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Yamareco

記録ID: 6893863
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳赤岳・東稜ルート(日帰り)

2024年06月17日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.2km
登り
1,580m
下り
1,580m

コースタイム

日帰り
山行
11:59
休憩
0:41
合計
12:40
5:20
0
スタート地点
5:20
5:20
13
5:33
5:33
15
5:48
5:48
12
6:00
6:00
25
6:25
6:25
17
真教寺尾根・2合目
6:48
6:48
5
6:53
6:53
16
大門沢方面分岐
7:09
7:09
25
真教寺尾根・3合目
7:34
7:34
37
天狗岩
8:11
8:11
18
8:29
8:29
22
8:51
8:51
24
2316ピーク
9:15
9:15
40
真教寺尾根・6合目
9:55
10:10
31
赤岳東稜取付き
10:41
10:41
27
赤岳東稜の基部
11:08
11:08
82
第1岩峰(基部)
12:30
12:30
31
第2岩峰(基部)
13:01
13:01
18
第3岩峰(基部)
13:19
13:26
10
13:36
13:36
12
13:48
13:48
18
真教寺尾根・9合目
14:06
14:06
23
真教寺尾根・8合目
14:29
14:48
25
赤岳東稜取付き
15:13
15:13
16
真教寺尾根・6合目
15:29
15:29
22
2316ピーク
15:51
15:51
12
16:03
16:03
17
16:20
16:20
20
天狗岩
16:40
16:40
9
真教寺尾根・3合目
16:49
16:49
0
16:49
16:49
10
賽の河原
16:59
16:59
10
サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅
17:09
17:09
24
真教寺尾根・2合目
17:33
17:33
9
17:42
17:42
11
17:53
17:53
7
18:00
18:00
0
18:00
ゴール地点
天候 06/17(月)→はれ/くもり
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■美し森登山口駐車場(無料)
■交通→中央道・小淵沢IC〜約30分
■駐車台数→70台(無雪期)
■トイレ→あり。
■水場→なし。
■登山ポスト→なし(用紙・ペンあり)
■24時間利用→可能
■その他→売店・観光案内所あり(無雪期)
コース状況/
危険箇所等
■美し森登山口駐車場(1,476m)
上記のアクセス欄を参照して下さい。
駐車台数は登り→4台・下り→1台です。
1つ目の登山ポスト→美し森観光案内所にあり(用紙・ペンあり)


■美し森(1,540m)
美し森登山口駐車場から約15分で美し森に到着です。
美し森に展望台(休業中)がありますが売店・トイレは閉鎖中です。
※別称→美し森展望台・美し森山と呼ばれます。


■たかね荘分岐(1,561m)
美し森から約15分でたかね荘分岐に到着です。
2つ目の登山ポスト(用紙・ペンあり)がありますがたかね荘が令和4年3月で閉所しているので、登山届を投函しても回収される可能性が低く美し森観光案内所の登山ポストを利用した方が事故の場合は対応が早いと考えられます。


■羽衣池(1,627m)
たかね荘分岐から約10分で羽衣池に到着です。
羽衣池まで0.4km続く木製階段は段差が大きく歩きにくく、木製階段の両側の草付きが歩きやすいです。
通年、羽衣池は水量が少なく反対側に登山道があります。羽衣池〜賽の河原まで登山道が笹払いされています。
ここから本格的な登山道が始まります。


■真教寺尾根・2合目(1,789m)
羽衣池から約25分で真教寺尾根・2合目に到着です。
熊笹の平原で展望はなく、2合目の道標に気付かず通過する場合があります。


■リフト山頂駅(1,879m)
2合目から約15分でリフト山頂駅に到着です。
スキー場のリフトは登山者も利用可能ですが営業時間が遅いので、下りで利用する以外はメリットがありません。
登山道からリフト山頂駅に入る場合は電流線に注意が必要です。
※パノラマリフト→09:00〜16:00、営業→04/27(土)〜11/04(月)、料金→往復2,600円(片道→不明)
※別称→清里テラス・サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅と呼ばれます。  


■賽の河原(1,902m)
リフト山頂駅から約5分で賽の河原に到着です。
開けた広場になり幕営適地・休憩適地になり、県界尾根へ続く大門沢方面分岐があります。
晴天時には正面手前→牛首山、正面奥→赤岳東壁が見えます。


■大門沢方面分岐(1,902m)
賽の河原から約5分で大門沢方面分岐に到着です。
開けた広場になり幕営適地・休憩適地になり、県界尾根へ続く大門沢方面分岐があります。
晴天時には正面手前→牛首山、正面奥→赤岳東壁が見えます。
ここから登山道は笹払いがされていません。


■真教寺尾根・3合目(1,984m)
大門沢方面分岐から約15分で真教寺尾根・3合目に到着です。
背後の展望が開けてきて奥秩父山塊・富士山が見え、牛首山に向けて徐々に傾斜が増します。


■天狗岩(2,114m)
3合目から約25分で天狗岩に到着です。
開けた展望があり休憩適地になりますが、崩落地なので注意が必要です。


■牛首山(5合目・2,280m)
天狗岩から約35分で牛首山(5合目)に到着です。
牛首山〜扇山〜2316ピークへ向かうと左側に権現岳〜天狗尾根・正面に赤岳東壁が見えてきます。
積雪期には牛首山〜標高2,500mの区間が幕営適地です(無雪期→幕営適地に不向き)
真教寺尾根(美し森登山口駐車場〜真教寺尾根分岐)の中間点です。


■扇山(2,330m)
牛首山(5合目)から約20分で扇山に到着です。
積雪期は快適な幕営適地になり大型テントの設置も快適です。樹林帯から垣間見える赤岳東壁がよく見えて観察できます。

  
■2316ピーク(2,316m)
扇山から約分で2316ピークに到着です。
地図には2316ピークが記されていますが、現地には道標はなく気付かず通過する場合があります。


■真教寺尾根・6合目(2,350m)
2316ピークから約25分で真教寺尾根・6合目に到着です。
ここから赤岳東稜取付きまでゴーロ帯の登山道になり、赤岳東稜取付き〜竜頭峰まで岩場・鎖場の急登になります。
6合目の道標に気付かず通過する場合があります。


■赤岳東稜取付き(2,531m)
6合目から約30分で赤岳東稜取付きに到着です。
真教寺尾根から県界尾根側へ大門沢左俣をトラバースして赤岳東稜の基部へ向かいます。
赤岳東稜取付きは開けた疎林帯の白い大木が目印になり、竜頭峰から見ても真教寺尾根にある疎林帯が確認できます。
今回に限らず多くの登山者が真教寺尾根の標高2,501m〜2,531mの区間から(写真143枚目を参照)赤岳東稜へ取付きますが、強者はサンメドウズ清里スキー場から入山して、大門沢本谷を下部から登り大門沢左俣・右俣の分岐点(正式な赤岳東稜の末端)から登ります。例えると槍ヶ岳・北鎌尾根の湯俣クラシックルートではなく、水俣乗越ルートからズルをして登るイメージです。


■赤岳東稜の基部(2,551m)
赤岳東稜取付きから約30分で赤岳東稜の基部に到着です。
当日の大門沢左俣は小さい枝沢(雪渓あり→通過なし、水量は極少)を30分トラバースして、正面に見える岩稜帯を目指します。事前に取得したGPSより100m上部から赤岳東稜の基部に取付きましたが、正確な場所はないので倒れた倒木を登って岩稜帯に乗っ越します。
第1岩峰の基部が標高2,635mになり、標高2,600m以下ならばどこでも赤岳東稜の基部と考えて良いと思います。
ここから赤岳東稜ルート(赤岳東稜の基部〜竜頭峰)が始まり無雪期は崩れる草付き・脆い岩壁・傾斜50度〜60度の急登・抜け落ちるハイマツ帯・強烈なナイフリッジの藪こぎを高所で登りますがエスケープルートはありません。
大門沢(左俣・右俣)が大きな沢で積雪期は雪崩の通過点になり、雪崩で押し流された岩・倒木が不安定に堆積しているので無雪期も積雪期も通過するには特に注意が必要です。
今回は赤岳東稜取付き〜竜頭峰までチェーンアイゼンを使用しましたが、とても役立ちました(前日の雨で崩れた滑りやすい急登の草付きで大活躍)


