ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 512862
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

快晴の剱岳、霧の立山三山

2014年09月16日(火) ~ 2014年09月17日(水)
 - 拍手
mixman その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:19
距離
16.9km
登り
2,027m
下り
2,123m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:24
休憩
0:49
合計
6:13
距離 7.4km 登り 731m 下り 701m
8:20
50
スタート地点
9:10
0
9:10
50
10:00
10:49
11
11:00
9
11:09
11
11:20
36
11:56
57
12:53
100
14:33
剣山荘
2日目
山行
8:36
休憩
1:01
合計
9:37
距離 9.4km 登り 1,297m 下り 1,435m
5:10
39
剣山荘
5:49
52
6:41
6:50
47
7:37
13
7:50
7:55
11
8:06
8:07
23
8:30
8:33
12
8:45
8:49
10
8:59
9:12
8
9:20
9:25
27
9:52
9:53
43
10:36
10:46
13
10:59
111
12:50
12:51
57
13:48
13:52
11
14:03
14:05
9
14:14
14:15
17
14:39
14:41
6
14:47
gps代わりのスマホが不調で(雲が厚かったからと思われる)一日目はほぼとれていなかった。よって、地図上のルートは手入力。
2日目も一服剱で宿泊、スタートしたこととなっていたが宿泊は剣山荘。
ルートは一部修正。また不正確な部分があるかもしれません
天候 16日午前霧・霧雨/午後曇り・一時晴れ  17日晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富山側からアクセス。平日いうこともあり、駐車場は余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
雨、霧・視界、風の有無によって難易度は大きく変わります。
今回私達が剱に登頂できたのは、雨と風がなく、暖かかったからだと思っています。
鎖と岩は濡れたら滑り危険です。雨なら撤退していました。
その他周辺情報 アルプスの湯(上市町保健福祉総合センター内)
平日のせいか、夕方にもかかわらず人は少なかった。
設備は新しい。
予約できる山小屋
朝7時、始発にて出発。
2014年09月16日 06:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 6:28
朝7時、始発にて出発。
ここから3000mまで、登れるか。
2014年09月16日 06:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 6:29
ここから3000mまで、登れるか。
満員。大荷物を抱えながらの10分間。
2014年09月16日 07:08撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 7:08
満員。大荷物を抱えながらの10分間。
バスに乗り換え、座る。
称名滝が見える。はてさて、現地の天候は?
2014年09月16日 07:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 7:41
バスに乗り換え、座る。
称名滝が見える。はてさて、現地の天候は?
下は見渡せるが、
2014年09月16日 08:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 8:02
下は見渡せるが、
上の方がガスっている。
嫌な予感。
2014年09月16日 08:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 8:09
上の方がガスっている。
嫌な予感。
室堂が見えてきたが、右上方向、一の越から雄山方面はガスで見えない。
2014年09月16日 08:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 8:14
室堂が見えてきたが、右上方向、一の越から雄山方面はガスで見えない。
室堂駅内にある情報。
掲示板には行方不明者の情報も。
山行は注意深く、天候によっては停滞・撤退を。
2014年09月16日 08:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 8:19
室堂駅内にある情報。
掲示板には行方不明者の情報も。
山行は注意深く、天候によっては停滞・撤退を。
一の越方向、ガスに向かって歩く。
2014年09月16日 08:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 8:40
一の越方向、ガスに向かって歩く。
ガスの中は霧雨、ザックカバーとカッパ上を着て高度を上げる。
2014年09月16日 09:06撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:06
ガスの中は霧雨、ザックカバーとカッパ上を着て高度を上げる。
ガスは濃くなったり薄くなったり。
雨はパラパラ、風がないのが救い。
2014年09月16日 09:09撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:09
ガスは濃くなったり薄くなったり。
雨はパラパラ、風がないのが救い。
一の越。
2014年09月16日 09:09撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:09
一の越。
こんな天気でも紫外線チェッカーでは中から強を示す。
2014年09月16日 09:41撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:41
こんな天気でも紫外線チェッカーでは中から強を示す。
雄山の三角点
2014年09月16日 09:59撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:59
雄山の三角点
2014年09月16日 10:00撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 10:00
ガスが濃い。止まると寒いので中で休憩。
御朱印をもらう、¥500。
サーモスでインスタントのカフェオレをいれ、どら焼きで一息。
2014年09月16日 10:00撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 10:00
ガスが濃い。止まると寒いので中で休憩。
御朱印をもらう、¥500。
