ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 920771
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

チャレンジ!快晴の剱岳(室堂~称名滝)

2016年07月17日(日) ~ 2016年07月19日(火)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
27:37
距離
34.5km
登り
2,630m
下り
4,068m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:52
休憩
4:17
合計
9:09
9:51
43
室堂
10:34
10:52
40
11:32
11:44
17
12:01
12:08
5
12:13
12:13
13
12:26
12:38
34
13:12
13:12
54
14:06
14:06
7
14:13
14:16
5
14:21
14:21
24
14:45
15:08
33
15:41
18:27
10
18:37
18:53
7
2日目
山行
5:19
休憩
3:15
合計
8:34
4:03
4:03
17
4:20
4:22
17
4:39
4:39
39
5:18
5:19
12
5:31
5:31
16
5:47
5:53
3
5:56
5:57
4
6:01
6:01
7
6:08
6:13
8
6:21
6:22
5
6:27
9:00
3
9:03
9:04
7
9:11
9:13
17
9:30
9:31
27
9:58
9:58
10
10:08
10:08
55
11:03
11:09
19
11:28
11:30
36
12:06
12:20
10
12:30
剱沢キャンプ場
3日目
山行
9:08
休憩
2:31
合計
11:39
3:52
71
剱沢キャンプ場
5:03
5:05
41
5:46
5:47
21
6:08
6:08
27
6:35
6:35
8
6:43
6:43
13
6:56
7:09
23
7:32
7:51
73
9:04
9:04
7
9:11
10:11
12
10:23
10:53
10
11:03
11:04
113
12:57
13:09
46
13:55
13:55
53
14:48
14:50
8
14:58
14:59
5
15:04
15:13
3
15:16
15:17
4
15:21
15:21
10
15:31
称名滝バス停
天候 17:雨、18,19:晴
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
 梅田22:00-阪急バス(5200円)-5:50富山6:40-夏山バス室堂線(3100円)-9:10室堂
復路:
 称名滝15:55-(称名滝探勝バス500円)-16:10立山16:15-(地鉄富山1200円)-17:23富山18:09-(地鉄富山200円)-18:14不二越22:30-(地鉄富山200円)-22:36富山23:00-阪急バス(6000円)-06:45梅田
コース状況/
危険箇所等
コース状況:
 立山縦走路:悪天候時は、道迷いに注意。
 剱岳(別山尾根):タテバイ・ヨコバイを始め、落ちたらアウトの危険箇所が連続。気を引き締めて行きましょう。
 奥大日縦走路:大日岳から称名滝へは急降下で結構キツイ下りです。(大日岳からの下りは、沢筋に入らないように注意)

