霊峰石鎚縦走 南無石鎚大権現!(保井野~筏津)


- GPS
- 38:00
- 距離
- 59.0km
- 登り
- 5,362m
- 下り
- 5,005m
コースタイム
- 山行
- 3:26
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:40
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:50
- 山行
- 13:29
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 14:56
天候 | 5:雨,6:台風の嵐(避難小屋で停滞),7:曇一時雨,8:曇一時雨,9:晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
JR神戸三ノ宮8:50-(高速バス[サラダエクスプレス],4650円)-13:15壬生川駅前13:30-(周桑バス保井野線バス,1020円)-14:32保井野集会所 ※サラダエクスプレス http://www.hanshin-bus.co.jp/salad/index_kawanoe.html ※周桑バス http://202.229.54.225/05jikoku/syusoubus.htm 復路: 筏津13:05〜50-(新居浜線別子山地域バス,400円)-14:35マイントピア16:05-(せとうちバス,380円)-16:25JR新居浜駅17:05-(高速バス[サラダエクスプレス],4550円)-20:45神戸三ノ宮 ※新居浜線別子山地域バス http://www.city.niihama.lg.jp/uploaded/life/55997_196309_misc.pdf 利用の際は、光タクシー(TEL:0897-43-7563)に事前予約のこと ※せとうちバス http://www.setouchibus.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
要注意箇所: 堂ヶ森~石鎚:笹原の切れ落ちた登山道。踏み跡が薄い箇所有り。良くルートを見極めて進むこと。 土小屋~よさこい峠:笹刈されておらず、難路。 瓶ヶ森~西黒森:笹が深い急坂を激下る。スリップ注意。 ちち山~七番越:笹刈されておらず、難路。 七番越~銅山越:体力勝負の急登の道。覚悟して臨むべし。 |
その他周辺情報 | 小屋・テン場: ◯堂ヶ森避難小屋 ・1泊500円 ・水場有 (今回は、汲めました。渇水時は枯れることがあるため、 から池から稜線までの坂の途中にある水場での補給を推奨) ・トイレ有 ・ピカピカでした ・ニノ鎖避難小屋 ・1泊500円 ・水場無、トイレ有、ロフト有 ・ピカピカでした(今回は、ランチ休憩に利用) ◯瓶ヶ森避難小屋 ・無料 ・水場は瓶壺、トイレ有、ロフト有 ・旧瓶ヶ森ヒュッテ跡地に建設 ・ピカピカでした ・丸山荘 ・テント500円(Max.40張) ・水場有、トイレ有 ・素泊まり4000円 ◯銅山峰ヒュッテ ・テント無料、水場:1分 ・素泊まり3000円 ・赤石山荘 ・テント200円、水場有 ・素泊まり2000円 ※◯:今回利用した小屋・テン場 ※参考WebSite:【2018年度版】四国・石鎚山系の営業小屋&避難小屋一覧 https://aimisuna.com/2018/01/06/ishizuchisan-koya-ichiran/ 下山後の温泉: マイントピア 別子温泉〜天空の湯〜 料金500円、営業10:00-22:00 http://besshi.com/archives/category/map/ GPSログ: ・今回は手書きです。(痛恨の操作ミスでログを消失。楽しみにしていたのに(;_;)) |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:0.01kg
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感想
今年、最後の長期遠征の縦走は、四国の石鎚山です。
岡山会(石鎚講)に縁があって、数年間、石鎚の春山に毎年通っていた。ヤマレコを始める前の話だ。前神寺で権現さんの御祈祷を受けた後、ロープウェイで移動して、成就の白石旅館を定宿にしていた。翌日、夜明け前、成就社から歩き始める。70才を越えた高齢の方が多い。皆、白装束を身にまとい、石鎚大権現に参拝のため石鎚山頂社を目指す。山登りのレジャー目的では無く、純粋な信仰のために山頂の社を目指す。皆の信仰心の高さに心を打たれた。このときの経験を通じて私は、神・仏への信仰心は自ら造り上げるものであることを、教わった。
春の石鎚の天候は荒れる。カッパを身に着けていても、結局ビショビショになる。石鎚には大雨の中、歩いた記憶しか残っていない。
今回は、初めての石鎚縦走。4泊5日で、堂ケ森から石鎚を越えて、東赤石まで稜線を歩き通す計画を立てた。以下、道中記録です。
◆1日目 保井野~堂ヶ森避難小屋(小屋泊)
神戸から高速バスで愛媛へ。保井野バス停に降り立ったのは15時前だった。既に台風の雨が降り始めており、木陰で上下カッパにテムレスを身に着けて歩き始めた。30分ほど歩いて、登山口にたどり着く。あれっ、登山ポストが無い。ここはマイナーな登山口なんだなぁ、と思った。
登山道に入り、坂道を登る。稜線まで1000m以上登る必要があり、結構きつかった。途中、水場で水を2L汲む。デカザックが更に重くなって、堪えた。
稜線に出ると、すごい風の洗礼を受ける。いよいよ、台風らしくなってきた。小屋までもう少しだ。頑張れ!
