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Yamareco

記録ID: 7058860
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

穂高・槍主脈縦走(ソロテント泊)

2024年07月20日(土) ~ 2024年07月24日(水)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
45:14
距離
42.7km
登り
3,944m
下り
3,873m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:19
休憩
0:34
合計
3:53
距離 5.1km 登り 908m 下り 61m
5:59
6:20
2
6:22
107
8:09
8:16
73
9:29
9:35
11
2日目
山行
10:01
休憩
4:56
合計
14:57
距離 5.5km 登り 1,366m 下り 714m
2:12
18
2:30
63
3:33
3:47
30
4:17
4:23
18
5:45
9
5:54
6:02
31
6:33
6:47
45
7:32
7:57
20
8:17
8:56
20
9:16
9:27
34
10:01
10:22
124
12:26
13:44
3
13:47
14:25
29
14:54
15:24
44
16:08
16:10
59
3日目
山行
5:07
休憩
1:03
合計
6:10
距離 2.1km 登り 417m 下り 388m
9:26
29
9:55
10:16
115
12:11
12:17
26
12:43
13:04
8
13:12
115
15:07
15:09
1
15:10
15:16
5
15:21
15:28
8
4日目
山行
10:06
休憩
3:47
合計
13:53
距離 7.1km 登り 1,030m 下り 980m
3:43
3:44
11
3:55
1
3:56
4:32
120
6:32
6:53
120
8:53
9:21
12
9:33
25
9:58
10:01
119
12:00
12:10
62
13:12
13:24
40
14:04
14:13
24
14:37
16:08
55
17:03
17:19
13
5日目
山行
7:54
休憩
2:43
合計
10:37
距離 22.8km 登り 223m 下り 1,730m
6:17
36
6:53
4
6:57
6:58
32
8:05
31
8:36
26
9:02
9:16
30
9:46
7
9:53
9:57
11
10:08
41
10:49
10:51
3
10:54
11:09
58
12:07
12:08
17
12:25
13:15
11
13:26
13:27
50
14:17
7
14:24
7
14:31
4
14:35
14:36
47
15:38
16:50
1
16:51
16:52
2
16:54
上高地バスターミナル
天候 雨、曇り、濃霧、霧、晴れ、豪雨
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
たぬき岩
奥穂高岳(中央のトンガリ)
奥穂高岳(中央のトンガリ)
ジャンダルム
笠ヶ岳と長谷川ピーク
笠ヶ岳と長谷川ピーク
北穂高岳
ライチョウ
槍ヶ岳山荘

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット ヘルメット

感想

【序章】
穂高・槍主脈縦走出発当日
去年のジャンダルム縦走時はザック16kg+水3kg+カメラ950g+ビデオ720g他だった。
今回ザックは水を除き19(カメラ950g+ビデオ720g+三脚786kg+Anker PowerHouse 90 約845g)+ゴープロ
自宅0時40分出発。高速道、大型車の最高速度が引き上げられ深夜の高速道路も雰囲気が変わった。
沢渡バスターミナル始発15分くらい前に少ない列に並んだが、乗車券購入に時間がかかり(クレカ対応自動券売機1台とクレカ非対応有人窓口1窓)バス始発に間に合わず、ただ西穂までなので急いではいないからいいか…

【スタートは雨】一日目
帝国ホテルバス停下車。近くのトイレで支度をしていた時に本降りの雨
西穂山荘に着くころも雨。水分補給量が減ったことはよかった。
登山道は沢登り状態。初めての涸沢に行った時も雨だったことを思い起こした。
テン場到着。自由に設営場所を選定することが出来た。
関東甲信東海は梅雨明けしたが北陸はまだなのでここは雨。
去年の西穂はテントで休むことは出来なかったが今日はテント内で過ごせる。水だけ購入した
西穂で思い出したのは醤油と七味唐辛子を自宅においてきたこと

