黒部五郎岳のカールと山頂からの大パノラマ（小池新道〜折立）

2020年09月20日(日) ~ 2020年09月23日(水)

• GPS: 28:19
• 距離: 42.0km
• 登り: 3,079m
• 下り: 2,906m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 1:49
• 合計: 6:55

6:11 新穂高登山指導センター
6:11 6:15 新穂高温泉バス停
6:18 6:20 新穂高登山指導センター
6:22 6:23 新穂高温泉バス停
6:39 6:44 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
7:10 7:10 お助け風穴
7:27 7:27 中崎橋
7:50 7:50 笠新道登山口
8:03 8:16 わさび平小屋
8:41 8:43 小池新道入口
9:39 9:49 秩父沢出合
10:06 10:07 チボ岩
10:27 10:40 イタドリが原
11:04 11:19 シシウドヶ原
12:20 12:51 鏡池
12:53 13:05 鏡平山荘
13:06 宿泊地

2日目

• 山行: 6:11
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:14

5:51 宿泊地
6:43 7:00 弓折乗越
7:17 7:17 花見平
7:30 7:42 くろゆりベンチ
8:12 8:12 双六池
8:15 8:37 双六小屋
8:58 9:01 双六岳巻道分岐
9:05 9:05 双六岳中道分岐
9:49 10:19 双六岳
10:38 10:39 中道分岐
11:13 11:13 丸山
11:51 12:13 三俣蓮華岳
12:36 12:52 三俣蓮華岳巻道分岐
14:05 黒部五郎小舎

3日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:52

5:34 黒部五郎小舎
7:11 7:15 雷岩（黒部五郎カール）
8:09 8:09 黒部五郎の肩
8:25 8:46 黒部五郎岳
8:58 9:03 黒部五郎の肩
10:41 10:50 中俣乗越
11:51 11:51 赤木岳
12:35 12:40 北ノ俣岳
12:49 12:49 神岡新道分岐
14:19 14:20 太郎山
14:26 太郎平小屋

4日目

• 山行: 2:51
• 休憩: 0:20
• 合計: 3:11

6:16 太郎平小屋
6:37 6:37 太郎兵衛平
6:56 6:59 五光岩ベンチ
7:58 7:58 積雪深計測ポール
8:06 8:16 青淵三角点
8:41 8:45 太郎坂
9:23 9:26 十三重之塔 慰霊碑
9:27 折立

天候

4日間：晴　（太郎平小屋到着時にガス）　　

アクセス

利用交通機関：

バス

コロナ禍もありご無沙汰でしたが、今年初めて一年ぶりに「山歩きの旅」Pツアーに参加しました。
バス内のコロナ対策やスタッフの指導がしっかりしていました

＜山小屋のコロナ対策や注意などは最新の情報を小屋HPから確認が必要です。＞
■今回についての情報です。
　宿泊のハイカーに求められたのは
�‐�屋内検温とマスク着用　�△海泙瓩淵▲襯魁璽訃弾如�手洗い義務　��食事中など大声を控える　�っ模端爾諒頂�/利用制限　�ゾ�屋によりインナーシュラフ義務・部屋の窓を少し開ける換気義務　などでした。　
※宿泊者であっても、お湯の提供が有料の小屋もありました。
■宿泊人数制限により部屋の布団は1人1枚の空間が確保されていて、安心して過ごすことができました。
（過去の繁忙期なら布団1枚3人のところですが・・・、今までが異常？）

コース状況／危険箇所等

良い天気に恵まれましたので岩ゴロゴロの上り下り区間でも楽に歩くことができました。特に危険な区間はありません。雨で濡れていると滑りやすいと思われるところはいろいろありました。
中道からの双六岳は許可を得て春道を通過（ザレ場は非常に歩きにくいです）

三俣蓮華岳から黒部五郎小舎に至る道は思っていたよりゴロゴロで快適というわけにはいきませんでした。
黒部五郎岳〜太郎平小屋の区間はキツイ上り下りはないものの、地味なアップダウンが連続して続きます。地図を見て期待していたような高原稜線歩きとは程遠く太郎平小屋まで長く感じました。
（今回、暑くも寒くもない好天気のおかげで山々の景色を楽しみながらあるくことができました）

