変化に富んだ中央アルプスを堪能;伊那スキーリゾートから権現山、将棋頭山、木曽駒ヶ岳、宝剣岳、檜尾岳
- GPS
- 12:25
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 2,754m
- 下り
- 2,804m
コースタイム
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 12:52
04:45 伊那スキーリゾート - 05:15 リフト終点 - 06:21 古道合流 - 06:33 権現山 - 07:39 辻山 - 09:09 長尾根ノ頭 - 10:03 西駒山荘 - 10:24 八合目 - 11:00 2883m地点 - 11:12 木曽駒ヶ岳 - 11:21 駒ヶ岳頂上山荘 - 11:33 2886m地点 - 11:39 宝剣山荘 - 11:51 宝剣岳 - 12:21 三ノ沢分岐 - 12:27 極楽平 - 13:21 濁沢大峰 - 14:21 檜尾岳 - 14:27 檜尾避難小屋 - 14:36 2660m地点 - 15:12 シャクナゲのピーク - 16:00 赤沢ノ頭 - 17:00 檜尾登山口
伊那スキーリゾート→檜尾登山口
標準コースタイム(ヤマプラ);20:36
実績タイム; 11:30
短縮率;56%(休憩込み)47%(休憩抜き)
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スキー場トップのリフト降り場=権現山登山口にも駐車スペースあり、そこまで林道を登れば標高差200m強稼げます。 |
その他周辺情報 | 駒ヶ根温泉ホテルに素泊まり一人税込み3800円で当日予約で宿泊。古いホテルですが、夜、早朝、下山後と入浴できて、しかも空いてるのでいつ入っても貸し切りで、日帰り温泉のこまくさの湯に入るよりも大分お得でした。 駒ヶ根ファームス2階にある南信州ビール直営のレストラン「南信州ビール 味わい工房 」夜8時ラストオーダー http://www.kankou-komagane.com/spot/inspection2.php?id=80&c_id=2&cj_id=5 で名物のソースかつ丼(南信州産豚肉使用)\1280を夕食に食べました。 |
写真
装備
個人装備 |
日よけ帽子
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
スマホ
カメラ
ストック1
ゴアジャケット
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感想
宝剣岳でオコジョに会えました。
8月の初旬は通常天気がいいので、甲斐駒の後、休みを取って中央アルプスに行く計画を立てていました。
ところが前日の天気予報でも午後からは雨予報となっていてあまり気が進んでいませんでした。
突如、shigetoshiさんがご一緒していただけるということになりうれしかったです。
中央アルプスのロープウェイの下の駒ヶ根のこまくさの湯の駐車場に17時半ころ到着。
スマフォで直前割で宿を検索すると、すぐそこの駒ヶ根温泉ホテルが素泊まり3800円ということで急遽止まることに。
ほとんど宿泊者もいないので、2人で温泉も貸切状態。温泉も24時間。
そして、次の日の入浴も昨日泊まったならいいよ!ということで無料でした。(この人の裁量ですが)
さらに次の日の駐車場も無料。
施設は古いけど10畳の和室でゆっくりくつろげました。
夕食は近くに南信州のビアレストランがあり、おいしいビールとソースカツ丼で満足できました。
次の日朝早くなければ1800円でビール飲み放題にしたかった!
夜、天気予報を見ると雨予報はなくなり天気よくなりそう。
朝、私の車で出発しコンビニで冷凍ジュースを購入(甲斐駒の時のshigetoshiさんの冷凍コーラがおいしそうだった)し出発点(伊那スキーリゾート)に止める。
舗装された急な林道を登るとリフト終点には車を止めるスペースもあり残念!
権現山までは笹が伐採されているけど風の通りが悪くすごく蒸し暑く汗だく。
その後は笹も低くなり森の中の花の道という雰囲気で気持ちいい。
急な登りも多く登り応えがあります。
稜線に飛び出すと穏やかな夏山になり立派な西駒山荘に到着。
ここで水を補給させていただく。
小屋の前には、コマクサ(濃いルビーのような色合い)がちょうどよい時期で感激。
将棋頭山には木曽駒方面に行き戻るようにつけられた道で登頂。
木曽駒へは大展望の中、夏山を楽しんで登っていく。
木曽駒からは登山者が増えて雰囲気が変わる。
宝剣山荘でかけうどん(600円)、ビール350(600円)、コーラ500(350円)。
うどんは腰があって味が濃くて力が沸いてきた。
宝剣岳の岩場でリングワンデリングしてしまったが岩場を楽しんだ。
岩場を終わったところでは、何とオコジョが歩きまわって楽しませてくれました。
アルプスでオコジョを見るのははじめてで、こんなにかわいいとは驚きでした。
檜尾岳までは登り下りが多く疲れました。
檜尾岳手前からはゴロゴロというカミナリの音が少し鳴り出した。
非難小屋の水場は稜線からすぐで水が流れていて塩ビ管で汲めるようになっている。
水は冷たくておいしい。
尾根を半分以上下ったころ、雨が降り出した。
途中から土砂降りになり上だけ雨具を着て、足はクールダウンという形になった。
shigetoshiさんの足が心配でしたが、ロキソニンと雨によるクールダウンで痛みが引いたようでよかった。
雨具を買ったばかりなので、雨具のテストのようになった。