【西穂奥穂】二日目
水2L+ポカリ500ml+緑茶500mlで去年より20分早く出発…
到着時間はそんなに変わらないかな
今日はこの時間に出発する人は少ないていうかいない。前回はもっと早く出る人も結構いたと思ったけど
奈落の底に下降しようと思った西穂独標から先も難なく通過
西穂高岳山頂辺りまでは静かな山行だったけど、だんだん追い越されるようになり賑やかになってきたな
前回より天気が良くない、間ノ岳がお気に入りだったけど今年は天狗ノ頭のがよかった。
そして一番気がかりだったのが行動時間ではなく天候。最初にすれ違ったアジア系大学生グループにこの先ドライ?ウェット?確認
今と同じですよ〜大変ですね〜と言われる。
暫くして次の人に確認、「逆層スラブは乾いていますか?」もうすぐそこで良くないとのこと。
最悪だった。晴れの日のベストコンディションで臨みたかった。しとしと降る雨、見上げる巨大滑り台。そのまま滑ると大空に解き放たれる解放感
「別山尾根みたく鎖無しで途中まで登るんだっけか?」よく見ると下の方まで鎖は伸びていた。が中間部にホールドとスタンスがなくて鎖と登山靴の接地面でクリアする状況
間近でオブザベーションして戻り、もう一度トライすることにした。←実際は腕の力と足に負担がきていたので、体力回復を図った
このバリエーションルートでテン泊フル装備の人はいない。今度は小屋泊で臨みたい
登山靴に全神経を集中させ上部のクラックを支点にして登ることを決意
完登。逆層スラブを穂高連峰難路核心部No.1に認定します。だってあれ滑ったら助からないですよね?ヤバいです。去年逆層上部ですれ違った人もヤバいですね〜って
やはり軽装なら認識は変わると思います。
この個人的核心部以外にもこのルートを通るときはクライミングジムに行っていて良かったと思います。1年以上通っていないですが、知っているといないのでは大きく違うと思います。
進学で去っていったジムスタッフの顔とか思い出しました

【行動時間】
今回ジャンダルムもバッチリ撮影しようと三脚も持参しましたがガスで結局使用したのが北穂だけだったかもしれません。
逆層スラブを越えたら一安心、不安な箇所は奥穂南岳間でしょうか
楽しみにしていた天狗、ジャンもガスで眺望はよくありませんでした。また来いってことなんですね…残念
ジャンダルムは去年と同じガスの中、同じような景色
ロバの耳は違った。飛騨側は見通しが利いた。前回のガスの中に浮かび上がったシルエットの禍々しい感じがしなく少し拍子抜けした。やはり凶悪なのは逆層スラブだろう(笑)No.2は大切戸にある
ウマノセは馬というよりステゴサウルスの尾びれを攀じ登るように感じる
腕が痛くて休み休み登っているときに奥穂側から視線を感じる。誰かずっとこっちを見ている。
最初は有名ユーチューバーかと思ったけど、県警?遭対協?の人なんですね。落ちたらすぐに対応してもらえますね…っていうか遺体回収ですかね
穗眇声厠羌椶皀スの中、映えない←失礼
去年のガスの方が黄金色のガスで雰囲気があったけど、今回は灰色雲の中
明日は北穂行くから早く帰ろう、穂高岳山荘はすぐそこでしょ…30分
地味に長かった…←失礼
景色が見えないのでいろいろ考えながら下山、去年のエンディングロードじゃなかった。灰色の世界
そしてここで穂高連峰・槍難路核心部同列No.3小屋前のハシゴクサリ!
もうすぐ着くのにこれは怠い。しかも事故を起したらそこはギャラリーコーナーなので物凄く恥ずかしい。
車道でいうところの裏榛名、裏赤城でやらかすのと同じだろう油断は全くできない。
ちなみに同列No.3は槍ヶ岳でございます。
先に書くと大キレット、槍沢、表裏銀座からきて槍は辛いでしょう。鷲羽岳から来た方も仰ってました。

