビックリ平。
景色はいい
ビックリ平。
景色はいい
喜作新道にある単なるピーク?
喜作新道にある単なるピーク?
喜作新道から見える槍。
喜作新道から見える槍。
ヒュッテ西岳。
後は涸沢カールと前穂。
ヒュッテ西岳。
後は涸沢カールと前穂。
ヒュッテ西岳。
後のテント場は母屋から少し離れている
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ヒュッテ西岳。
後のテント場は母屋から少し離れている
常念を見ながらコーヒータイム。
テント、シュラフなど干しながら・・・
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常念を見ながらコーヒータイム。
テント、シュラフなど干しながら・・・
ついでに今回の荷物を大公開。
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ついでに今回の荷物を大公開。
テント場周りにあった黒臼子で作った簡単ジャム。
メチャ、まいう〜!
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テント場周りにあった黒臼子で作った簡単ジャム。
メチャ、まいう〜!
西岳で見た槍、北鎌尾根の夕焼け
3
西岳で見た槍、北鎌尾根の夕焼け
早朝の西岳から見る槍ヶ岳
早朝の西岳から見る槍ヶ岳
早朝の槍沢
東鎌尾根と槍ヶ岳
けっこうな登り。
ここでもバテた・・・
東鎌尾根と槍ヶ岳
けっこうな登り。
ここでもバテた・・・
同じく東鎌尾根
天気は最高だった!
同じく東鎌尾根
天気は最高だった!
「ヒュッテ大槍まで40分」
マジ、キツかった・・・
「ヒュッテ大槍まで40分」
マジ、キツかった・・・
ヒュッテ大槍から見る槍ヶ岳
ここまでくればなんとかなる
2
ヒュッテ大槍から見る槍ヶ岳
ここまでくればなんとかなる
大喰岳と殺生ヒュッテ。
大喰岳と殺生ヒュッテ。
槍ヶ岳。
肩にどうにか到着
1
槍ヶ岳。
肩にどうにか到着
槍ヶ岳、穂先ドアップ
空いていたので空荷で20分で登れた
1
槍ヶ岳、穂先ドアップ
空いていたので空荷で20分で登れた
槍ヶ岳山頂でドリップコーヒー。
最高の贅沢。うらやましい。
「晴天、無風、空いている」の三拍子揃わないと出来ない。
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槍ヶ岳山頂でドリップコーヒー。
最高の贅沢。うらやましい。
「晴天、無風、空いている」の三拍子揃わないと出来ない。
槍ヶ岳山頂から北アルプス。
中央一番奥に白馬まで見えていた。
槍ヶ岳山頂から北アルプス。
中央一番奥に白馬まで見えていた。
槍ヶ岳山頂から裏銀座。
槍ヶ岳山頂から裏銀座。
槍ヶ岳山頂から常念。
手前の尾根には今朝出発したヒュッテ西岳も見える
槍ヶ岳山頂から常念。
手前の尾根には今朝出発したヒュッテ西岳も見える
槍ヶ岳山頂から穂高連峰。
手前、大喰、中岳。
槍ヶ岳山頂から穂高連峰。
手前、大喰、中岳。
槍から見る笠ヶ岳
槍から見る笠ヶ岳
槍の穂先へ最後に登る天空へ伸びるハシゴ
槍の穂先へ最後に登る天空へ伸びるハシゴ
槍ヶ岳と山荘。
中岳山頂。
中岳から見る東鎌尾根。
バックに常念
中岳から見る東鎌尾根。
バックに常念
中岳から南岳を望む。
奥に穂高連峰
中岳から南岳を望む。
奥に穂高連峰
南岳から見る常念
南岳から見る常念
南岳小屋。
小屋は晴れても、テン場は曇り・・・
1
南岳小屋。
小屋は晴れても、テン場は曇り・・・
常念平から見る常念
1
常念平から見る常念
早朝の大キレット。
手前のピークが長谷川ピーク。
バックは北穂
2
早朝の大キレット。
手前のピークが長谷川ピーク。
バックは北穂
大キレット、シシバナのハシゴ
1
大キレット、シシバナのハシゴ
大キレット、シシバナを見上げる
大キレット、シシバナを見上げる
大キレット。
長谷川ピークからシシバナを振り返る
3
大キレット。
長谷川ピークからシシバナを振り返る
長谷川ピーク
大キレット、飛騨泣きへの登り
大キレット、飛騨泣きへの登り
北穂から大キレット越しに槍を望む
いつ見ても素晴らしい!!!
2
北穂から大キレット越しに槍を望む
いつ見ても素晴らしい!!!
北穂から前穂を望む。
手前稜線上に北穂テント場。
北穂から前穂を望む。
手前稜線上に北穂テント場。
北穂山頂から見る槍はまったく絵になる
人気になるのも当たり前か・・・
1
北穂山頂から見る槍はまったく絵になる
人気になるのも当たり前か・・・
北穂から見る前穂。
北穂から見る前穂。
涸沢岳。
奥に奥穂高。
手前北穂南峰。
涸沢岳。
奥に奥穂高。
手前北穂南峰。
涸沢岳から奥穂を望む。
手前、穂高岳山荘
涸沢岳から奥穂を望む。
手前、穂高岳山荘
穂高岳山荘の裏から見えるジャンダルム
1
穂高岳山荘の裏から見えるジャンダルム
奥穂高岳で日の出を待つ登山者
4
奥穂高岳で日の出を待つ登山者
夜明け前の奥穂山頂。
夜明け前の奥穂山頂。
吊尾根から昇る朝日
吊尾根から昇る朝日
朝焼けのジャンダルム
5
朝焼けのジャンダルム
奥穂から見るジャンダルム
いよいよ今回のハイライトの西穂への縦走!
奥穂から見るジャンダルム
いよいよ今回のハイライトの西穂への縦走!
馬の背あたりから見たジャンダルム
2
馬の背あたりから見たジャンダルム
馬の背。
マジ、怖かった。
2
馬の背。
マジ、怖かった。
西穂側から見たジャンダルム
1
西穂側から見たジャンダルム
天狗の頭。
たまには巻けよ、と言いたくなるほど忠実にピークを越えさせられる。
天狗の頭。
たまには巻けよ、と言いたくなるほど忠実にピークを越えさせられる。
天狗の頭。
この辺で行程の真ん中か・・?
天狗の頭。
この辺で行程の真ん中か・・?
逆層スラブのクサリ場。
けっこう怖かった。
5
逆層スラブのクサリ場。
けっこう怖かった。
もう、マークを頼りに岩にしがみついて必死に登るだけ。
3
もう、マークを頼りに岩にしがみついて必死に登るだけ。
稜線の先に間ノ岳
稜線の先に間ノ岳
間ノ岳。
奥に焼岳、乗鞍。その後に御岳
1
間ノ岳。
奥に焼岳、乗鞍。その後に御岳
間ノ岳。
これもけっこうな登りだった
1
間ノ岳。
これもけっこうな登りだった
間ノ岳から奥穂を振り返る。
左奥に槍、右に前穂
間ノ岳から奥穂を振り返る。
左奥に槍、右に前穂
霞沢岳
この角度からは初めて見た。
霞沢岳
この角度からは初めて見た。
よくわからんが赤石岳・・?
よくわからんが赤石岳・・?
天気は抜群に良かった。
左に霞沢、中央が乗鞍、右に焼岳
天気は抜群に良かった。
左に霞沢、中央が乗鞍、右に焼岳
やっと見えた西穂高岳。
やっと見えた西穂高岳。
西穂から南側を見る。
左に霞沢、右に焼岳、中央奥に乗鞍
気分最高!!
西穂から南側を見る。
左に霞沢、右に焼岳、中央奥に乗鞍
気分最高!!
梓川を挟んで霞沢岳
梓川を挟んで霞沢岳
西穂から見る槍
西穂山頂からピラミッドピーク、独標。
後はのんびり西穂山荘を目指して下っていくだけ。
3
西穂山頂からピラミッドピーク、独標。
後はのんびり西穂山荘を目指して下っていくだけ。
ピラミッドピーク
ピラミッドピーク
ピラミッドピークと西穂山頂。
振り返るとけっこうな高度感。
1
ピラミッドピークと西穂山頂。
振り返るとけっこうな高度感。
西穂独標。
西穂独標から見る、ピラミッドピークと西穂山頂
西穂独標から見る、ピラミッドピークと西穂山頂
西穂独標から見る焼岳
西穂独標から見る焼岳
雷鳥に遭遇。
多分まだ子供
2
雷鳥に遭遇。
多分まだ子供
西穂山荘
平日だったが登山者で賑わっていた。
西穂山荘
平日だったが登山者で賑わっていた。
西穂山荘テント場。
雨降ったら最悪のポジションだった。
5cmは水が溜まる・・・
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西穂山荘テント場。
雨降ったら最悪のポジションだった。
5cmは水が溜まる・・・
宝水
往復1時間45分かけて山荘から補給に行った。
2
宝水
往復1時間45分かけて山荘から補給に行った。
雨の日の停滞では喰うのが楽しみ。
自作干し肉をチビチビと・・・
9
雨の日の停滞では喰うのが楽しみ。
自作干し肉をチビチビと・・・
ガスと小雨で何も見えない・・・
この後プッツンして180度方向転換して撤退。
ガスと小雨で何も見えない・・・
この後プッツンして180度方向転換して撤退。
西穂から焼岳への道。
こんな登山道イヤ!!!
西穂から焼岳への道。
こんな登山道イヤ!!!
上高地、西穂高登山道入口。
上高地、西穂高登山道入口。
明神岳と吊尾根。
下界は普通に晴れていた・・・
明神岳と吊尾根。