サーモスでインスタントのカフェオレをいれ、どら焼きで一息。
ガスの中出発。
2014年09月16日 10:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 10:49
ガスの中出発。
雄山神社。
2014年09月16日 10:49撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 10:49
雄山神社。
2014年09月16日 11:03撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:03
大汝山への分岐、剣山荘への到着時間が心もとないため、
頂上は行かず巻いて先に進む。
2014年09月16日 11:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:09
大汝山への分岐、剣山荘への到着時間が心もとないため、
頂上は行かず巻いて先に進む。
2014年09月16日 11:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:09
雄山頂上分岐、ここも巻いて先へ進む。
2014年09月16日 11:20撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:20
雄山頂上分岐、ここも巻いて先へ進む。
風と共にガスの薄い箇所が出てきた。
2014年09月16日 11:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:24
風と共にガスの薄い箇所が出てきた。
一部ガスが薄くなりつつある。
2014年09月16日 11:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:28
一部ガスが薄くなりつつある。
2014年09月16日 11:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:31
左側、雷鳥平方面のガスが右側に抜ける。
2014年09月16日 11:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:31
左側、雷鳥平方面のガスが右側に抜ける。
雪渓とガスで水墨画のような風景が続く中、歩を進める。
2014年09月16日 11:32撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/16 11:32
雪渓とガスで水墨画のような風景が続く中、歩を進める。
風と共に稜線を飛ぶように抜けていくガス、
合羽を着ていてちょうどいい。
2014年09月16日 11:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:36
風と共に稜線を飛ぶように抜けていくガス、
合羽を着ていてちょうどいい。
チングルマ。
2014年09月16日 11:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:54
チングルマ。
真砂岳も巻いて先へ進む。
2014年09月16日 11:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 11:56
真砂岳も巻いて先へ進む。
2014年09月16日 12:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 12:16
2014年09月16日 12:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 12:19
進むにつれてガスが晴れる時間が増えてきた。
2014年09月16日 12:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 12:28
進むにつれてガスが晴れる時間が増えてきた。
2014年09月16日 12:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 12:40
別山乗越到着。
2014年09月16日 13:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 13:02
別山乗越到着。
剱御前小屋到着。
2014年09月16日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 13:16
剱御前小屋到着。
チングルマ。
2014年09月16日 13:50撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 13:50
チングルマ。
剱沢のテン場を見ながらすすみ、唯一の雪渓をわたる。
2014年09月16日 13:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 13:55
剱沢のテン場を見ながらすすみ、唯一の雪渓をわたる。
チングルマの群落。
2014年09月16日 14:09撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 14:09
チングルマの群落。
もうすぐ・・・すぐ・・・すぐ・・・けっこうあるやん!
がしがし降りて
2014年09月16日 14:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 14:13
もうすぐ・・・すぐ・・・すぐ・・・けっこうあるやん!
がしがし降りて
今日の宿、剣山荘に到着。
2014年09月16日 14:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 14:31
今日の宿、剣山荘に到着。
剣山荘の案内板。
2014年09月16日 15:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 15:56
剣山荘の案内板。
黒百合のコル方面、ガスがわいてくる。
ガスは出たり晴れたり。
2014年09月16日 16:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/16 16:43
黒百合のコル方面、ガスがわいてくる。
ガスは出たり晴れたり。
出発前、白馬連邦鹿島槍方面。
朝焼けがご来光を期待させる。
2014年09月17日 05:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 5:24
出発前、白馬連邦鹿島槍方面。
朝焼けがご来光を期待させる。
右手前が剣山荘、中央左は剱沢小屋。
2014年09月17日 05:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 5:34
右手前が剣山荘、中央左は剱沢小屋。
一服剱よりご来光を・・・朝日だ、残念。
2014年09月17日 05:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 5:52