■第1岩峰の基部(2,635m)
赤岳東稜の基部から約25分で第1岩峰の基部に到着です。
赤岳東稜の基部の乗っ越してからすぐにシラビソ・シャクナゲの初級の藪こぎが始まり、約20分で第1岩峰の基部です。
第1岩峰は左→崩れる草付きのトラバース路・中央→脆い直登の岩壁(標高差70m)・右→切れ落ちた岩壁の藪こぎになります。
赤岳東稜ルートを登るのでできる限り直登・岩登りに拘りますが、無雪期は思い通りにルート選びができません。
右側の岩壁を偵察しますが崩れる草付き・傾斜50度〜60度の急登の抜け落ちるハイマツ帯で断念します。
中央の岩壁は藪こぎはありませんが取付きに新しい落石が2ヶ所あり、触れるとボロボロ崩れるので左側のトラバース路を選択します。
結局、簡単なトラバース路(草付きルンゼ→第1岩峰の裏側へ高巻く)で第1岩峰を高巻く事に気分が落ち込みましたが、全く簡単ではありません。
前日の雨で濡れた崩れる草付きはほぼ支点が確保できないのでチェーンアイゼンと千切れる草を掴みながら標高を稼ぎましたが、地面に携帯したWピッケルを差し込んだりロープを利用してもよい場所です。
草付きルンゼを登りきると休憩適地・支点確保が可能な大木とピナクル(写真72枚目)が第1岩峰の中間点になり、岩壁沿いをへつり第1岩峰の終了点へ向かいます。
草付きルンゼの途中(写真69枚目)で登れそうな岩壁に取付きましたが崩れる草付き・脆い岩壁・抜け落ちるハイマツで行き詰まり撤退しました。
脆い岩壁は草付きより灌木がありますが、掴むと折れたり(立ち枯れ)抜け落ちるので注意が必要です。


■第2岩峰の基部(2,766m)
第1岩峰の基部から約80分で第2岩峰の基部に到着です。
赤岳東稜で3つある岩峰で距離が長く傾斜が強く岩稜帯の幅が狭い区間になり、積雪期は雪庇が張り出したナイフリッジの雪稜になります。
第1岩峰の終了点から頭上には竜頭峰〜赤岳北峰(赤岳頂上山荘)が見えて、真教寺尾根・県界尾根・赤岳南峰にいる登山者の声がよく聞こえます。
第1岩峰の終了点〜第2岩峰の基部まで尾根芯(幅40cm)以外は宙に浮いた強烈な藪こぎになり、距離0.1km・標高差63m・徒歩40分掛かり藪こぎで1番苦労する区間です。
第2岩峰は左→崩れる草付きのトラバース路・中央→脆い直登の岩壁(標高差60m)・右→切れ落ちた岩壁のルンゼになります。
第2岩峰も左側のトラバース路で高巻きますが、第1岩峰と同様にいやらしい草付きルンゼを登ります。
滑落した場合は大門沢左俣(真教寺尾根側)は草付きルンゼで大怪我 or 死ぬ確率が低く、大門沢右俣(県界尾根側)は岩壁で死ぬ確率が高いです。
季節を問わず赤岳東稜ルートの核心部は第1岩峰の終了点〜第2岩峰の終了点です。
当日は高い気温・強烈な藪こぎ・シャリバテ(食べる時間・場所・余裕なし)・水切れ(1Lはデポして0.2L携帯→実際は0.3L別に携帯していたが判断が鈍り気づかず)になり、第2岩峰〜第3岩峰の区間は記憶が遠のく場面が多くありました。


■第3岩峰の基部(2,827m)
第2岩峰の基部から約30分で第3岩峰の基部に到着です。
第2岩峰の終了点から第3岩峰は距離が短い藪こぎ〜標高2,839m地点で竜頭峰の直下にある岩稜帯に飛び出します(真教寺尾根分岐の上部→竜頭峰まで標高差23m・距離50m・徒歩10分)


■竜頭峰(2,862m)
第3岩峰の基部から約20分で竜頭峰に到着です。
藪こぎから突然開ける視界に喜びますが、藪こぎから逃げた敗北感を感じながら竜頭峰へ向かいます。
竜頭峰から第3岩峰を見下ろすと、藪こぎ→岩稜帯で竜頭峰まで直登可能だと感じたので直登しないで後悔しました。
無事に無雪期の赤岳東稜ルートを登りましたが、強烈な藪こぎで足が売り切れたので赤岳は登らずに下山します。


■真教寺尾根分岐(10合目・2,827m)
竜頭峰から約10分で真教寺尾根分岐に到着です。
真教寺尾根分岐〜赤岳東稜取付きまで鎖場・岩場の急斜面の下降路になり、天候を問わず滑落に注意が必要です。
真教寺尾根分岐からは、冬季バリエーションルートの八ヶ岳東面にある権現岳東稜・旭岳東稜・ツルネ東稜が観察できます。


■9合目(2,780m)
真教寺尾根分岐から約10分で9合目に到着です。
9合目〜8合目から赤岳東稜ルートの第1〜第2岩峰が観察できますが、県界尾根の岩稜帯と重なり見えずらいです。
9合目は赤岳沢のトラバース・岩場・鎖場があり、積雪期の核心部になり注意が必要です(写真109・110枚目)


■8合目(2,700m)
9合目から約20分で8合目に到着です。
9合目〜8合目は岩場・鎖場が多く滑落に注意が必要になり、積雪期は雪で埋まり太股〜腰まで埋まる雪壁になります。
赤岳東稜ルートの強烈な藪こぎで足が売り切れて踏ん張りが効かず、鎖場で転倒して右腕を出血しました。
藪こぎ・鎖場・岩場は手袋・長袖シャツを着用すれば、怪我は最小限に抑えられると実感しました。


■赤岳東稜取付き(2,531m)
8合目から約25分で赤岳東稜取付きに到着です。
デポしたザック30Lを回収→荷作り→昼食をとり、売り切れた足で地獄の3時間の下山路を下降します。


■6合目(2,350m)
赤岳東稜取付きから約25分で6合目に到着です。
8合目から岩場・鎖場はなく、牛首山まで小さなアップダウンを無心で下山します。


■2316ピーク(2,316m)
6合目から約15分で2316ピークに到着です。


■扇山(2,330m)
2316ピークから約20分で扇山に到着です。
大きく見える赤岳東壁が見納めなので、よく目に焼き付けて積雪期に登るイメージをしながら下山します。


■牛首山(5合目・2,280m)
扇山から約10分で牛首山(5合目)に到着です。
真教寺尾根(美し森登山口駐車場〜真教寺尾根分岐)の中間点になり、美し森登山口駐車場まで標高差804m・距離4km・徒歩120分掛かります。