下界は普通に晴れていた・・・
カッパ橋。
いつも賑わっている
カッパ橋。
いつも賑わっている
梓川と吊尾根。
お決まりの構図・・・
1
梓川と吊尾根。
お決まりの構図・・・
梓川と焼岳。
山頂まで見えていた。
とほほ・・・
梓川と焼岳。
山頂まで見えていた。
とほほ・・・
お土産店の一角に「岳」コーナー。
商魂素晴らしい!
1
お土産店の一角に「岳」コーナー。
商魂素晴らしい!
朝の焼岳
この時間はまだ晴れていた。
朝の焼岳
この時間はまだ晴れていた。
焼岳最大の難所。
帰りには登りの登山者が20〜30人渋滞していた。
焼岳最大の難所。
帰りには登りの登山者が20〜30人渋滞していた。
陽の光に輝く笹
展望台から見る焼岳
展望台から見る焼岳
焼岳から見る穂高連峰。
奥穂にはすでに笠雲が・・・
焼岳から見る穂高連峰。
奥穂にはすでに笠雲が・・・
硫黄の臭いはいつも温泉を連想してしまう
硫黄の臭いはいつも温泉を連想してしまう
勢いよく噴煙を上げている焼岳の火口。
1
勢いよく噴煙を上げている焼岳の火口。
焼岳山頂。
焼岳南峰
立入り禁止・・・
焼岳南峰
立入り禁止・・・
焼岳山頂から見る梓川と上高地
焼岳山頂から見る梓川と上高地
焼岳から見る笠ヶ岳
手前に新穂高の街並み
焼岳から見る笠ヶ岳
手前に新穂高の街並み
焼岳山頂はけっこう賑わっていた。
北風がビュービューで寒かった。
焼岳山頂はけっこう賑わっていた。
北風がビュービューで寒かった。
焼岳南峰全容。
立入り禁止、だそうだ。
3
焼岳南峰全容。
立入り禁止、だそうだ。
焼岳小屋
明神岳と梓川
岳沢
これからここを目指す
稜線はガスっていた
岳沢
これからここを目指す
稜線はガスっていた
河童橋。
いつでも人が一杯。
河童橋。
いつでも人が一杯。
岳沢登山口。
2時間で登れんかった・・・
とほほ・・・
岳沢登山口。
2時間で登れんかった・・・
とほほ・・・
新しい岳沢ヒュッテ
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新しい岳沢ヒュッテ
岳沢のテント場からの眺望。
左側霞沢、右側焼岳。
岳沢のテント場からの眺望。
左側霞沢、右側焼岳。
朝もやの重太郎新道を登っていく
朝もやの重太郎新道を登っていく
稜線に青空が広がり始める
雲の流れが速く風が強そうだった。
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稜線に青空が広がり始める
雲の流れが速く風が強そうだった。
前穂への急登。
まったく無駄にテントとザックを担いで登った
前穂への急登。
まったく無駄にテントとザックを担いで登った
前穂山頂
前穂から見る奥穂
風が強くけっこう寒かった
前穂から見る奥穂
風が強くけっこう寒かった
吊尾根から見た前穂
吊尾根から見た前穂
紀美子平。
こんな立派な道標を見逃すとは・・・
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紀美子平。
こんな立派な道標を見逃すとは・・・
吊尾根から見た涸沢カール
吊尾根から見た涸沢カール
吊尾根から見た岳沢
吊尾根から見た岳沢
3000m付近はハイマツも霜でバリバリ
3000m付近はハイマツも霜でバリバリ
奥穂山頂
バテバテでコースタイム大幅オーバーで到着。
多分シャリバテ・・・
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奥穂山頂
バテバテでコースタイム大幅オーバーで到着。
多分シャリバテ・・・
奥穂から見るジャンダルム。
ギリギリ見えていたが行く気力はまったくなくなっていた。
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奥穂から見るジャンダルム。
ギリギリ見えていたが行く気力はまったくなくなっていた。
穂高岳山荘のテント場。
後に涸沢岳
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穂高岳山荘のテント場。
後に涸沢岳
夜明け前の東の空。
どうやら、快晴の様子。
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夜明け前の東の空。
どうやら、快晴の様子。
夜明け前の涸沢、槍、北穂
夜明け前の涸沢、槍、北穂
日の出の光を浴びている奥穂山頂の祠。
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日の出の光を浴びている奥穂山頂の祠。
奥穂で見た日の出
奥穂で見た日の出
朝焼けに染まる、涸沢、槍、北穂
素晴らしく綺麗だった
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朝焼けに染まる、涸沢、槍、北穂
素晴らしく綺麗だった
山頂に朝日の当った笠ヶ岳
山頂に朝日の当った笠ヶ岳
早朝のジャンダルム
ジャンのピストンに挑戦。
早朝のジャンダルム
ジャンのピストンに挑戦。
奥穂から見るジャンダルム
空荷なので気分はだいぶ楽
奥穂から見るジャンダルム
空荷なので気分はだいぶ楽
奥穂から見る槍
天気最高のジャンダルム
天気最高のジャンダルム
馬の背から見るジャンダルム
2
馬の背から見るジャンダルム
馬の背の下り。
何度下ってもハンパない怖さ
2
馬の背の下り。
何度下ってもハンパない怖さ
馬の背は登りが絶対楽!
馬の背は登りが絶対楽!
ジャンダルム初登頂。
ジャンダルム自体は意外と簡単に登れた
ジャンダルム初登頂。
ジャンダルム自体は意外と簡単に登れた
ジャンダルムから見た槍
後の後立山連峰や立山は真っ白になっていた。
もう冬がそこまで来ている・・・
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ジャンダルムから見た槍
後の後立山連峰や立山は真っ白になっていた。
もう冬がそこまで来ている・・・
馬の背を下りてる登山者
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馬の背を下りてる登山者
ナイフリッジから奥穂へ
ナイフリッジから奥穂へ
ナイフリッジ。
これも登りが断然楽。
ナイフリッジ。
これも登りが断然楽。
登山客で賑わう奥穂山頂
登山客で賑わう奥穂山頂
久々、ザイテングラードから見る北穂
久々、ザイテングラードから見る北穂
これは紅葉とは言わんだろう。
枯葉だよ。
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これは紅葉とは言わんだろう。
枯葉だよ。
紅葉と涸沢槍
涸沢槍と紅葉
常念とナナカマドの紅葉
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常念とナナカマドの紅葉
涸沢カールの紅葉
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涸沢カールの紅葉
涸沢カール
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
涸沢カールのパノラマ。
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涸沢カールのパノラマ。
ナナカマドの紅葉
ナナカマドの紅葉
涸沢カールの紅葉
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涸沢カールの紅葉
登山客で賑わう本谷橋
登山客で賑わう本谷橋
前日の雨が滝となって流れ落ちていた屏風岩
前日の雨が滝となって流れ落ちていた屏風岩
横尾橋。
登山客で賑わっていた。
トイレにも順番待ちの列が出来ていた
横尾橋。
登山客で賑わっていた。
トイレにも順番待ちの列が出来ていた
2週間ぶりに戻ってきた
徳本峠小屋。
夜のテント泊は自分一人だった
2週間ぶりに戻ってきた
徳本峠小屋。
夜のテント泊は自分一人だった
霞沢K1ピーク
この辺までは天気良かったのだが・・・
霞沢K1ピーク
この辺までは天気良かったのだが・・・
前夜の雪が薄っすら積もっていたK2への登山道
高山での雪は初体験だった
前夜の雪が薄っすら積もっていたK2への登山道
高山での雪は初体験だった
霞沢北斜面は雪化粧
風も強く、寒かった
霞沢北斜面は雪化粧
風も強く、寒かった
霞沢岳山頂。
やはり何も見えなかった。
残念・・・
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霞沢岳山頂。
やはり何も見えなかった。
残念・・・

