剱岳(長次郎谷から平蔵谷へ)
- GPS
- 40:13
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 4,104m
- 下り
- 4,955m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:43
- 山行
- 17:51
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 19:10
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 14:18
天候 | 26日:晴れ、27日:雨のち曇り、28日:曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山:黒部ダムからトロリーバスと路線バスを乗り継いで、信濃大町へ。信濃大町からはJRで帰京。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・長次郎谷、平蔵谷とも急な雪渓なので、落石に注意のこと。(長次郎谷を登っている際に、一抱えありそうな石がゴロゴロと落ちていくのを見ました) ・内蔵助谷右岸の道は、2箇所で崩落しており、1箇所は固定ロープで通過するが、荷が重かったり、初心者のみの場合は要注意。真砂沢ロッジからハシゴ谷乗越・内蔵助谷経由黒部ダムまでのコースは、北アルプスの一般ハイキングコースとはちょっとレベルが違うイメージ。 |
その他周辺情報 | 真砂沢ロッジは快適な幕営指定地。但し、9月30日頃までのようなので、10月については要確認。 |
予約できる山小屋 |
剱澤小屋
|
写真
感想
【お断り: GPSログが長次郎谷で暴れていたり、長次郎のコルから先は取得できていないため、ルートが正しく作成されていません。機会があれば、手動で訂正したいと思っています】
・先日(2014/7/12-13)、鍬崎山に登った際に、剱岳が手招きをしているようでしたので、行ってみたくなっていました。剱岳には、1回目が別山尾根からの往復、2回目が早月尾根から大日連峰への縦走、と2度山頂を踏んでいましたので、次のステップとしては、やはり長次郎谷からでしょ、と思っていました。そうなると、雪渓がしっかりと残っている7月中ということになろうかと思いますが、海の日がらみの三連休は天候不順で延期、一週遅れの今回、年休を一日使っての実行となりました。
・2週間前と同じように、自宅付近の練馬区役所前から夜行バスに乗って富山駅前へ。ここから直通バスで室堂ターミナルへ。天気はすこぶる良くて、いつまで持ってくれるか逆に心配になるほど。室堂から雷鳥平を経由して別山乗越へ。一時、剱にかかった雲もまた取れてきていました。剱沢雪渓を下るのは、1984年ゴールデンウィークの山スキー以来、なんと30年ぶり。途中、平蔵谷と長次郎谷とそれぞれを出合から観察するも、十分な残雪があるようで、まずはやれやれ。
・真砂沢ロッジのテント場は、しごく快適。小屋の人たちも良い感じの人たちで、ずっと泊まっていたいところ。初日は私の他には2張ありました(が、そのうちの1つは、ロッジで働いているお姉さんの個室だったということがあとで分かりました)。夜は満天の星(というか、星雲だらけ)。天空を大きく横切る明るい流星にも感動しました。
・翌日(二日目)は、メインディッシュの日なのに、あいにくの悪天。それでも、涼しくて良いやと、快調に長次郎谷を楽しみ、拍子抜けするくらいわけなく、長次郎のコル、そして、剱岳山頂へ。7月最後の日曜日だというのに、山頂は貸し切り状態。早月尾根分岐からカニのヨコバイを通過して、平蔵のコルに下ると、登りのパーティ(10人近く)が上がってくるのにやっと出会いました。ここから、平蔵谷を快適に下り、11時前には、ベースキャンプの真砂沢ロッジに無事帰着。下では雨は止んでいて、視界も比較的良好でした。
・午後は、長次郎谷に迷い込んだらしい70歳台の男性の遭難救助騒ぎで、真砂沢ロッジの人たちと無線を聴きながらハラハラドキドキ。最終的には救助隊のヘリコプターが無事救出したのを知り、みんなで安堵。昨晩、このロッジに宿泊されていた人だったこともあるのか、ご主人の佐伯成司さんは、涙ぐんでいました。
・三日目は、ハシゴ谷乗越を越えて内蔵助平に出て、内蔵助谷から黒部ダムへ。1984年5月に同じルートを歩いているはずですが、ほとんど記憶にありませんでした。そして、前回(2008年7月)、早月尾根から剱岳に登った時に新品だった登山靴(しばらく物置に入れっぱなしだったのがまずかった)のソールが剥がれて、最後に黒部ダムに着くほんの直前におしゃか。応急処置の方法は知っていたので、心配はしていませんでしたが、タイミングがあまりにぴったりだったので、お見事〜?!
・せっかくなので、路線バスを途中下車し、(バスの乗車券売り場でもらった割引券も活用して)大町温泉郷・薬師の湯で入浴してから、青春18きっぷでのんびりと帰京しました。この日は平日だったので、仕事帰りの人たちが乗っている夕方の列車車内で、大きなザック姿がちょっと恥ずかしい感じでした。
・さてさて、次に剱に来るときはどこをどう歩こうかなぁ・・・
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