【穂高岳の村】
去年より40分遅く到着…ジャンからウマノセ間天気が比較的いい方で写真を撮っていたということと日差しがあり暑く時間がかかりました。西穂奥穂すべて晴れだとハードかもしれません
前回は逆にジャンからガスったので涼しくて助かりました。
穂高岳山荘到着時残水650ml+ポカリ180ml+緑茶200mlでした。
テントでやることないのでGETできた朴葉ずしとナッツでビール・ウィスキーを楽しみました。至福の時…朝までガスでした
夜、風の通り道で強かったです。
早朝、ガスでした。
朝、晴れました。
そして出発時衝撃の事実が…靴壊れました(写真参照)
細引きはありましたけど、紐を締めなおしてそのまま出発、行けそうです

【クライマーを目撃した??】三日目
奥穂北穂間、北行は初めてなので楽しみとともに少し緊張
水1.5L+ポカリ500ml搭載
そういえば穂高岳テント場申し込んだときにアミノバイタルの試供品をもらえた。
ヤマップでキャンペーン張ってますけど、その前から何故か駐車場で登山前に飲むようになってた。確かきっかけは高速道走りながらリアルゴールド、デカビタ等を飲んでいたのが始まりだと思う。
涸沢岳山頂を越え下降、確かにホールドスタンスが分かりやすい南行の方が最初はいいのかもしれませんね。ただあまり差は感じなかった。
奥壁バンド、ガスで遠くが見えたり見えなかったり…
声が聞こえる、その時ガスが晴れ壁に張り付く二人が見えた!
撮影しようと構えたが直ぐにガスり結局晴れなかった。でも独特の岩の形の下にいたな。
奥壁バンドを越えた後、前回足場が分からない場所に来た。が
見えるぞ見える!!南行の際わからなかった足場がわかる…
南行北行どちらも一長一短ありますね
で、そのあと分かったんです。壁に張り付いていた二人が
一般登山者でした(笑)
傍から見ると明らかにおかしいところ登っていくんですね一般人が
^_^;

【ここは外せない】
奥穂北穂間、北行が最初に難所が来るって感じですね、それは大キレットにも言えると思います。
南峰から下って北穂分岐に到着。ツアー登山の方々もテント場の方で休まれていました。
北穂ってハマりますね。小屋もいいけどここのテン場も良い、小屋まで約20分(笑)
薬師峠キャンプ場のように出張販売はありません。でも常念岳マニアには堪らないですね
と思いながら北峰に向かっているとヘリの音が近い。今回の山行中ヘリはよく見ましたが物資輸送のものばかりでした。ただこれは赤い彗星…
調べると県警の二機と消防一機の三機体制だそうです。
報道によると骨折の重傷とのことですがご無事で何よりです。
小屋で食事をと思っていましたが、ランチタイム終わってました。
小屋到着時にはたしか残水700~600ml+ポカリ500ml
菓子パンとコーヒーをオーダーし楽しむことにしました。
槍も撮影とカメラを構え待っていましたが槍様が現れることはありませんでした。
テント張ってないんで肩を落としながら戻ることにしました。

【独り占め】
明日は大キレットから槍、西穂奥穂のコースタイムが長時間なのでここも早朝出発、槍はあきらめ常念様だけ撮影。
平日ということもありテン場は自分ひとりだけ、奥穂のヘリポートテン場も一人でした。秋の激混みが懐かしく感じられます。
夕刻以降ガスが出ました。寝ているとグエッゥって雷鳥の声がしましたがその姿を見ることは出来ませんでした。キターホの野菜を持っていなかったことが悔やまれます。
辺りはガスに包まれていました。翌朝は晴れ遠くに見える街の夜景が綺麗です。