 ※コース上の雪:剱沢から剣山荘で、雪渓を渡る箇所がありますが、距離も短く軽アイゼン無しで行けました。
その他周辺情報 下山後の温泉:
 満天の湯 富山地鉄 不二越駅徒歩2分 730円
 http://www.manten-yu.co.jp/toyama/institution/
予約できる山小屋
室堂ターミナル(標高2450m)。今日はここから剱沢を目指します。
2016年07月17日 09:39撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/17 9:39
室堂ターミナル(標高2450m)。今日はここから剱沢を目指します。
まずは、登山届を提出。奥大日で熊の目撃情報があるとのこと。こわ~。
2016年07月17日 09:39撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/17 9:39
まずは、登山届を提出。奥大日で熊の目撃情報があるとのこと。こわ~。
外は雨でガスガス。(;_;)
2016年07月17日 09:48撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/17 9:48
外は雨でガスガス。(;_;)
強風に揺れるチングルマ。
2016年07月17日 09:54撮影 by  iPhone 6, Apple
2
7/17 9:54
強風に揺れるチングルマ。
一の越山荘。
2016年07月17日 10:34撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 10:34
一の越山荘。
雄山山頂。なんにも見えません。
2016年07月17日 11:29撮影 by  iPhone 6, Apple
2
7/17 11:29
雄山山頂。なんにも見えません。
雄山頂上社。
2016年07月17日 11:42撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 11:42
雄山頂上社。
晴れていれば山頂で、雨の日は屋内でご祈祷、とのことでした。大祓で罪・穢を祓います。
2016年07月17日 11:35撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 11:35
晴れていれば山頂で、雨の日は屋内でご祈祷、とのことでした。大祓で罪・穢を祓います。
大汝山。
2016年07月17日 12:02撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 12:02
大汝山。
富士の折立。
2016年07月17日 12:27撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 12:27
富士の折立。
真砂岳。
2016年07月17日 13:12撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 13:12
真砂岳。
別山。
2016年07月17日 14:02撮影 by  iPhone 6, Apple
2
7/17 14:02
別山。
別山北峰。晴れていれば、ここは剱岳の展望台。(;_;)
2016年07月17日 14:13撮影 by  iPhone 6, Apple
1
7/17 14:13
別山北峰。晴れていれば、ここは剱岳の展望台。(;_;)
おっ。ライチョウさんとご対面。
2016年07月17日 14:25撮影 by  iPhone 6, Apple
4
7/17 14:25
おっ。ライチョウさんとご対面。
剱沢に到着。受付を済ませて、テントを設営。噂には聞いていたが、風が強い。ここは風の通り道。(ペグをしっかり打って、素早く立ち上げて、張り綱をしっかり固定すれば、安心です)
2016年07月17日 17:09撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/17 17:09
剱沢に到着。受付を済ませて、テントを設営。噂には聞いていたが、風が強い。ここは風の通り道。(ペグをしっかり打って、素早く立ち上げて、張り綱をしっかり固定すれば、安心です)
うっひょ~、かっちょいい。雨が上がると、凄い絶景が出迎えてくれました。
2016年07月17日 17:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
11
7/17 17:10
うっひょ~、かっちょいい。雨が上がると、凄い絶景が出迎えてくれました。
緑が美しい。
2016年07月17日 17:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/17 17:10
緑が美しい。
青空が嬉しい。
2016年07月17日 17:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
7/17 17:14
青空が嬉しい。
魅力的な稜線。
2016年07月17日 17:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/17 17:10
魅力的な稜線。
剱御前小舎を見上げる。
2016年07月17日 17:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/17 17:11
剱御前小舎を見上げる。
テントから剱が丸見え。剱沢のテン場、最高!
2016年07月17日 17:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/17 17:11
テントから剱が丸見え。剱沢のテン場、最高!
男前の稜線です。
2016年07月17日 17:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/17 17:14
男前の稜線です。
翌朝、朝食を食べて出発。いよいよ剱アタックの時がやって来ました。先行者さんのヘッドライトの光が見えます。
2016年07月18日 03:57撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 3:57
翌朝、朝食を食べて出発。いよいよ剱アタックの時がやって来ました。先行者さんのヘッドライトの光が見えます。
剣山荘を通過。
2016年07月18日 04:26撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 4:26
剣山荘を通過。
まずは、一服剱へ。
2016年07月18日 04:26撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 4:26
まずは、一服剱へ。
鹿島槍の稜線が浮かび上がる。かっちょいい。
2016年07月18日 04:29撮影 by  X-M1, FUJIFILM
11
7/18 4:29
鹿島槍の稜線が浮かび上がる。かっちょいい。
夜明け前の剱沢。
2016年07月18日 04:38撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 4:38
夜明け前の剱沢。
夜明け直前のこの雰囲気、最高に気持ち良いです。
2016年07月18日 04:44撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 4:44
夜明け直前のこの雰囲気、最高に気持ち良いです。
前剱。
2016年07月18日 04:44撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 4:44
前剱。
まずは前剱へ。石を落とさないように、慎重に進みます。
2016年07月18日 04:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 4:49
まずは前剱へ。石を落とさないように、慎重に進みます。
いよいよ剱岳の頂きへ。
2016年07月18日 05:21撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 5:21
いよいよ剱岳の頂きへ。
出た!タテバイ。
2016年07月18日 06:06撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 6:06
出た!タテバイ。
剱岳山頂に到着!
2016年07月18日 06:35撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
7/18 6:35
剱岳山頂に到着!
うわ~。360度見渡す限りの大展望が待っていました。幸せな時を過ごす。
2016年07月18日 06:35撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
7/18 6:35
うわ~。360度見渡す限りの大展望が待っていました。幸せな時を過ごす。
登頂記念を撮って頂く。どうもありがとうございました。
2016年07月18日 06:35撮影 by  X-M1, FUJIFILM
24
7/18 6:35
登頂記念を撮って頂く。どうもありがとうございました。
雲海に浮かぶ毛勝三山。カッコイイ。