■天狗岩(2,114m)
牛首山(5合目)から約15分で天狗岩に到着です。


■3合目(1,984m)
天狗岩から約20分で3合目に到着です。


■大門沢方面分岐(1,902m)
3合目から約10分で大門沢方面分岐に到着です。


■賽の河原(1,902m)
大門沢方面分岐から約0分で賽の河原に到着です。


■リフト山頂駅(1,879m)
賽の河原から約10分でリフト山頂駅に到着です。
パノラマリフト→09:00〜16:00で営業終了です。


■2合目(1,789m)
リフト山頂駅から約10分で2合目に到着です。


■羽衣池(1,627m)
2合目から約25分で羽衣池に到着です。


■たかね荘分岐(1,561m)
羽衣池から約10分でたかね荘分岐に到着です。


■美し森(1,540m)
たかね荘分岐から約10分で美し森に到着です。


■美し森登山口駐車場(1,476m)
美し森から約10分で美し森登山口駐車場に到着です。
これで無事に山行が終了です。


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★その他の注意点
赤岳・東稜ルートは標高差→1,386m、距離→14.30km、コースタイム→無雪期12時間(積雪期→15〜20時間)になりますが日帰りが可能です(積雪期→晴天時の場合・山滑走を除く)
赤岳東稜ルートには山小屋がないので、牛首山〜赤岳東稜取付きの区間でテント泊になります。
日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。


★赤岳東稜ルートについて
赤岳東稜ルートには、八ヶ岳東面の美し森登山口駐車場から入山します。
赤岳東稜取付きには真教寺尾根の標高2,501m〜2,531mの区間から取付き、大門沢左俣を県界尾根側へトラバースして赤岳東稜の岩稜帯の基部へ向かいます。
赤岳東稜ルートは冬期バリエーションルートになり、登攀時期は12月上旬〜5月上旬で雪切れなく快適な登攀が可能です。
今年5月〜6月に挑戦した旭岳東稜・東天狗岳東壁と同様に無雪期の強烈な藪こぎは、積雪期には快適なナイフリッジで登りやすくなると考えられます。
赤岳東稜ルートは八ヶ岳では珍しい積雪期の雪稜ルートです。
無雪期の赤岳東稜ルートは崩れる草付き・傾斜50度〜60度の急登・抜け落ちるハイマツ帯・脆い岩壁・ナイフリッジの藪こぎがあり危険です。


★雪崩について
赤岳・東稜ルートは雪崩エリアです。
赤岳東稜取付き(2,531m)〜赤岳東稜の基部(2,551m)は傾斜45度〜50度のザレ場・ガレ場になり、雪崩の通過点で注意が必要です。
滑落・雪崩が発生した場合は大門沢左俣(真教寺尾根側)は草付きで死ぬ確率が低く、大門沢右俣(県界尾根側)は岩稜帯で死ぬ確率が高いです。

 
★登山ポストについて
赤岳・東稜ルートには、2つの登山ポストがあります。
“し森観光案内所 △燭ね荘分岐(´⇒兒罅Ε撻鵑△)
登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。


★水場について
地図では赤岳・東稜ルートには水場がありません。
大門沢左俣(赤岳東稜取付き〜赤岳東稜の基部)に3つの小さい枝沢(残雪あり)がありますが、水量は極少なので水場として利用できません。
今回は水1.5Lを担ぎ上げて、1.2L消費しました(第2岩峰で水切れになりましたが、強烈な藪こぎで疲弊して判断が鈍り0.3Lの飲料水に気づかず)


★駐車場について
赤岳・東稜ルートには1つの駐車場があります。
“し森登山口駐車場
駐車台数→70台、料金→無料、トイレ→あり(利用可能)、水場→なし、登山ポスト→あり(用紙・ペンあり)
美し森観光案内所・自動販売機があります。


★山小屋の営業について
赤岳・東稜ルートには山小屋がありません。
日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。


★マーキングについて
赤岳・東稜ルートの真教寺尾根(美し森登山口駐車場〜竜頭峰)は看板・道標・ピンクテープが設置されていますが、赤岳東稜ルート(赤岳東稜取付き〜竜頭峰)は道標がなくルートファインディング能力が必要です。


★天候や服装について
赤岳・東稜ルートは樹林帯が長く、ザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。
標高2,500mを超える山域になり、稜線は風が強く寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。
当日は気温11℃〜19℃あり、平均気温は13℃です。
悪天候では装備や服装に気を配り、体調管理が必要です。


★幕営適地について
赤岳・東稜ルートには、6つの幕営適地があります。
牛首山 or 扇山が積雪期の幕営適地として利用されますが、標高2,300m地点より上部にも3つの幕営適地があります(写真添付)
なるべく赤岳東稜取付きに近い場所を確保すると、赤岳東稜ルートの登頂確率が高くなります。
幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。


★熊の出没について
赤岳東稜ルートは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。
「熊はいない」という思い込みは非常に危険です。
八ヶ岳東面は特に登山者・山小屋がないので、熊に十分に注意が必要です。


★山バッジについて
赤岳・東稜ルートには山小屋がありません。
赤岳の山バッジは、八ヶ岳西面の山小屋で販売しています。


★山行でピッケルや装備を携帯して必要がなくデポする場合は、登山道から外れた場所や必ず施錠(ワイヤー・南京錠)しましょう。
高額な雪山装備の盗難に最大の注意が必要です(アイゼン・ピッケルも含む)


★美し森登山口駐車場まで長野県道11号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。
また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。


★赤岳・東稜ルートでは登山者のすれ違いは登り3名、下り15名です(どちらも真教寺尾根、赤岳東稜→0名)
日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。
特に単独登山者はセルフレスキュー・ルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。


★ヘルメットは全行程で使用しました。
チェーンアイゼンは赤岳東稜取付き〜竜頭峰の登りで使用しました。
アタックザックは赤岳東稜取付き〜竜頭峰→赤岳東稜取付きの登下降で使用しました。
Wピッケル・登攀用具(ロープ・ハーネス・カラビナ類)は携帯しましたが未使用です。


★緊急時の連絡先
)姪侶抻―(山梨)→0551-32-0110


★今回の山行の危険箇所
\岾拇賣納萇佞〜赤岳東稜の基部→滑落・落石・雪崩(冬)
第1〜第3岩峰〜竜頭峰→滑落・落石・雪崩(冬)
N菊峰〜8合目の岩場・鎖場→滑落・落石


★美し森登山口駐車場→05時20分に気温17℃、竜頭峰→13時19分に気温11℃、美し森登山口駐車場→18時00分に気温19℃です。
気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。
当日の日の出→04時19分、日の入り→19時17分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です。


★赤岳・東稜ルートの赤岳東稜取付き〜竜頭峰(登り)、竜頭峰〜真教寺尾根・8合目(下り)の区間では落石に注意が必要です。
単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。
雪崩・落石を発見した場合は、周囲の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。


★赤岳・東稜ルートにはトイレが1つあります。
“し森登山口駐車場(無料・無雪期のみ)
原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。


★東天狗岳・東壁ルートでは、スマートフォンの電波が5割入りました(時期・天候・機種による)
2316ピーク・6合目・第2岩峰(登り)、9合目・6合目・2316ピーク(下り)は圏外になり、赤岳東稜ルートは標高が高くなるにつれて電波状況が良くなります。
暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です(充電ケーブル含む)


★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。
電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。
地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。
登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。


★無雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。
ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。


★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。
登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。


★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。
また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。
しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。


★登山では、食事(行動食)・水くみ(水作り)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。
これらは早めに済ませて滑落・雪崩・落石など危険回避に神経を使いましょう。


★無雪期でも強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。
日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です。


★今回の山行
今回は八ヶ岳の冬期ルートの赤岳東稜を目指します。季節を問わず八ヶ岳東面は登山者が少なく静かで快適です。迷う事なく赤岳東稜の岩稜帯に取付き3つの岩峰を登りますが、無雪期なのでボロボロの岩壁と強烈な藪こぎが3時間続きます。
結局、3つの岩峰は直登できず強烈な藪こぎで疲弊して意識が遠のいて竜頭峰に登頂しても気分は晴れませんでした。
やはり、八ヶ岳東面のベストシーズンはキンキンに冷えた冬です。雪庇が張り出したナイフリッジの雪稜を積雪期に歩きたいですが、今は強烈な藪こぎで消耗していて冬に登る気力が湧きません。
いよいよ来週から梅雨入りしそうなので、しばらくは雨で修行の山行が続きそうです。