下りてきたら晴れが戻ってきた・・・

下りてきたら晴れが戻ってきた・・・
赤・黄・緑のテントが並んでた。
手前、我がテント。
赤・黄・緑のテントが並んでた。
手前、我がテント。
徳本峠から見た明神の朝焼け
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徳本峠から見た明神の朝焼け
島々への道標
野麦街道のバス停。
電力会社が作るとバス停も立派になる。
野麦街道のバス停。
電力会社が作るとバス停も立派になる。
「村の駅」・・・???
「道の駅」なら一般的だが・・・
「村の駅」・・・???
「道の駅」なら一般的だが・・・
新島々からのタクシー料金。
新島々からのタクシー料金。
古風な瓦塀の家。
きっと地元の名士かお金持ちなんだろうな・・・
古風な瓦塀の家。
きっと地元の名士かお金持ちなんだろうな・・・
野麦街道沿いのリンゴ園
柵も塀もなく簡単に入れる
野麦街道沿いのリンゴ園
柵も塀もなく簡単に入れる
たわわに実っていたリンゴ
美味しそうだった
たわわに実っていたリンゴ
美味しそうだった
柿も一杯なっていた。
こっちはまだちと早い
柿も一杯なっていた。
こっちはまだちと早い
可愛いと言うよりちょっと不気味な招き猫
可愛いと言うよりちょっと不気味な招き猫
道路にはみ出して実っているリンゴ
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道路にはみ出して実っているリンゴ
リンゴ、実り過ぎじゃねーのか???
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リンゴ、実り過ぎじゃねーのか???
ザクロも道路にはみ出てたわわに実っていた。
ザクロも道路にはみ出てたわわに実っていた。
松本電鉄、上高地線。
松本電鉄、上高地線。
カモシカスポーツの看板発見。
行ってみたかったが、2.5kmは徒歩で寄り道はちとキツい・・・
カモシカスポーツの看板発見。
行ってみたかったが、2.5kmは徒歩で寄り道はちとキツい・・・
野麦街道(国道158号)好天の三連休、上高地、乗鞍方面は渋滞していた。
野麦街道(国道158号)好天の三連休、上高地、乗鞍方面は渋滞していた。
タイベックスの正式な利用法はこれです!
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タイベックスの正式な利用法はこれです!
松本駅。
松本市内にICI発見。
そこそこの品ぞろえありそうだった。
松本市内にICI発見。
そこそこの品ぞろえありそうだった。
女鳥羽川、なわて通りの裏
女鳥羽川、なわて通りの裏
何屋?かと思ったら、古本屋だった。
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何屋?かと思ったら、古本屋だった。
地産ものは安いようだったが・・・。
地産ものは安いようだったが・・・。
松本城、本丸で「信州・松本そば祭り」のイベントが開催中だった。
観光客でメチャ混みだった。
松本城、本丸で「信州・松本そば祭り」のイベントが開催中だった。
観光客でメチャ混みだった。
国宝松本城天守閣。
さすが、かっこいい
国宝松本城天守閣。
さすが、かっこいい
松本城天守
国宝のお城は4つしかないのだそうだ。
姫路城、松本城、彦根城、犬山城。
松本城天守
国宝のお城は4つしかないのだそうだ。
姫路城、松本城、彦根城、犬山城。
本丸から見た松本城天守
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本丸から見た松本城天守
のちに増築された月見櫓
のちに増築された月見櫓
日本のお城は風格があるよなぁ〜
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日本のお城は風格があるよなぁ〜
埋橋と松本城
しつこく、松本城。
しつこく、松本城。
和太鼓のパフォーマンスもやっていた。
和太鼓のパフォーマンスもやっていた。

感想

今回の主要目的は奥穂⇔西穂の縦走。そして、食糧を喰いつくすまでの山中放浪。
食糧がマンパンでは重た過ぎるのでそこそこ減らしてから奥穂⇔西穂の挑戦を目論む。
と言うことで上高地からまず徳本峠に登り大滝、蝶、常念と常念山脈をぐるっと周って大天井から東鎌〜槍〜穂高と南下して、その勢いで西穂まで抜けた。そして焼岳も登りほぼ上高地一周。
再び岳沢から登り返し、周回から抜けた前穂、ジャンダルムを登り返し、涸沢で紅葉を見て、最後に徳本峠へ再び行き霞沢に登り上高地周りの主要なピークを一通りまとめて歩いてみた。
帰りは島々谷を下り、そのままおまけで野麦街道を島々から松本まで歩いた。
ついでに国宝の松本城や市内なども最後に観光。実に充実した山旅だった。

食糧が思った以上にもち、結果17日間とそこそこの長期の縦走になった。

以下、その記録。

9月23日(金)1日目
いつもの東京始発の中央線で高尾へ行く。
高尾で松本行き鈍行に接続。松本に10:00に着き、松本電鉄の電車、バスを乗り継ぐと丁度お昼に上高地に到着できる。
中央線車中では笹子あたりで雨が降っていていやな天気でちと気が沈んだ。
が、上高地到着した時は天気も回復して晴れ、空気もひんやり気持ちよかった。久々の北アルプス、観光客も多くなんかこっちまでウキウキテンションが上がってしまった。
上高地バスターミナルでヤマレコの山行記録の写真で見た記憶があるようなファミリーがいた。が、確信はないし、誰だかHNも思い出せない。
出発準備を整えて腹ごしらえをしていよいよスタート。荷物は20kg+α程度。
今日は初日と言うことで軽く足慣らし。
まずは明神を目指す。そして、徳本峠へ合計3.5H、軽いジャブの登り。だったのだが、徳本峠手前でこの先の縦走に備えて水6L補給したら、重たいのなんの・・・けっこう初っ端からキツかった。特にショルダーの肩への食い込みがハンパなかった。
久々のフル装備で体がなまっていた、とは言え、先が思いやられた。
徳本峠に着いてビックリ!なんと小屋は満員でテントも30張り以上の超混み状態。シルバーウイークの後半とは言えこんなに混んでいるとは思いもしなかった。
ここ数年、何度か泊ったことはあったがこんな混み方は初めて!
数日前にはNHKのクルーが来て番組用の撮影で10日間も泊っていたそうな。
放送は10月30日にあるらしい。

9月24日(土)2日目
朝4:00目覚める。昨日キツかった割に体はそんなに痛くはない。
朝食を食べながら出発の準備。久々のテントの撤収はちともたつく。
5:30足元明るくなってから、大滝山へ向け縦走スタート。
天気は良さそうだが、樹林帯の中でよくわからない。
ここの登山道はぬかるんでいるところがそこここにあり雨が降るとけっこう始末が悪い。急な起伏があまりないのが救い。
約1Hで明神見晴らし。ここから見る明神は真正面に見えて素晴らしい。他からは見ることができない角度。天気は快晴だった。
続いて大滝槍見台の櫓に到着。久々の槍、穂高も快晴だった。
大滝山手前の登りさしかかる。以前もここでへばった記憶があったのだが、やはり今回もまたへばった。ヨレヨレ。
ここから先の稜線は眺望が抜群のはずでそれを期待して踏ん張ってようやく登り切る
大滝山北峰からの稜線歩きは最高。右手に槍、穂高、前方に常念を見ながら歩く。眺望がいいと疲れもだいぶ和らぐ。
蝶ヶ岳最後の登りで再びヨレヨレ。
コースタイムは大幅にオーバー。なんとか蝶ヶ岳のテン場に辿りつく。
小屋もテン場もだいぶ賑わっていた。
天気は夕方になっても崩れることなく、槍、穂高、常念、安曇野の街並みもよく見えていた。
二日目だが実にキツかった。
夜、韓国人の10人前後グループが9時半過ぎてもけっこうな声でベチャベチャしゃべっているのには閉口した。
全部が全部ではないのだろうが、一部のマナーのない人たちが全体の評判を落とすことをもっと自覚した方がいいんじゃないの?、と思ってしまった。

9月25日(日)3日目
周りの物音で目覚めたら5:20。やべ、遅刻。バタバタと朝食と撤収作業。
天気は快晴、ほぼ無風の絶好のコンディション。
気温はトイレの手洗いの水に薄氷が張っていたので0℃前後まで下がった様子。その割に思ったほど寒くなかった。昼間シュラフを陽に干したのが効いたのか。
6:00過ぎ出発。予定では今日は大天井まで行くつもりだったのだが・・・
蝶槍まではそこそこ快適に進めたのだが、その先、下って、常念への登りに差し掛かった時には、もう、ヤベッ!って感じ。
1H登りが続いたところで、「こりゃ、どう考えても大天井は無理!」っと早々に予定変更。体力より気力が萎えてしまった。
常念小屋までならば・・・と気分を楽にしてゆるゆる登る。最後は5分ごとに休憩。
コースタイム30分近くもオーバーのスローペースでようやく常念に到着。
天気は最高で、槍、穂高から、針ノ木、後立山、白馬まで見渡せた。素晴らしい眺めを堪能。
山頂は三股や一の沢から上がってきた登山者も含め混み混み。
山頂でゆっくり弁当など平らげる。もう完全に大天井に行く気はなくなっていた。
ゆるゆる常念小屋まで下りる。
テント場は昨日の蝶ヶ岳と打って変わって誰もいない。
テント張り終わって、時間余ったので、水場へ水を汲みに行った。
下り40分、登り50分。往復1.5Hかけて6Lの水を補給。
1L=¥200、1.5Hで¥1200=時給¥900・・・
ん〜ん、吉牛やマックのバイトの方が断然楽!
歩荷、って相当キツイ・・・
夕方からガスが上がってきて、雨がパラパラ。大降りにはなりそうもないが、ガスるとさすが冷える。
テントは4,5張りで静かに眠れた。