堂ケ森の山頂にも立ち寄る。強風で飛ばされそうになり、急いで山頂を離れた。堂ケ森避難小屋には、陽の落ちる直前にたどり着いた。なんとか初日を乗り越えたことに安堵した。ビシャビシャになった衣服を全て脱ぎ干す。服は下山後用に準備した着替えに着替えた。夕食後、早めに就寝。
◆2日目 堂ヶ森避難小屋にて停滞(小屋泊)
夜中、風が吹き荒れ、何度か目が覚めた。台風、到来!早く過ぎてくれることを祈った。翌朝も雨風が強かった。今日は一日小屋へ停滞することに決めた。(台風は夜中に過ぎ去り、歩けるかも、と思っていたが、そう都合良くは進まない)
小屋では何もすることが無く、暇だった。こんなことなら本を持ってくれば良かったと思ったが、後の祭り。iPhoneに入っていた「バディ・リッチ ビックバンド」のノリノリのご機嫌な音楽を聴きながら、ゆるりと過ごした。
小屋の窓際ではdocomoの電波が入る。ネットで登山届を提出したり、台風情報を確認したりしていた。昼過ぎになって、雨が止み、時折、太陽も顔を出した。服もズボンも靴も靴下も、一切合切を外に干した。
小屋で寛いでいると、「こんにちはー。」の挨拶と共に、小屋の扉が開いた。そこには、ソロの女性が立っていた。
「え~、まじかっ。」完全に不意を付かれた。こんな時、パンツいっちょだと、焦る。大慌てで、小屋の外に飛び出し、ズボンを履いて小屋に戻った。
ソロの若いお姉さんは、凄い。なんせ、台風を物ともせずに登ってくるのだ、山にかける意気込みが半端ではない。小屋の備品に置いてあった銀マットをもう1枚拡げて、小屋半分の場所を彼女のために空けた。
大阪市内在住で、南港から夜行フェリーで新居浜まで移動した。港からバスを乗り継ぎ保井野に入り、私と同じ経路でここまで来た。今日は、小屋には誰も居ないだろうと思っていたが、先客(私)がいて驚いたとのこと。フェリーは新造船で、個室ベッドが有り、ぐっすり寝てこれるので快適だ、と伺った。
もともと、大学時代は岡山にいて、山好きの知人に伯耆大山に連れて行ってもらったとのこと。ピッケルとアイゼンで歩く白銀の大山は、また格別だそうだ。いいなぁ、私の知らない雪山の素晴らしさを教えてくれました。
近々、伊吹山にナイトハイクに行きたい。JR近江長岡駅から歩いてご来光を見たいと仰っていました。仕事の関係で連休が取れないために、あまり遠くの遠征は行けてないとのこと。山以前に、みな休暇を取るのが難関なんだなぁ。
山話に花を咲かせて、楽しい時間を過ごした。どうもありがとうございました。
夕食後、明日に備えて早めに就寝。
◆3日目 堂ヶ森避難小屋~石鎚~土小屋~伊吹~子持権現~瓶ヶ森避難小屋(小屋泊)
4時起床で、5時半過ぎに小屋を出た。お姉さんと一緒に歩き始めたが、日の出の写真を取っている間に私が先行してしまった。しばらくそこで、待っていたがなかなか来ない。後方でヘッデンの光が動き始めたのを確認し、私も歩き始めた。それ以降、離れてしまった。仕方がない、先に行かせてもらおう。(お姉さんは、歩くペースが遅いことを気にされていたので、恐らく気を使ったのだと思う)。
石鎚までの道は、予想以上に悪かった。切れ落ちた笹道で、踏み跡も薄い。途中、脇道に引き込まれ、ロストすることもあったが、先人のGPSログを確認して、正規ルートに復帰した。お姉さん、大丈夫かなぁ?地図読めるのかなぁ?と心配になった。こんなことなら、一緒に行けば良かった。
面河からの登山道に合流し、しばらく歩くと三ノ鎖下に出た。ザックをデポして、石鎚山頂に向かう。山頂直前で、忘れ物をしたことに気づき、ザックまで取りに戻る。石鎚大権現に献杯するお酒を忘れたのだ。
再び、山頂へ。山頂社で久々に石鎚大権現に参拝。お酒をお供えして、不動真言、般若心経でお参りしました。久々に権現さんに参拝できて、気持ちがすっきりした。
山頂には、多くの人が集っていました。ちょうど、紅葉が見頃を迎えていました。天狗岳はガスっていましたが、石鎚らしくて良い光景だと思った。
