ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 977399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽山脈主峰縦走 南行 木曽側より(入山:クラシックルートの上松Aルート、下山:越百山から伊奈川ダム)

2016年10月08日(土) ~ 2016年10月10日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
32.1km
登り
3,543m
下り
3,791m

コースタイム

1日目
山行
8:45
休憩
0:20
合計
9:05
5:30
30
滑川砂防公園
6:00
165
8:45
8:55
243
12:58
13:03
36
13:39
14
13:53
13:58
27
14:25
10
14:35
2日目
山行
9:40
休憩
0:10
合計
9:50
6:50
26
7:16
35
7:51
72
9:03
89
10:32
103
12:15
12:20
93
13:53
25
14:18
132
16:30
16:35
5
3日目
山行
8:15
休憩
0:45
合計
9:00
4:30
15
4:45
65
5:50
6:00
48
6:48
6:53
92
8:25
8:35
75
9:50
9:55
35
10:30
10:45
105
13:07
23
伊那川ダム上駐車場
13:30
伊那川ダム
天候 雨、暴風雨、晴れも強風
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
伊奈川ダムから上松 滑川砂防公園へ タクシーで戻る 8400円
タクシーは伊奈川ダムでは携帯電波が入らないため、越百小屋付近までの稜線筋で予約のこと。
なお、伊奈川ダムへの道は至る所で修繕工事中であり、10日は実施しないという話だったが実施していた。
空木駒峰ヒュッテにも工事せずとあったのに…。
日曜日以外は待っていられないということかもしれない。
自分は14時頃に移動したが、このあたりから下山の車多い時間と踏んでのことか、どこも休憩中だった。
逆に言えば8〜17時の通過は平日含め可能である。
前泊から朝入り、夕出で解決可能といえるのかもしれないが、考慮は必要。
コース状況/
危険箇所等
〔攸抄陲悗瞭察‐緇Aについて
a)駐車場
スタートを切るまでがややこしいです。二合目から三合目は川沿いを歩く道ゆえ、数年前はずっと工事中でよく通行止があったらしいです。
現在は工事自体は終わっているようですが、河原を突破するための道が複雑のようです。
色々調べ、敬神の少し上にある砂防公園に駐車しました。
砂防公園からおりて敬神への車道に合流。ほどなく二合目からの道に合流し、道なりに歩いて敬神小屋に到達しました。
なお、ゲートを開け閉めすると三合目からほど手前の、敬神小屋・敬神の滝駐車場に至るらしいです。約3台とあるが路駐含め10台程度はおけそうに思われます。
自分がついたときは1台しかなく、そこに置くこともできたということになります。
比較的登山者が少ないと言われていますが、天候がいい日はそこそこ停まるようです。
荒天の8日は他に1台が敬神の滝にあるのみで他にはなかったが、好天の10日に戻ったら二合目駐車場が埋まり、奥の平地にも駐車されていました。

b)敬神小屋から八合目 木曽前岳・巻道分岐
敬神小屋まで来れば道は良好であり、素直に登ればよいです。
石碑が二合目、敬神の滝、五合目、八合目に沢山あり、往時の駒講を偲ぶことができます。
数百年歩かれ、踏みしめられたおかげかこの道は路盤は安定しているし、元々の石でないものも敷き詰められていたのではと思われます。
一方で、この道はとても長く、アップダウンもあり、急登は少なめだがその分ひたすら長いです。
中間の五合目の金懸小屋はとてもきれいであり、うまく使うといいと思います。
金懸小屋は元々は金懸岩での行のためのものでしょう。
金懸岩の水場はこの時はしっかりしていました。

c)八合目 木曽前岳・巻道分岐から木曽駒山頂
ここの選択は難しいです。
登山道は巻道・旧来の道は前岳に乗るルートのようです。
巻きは崩れがあり、その崩れが中々にきつく、そこからの登り返しもまたしんどかっかったです。
前岳は、駒と麓とを眺められる地であったようで、石積の安定した道はやはり前岳ルート。天気が良ければ基本前岳ルートの方がいいかと思われます。
今回は8合あたりでガスであり、巻きを選んだもののどちらが良かったのだろうとも思います。
九合 玉の窪以降はとにかく強風が猛威を振います。
玉の窪小屋は、空いてそうな空いてなさそうな雰囲気であり、雨風にやられ、着替えもしたかったし休息も取りたかったので、本当はご厄介になるつもりだったのですが、今一わからなかったので立ち去りました。
玉の窪小屋のすぐ上の岩場 烏帽子岩というそうですが、これを取り巻く石碑群がすごいです。
以降は、道の起伏はここまでの区間に比べ大したことはないのだが、稜線に出たためとにかく風が厳しかったです。ここは天候で非常に左右されると思います。
あまりに悪天候で吹雪く霧雨が顔に当たって痛いし、霧もあるし、メガネが曇ります。実はみぞれだったのかもしれないが考えていられる余裕はなかった。それゆえ、山頂を巻いて宝剣山荘に早く逃れようとだけ考えていたが、こんな天気でも木曽駒山頂には人がいました。百名山なうえ、千畳敷から比較的容易に来れるからでしょう。
頂上木曽山荘から山頂付近に人が見受けられ、ほど近いことを確認できたため、折角この信仰の道で来たからには山頂の社に手を合わせるということに意味を見出だし、行くことにしました。
結果的にいくら真っ白だろうが上がってよかったと思います。