2016年07月18日 06:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
7/18 6:36
雲海に浮かぶ毛勝三山。カッコイイ。
長~い、早月尾根。小屋が見えてます。
2016年07月18日 06:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 6:37
長~い、早月尾根。小屋が見えてます。
北アのオールスター。素晴らしい。
2016年07月18日 07:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
10
7/18 7:52
北アのオールスター。素晴らしい。
明日歩く、奥大日の稜線。
2016年07月18日 06:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 6:37
明日歩く、奥大日の稜線。
薬師・黒部五郎・笠・水晶。何度でも歩きたい山ばっかりです。
2016年07月18日 06:38撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
7/18 6:38
薬師・黒部五郎・笠・水晶。何度でも歩きたい山ばっかりです。
鹿島槍。カッコイイ。
2016年07月18日 06:38撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 6:38
鹿島槍。カッコイイ。
湯を沸かして、コーヒーを頂く。至福の時間ですね。
2016年07月18日 06:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 6:47
湯を沸かして、コーヒーを頂く。至福の時間ですね。
ギザギザの北方稜線。
2016年07月18日 07:05撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 7:05
ギザギザの北方稜線。
左が長次郎谷、右が平蔵谷。
2016年07月18日 07:05撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 7:05
左が長次郎谷、右が平蔵谷。
三角点をゲット!
2016年07月18日 07:06撮影 by  X-M1, FUJIFILM
6
7/18 7:06
三角点をゲット!
後立山連峰の稜線が光を浴びて、カッコイイ!
2016年07月18日 07:07撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 7:07
後立山連峰の稜線が光を浴びて、カッコイイ!
後立山連峰の稜線は、雲の中へと消えていく。行き着く先は日本海。
2016年07月18日 08:31撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 8:31
後立山連峰の稜線は、雲の中へと消えていく。行き着く先は日本海。
ミヤマオダマキ。
2016年07月18日 09:27撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 9:27
ミヤマオダマキ。
赤色のイワベンケイ。
2016年07月18日 09:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 9:30
赤色のイワベンケイ。
黄色のイワベンケイ。
2016年07月18日 09:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 9:30
黄色のイワベンケイ。
険しい登山道はまだまだ続く。
2016年07月18日 09:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 9:47
険しい登山道はまだまだ続く。
山頂を振り返る。タテバイで行列ができています。
2016年07月18日 09:50撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 9:50
山頂を振り返る。タテバイで行列ができています。
早月小屋が雲海に呑まれる。
2016年07月18日 09:51撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 9:51
早月小屋が雲海に呑まれる。
雲海に浮かぶ奥大日・大日の稜線。
2016年07月18日 09:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
7/18 9:52
雲海に浮かぶ奥大日・大日の稜線。
ケルン越しに鹿島槍。
2016年07月18日 09:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 9:52
ケルン越しに鹿島槍。
鎖場を登る。
2016年07月18日 10:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 10:03
鎖場を登る。
カッコイイ。
2016年07月18日 10:04撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 10:04
カッコイイ。
大分下りてきました。
2016年07月18日 10:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 10:30
大分下りてきました。
クルマユリ。
2016年07月18日 10:46撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
7/18 10:46
クルマユリ。
ミヤマキンポウゲ。
2016年07月18日 10:48撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 10:48
ミヤマキンポウゲ。
ハクサンボウフウ。
2016年07月18日 10:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 10:49
ハクサンボウフウ。
イワツメクサ。
2016年07月18日 11:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 11:03
イワツメクサ。
チシマギキョウ。
2016年07月18日 11:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 11:03
チシマギキョウ。
ハクサンシャクナゲ。ピンク色が可愛いです。
2016年07月18日 11:07撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 11:07
ハクサンシャクナゲ。ピンク色が可愛いです。
剣山荘が見えました。
2016年07月18日 11:08撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
7/18 11:08
剣山荘が見えました。
ミヤマリンドウ。
2016年07月18日 11:29撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 11:29
ミヤマリンドウ。
ヨツバシオガマ。
2016年07月18日 11:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 11:30
ヨツバシオガマ。
剣山荘に到着。一息つきます。
2016年07月18日 11:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 11:34
剣山荘に到着。一息つきます。
剱沢小屋に進みます。
2016年07月18日 11:42撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 11:42
剱沢小屋に進みます。
クルマユリ。
2016年07月18日 11:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 11:47
クルマユリ。
ハクサンフウロ。
2016年07月18日 11:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 11:49
ハクサンフウロ。
一番長い雪渓でこの長さです。アイゼン無しでOKです。
2016年07月18日 12:04撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 12:04
一番長い雪渓でこの長さです。アイゼン無しでOKです。
剱沢小屋から見る剱岳。
2016年07月18日 12:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 12:14
剱沢小屋から見る剱岳。
我が家に戻りました。
2016年07月18日 12:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/18 12:34
我が家に戻りました。
剱の展望、最高!
2016年07月18日 12:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/18 12:34