しばらく松山から来られたおっちゃんとお話させて頂いていると、お姉さんが登ってきた。「良かった。顔を見て安心したよ。道が分かりづらかったでしょ。」と声を掛けると、「この道、本当にあってるの?と思いながら進んできた」とのこと。おっちゃん交えて、少し山話しをさせて頂いた後、ここで別れた。今日はまだ、瓶ヶ森まで長い距離を残している。最近建てられたピカピカのニノ鎖小屋で雨宿りして、ランチ休憩後、土小屋へ下りた。
土小屋では、靴を脱いで、ビショビショになった靴下を絞った。靴擦れしないか心配になった。ここからは、笹刈りされていない登山道を歩いた。進むのに気を使う難路でした。長い距離を歩いて、子持権現へ。イワイワの子持権現はかっこよかった。麓では、行者の方々が入峰修行をしていた。般若心教の読経が遠くまで聞こえていました。
しばらく進むと、ブンブン音が聞こえてくる。初めはスズメ蜂が飛んでいると身構えていましたが、音の正体はドローンでした。
おっちゃんがドローンを飛ばして、上空から山のパノラマ撮影を楽しまれていました。へ~、こんな写真が取れるんだ。結構、ガスの移りゆくのは早いんだなぁと思った。
しばらく舗装路を歩いて、瓶ヶ森に到着。瓶ヶ森はめっちゃいい山だった。開放的な笹原を歩くのが気持ち良かった。
瓶ヶ森避難小屋へ行き、二階に上がり、ザックを下ろして、少しの間、休んだ。小屋には4人組パーティの先客が居られた。そこから、瓶壺の水場に水を汲みに行く。
水を汲み、もどる途中、三脚を立てて写真を取っているおばちゃんと少しお話させて頂く。「ここは海に沈む夕日が取れる絶好の場所」とのことで粘っていたが、残念ながら今日はチャンスが無かった、とのこと。瓶ヶ森は、撮影スポットとしても良い場所なんですね。
小屋に戻る途中、ガスが切れて、夕焼けが少し見えた。石鎚も見えてるやん。なんだか、ご褒美をもらったようで、嬉しかった。夕食後、就寝。
◆4日目 瓶ヶ森避難小屋~瓶ヶ森~伊予富士~笹ヶ峰~ちち山~銅山峰ヒュッテ(テント泊)
今日は勝負の日。停滞した日の分を含めて、計画の2日分の行程を1日で歩く。行動時間を稼ぐため、1時半に起きて、3時から歩き始めた。ナイトハイクで瓶ヶ森に到着。山頂にテントがあり、おっちゃんが、満点の星空を撮影されていました。お~、天の川も見えている。すっげー。
おっちゃんは「ここは最高!一番好きな場所だ」って、仰っていました。確かに良い場所だ。瓶ヶ森は地元の方にも愛される、本当に良い山ですね。
おっちゃんに進む道を教えてもらい、ナイトハイクは続く。笹藪が深い急登を下り、また登り返す。西黒森、自念子ノ頭、東黒森を突破。ここで夜が明けた。伊予富士で、休憩。あ~、疲れたぞー。湯を沸かしコーヒーを入れて、パンを頂いた。
ここから進むと、やがて雲行きが怪しくなり、雨が降り始めた。え~、そりゃないよ、権現さん。意気消沈して、今日は笹ヶ峰の丸山荘までか?と弱気になった。
でも、寒風山を越える頃には、天気も回復し、なんとか進む気持ちに切り替えることができた。
雰囲気の良い笹ヶ峰で小休止。ここでメジロの群れと出合う。梅の木に止まっているのを見たことがあるが、10羽以上の群れは初めてみました。野鳥にとっても居心地の良い場所なんですね。
少し歩いて、ちち山でランチ休憩。そこにソロの男性が上がってこられた。広島から日帰りで、稜線を少しづつ繋いでいると伺った。堂ケ森から歩いてきたことを伝えると、すごい距離を歩いているね、と驚いていた。
東広島の西条から車で来られていて、しまなみ海道を渡れば、結構近いのだそうです。アケボノツツジの西赤石山が素晴らしく、2年連続でGW明けに来ている。辺り一面がピンク色に染まり圧巻の光景だそうだ。九重のミヤマキリシマも良いが、個人的にはこちらの方が気に入った、と伺った。へ~、私もいつか来てみたいと思った。
その山頂から眺めた笹ヶ峰とちち山に登ってみたかった、とのこと。でも、今日は生憎の展望で、西赤石は見通せなく、残念でした。山話に盛り上がり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。どうもありがとうございました。
更に先に進むと、笹の踏み跡が薄くなり、険しくなる。笹が深くて、道が見えねぇー。なんだか、すごく歩き難かった。見えない石に時折、ずるっとスリップしながらも、なんとかバランスを取って立て直し、進んだ。歩くのに気を使う道が長く続いた。
中七番分岐を過ぎて、銅山越へ登り返す。ここでは、めちゃ急登が待っていた。残り少ない体力を削られた。なんとか突破して銅山越へ到着。もう日暮れも近い。早くゴールしたい一心で、銅山峰ヒュッテに下りた。なんとか日没ギリギリに到着!まじで疲れたぞー。
ヘッデンの光でテントを設営。水を汲んで、夕食後、泥のように眠った。(この日は、朝まで一度も起きること無く熟睡)
◆5日目 銅山峰ヒュッテ~西赤石~赤石小屋~東赤石~筏津
暗い中起きて、朝食後、テントを撤収して、五時半に歩き始めた。まずは銅山越まで登り返して稜線に乗り、東山へ。小休止後、先へ進む。
西赤石への登りで、展望の有る場所に出た。振り返るとそこには絶景が広がっていた遠く石鎚まで見えていた。すっげー。
瞬く間に、ガスが上がってきて、石鎚を隠してしまったが、その光景には感動した。権現さん、ありがとう!
西赤石までは、ゆるやかなアップダウンで、めっちゃ気持ち良い縦走路が続く。ここまで、ずっと悩まされた笹の道はもう無く、よく整備された登山道を歩いた。
西赤石から前赤石、東赤石までは、イワイワの楽しい道が続いた。赤石小屋で一休み。中を覗くと、3人が居られた。小屋の手伝いで、月1回くらいは登ってこられているとのこと。
下山後のバスの予約をまだしていない、とのことで、バスの運行会社の連絡先を伝えると喜ばれた。小休止後、東赤石へ。分岐点へザックをデポして、空荷で向かう。イワイワの楽しい道だった。東赤石山頂で三角点にも立ち寄り、最後の山頂でお昼寝。ひとときの休息を楽しんだ。
さあ、いよいよ後は下山のみ、縦走路で到るところに咲いていたオヤマリンドウに別れを告げて、山を下りる。コースタイムで下りればバスに間に合うのだが、疲れているのかスピードが上がらない。最後は、かけるように下りて、なんとか13時に下山口に下り立った。
あとは、バスを待つのみ。翌日から出勤なので、ここで濡れた装備一式を道に拡げて、全て乾かした。バスは定刻より少し早く、やってきた。慌てて装備をパッキングし直してバスに乗る。そこで3人組パーティと再開できた。
マイントピアへ移動し、お風呂へGo!5日間の汗を流し、無精髭もすっかり剃り落とし、すっきりした。更に、新居浜へバスで移動し、神戸行きの高速バスに乗り継いだ。
久々に石鎚大権現に参拝できて良かった。険しい石鎚の長い稜線を、テン泊装備で歩き切れるのか?台風をどこでやり過ごすのか、天候面で不安な面もあったが、無事完歩できて良かった。権現さんは、ときに厳しく、ときに優しく出迎えてくれた。今度は、是非、GW明けのアケボノツツジの季節に再訪したいと思います。
今日も良い山でした。
(1日の消費量 水1.5L、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
荷重16kg、アルファ米 9/10食、パン 5/5食、行動食 500ml×0.8本)
コメント
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天気の悪い中長くて厳しい縦走、ご苦労様でした。
でもこの厳しい長い距離を縦走なんて凄いです。
このルート、天気が良かったら最高の景色なんですが、少しだけ残念でしたね。
今年のアケボノツツジの時期に、Great Traverse3の田中陽希さんが歩かれて、「山は高さではない、この縦走路は日本アルプスにも劣らない」と絶賛していました。
ぜひアケボノツツジの時期にもう一度来てください。
sea1020さん、初めまして。
8日に石鎚に登られたのですね。天狗岳周辺は、紅葉が最盛期を迎え、本当に綺麗でしたね。地元松山の方で、毎年石鎚に登られている方から「例年、10/10前後が紅葉の最盛期で、1日50m程、下りていく」と伺いました。
台風で、まる1日小屋に足止めされてしまったので、それを挽回するべく、4日目の行動がえらい長時間になってしまいました。重いザックを背負ってこれだけの距離を歩くのは初めての経験でしたが、なんとかたどり着けて良かったです。
田中陽希さん、大ファンで応援してます。誠実な人柄に、とても好感が持てます。
今回の縦走は、予想以上に険しい道程でしたが、個性あふれる山々を歩くことができて、楽しかったです。こんどはアケボノツツジの時期を狙って訪れたいと思います。
相変わらずの凄い山行ですね。
こういうのを、山を満喫するというのかと思います。
私は先日石鎚に行きましたが、天狗岳の先とか、周遊とか、とても考えられませんでした。
でもお写真を拝見していると、避難小屋が綺麗みたいで(笑)、また行ってみたくなりました!
shirou58さん、こんばんは。
石鎚は、私にとって思い入れが深いお山です。険しい山歩きになることを覚悟の上で、気合を入れて、今回の縦走に望みました。
最大の懸念事項であった台風を、堂ケ森避難小屋で上手くやり過ごしたかに見えましたが、雨が残ってしまいました。おかげで、靴の中までビシャビシャになり、大休止の度に、靴下の水を絞って進みました。ゴアの雨具や靴も、あの状況では、役に立たなかった様です。
今回利用させて頂いた3箇所の避難小屋(堂ケ森、ニノ鎖、瓶ヶ森)は、決して広くはないのだけれど、最近建て替えられたものばかりで、気持ちよく使わせてもらいました。バイオトイレも併設されており、すごく快適でした。お薦めです。(でも、一番爆睡できたのは、慣れたテント泊でした。テントは小さくても、自分のお家です)。
今回は、濡れた岩に対して、ほとんどグリップしないトレラン靴で歩いたので、天狗岳には立ち寄らず。岩場に強いトランゴ・エボを履いていたら、トライしていたかもしれません。
kickeyさん、こんばんは
今回も停滞日含めて5日間の石鎚山系大縦走。大変お疲れさまでした。
暫くお姿が見えないような、どこか、行ってるな!と想像していましたが、やっぱり。。悪天の中、よくぞ頑張りました。
kickeyさんの記録を見ていると、今年もやっている田中陽紀さんのグレートトラバースと重なるところがありますね。。いつもすごいなあと思って感心しています。
実は、私も今週末にツアー利用ですが石鎚山だけ登ってくる予定です。
天気が良ければ良いなあって今から楽しみにしている所です。
chamchanさん、こんばんは。
今回の石鎚山系縦走では、百名山1座(石鎚山),ニ百名山2座(笹ヶ峰,東赤石山),三百名山2座(瓶ケ森,伊予富士)の稜線を繋いだので、憧れの田中陽希さんと同じコースを歩いているかと思います。
グレートトラバース3では、前回までのシリーズとは趣向を変え、ピークハントのみにこだわらず、できるだけその土地の文化に触れて、味わいながら進んでいるので、山旅をしている感じが、より身近に感じられて、とても良いですね。山旅の面白さは、ピークハントはそのほんの一部であって、一期一会の人との出会い、特にその土地の人とのふれあいが、大きな部分を占めていると思います。
今度、石鎚山に行かれるのですね。紅葉の見頃が山頂から外界に下りてきて、良い時期かと思います。秋晴れになれば良いですね。
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