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Yamareco

記録ID: 5159657
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【三頭山から】笹尾根縦走【高尾山まで】 〜浅間峠でこっそりビバーク〜

2023年02月06日(月) ~ 2023年02月07日(火)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
20:37
距離
43.5km
登り
2,744m
下り
3,069m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:34
休憩
1:30
合計
10:04
7:48
4
7:52
7:52
23
9:22
9:27
64
10:31
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9
10:40
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21
11:01
11:09
18
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32
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12:47
9
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2
13:00
13:01
7
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13:09
10
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21
13:40
13:41
28
14:09
14:17
2
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16
14:35
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16
14:51
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6
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9
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15
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20
15:44
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5
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29
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12
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16:51
8
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17:00
11
17:11
17:11
41
17:52
2日目
山行
8:36
休憩
1:54
合計
10:30
6:23
10
6:33
6:34
22
6:56
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35
7:31
7:37
7
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7:45
6
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7:53
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8:15
3
8:18
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7
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14
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27
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27
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15
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10:25
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11:45
8
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6
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5
12:09
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4
12:14
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5
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7
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5
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38
13:38
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4
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14
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12
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10
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6
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0
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ゴール地点
天候 2/6(月)快晴
2/7(火)晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
≪行き≫
峰谷橋バス停下車
・奥多摩駅7時発の「丹波行き」バスに乗車し、所要時間30分弱
・24時間利用可能なトイレと休憩所があります
・一つ先の大河内神社が最寄のバス停ですが、歩いて5分くらいです

≪帰り≫
高尾山口駅
コース状況/
危険箇所等
・全体的に危険箇所はありません
・雪は三頭山の山頂付近などに一部残っていますが、チェーンスパイク等は不要です
・コース自体は明瞭ですが、分岐が多いので方向の確認を
その他周辺情報 ≪水場≫
<日原峠>
・日原峠を北(檜原街道方面)に7〜8分下った登山道脇にあります
・水質は問題なさそうです。浄水器(デリオス)は使いませんでした
・この時期でも勢いよく出ているので、信頼性は高そうです

<三頭山避難小屋>
・確認していませんが、避難小屋を東に3分程度下った場所にあるらしいです
・「枯れていた」「凍結していた」という報告を目にするので、信頼性は高くないようです

≪ビバーク場所≫
※笹尾根上にキャンプ指定地はありません。原則として幕営はできません
・日没を迎えたので浅間峠の東屋でビバークしました。浅間峠は平坦で広く、スペースに余裕があります
・浅間峠は携帯(au)が問題なく使用できます
・槇寄山から三国山の間は、ビバークできそうな場所がそこそこありますが、水場のある日原峠は狭いので不向きです