★美し森登山口駐車場の10km圏内はガソリンスタンド・コンビニがなく、とても不便なエリアです。
場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。
長く細かい説明になりましたが『安全第一』で八ヶ岳赤岳・東稜を楽しんでください。
その他周辺情報 ■甲斐大泉温泉・パノラマの湯
■営業時間→10:00〜22:00
■休館日→第2・第4火曜日
■料金→大人830円・小人420円。
日帰り装備→9.85kg(1,476m)
2024年06月17日 05:20撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 5:20
日帰り装備→9.85kg(1,476m)
美し森登山口駐車場(1,476m)
2024年06月17日 05:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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美し森登山口駐車場(1,476m)
気温17℃から登山開始(1,476m)
2024年06月17日 05:20撮影 by  iPhone 11, Apple
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気温17℃から登山開始(1,476m)
移転された登山ポスト(1,476m)
※1つ目の登山ポスト、美し森観光案内所にあり(用紙・ペンあり)
2024年06月17日 05:25撮影 by  iPhone 11, Apple
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移転された登山ポスト(1,476m)
※1つ目の登山ポスト、美し森観光案内所にあり(用紙・ペンあり)
ご来光→05時28分(日の出→04時19分・1,491m)
2024年06月17日 05:28撮影 by  iPhone 11, Apple
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ご来光→05時28分(日の出→04時19分・1,491m)
美し森山(1,540m)
※中央奥→赤岳、右→美し森展望台(閉鎖中)
2024年06月17日 05:33撮影 by  iPhone 11, Apple
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美し森山(1,540m)
※中央奥→赤岳、右→美し森展望台(閉鎖中)
アプローチシューズを装着(1,540m)
※美し森登山口駐車場↔︎赤岳東稜取付きまで使用。
2024年06月17日 05:46撮影 by  iPhone 11, Apple
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アプローチシューズを装着(1,540m)
※美し森登山口駐車場↔︎赤岳東稜取付きまで使用。
左→草付き、右→石畳み(1,554m)
※美し森山〜たかね荘まで続く登山道でどちらも通行可能。
2024年06月17日 05:46撮影 by  iPhone 11, Apple
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左→草付き、右→石畳み(1,554m)
※美し森山〜たかね荘まで続く登山道でどちらも通行可能。
たかね荘分岐(1,561m)
※1→美し森山、2→赤岳、3→たかね荘。
2024年06月17日 05:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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たかね荘分岐(1,561m)
※1→美し森山、2→赤岳、3→たかね荘。
たかね荘分岐の登山ポスト(1,561m)
※2つ目の登山ポスト(用紙・ペンあり)
2024年06月17日 05:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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たかね荘分岐の登山ポスト(1,561m)
※2つ目の登山ポスト(用紙・ペンあり)
地獄の木製階段(1,600m)
※段差が大きく歩きにくく、両側の草付きに踏み跡あり。
2024年06月17日 05:55撮影 by  iPhone 11, Apple
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地獄の木製階段(1,600m)
※段差が大きく歩きにくく、両側の草付きに踏み跡あり。
羽衣池(1,627m)
※左奥→登山道。
2024年06月17日 06:00撮影 by  iPhone 11, Apple
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羽衣池(1,627m)
※左奥→登山道。
羽衣池の分岐点(1,627m)
2024年06月17日 06:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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羽衣池の分岐点(1,627m)
樹林帯のヤマツツジ(1,661m)
2024年06月17日 06:06撮影 by  iPhone 11, Apple
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樹林帯のヤマツツジ(1,661m)
防火林の下部(1,672m)
※距離200m登り右岸→左岸に登山道あり。
2024年06月17日 06:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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防火林の下部(1,672m)
※距離200m登り右岸→左岸に登山道あり。
防火林の上部(1,698m)
※距離200m下り左岸→右岸に登山道あり。
2024年06月17日 06:12撮影 by  iPhone 11, Apple
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防火林の上部(1,698m)
※距離200m下り左岸→右岸に登山道あり。
真教寺尾根・2合目(1,789m)
2024年06月17日 06:25撮影 by  iPhone 11, Apple
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真教寺尾根・2合目(1,789m)
黄→北岳、赤→甲斐駒ヶ岳、青→仙丈ヶ岳(1,851m)
2024年06月17日 06:37撮影 by  iPhone 11, Apple
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黄→北岳、赤→甲斐駒ヶ岳、青→仙丈ヶ岳(1,851m)
.螢侫隼劃艮(1,879m)
※電流線に注意。
2024年06月17日 06:42撮影 by  iPhone 11, Apple
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.螢侫隼劃艮(1,879m)
※電流線に注意。
▲螢侫隼劃艮(1,879m)
※パノラマリフト→09:00〜16:00、営業→04/27(土)〜11/04(月)、料金→往復2,600円(片道→不明)
2024年06月17日 06:42撮影 by  iPhone 11, Apple
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▲螢侫隼劃艮(1,879m)
※パノラマリフト→09:00〜16:00、営業→04/27(土)〜11/04(月)、料金→往復2,600円(片道→不明)
′个硫聾(1,902m)
※1つ目の幕営的地。
2024年06月17日 06:52撮影 by  iPhone 11, Apple
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′个硫聾(1,902m)
※1つ目の幕営的地。
賽の河原(1,902m)
※青→権現岳、緑→牛首山、赤→赤岳、黄→横岳。
2024年06月17日 06:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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賽の河原(1,902m)
※青→権現岳、緑→牛首山、赤→赤岳、黄→横岳。
赤→赤岳東稜ルート(1,902m)
2024年06月17日 06:49撮影 by  iPhone 11, Apple
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赤→赤岳東稜ルート(1,902m)
大門沢方面分岐(1,902m)
※1→美し森山、2→赤岳、3→県界尾根、青→道標。
大門沢方面分岐(1,902m)
※1→美し森山、2→赤岳、3→県界尾根、青→道標。
賽の河原〜竜頭峰→笹払いは未整備(1,935m)
2024年06月17日 07:00撮影 by  iPhone 11, Apple
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賽の河原〜竜頭峰→笹払いは未整備(1,935m)
奥秩父山塊と富士山(1,976m)
2024年06月17日 07:07撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 7:07
奥秩父山塊と富士山(1,976m)
真教寺尾根・3合目(1,984m)
2024年06月17日 07:09撮影 by  iPhone 11, Apple
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真教寺尾根・3合目(1,984m)
3合目から眺める美し森登山口駐車場(1,994m)
3合目から眺める美し森登山口駐車場(1,994m)
道標(2,054m)
2024年06月17日 07:21撮影 by  iPhone 11, Apple
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道標(2,054m)
天狗岩(2,114m)
※赤→東沢橋(赤い橋)、青→八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)
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天狗岩(2,114m)
※赤→東沢橋(赤い橋)、青→八ヶ岳高原大橋(黄色い橋)
2回目の朝食(2,114m)
2024年06月17日 07:38撮影 by  iPhone 11, Apple
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2回目の朝食(2,114m)
牛首山・5合目(2,280m)
※山頂柱。