剱の展望、最高!
かっちょいい。
2016年07月18日 16:51撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 16:51
かっちょいい。
何、笠雲?まじか?(やがて、雨となり夜半までテントを濡らしました。写真では判りにくいですが、この直前に綺麗な笠雲がかかっていました。)
2016年07月18日 18:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/18 18:03
何、笠雲?まじか?(やがて、雨となり夜半までテントを濡らしました。写真では判りにくいですが、この直前に綺麗な笠雲がかかっていました。)
前室で湯を沸かし、アルファ米雑炊を頂きます。
2016年07月18日 18:03撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/18 18:03
前室で湯を沸かし、アルファ米雑炊を頂きます。
トランゴエボ、岩場歩きで活躍してくれました。
2016年07月18日 18:05撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
7/18 18:05
トランゴエボ、岩場歩きで活躍してくれました。
翌朝、ようやく雨が止み、テントを撤収。
2016年07月19日 04:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 4:18
翌朝、ようやく雨が止み、テントを撤収。
サヨウナラ、剱沢。また来るよ!
2016年07月19日 04:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 4:36
サヨウナラ、剱沢。また来るよ!
赤く染まる剱御前小屋。
2016年07月19日 04:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 4:49
赤く染まる剱御前小屋。
この光景もそろそろ見納め。
2016年07月19日 04:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 4:49
この光景もそろそろ見納め。
イワカガミ。
2016年07月19日 04:53撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 4:53
イワカガミ。
ハクサンイチゲ。
2016年07月19日 04:54撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 4:54
ハクサンイチゲ。
日が昇りました。
2016年07月19日 04:56撮影 by  X-M1, FUJIFILM
9
7/19 4:56
日が昇りました。
スポットライトを浴びる奥大日。
2016年07月19日 05:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 5:11
スポットライトを浴びる奥大日。
地獄谷から噴煙が上がる。
2016年07月19日 05:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 5:11
地獄谷から噴煙が上がる。
薬師岳と黒部五郎。カッコイイ。
2016年07月19日 05:13撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 5:13
薬師岳と黒部五郎。カッコイイ。
チングルマ。
2016年07月19日 05:46撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 5:46
チングルマ。
立山三山。
2016年07月19日 05:47撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 5:47
立山三山。
奥大日。結構、かっこいい山ですね。
2016年07月19日 05:52撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 5:52
奥大日。結構、かっこいい山ですね。
ライチョウさん、登場!
2016年07月19日 07:01撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 7:01
ライチョウさん、登場!
奥大日岳。
2016年07月19日 07:12撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:12
奥大日岳。
ここから下る稜線にも道が付いている。色んな所歩く人いるんだなぁ。
2016年07月19日 07:13撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 7:13
ここから下る稜線にも道が付いている。色んな所歩く人いるんだなぁ。
長~い。早月尾根。
2016年07月19日 07:13撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 7:13
長~い。早月尾根。
毛勝三山。
2016年07月19日 07:13撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:13
毛勝三山。
遠くに白山。
2016年07月19日 07:24撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:24
遠くに白山。
なんて、素晴らしい!
2016年07月19日 07:24撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 7:24
なんて、素晴らしい!
右が奥大日岳。左奥に大日岳。最高の稜線歩きができました。
2016年07月19日 07:26撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:26
右が奥大日岳。左奥に大日岳。最高の稜線歩きができました。
すっごい数のイワカガミの群生。お花が咲いたら凄いだろうなぁ。
2016年07月19日 07:27撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:27
すっごい数のイワカガミの群生。お花が咲いたら凄いだろうなぁ。
チングルマ。
2016年07月19日 07:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:34
チングルマ。
ハクサンイチゲ。
2016年07月19日 07:35撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:35
ハクサンイチゲ。
奥大日岳から剱岳を眺める。
2016年07月19日 07:39撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 7:39
奥大日岳から剱岳を眺める。
大日岳は未だ大分先。
2016年07月19日 07:40撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:40
大日岳は未だ大分先。
右手に富山の街並みと日本海が見えました。
2016年07月19日 07:44撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 7:44
右手に富山の街並みと日本海が見えました。
栂海新道も日本海へと続く。
2016年07月19日 07:45撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:45
栂海新道も日本海へと続く。
剱岳のギザギザのシルエット。カッコイイ!
2016年07月19日 07:45撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 7:45
剱岳のギザギザのシルエット。カッコイイ!
白いお花。
2016年07月19日 07:58撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:58
白いお花。
ハクサンボウフウ。
2016年07月19日 07:59撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 7:59
ハクサンボウフウ。
オンタデ。可愛いお花です。
2016年07月19日 08:04撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 8:04
オンタデ。可愛いお花です。
シナノキンバイ。立派なお花です。
2016年07月19日 08:10撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 8:10
シナノキンバイ。立派なお花です。
カラマツソウ。
2016年07月19日 08:17撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 8:17
カラマツソウ。
キヌガサソウ。
