谷川連峰主脈縦走
- GPS
- 09:53
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,691m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:47
05:14 鉄塔
05:39 松手山
06:31 平標山 06:34
07:04 仙ノ倉山 07:07
07:22 エビス大黒避難小屋
07:44 エビス大黒ノ頭 07:47
08:25 毛渡乗越
08:45 越路避難小屋
09:19 万太郎山(休憩・朝食) 09:34
10:03 大障子ノ頭
10:17 大障子避難小屋
10:30 小障子ノ頭
11:00 オジカ沢ノ頭避難小屋
11:04 オジカ沢ノ頭
11:50 肩の小屋
11:57 トマの耳(休憩・昼食) 12:08
12:34 天狗の留まり場
12:51 熊穴沢避難小屋
13:10 田尻尾根分岐
13:46 田尻尾根入口
14:19 土合駅
行動時間:9時間47分
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
●電車(JR上越線):17:52土合〜18:17越後湯沢(410円) ●バス(南越後観光バス):越後湯沢18:45〜19:17平標山登山口(600円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 平標山登山口にあり。 【コース状況】 ※アイゼン・ピッケルは持参したものの全行程を通して使用する場面はありませんでした。 ●平標山登山口〜平標山(松手山ルート) 登山口から舗装された道路に出るとすぐに松手山ルートと平元新道ルートとに分かれ、 松手山ルートの登山口は橋を渡るとすぐです。 登山口から主に木階段となっており、刈払いもされている整備された登山道を進みます。 1390m付近に鉄塔があり、松手山付近からは森林限界を超え、眺望が開けます。 松手山を過ぎると登山道は緩やかになり、 登山口からちょうど標高差1000mで平標山山頂に到着です。 登山道上に雪は1ヶ所だけありましたが、アイゼン等は必要ないでしょう。 ●平標山〜仙ノ倉山 平標山から仙ノ倉山までは木道・階段など整備された穏やかな登山道が続きます。 ●仙ノ倉山〜エビス大黒ノ頭 仙ノ倉山からおよそ標高差250mを下りエビス大黒ノ頭まで100m登り返します。 仙ノ倉山からエビス大黒ノ頭との鞍部手前に避難小屋があります。 エビス大黒ノ頭の前後はちょっとした岩場となります。 ●エビス大黒ノ頭〜万太郎山 エビス大黒ノ頭から下り、小ピークを1つ越えた後、 松手山〜谷川岳間の縦走路で最も標高が低い毛渡乗越(1560m)までさらに下ります。 その後、越路避難小屋を通過し、万太郎山まで登り返しとなります。 毛渡乗越から越路避難小屋の間に1ヶ所だけ幅7〜8mほどの雪渓がありました。 東俣ノ頭から進路をやや北にとり、万太郎山に向けて標高を上げて行きます。 万太郎山の手前で少しだけ薮っぽいところがありましたが、 登山道は基本刈り払いされていました。 ●万太郎山〜谷川岳 万太郎山を過ぎるとすぐに吾策新道との分岐が現れます。 その後、大障子ノ頭〜大障子避難小屋〜小障子ノ頭とアップダウンを繰り返し、 オジカ沢ノ頭まで登り詰めます。 避難小屋は昭文社の登山地図ではオジカ沢ノ頭から谷川岳側に表示されていますが、 実際は万太郎山側2〜3分ほどのところにあります。 オジカ沢ノ頭を過ぎると縦走路唯一のクサリ場があります。 この付近から肩の小屋までの登山道は南側が崩落していたり、 ザレているところもありました。 ●谷川岳〜土合駅(天神尾根〜田尻尾根) 肩の小屋脇に残雪あり。 また、熊穴沢避難小屋から田尻尾根分岐までの間にも、 雪渓が3〜4ヶ所あり危険なところにはお助けロープが張ってありました。 田尻尾根は今回初めて使いましたが、歩きやすい尾根だと思います。 途中、1ヶ所だけ大きな倒木があり、通過するのに少しだけ難儀しました。 田尻尾根入口からは林道となります。 徒渉が3〜4ヶ所あり、1ヶ所は飛び石で渡る必要がありましたが、 それ以外はコンクリートで覆われているので問題ありませんでした。 |
