北アルプス 折立〜太郎平〜黒部五郎〜双六〜新穂高
- GPS
- 27:01
- 距離
- 40.5km
- 登り
- 2,732m
- 下り
- 3,006m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:00
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:23
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 8:53
天候 | 7/21曇りのち晴れ 7/22霧 7/23晴れ一時霧 7/24雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:7/24 9:55新穂高発 濃尾バスで平湯温泉、14:35発 平湯温泉発 高速バスで日野バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されており危険箇所はほとんどありません。 |
その他周辺情報 | 平湯温泉:新穂高からバス約30分(910円) |
写真
感想
bocaさん企画の夏山縦走。
今年は昨年の続きで、太郎平から黒部五郎岳、双六岳経由で笠ヶ岳まで、山小屋4泊の縦走計画。5人で行く予定が健康トラブルで2人減り、3人で行くことに。
・1日目
夜行バスで着いた折立からスタート。前日雨の影響で足元が少し悪かったけど、予定通り太郎平小屋に着き、名物のラーメンを頂きました。去年登った薬師岳見ながら宴会。
・2日目
朝から濃いガス。展望はないものの北ノ俣岳の近くではチングルマやハクサンイチゲ、イワギキョウのお花畑が見ごろで、ライチョウに何度も遭遇。黒部五郎岳ではコーヒータイムを楽しみ、雄大なカールを展望。カールから黒部五郎到小舎までが長かった。外で始めた宴会は、にわか雨が来たので談話室に移動して継続。
・3日目
ようやく朝から晴れ。去年歩いた立山、五色ヶ原、薬師岳、そして昨日から歩いた太郎平、北ノ俣岳、黒部五郎岳とカールと周囲の山々をぜ〜んぶ展望できました。三俣蓮華岳、双六岳からの展望も素晴らしく、双六ではコーヒーで小休止。
双六小屋まで下り天気予報を確認すると、翌日の笠ヶ岳は雨予報なので断念、予定変更してこの日のうちに鏡平山荘まで下りることに。しかしその英断のご褒美か、下山途中で槍穂高連峰を望み、鏡平では逆さ槍をみることができました。この日は、途中何回もお会いした関西のお姉さま方と合流してにぎやかな宴会となりました。
・4日目
予報通り朝から雷鳴と屋根を叩く雨音。しばらく止まないようなので、朝食後すぐに下山開始。雨が降ったりやんだり、川は増水していたので神経を使う下山でしたが、3人とも無事に下山。帰りは平湯温泉で汗を流して反省会(昼食+飲み)の後、高速バスで帰宅。
笠ヶ岳に行けなかったのは残念だけど、この天気では妥当な判断だったかと。個人的には初めてのルートが多く、花やライチョウにもたくさん会えて満足の4日間でした。bocaさん、Kasariさん、ありがとう。またよろしく!
7〜8年前山歩きを始めたころ、たまたま何十年ぶりかで小学校の同窓会があって、学生時代ワンゲルだったという女性にどの山が印象的だったか尋ねたら、黒部五郎と答えた。同じころ、鴨沢のバス停で知り合ったベテラン男性に尋ねたら、彼も黒部五郎と答えた。
たいして山の知識がなかったし、富士山や槍や穂高は分かるけど黒部五郎ってどこのどんな山なんだろうと興味がわいた。
で、とうとう行ってきました。
山頂はガスで遠望はきかなかったけど、足元に広がるでっかいカールは眺めることができた。カールに下りて見上げると周りの壁は教会の大伽藍のようでなんか荘厳な雰囲気、足元はチングルマの花畑が広がっていた。雪渓から流れ出る沢水も冷たくて気持ちよかった。
今年は去年より10日ぐらい早い夏の山行で、期待通りお花畑をたくさん見れたけど、カール内のチングルマはけっこう広い範囲で同時に咲いてた。カール内は気象条件が安定しているのかな。
黒部五郎の翌日は三俣蓮華から双六岳に向かったが、朝からよく晴れて、振り返ると昨年歩いた立山から薬師までの稜線と、今回歩いた稜線、泊った太郎平と黒部五郎の二つの小屋まで一望できて、2年がけでずいぶん歩いたなぁ、と感慨にふける。
今年は、年明けからここまで足の故障やらコロナやらで体調が上がらず、多少の不安も抱えながらの山行だったけど、無事歩き通せたことにホッとした。
同行のbocaさん、kobagonさん、ありがとうございました。
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