2016年07月19日 08:18撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 8:18
キヌガサソウ。
大日岳の稜線。
2016年07月19日 08:19撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 8:19
大日岳の稜線。
ウサギギク。
2016年07月19日 08:23撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 8:23
ウサギギク。
ヤマハハコ。
2016年07月19日 08:29撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 8:29
ヤマハハコ。
大日小屋が見えました。
2016年07月19日 09:12撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 9:12
大日小屋が見えました。
大日小屋に到着!お天気もよく。小屋番さんも屋根の上でお昼寝。私も前のベンチでお昼寝しました。
2016年07月19日 09:17撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 9:17
大日小屋に到着!お天気もよく。小屋番さんも屋根の上でお昼寝。私も前のベンチでお昼寝しました。
剱岳。
2016年07月19日 09:17撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 9:17
剱岳。
雲海に浮かぶ毛勝三山。お城みたいでカッコ良い。
2016年07月19日 09:17撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
7/19 9:17
雲海に浮かぶ毛勝三山。お城みたいでカッコ良い。
コーヒーを入れてパンを頂きました。
2016年07月19日 09:25撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 9:25
コーヒーを入れてパンを頂きました。
大日岳に向かいます。
2016年07月19日 09:19撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 9:19
大日岳に向かいます。
大日岳。
2016年07月19日 10:29撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 10:29
大日岳。
三角点ゲット!
2016年07月19日 10:29撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 10:29
三角点ゲット!
雲海が凄い。
2016年07月19日 10:30撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 10:30
雲海が凄い。
剱岳の光景を目に焼き付けて、下山開始です。
2016年07月19日 10:36撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 10:36
剱岳の光景を目に焼き付けて、下山開始です。
水場。
2016年07月19日 11:46撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 11:46
水場。
ニッコウキスゲ。
2016年07月19日 11:48撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 11:48
ニッコウキスゲ。
美しい。
2016年07月19日 11:49撮影 by  X-M1, FUJIFILM
4
7/19 11:49
美しい。
凄い数の群生です。
2016年07月19日 11:50撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 11:50
凄い数の群生です。
道を間違えて、沢筋を下り、ここでようやく登山道に合流しました。あ~、疲れた。
2016年07月19日 12:51撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 12:51
道を間違えて、沢筋を下り、ここでようやく登山道に合流しました。あ~、疲れた。
大日平小屋。
2016年07月19日 13:02撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 13:02
大日平小屋。
見晴台から滝が見えました。ここの滝はどれもスケールがデカイ。
2016年07月19日 13:11撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:11
見晴台から滝が見えました。ここの滝はどれもスケールがデカイ。
ワタスゲ。(初めて見ました)
2016年07月19日 13:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:14
ワタスゲ。(初めて見ました)
タテヤマリンドウ。一輪だけ咲いていました。
2016年07月19日 13:16撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 13:16
タテヤマリンドウ。一輪だけ咲いていました。
湿原の案内板。
2016年07月19日 13:19撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:19
湿原の案内板。
木道の小道を歩きます。
2016年07月19日 13:20撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 13:20
木道の小道を歩きます。
さあ、いよいよ称名滝へ。ハシゴ地獄の激下りの始まりです。ヘトヘトになります。
2016年07月19日 13:55撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:55
さあ、いよいよ称名滝へ。ハシゴ地獄の激下りの始まりです。ヘトヘトになります。
おっ。蛍がお散歩してました。水が綺麗なんですね。
2016年07月19日 13:56撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:56
おっ。蛍がお散歩してました。水が綺麗なんですね。
ピンクのシモツケ。
2016年07月19日 13:58撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 13:58
ピンクのシモツケ。
猿が馬場のベンチ。まだまだ先が長いぞ。寝っ転がって体力回復。
2016年07月19日 14:25撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 14:25
猿が馬場のベンチ。まだまだ先が長いぞ。寝っ転がって体力回復。
やっとこさ、下りきった!ふ~。疲れた。
2016年07月19日 14:54撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 14:54
やっとこさ、下りきった!ふ~。疲れた。
イワギキョウ。
2016年07月19日 14:59撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 14:59
イワギキョウ。
激急登の八郎坂の取り付き。ここから登る人、凄いです。
2016年07月19日 15:02撮影 by  X-M1, FUJIFILM
1
7/19 15:02
激急登の八郎坂の取り付き。ここから登る人、凄いです。
称名滝。
2016年07月19日 15:14撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
7/19 15:14
称名滝。
称名滝バス停。長い縦走が終わりました。(バス・電車を乗継いで、富山駅に戻ります)
2016年07月19日 15:37撮影 by  X-M1, FUJIFILM
2
7/19 15:37
称名滝バス停。長い縦走が終わりました。(バス・電車を乗継いで、富山駅に戻ります)
「いろは」にて、富山ブラックラーメンを頂く。小魚から取った出汁が、美味い!
2016年07月19日 17:40撮影 by  X-M1, FUJIFILM
7
7/19 17:40
「いろは」にて、富山ブラックラーメンを頂く。小魚から取った出汁が、美味い!
(不二越駅に移動して)満天の湯でお風呂に入る。本日は男性が黒部の湯です。露天風呂、最高!
2016年07月19日 18:26撮影 by  X-M1, FUJIFILM
3
7/19 18:26
(不二越駅に移動して)満天の湯でお風呂に入る。本日は男性が黒部の湯です。露天風呂、最高!
すき焼き定食を頂く。
2016年07月19日 20:58撮影 by  X-M1, FUJIFILM
8
7/19 20:58
すき焼き定食を頂く。
大阪行きのバスに乗る。ビール1本で爆睡。お疲れ様でした。
2016年07月20日 06:34撮影 by  X-M1, FUJIFILM
5
7/20 6:34
大阪行きのバスに乗る。ビール1本で爆睡。お疲れ様でした。