写真
感想
今シーズンの厳冬期に平標山に登りましたが、
山頂から見えていた仙ノ倉山までの縦走路が何とも魅力的で、
近いうちに再訪したいと考えていました。
今週は単独ということもあり、せっかくなので主脈を縦走することに。
この縦走路、素晴らしかった。
松手山から谷川岳の樹林帯に入るまでずっと森林限界の上を歩くけるし、
終始素晴らしい眺望出し来し方行く末がキレイなラインとなって見ることができて。
暑い日でしたが、稜線まで上がると風があり気持ちよく歩くことができました。
花は咲き始めたばかりといった感じですが、虫もどんどん出始めていました。
花の咲き具合と虫の不快度とはトレードオフの関係なので、
花が少なくても虫のキライな自分としては
今の時季がベストシーズンだったのかもしれません。
まだ人も少ないようで、平標山〜肩ノ小屋まで出会ったのは5組のみでした。
谷川岳からは西黒から降りるか天神から降りるか最後まで迷いましたが、
まだ歩いたことがなかったので田尻尾根から降りることにしました。
最後にショックな出来事が。
土合駅に着いて時刻表を見ると…、
越後湯沢への電車は13:50の次は17:52ということが判明。
目をこすって何度も見直してしまったわ。呆然。。。
13:50の電車は行ったばかり。
3時間30分も土合駅で時間を潰すことに。
こんなに電車を待ったのは生まれて初めての経験かも(笑)
上越線は4月に上越国境稜線を縦走した際に、
塩沢駅からスムーズに乗れてしまったので、
1時間に1本くらいは走っていると思い込んでたわ。
この時はたまたま運がよかっただけだっただな。
普段、他の方の記録を見過ぎてしまうと歩く楽しみが減ってしまうと思い、
あまり下調べしないようにしているのけど、
電車やバスなど交通に関してはちゃんと調べないと下界で遭難してしまうわ。
まぁ、土合での駅寝(昼だけど。。)を体験できたのでよしとするか。
それにしても…、久しぶりに急に雪のない道を歩いたせいでチョー筋肉痛(泣)
【memo】
水は2リットル背負って1.5リットル消費
この間まで豪雪だったのに、一気に夏山ですね
景色の一変にビックリです。
上越国境の山はやはり標高が低いから、溶けるのも早いのでしょうか?
私はもう少し雪山を歩いてみたかったのですが、ちょっと出遅れてしまったようです。
実際には夏山の期間はとっても短いので、雪の無い山の方が珍しいのですが・・・。
それにしてもこのコースを10時間足らずですか
トレランレベルですね。恐るべし単独行のdanyamaさん。
土合駅はやはり難易度高いですね
yamayaさん
こんにちは。
谷川連峰はホント瞬く間に夏山に衣替えしてしまいましたね。
雪山ではテキトーに下るのに慣れてしまっていたせいか、
久しぶりにビックリするくらいの筋肉痛になりました。
毎年この時季は悩みますよね。
場所を選べばまだまだ残雪を楽しむことができますし、
夏の装備に衣替えして新たな気持ちで歩くこともできますし…。
このルートは各ピークがコンパクトにまとまっていて、
テンポ良く歩くことができるのが良かったです。
土合駅が核心部でしたが…(笑)
コメントありがとうございます!!
danyamaさん、初めまして
平標山で一言二言かわした者です。
平標山からほぼ同時にスタートしたのにあっと言う間に離されて「歩くの早いなー、土合駅まで日帰りで行くにはあれぐらいのペースで行かなきゃいけないのかなー?」って思ってましたが、早く着きすぎて電車3時間半待ちとは・・・大変でしたね
お疲れさまでした!
yama59さん
はじめまして。
ご訪問&コメント残していただきありがとうございます!
苗場山まで行かれるとおっしゃっていたので記録見てすぐ分かりました。
お互い早い時間からのスタートだったので静かな稜線を楽しむことができましたね〜。
土合からの電車の時間をちゃんと調べていれば、
歩き出しをもっと早く or もっと遅めに設定したのに…まぁ自業自得ですよね。
でも、この日は日差しが強かったので、
日が昇らないうちに稜線までの樹林帯を歩くことができて
よかったということにしておきます(笑)
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