2024年06月17日 08:11撮影 by  iPhone 11, Apple
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牛首山・5合目(2,280m)
※山頂柱。
真教寺尾根・5合目(2,280m)
※牛首山・5合目。
2024年06月17日 08:11撮影 by  iPhone 11, Apple
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真教寺尾根・5合目(2,280m)
※牛首山・5合目。
2つ目の幕営適地(2,280m)
※牛首山の山頂。
2つ目の幕営適地(2,280m)
※牛首山の山頂。
扇山(2,330m)
2024年06月17日 08:29撮影 by  iPhone 11, Apple
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扇山(2,330m)
3つ目の幕営適地(2,330m)
※扇山の山頂。
3つ目の幕営適地(2,330m)
※扇山の山頂。
2316ピークから眺める赤岳東壁(2,316m)
※2316ピークから展望が開ける。
2024年06月17日 08:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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2316ピークから眺める赤岳東壁(2,316m)
※2316ピークから展望が開ける。
2316ピーク(2,316m)
※美し森山側。
2024年06月17日 08:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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2316ピーク(2,316m)
※美し森山側。
4つ目の幕営適地(2,301m)
4つ目の幕営適地(2,301m)
登山道をふさぐ倒木(2,295m)
※赤→夏道、青→迂回路。
登山道をふさぐ倒木(2,295m)
※赤→夏道、青→迂回路。
5つ目の幕営適地(2,320m)
5つ目の幕営適地(2,320m)
6つ目の幕営適地(2,332m)
6つ目の幕営適地(2,332m)
真教寺尾根・6合目(2,350m)
2024年06月17日 09:15撮影 by  iPhone 11, Apple
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真教寺尾根・6合目(2,350m)
6合目〜竜頭峰まで続くガレ場(2,364m)
2024年06月17日 09:17撮影 by  iPhone 11, Apple
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6合目〜竜頭峰まで続くガレ場(2,364m)
近づく天狗尾根(2,416m)
※青→権現岳、緑→カニのハサミ、黄→大天狗、赤→小天狗。
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近づく天狗尾根(2,416m)
※青→権現岳、緑→カニのハサミ、黄→大天狗、赤→小天狗。
左→県界尾根、右→真教寺尾根(2,472m)
2024年06月17日 09:40撮影 by  iPhone 11, Apple
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左→県界尾根、右→真教寺尾根(2,472m)
青→前三ツ頭、緑→三ツ頭、黄→権現岳、赤→旭岳(2,472m)
青→前三ツ頭、緑→三ツ頭、黄→権現岳、赤→旭岳(2,472m)
赤岳東壁取付き(2,531m)
※赤→夏道、青→赤岳東稜、目印→開けた疎林帯。
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赤岳東壁取付き(2,531m)
※赤→夏道、青→赤岳東稜、目印→開けた疎林帯。
赤岳東壁取付きの概要図(2,531m)
※標高2,501m〜2,531mから赤岳東稜へ取付き、大門沢左俣をトラバース。
赤岳東壁取付きの概要図(2,531m)
※標高2,501m〜2,531mから赤岳東稜へ取付き、大門沢左俣をトラバース。
3回目の朝食(2,531m)
2024年06月17日 10:06撮影 by  iPhone 11, Apple
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3回目の朝食(2,531m)
チェーンアイゼンを装着(2,531m)
※赤岳東稜取付き↔︎竜頭峰まで使用。
2024年06月17日 10:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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チェーンアイゼンを装着(2,531m)
※赤岳東稜取付き↔︎竜頭峰まで使用。
30Lザックをデポ(2,531m)
※赤→赤岳東稜取付き。
30Lザックをデポ(2,531m)
※赤→赤岳東稜取付き。
赤岳東稜へ続く薄い踏み跡(2,557m)
2024年06月17日 10:27撮影 by  iPhone 11, Apple
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赤岳東稜へ続く薄い踏み跡(2,557m)
大門沢の下部と県界尾根(2,551m)
※右下→残雪あり。
2024年06月17日 10:33撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 10:33
大門沢の下部と県界尾根(2,551m)
※右下→残雪あり。
1つ目の枝沢を通過(2,551m)
※水量→極少、傾斜50度〜60度のトラバース(積雪期→滑落・雪崩に注意)
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1つ目の枝沢を通過(2,551m)
※水量→極少、傾斜50度〜60度のトラバース(積雪期→滑落・雪崩に注意)
大門沢左俣から眺める赤岳東稜・第1岩峰(2,551m)
大門沢左俣から眺める赤岳東稜・第1岩峰(2,551m)
大門沢左俣のトラバース(2,546m)
※青→残雪、奥→2つ目の枝沢、手前→3つ目の枝沢。
大門沢左俣のトラバース(2,546m)
※青→残雪、奥→2つ目の枝沢、手前→3つ目の枝沢。
大門沢本谷(2,546m)
2024年06月17日 10:39撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 10:39
大門沢本谷(2,546m)
\岾拇賣任隆霽(2,551m)
※正確な場所はないので倒木を登って岩稜帯に取付く。
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\岾拇賣任隆霽(2,551m)
※正確な場所はないので倒木を登って岩稜帯に取付く。
∪岾拇賣任隆霽(2,551m)
※倒木の中間点から右側へ移り、140分の藪こぎが始まる。
2024年06月17日 10:41撮影 by  iPhone 11, Apple
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∪岾拇賣任隆霽(2,551m)
※倒木の中間点から右側へ移り、140分の藪こぎが始まる。
赤岳東稜の基部から振り返る(2,550m)
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赤岳東稜の基部から振り返る(2,550m)
初級の藪こぎ(2,556m)
※藪こぎ→20分で解放されて第1岩峰の基部へ到着。
2024年06月17日 10:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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初級の藪こぎ(2,556m)
※藪こぎ→20分で解放されて第1岩峰の基部へ到着。
第1岩峰の基部(2,635m)
※赤→崩れる草付きのトラバース路、青→脆い直登の岩壁(標高差70m)、紫→切れ落ちた岩壁の藪こぎ。
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第1岩峰の基部(2,635m)
※赤→崩れる草付きのトラバース路、青→脆い直登の岩壁(標高差70m)、紫→切れ落ちた岩壁の藪こぎ。
紫→切れ落ちた岩壁の藪こぎの踏み跡(2,635m)
※なるべく岩壁を登るルートを偵察する。
紫→切れ落ちた岩壁の藪こぎの踏み跡(2,635m)
※なるべく岩壁を登るルートを偵察する。
切れ落ちた岩壁の藪こぎ(2,635m)
※前日の雨で濡れた崩れる草付き・傾斜50度〜60度の急登・抜け落ちるハイマツ帯で断念。
2024年06月17日 11:12撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 11:12
切れ落ちた岩壁の藪こぎ(2,635m)
※前日の雨で濡れた崩れる草付き・傾斜50度〜60度の急登・抜け落ちるハイマツ帯で断念。
第1岩峰から眺める赤岳東壁・県界尾根(2,635m)
2024年06月17日 11:12撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 11:12
第1岩峰から眺める赤岳東壁・県界尾根(2,635m)
‖1岩峰の脆い直登の岩壁(2,635m)
※赤→新しい落石、足元が崩れるので草付きのトラバース路に変更。
‖1岩峰の脆い直登の岩壁(2,635m)
※赤→新しい落石、足元が崩れるので草付きのトラバース路に変更。
第1岩峰の脆い直登の岩壁(2,635m)
※積雪期に登れるか不安な岩壁。
2024年06月17日 11:16撮影 by  iPhone 11, Apple
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第1岩峰の脆い直登の岩壁(2,635m)
※積雪期に登れるか不安な岩壁。
第1岩峰の崩れる草付きのトラバース路。
※赤→通過したトラバース路、青→三重苦(崩れる草付き・脆い岩壁・抜け落ちるハイマツ)で登れなかった側壁。
第1岩峰の崩れる草付きのトラバース路。
※赤→通過したトラバース路、青→三重苦(崩れる草付き・脆い岩壁・抜け落ちるハイマツ)で登れなかった側壁。
第1岩峰のトラバース路(2,652m)
※滑落した場合は50m落ちる。
2024年06月17日 11:20撮影 by  iPhone 11, Apple
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第1岩峰のトラバース路(2,652m)
※滑落した場合は50m落ちる。
左上→第1岩峰の中間点(2,657m)
※支点がなく地面の草を掴んで登るが、ロープを出してもよい場所。
2024年06月17日 11:22撮影 by  iPhone 11, Apple
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左上→第1岩峰の中間点(2,657m)
※支点がなく地面の草を掴んで登るが、ロープを出してもよい場所。