感想

さぁ、待ちに待った北アの夏山遠征は、憧れの剱岳にチャレンジしました。
以下、道中記録です。

出発前、天気図を眺める。「なんじゃ、こりゃ。高気圧はどこいったんや?」
梅雨前線が日本列島の上に居座り続けている。雨は避けられそうもない。
2泊3日で剱岳に登る計画を立てた。雨だと流石に登れない。
アタックのチャンスは2日間(初日は、取り付くのが遅すぎる)。
なんとか晴れてくれればと願った。

3連休の初日は、休日出勤の予定と重なったため、出発を1日ずらした(休出の代休を直後に取得)。これが吉と出るか、凶とでるか?

◆1日目 室堂~一の越~雄山~大汝山~富士ノ折立~真砂岳~別山~剱沢(テン泊)
夜行バスで朝早く富山駅に到着!予報どおり強い雨でした。
室堂で、登山届を提出。
「今日は風が強いから、立山も止めといた方が良いよ。
 一の越で様子を見て、行けそうになかったら、
 縦走は諦めて雷鳥沢経由で剱沢に入るのが良い。
 でも、明日の剱岳は大丈夫!あと、奥大日は熊の目撃情報が有る。」
とのこと。
立山は、稜線上は10mを越える強風の予報。とりあえず、雄山まで行ってみて
ダメなら、引き返すことにした。「明日の剱岳は大丈夫!」の言葉を強く信じたい。

カッパとテムレスを身につけて、雨の中1日歩き切る覚悟で出発。ガスガスで視界無しですが、お花畑のチングルマが風に揺られているのが印象的でした。
一の越までの道のりで、戻って来る人と多数すれ違う。少しお話させて頂くと
「今日は雨と風があるから、引き返してきた」とのこと。本当に、大丈夫か?
一の越山荘で一休み。中は大勢の人でごった返していた。

ここで早めの昼食とし、パンを頂いた。雨の日は、ランチ休憩を取りにくいため、早めに体にカロリーを入れておくに限る。(寒い中、強風の稜線でガス欠したら低体温症に繋がる)
ここから雄山に向かって、ザレザレの急登を登る。不用意に足を置いて、小石を少し落としてしまう。危ない、危ない。こんなところで他人に怪我をさせるようでは、明日の剱岳など登れない。その後は慎重に歩を進めた。

雄山山頂社で一休み。大祓のご祈祷の最中でした。残念ながら、ガスガスで視界は有りませんが、風は予報ほど、きつくはなかった。ラッキー、これなら歩けそうだ。先へと進む。折角なので、ピークは踏んでおく。大汝山、富士ノ折立、真砂岳、別山、別山北峰と繋いだ。
富士ノ折立で、「道に迷ったが、内蔵助山荘へはどちらに進めば良いか?」と尋ねられた。ガスで視界がなく、自分が何処にいるか判らなくなったらしい。iPhone GPSで現在地を確認し、「同じ方向だから一緒に行きましょう」と正規の登山道のルートまで一緒に歩いた。視界不良の場合には、GPSは心強い。
途中で、雷鳥さんにもご対面(悪天時にも、雷鳥は活発に行動)。
ガスガスの稜線歩きは全然面白くなかったが、明日は晴れると信じて歩いた。

剱沢に下りて、テントを張るころには、小雨になり、やがて日が射した。この日、一度も見ることがなかった剱岳が全貌を現す。しばし立ち尽くす。嬉しかった。明日はいい一日になりそうだ。早めに就寝し翌日に備えた。

