初めての中央アルプスで、木曽駒ー空木岳をガッツリ歩いてきました〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 1,660m
- 下り
- 3,089m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:30
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:05
天候 | 2日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
その後、2番めの駒ヶ岳ロープウェイに乗って千畳敷まで。 下りは、池山尾根をおりてきて、車道に出たところで、親切な方(空木駒峰ヒュッテの小屋番さんのKさん)に、菅の台まで乗せてもらいました。 ほんとうに助かりました。ありがとうございました。 |
写真
感想
中央アルプスの木曽駒から空木岳まであるいて、池山尾根を降りてきました。
初めての中央アルプスです。
実は、2年前から、行きたいなと思っていて、地図も2年前に買ってはいたんですが、なかなか行けずで、ようやく行けました(^^)
2年待ったかいがあってか、最高の天気に恵まれて、充実の山行になりました。
AM1時に千葉をでて、駒ヶ根の菅の台バスセンターについたのは、4:30くらい。駐車場はかなり余裕がありました。ここで仮眠したかったけど、バスのチケットも並んだほうがいいだろうし、バスののりばにも並んだほうがいいということで、ささっと準備して、並び始めました。
5時過ぎに並んだんだけど、チケットは6番目くらい、バスは40番目位だったかな。
ここで、1つ勘違いが発覚。
朝イチのバスは、5:15だと思い込んでたんですが、7/11は6:15が始発でした。5:15は、7/12とのこと。がーん。まだ一時間以上あるやん。
でも、並んでしまってので、しょうがない。
適当に時間を潰していると、係の人がきて、臨時バス出します〜
とのこと(^^)。やった〜
臨時バスは6時に出ました。
ちょうど俺達の目の前で、一台目のばすの区切りがきてしまったのは少し残念だったけど、そのおかげで、バスもロープウェイも最前列に乗ることが出来ました〜
バスは、結構険しい山道を登っていくので、崖の高度感がすごくてちょっと怖かった。
ロープウェイは、最高の天気で、一番いいところだったので、高度感が半端無く、眼下には滝もバッチリ見えて最高でした。
あっという間に千畳敷まで着いたんだけど、千畳敷からの景色がすごい(^^)
遠くに富士山、少し前に南アルプス勢揃いで、眼下は雲海。
最初っから、テンションマックスです。
ここで、登山カードにきっちり記入して提出。
トイレも借りて、しっかり準備して整えて、さあ出発だあ
と、すぐに祠発見。
駒ヶ岳神社です。
山行の無事をお願いして、今度はほんとに出発だ〜
最初は少し下って、ちょっと広めのところに出て、じわじわのぼって、そのあとギューて登っていく感じです。(よくわからんかな)
前というか上をみたら、青空がバーンとあって、岩山がどーんとぞびえてて、もうたまらん感じ。最高やな〜、すごいなあっていいながらのぼってました。
急坂は、そんなに長くはなく、乗越浄土に到着。ここはすごく広がりのある場所でした。
宝剣、宝剣山荘、中岳とみえて、その向こうには御嶽山がみえて、すごく素敵な場所。いいところだ〜
ひと休憩したあとは、まずは、木曽駒に向かいます。やっぱ、木曽駒は押さえておかなきゃね。
宝剣山荘の横を通り抜けて、まずは中岳、そのあと、一旦下って、木曽駒です。この鞍部に頂上山荘があって、テン場も確認。
ここは、冬にきてみたいと思ってるテン場です(^^)
木曽駒まではひとのぼり(^^)
えいえいと登って行くと、あっさり着きました〜
景色最高。360度全部見える。
ここは人が多かったけど、みんな笑顔(^^)
やっぱりいいなあ〜
で休憩して写真撮ってたら声かけられた(^^)
以前、大人数の飲み会で会ったり、講習会で会った人だった。
びっくりしたなあ〜でも最近はどこ行っても知り合いに会うなあ
お話しして写真も一緒に撮って、またね〜ってお別れしました(^^)
頂上山荘まで戻ってバッジを買おうとしたけど、小屋はまだ開いてなかったよ〜