【北行きも悪くはない】四日目
大キレット北行きは初、楽しみではあります。
たしか水2L+ポカリ500ml搭載、南岳小屋で給水予定
南岳小屋のランチ目的です。北穂からのモルゲン槍ヶ岳撮影はおあずけです。ガスだし…
結論から言うと難所が始めに来るので北穂からのが良いのかも?と思いました。
ただ今日に限って言うと長野側は無風、飛騨側からは湿ったガスと強風が吹き付けます。
なので難所がウェット状態、昼前からは乾いてきたのかと思います。

【悪くはないが悪場は悪い】
そしてここで西穂〜槍間核心部難所No.2の発表です。それは…
あのガレザレ場・鎖場です。表現しづらい場所なんですよね。YAMAP地図だと北穂高小屋と長谷川ピークの1/3の所に鎖場・ガレ場ってかいてあります。多分そこです。A沢のコルから上部、常念岳と南岳がよく見える巻き道みたいな一息つける区間まで←分かりづらい
ここは初見から嫌な雰囲気でした。南行のときは登りです。安定している場所がなくほぼ浮石で滑るとそのまま奈落の底に落ちます。絵的には良いんですけど写真撮る余裕は全く無いです。そしてここを落石させないで歩くのは凄く難しいです(軽装ならまた違うと思います)。
ここは体力と神経使いました。

【ここで考察】
ふと考えたんです。一般的な核心部(飛騨泣き、長谷川ピーク等)と個人的核心部(逆層スラブ、この鎖場・ガレ場等)の違い
まず一般的な核心部は垂直で墜ちると✕です。で個人的核心部は垂直じゃなく45°かは分からないですが傾斜がついてます。でもそこで滑って墜ちると✕です。よくあるテレビ番組の罰ゲームみたいな感じです。心理的不安を誘います。
そして、一般的核心部は足場はしっかりしています。鉄のボルトや鋼鉄の取っ手、日常生活では見かけない業務用の巨大鎖等。一方個人的核心部はチェーンはありますが足場が不安定だったり、ないです。
なのでその本人の技術力が試されます…
ということで結論は皆様にお任せします
m(_ _)m
個人的にはあの鎖場・ガレ場あそこだけバリエーションルートの点線にしても面白いなと思いました。

【ごはん】
というわけで獅子鼻展望台で眺望を楽しんだ後
南岳小屋でランチ!って伺いましたが10:30からとのこと、お土産だけ買って先を急ぎました。このとき水筒への給水、行動食摂取を忘れました。
槍から南岳って心が落ち着くので結構好きなんです、だから北行きも期待していましたし実際期待通りでした。
ただ予想外なのは、槍からだと始めに来るので
楽チンなんですが、キレットからだと地味に(←失礼)長いし意外に登るんですよね。丘みたいに感じていたのですが、一つ一つが立派な山なのです。
でこの辺りでシャリバテになってたかもしれないです。行動食取るの面倒で水とポカリしか飲んでいませんでした。

【中岳の朽ちた標識】
中岳の南面と云いますかあの岩岩の斜面がいいですね。キャンプ禁止の朽ちた標識があるところから上部。下から見上げると丘じゃなくて山だなこれは
シャリバテで朽ちた私は途中に腰掛け行動食を取ることにした。
そのとき通りすぎた男性が少し上の方に雷鳥がいるよーって声かけていただきました。
聞くと頂上より少し下辺り、登山道上で砂浴びをして通れなかったとのこと。
なんか去年のデジャブですかね。トレランの人が雷鳥いるよーって言ってたロバの耳。
まあそこまで急ぎ行く体力ないんで諦めますか…

【これまでで一番の天気】
行動食も食べ中岳頂上もあと少しってとこでいました。雷鳥
お気に入りの席っていうか縄張り?馴染んで自分の空間になっている砂浴び場
このときガスとガスが晴れる境目の気象条件
少し上がると別の2羽もいた
ただ写真撮るの難しい保護色化、ファインダー覗かないで液晶画面見てるんで太陽光も反射し、岩なのか雷鳥なのか分からない。ほんとに同じ色
最初の一羽しか撮れなかった。
雷鳥に張り付いていたが徐々に離れて岩陰に行ってしまった。
天気も良くなったし今度は槍を撮ろう