◆2日目 剱沢~剱岳(別山尾根)~剱沢(テン泊)
3時起床で、4時前にテン場を出発。既に先発隊のヘッドライトが一服剱にいるのが見えた。皆さん出足が早い。
私は日の出前のこの時間を歩くのが好きだ。淡いピンク色に染まった空を背景に、浮かび上がる美しい稜線を眺めながら歩いた。
剣山荘からは一服剱への登りとなる。一服剱を越えて、武蔵のコルへ。ここから本格的な岩場が始まるので、カメラを背中のザックに仕舞った。気合を入れ直して登る。
ほとんど休みなく登り続けた。門、長い鎖のトラバース等、落ちたらアウトの場所が連続する。集中力を切らさないように登った。
途中、ハシゴまで進んで、「これはヨコバイの下山路だ」と気付き、引き返す。タテバイは雪渓の脇の道を進むと現れた。「凄い。なんちゅうとこに道を付けたんや。」
と思ったが、ここまで来れば行くしか無い。必死で登ったら、クリアできた。
ヘトヘトになったころ、山頂が見えた。やった、ついにやったぞ!
山頂で、至福の時を過ごす。見渡す限り、見事な山ばかり。遠くは富士山まで見えた。湯を沸かしコーヒーを三杯も飲んだ。結局二時間半、山頂でゆったり過ごした。
名残惜しくも下山開始、ヨコバイを始め難所が続く。疲れが貯まり集中力の切れる下山時こそ要注意。今日はテン場に下りるだけ。時間には余裕がある。疲れきっていたが、休み休みゆっくり下りた。
途中、剣山荘に立ち寄る。小屋番の女性に、背中を虫に刺されたので見て欲しいと頼んだら、「特に今は何も無いけれど、後で腫れるかも。」とのこと。たまたま隣に居合わせたおばちゃんが「私、虫刺されの薬持ってるよ。」と塗ってくれた。スーとして気持ち良かった。この後、テン場で一寝入りしたら、痛みは消えてなくなっていた。おばちゃん、助かったよ。ありがとう。
テン場に戻り、ご飯を食べて、横になっていたら寝てしまった。起きてふと外を見ると、剱岳に笠雲がかかっている。笠雲は悪天の兆し(グレートサミッツの見過ぎで雲の形まで覚えてしまった)。まさか?
懸念は現実となり、夕方から雨がポツポツと降り始め、夜中まで続いた。

◆3日目 剱沢~奥大日~大日~称名滝
剱岳に登れたから良しとするかと、半ば諦めていたが、夜中には雨が止んだ。ラッキーだ。朝起きて、テントを撤収するときには、テントのフライも乾いていた。日の出前から歩き始めた。今日も天気が良さそうだ。
剱御前小屋で、お一人とお話させて頂く。昨日は長次郎谷から剱岳に登り、別山尾根で下りてきたとのこと。今年は例年に比べて雪が少なく、熊の岩まではピッケルなしで登れたそうです。凄いなぁ。私もアイゼントレして、いつか長次郎谷を上がってみたいです。
そこから奥大日へ向かう。登山道脇を彩るお花畑を楽しみながら、気持ち良い稜線歩きができた。奥大日岳は剱岳の展望台。早月尾根がどこまでも延びる剱岳を堪能した。そこから大日岳へ向かう。
大日岳手前の大日小屋では、天気が良いので、ちょうど布団を屋根の上に干している所だった。小屋番さんが屋根の上で気持ちよさそうに寝ていた。私も小屋前のベンチで靴を脱ぎ横になった。ここで小屋のご主人とお話させて頂く。「熊はこの辺りに自生する根曲がり竹が好物で、今の時期は山の上の方に居る。これから木の実を追って、山の下の方に下る」のだそうだ。よっぽどの事がない限り人を襲うことはないと聞いて、少し安心した。冬は小屋の屋根まで雪に埋まるそうだ。そして小屋前の広場が倍の面積になるほど、雪庇が張り出す。近年、大日岳で雪山訓練中の大学生が雪庇に落ちて3人ほど亡くなったことを聞いた。ご主人は、白銀の雪山の世界を魅力的に語ってくれましたが、一歩間違うと命を落とす危険があるんですね。
小屋の人たち(ご主人+小屋番2人(男性、女性))が、力を合わせて、ビールの空き缶を圧縮したり、布団を屋根に上げて干したり、ガスが登ってきたので取り入れたりと、みんなで小屋での生活を楽しんでいる様子が伺えた。佐野元春だとか、早見優だとか、懐かしい歌が印象に残るランプの宿でした。
大日岳に立ち寄る。ここで出会ったソロの女性の方は、早月尾根日帰り12時間コースに今週末にチャレンジするトレーニングでやって来た、とのこと。凄い人がいっぱいいますね。小休止後、下山開始。ここからが長かった。称名滝まで標高差にして1500mもある。4時間の長丁場となった。途中、事もあろうに道をロストして、沢を下るおまけ付き。地図上では木道とあるのに、木道が出てこないので気がついた。地図を見ると、1本東の沢(ザクロ谷源流部)に入ってしまったようだ。下流で登山道が沢を横切って合流することを確認して、そのまま下りることにした。しかし、体力・気力は無駄に消耗した。大日平小屋に到着するころにはヘトヘトになっていた。牛首から称名滝に下りる道も、とんでもなくしんどかった。ハシゴが次々に出てくる。よくこんなところに道を付けたと思った。なんとか下りきり、称名滝を見学後、バス停へ移動。バス・電車を乗り継いで、富山駅でご当地名物のブラックラーメンを食べた後、お風呂で汗を流した。その後、大阪行きの夜行バスに乗り帰路に付いた。