ここから中岳へ巻き道で行きました。
ちょっと高度感ある感じのところでしたね〜
積雪時は通行止になるはずや
でもすれ違ったおじさんには、いいルート通るね〜って褒められました(^^)
宝剣山荘まで戻ってバッジを購入し、ヘルメットを着用していざ宝剣岳へ〜〜
この辺りは、まわりはキャピキャピしてる感じでしたね〜鎖場が見えると、歓声があがってました(^^)
気をつけていきましょう
宝剣は予想通りの難易度でした。足場も鎖もしっかりしてるから、経験がある人なら大丈夫だと思います。
宝剣の山頂はめっちゃ狭いのに人でいっぱい
どうやらてっぺんの岩に立ちたい人で混んでる模様
並んで待つのもアホらしいのでささっと祠に御参りして写真をとって、極楽平の方に下山開始。
こっちは人が少し少ない感じで、高度感も少し増す感じでしたね〜
こっちの方が楽しかった(^^)
下りの方が難易度高いしね
三ノ沢岳の分岐まできたところで、メットは外し、あとはのんびり稜線歩き〜〜
のはずでした。
ところがそうはいかず(>_<)
アップダウンはわかってたけど、岩場も結構あって、ぼけっとのんびりではなかった〜〜
おまけに相方が寝不足と暑さでかなりばててた。
休憩多めでのんびり行く時間はあったので、休憩多めで行きました(^^)
今日の目的地は檜尾岳
俺の中ではピノキオと呼んでました。
ここには山頂から少し下がった稜線に避難小屋があるのです。
この小屋が建っている位置が絶妙でこの景色を見たいとずっと思ってました。
というのもあって、遠くに見えた時は感動しました。
でもなかなか近づかない(^^);
ばてるとやっぱしんどいね
がんばってピノキオの山頂に着いた時は本当にホッとしたなあ
山頂から見える避難小屋の景色は最高でした。また避難小屋のカタチもかわいいねん(^^)
避難小屋の方に降りてくと、石積みの小屋あとがあって、その先にありました〜
ヤマレコを読んでると、混む時にはいっぱいになるとのこと。
先客はいるかなあと扉を開けてみると、
あれ誰もいないに(^^);
どうやら一番のりだったようです(^^)v
自分のスペースを確保して、あとはのんびり(^^)
この避難小屋には銀マットはたくさん準備されてて寝袋も数個は用意されてました。
千畳敷ホテルの支配人の方の行為とのこと。ありがたいですね〜
自分たちは寝袋は持ってるので使いませんでしたが。
しばらく休憩して、とりあえず水場に行ってみる。
5分くらい尾根を下りていったところにあるとのことだったんですが、行ってみたら雪に覆われてありませんでした(>_<)
しょうがないな
で、小屋に戻ってみると、他の登山者が来てました。
でその方の話を聞いてびっくり
檜尾岳から小屋までの間で熊に遭遇したとのこと(>_<)
いや〜いるとは聞いてたけど、本当にいるんやね〜
会ったらびびったやろなあ
で、水用の雪を取りにいかなあかんかったから、熊の出た辺りに行ってみた(^^)
もちろんクマ鈴鳴らしまくって(^^);
クマは見れなかったけど、雪面に着いた足跡はしっかり見たよ〜〜
雪を掘って集めてる間もかなりキョロキョロ
やっぱりこわいっす(^^)
でも、結局、クマにはあえませんでした・・・
小屋まで戻って、水をつくって、ご飯を作って、食べました。
この日はほとんど寝てないし、夜に星が見えたら起きてみたいので、早めに寝ることに。
一番乗りで寝てしまいました。
夜中に何度か起きて、様子をみて、窓を開けて外を見てもらったところ、ガスってて星が見えないとのことで、就寝。
他の誰かが、外に行った時にも、星のことを確認されている声が聞こえて、あんまり見えなかったとのことで、また就寝。
でも、2時ころなら、見えてたのかもな〜とちょっと後悔。
寝てしまうと眠たさに負けてなかなか起き上がれないんですよね〜
いつもの課題です・・・
で、朝
4時ころに外に出てみると、空はいい感じに明けてきている。
この時間はいいよね、一番好きな時間やな。太陽が出る前の30分くらいが、マジックアワーだと思う。
で、空が綺麗だよ〜って、小屋に戻ると、他の人達も一斉に起きだして、外に出ました。
みんなで、日の出鑑賞(^^)
最高でした。
寒くもなく、雲もなく、風もなく、穏やかでいい朝だったなあ。
雲海もめっちゃきれいやった。
日の出を見たあとは、さくさくと準備して、さあ出発!