【ライチョウは飛んでいく】
マイナー(←失礼)なんでのんびりできていいですね。でも大喰岳、槍ヶ岳距離あるなあ
今回の山行で一番登山らしい登山でしたね。好天で皆さん笑顔でした。翌日の槍沢は雨でしたので
大喰岳山頂からの槍ヶ岳、槍ヶ岳山荘も良く見えました。
大喰岳からの下りで槍の肩を見てひらめきました。
アンデス、日本アンデス、これは日本北アンデス
ちなみに吊尾根・重太郎新道は日本南アンデスと言います(笑)
飛騨乗越までやってきました。あとは団地を登るだけ。休み休み登りました。そこら中に北ホが咲いてます。イワツメクサ
じっと見てひらめきました。美味しそう…
花じゃなくて葉の部分、が彩りを豊かにするサラダ。フレンチドレッシングをかけて食べるとさっぱりして美味しそうです

【ご飯を求めて】
早く山荘に着きたかった。ランチをGETしたかったからだ、別に餅とアルファ米はあったのだがたまには小屋食も食べてみたかったのだ。奥穂、北穂、南岳と逃してきたからということもある。でも結局は間に合わなかった。ガスが晴れたので、3度の飯より景色を優先したためだ。
槍ヶ岳山荘について早く食事をしたかったのだが、テント設営と登頂を優先した。
明日は槍沢を下り上高地なので時間がない。
槍ヶ岳テント場到着時には、たしか残水700~600ml
槍ヶ岳に登頂した。かなりハードだった。テント設営時点ですでに怠かった。だからイワツメクサが美味しそうに見えた。
いつもは翌日に回していたが今回は当日。疲れた身体にこたえた。こんなに大変だったっけかと思いながら登る
腹減ってるし〜

【のんびり山頂】
ちょうど山頂は誰もいなかった。ガスが晴れるまで待ってみる。北側はたまに晴れるが、奥穂側は晴れなかった。下山
下山路は鎖が新しくなっていた。ステンレスの鎖のようなものもあった。そう言えば2年前の大キレット、新しい鎖があったところは難所だったが、別の鎖やスリングが設置されていて今は難所ではなかった。山の神に感謝!
肩に着いたらキッチン槍に駆け込んだ。営業時間が長く比較的種類も豊富だった記憶があったからだ。時間的にお食事メニューは終了
スタッフと相談しておでんとソーセージ盛合せに決定。正解でした。
奥穂もそうでしたけど槍でも暫く飲むことにした。持参したウィスキーが結構残っていたため減らすことにしました。帰りは軽量化したい

【最終日の滞在】
おでんもソーセージも美味い。お酒に合います。アルコール持参しなくてもボトルワインでしたか1500円で購入できます。
明日は早いし荒天という情報も入ってきたのでテントに戻ります。
持ち帰ろうと奥穂でもらったアミノバイタルの試供品も飲みきった。
不安なことはテン場ペグが刺さらないし石が少なくテントの固定が弱いということ

【暴風雨撤収】五日目
零時ころ風が強く外に出るとミスト状態、濡れる。予報では4時位から強雨になっている。
実際当たった。雷鳴が鳴り響きテントが風に煽られる、最終的には固定が効かなくなり外れた。暴風雨
予定より2時間遅く出発。バスに間に合わなくても歩いて沢渡までと決意。
しかし、槍沢に下っていくと風も収まり出した。しかも行動スピードが速くなった!下山は楽だ!速い
途中で登山道流出箇所を確認。雨の槍沢だった。横尾も雨、装備を整え徳沢へ途中の新村橋の橋台が完成していた。ただ早く護岸工事等は完成してもらいたいと思う。景観が良くない。
大規模なモトクロスコースが出現している状況だ