写真

9/20 6:12

新穂高センターに到着
ここから実は、笠ヶ岳が見えてます。
今回は昨年の続き（三俣蓮華岳から先へ・・）

9/20 6:39

9/20 7:09

風穴
真夏は涼しい風を感じられます

9/20 7:42

ワサビ平小屋へ向かう道を振り返ると
錫杖岳

9/20 8:03

ワサビ平小屋
昨年はここで前泊しました

9/20 8:15

ワサビ平小屋前の沢は湧き水なんです
そのまま飲めます

9/20 8:41

小池新道登山口

9/20 8:44

9/20 9:40

秩父沢から
中央が西穂高岳

9/20 9:42

槍ヶ岳〜南岳の稜線

9/20 10:27

イタドリヶ原

9/20 11:08

シシウドガ原から小池新道登山口方面を眺める
穂高〜焼岳・乗鞍岳が一望です

9/20 12:20

鏡平に到着

9/20 12:37

晴れてるうちに記念にお願いしました。
逆さ槍は風で見えませんでしたが

9/20 12:53

鏡平山荘は現在増築工事中です

9/20 13:17

山荘から少し離れた木道でまったり🍺

9/20 13:22

9/20 13:36

チングルマの綿毛

9/20 13:37

9/20 14:09

cicsの今ここLineルーティン

9/20 14:32

今回の大部屋は、窓から絶景が見えます

9/20 16:35

鏡平山荘の夕食

9/20 16:49

コロナ禍で山小屋は大変な努力で対策して登山者を受け入れています。

9/20 17:05

いい雰囲気ですね、山小屋の暖かさは

9/20 17:45

アーベントロートです！

9/20 17:45

素晴らしい！
槍穂高の一望です

鏡平山荘の弁当に付いてた展望図
これでだいたい分かりますね(^^♪

9/20 17:45

初日から凄い景色を見ました

9/21 4:51

＝2日目＝
夜明け前の鏡池

9/21 5:35

翌朝は風もなく
逆さ槍を見ることができました

9/21 6:06

弓折乗越へ向かう途中
振り返ると
槍と雲海

9/21 6:54

弓折乗越に到着
下方に鏡平山荘が見えます

9/21 7:09

焼岳・乗鞍岳・御嶽山
（焼岳の噴煙が見えます）

9/21 7:09

焼岳ズーム

9/21 7:26

大キレットと北穂

9/21 7:26

9/21 7:28

9/21 7:34

くろゆりベンチと霊峰白山

9/21 7:47

双六小屋と鷲羽岳
左は双六岳稜線

9/21 8:53

双六小屋から眺める
鷲羽岳

9/21 8:57

巻道分岐の標識

9/21 8:59

巻道分岐の標識
昨年と全く同じくらいの青空です

9/21 9:16

左　双六岳がちょこっと
中央　丸山
丸山の右後に三俣蓮華岳
（右端は鷲羽岳）

9/21 9:23

左から
祖父岳・水晶岳・ワリモ岳・鷲羽岳

9/21 9:31

9/21 9:37

双六台地と槍ヶ岳

9/21 9:38

笠ヶ岳

9/21 9:49

明日登る黒部五郎岳とカール

9/21 10:08

双六岳山頂からの雄大な景色
左に黒部五郎岳とカール
中央奥は薬師岳
手前正面は丸山と三俣蓮華岳

9/21 10:09

撮っていただきました
あの稜線の向こうには雲ノ平

9/21 10:13

撮っていただきました

9/21 10:20

南方面には槍穂高

9/21 11:36

9/21 11:55

祖父岳　黒部源流　鷲羽岳
（左端に雲ノ平山荘が小っちゃくポツンと）

9/21 12:01

薬師岳の横から流れ落ちる
凄い滝雲！

9/21 12:16

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
黒部五郎小舎へ向かいます
標高差約500mを下ります
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

9/21 12:18

9/21 12:21

雲ノ平全景

9/21 12:28

チングルマの綿毛

9/21 13:38

黒部五郎小舎が下方に見えました
最後の300m下りはキツカッタぁ
後方に巨大なカール

9/21 13:50

9/21 13:50

9/21 14:05

黒部五郎小舎に到着
けっこう疲れが出ました

9/21 16:18

冬になると三角形の建物の半分以上が雪の中だそうです

9/21 16:17

テント場

9/21 17:00

黒部五郎小舎の夕食

9/21 17:23

明日は
カール経由で黒部五郎岳へ

9/22 4:25

＝3日目＝
五郎小舎の屋根の上に
オリオン座と冬の大三角形
（今回はバッチリ撮影(^^♪）
広角カメラでないので昴の撮影は無理でした‥

ペテルギウスはオリオン座の左肩で赤っぽく光る星。
超新星爆発寸前らしい（爆発すると満月ほどの明るさで昼間も見えるとのこと）
生きてる間に見てみたいものです。

9/22 5:44

＝3日目＝
黒部五郎岳に朝焼け
上空にガスが流れてきています

9/22 6:28

9/22 6:48

ガスが晴れてきました

9/22 6:57

カールの全景

9/22 7:11

振り向けば昨日歩いてきた山々
右から双六岳・丸山・三俣蓮華岳

9/22 7:12

カールから眺める
水晶岳・祖父岳・鷲羽岳

9/22 7:13

快晴のカールが見れてよかった
中央右の鞍部が肩

9/22 7:52

標高が上がると槍穂高も見えてきました

9/22 8:03

肩まで岩場を歩きます

9/22 8:12

赤木岳・北ノ俣岳・太郎平・薬師岳
遠くに立山・剣岳、さらに後立山も

9/22 8:25

＜黒部五郎岳のピーク到着＞
笠ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山が一望
これも見たかった