≪日帰り温泉≫
京王高尾温泉 極楽湯 1000円(休日等1200円)
・高尾山口駅前にある日帰り温泉
・無料休憩所はないので、長居はできません
・泉質は濃いめのアルカリ泉で、しっとりしたお湯です
奥多摩駅7時発の「丹波」行きバスに乗り、峰谷橋バス停で下車。ここはトイレと休憩所があります。
2023年02月06日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 7:31
奥多摩駅7時発の「丹波」行きバスに乗り、峰谷橋バス停で下車。ここはトイレと休憩所があります。
1つ先の小河内神社バス停が最寄ですが、歩いて5分くらいの違いです。浮橋を歩いて奥多摩湖を渡ります。
2023年02月06日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 7:51
1つ先の小河内神社バス停が最寄ですが、歩いて5分くらいの違いです。浮橋を歩いて奥多摩湖を渡ります。
通称「ドラム缶橋」と呼ばれる「麦山浮橋」。通れないことが多い(水位が高くても低くても渡れない)ので、直前情報の確認を。
2023年02月06日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 7:53
通称「ドラム缶橋」と呼ばれる「麦山浮橋」。通れないことが多い(水位が高くても低くても渡れない)ので、直前情報の確認を。
この日は快晴で風がないので安全に渡れますが、奥多摩湖の最大水深は142m。転落注意です。
2023年02月06日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 7:53
この日は快晴で風がないので安全に渡れますが、奥多摩湖の最大水深は142m。転落注意です。
無事に渡り切りました。麦山浮橋は1991年の架け替えでポリエチレン製になりましたが、今でも「ドラム缶橋」の方がしっくりきます。
2023年02月06日 07:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 7:56
無事に渡り切りました。麦山浮橋は1991年の架け替えでポリエチレン製になりましたが、今でも「ドラム缶橋」の方がしっくりきます。
奥多摩周遊道路を10分ほど歩いてヌカザス尾根の取付き部に到着。いきなりの急登です。
2023年02月06日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 8:12
奥多摩周遊道路を10分ほど歩いてヌカザス尾根の取付き部に到着。いきなりの急登です。
取付き部から1時間ちょっとでイヨ山(979.1m)に到着。ここからヌカザス山までが一番傾斜がキツい区間です。
2023年02月06日 09:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 9:21
取付き部から1時間ちょっとでイヨ山(979.1m)に到着。ここからヌカザス山までが一番傾斜がキツい区間です。
何度も歩いたルートですが、この日はザックが重いので特にキツく感じます…。
2023年02月06日 10:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 10:03
何度も歩いたルートですが、この日はザックが重いので特にキツく感じます…。
ヌカザス山(1175m)に到着しました。いつの間にか標識が新しくなっていました。
2023年02月06日 10:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 10:23
ヌカザス山(1175m)に到着しました。いつの間にか標識が新しくなっていました。
ヌカザス山から入小沢ノ峰(1302m)までは「ツネの泣き坂」と言われる区間です。昔々、おツネさんが寛珠院の僧侶(香蘭さん)に逢うために通った道です。
2023年02月06日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:02
ヌカザス山から入小沢ノ峰(1302m)までは「ツネの泣き坂」と言われる区間です。昔々、おツネさんが寛珠院の僧侶(香蘭さん)に逢うために通った道です。
山頂手前は雪がありますが、チェーンスパイク等は不要です。持参したものの結局使いませんでした。
2023年02月06日 11:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:49
山頂手前は雪がありますが、チェーンスパイク等は不要です。持参したものの結局使いませんでした。
三頭山西峰(1527m)に到着しました。スタートから4時間以上かかりましたが、何とか昼前に辿り着きました。
2023年02月06日 11:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:57
三頭山西峰(1527m)に到着しました。スタートから4時間以上かかりましたが、何とか昼前に辿り着きました。
西峰の山頂は広々としており、富士山がドーンとお出迎え。
2023年02月06日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 12:01
西峰の山頂は広々としており、富士山がドーンとお出迎え。
存在感のある鷹ノ巣山。山頂が白くなっています。
2023年02月06日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:58
存在感のある鷹ノ巣山。山頂が白くなっています。
雲取山の方は意外と雪が少ない…?
2023年02月06日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:58
雲取山の方は意外と雪が少ない…?
ゆっくり昼休憩をとった後、笹尾根方面に出発です。三頭山の最高峰は中央峰(1531m)ですが、何度も行っているので今回はパスします。
2023年02月06日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 11:58
ゆっくり昼休憩をとった後、笹尾根方面に出発です。三頭山の最高峰は中央峰(1531m)ですが、何度も行っているので今回はパスします。
程なく三頭山避難小屋に到着しました。立派な建物です。
2023年02月06日 12:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 12:57
程なく三頭山避難小屋に到着しました。立派な建物です。
寝具や備品はありませんが、中は意外と広く、快適そうです。
2023年02月06日 12:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 12:58
寝具や備品はありませんが、中は意外と広く、快適そうです。
小屋に併設したトイレは大と小に分かれています。避難小屋から東に3分ほど下った所に水場があるらしいですが、枯れていることも多いようです。
2023年02月06日 13:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 13:00
小屋に併設したトイレは大と小に分かれています。避難小屋から東に3分ほど下った所に水場があるらしいですが、枯れていることも多いようです。
避難小屋を過ぎるとすぐに大沢山(1482m)。三頭山から近いので、独立した山という感じがしません。
2023年02月06日 13:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 13:08
避難小屋を過ぎるとすぐに大沢山(1482m)。三頭山から近いので、独立した山という感じがしません。
蜂指沢ノ頭(1370m)というピーク。秋口は「スズメバチ注意」の看板をどこかで見かけた気が…。
2023年02月06日 13:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 13:18
蜂指沢ノ頭(1370m)というピーク。秋口は「スズメバチ注意」の看板をどこかで見かけた気が…。
三頭山から1時間30分弱で槇寄山(1188m)に到着しました。おつねさんが香蘭に逢いに来た「寛珠院」は、この近くの西原峠を西側に下った場所にあったそうです。
2023年02月06日 14:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 14:06
三頭山から1時間30分弱で槇寄山(1188m)に到着しました。おつねさんが香蘭に逢いに来た「寛珠院」は、この近くの西原峠を西側に下った場所にあったそうです。
休憩除きでもここまで5時間以上かかっています。こんな遠くまで逢いに来るのは大変ですね…。
2023年02月06日 14:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 14:06
休憩除きでもここまで5時間以上かかっています。こんな遠くまで逢いに来るのは大変ですね…。
三頭山では7〜8人に会いましたが、避難小屋を過ぎたら誰とも会いません。翌日の陣馬山まで静かな山行が続きました。
2023年02月06日 14:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 14:48
三頭山では7〜8人に会いましたが、避難小屋を過ぎたら誰とも会いません。翌日の陣馬山まで静かな山行が続きました。
数馬峠と笛吹峠の間にある笹ヶタワの峰(1121m)。標高自体は緩やかに下がっていますが、アップダウンが多いので、あまりペースが上がりません。
2023年02月06日 14:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 14:57
数馬峠と笛吹峠の間にある笹ヶタワの峰(1121m)。標高自体は緩やかに下がっていますが、アップダウンが多いので、あまりペースが上がりません。
冬枯れしているせいか、「笹尾根」という感じがしませんね…。ルート自体は明瞭です。
2023年02月06日 15:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 15:03
冬枯れしているせいか、「笹尾根」という感じがしませんね…。ルート自体は明瞭です。
丸山(1098m)に到着しました。どこにでもありそうな山名ですが、山頂は平坦なのでビバークできそうな場所です。
2023年02月06日 15:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 15:40
丸山(1098m)に到着しました。どこにでもありそうな山名ですが、山頂は平坦なのでビバークできそうな場所です。
読み方が難しい小棡(コユズリ)峠。フリガナがなければ読めません…。
2023年02月06日 16:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 16:04
読み方が難しい小棡(コユズリ)峠。フリガナがなければ読めません…。
この日10座目の土俵岳(1005m)に到着しました。残念ながら土俵はありません。
2023年02月06日 16:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 16:34
この日10座目の土俵岳(1005m)に到着しました。残念ながら土俵はありません。
土俵岳から10分ちょっとで日原峠に到着しました。狭くてパッとしない峠ですが、笹尾根縦走上の最重要ポイントです。
2023年02月06日 16:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 16:46
土俵岳から10分ちょっとで日原峠に到着しました。狭くてパッとしない峠ですが、笹尾根縦走上の最重要ポイントです。
ここには貴重な水場があります。「飲料水5分」とありますが、空身で7〜8分かかりました。
2023年02月06日 16:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 16:47
ここには貴重な水場があります。「飲料水5分」とありますが、空身で7〜8分かかりました。
水場は登山道の脇にあるので、見落とすことはありません。この時期でも勢いよく出ているので、水場としての信頼性は高そうです。
2023年02月06日 16:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 16:58
水場は登山道の脇にあるので、見落とすことはありません。この時期でも勢いよく出ているので、水場としての信頼性は高そうです。
既に17時を過ぎていますが、日原峠は狭くてビバークには不向きなので、浅間峠に向かいます。今にも日が沈みそう…。
2023年02月06日 17:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 17:09
既に17時を過ぎていますが、日原峠は狭くてビバークには不向きなので、浅間峠に向かいます。今にも日が沈みそう…。
最後の15分くらいはヘッデンを点けて、浅間峠に到着しました。ここをキャンプ地とします。
2023年02月06日 17:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 17:53
最後の15分くらいはヘッデンを点けて、浅間峠に到着しました。ここをキャンプ地とします。
浅間峠は平坦なスペースがそこそこありますが、ビバーク場所として目星を付けていたのはこの東屋。
2023年02月06日 17:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 17:53
浅間峠は平坦なスペースがそこそこありますが、ビバーク場所として目星を付けていたのはこの東屋。
ビバーク準備完了しました。この日は天気が穏やかで、夜になっても寒くないので、快適に過ごせました。携帯も問題なく使えます。
2023年02月06日 18:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/6 18:13
ビバーク準備完了しました。この日は天気が穏やかで、夜になっても寒くないので、快適に過ごせました。携帯も問題なく使えます。
2日目の朝を迎えました。6時30分前だとまだ薄暗いですが、ヘッデン無くても歩けます。
2023年02月07日 06:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 6:24
2日目の朝を迎えました。6時30分前だとまだ薄暗いですが、ヘッデン無くても歩けます。
スタートから1時間ほどで熊倉山(966m)に到着しました。山頂は狭く、眺望もないので先へ進みます。
2023年02月07日 07:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 7:31
スタートから1時間ほどで熊倉山(966m)に到着しました。山頂は狭く、眺望もないので先へ進みます。
軍刀利山(ぐんだりやま)の山頂に建つ軍刀利神社元社。軍刀利神社は今は上野原にありますが、戦国時代(北條氏康の軍勢によって破却)までは、こに社殿が建っていたようです。
2023年02月07日 07:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 7:50
軍刀利山(ぐんだりやま)の山頂に建つ軍刀利神社元社。軍刀利神社は今は上野原にありますが、戦国時代(北條氏康の軍勢によって破却)までは、こに社殿が建っていたようです。
軍刀利神社の由来が書かれています。日本武尊が東征後、帰路で立ち寄った地のようです。
2023年02月07日 07:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 7:50
軍刀利神社の由来が書かれています。日本武尊が東征後、帰路で立ち寄った地のようです。
軍刀利神社は、五大明王の一尊である軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)を祀っていますが、「刀」の字を使っているのは、草薙剣に由来するのかも…?
2023年02月07日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 7:51
軍刀利神社は、五大明王の一尊である軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)を祀っていますが、「刀」の字を使っているのは、草薙剣に由来するのかも…?
スタートから1時間40分ほどで、三国山(960m)に到着しました。東京、神奈川、山梨の県境になります。
2023年02月07日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 8:05
スタートから1時間40分ほどで、三国山(960m)に到着しました。東京、神奈川、山梨の県境になります。
山頂は2〜3張ビバークできそうな感じです。初日にこの三国山まで来れると良かったのですが…。
2023年02月07日 08:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 8:06
山頂は2〜3張ビバークできそうな感じです。初日にこの三国山まで来れると良かったのですが…。
生藤山(990m)は急登なので巻き道を行きます。2日目の方が行程が長いので、なるべく巻いていきます。
2023年02月07日 08:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 8:16
生藤山(990m)は急登なので巻き道を行きます。2日目の方が行程が長いので、なるべく巻いていきます。
茅丸(1019m)は、笹尾根で珍しく眺望の良い山ですが、急登なので巻きます。
2023年02月07日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 8:28
茅丸(1019m)は、笹尾根で珍しく眺望の良い山ですが、急登なので巻きます。
連行山(1019m)は巻けませんが、ピーク感のない山です。
2023年02月07日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 8:44
連行山(1019m)は巻けませんが、ピーク感のない山です。
醍醐丸(867m)と高岩山(800m)も巻いて和田峠に向かいます。特に眺望もないので、何度も登る必要もありません。
2023年02月07日 09:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 9:32
醍醐丸(867m)と高岩山(800m)も巻いて和田峠に向かいます。特に眺望もないので、何度も登る必要もありません。
浅間峠をスタートしてから4時間、和田峠に到着しました。平日ということもあってか、売店は休みのようです。
2023年02月07日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:19
浅間峠をスタートしてから4時間、和田峠に到着しました。平日ということもあってか、売店は休みのようです。
陣馬山の直登(階段)はキツイので、左側の迂回路の方を行きます。
2023年02月07日 10:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:25
陣馬山の直登(階段)はキツイので、左側の迂回路の方を行きます。
スタートから4時間30分かかって陣馬山(854.8m)に到着しました。久しぶりに他の登山者を見かけました。
2023年02月07日 10:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:56
スタートから4時間30分かかって陣馬山(854.8m)に到着しました。久しぶりに他の登山者を見かけました。
少し早いですが、疲れたので昼休憩にします。歩行距離は9kmを超えていますが、この日の行程を考えると、まだ半分も来ていません…。
2023年02月07日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:57
少し早いですが、疲れたので昼休憩にします。歩行距離は9kmを超えていますが、この日の行程を考えると、まだ半分も来ていません…。
陣馬山から眺めると存在感のある生藤山。その奥には小さく三頭山も見えます。
2023年02月07日 10:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:57
陣馬山から眺めると存在感のある生藤山。その奥には小さく三頭山も見えます。
南の方面はやや雲がかかっていますが、富士山や丹波の山々がよく見えます。
2023年02月07日 10:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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2/7 10:59
南の方面はやや雲がかかっていますが、富士山や丹波の山々がよく見えます。
「冬期」「平日」にも関わらず、営業している清水茶屋。この日、営業していた貴重な茶屋は、高尾山とここだけでした。
2023年02月07日 10:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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「冬期」「平日」にも関わらず、営業している清水茶屋。この日、営業していた貴重な茶屋は、高尾山とここだけでした。
陣馬山から30分ほどで明王峠(738.9m)に到着。藤野町では山という扱いのようです。
2023年02月07日 12:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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陣馬山から30分ほどで明王峠(738.9m)に到着。藤野町では山という扱いのようです。
陣馬山から1時間40分ほどで景信山(727m)に到着。陣馬山から先は平坦な道が続くので、少しペースが上がりました。
2023年02月07日 13:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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陣馬山から1時間40分ほどで景信山(727m)に到着。陣馬山から先は平坦な道が続くので、少しペースが上がりました。
景信山は時透無一郎の出身地だそうです。まあ、山の麓でしょうけど。
2023年02月07日 13:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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景信山は時透無一郎の出身地だそうです。まあ、山の麓でしょうけど。
竈門 炭治郎:雲取山
嘴平 伊之助:大岳山
悲鳴嶼 行冥:日の出山

だそうです。
2023年02月07日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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竈門 炭治郎:雲取山
嘴平 伊之助:大岳山
悲鳴嶼 行冥:日の出山

だそうです。
小仏峠に差し掛かりました。ここには明治天皇が明治13年6月17日に休憩をされたという記念碑が建っています。
2023年02月07日 14:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小仏峠に差し掛かりました。ここには明治天皇が明治13年6月17日に休憩をされたという記念碑が建っています。
休憩といっても、現陛下のように登山をされたわけではありません。山梨巡幸の際、輿に乗って小仏峠を越えたそうです。
なお、峠の茶店は今ではすっかり廃屋となっています。
2023年02月07日 14:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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休憩といっても、現陛下のように登山をされたわけではありません。山梨巡幸の際、輿に乗って小仏峠を越えたそうです。
なお、峠の茶店は今ではすっかり廃屋となっています。
小仏峠を出て、小仏城山(670m)に到着しました。「こんなにキツかったか?」と思うくらい山頂手前は急登でした。
2023年02月07日 14:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小仏峠を出て、小仏城山(670m)に到着しました。「こんなにキツかったか?」と思うくらい山頂手前は急登でした。
朝のスタートから9時間以上かかって、ようやく高尾山(599m)に辿り着きました。高尾山に登るのに、これだけ達成感を感じたのは初めてです。
2023年02月07日 15:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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朝のスタートから9時間以上かかって、ようやく高尾山(599m)に辿り着きました。高尾山に登るのに、これだけ達成感を感じたのは初めてです。
この時期の15時30分だと、日暮れが近い感じですね。まあ、日没前に下山できそうなのは良かったです。
2023年02月07日 15:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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この時期の15時30分だと、日暮れが近い感じですね。まあ、日没前に下山できそうなのは良かったです。
稲荷山コースは3月末まで通行止です。6号路(琵琶滝コース)で下山します。
2023年02月07日 15:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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稲荷山コースは3月末まで通行止です。6号路(琵琶滝コース)で下山します。
余力がないので、琵琶滝は上から眺めるだけ。
2023年02月07日 16:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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余力がないので、琵琶滝は上から眺めるだけ。
弘法大師ゆかりの「岩屋大師」も眺めるだけ。大雨時に大師が祈ったら、洞穴が空いて雨宿りができたという場所です。
2023年02月07日 16:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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弘法大師ゆかりの「岩屋大師」も眺めるだけ。大雨時に大師が祈ったら、洞穴が空いて雨宿りができたという場所です。
6号路が終わり、舗装路に出ましたが、駅まではまだ15分くらいあります…。
2023年02月07日 16:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6号路が終わり、舗装路に出ましたが、駅まではまだ15分くらいあります…。
ケーブルカー清滝駅にある北島三郎の銅像。2014年に建てられたものです。
2023年02月07日 16:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ケーブルカー清滝駅にある北島三郎の銅像。2014年に建てられたものです。
17時ちょい前に高尾山口駅に到着しました。全長40kmオーバーのロングコースを無事に歩き切れて良かったです。
2023年02月07日 17:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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17時ちょい前に高尾山口駅に到着しました。全長40kmオーバーのロングコースを無事に歩き切れて良かったです。

感想

奥多摩の長大な尾根である「笹尾根」。
狭義的には、槇寄山から浅間峠までの10km弱の区間を指しますが、広義的には、三頭山から高尾山までの約33kmの区間を指し、こちらが一般的な認識だと思います。
三頭山と高尾山へのアプローチを考えれば、全長は40kmを超えますが、コース上には宿泊(幕営)可能な適当な場所がなく、「通し」で歩くのは困難な縦走路です。

以前から「通しで歩きたい」と思っていましたが、日帰りで歩き切れるような「健脚」ではなく、夜通し歩き続ける「鉄人」でもないので、ビバークが前提となります。
以前の山行から、水場やビバーク場所はある程度把握しているので、他の登山者の邪魔にならない(登山者が少ない)このタイミングでチャレンジしてみることにしました。(熊の冬眠期間を狙ったこともあります)

しかし、重いザックを背負って三頭山の急坂を登るのはキツく、笹尾根に入ってからもアップダウンが多くて、思うようにペースが上がりませんでした。
可能なら初日に三国山まで進んでおきたいところでしたが、日没後にヘッデンを点けて歩いて、浅間峠に辿り着くのがやっとでした。

一晩グッスリ休んで2日目を迎えましたが、予想以上に脚の疲労が残っており、特に登りでペースが上がりませんでした。
陣馬山や小仏城山の登り返し程度でもキツく感じ、高尾山の山頂では、誰よりも登頂の満足感を感じていたと思います。

なお、奥多摩湖から三頭山へのルート上に、「オツネの泣き坂」と呼ばれる区間があります。
以前は、登りのキツさに泣いたんだと思っていましたが、おつねさんが泣いたのは、別の理由だったようです。

今ではダム湖(奥多摩湖)に沈んでいますが、昔は川野城という城があり、杉田入道平広重という城主の元に「おつね」という女中がいたそうです。(時代的には応仁の乱の少し前)
また、城の近くには浄光院という(今でも現存している)寺があり、「香蘭」という若い僧侶がいたそうです。

おつねと香欄は恋仲になり、逢瀬を重ねますが、これを知った住職が香欄を「寛珠院」という寺に移してしまいます。
この「寛珠院」は、三頭山の先にある西原峠の西側(今の郷原バス停の辺り?)にあったようですが、川野城からはかなり離れた場所になります。

香欄を諦めきれないおつねさんは、ある時この寛珠院まで逢いに行きますが、城の勤めが始まる朝方には戻らなければなりません。
ところが、三頭山を越えて杉沢ノ頭を過ぎた辺りで朝日が昇り、お勤めに間に合わないと城主に怒られることから、泣きながら坂を下っていたそうです。
これが「オツネの泣き坂」の由来となっています。

⇓また、奥多摩にはこのような歌が伝わっていますが、これがおつねと香蘭を謳ったものになります。

『遠く遠くながれる明けの鐘 しのび通いのはかなさに 祈る峠の地蔵さま、香蘭、香蘭、月を呼ぶよなツネ泣き峠』

おつねと香蘭のその後が気になりますが、調べてもよく分かりません。
機会があれば、もう少し調べてみようと思います。

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