立山室堂〜五色ヶ原〜薬師岳〜折立まで 灼熱のスロー縦走
- GPS
- 22:09
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,251m
- 下り
- 3,280m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:43
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:56
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 0:04
- 合計
- 4:18
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1台は立山駅へ 折立は遠い砂利の駐車場(ドコモ電波あり) 立山は8時前で下の方の駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
立山〜五色ヶ原 今回は使用しませんでしたが鬼岳の雪渓は長く軽アイゼンはあった方が無難 風がないので雪渓があるのに暑いです 獅子岳はかなりの急登の下り、足に堪えます ザラ峠からの登りはコースタイムよりは短かったです 五色ヶ原はお花畑 このコース全体的にお花が多めです 五色ヶ原山荘は16時までに到着すればお風呂に入れました 五色ヶ原〜越中沢岳 比較的緩やかで歩きやすい あまり危険なところは感じなかった 越中沢岳〜スゴ乗越小屋 越中沢岳からの下りはストックは閉まった方が無難 スゴノ頭からの下りもストックはいらない スゴ乗越小屋の手前に砂地の心もとないトラロープだけの登りあり 落ちると奈落なので注意 スゴ乗越小屋〜間山 スゴ乗越小屋を通過するときに健脚でなければ12時前には通過したい(自分たちの反省点) 薬師岳からのルートなら11時前にはここを通過したい 比較的緩やかここからが絶景が望める 間山の手前の登り 濃霧だとペイントもないのと砂利道がいくつもあるのでわかりづらい 間山〜北薬師岳 強風が吹き荒れる箇所あり 危険個所少ないが疲労が出てくるところ ペイントマークは見落とさずしっかり見ると問題なし 北薬師岳〜薬師岳 薬師岳の最後の登りまでストックはしまった方がいい 一ヶ所だけ2メートルほどのナイフリッジあり この場所、手でつかむところがいくつか動くので注意 薬師岳〜薬師岳山荘 特に危険個所なし ザレているので下りでスリップ注意 薬師岳山荘〜太郎平小屋 特に危険個所なし 太郎平小屋〜折立 登山道修復中 折立には自動販売機あり 砂利道の駐車場はドコモの電波が届きました |
その他周辺情報 | 五色ヶ原山荘 1泊2食付き 10000円 時間帯によってお風呂あり 人数が少ないと部屋が個室になります スゴ乗越小屋 ランチに数量限定のカレーあり 薬師岳山荘 1泊2食付き 9700円 ペットボトルは若干高め600円 ビールは缶ビールだが、キンキンに冷えてます 太郎平小屋 生ビールあります 折立から登ってきた場合はここで登山届を出せます |
写真
感想
2年前、逆ルートでなしえなかった道を今回は室堂側から降りるルートで行こう
ということになり実現しましたが、予想以上に厳しい旅となりました
1日目
緊張したのは鬼岳の雪渓
やはり軽アイゼンがあった方がいいと思う
自分はアイゼンを持っていましたがキックステップで行きました
獅子岳の上でトラストジャパンの選手が休んでました
その後、山荘でお会いしましたが大人気でした
五色ヶ原山荘ではお風呂に入れたのは予想外
石鹸等は使えないとはいえシャワーも使えたし汗を流せるのはかなり良かった
トラストジャパンの方は朝3時には出発したとか
練習でここを通るとか恐るべし
2日目6時前スタート
朝ごはんは山荘で食べていこうと少し遅め
最初は4時には出ると思ったんですが、この時点で選択の一つは間違っていたんだと思います
おかげで薬師岳山荘の到着が17時半過ぎになりました
9時くらいまでは涼しくてみんな元気