一服剱よりご来光を・・・朝日だ、残念。
朝日。
2014年09月17日 05:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 5:59
朝日。
トリカブト。
2014年09月17日 06:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 6:04
トリカブト。
鳥。
トリミングしたら少し手ぶれしていたようだ。
2014年09月17日 06:10撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 6:10
鳥。
トリミングしたら少し手ぶれしていたようだ。
富山湾が見える。
2014年09月17日 06:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 6:56
富山湾が見える。
剱が見えてくる。
2014年09月17日 06:59撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 6:59
剱が見えてくる。
高度を上げて来た。
2014年09月17日 07:00撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 7:00
高度を上げて来た。
登って降りての繰り返し。
2014年09月17日 07:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 7:41
登って降りての繰り返し。
カニのタテバイ。
1
カニのタテバイ。
貧登フラッグonカニのタテバイ
2014年09月17日 07:53撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 7:53
貧登フラッグonカニのタテバイ
カニのタテバイの途中から、下方を。
2014年09月17日 07:56撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 7:56
カニのタテバイの途中から、下方を。
カニのタテバイの途中から、上方を。
2014年09月17日 07:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 7:57
カニのタテバイの途中から、上方を。
カニのタテバイの途中から、後方を。
1
カニのタテバイの途中から、後方を。
カニのタテバイの途中の岩の間に咲く花。
2014年09月17日 08:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:02
カニのタテバイの途中の岩の間に咲く花。
室堂まで見渡せる。
もうすぐ山頂。
2014年09月17日 08:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
2
9/17 8:19
室堂まで見渡せる。
もうすぐ山頂。
祠が見えてきた。
2014年09月17日 08:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:22
祠が見えてきた。
剱岳登頂。
2014年09月17日 08:28撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:28
剱岳登頂。
2014年09月17日 08:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:36
2014年09月17日 08:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 8:36
2014年09月17日 08:36撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:36
2014年09月17日 08:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:44
2014年09月17日 08:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:47
2014年09月17日 08:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 8:51
山頂を後にする。
2014年09月17日 09:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:01
山頂を後にする。
カニのヨコバイ。
2014年09月17日 09:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:16
カニのヨコバイ。
2014年09月17日 09:23撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 9:23
梯子。
2014年09月17日 09:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:26
梯子。
2014年09月17日 09:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:29
どんどんすすむ。
2014年09月17日 09:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:31
どんどんすすむ。
2014年09月17日 09:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:34
さらば、剱岳。
2014年09月17日 09:54撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:54
さらば、剱岳。
岩にしがみついて登ったり下りたりしながら、
テンポよく高度を下げる。
2014年09月17日 09:55撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 9:55
岩にしがみついて登ったり下りたりしながら、
テンポよく高度を下げる。
2014年09月17日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 10:41
西側(富山側)は雲海となった。
天候の悪化が気になる。
2014年09月17日 10:41撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 10:41
西側(富山側)は雲海となった。
天候の悪化が気になる。
剣山荘前から一服剱。
2014年09月17日 11:11撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 11:11
剣山荘前から一服剱。
剣山荘と一服剱。
2014年09月17日 11:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 11:40
剣山荘と一服剱。
西側からガスが。
2014年09月17日 11:46撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 11:46
西側からガスが。
あっという間に一面ガス。
2014年09月17日 12:01撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 12:01
あっという間に一面ガス。
晴れたりガスったりを繰り返しながら剱御前小屋に到着。
2014年09月17日 13:05撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 13:05
晴れたりガスったりを繰り返しながら剱御前小屋に到着。
雷鳥沢を延々下る。
2014年09月17日 13:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 13:31
雷鳥沢を延々下る。
一部紅葉が始まっている。
2014年09月17日 13:47撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 13:47
一部紅葉が始まっている。
初めて見たわさびの花
2014年09月17日 13:51撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 13:51
初めて見たわさびの花
雷鳥沢テン馬手前の橋を渡り、
2014年09月17日 14:02撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:02
雷鳥沢テン馬手前の橋を渡り、
雷鳥沢のテン場。
ここからは、室堂まで登りとなる。
2014年09月17日 14:04撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:04
雷鳥沢のテン場。
ここからは、室堂まで登りとなる。
昨日はガスだった立山三山がはっきり見える。
2014年09月17日 14:17撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
9/17 14:17
昨日はガスだった立山三山がはっきり見える。
雷鳥沢ヒュッテを経て地獄谷へ。
風向きによってはむせるほど火山性ガスが強い。
2014年09月17日 14:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:18
雷鳥沢ヒュッテを経て地獄谷へ。
風向きによってはむせるほど火山性ガスが強い。
地獄というにはあまりに美しく感じるのは私だけだろうか。
しかし、斜面のハイ松はガスにさらされて枯れている。
やはり生物にはつらい環境なのだ。
2014年09月17日 14:18撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:18
地獄というにはあまりに美しく感じるのは私だけだろうか。
しかし、斜面のハイ松はガスにさらされて枯れている。
やはり生物にはつらい環境なのだ。
室堂方向は濃い色の雲がかかり始めていた。
その中を飛ぶヘリコプター。
2014年09月17日 14:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:30
室堂方向は濃い色の雲がかかり始めていた。
その中を飛ぶヘリコプター。
血の池地獄。
2014年09月17日 14:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:34
血の池地獄。
血の池地獄。
2014年09月17日 14:34撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:34
血の池地獄。
山崎カール。
2014年09月17日 14:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:40
山崎カール。
山崎カール。
2014年09月17日 14:40撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:40
山崎カール。
室堂山荘ー一の越山荘ー雄山が一望できた。
しかし上空は雲がかかり始めている。
2014年09月17日 14:42撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:42
室堂山荘ー一の越山荘ー雄山が一望できた。
しかし上空は雲がかかり始めている。
みくりが池
2014年09月17日 14:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:44
みくりが池
みくりが池。
2014年09月17日 14:44撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:44
みくりが池。
あと少しで室堂。
2014年09月17日 14:52撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:52
あと少しで室堂。
立山の湧水が冷たくてうまい。
空っぽのペットボトルに補充し、車までの飲料水とした。
2014年09月17日 14:57撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:57
立山の湧水が冷たくてうまい。
空っぽのペットボトルに補充し、車までの飲料水とした。
ありがとう剱岳、立山。
また来る機会はあるのだろうか。
2014年09月17日 14:58撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 14:58
ありがとう剱岳、立山。
また来る機会はあるのだろうか。
帰りのバスは高度を下げていくに従い、
雲の中に入り、いつしか雨となった。
2014年09月17日 15:24撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 15:24
帰りのバスは高度を下げていくに従い、
雲の中に入り、いつしか雨となった。
称名滝もガスの中。
2014年09月17日 15:43撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 15:43
称名滝もガスの中。
10分ほどの待ち時間でケーブルカーに乗車、
駅に着くと雨は降っていなかった。
2014年09月17日 16:19撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
9/17 16:19
10分ほどの待ち時間でケーブルカーに乗車、
駅に着くと雨は降っていなかった。
帰りのログ。
帰りのログ。
行きのログは全然とれていなかった為なし。
帰りのログ。
行きのログは全然とれていなかった為なし。
帰りのログ。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ポール サーモス