【3時間は伊達じゃない】
徳澤園には予想より早くついた。なので恒例の大盛りカレーにしようとしたが 〜13時限定の野沢菜大盛りチャーハンにした。
正解だった。これもかなり美味い
徳澤園の公衆トイレは新築していた。広くなりそうな感じ
明神から先小梨平に抜けられない。遊歩道流出
右岸から行く…
ここも地味にキツかった。距離が長い。
屏風の耳から帰ってきたときを思い出した。ほぼ平坦で飛ばすから足にきた
しかも全員右岸コースなんで交通量多い

【終章】
岳沢分岐に着き湿原を堪能。上空は雲に覆われている。その先の展望スポット「穂高連峰」から見る穂高連峰も上部は雲に覆われている。西穂も邪魔も吊尾根も見えない。河童橋に行こう…
そしてここでやらかしました。白樺荘ホテルの目前、河童橋へ車椅子の方がスムースに渡れるようスロープになっているところ。木道と石畳で出来ております…
スリップ転倒。オープンテラスのあるギャラリーコーナーで盛大に横滑り、視線が注がれる…

教訓:気が抜けたときに事故は起こります。

おわり

【食料・行動食】
アルファ米100g1個、アルファ米42g2個、パスタ160g1個、ミートソース130g1個、ラーメン164g1個、切り餅50g8個、SOYJOY30g7個、羊羹60g5個、ハッピーターン28g6個、ポカリ粉74g4個、経口補水粉6g2個、ウィスキー500ml、ナッツ200g?、他

[山行終了時残り]
アルファ米42g2個、SOYJOY30g5個、羊羹60g2個、ハッピーターン28g2個、ポカリ粉74g3個、経口補水粉6g1個、ウィスキー200ml、ナッツ100g?、他

【あとがき】
登山靴の講習会に参加し履き方を再確認したので足の負担は軽減した。が奥穂で靴の破損を確認。実際修理に出したときに右側も破損しつつあったのを発見。持ちこたえていた?
両足の靴擦れと爪先が一部ダメージを受けた。
今回、ダメージが大きかったのは手だった。
山行で自然に作られたオープンフィンガーグローブを当初は使った。ただ、確か西穂〜間ノ岳間で破損が酷くなったと同時に、初めから荒れていた手がヒビ割れて出血するようになたのでビレイグローブに切り替えた。テント設営でも手が荒れるので自動車運転日焼け止め用の手袋を使った。わずかながら役にたった。
反省点としては間ノ岳のペイント、大キレットの滝谷展望台、赤沢岩小屋をスルーしてしまったこと、どちらもガスや雨で眺望等は得られなかったが惜しいことをした。
奥穂高岳嶺宮から穂高岳山荘、明神から河童橋が長く感じられたということは後半スタミナが切れていたということだろう。
北穂から槍ヶ岳山荘も腹が減ったといいながら面倒で行動食をほぼ摂らず、ハイドレーションの水だけ、A沢のコルと南岳でポカリ飲み干し、大喰岳で経口補水液をガブ飲みしたという事が反省点か。あっ途中の中岳中腹、雷鳥に逢う前にSOYJOYとハッピーターン、一口羊羹を食べました。
穂高・槍主脈縦走ですが、見どころが多いので一つ一つがじっくり味わえないのが残念です。やはり、ジャンダルム・大キレット・槍ヶ岳などそれぞれ分割するか、休みを多く取れるかですね。
ダイエット効果についてですが去年の雲ノ平の方がありました。腹の肉が減りました。今回は上下動は何本もありましたが、距離歩いていなので腹は変わりませんでした。ただ腕は太くなりました。が、後日談ですが数日してからお腹にも効いてきたような感じです
お好みの山行をどうぞー

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