第1岩峰の中間点(2,665m)
2024年06月17日 11:25撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 11:25
第1岩峰の中間点(2,665m)
第1岩峰の中間点→終了点の際どいトラバース(2,672m)
※積雪期は岩稜帯が安全、右上へ回り込んで終了。
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第1岩峰の中間点→終了点の際どいトラバース(2,672m)
※積雪期は岩稜帯が安全、右上へ回り込んで終了。
第1岩峰の中間点→終了点の際どいトラバースを振り返る(2,677m)
2024年06月17日 11:43撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 11:43
第1岩峰の中間点→終了点の際どいトラバースを振り返る(2,677m)
第1岩峰の直下(2,672m)
※岩に薄く張り付いた草付き・立ち枯れしたハイマツ帯に注意。
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第1岩峰の直下(2,672m)
※岩に薄く張り付いた草付き・立ち枯れしたハイマツ帯に注意。
第1岩峰の脆い直登の岩壁(2,677m)
2024年06月17日 11:44撮影 by  iPhone 11, Apple
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第1岩峰の脆い直登の岩壁(2,677m)
第1岩峰の終了点(2,703m)
2024年06月17日 11:51撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 11:51
第1岩峰の終了点(2,703m)
第1岩峰の終了点から眺める赤岳東壁(2,703m)
※中央→赤岳頂上山荘。
2024年06月17日 11:53撮影 by  iPhone 11, Apple
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第1岩峰の終了点から眺める赤岳東壁(2,703m)
※中央→赤岳頂上山荘。
黄→第2岩峰、青→第3岩峰、赤→竜頭峰、緑→赤岳南峰、紫→赤岳頂上山荘(2,703m)
※第1岩峰〜第2岩峰まで続くナイフリッジの藪こぎ(距離0.2km・標高差123m・徒歩65分)
黄→第2岩峰、青→第3岩峰、赤→竜頭峰、緑→赤岳南峰、紫→赤岳頂上山荘(2,703m)
※第1岩峰〜第2岩峰まで続くナイフリッジの藪こぎ(距離0.2km・標高差123m・徒歩65分)
赤→第1岩峰の終了点、青→県界尾根、紫→美し森登山口駐車場、黄→真教寺尾根(2,709m)
赤→第1岩峰の終了点、青→県界尾根、紫→美し森登山口駐車場、黄→真教寺尾根(2,709m)
真教寺尾根・8合目を登る登山者(2,729m)
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真教寺尾根・8合目を登る登山者(2,729m)
赤岳東稜に残された古いスノーバー(2,741m)
※東稜ルートには冬山装備のゴミがあり回収に苦労する。
2024年06月17日 12:06撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 12:06
赤岳東稜に残された古いスノーバー(2,741m)
※東稜ルートには冬山装備のゴミがあり回収に苦労する。
青→赤岳東稜取付き、赤→第1岩峰の終了点(2,760m)
青→赤岳東稜取付き、赤→第1岩峰の終了点(2,760m)
ナイフリッジの藪漕ぎ(2,760m)
※尾根芯(幅40cm)以外は宙に浮いた藪こぎで滑落に注意。
2024年06月17日 12:22撮影 by  iPhone 11, Apple
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ナイフリッジの藪漕ぎ(2,760m)
※尾根芯(幅40cm)以外は宙に浮いた藪こぎで滑落に注意。
第2岩峰の県界尾根側(2,760m)
※左→トラバース路、中央→直登、赤→大門沢本谷Aルンゼの2ルート(積雪期は登りやすい)
第2岩峰の県界尾根側(2,760m)
※左→トラバース路、中央→直登、赤→大門沢本谷Aルンゼの2ルート(積雪期は登りやすい)
第2岩峰の真教寺尾根側(2,760m)
※通過したトラバース路。
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第2岩峰の真教寺尾根側(2,760m)
※通過したトラバース路。
第2岩峰の基部(2,766m)
※左→ルンゼ、中央→直登、右→草付き。
2024年06月17日 12:30撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 12:30
第2岩峰の基部(2,766m)
※左→ルンゼ、中央→直登、右→草付き。
積雪期の第2岩峰の基部(参考写真)
2018年02月18日 10:48撮影 by  iPhone X, Apple
2
2/18 10:48
積雪期の第2岩峰の基部(参考写真)
第2岩峰で水切れ(2,766m)
※高い気温・強烈な藪こぎ・シャリバテで足が売り切れて地獄の4時間の下山路(判断が鈍り0.3Lの飲料水に気づかなかった)
2024年06月17日 12:32撮影 by  iPhone 11, Apple
1
6/17 12:32
第2岩峰で水切れ(2,766m)
※高い気温・強烈な藪こぎ・シャリバテで足が売り切れて地獄の4時間の下山路(判断が鈍り0.3Lの飲料水に気づかなかった)
第2岩峰のルンゼ(2,795m)
※大門沢左俣側→支点が乏しく強烈な藪こぎで記憶が遠のく。
2024年06月17日 12:42撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 12:42
第2岩峰のルンゼ(2,795m)
※大門沢左俣側→支点が乏しく強烈な藪こぎで記憶が遠のく。
安全な休憩適地(2,795m)
※落ちても死なないが積雪期は260m落ちる。
2024年06月17日 12:43撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 12:43
安全な休憩適地(2,795m)
※落ちても死なないが積雪期は260m落ちる。
傾斜60度〜70度のルンゼ(2,817m)
※左上10m先→第2岩峰の終了点。
2024年06月17日 12:51撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 12:51
傾斜60度〜70度のルンゼ(2,817m)
※左上10m先→第2岩峰の終了点。
第2岩峰の終了点(2,703m)
※赤→第1岩峰の終了点、青→第2岩峰の終了点。
2024年06月17日 12:58撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 12:58
第2岩峰の終了点(2,703m)
※赤→第1岩峰の終了点、青→第2岩峰の終了点。
第3岩峰の直下(2,827m)
※再び強烈な藪こぎ→距離は短く第3岩峰の基部に着く。
2024年06月17日 13:01撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 13:01
第3岩峰の直下(2,827m)
※再び強烈な藪こぎ→距離は短く第3岩峰の基部に着く。
第3岩峰の終了点(2,839m)
※突然開ける視界に喜ぶが、藪こぎから逃げた敗北感。藪こぎ→岩壁で竜頭峰まで直登可能。
2024年06月17日 13:10撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 13:10
第3岩峰の終了点(2,839m)
※突然開ける視界に喜ぶが、藪こぎから逃げた敗北感。藪こぎ→岩壁で竜頭峰まで直登可能。
第3岩峰の終了点→竜頭峰まで標高差23m(2,839m)
※赤→竜頭峰。
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第3岩峰の終了点→竜頭峰まで標高差23m(2,839m)
※赤→竜頭峰。
真教寺尾根を登る15名の団体登山者(2,855m)
2024年06月17日 13:17撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 13:17
真教寺尾根を登る15名の団体登山者(2,855m)
〔祇禊の赤岳東稜ルート(2,862m)
※積雪期は藪こぎから解放されたい。
2024年06月17日 13:19撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:19
〔祇禊の赤岳東稜ルート(2,862m)
※積雪期は藪こぎから解放されたい。
¬祇禊の赤岳東稜ルート(2,862m)
※赤→第3岩峰の直登(藪こぎ→岩峰)、青→通過した第3岩峰の巻き道。
¬祇禊の赤岳東稜ルート(2,862m)
※赤→第3岩峰の直登(藪こぎ→岩峰)、青→通過した第3岩峰の巻き道。
竜頭峰(2,862m)
※誰も知らない損壊前の銅像。
2024年06月17日 13:19撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 13:19
竜頭峰(2,862m)
※誰も知らない損壊前の銅像。
竜頭峰から眺める赤岳(2,862m)
※足が売り切れて赤岳は登らず、地獄の下山路へ向かう(美し森→距離7km・徒歩4時間)
2024年06月17日 13:20撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:20
竜頭峰から眺める赤岳(2,862m)
※足が売り切れて赤岳は登らず、地獄の下山路へ向かう(美し森→距離7km・徒歩4時間)
見納めの赤岳東稜ルート(2,862m)
※赤→第1岩峰、青→第2岩峰、黄→第3岩峰。
見納めの赤岳東稜ルート(2,862m)
※赤→第1岩峰、青→第2岩峰、黄→第3岩峰。
赤岳へ向かう15名の団体登山者(2,862m)
2024年06月17日 13:27撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:27
赤岳へ向かう15名の団体登山者(2,862m)
阿弥陀岳(2,862m)
※左奥→乗鞍岳、右奥→槍穂高岳。
2024年06月17日 13:30撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:30
阿弥陀岳(2,862m)
※左奥→乗鞍岳、右奥→槍穂高岳。
/振技尾根分岐・10合目(2,827m)
※真教寺尾根分岐〜赤岳東稜取付きまで岩場・鎖場の急斜面。
2024年06月17日 13:36撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:36
/振技尾根分岐・10合目(2,827m)
※真教寺尾根分岐〜赤岳東稜取付きまで岩場・鎖場の急斜面。
⊃振技尾根分岐・10合目(2,827m)
※八ヶ岳東面→権現岳東稜・旭岳東稜・ツルネ東稜。
2024年06月17日 13:39撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:39