感想

休みは前もってもらっていたのだが、どこに行くかは天候を見て決める予定だった。
立山に行こうと思い立ったのは、北の方が天気図的に大きな崩れがなさそうだったから。
どうせなら撤退覚悟で剱岳まで行くか。

去年7月の立山三山縦走計画の際は、大荒れで雷鳥沢ヒュッテに24時間停滞、のち縦走中止。せめて雄山まではと登ったものの、一の越にて強風撤退。雷鳥親子を見られたからよかったものの、登山的にはいまいちの結果だったのだ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-321108.html

当日が近づくに従って、降水確率は低くなってく。立山は高気圧のへりっこにかかっている。いい感じだ。
一日目、立山ケーブルカー駅は曇り。雨なら剱はやめようと話しながら、6時に開くチケット売り場に並ぶ。見込んでいた高気圧には入っていないようだが、暑くもなく寒くもなく、風もない。JAF割りでチケットゲット、満員の始発のケーブルカーで美女平、スムーズに乗り換えてバスで室堂へ。室堂で登山届を出していざ出発。
しかし、室堂から一の越方面はガスの中。またガスか。
歩き始めると10分ほどで視界がなくなり、同時にぽつぽつと雨が降り出した。雲の中に入ったようだ。強くはならないが、カッパのジャケットとザックカバーをはおった。
カメラもザックへ、代わりに予備のコンデジを懐へいれ高度を上げる。
周囲は登山者と観光客が半々。あっという間に一の越へ到着。あれ?こんなに近かった?前回は雨風霧の中、ザックカバーをはためかしながらだったから遠く感じたのだろう。
続いて雄山方面へ。ここからはがれた岩を登っていく。ガスで視界がない中で延々登っていって、ついに雄山神社につく。神社で御朱印をもらう。¥500なり。
ついでに行動食のおにぎりと、サーモスからお湯を出し熱いカフェオレをつくる。
少々寒いくらいだったので、しっかりと食事でエネルギー補給。
この時が一番ガスが濃かったようだ。
大汝山、富士の折立、真砂岳、別山、いずれも山頂はパスし、巻いて先へ急ぐ。
真砂岳あたりからややガスが薄れてきて、西側には雷鳥沢のテン場が見え隠れしている。そのうち視界が開けてきて、しばらくは室堂まで見渡せる時間帯もあった。
稜線をガスが左(西)から右(東)へ、勢いよく吹き上がっていく様は圧巻だ。
別山から剱御前小屋までは、ガスがはれたら右手に剱沢、左に雷鳥沢とパノラマが広がって気持ちいい。あんまり晴れなかったけどね・・・。
剱御前小屋から中腹の登山道を通って剣山荘へ。稜線の東側のため、ガスがかかると薄暗い。雪渓を通過し、「剣山荘下へ、もうすぐ」の立て看板に従い、下へ。しかし意外に遠い。
山小屋が見えたらすぐ。到着。ふぅ、15時前につけたか。


剣山荘の中は明るい。チェックイン後、荷物の明日持っていくものをアタックザック(=同行者のザック)にまとめなおす。
夜間装備はふとんの頭もとにスタンバイ。シャワーを浴びて、そう、剣山荘にはシャワーがあるのだ!お湯で汗を流す。さっぱりした。気持ちいい。
屋内は12℃、外は8℃。ガスが右から左から行ったりきたり、白馬連峰はガスの合間から時々顔を出すのみ。
食事は17時。明日の弁当は18時ごろ渡してくれるらしい。飯食ってすぐにふとんに潜り込む。うつらうつらしていると、弁当が出来た、と放送が。弁当ゲットして速やかに就寝。
明日の出発は5時過ぎ予定。

時々目が覚めながら、4時に起床。食堂で弁当をたべる。食堂にはクノールのスープが。温かさがたまらなくうまい。スタッフにサーモスにお湯を入れてくれるように頼むが、朝が早すぎてまだ発電機が動いていないため、無理とのこと。仕方なく前日のお湯そのままで持っていくことになった。ま、ほどほど熱かったためコーヒーやスープ位ならOKだ。
さて、外はまだ薄暗い。私の体に合わないアタックザックはパンパンで、ベルトを締めると首と肩にベルトが食い込む。
まだ暗い中、目の前の一服剱へ向けて歩を進める。東側には朝焼けとともに鹿島槍が。
出発してすぐに明るくなり、ヘッドランプは無用のものとなる。一服剱でご来光を見られるか、しかし、まだエンジンのかかってない体が重い。急坂にめげそうになる。
手足を使ってよじ登り、一服剱山頂は、もういいかな、って思ってしまうくらい十分山頂感あふれるものだった。よじ登り、おずおず下る、これがいくつも続く。「駄目なら撤退」を合言葉に先に進むことにした。
一服剱を降りるとがれたコルを前剱に向かって歩く。下を見たら鳥が。ホシガラス。なにか丸い実らしきものをくわえていた。左右の見晴らしがよく、気温も上がってきてテンションが上がってくる。
順調に前剱、一息入れて行動食のどら焼きを食す。
上がっちゃ降りの繰り返し、しかしそれが楽しくなってくる。同行者も、晴れ、暖かい、無風とこんな良コンデョションはまずないと調子づいてきたようだ。
このあたりで、山頂まで行けそうかな、と思った。
前剱岳を降り、平蔵の頭の鎖場を越えるとカニのタテバイ。慎重に取りつく。スムーズにクリア。その先にはついに、山頂の祠が見えていた。
あぁ、ついにここまで来れたか。
山頂には結構人がいる。かわるがわる写真を撮り、撮ってもらいを繰り返す。
あれが槍で、あれが富士山で、室堂見えてる、などなどの会話が繰り返される。