モンベルのストームクルーザの新しいのだが中のシャツが濡れることもなく快適でした。
道路まで下山すると、川のように水が流れていました。
コース的には木曽駒までの人のいない静かな山とそれ以降の賑やかな山、宝剣岳の岩場、それ以降の静かな山とあって
里からはそんなに遠く離れていないのに山深さを感じる登山でした。
shigetoshiさん、またご一緒しましょう。
7/30土曜日から1週間の夏季休暇に入りました。しかし7/30と8/4以降に休日勤務になってしまい、7/31から予定していた剱岳の長期縦走を断念、7/31はkurosukeさんが企画した甲斐駒
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-930116.html
に参加してきました。
そしてこの8/1は天気予報が芳しくなかったので、何も予定していなかったのですが、kurosukeさんは引き続き木曽駒に登りに行く予定とのことで、さらに天気予報も好転して晴天が期待できるとあって、急遽kurosukeさんにご同行の許可をいただき、ついていくことにしました。
そういうわけで、もともとは木曽駒どころか泊りの準備さえしていませんでしたが、登山口の駐車場で寝袋等もなしで車中泊するつもりでいましたが、当日予約で駒ケ根温泉ホテルが格安で予約できたので、畳の上でしっかり寝ることがきました。
木曽駒登山の方も中央アルプスに行くのが実に27年ぶりで、まったく予備知識なしでしたので、いつになくとても新鮮な気持ちで登ることができました。
一応、前夜のうちにスマホに地図をダウンロードして確認はしておきましたが、それでも、木曽駒から檜尾までの稜線以外は初めてのルート、この区間も27年前では覚えていなくて新しい発見が多く、予想外に楽しい登山となりました。
いつも自分で綿密に計画を立てていくのですが、こういうぶっつけ本番、気の向くままの登山もいいものだと思いました。もちろん、信頼できるkurosukeさんがきちんと計画を立ててくれているからこそ可能なことなのですが。
kurosukeさん、突然の同行の申し出を快くご了承いただき、ありがとうございました。
この日は、2日前の高尾でちょっと痛めた左ひざのうしろの部分が前日の甲斐駒でさらに悪化してしまい、下りでは結構傷んだのですが、檜尾避難小屋の水場でkurosukeさんからロキソニンをいただいて飲んだのと、下りの途中から雨になって足が濡れて冷やされたのが良かったのか、途中から少し楽になって、kurosukeさんに少しペースを落としてもらったことで、何とか足を引っ張ることなく檜尾岳の登山口まで下り着くことができました。
下山中に降り始めた雨は、猛烈な土砂降りとなり傘をさしても傘の生地の対水圧を超えているのか、傘の下に雨がぼつぼつ降る状態で、あんなにすごい雨に山中で会うのは初めてでした。そんな中でも雨具の下をはかずに濡れながら歩いたのも初めてでしたが、夏山で標高も下がってくるとかえって涼しくてよかったですね。靴はゴアでしたがもちろん仲間でぷちょぷちょのずぶ濡れにでしたが。
今回よかったところ
‐棋の頭まで原始的な森と、お花畑
⊂棋の頭からのとても静かで原始的な展望の稜線と登山道
西駒山荘とその周辺の真っ赤なコマクサ
な剣岳の岩場の道
ホ愴岳への主稜線のお花畑の道
檜尾避難小屋(いつか泊まってみたい)
土砂降り体験
╋陬浦温泉ホテルの風呂
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。
権現山〜将棋ノ頭のルートコンディション探しでヒットしました。権現山自体が玄人好みですが、檜尾尾根で下山?それも日帰り?とビックリ、装備からトレランだったようですね。それにしても累積高度2600m、行動13時間余、距離32kmとは恐れ入ります。
私は中アはアンチRWでPHしたく昨年は将棋頭山、空木岳を往復しました。写真キャプションに書かれている通り、森林限界を越えた稜線の開放感はRWでは味わえないものですよね。
今季天候が合えばコガラから木曽駒を考えてますが、権現山のクラシックルートにも惹かれます。西駒山荘の小屋番さんによれば笹刈りの後なら歩きやすいとか、本レコも参考に狙います。ありがとうございました。
Shindai1987さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
権現山、確かに中央アルプスの中では単なる前衛峰であまりにも渋く、ここだけを目的に登ることは無いと思われます。
今回はkurosukeさんの計画に前日になって急遽乗ることにしたので、私自身は登山口に着くまで権現山という山があることすら知りませんでした
私は山の中では走らないのを基本にしていますので、トレランではありませんよ。
特に今回は左足の調子が悪かったので、下りがいつもよりゆっくりで、一度も走らなかったと記憶しています。
kurosukeさんはトレイルランナーですが、今回は私のペースに合わせていただきました。
すみません、RWとPHの意味がわからないのでお教えください
紛らわしくすいません。RopeWay&PeakHuntです。
9/10(土)には木曽側から駒ヶ岳を歩きました。好天でしたが将棋頭山〜茶臼山を含む周回は距離と下山路が不安なため、ピストンにしました。
Shindaiさん、こんばんは
解説ありがとうございます。
木曽側からでしたか。
私も来月から単身赴任で西日本が拠点になるので、西側からのルート、参考にさせていただきます。
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