⊃振技尾根分岐・10合目(2,827m)
※八ヶ岳東面→権現岳東稜・旭岳東稜・ツルネ東稜。
65年前の慰霊碑(2,829m)
2024年06月17日 13:40撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:40
65年前の慰霊碑(2,829m)
真教寺尾根・9合目を通過(2,780m)
※赤岳沢のトラバース・鎖場→滑落・落石・雪崩(積雪期)に注意。
2024年06月17日 13:48撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:48
真教寺尾根・9合目を通過(2,780m)
※赤岳沢のトラバース・鎖場→滑落・落石・雪崩(積雪期)に注意。
\兩禊の真教寺尾根・9合目(参考写真)
※撮影日→2022年03月21日(月)
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\兩禊の真教寺尾根・9合目(参考写真)
※撮影日→2022年03月21日(月)
∪兩禊の真教寺尾根・9合目(参考写真)
※ 撮影日→2022年03月21日(月)、赤岳沢のトラバース。
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∪兩禊の真教寺尾根・9合目(参考写真)
※ 撮影日→2022年03月21日(月)、赤岳沢のトラバース。
八ヶ岳東面の尾根(2,780m)
※赤→赤岳東稜、黄→県界尾根、青→杣添尾根。
2024年06月17日 13:49撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:49
八ヶ岳東面の尾根(2,780m)
※赤→赤岳東稜、黄→県界尾根、青→杣添尾根。
青→牛首山、緑→扇山、黄→出合小屋、赤→カニのハサミ、黒→大天狗、紫→小天狗(2,772m)
2024年06月17日 13:53撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:53
青→牛首山、緑→扇山、黄→出合小屋、赤→カニのハサミ、黒→大天狗、紫→小天狗(2,772m)
無雪期の第2岩峰のトラバース路(2,772m)
※赤→赤岳東稜、黄→第2岩峰トラバース、緑→第2岩峰の基部、青→ピンクテープ。
無雪期の第2岩峰のトラバース路(2,772m)
※赤→赤岳東稜、黄→第2岩峰トラバース、緑→第2岩峰の基部、青→ピンクテープ。
積雪期の第2岩峰のトラバース路(参考写真)
2018年02月18日 13:15撮影 by  iPhone X, Apple
2/18 13:15
積雪期の第2岩峰のトラバース路(参考写真)
イワカガミ(2,740m)
※花期→4月〜7月、岩鏡。
2024年06月17日 13:59撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 13:59
イワカガミ(2,740m)
※花期→4月〜7月、岩鏡。
真教寺尾根・8合目を通過(2,700m)
2024年06月17日 14:06撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 14:06
真教寺尾根・8合目を通過(2,700m)
滑りやすい岩場(2,666m)
※強烈な藪こぎで体力を消耗して、足の踏ん張りが効かず転倒→右腕を出血。
2024年06月17日 14:12撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 14:12
滑りやすい岩場(2,666m)
※強烈な藪こぎで体力を消耗して、足の踏ん張りが効かず転倒→右腕を出血。
天狗尾根に1番近づくポイント(2,659m)
※赤→大天狗、黄→小天狗。
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天狗尾根に1番近づくポイント(2,659m)
※赤→大天狗、黄→小天狗。
赤岳東稜取付きを通過(2,531m)
※デポした荷物を回収→荷作り・昼食→下山。
2024年06月17日 14:29撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 14:29
赤岳東稜取付きを通過(2,531m)
※デポした荷物を回収→荷作り・昼食→下山。
デポしたザックを回収(2,538m)
2024年06月17日 14:30撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 14:30
デポしたザックを回収(2,538m)
1回目の昼食(2,538m)
2024年06月17日 14:43撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 14:43
1回目の昼食(2,538m)
見納めの赤岳東稜取付き(2,531m)
※目印→開けた疎林帯。
2024年06月17日 14:50撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 14:50
見納めの赤岳東稜取付き(2,531m)
※目印→開けた疎林帯。
真教寺尾根・6合目を通過(2,350m)
2024年06月17日 15:13撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 15:13
真教寺尾根・6合目を通過(2,350m)
2316ピークから眺める赤岳(2,316m)
2316ピークから眺める赤岳(2,316m)
遠ざかる赤岳東壁(2,317m)
2024年06月17日 15:46撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 15:46
遠ざかる赤岳東壁(2,317m)
扇山を通過(2,330m)
2024年06月17日 15:51撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 15:51
扇山を通過(2,330m)
牛首山・5合目を通過(2,280m)
2024年06月17日 16:03撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:03
牛首山・5合目を通過(2,280m)
天狗岩を通過(2,114m)
2024年06月17日 16:20撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:20
天狗岩を通過(2,114m)
道標を通過(2,054m)
2024年06月17日 16:30撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:30
道標を通過(2,054m)
真教寺尾根・3合目を通過(1,984m)
2024年06月17日 16:40撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:40
真教寺尾根・3合目を通過(1,984m)
賽の河原を通過(1,902m)
※左→大門沢方面分岐。
2024年06月17日 16:49撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:49
賽の河原を通過(1,902m)
※左→大門沢方面分岐。
リフト山頂駅を通過(1,879m)
※パノラマリフト→09:00〜16:00、下山のみ利用価値あり。
2024年06月17日 16:59撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 16:59
リフト山頂駅を通過(1,879m)
※パノラマリフト→09:00〜16:00、下山のみ利用価値あり。
真教寺尾根・2合目を通過(1,789m)
2024年06月17日 17:09撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 17:09
真教寺尾根・2合目を通過(1,789m)
羽衣池を通過(1,627m)
2024年06月17日 17:33撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 17:33
羽衣池を通過(1,627m)
たかね荘分岐を通過(1,561m)
2024年06月17日 17:42撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 17:42
たかね荘分岐を通過(1,561m)
見納めの赤岳東壁(1,540m)
2024年06月17日 17:51撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 17:51
見納めの赤岳東壁(1,540m)
美し森山を通過(1,540m)
2024年06月17日 17:53撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 17:53
美し森山を通過(1,540m)
無事に美し森登山口駐車場へ生還(1,476m)
2024年06月17日 18:00撮影 by  iPhone 11, Apple
6/17 18:00
無事に美し森登山口駐車場へ生還(1,476m)
赤岳東稜の藪こぎの戦利品(1,000m)
※藪こぎの極意→長袖を着用・ポケットを締める・全力で泳ぐ。
2024年06月17日 22:05撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 22:05
赤岳東稜の藪こぎの戦利品(1,000m)
※藪こぎの極意→長袖を着用・ポケットを締める・全力で泳ぐ。
真教寺尾根で回収したゴミ(1,000m)
2024年06月17日 22:19撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 22:19
真教寺尾根で回収したゴミ(1,000m)
赤岳東稜ルートで回収したゴミ(1,000m)
2024年06月17日 23:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 23:03
赤岳東稜ルートで回収したゴミ(1,000m)
\岾拇賣如ε貶匹粒詰弯(参考写真)
2024年06月18日 23:02撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/18 23:02
\岾拇賣如ε貶匹粒詰弯(参考写真)
∪岾拇賣如ε貶匹粒詰弯(1,000m)
※赤→真教寺尾根、黒→大門沢左俣トラバース、黄→赤岳東稜、桃→第1岩峰、橙→第2岩峰、青→県界尾根、紫→赤岳北峰。
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∪岾拇賣如ε貶匹粒詰弯(1,000m)
※赤→真教寺尾根、黒→大門沢左俣トラバース、黄→赤岳東稜、桃→第1岩峰、橙→第2岩峰、青→県界尾根、紫→赤岳北峰。
ナイフリッジの藪こぎを満喫した赤岳東稜ルート(2,862m)
2024年06月17日 13:24撮影 by  iPhone 11, Apple
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6/17 13:24
ナイフリッジの藪こぎを満喫した赤岳東稜ルート(2,862m)