同じ小屋の男性3人組が先行している以外の方は、このまま尾根を降りて帰るとのこと。俺達は、空木までいくぞ〜、行けるかな〜って感じでしたね。
檜尾岳にまで来た時点で眺める空木岳はまだまだ遠い感じ。
いくつ山を越えていかないといけないんだろなあ〜ッて感じでした。
とりあえずは、目の前のピークを目指す。
このあたりのコースも基本的には岩場が多い。
鎖がついてるところもあるし、ついてなくてもけわしいところも多かった。
まだまだ元気なので、さくさくのぼります。
と、振り向くと10人位の集団がすごいスピードで迫ってくる。
おいぬかれながら、ちょっとみると、TJARのちっさなゼッケンが。
あれ、TJAR(トランスジャパンアルプスレース)って、今年も開催だったけかな、それにこの時期かなあと疑問に思ってたので、次の集団に思い切って聞いてみた。
そしたら、TJARのトレーニングキャンプで、朝3時過ぎに木曽駒をスタートして来たとのこと。
なるほど・・・
え〜、ひょえ〜
すごすぎるやん
このあとにも十数名には抜かれました(^^)
檜尾から空木への稜線歩きも結構がっつり岩場歩きでしたね〜
ぼけっとのんびりってわけには行かんかった(^^);
ピークを越えて越えてガツンと降りると木曽殿小屋に到着
ここで水場まで近いとのことで歩いて行って水補給
冷たくてめっちゃ美味かったよ〜
ここからは空木岳に向かって一気のぼり
つらかったけど、空にのぼって行く感じがすごく良くて萌えた〜〜
この辺りでは檜尾避難小屋で一緒させて頂いた男性三人組と前後して励まし合いながらのぼれました(^^)
ここをのぼればピークってとこに上がってみると
第一ピークって書いてある
ちょっとがっくりきたなあ
気を取り直して歩き出す
このあともここをのぼればってとこを越えて行って
ようやく空木岳山頂(^^)
景色最高でした
泊まってた避難小屋もバッチリ見えて、歩いて来たルートも見渡せて満足感たっぷり(^^)v
山頂で腹ごしらえして、駒峰ヒュッテまで降りて、バッジを購入
ここでの出会いがこのあと、うれしい出来事につながるました(^^)
あとは下るのみ〜〜
とは行ってもめっちゃ長い
若干熱中症にもなっちゃいました。
池山尾根は思いの外、よかった(^^)
鎖場もあるし変化に富んでておもしろかった(^^)
山頂付近は屋久島ちっくで素敵でした(^^)
だいぶ降りてきた池山小屋の付近に水場があって、ゴクごく飲めました
ここからはあと少し〜〜
予定通り降りれそうです〜
途中でカエルにめっちゃビビったりしながら、降りて行きました(^^)
つづら尾根の下でショートカットできそうなルート発見
ちょっと躊躇してたら、先行の方が振り向いてくれて
ショートカットできるけど急なとこもあるよ〜
とのこと(^^)
もちろんショートカットさせて頂きました。
でサクッと駐車場(今は使えない)のとこに出て、また山道を下って菅の台をめざします。
で、サクサク降りてくと林道のとこに出た〜〜
ここにはタクシーを呼べるとこですね〜
で、一息して、歩いて降りようかと思ってたら、先ほどショートカットのとこで声かけてくれた方が車のそばにいて、
菅の台まで行くなら乗っていきます?
って声かけてくれました(^^)
よくみると駒峰ヒュッテでバッジの対応をしてくれた方でした〜〜
めっちゃうれしかった〜
もちろんお言葉に甘えて乗せて頂きました(^^)
車中では駒峰ヒュッテの話とか空木の話とかを聞かせて頂いてすごく楽しかったです。
ありがとうございました(^^)
お名前を聞けずだったんですが、あとで雑誌に載ってるのを発見(^^)
Kさん、お世話になりました。
ホカホカの気持ちになって、こまくさの湯に行って、さっぱりして、明治亭でソースカツ丼を食べて、帰路に着きました(^^)
今回の縦走は、天気にも恵まれ、人の優しさにも触れられ、がっつり歩けたし、最高の山行と成りました(^^)
やま最高!!!!!
はじめまして
去年の8月に同じコース、同じ小屋を行ったものです。
懐かしく見させていただきました。
小屋から見た朝の景色のすばらしさ。空木までのしんどい道のり
空木のすばらしさ。空木からの長い下りもなつかしい。
また行きたいなーと思ってしまいました。
コメントありがとうございます(^^)
いい天気でしたね〜
このコース、満足感のあるコースでした(^^)
北岳も最高だったみたいですね〜
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