9月26日(月)4日目
朝、目覚めたら5:20.今日も遅刻。4日目で少し疲れも出てきたのか?
天気は高曇り。幸い雨にはならなさそう。風が穏やかなせいか日差しがないわりにそんなに寒さは感じなかった。
朝食、撤収で5:50出発。だいぶ撤収作業にも以前の勘が戻ってきて手慣れてきた。
6Lの水はやはりけっこうこたえた。しかし、最初の横通岳さえ登り切ってしまえば後はそんなにキツイ登りはないはず。
以前一度通っている道はある程度先の予想がつくのである意味楽は楽。
ほぼ、コースタイムで大天井へ到着。北風がだいぶ強く吹いていて冷たく寒かった。
曇ってはいるが裏銀座、立山などまでばっちり見渡せた。
寒い大天井を早々に後にして、北風の陰になる喜作新道へ。
ビックリ平を過ぎたあたりから肩と背中がパンパン。きっと歩く姿勢も悪いのだろう。
なんとか13:00前ヒュッテ西岳に到着。
テントを広げて乾かしている間に温かいコーヒー。
ここのテン場は眺望がいい。東側に常念山脈、西側に槍、穂高、実に最高!
テン場の近くに黒臼子の熟した実を発見。収穫して久々黒臼子ジャムを作る。
旨い!本当のブルーベリージャムに遜色ないと密かに自負!
夕暮れに槍が晴れてきた。
明日の天気は期待できそうだった。

9月27日(火)5日目
今日も遅刻。起きたら5:00過ぎ。隣のテントの」ガサゴソで目覚める。
いつものようにあわただしく朝食、撤収作業。フライは霜でバリバリ。グランドシートはいつもビチョ。テントを畳む手先がけっこう冷たい。
天気は快晴。目指す槍も東鎌もはっきり見えている。風もなさそうでまたまた絶好のコンディション!
5:45出発。水俣乗越までは一気の下り。槍を目指す登山者に次々抜かれていく。下りはどうも膝に来てトントンと軽快に下りて行けない。いつもコースタイム1、2割オーバーしてしまう。ここもやっぱりコースタイムを超える。
東鎌の登り返しも1Hも登るとやはりバテバテ。同じような時間に出た人たちはもう影も形も見えないほど先へ行ってしまった。
ヒュッテ大槍にヘロヘロになりながらもなんとか辿りつく。ここまでくればなんとか槍が射程に入る。
9:30やっとこさ槍の肩に到着。朝一緒に西岳を出た登山者に遇う。30分以上早く着いたらしい。すでに槍も登って、今から南岳、北穂まで行くとの事。
凄い馬力!脱帽。
弁当喰って、腹ごしらえして穂先に登る。空いている。ハシゴの渋滞もなく空荷だと20分ぐらいで楽に登れる。
山頂も空いていた。山頂でドリップコーヒーを入れている登山者がいた。
「これがやりたかったんですよぉ〜」笑顔で答える。
確かに、「快晴、無風、そして空いている」の三拍子そろわないと出来ない極上の贅沢。
祠が新しくなっていた。その後に鹿島槍、白馬、立山、剱も丸見え。
富士山、南アルプス、八ヶ岳、浅間山、360度のパノラマの眺望、最高!
今登ってきた東鎌も、これから行く、大喰、中岳、南岳も全部見える・・・暫し満喫して下る。
弁当の残りを平らげて、気合い入れて肩のキャンプ場を下って行く。
飛騨乗越から大喰へ必死に登る。そして、中岳、南岳へ。
最後の南岳への登りが大したことはないのだがけっこう長い。バテバテになりながらもどうにか辿りついた時には飛騨側の稜線にガスが湧きあがってきた。ここはいつも午後になるとこんな感じ。ギリギリガスの際に見える小屋を目指してヨレヨレ下りて行く。しかし、こんなバテバテで本当の奥穂〜西穂を縦走できるのかいな?だいぶ不安になる。
13:30ようやく到着。小屋は晴れているのにテン場はガスの中。靴やシュラフを外に広げて干すのだがほとんど乾かない。松本側は日差しサンサンなのに・・
夕方、小屋のストーブにあたりながら、久々食糧ノウハウをぶってしまった。

9月28日(水)6日目
4:40目覚め。今日は大キレット。時間的には少し余裕がある。
天気は今日も快晴、無風の絶好のコンディション!お天道様に感謝、感謝である。
テントは結露はしてないが、フライは霜でバリバリ。畳むのが少し厄介。
5:40出発。大キレットはすでに行ったり来たり4,5回は行き来しているので天気さえよければ、岩稜帯が楽しめる感覚になっている。
水もだいぶ減っているので荷物もそこそこ軽くなっている。
長谷川ピークも少し緊張する程度ですんなり通過。
飛騨泣きは最後の北穂の小屋が目の前に見えてからの直登が思ったより長くけっこうしんどい。ヒーヒー言いながらも小屋へ到着。
テント担いで3H少しで到着は優秀!と思う。が、速い人はいくらでもいる。
多分、脚力は相変わらず中の中だろうな・・・
北穂から大キレット越しに見る槍はいつ見ても絵になる。何度も同じような写真をバチバチ撮りまくる。
暫し休んで弁当平らげ涸沢岳を目指す。十分休んでガッチリ食べたはずなのに登り始めて直ぐ足腰がキツイ。水平やなだらかなスロープなら何とかなるのだが、ちょっと急な登りになると途端に体が上がらなくなる。すでに六日目、シャリバテも来ているかも・・・
天気がいいのが一番助かる。
11:30穂高山荘に到着。日差しのあるうちに、テント、シュラフ、ダウン、靴、みんな日干しで乾かす。
いよいよ明日は今回の山行のハイライト西穂への縦走。天気はなんとか明日までは良さそう、とのこと。緊張、というかテンション上がる、と言うか、不安も一杯。
いままでの状況からシャリバテが一番怖そう、と山荘でカレーを注文する。
やはり生米は旨い!腹にもずっしり貯まる気がする。かかっているカレーにはロクに具材も入っていないが、それでも旨かった。
逆に今回持ってきた「S&Bの赤缶のカレールー」の味イマイチだったこと確認してしまった。
水も一応足りてたが、緊急用に1Lだけ買った。今回の山行で水を買ったのはこの一回だけ。
ビールやジュースを買うのは納得できるのだが、水に金を出すのはどう言う訳かイマイチ躊躇してしまう。

9月29日(木)7日目
いよいよ今回の山行のハイライト!
昨日の寝る前から気合い十分だったが、3:30目覚める。近くのテントではすでにガサガサと準備の音がする。
自分も朝食を摂っていそいそとテントを畳む。ラッキーなことにほとんどフライも本体も濡れていない。
4:30まだ暗い中奥穂の登りに取りつく。先行のライトもすでにいくつか上に見えている。奥穂は数回登ったことはあるとは言え、こんな真っ暗な中、ヘッドライトだけで登るのは初めて。緊張した。が、マークがこまめにあるのでなんとか登って行けた。
5:30前奥穂山頂に立つ。まだ日の出前だが足元はすでに明るい。
日の出を待つか、とも思ったが、先がわからないので、気力体力の余裕のあるうちになるべく進むことにした。
馬の背手前で吊尾根から陽が昇る。天気は再び快晴、無風の絶好のコンディション!まるでどうぞ縦走してください、と言われているようなもの。行かないわけにはいかない。
行く手のジャンダルムが朝日に赤く染まる。
初っ端の馬の背のナイフリッジから「まじかよ!」と緊張する。登るならまだしもこの馬の背をテント担いで下るのは相当ビビる。
慎重に一歩一歩進む。風がないので大助かりだった。
ガス、雨、風の悪条件では絶対来たくない。
ロバの耳は逆に登りだったのでそんなに恐怖感はなかった。
ジャンダルムを巻いて裏側の分岐へ。登るかどうするか逡巡するが先を急ぐことにした。なんせテント担いだ重さにいつまで耐えられるか?の不安が大きかった。
その先も岩にへばりついたり、四つん這いになったり、そして直登の長いクサリを登ったり降りたり・・・ひたすら進んで行く。
荷物が狭い岩に引っかかるたびにドキッとする。
必死で進んでいくうちに天狗のコルに到着。ここでやっと半分・・・
直ぐにまた直登のクサリをよじ登って行く。
ゼイゼイ言って必死に岩をよじ登っても、その先が突然全くなくなって断崖になっていることも何度かあった。「なんでや?」一人で叫んですごすご引き返す。
天気が良く先のマークやクサリが見渡せたので、少しおかしなところに取りついてもマークを再確認して小刻みな修正をしながら進むことができた。
天狗の頭を過ぎて間ノ岳あたりまで来ると西穂が目の前近づいてくる。
その後もたまには巻けばいいのに、と思うくらい岩稜のピークを忠実の登り下りしていく。
赤石岳まで来ると西穂の山頂にいる登山客の姿がはっきり見えて来た。あと少し。
10:10ついに西穂に到着!ホッと一安心。今越えてきた奥穂側を見ると感無量、そして達成感も十分。奥穂の先には槍の西鎌から双六の稜線も見て取れる。南側には焼岳、乗鞍が。霞沢も上高地を挟んで良く見える。
西穂は初めてだったのでこの景色も新鮮に感じた。
狭い山頂は山荘から登って来る登山客でけっこう混雑していた。
弁当を喰ってゆっくり休んだ。下るのがもったいないくらいのいい天気。
ここからは2時間で西穂山荘。時間的はすでに楽勝。のんびりピラミッドピーク、独標を越えて下って行く。平日と言うのに、登って来る登山客の多さにちとびっくり。次から次へとすれ違う。独標からはもっと多くなった。どうやら相当人気の山だった様子、知らんかった。
13:00前西穂山荘到着。ここも登山客でにぎわっていた。
明日は天気が崩れて雨の予想。狭いテン場で水捌けのよさそうな平らなところを物色する。
そして選んだ立て看板の横が結果一番最悪の場所だった。平だし、水は後の雑草のスロープの方にすんなり流れて行くだろう、と予想したのだが・・・・
テントを張って時間があったので宝水まで水汲みに行く。
今回は往復1.45時間。停滞覚悟なので多めに7.5〜8Lぐらい補給する。
歩荷と思うと辛い、いい運動!時給900円の時間つぶし・・・
テントに戻ってくると、テン場が急にガスに覆われて冷えてきた。どうやら天気崩れの予兆のようである。
改めて今日まで一週間雨に遭わなかったことに感謝。おかげで念願の奥穂〜西穂も縦走できた。すべてお天道様のおかげ。ありがたや、ありがたや・・・である

9月30日(金)8日目
昨夜半から予報通りの雨と風。
おかげで久々ゆっくり7:00過ぎまで朝寝。
テントから外を見ると、テント場の雨水が自分のところに向かってじゃぶじゃぶ流れ込んで来ている。「まじかよ!」昨日あれほど吟味したのに最悪の場所にテントを張ってしまった様子。我ながら、「バッカじゃね〜の!」呆れる。
すでにテントは水深5cmほど水没状態。床はウオーターベット状態でブヨンブヨン。幸いメーカーに漏水の補修をして貰ったばかりなので、水漏れはなかった。がそれもいつまで保つのか?不安で落ち着かない。洩れる前に雨が止んで水が引くことを祈るばかり。
が、8:00過ぎて雨は強くなるばかり。こんな大雨になるとは・・・やはりテントはありがたい。これがツエルトだったら今頃水責めの地獄だったろうな。
結局、雨はほぼ一日降り続けた。
テントからほとんど出ることもなく、まったりと喰っちゃ寝、喰っちゃ寝で一日十分休養した。

10月1日(土)9日目
朝4:30目覚めると一応雨は上がっている様子。
今回のメインターゲットの奥穂〜西穂は終えたが、まだ食糧は十分あるのでもう少し周ることした。取りあえず焼岳を目指す。
荷物を担いで焼岳経由で上高地に下りるのもめんどいし・・・と言うことで空荷でピストンしてみることにした。
6:00前少し雨が残っていたが予報では天気が回復するとのことだったのでカッパ着こんで出発する。
しかし、一向に小雨が止む気配もガスが明るくなる気配もない。
いつ止むんだ?いつ止むんだ?もう直か?もう直か?そう思っている時に限ってなかなか止まないもんである。
天気予報のウソつき、ウソつき、騙された、騙された・・・
すでに靴は浸水してグチョ、カッパも段々蒸れてきた。
1.5Hぐらい行ったところで突然プッツンした。
「や〜めた!このソボ降る雨、ガスの中まだ倍以上一生懸命歩いてもどうせ何も見えないだろうし、止めた、止めた!」180度方向転換!
9:00過ぎテント場に戻る。そして、その頃になってようやく雨が上がって薄日も射し始めた。ま、得てしてこんなもんだろう。
濡れたカッパ、靴、靴下を休憩室のストーブを占領して乾かしながら、今後の予定を思案。もう一泊して明日再度焼岳トライもなんか気分が乗らない。
結局、テント畳んで取りあえず上高地に下りることにした。
13:00田代橋まで下りてきた。なんと下界は晴れ!観光客も楽しそうに遊歩道を闊歩している。あろうことか焼岳も頂上まではっきり見える。愕然・・・くっそ〜、これは再度挑戦せねばなるまい!
取りあえず懐かしの小梨平にテント張る。まだ14:00。濡れ物を乾かして河童橋、ビジターセンターなど散策。久しぶりに下界を味わう。

10月2日(日)10日目
朝4:30に起きて朝食、準備。5:10まだ暗い中ランプつけて田代橋へ向かう。焼岳の登山口は意外と遠い。6:00ようやく登山口に着いて登り始める。天気は良さそう。焼岳もしっかり見えている。
西穂の登山道よりずいぶん歩きやすい。
二日ほど休養したせいか、空荷のせいか足腰が軽くズンズン登れる。いいことだ。
8:00近くなってだいぶ高度があがってきた頃になると晴れていた空に雲が広がり始める。奥穂、前穂も雲の中に隠れてしまった。それと上に行くにしたがって北風が強くなってきた。他に登山客は見当たらない。あまり人気ないのか???
8:00過ぎ焼岳小屋に到着。素通りして本体の山頂を目指す。稜線に出たここから北風がますます強く吹くようになってきた。
9:00前に噴煙を噴き上げる山頂に到着。これで一応、上高地のぐるりはだいたい登った。単純に自己満足。
山頂にはけっこう人がいた。みな中の湯側から登ってきたらしい。
北風が強く天気も序々に悪くなってきているようで早々に下山した。
下山して小屋を過ぎたあたりから登山客を一杯すれ違う。ハシゴ場など20〜30人が渋滞していた。へぇ〜やっぱ人気の山だったんだ。
日帰りで山頂でお昼となると7〜8時の出発になるのだろう、納得。
11:30小梨平に戻って、テント畳んで、今度は岳沢へ向かう。
岳沢からまだ登ってない前穂を目指す。コースタイム2.5H。焼岳の登りの状態から余裕で行けるだろう、と予想したのだが、甘かった。
1Hも登り続けると急に体が重たくなってきた。あれあれ・・・である。
それからはペースがガクンと落ちてコースタイム軽くオーバー。
残り20分の胸突き八丁の看板を見た時は「まじかよ!」と完全にヘタレてしまった。
それでも休み休みなんとか15:00過ぎにヒュッテに着く。
ヨレヨレになりながらヒュッテから100m上のテン場へ。すでに数張りのテント。適当な場所探して設営。涸沢ほどではないがけっこう岩ゴロゴロのテン場。
目の前に上高地、梓川、霞沢、焼岳が見えて眺望はいい。
夕方気温はすでに5℃前後まで下がっていたが、あれほど吹いていた北風もここは沢の奥でほとんど完璧にシャットアウトされていた。おかげで曇ってはいたがそんなに寒くは感じなかった。
4年履いたCW-Xのお尻がパックリ避けていた。ま、4年も履けば元は取れたろう。

10月3日(月)11日目
朝4:30目覚める。いつものように朝食取りながら撤収、出発準備。
朝食のシリアルは昨日で終了していたので、昨晩から戻してあるアルファ米を温めて朝食にする。後々の話だが三食アルファ米を食べ続けるとなんか胸やけがきつくなってくるような気がした。気のせいなのか、どうなのか・・・
6:00前出発。天気はちとガスっぽい。3Hの登りは覚悟していたつもりだったが、それ以上にキツかった。11日目で多分シャリバテの部分も相当あったのだろう。前にも書いたが、水平や緩やかなスロープならまだしも急な登りになるととたんに体が持ち上がらない。重太郎新道をまともに登れたのは初っ端の1〜1.5Hだけ。後はバテバテのヘロヘロ、ヨレヨレ。途中で行動食の干しバナナや弁当も喰い尽くすがそれでもまだ重たい。
天気は途中からガスもだいぶ晴れて時折日差しも射し、晴れたり曇ったりでそんなに悪くはない。稜線は風がちとありそうだった。
紀美子平で韓国人が大勢たむろしてピーチクパーチクやっていた。なるたけ近づかないように一心に上を目指して登っていった。おかげで道標を見逃して、テントやザックを担いだまま前穂山頂までヒーコラ登る羽目に。
途中からいくら俺のペースが遅いとはいってもいい加減着いているはずだが・・・と疑問を感じつつも登っていくと、突然前穂の山頂に着いてしまった。
やっぱり・・・どこで紀美子平を見逃したのだろうか?
途中で追い抜いて行った登山者に聞いたところ、「韓国人が大勢いたところがそうですよ」とのことだった。
こんな山頂にテントを担ぎあげるなどまったく無意味で無駄な労力を使ってしまった。トホホ・・・
山頂は風が強く、再びテント担いで下山。途中紀美子平をしっかり確認。立派な道標があり、ピストンするためにみなザックをその近辺に置いていた。
これを見逃すなんて・・・
気を取り直し、そこから吊尾根を奥穂に向かう。コースタイム1:50。ここも完全にオーバー2H以上かかってやっと奥穂へ到着。
時間に余裕があったらジャンダルムでも挑戦しようか、と思っていたがとてもとても、無理!
素直に穂高岳山荘へ向かう。13:00着。つい4日前に泊まったばかり。ここは休憩所へ自由に入れてストーブのそばで暖を取れるのがいい。
涸沢ヒュッテあたりは受付棟の入り口ストーブに「テント宿泊者はご遠慮ください」としっかり書かれている。

10月4日(火)12日目
4:30目覚める。朝飯を食べて準備。ジャンダルムを目指す。ジャンの登り口の分岐までは一度行っているし、今回は空荷。天気さえよければ大丈夫だろう。
5:20足元薄らと明るくなってから出発。天気は良さそうだが北風が吹いている。奥穂への取っ掛かりですでに風が冷たくけっこう寒い。帽子かぶってその上からレインウエアのフードもかぶっていたが、顔のむき出しの肌がピリピリと痛いくらい。鼻水も止まらない。手袋している指先も相当冷たい。
そういえば、昨晩テント内で-3℃だった。多分日の出前の外気温は-5℃ぐらいまで下がっていただろう。その上この風。体感温度は-10℃近く??寒いのは当然だろう。
3シーズン用の装備では自分にはこの辺がギリギリの限界だろうな、と自覚する。
奥穂山頂手前で東の雲海から陽が上がる。実に神々しく見とれていたいが、北風ビュービューでじっとしていられない寒さ。
振りかえると槍や北穂が朝焼けしている。すんばらしい日の出。
6:00過ぎ、奥穂に到着。一人の登山者がヒョイヒョイと軽快に西穂に向けて歩いて行ったの見た。
自分も跡を追ってジャンダルムに向かう。
馬の背の下りは空荷でもやはり怖かった。風もあり慎重に足場を確認しながら進む。前回テント担いでよく行ったもんだ、と我ながら感心してしまった。
7:00ジャンダルムの登り口分岐に到着。ジャンダルム自体はいとも簡単に登れてしまった。天気最高に良く澄んだ冷たい空の下には白くなった後立山連峰がはっきり見える。どうやら向こうはすでに冬山モードに入っている様子。こっちも寒いわけだよ。
山頂には先ほど先行していた登山者が美味そうに煙草の煙を燻らせていた。逆アミノバイタル・・・
二言、三言挨拶を交わした。これから西穂まで行くのだそうだ。
自分は一応ジャンダルムの目的を果たしたので戻った。戻る途中次々と登山者とすれ違う。10人前後もいただろうか。中には結構な歳に見えたお婆ちゃんもいた。奥穂〜西穂のルートも今や一般化しつつあるのだろう。ちとびっくり。
馬の背は登り返す時、下るよりだいぶ楽だった。やはり登りの方が恐怖感は少ない。
8:30テントに戻ってそそくさと畳んで、涸沢へちんたらザイテングラードを下る。なんか懐かしい道。
10:30涸沢に着く。すでに30〜40張りのテントがあった。
自分のお気に入りの場所がたまたま空いていた。いつものようにとりあえず、テント、マット、シュラフ、靴みんな日干しにして乾かす。稜線では強かった北風も涸沢のカールの中ではほとんど吹かず、快晴の日差しが暖かく気持ちいい。完全にマッタリモードに突入。
紅葉にはまだ少し早いが、それでもちらほらナナカマドが赤く染まっている。
やっぱ涸沢はいい。のんびり落ち着く・・・。
こんな青空なのに明日は雨の予報。雨なら連泊だな・・・
2:30過ぎに稜線に太陽が釣り尾根の向こうに隠れると急に寒くなる。こんなに早く陽が隠れるとは思わなかった。
「秋の日はツルベ落とし」にしても少し早いよ。
涸沢ヒュッテの受付棟の入口に天気予報を流しているテレビが置いてある。その横に大きな姿見がある。
久々自分を見てしまった、12日目の薄汚れた姿を。顔は真っ黒、ひげボサボサ、髪はバリバリ、襟と袖口が黒ずんでカピカピになったダウンに薄汚れたタオル首に巻いていた。
街場のホームレスといい勝負、と言うかそのもの。
ん〜ん、これでは山ガールでなくとも誰でも寄りつかないのも無理はないだろうな。

10月5日(水)13日目
朝方4:30に起きる。まだ雨は降っていない。ヒュッテにトイレに行く。売店が既に開いて営業していたのにちとびっくり。天気はいつ降り始めてもおかしくないどんよりした曇り。そんなに寒くはないが少し風がある。
7:00過ぎ、ポツポツ降り始める。
午後になると本降り。もう一歩もテントの外へ出る気にならない。完全休養・・・
明日、雨が早めに上がってくれればいいのだが・・・

10月6日(木)14日目
雨は夜半になっても本降りのまま。4:30に目覚めるが止む気配はまったくない。これだけ本降りが続くとまたテントのありがたみを実感する。やはり長期縦走はテントに限る!
6:30ようやく雨が上がり、急速に青空が広がる。出発の準備をしてテントを畳む。8:30前出発。紅葉を写真に撮りながらまず横尾へ下りる。途中屏風岩で昨夜の雨が滝になって岩肌からほとばしり落ちているのを見た。やはり昨晩けっこうな雨量降った様子。
日差しの戻った涸沢目指して、次々と登山客が上がってくる。団体パーティもハンパない数。20〜30人の団体とも10以上もすれ違う。今週末は3連休だがまだ平日と言うのにこの混みよう。週末は大変なことになるんだろうな・・・。ちとぞっとした。
徳沢を過ぎて明神手前で折れ、2:30、2週間ぶりに徳本峠に帰ってきた。
オーナーが顔を覚えていてくれて、「なんだ、また来たのか」の一言。逆にちと嬉しい。
今日は、テントは自分一人だけ。前回の超混みはなんだったんだ・・・?

10月7日(金)15日目
朝5:30目覚める。昨夜から強風は収まっておらず、木々が唸りを上げて揺れている。
朝飯を食って、弁当と水と防寒対策だけ持って霞沢に向かう。対面の明神は八合目付近から白くなっている。どうやら昨晩雪が降ったらしい。天気は少し曇っているがそんなには悪くなさそう。ただ風が強い。
最初の樹林帯の中ではそんなに気にならないが、K1過ぎて稜線に出た時どの位吹いているのか・・・
霞沢は三度目なので様子はほぼわかっているので少し安心。
ジャンクションピーク手前からこっちも雪が降った様子。登山道や熊笹、藪の上にうっすら雪が積もっている。
K1手前で昨年はなかった丸太の階段が出来ている。ずいぶん登り易くなった。小屋の増築、道の整備、どうやらけっこう頑張っている様子。
K1を過ぎると北側斜面は薄らと新雪の雪化粧。2000m以上の高山で雪は恥ずかしながら初めての体験。ちと感動。それとなぜかどことなく不安も感じた。風は収まらないし雲が段々厚くなってきているためかも。基本寒いのは苦手・・・
対面の槍、穂高はまったく見えない。霞沢さえ雲に隠れてしまう。
9:30前、霞沢到着。案の定何も見えない。冷たい北風が時折粉雪を舞いあげて吹きずさむ。ただ、登った、と言うだけ。落ち着くこともなくそそくさと引き返す。とりあえずK1まで引き返してほっと一息。あとはのんびり樹林帯の中を戻る。
行き3.5H、帰りも3.5H。新雪の初体験。いい経験になった。
小屋に戻ると団体さんが休憩している。
岩魚留に下りるか、とも思ったが、どうも中途半端。結局のんびり連泊することにした。
休んでいるとやはり朝一で霞沢に向かった女性が戻って来た。どうやら、冬山もこなすようで、自分なんかよりよっぽどしっかりしている。今から上高地に下って、今日中に帰るのだそうだ。ザックの整理をしている時、食料の話題になって、もうほとんど喰いきってしまった、と話したら下りるので余っている行動食をあげると言う。ありがたや、ありがたやである。呉れるものはみんな頂いてしまった。
超大助かりである。甘納豆、かりん糖、アンパン、バランス食品、コーヒー、紅茶・・・感謝、感謝。上高地へ下りる姿を丁重にお見送りした。
夕方からは風も止み、明神、穂高もはっきり見えてきた。
明日は天気がいいそうな。