鳶山の前でライチョウに遭遇しましたが、後ろ姿だけで写真を撮る間もなく逃げられました
越中沢岳につく頃には、他の同行者が二名が自分よりも足が遅くなり、休憩も多めで長い
おかしい、2年前は自分よりもかなり早かったはず
やはり暑さが原因か、それとも日頃の運動不足か
縦走路の展望は素晴らしく常に道沿いにはお花が咲いている
至れり尽くせりの山旅
ただ、気になるのは時間
他の方が暑さにやられたとスゴ乗越小屋で終了の中、自分たちの出発が13時前になるとは思いませんでした(ここはスゴ乗越小屋で終了で次の日に一気に下山の方が安牌でした)
「本当に行きますか?」の質問にGOの返答
その後、間山の前ですれ違った人に心配され
間山を過ぎた後、
見えているのが、薬師岳ではなく北薬師岳だったことに同行者は絶望の声
いや、さっきから何度かあれは北薬師だと…奥に見える小さいのが薬師岳だと…自分の声は聞こえちゃいないのか
自分は結構なビビり
18時くらいまで到着できるか心配で時間ばかり気にしていました
そのせいか、他の二人をイライラさせていました
厚い雲も出てきたりして雨が降って雷に当たったらどうしようと
景色を楽しむ余裕はなくなっていたのかもしれません
焦らせて無理させてもそれはそれで問題だし…
2年前の薬師岳山荘で「チャレンジ」してくださいと山岳警備隊の人に言われたが、お世話にはなりたくねえ
まして死にたくもねえ
一番展望のいいところなのに…
(でも、写真はいっぱいとったけどね)
みんな、足が痛いとか棒だというがまだまだ平気な自分
ただ、北薬師岳手前で少し疲れが出て休む
エネルギーは常にとっていたので、電解質の方だと思ってピンクイオンの飲料と塩飴で30分後にすぐに回復
風が強いところは寒いがそれ以外のところはソフトシェルを着込むと暑いというレイヤリングが難しかったです
北薬師岳〜薬師岳の間は一部、痩せの尾根の危険な場所あり
持つとうとする岩がことごとく動いて「え? マジ!?」とちょっと戸惑いました
薬師岳手前で、先行者の単独の年配の女性の方に追いつきました
いろいろなお話が聞けたので楽しめましたありがとう
薬師岳についた時は
ヤッフーっと叫び声をあげていました
山荘の人は双眼鏡で北薬師岳から見ていたようで到着したときは暖かい声をかけていただきました
ありがとうございます
自分だけご飯食べたら下山できそうなくらい体力はあったと思います
山荘に到着したときはみんなで「今日はがんばった!」とねぎらいの声
3日目はゆっくり降りるだけ
ここまでくれば安心とばかりゆっくり下山
最後に新穂高からの縦走の方と会い、いろいろお話が聞けて楽しかったです
3日間通して思ったことは暑さ
小屋の人もこの暑さは初めてだと言っていましたし
自分も何度かこれヤバいな、と思うところが何度もありました
特に2日目はいろいろ反省の残る山旅でした
やっぱり山っていいところもあり厳しいところもあるなと改めて実感
今回の経験を今後の山旅に活かしたいと思います
五色ヶ原からスゴでお会いしたソロのおっさんです。
スゴを昼に出て行く姿が勇ましかったです。
心が折れていた私、心意気が羨ましかったです。
北薬師岳からの細尾根をあの暑さの午後に突入とは、、、
薬師岳までの厳しさが想像以上だったのもありますが
今年の暑さは異常ですね、昼以降は身体が動きません。
私は早々に限界を感じ、太郎で下山して折立で切り上げました。
リベンジで折立から上高地を年内に目指します。
(9月下旬以降限定です)
また、どこかでお会いできますよう。
では。
投稿ありがとうございます
今年は本当に暑いですよね
スゴで1泊は正解だと思います
自分たちもそうするべきだったと今は少し反省しています
あの後、たまたまガスが出て日光を遮ってくれたおかげで暑さからは少し解放されましたが、険しさは疲れた体に堪えました
今回はたまたま乗り越えられたと思っております
リベンジ、ぜひ成功してください
またどこかで会いましょう
それでは
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