装備

個人装備
ヘルメット ツェルト ヘッドランプ 温度計 モバイルバッテリー(1万mAh)4個 ちり紙 携帯トイレ 地図 登山届(控) 腕時計 ザック30L スマートフォン2台 ボールペン 現金 ココヘリ発信器 ザックカバー 手ぬぐい 三脚 ストック サングラス 熊鈴 水1L 帽子 防虫ネット アームカバー 合羽(上下) ウィンドシェル(上) トレランシューズ インナーシャツ(半袖) 靴下(夏用) 長ズボン 手袋 ゼリー飲料4個 パン3個 ちくわ4本 おにぎり1個 塩あめ5個 粉末アミノ酸4本 チョコバー2本 わらび餅2個 8mmロープ(20m) チェーンアイゼン ピッケル2本 アタックザック22L ウエストバッグ 半袖シャツ(着替え) ワイヤーロック 軍手 ハーネス スリング180cm×1 120cm×2 60cm×1 カラビナ類 シリアル(行動食) アプローチシューズ
備考 ♂こぎ→手袋・長袖・古い服装で突入する。
∫こぎ→全てのチャックを閉めて外付けの荷物はNG。
iこぎの極意→無心・全力で泳ぐ。
ぬ祇禊の岩稜帯→脆い岩壁の直登は難しい。
グ料水・食事・行動食→適切に摂取する。
ε澳ルート→無雪期は藪こぎ・落石を覚悟する。

感想

■八ヶ岳赤岳・東稜ルート(日帰り)
★冬期バリエーションルートです。


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■2024年06月16日(日) はれ
 道の駅小渕沢 20:30 1,000m 18℃
 荷作り 20:30〜22:00
 消灯 22:00


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■2024年06月17日(月) はれ/くもり
 ※八ヶ岳赤岳・東稜ルート(日帰り) 登り 
 起床 04:30 17℃
 移動 04:30〜05:00
 美し森駐車場 05:00 1,476m 17℃
 着替え・荷作り 05:00〜05:20
 美し森駐車場 05:20 1,476m 17℃
 美し森(山) 05:33 1,540m 15℃
 たかね荘分岐 05:48 1,561m 15℃
 羽衣池 06:00 1,627m 14℃
 2合目 06:25 1,789m 13℃
 リフト山頂駅 06:42 1,879m 13℃
 賽の河原 06:48 1,902m 12℃
 大門沢方面分岐 06:53 1,902m 12℃
 3合目 07:09 1,984m 12℃
 天狗岩 07:34 2,114m 15℃
 牛首山(5合目) 08:11 2,280m 12℃
 扇山 08:29 2,330m 12℃
 2316ピーク 08:51 2,316m 14℃
 6合目 09:15 2,350m 13℃
 赤岳東稜取付き 09:55〜10:10 2,531m 18℃
 第1岩峰(基部) 11:08 2,635m 15℃
 第2岩峰(基部) 12:30 2,766m 17℃
 第3岩峰(基部) 13:01 2,827m 14℃
 竜頭峰 13:19〜13:26 2,862m 11℃


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■2024年06月17日(月) くもり
 ※八ヶ岳赤岳・東稜ルート(日帰り) 下り
 竜頭峰 13:26 2,862m 11℃
 真教寺尾根分岐(10合目) 13:36 2,827m 13℃
 9合目 13:48 2,780m 14℃
 8合目 14:06 2,700m 14℃
 赤岳東稜取付き 14:29〜14:48 2,531m 15℃
 6合目 15:13 2,350m 12℃
 2316ピーク 15:29 2,316m 13℃
 扇山 15:51 2,330m 12℃
 牛首山(5合目) 16:03 2,280m 12℃
 天狗岩 16:20 2,114m 13℃
 3合目 16:40 1,984m 14℃
 大門沢方面分岐 16:49 1,902m 13℃
 賽の河原 16:49 1,902m 13℃
 リフト山頂駅 16:59 1,879m 14℃
 2合目 17:09 1,789m 14℃
 羽衣池 17:33 1,627m 15℃
 たかね荘分岐 17:42 1,561m 14℃
 美し森(山) 17:53 1,540m 15℃
 美し森駐車場 18:00 1,476m 19℃
 着替え 18:00〜18:05
 実家 18:05〜18:45 1,000m 21℃
 

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■八ヶ岳の冬期ルート第3弾は赤岳東稜。
 先週に計画するも大寝坊で今週に持ち越し。
 季節を問わず八ヶ岳東面は静かで快適。
 無雪期の赤岳東稜は3つの岩峰があり
 ナイフリッジの藪こぎがあり登られていない。
 山小屋がない八ヶ岳東面は孤独な戦場となる。
 登山道から東稜へ複数の沢をトラバースして
 ボロボロの岩壁に辿りつくが登れない。
 前日の雨で濡れた岩肌・足元の崩れる草付き
 抜け落ちるハイマツ・強烈な藪こぎ。
 400m進むのに90分も掛かりすり傷だらけ。
 全力を出し切って無事に竜頭峰に登頂。
 シャリバテ・水切れで完全に足は売り切れて
 目の前の赤岳に登る気力・体力はない。
 鎖場で踏ん張りが効かず転んで右腕を出血。
 長袖・手袋・飲料水・食料が重要だと再確認。
 4時間の下山路は本当に長く地獄に感じた。
 積雪期の赤岳東稜も厳しいと予測されるが
 今は強烈な藪こぎで冬に登る活力は湧かない。
 真教寺尾根・県界尾根・天狗尾根・杣添尾根と
 八ヶ岳東面のベストシーズンは冬である。

 
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■体重→61.0kg  荷物→ 9.85kg(30L)
 アタックザック→3.9kg(22L)
■日の出→04:19  日の入り→19:17
■距離→14.30km
 (登り→7.30km・下り→7.0km)
■休憩時間→00時間41分
■時間(合計)→11時間52分
 (登り→07時間44分・下り→04時間08分)

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