天気の変化にヤキモキしましたが、終わってみれば当初の計画通りの山行きができ、満足です。特に剱岳山頂からの絶景が印象に残りました。機会があればまた挑戦したいです。
今日も良い山でした。

(1日の消費量 水1.5L(行動中のみ、食事除く)、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
 荷重14kg、アルファ米 6食/8食、行動食 500ml×0.5本)

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1793人

コメント

剣岳制覇、おめでとうございます
kickeyさん、こんばんはchamchanです
暫くご無沙汰だなあ、と思っていたら、なんと、やりましたね。。剣岳
自分も昨年、今回のkickeyさんのルートから剣御前小屋~剣岳往復分を差し引いたコースを歩いてみて、別山から剣御前小屋から、そして奥大日岳からといろんな角度から圧倒的な剣岳の姿を眺めて、身の程もわきまえず、本当に心の底から登ってみたいと思いました。
そんな剣岳をこんなに良い天気に恵まれて。。。羨ましすぎます
と言いながら、自分もひそかに登るチャンスをうかがってるんです。。
ちゃんと報告できると良いなあっと
kickeyさん、次は栂海新道ですか? 検討を祈ってますよ
2016/7/21 0:27
Re: 剣岳制覇、おめでとうございます
chamchanさん、こんばんは。

憧れの剱岳へ、初チャレンジ!
気の抜けないハードな鎖場の連続で、流石に緊張しました。
気合が入り過ぎて、ようやくたどり着いた山頂で脱力してしまいました。

山頂では多くの人が休憩されていました。(剱岳の山頂は意外と広い)
小学生の高学年くらいから、ご年配の方まで、幅広い年齢層の方が登って来られ、
みんな山が本当に好きなんだなぁと感心しました。

前日の雨の日、剣山荘に泊まった人の約半数は、剱岳にチャレンジしたと聞きました。
剱登頂に掛ける意気込みが半端じゃ無いですね。
2016/7/22 18:26
満天!
kickeyさんはじめまして。
天候に恵まれた楽しそうな山行だったのでコメントさせていただきました。
剱岳って男前ですよね。
私前剱が好きだったりします。険しさが間近に見れるのがいいですよね。

アフターのいろは富山ブラックに不二越の満天の湯、富山通とお見受けしました。
私のお気に入りはまだまだ負けていませんよ!たぶん。。
いいレコに出会えました。
ありがとうございました。
2016/7/21 8:28
Re: 満天!
Yuki1020さん、はじめまして。

剱岳のギザギザの稜線は、まるでゴジラの様。剱沢キャンプ場は、剱岳が丸見えで、ロケーションが素晴らしい。別山北峰がガスガスだったのは残念ですが、楽しみはまたの機会にとっておきます。今度は、池ノ平小屋からの裏剱も眺めてみたいです。

テン場受付の人達が、お昼にベンチで皆でラーメンを美味しそうに食べているのを見て、無性にラーメンが食べたくなり、下山後、いろはに駆け込みました。山を登り始めて、富山には毎年夏山シーズンに通うようになりました。

富山名産のお奨めの美味しいものあれば、教えて下さいね。
2016/7/22 18:28
ゲスト
いつかは!
kickeyさん、こんばんは!
子ども達といつか行ってみたい!!
ほんと綺麗です〜。
2016/7/22 21:18
Re: いつかは!
akirasさん、こんばんは。

憧れの剱岳。幸運にも大快晴となり、山頂からの絶景を楽しむことができました。
魅力あふれる北アのお山に囲まれると幸せを感じます。山頂で過ごした2時間半は、あっという間でした。

とっても手強い山ですが、登った時の達成感も一潮です。
是非、晴れた日に登って、絶景を堪能して欲しいと思います。
2016/7/22 23:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら