【飯豊連峰】”本山から最高峰へ”〜たおやかな稜線もダイナミックな起伏を歩く


- GPS
- 52:26
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,771m
- 下り
- 2,765m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:30
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:35
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:21
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:曇り時々晴れ 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(予見してたら、最後2kmの細道でツアー登山者を送った後のタクシーが2台本当に来て、川に落ちないように100mバックしました。) ※参考(公共交通機関) 飯豊登山アクセスバス(山都→川入)8:50→9:35他(全2本) https://www.tif.ne.jp/jp/news.html?news=15262 帰り(川入→山都)(2本) 10:30→11:15 14:45→15:30 行きは時間が遅いので切合小屋泊だと行程に余裕がない。 川入へのバスは金〜月運行の為、それ以外だとタクシーか弥平四郎方面となる。 運行していない日は弥平四郎方面へ下りデマンドバス使用(予約要) 土日だと時間的に行きに利用することは不可。 西会津町民バス(西会津町観光協会) 0241-48-1300 https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/uploaded/attachment/8097.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
【長坂】:その名の通り長い登山道、延々に登りが続く、木の根等滑りやすい箇所あり。 【剣ヶ峰】:岩稜帯。強風時や悪天時に足元が滑りやすく滑落の危険性あり。 特に下山時は足の置き場に注意して通行する必要がある。 【駒返し】:梯子があるが上部は壊れている為、梯子の左側を通行する必要がある。 【御秘所】:岩稜帯で正確なルートを選んで通行する。 全体的にルートが長くタフな行程となる為、計画はゆとりをもって余裕があるようにする必要がある。 |
その他周辺情報 | 飯豊山の山小屋はどれも避難小屋の為、寝具は持参となる。 唯一、切合小屋は食事つきが可能で、一泊3合の米を持参すると料金が安くなる。 切合小屋(要予約) https://iide.3gaku.jp/ 1泊2食付き 8000円(米持参で7000円) その他の小屋も避難小屋だが予約が必要(食事持参) ◆三国小屋 ・笠井 実(090-7061-7295) ◆本山小屋 ・金子 益雄(090-4820-0815) ◆御西小屋 ・井上 邦彦(090-5846-1858) いいでの湯 500円(午前9時〜午後5時)、300円(午後5時〜9時) http://www.sobanosato.jp/spa/ 花咲温泉 一水荘(新潟県五泉市) http://www.issuisou.com/ エメラルドグリーンの温泉 SLばんえつ物語号も夕方に通ります。咲花駅18時10分発。 |
写真
料理は最高に美味しかった。ほか、刺身、あんかけ天ぷら、デザートなど。
エメラルドグリーンの温泉も良かったね gra
温度で色が変わる秘湯でした♨(IKA
感想
東北の百名山の中でも最も難しいとされる飯豊山。
その一つの理由としてはアクセスの問題がある。
一般的な川入の登山口へはバスが運行しているが時間も遅く行きには向いていない。
また野営場まで1時間近くかかるので時間のロスも大きい。
実質的に当日アクセスは三国小屋が限界かと思われます。
しかもこのバスは金〜月までしか運行しておらず、
その他の日はタクシーか別ルートかという選択肢となります。
前日に川入に入って民宿に泊まるということも考えられますが1つは週末しか
やっておらずなかなか難しいとのことです。
すなわち登山口自体が山深くどこにアクセスするとしても
アプローチが大変ということは否めません。
私も当初は公共手段を考えておりいろいろ手段を考えていたのですが
ちょうど百名山のコンプリートを考えておられるグラさんが計画されていたので
便乗させていただくことにしました。
出来るだけ負荷をなくす為には食事提供のある切合小屋に連泊して
山頂アクセス時に軽装にてアタックする方法が無難と考えます。
ただし、切合小屋からの1日ピストンですと大日往復で10時間程かかってくるので
その辺のコンディションが重要であると思われます。
山頂ピストンであればさほどハードではないのですが、稜線歩き、花、景観を
考えるとやはり御西岳方面へのアクセスはあった方がより山行を
楽しむことが出来ると思います。
また飯豊本山は最高峰というわけではないのでPHの意味合いとしても
最高峰の大日岳は押さえておいた方が達成感はあるのではないかと思いました。
花も本山から御西の間にも多く見られ、
固有種であるイイデリンドウもこの辺りで多数見られる為、お勧めです。
イイデリンドウに関しては日照がある程度ないと開花しないようなので
行きに関しては全く確認できなかったのですが午前中にある程度、
日差しもあった為か多く発見することが出来ました。
植生に関しても長く雪渓があったと思われる箇所は花が綺麗な状態で
咲いており見ごたえがありました。
全体的にたおやかなイメージがある稜線ですが岩場も多く通過に注意が
必要な場所はあるので体力面においても重要であると思われます。
また山小屋が避難小屋である為、ある程度の装備は持参せねばならず
それがよりこの山を登るのが困難であると感じました。
IKAさんから飯豊山のお誘いがあり、最近、近くの伊木山とか緩い山しか登ってなく、不安はありましたが、飯豊山を考えていたためご一緒することになりました。
現地集合で、台風のため予定より早く前々日の10時出発、一部高速を使い、燕三条で1泊、前日は下道で喜多方市へお昼前に到着。
(今年もまたこの地域に来たよ。自動車で来るのも3年連続)
そこでIKAさんから東海道新幹線運転見合わせの連絡を受け、今日中に来られるか不安になったが、迂回して腹ペコ状態で何とか前日入りできました。
(切合小屋で2泊一緒となった名古屋からの団体ツアーの方は、名古屋駅ホームで5時間待ったとのこと。)
1日目は、切合小屋まで行程、全身汗だくになりながら、水場にも助けられ、楽しい剣ヶ峰の岩場は風も吹き、三国岳からのアップダウンには堪えたが、予定通りに小屋に到着、冷えた缶ビールが美味かった。
小屋も空いてて快適だった。
本山まで行く元気もなく、名古屋からのツアー団体と前日に新幹線についても談笑。
2日目は、涼しいうちに飯豊山山頂へ、そこからは思ってたより標高差があり、大日岳直下の登りは厳しかった。
御西小屋に戻り缶ビール、少し下った水場の水と冷えてて最高に美味しかった。
IKAさんにイイデリンドウも教えてもらい鑑賞できた。
御西小屋からの飯豊山と、草履塚への地味な登りも厳しかった。
2日連続でも、カレーライスは美味しく、おかわり2回(笑)。
3日目は、午後の雨予報で早めに降りたいところで、
剣ヶ峰とかの岩場も安全に下れたが、
無風で駐車場に着くと全身汗だくで、川で全身洗った。
雨は1日目と2日目の夜に激しく降ったが、行動中は降られず、
まずますの天気に恵まれ、ガスがないと素晴らしい眺めで、
厳しい山域だが、雪渓登りなどでまた行きたいと思う素晴らしい山々だった。
飯豊の湯でさっぱりした後、美味い蕎麦を食べ、
出発すると予報通りに大雨が降ってきた。
懇親会場の花咲温泉へ移動し、人気の温泉でさっぱり、
夕食でIKAさんと無事下山の乾杯して歓談し、部屋で爆睡、
翌日、下道、高速を半々で移動し、岐阜駅で解散となりました。
IKAさん、ご一緒していただきありがとうございました。
登山前日の移動、お疲れさまでした。
グラさんはお久しぶりです。
台風7号の後で新幹線ぐちゃぐちゃだったので、いかちゃんが無事に喜多方までたどり着けるか心配してましたが、何とかたどり着けてよかったですね♪
飯豊は3日間ともお天気に恵まれて何よりです。
そしてお日様がないと咲いてくれないイイデリンドウ🌼も帰路にはたくさん咲いてたようですし。
飯豊本山から大日岳にかけてのお花畑🌸は雄大でしょ!
アクセス大変だし体力もいるし、多分私は二度と行けないと思いますが、
レコでまたこの風景を見せていただいて、ありがとうございました♬
こんばんは
ハマハコさんは7月に行っておられたことで参考になりましたし、お話をしている内に
私も行きたいなという気持ちが高まったので大分影響受けていますw。
新幹線トラブルはちょっと焦りましたがなんとか迂回してたどり着くことが出来ました💦。
道中に関しては高気圧に完全に覆われないので
日中ずっと良い天気が持続するというわけには
いかなかったのですが午前中を中心に早めに活動することによって
雨の影響を受けずに済みました。
大日岳方面のお花畑はやっぱり雰囲気が違いますね🌸。
雪渓があった為でしょうか、まるで7月にきたようなフレッシュさでした。
大日は遠いので果たしてどうかと思っていたのですが
ハマハコさんがお勧め頂いたこともあり
なんとか早朝からがんばって良い景色に出会えました♪。
早朝はまだ咲いていなかったイイデリンドウも日中で開花したというのも収穫です。
私もこの山域は遠いしハードなので2度行くとなると厳しいところです💦。
この機会に良い思い出になって良い夏休みでした🌤。
来月私も行くのでタイムリーな情報をありがとうございます。
やはり厄介そうですね。
気合い入れて望みたいと思います。
本山小屋泊予定なのですが避難小屋なので予約はいらんやろうと勝手に決めつけておりました。
「要予約」と教えて頂けて直ぐに予約致しました。
今更無理なんて言われたらどうしようと思いましたけど大丈夫でした。
本当にありがとうございました。
水場の情報も助かります。水を担いで登るのと登らないのとでは全然ペースが変わりますので。
グルメ情報も有り難いです v(^^)/
お疲れ様でした!!
こんばんは
Aさんも行かれる予定ということで何かしら参考になれれば幸いです。
道中、難しい岩場はなかった感じですが、やっぱりハードで小さい登り下りも多く
標高差が高い印象がありました。下山も暑さもあってかタフな内容でした💦。
山小屋は福島県西会津町商工観光課に尋ねましたところ事前予約が必要とのことでした。
私はお盆始めに予約しようとしたんですが満室でして台風後の日程となりました(><。
水場は数か所あるのですがたっぷりある場所とそうでない場所。
取りに下らないといけない場所等もあります。
また小屋で販売しておりますのでどうしてもという場合は購入するのが良さそうです。
情報等、私でわかることがあれば伝えたいと思っておりますのでお気軽にお尋ねください
ご検討祈ります
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