9/22 8:31

黒部五郎岳登頂記念です

9/22 8:36

バックをズーム
立山の雄山と劔岳
後立山連峰も

9/22 8:37

なんて美しいのだ
カメラでは伝えられない感動

9/22 8:37

カールから稜線へ登ってきたジグザグルートがきれいに見えています
バックは雲ノ平
鷲羽岳〜赤牛岳の稜線も

9/22 8:38

雲ノ平は
周囲を山々と黒部川上流（源流）で囲まれた秘境です

9/22 8:39

カールのパノラマ撮影
北ノ俣岳〜槍穂高まで
すべて見えました

9/22 8:39

9/22 8:39

9/22 8:40

黒部五郎岳山頂の祠

9/22 8:41

山頂からの景色を堪能したので

9/22 9:08

赤木岳・北ノ俣岳を経て太郎平小屋へ向かいます

9/22 9:43

9/22 9:43

太郎平小屋への道は地味なアップダウンの連続で簡単には辿り着かせてくれません

9/22 9:56

黒部五郎岳を振り返ります
歩いて実感。大きな山です

9/22 9:57

絶景ポイントで

9/22 10:07

休憩です
黒部五郎岳のお弁当は超おいしかった
（双六小屋・わさび平小屋・鏡平山荘・黒部五郎小舎は同じ経営グループです）

9/22 10:44

ガスが時折通り抜けていきます

9/22 10:45

中俣乗越
赤木沢から遡上してきたのでしょうか。
沢装備グループが突然現れました。

9/22 11:05

前方は赤木岳

9/22 11:15

赤木沢が黒部川奥の廊下へ流れていきます
その後ろに雲ノ平の巨大な台地が

9/22 11:24

赤木沢をズーム

9/22 12:11

9/22 12:12

9/22 12:34

北ノ俣岳

9/22 12:35

北ノ俣岳到着
6年ぶりの再来。私的には赤線がつながりました

9/22 12:41

9/22 12:49

太郎平小屋までのルートには
木道が所々に整備されています

9/22 13:16

9/22 13:37

太郎平小屋への道は甘く見てました。
遠かったぁ（＞＜

9/22 14:24

薬師沢（雲ノ平）への分岐
来年は機会があれば行ってみたい

9/22 14:26

太郎平小屋到着です
到着間際になって周囲がガスに覆われました

9/22 14:32

太郎平小屋到着です

9/22 17:34

太郎平小屋の夕食

9/23 5:24

どの小屋もコロナ対策はしっかりしています

9/23 5:30

＝最終日＝
朝食食べて今日は下山です

9/23 6:09

太郎平小屋と太郎山

9/23 6:15

最後まで良いお天気に恵まれました
残念ですが下山です

9/23 6:15

薬師岳ピストンして帰りたいところですが、帰りの足がありません(ノд-。)

9/23 6:52

奥に剱岳
奥大日岳・大日岳
手前の平坦なところは弥陀ヶ原

9/23 6:56

9/23 6:57

霊峰白山が青空に浮かびます

9/23 7:39

もうたまらんです
涼しい風と秋空

9/23 7:57

積雪測定のポール
先端まで7m

9/23 8:06

奥に剱岳
奥大日岳・大日岳・立山
手前の平坦なところは弥陀ヶ原

9/23 8:41

アラレちゃん

9/23 9:15

ナナカマド
今年の紅葉は遅くまた色付きは悪いそうです

9/23 9:24

遭難の碑

9/23 9:27

無事に折立到着

9/23 11:42

下山後はPツアー定番の
温泉＋鍋付昼食を楽しみました

頭がおかしくなるくらい「晴れ続きの4日間」
いつもながら、土産を買ったら帰りのバスは爆睡Zzzz

撮影機器：

PowerShot G7 X CANON

Xperia XZ1 SoftBank SONY

感想

しっくすの山歩き😃

昨年の9月、ソロで笠ヶ岳新道→三俣蓮華へ縦走しました。（膝故障したけど(-.-)）　三俣蓮華岳から「雲ノ平」「黒部五郎岳」を眺めた時、いつかこの先の続きを・・と思いました。

今年の春先、突然世界を巻き込んだコロナ禍。今までと同じ山行スタイルはできそうにない。日常生活でさえ集まること自体が自粛雰囲気で高校の同窓会も当然のように流れた。近所の散歩ですらマスク着用で「息切れ」(-.-)、　8月猛暑でマスク散歩なんて無理無理！　そして運動不足(-.-)。

台風のせいでお誘い企画がボツ、自分企画もボツが続く9月

　　　　　　　　おやじボヤキはここまで

先週にchasseさん企画で涸沢カールに便乗で行ったばっかしやのに、今週の天気が良さそう！
昨年の続きがしたくてPツアーに「えぃやぁ！」と申し込んだ。
バスの席はOKですが、小屋に宿泊の空きがあったらでいいですが・・・との条件でしたが、たまたまあった！やった！＼(^o^)／。

とにかく、

現地のガイドさんの言葉。
　　4日間もいい天気に恵まれてこのルートを歩くなんて今まで経験がありません。怖いくらいです。

来年は、雲ノ平か鷲羽水晶か・・・足が動くうちに　(^^♪

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
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コメント

chasse

大縦走！
cicsさん　こんばんは

やりましたね！　完全復活の大縦走　おめでとうござんす！
4日間も雨に会わないなんて、なんて事だろう(*^。^*)

黒部五郎さん行きたいよ〜〜〜〜
来年、イキマス！　折立から薬師沢、雲の平、水晶、鷲羽、黒部五郎、太郎の周回にチャレンジダ！

毎年のように言ってる気がするけど(^_^;)

いまは膝を労わってあげて〜＼(^o^)／

しっくすの山歩き😃

Re: 大縦走！
chasseさん　mittiさん　こんばんわ
涸沢カール帰宅後、膝の痛みなく筋肉痛も2日でなくなって完治やぁーと思って行ってきました。
でも３泊4日はやっぱキツイね 　明日明後日で筋肉痛が治ればいいんだけど。一度故障すると回復は遅くなるようですね。

shige1966

おっ！
こんばんは〜🎵

連チャンでビッグイベントもってきましたね。👍
天気よかったですね。

コロナがなかったら、僕も今年挑戦する予定のルートでした。

ツアーだと折立に抜けられるからいいですね。
でも、相当贅沢なツアーなんでしょうね？
いいなあ。(^^)

しっくすの山歩き😃

Re: おっ！
シゲさん　こんばんわ
シゲさん予定ルートをお先に楽しませていただきましたぁ。
昨年に続いてウソみたいに青空だった(^^)/！　
電車と折立のタクシーより少し高くなるけど差額が「親切ガイド料」だと思えばリーズナブルですよ。私、車で5時間以上も運転できないし、北アに行けるのもあと何年かくらいなんだもの・・・ 　
若いって・・・いいなぁ(^^)/

yamaotoco

元気過ぎ〜
cicsさん、お疲れさまでした〜

大縦走できるまで回復されたんですね
それにしてもいいタイミングで行かれましたねぇ
ツアー代金が心配ですが、よく奥様の許可がでましたねぇ

しっくすの山歩き😃

Re: 元気過ぎ〜
やまどん　四国大縦走からおかえりーー！
wingletさんとの名コンビ縦走でお楽しみでしたね。
バンバンしっかり鍛えてもらってねぇー

Q:大縦走できるまで回復されたんですね
A:下山後あと数日経つまでわかりまシェーン 　
Q:いいタイミングで行かれましたねぇ
A:たまたまツアー席と小屋の空きがあっただけ
Q:一番シビアな質問ですね・・・
A:生命保険で相殺！は冗談。今のところ幸い理解してもらってます。

このルート、天気がいい小屋泊ならお勧めしますよ 。

やまどんのこの春からのランニングや体力筋力トレなど努力の成果が出て来たようでこの先の成長を楽しみにしてますヨ 。

mo-829

大縦走〜＼(^o^)／
cicsさーん、こんばんは〜☆

Pツアー、やっと通常になったんですね〜(^^)
完璧な足腰ですね〜😁
時間とゆとりがあれば、連続で歩くべきですよね。
少しコスト高くてもコロナ渦中、小屋の手配等して頂けるのはありがたいですよね〜😀

2週連チャン遠征、贅沢すぎますよ〜(^o^)v

しっくすの山歩き😃

Re: 大縦走〜＼(^o^)／
もーさん こんばんわー
はい給付金は２週でありがたく使いきりましたぁー😊
シルバーウィークなのに小屋は予約制限でがらがら。テン泊ものすごい人やったらしいよ
今の膝では小屋２泊が限界かなぁ
まぁボチボチやりまーす😉