10月8日(土)16日目
朝5:30目覚める。朝焼けの明神、日の出を堪能。そんなに寒くもなく快晴の絶好の天気。6:00前から宿泊者が次々霞沢へ登って行く。今日霞沢へ登る人はきっと最高の景色が見れるだろう、うらやましい。食糧に余裕があればもう一日伸ばして再度登ってみたいなどとも思った。
テント乾かし7:40島々谷を下り始める。既に何度か登ったり下ったりしたことはあるがおぼろげながらにしか覚えていない。道の崩落や橋の崩壊はちょこちょこ続いている様子。迷うところはそんなにないが、滑りやすい場所、もろい場所は何か所かある。
岩魚留に下るまでの間に数人の登山者とすれ違う。その先、二俣へ行くまでには団体さんも含めて40人ぐらいとすれ違ったのには驚いた。山ブームなのか、徳本峠がブームなのか・・・
昼にはあっさり林道終点の二俣へ到着。今晩はここで野宿。そして明日、野麦街道を松本まで歩いてみるつもり。なはは。
夕方、下りてきた登山者が、テントで連泊しよう、としたら、超混みでいい顔されなかったので、仕方なく下りてきた、と言っていた。そんなに混んでいるんだ・・・さすがシーズンの三連休。

ここ二俣で今回の山の中の旅は終わった。この後は林道と普通の道路を歩くだけ。手前味噌だが掛値なしに充実したいい山歩きだったと思う。

10月9日(日)17日目
朝3:30目が覚める。最後の朝食をちんたら食べながら出発の準備をする。
この朝食で持ってきた食糧もほぼ喰いつくした。もう、旅を終えるしかなくなってしまった。
4:50、まだ真っ暗な中林道を歩きはじめる。しばらくしてヘッドランプの明かりがフワッと暗くなる。ドキッ!である。マジかよ。あと30分もしたら明るくなるだろうからそれまで保ってくれよ、と願う。こんな真っ暗な中でバッテリー切れは勘弁だろう。予備の電池はザックの中だし、電池の入替も±が手探りでは相当めんどくさそう。出発前に電池は取り換えたばかりなのにやはり100均のアルカリでは保ちが悪いのか????いまどきそんなこともないだろうに・・・など色々考えながらも自然と足早になっていく。別に早く歩いてもまったく意味はないのだが・・・
山の上の方はぼちぼち明るくなっているのだが、沢の底はなかなか明るくならない。
5:40頃になってようやく足元が薄ら見えるようになる。ほっと一安心。周りが見えるようになると見覚えのある沢の形やゲートなどが懐かしく見えてきた。
足早に歩いたせいか、6:00過ぎには島々の集落に到着してしまった。そのまま新島々に向けて今度は野麦街道を歩く。天気は薄っすらと霞がかかっているが快晴、無風で快適。ほぼ1H予想通りのタイムで新島々の見覚えのある駅舎に到着。
まだまだ余裕を感じてそのまま今度は松本に向けて歩きはじめる。久々の道路歩き。周りの景色にこれと言った見るべきものもないが、知らない道を歩くのはやはり楽しい。
柵も何もないリンゴ園が沿道に面している。いくらでも入っていけるしりんごも取り放題。当たり前だがそんな悪さはやらない。日本の田舎の農家は昔から性善説で暮らしていたのだろう、その大らかさが好き。
リンゴが一本の木にいくつもたわわになっている。へぇ〜。リンゴって一つの木に結構数なるのをはじめて知った。
沿道の民家には他に柿や栗、ザクロの木などを植えている家もけっこうあった。なんか町全体が豊かそうに思えた。
野麦街道を歩き始めて2〜3時間やはり登山靴は重たい。特にシリオは1.8kgもある。まるで鉄下駄での修業。ただ、以前のように足の裏が痛くなることもなく単純に重たいだけなので、そこそこ歩いて行けた。
街道の脇を並行して走っている松本電鉄は線路沿いに柵などもなくたまにプワンと警笛を鳴らしながらこれもおおらかに走っている。都会の私鉄では柵なしなど信じられない。
8:00〜9:00を過ぎる頃になると上高地方面の道が渋滞し始めていた。三連休、好天で相当の数の観光客が上高地や乗鞍などへ行くのだろう。ご苦労さま、である。
10:00、やっと松本インターを過ぎてぼちぼち市街に入る。
10:30過ぎ、ほぼ予想通りのタイムで松本駅に到着。意外と簡単に歩けてしまった。
待合室に荷物を置いて、松本城見学へ。城内本丸跡公園では「信州・松本そば祭り」が開催されていて凄い数の観光客でごった返していた。久しぶりの観光でなんか楽しい。
蕎麦やりんご、特産品などをつまんで、日本酒飲んで、いい気もちになって観光客に混じって右往左往してうろつく。天気もいいし最高の旅の締めくくりになった。
一通り堪能して、駅に戻る。後はいつものようにバスターミナル地下のエスパで飲み物と弁当2,3つ買い込み14:25発の高尾行き鈍行に乗り込む。
列車は定刻に東京向かって走りだした。

今回の山行は最後まで充実した実にいい旅だった。


総括として、
まずは、なにはともあれ天気に感謝!!!である。
17日間で雨が2日のみ。朝方少し残った日もあったが、残りはほぼ快晴と晴れの素晴らしい天気だった。
おかげで、初めての奥穂〜西穂、ジャンダルムも堪能できた。
お天気さまさまであった。

気温的には10月4日の穂高岳山荘のテン場で明け方テント内で-3℃。外で-5〜6℃。この辺が自分的には3シーズン装備のギリの寒さの限界。これ以上の冷え込みはちとビビり。

紅葉には若干早かったがそれでも涸沢ではそこそこ見れた。

食糧は後でまた日記やコミュニティの方にまとめるつもりだが、若干、ご飯とおかず、調味料のバランスが悪かった。

最後にいつもの事ながら体力、脚力がまったくだらしないこと痛感。
この夏はULな山行を試していたせいもあったかもしれないが、テン泊フル装備の縦走はけっこうキツかった。
この先、ULの山行に特化していくなら別だが、テン泊の長期縦走もしていくつもりなら、ULで楽ばかりするのも考えものかも、と感じてしまった。

やはり、北アルプスは素晴らしい。
そして、山中放浪はますます楽しい・・・・

お疲れ様〜

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コメント

山中放浪お疲れさまでしたぁ〜
最近tabioさんが行方不明だなぁ〜と思っていましたが、山へ入っていたんですね
いやぁ〜、相変わらず凄い山行ですね〜
食糧を喰いつくすまでの山中放浪なんて素敵
それにしても徳本峠とテン場がそんなに混むなんて!
あっ、突っ込み所が変ですね
でも17日間の山行のあと松本まで野麦街道を歩いたうえに市内観光までされるなんて、どんだけタフなんですか
2011/10/12 10:36
こんにちは
tabioさん 素晴らしい

この一言ですね

こんな長期縦走してみたいです。上高地の主要登山道くまなく歩いたんですね。

さぞ感動も大きかったでしょう。天気もしっかり後押ししてくれましたね

これだけ長期間の食糧背負って縦走するのは体力もさることながら精神力もないとなかなかできないのでは?

しかも最後は松本まで歩かれてるし...驚

うらやましいです。自分にも時間が欲しいっ
2011/10/12 10:38
こんにちわ、daizさん
タフさではdaizさんの足元にまったく及びません。
ゆるゆるで、ゼイゼイ言いながら登っているのが現実です。
ときたま、すれ違う登山者が同情の憐れみの目線を投げかけてきます。

歩いている姿はあまり人に見せられたもんではありません(笑)

徳本峠のテン場、ほんとビックリでした。

10月30日にNHKで何か放映するようなので、ますます混むことになりそうです。

コメントありがとうございました。
2011/10/12 11:42
こんにちわ、sakura0725さん
天気が良かったのが一番ラッキーでした。

基本、性根が軟弱で雨降ったり、風吹いたり、寒かったり、など天気が悪かったらまず無理だったと思います。

本当、お天道様に大感謝です。

下界の雑事やしがらみを離れて、携帯も持たずの山中放浪、楽しいですよ。

ぜひ、お薦めします。(笑)