祠に誰もいなくなった一瞬を狙い、われらが貧登フラッグを屋根に置き、記念撮影。
どら焼きとゼリーでエネルギー補給、下山にかかる。気を緩めず、慎重に、お互いに声をかけながら。
カニのヨコバイは足掛かりが見えない場所にありビビる。先行者のムーブを見ながら後続に声をかけ、お互いフォローしながらパス。梯子も高いがしっかりしているため、不安はない。前剱で剱岳に別れを告げ、一服剱目指して進む。このあたりから荷揚げ用のヘリがあちらこちらへと荷揚げを行うため、右へ左へ飛んで行っていた。青い空にヘリがかっこいい。
一服剱山頂で一休み、水とエネルギー補給後、眼下に見える剣山荘へと出発する。
剣山荘までは快晴で、高度を下げたため、暑く感じるくらいだった。
パッキングしなおし、防寒着やカッパはいらなさそうなので一番下に。
アタックザックから自分のザックに荷物を詰め込む。アタックザックより重いのに、背負った感じがしっくりくる。ザックはフィット感が大事。
ここからは登り。剱御前小屋目指して、昨日降りた道を登る。今まではよじ登るだった為か、単調な登りが辛い。しかも稜線の向こう側からはガスがおりてくる。ガスはめまぐるしく動き、覆ったり晴れたりが剱御前小屋まで続いた。丁字分岐からは中腹の道を緩やかに登る。雪渓を通過し、途中で登山道のど真ん中に熊の糞を見てひやりとした。昨日は無かった、確実に。思わず写真に撮ってしまった。(モノがモノだけにupはしていません)
剱御前小屋でしばし休憩。カフェオレを作り、フルーツグラノーラでエネルギー補給。
雷鳥沢を延々下る。一か月前の富士山を思い起こさせる。救いは立山三山の風景と一部紅葉した木々。下りきる直前には初めてわさびの花を見つけた。
くたくたになりながら降り切ったら、雷鳥沢のテン場からは登りになる。去年宿泊した雷鳥沢ヒュッテを右手に見ながら室堂を目指し登る。
目指す室堂の上空の雲の色は黒い。遅くなると天候が不安に思えてきた。休まず進む。
地獄谷の火山性でガスでむせながら、遊歩道に戻ってきた。やっとこさ山崎カール、ミクリガ池を経由し室堂ステーション前、立山玉殿の湧水に到着。冷たい名水は、うまい。疲れた体に染みわたる。
空のペットボトルに補充し、車までの水分補給とした。
振り返り、手を合わせる。ありがとう、立山三山、ありがとう、剱岳。

15時のバスで美女平へ、バスに乗ってしばらくしたらバスは雲の中へ。同時に雨も降ってきた。称名滝はガスで見えない。美女平では霧雨、15分ほど待ってケーブルカーで立山駅へ。
立山駅は曇り、温泉は近くの立山グリーンパーク吉峰、吉峰温泉を予定していた。
https://www.yoshimine.or.jp/relax/index.html
しかし、なんと駐車場入り口には無慈悲な臨時休業の看板が。
こんなことでは焦らない。私にはもう一つの選択肢がある。
アルプスの湯である。
http://www.town.kamiichi.toyama.jp/info/svFacHP.aspx?faccd=200316
こちらは営業していた。
平日だからか、人は少ない印象。中は広く、設備は新しい。
十分に疲れを癒すことができた。

前回行った温泉、ホテル森の風立山。日帰り入浴の時間帯に注意。
広くてたくさんの湯があって楽しかった。
http://www.morinokaze-tateyama.com/spa/index.html

今回の剱岳は、一服剱、又は前剱撤退を念頭に置いた山行だった。
登頂できたのは、
1.雨でなく、鎖・岩が滑らない状態だった
2.気温が温かく、冬用手袋も不要で、着ぶくれしなかった
3.風がなく、岩場で体を揺さぶられなかった
4.人が比較的少なく、渋滞がなく、リズムよく進めたため時間に余裕があった
といった良コンデョションが重なったためだった。

足場が悪い場所が多く、浮石も多い。岩を縦に登り、縦に降りる、という、
剱岳ならではの登山道は、雨が降れば、危険度は格段に上がる。
これが凍り始めると、私の想像を超える危険度となる。

また、長丁場となるため、帰りのバスの時間を考慮し、ペースを把握する必要がある。
何時にどこなら引き返すかを決めておき、時間がないから急いで山頂へ、ということがないよう計画したい。

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