コメントありがとうございました。
2011/10/12 11:57
こんにちは、tabioさん。
 いやぁ〜、最高の贅沢ですねぇ(^^)。ホントに羨ましいです。

 天気も全体的に良かった☀みたいですし。ぜひ、いつかtabio
さんのように、長期の山籠りを楽しんでみたいです(上高地〜親
不知がいいなぁ(^^ゞ)。


 ところで、tabioさんから遅れて2日後の9日に徳本峠に泊ま
りました。小屋の方もあったかくて、落ち着いた雰囲気の良い
小屋だと感じました。ただ、テン場で近くに連泊していたテン
トの中年グループが非常にうるさかったのには参りました。自
分も含めて、他のテン泊の方にも注意されていたのですが、全
く気にしていませんでした。挙句の果てに大きな声で話すので
聞こえてしまったのですが、「俺たちは早く来て、昨日からテ
ントを張ってるんだ。後から来て文句を言うな。(←こんなこ
と言う人に限って、後から来ても遠慮しないで、自分の都合を
押し付けるんですよね(・へ・))」みたいなことを言っていま
した。酒も入っていたのもあるのでしょうが、ちょっと勘弁し
てほしかったですねぇ(-_-)。
 ぜひ、静かな時期にのんびり再訪問したい小屋です(^^)。
2011/10/12 12:46
すげー
すごいっす!
これからゆっくり読ませていただきます〜
それにしても、ああ羨ましい…

kanemaru
2011/10/12 13:15
素晴らしい&凄い&羨ましい
初コメントにて失礼します。
素晴らしい&凄い&羨ましいの一言です・・・
私は1週間以上の長期山行はしたことがないのですが、長期にわたり山に篭る割には食料を含めた重量が多くないし(最後に徳本峠でおすそ分けしてもらった以外は途中補給なしですよね?)、しかも最後は松本駅まで歩いている・・・
普段ウルトラライトを心がけておられる賜物でしょうか・・・
履歴を見るとこれまでも長期山行をたまにされているようですが、今後のご活躍も拝見させていただきたいと思います。
お疲れ様でした。
2011/10/12 13:17
こんにちは!
こんにちは!
最近日記の更新が無い思ったら・・・
山生活を・・・凄い
今度は、自宅から歩いていくなんて?
期待しちゃいます
本当にお疲れ様でした
2011/10/12 13:26
おつかれさま。。
あれ!、ツェルトとプチプチシートじゃあ無かったんだ・・・
2011/10/12 13:40
こんばんわ、sugibozuさん
>上高地〜親不知がいいなぁ(^^ゞ
いいですねぇ〜、自分もいつかやってみたいルートなのですが、未だに白馬から先に行けません。
速い人なら一週間もかからないで行っちゃうのでしょうが、自分がやるとやはり二週間ぐらいはかかりそうです。
体力のあるうちに挑戦してみたいですね。(笑)

徳本のおやじさん、けっこう気さくでいい人だと思いますよ。
以前は収容定員10名で一人でやっていたらしいです。
昨年増築して、定員30名に増えたのでさすが一人では無理になったんでしょうね。

夜のテントの会話、っていくら小声で話しているつもりでもほとんど筒抜けでけっこう気になるもんなんですよね。
sugibozuさんが体験された、マナーの悪い中年グループ、最低ですね。徳本などほんと小さなテン場ですから最悪だったですね。
そういう人たちって得てして下界ではそこそこの地位に就いていたりしていて、そのプライドをそのまま山の中に持ち込んでしまっているんでしょうね。

次はそんなことがないように願っています。

コメントありがとうございました。
2011/10/12 18:57
こんばんわ、BIMOTAさん
初めまして。

実はウルトラライトより、長期縦走の方が先なんです。

もし、興味あれば、「山ごはん」コミュニティに以前まとめた「20日間の食料計画」の日記のリンクが張ってありますのでそちらを参照してみてください。
http://www.yamareco.com/modules/xsns/?p=topic&tid=513

あと、装備は「あると便利なもの」ではなく「なくては困るもの」を基準に選んでいます。

体力がないので、極力20kg以下に抑えたいのですが、いつもオーバーしてしまいます。
まだまだどこかに潜んでいる無駄を削ればもっと軽量化できると思うのですが・・・。

それと金に糸目をつけなければ最新の軽量の装備を得られるのですが・・・

ま、贅沢と欲を出したらキリがありませんのでなんとか体力を付ける方でもう少し頑張りたいと思っています。

コメントありがとうございました。

これからもよろしくお願い致します。
2011/10/12 19:19
こんばんわ、take77さん
>今度は、自宅から歩いていくなんて?
ギクッ・・・プレッシャー・・・

歩くのは嫌いじゃないのですが、近くに適当な山がなくて・・・

あまり突飛な期待をされても応えられませんが、まだまだ色々な山行、放浪、旅に挑戦したいと思っています。

自分の場合、人生そのものが放浪みたいなもんですから・・・

また、どこかへ行ったら記録アップします。

コメントありがとうございました。
2011/10/12 19:36
こんばんわ、kimidoriさん
3000mで零下もあり得る季節にそこまで根性据わってないですよぉ〜。
どちらかと言うと軟弱な方ですから。

ツェルトとプチプチシートの方は、また新兵器見つけましたので、近々テストしてみるつもりです。
乞うご期待です(笑)
2011/10/12 19:49
さすがです
最近、UPされないので気になっていました
さすがです
装備一覧、食糧計画などすべて参考にさせていただきます
2011/10/12 19:49
こんばんわ
羨ましい山旅ですね・・・
自分もいつかはと思っている憧れです。

長期縦走なのに穂高縦走を取り入れたり、
松本駅まで歩いて帰るというのも独創的でナイスです。

松本城は質実剛健という言葉が似合う渋くてカッコいいですよね。
私も大好きです。
2011/10/12 22:59
こんにちわ、westupさん
今回はULではなくテントフル装備の縦走でした。(笑)

やはり、3000m超えで雨、風、零下の気温などを想定すると、ツエルトではちと難しいと思いました。(またそのガッツも根性もありません
また、日数が長い時は快適な居住性に重点をおいた方が楽しい山旅を続けられる、と言うのがポリシーですのでフルで行ってきました。

持参食料については、追って、コミュニティや日記の方にアップするつもりですのでしばらくお待ちください。

独断と我流の装備と食料計画ですが、少しでも参考になれば幸いです。

コメントありがとうございました。
2011/10/13 7:15
こんにちわ、riCさん
コメントありがとうございました。

今回当初から山行の第一目標は奥穂〜西穂の縦走と決めてました。

天気が良かったおかげで無事通過することができたのが一番嬉しかったです。

行く前に色々な体験談や写真など見たり聞いたりしましたが、やはり実際に行ってみるのが一番でした。

まだまだ、中の中から中の上ぐらいのレベルですが、これからも色々な体験してみたいと思っています。


野麦街道はまったくおまけです。

知らない道、初めての道を歩く、ってけっこう楽しくて好きです。

たぶん、ディズニーランドでアトラクション楽しむより好きですね。(笑)
2011/10/13 7:37
tabioさんへ
熟読させてもらいました。


まったく素晴らしい記録、そしてこの行動力に
感服しました。

また新たなチャレンジを期待しています。
2011/10/13 9:11
こんにちわ、kazuhi49さん
ただ、長いだけで中身はごくごく普通の山歩きで、熟読などされると恥ずかしいかぎりです。

もう少し、レベルの高い山行もいつかはやってみたい、と思っているのですが・・・。

いつになることやら・・・(笑)

コメントありがとうございました。
2011/10/13 12:28
岩魚留小屋で話した者です。
岩魚留小屋であった時は、そんな長い縦走をしてきたなんて思いませんでした。
荷物も小さいし、くさくなかったし(笑)

すごいです。17日間も山の中にいるなんて、あこがれちゃいます。
2011/10/16 22:31
どもども、yoshixiさん、こんばんわ。
あの日、徳本峠へ向かって行った二人組の方ですよね。

よく、わかりましたね。(笑)

荷物はもう最後だったので食料もほとんどなく小さくなってました。


あの日、徳本は相当混んだようですね。大丈夫でしたか?

あくる日の霞沢は天気良かったんじゃないですか?

自分は何にも見れなかったです、あは。


また、今度、どこかの山の中でお逢いしましょう。

コメントありがとうございました。
2011/10/16 23:20
いや〜正にtabioさんならではですね。
普通、17日間も休みは取れませんよね。教職員かなんかなんですかね〜。
それに休みが取れても山を職業にしていないアマチュアの人がこんなに長くは登山できないと思いますね 流石tabioさんです。 

ところでヤマレコの最近の機能の、”最近の登山で会ったかも?”だと、このレコ凄い数がでていませんか?
きっとギネス記録だと思いますよ
2011/10/17 20:27
こんにちわ、Futaroさん
今年の長期の休みは今回が最初でそして多分最後と言うことで年に一度だけの特例です。
来年は休みが取れるかどうかもわかりません。

原因わかりませんが、マイページに「最近の登山で会ったかも?」が表示されませんでした。
以前は表示されていたのですが・・・
期間長すぎてオーバーフローで非表示になってしまったのかも。

自分も山行途中で、「確かヤマレコの写真で見たような・・・」と言う人がいたので帰ってから「最近の登山で会ったかも?」で確認できるかな?と楽しみにしていたのですがちと残念でした。

コメントありがとうございました。
2011/10/18 7:25
写真に拍手
長期縦走、お疲れ様でした
写真に拍手しようとすると、再び読み込むのに時間がかかるので、辞めます やっぱりIEでは、だめかな??
2011/10/19 22:47
どもども、araigengaさん
自分のパソコンでもそうですが、コメントを書き込むのも一字一字けっこう手間だったんじゃないですか?

拍手の気持ちだけ十分ありがたいです。

コメントありがとうございました。
2011/10/19 23:55
プロフィール画像
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