¬攸抄陲ら越百まで 主稜線(悪天候につき、宝剣回避で千畳敷周り)
a)木曽駒から宝剣山荘
比較的平易なアップダウンをへて宝剣山荘がある浄土乗越に至ります。
天候さえよければ何でもないはずなのだが、木曽側である西から風に煽られてよろめくこと数回。宝剣山荘についたときはバテバテでした。

b)宝剣山荘から木曽殿山荘
行程二日目は宝剣山荘から空木の駒峰ヒュッテとしていたが、行程が長いため夜が白むのとともに出発を企図していました。
しかし、暴風雨がひどく、山荘の揺れが止まらないほど。
このままではどうにもならないのでひとまずもう一寝入りして様子を見たところ、6時過ぎには山荘の揺れは収まりました。このため、予定通り空木の駒峰ヒュッテまで行くことにしました。
宝剣は、基本ヘルメットをしていくところ。幕営縦走装備の上、暴風雨のあとにやや風が落ち着いた程度で行けるとこではないと考え、千畳敷を経由することとしました。
とはいえ、千畳敷ルートもまた豪雨の後で道の脇は滝状態。滑らないよう注意しながら降りていきます。
前回はここに来たときは雪だったので、雪のない千畳敷もまたいいかと歩きます。
紅葉は終わった感じだが、草紅葉はまずまずでした。
千畳敷からの登り返しもきつかったが、ここは景色を眺められたうえ、伊那側なので風がなかったのもありがたかったです。
稜線に出ると前日程度の風雨にさらされながら、しばらく稜線を行きます。
檜尾あたりから雨がやみ、晴れ間が出だしました。
これまで、眺望が得られなかった分、それが見えるのはありがたいです。
但し、稜線道はどれもちゃんと登って降りるので中々に厳しいです。
熊沢あたりからは、正面に見える空木から南駒が美しかったです。
東沢岳を踏むとそこからは木曽殿山荘まで一気に落とされます。

c)木曽殿山荘から空木
一旦落とされた木曽殿山荘から空木に向かって登るのはかなりしんどいです。
勾配もきついうえ、空木らしい白亜の巨岩をいくつも越えて登っていきます。
稜線歩きでの疲労が溜まっているのもあるでしょう。
但し、空木らしい白亜の奇岩群を登りつつ行けるのはよいと思いますし、
池山尾根では味わえない、空木の百名山に相応しい一面が体感できていい道だとも思います。
眺望がとにかくよかったです。

d)空木から仙崖嶺
蓄積された疲労のせいだろう。とにかくきつい。
この日は晴れたため、ご来光を見た。
この辺りは北岳と間ノ岳の間あたりからでるようです。
陽光を浴びる御嶽が美しかった。
空木からの稜線道も暗いとわかりにくいため、結果論だが空木で夜が白むのを待った方が良かったかなとは思います。
南駒までは基本的に巻きながら一度赤薙に上り、ぐるぐる回って南駒に至ります。
南駒への感じはその外観と合わせ五竜と似ていなくもないでしょうか。
南駒から仙崖嶺は鞍部に行くための巻き気味の道でがつんと下り、岩場を詰めて詰めて上がります。中々厳しいです。
この仙崖嶺は木曽山脈の中で最後の岩岩した山となるので、それを堪能しておくといいと思います。

e)仙崖嶺から越百山
この区間は、南側の主稜線では最も楽ではあります。
這松が伸びて邪魔臭いくらいで、アップダウンはそこそこあるが、アルプスという風情の白亜の花崗岩群の山々を突破した後とあって安らぎを感じます。
この区間の少し先からは森林に入るため、眺望はここまでで堪能しておくとよいです。
南駒の南から見る山系は、南駒の巨大な重厚さゆえその先はほとんど見えない。
それほど南駒の迫力があります。

1柯柑海ら伊奈川ダム上駐車場・伊奈川ダム
林間道を数回の軽めな登り返しを受けつつ下ります。
下山タクシーを呼ぶ場合は、越百小屋あたりで予約の必要あり。コースタイムは4時間だが、3時間と小屋の方や他の下山者がいうので、約3時間後に伊那川ダム上駐車場で予約しました。これゆえ、遅れてはならじと飛ばし気味に下山。
途中、タクシーで上がってきた方とあい、林道工事の話を聞いて、今日は中止予定の上、駐車場に沢山車があるはずなのに何ということをしてくれるのかと、半信半疑ながら、半ば怒りに打ち震えながら下山する。
登山道入り口には小屋から1時間45分で下山しました。
問題は登山道を降りてからの林道で、林道歩き2劼曚匹きついです。
林道にはダムまで4劼諒源があるのみなのでなおさらです。
林道4卻發は厳しすぎます。
下りで飛ばした分の疲れが一気にでました。
ただ仮に4劼鯤發されても間に合う計算が立ち、安堵します。
結果、伊奈川ダム上駐車場には予約した時間の50分前に到着。
だいぶ早く着いたので、林道工事の話の話がどうにもひっかかるのでできるかぎり降りることとしました。
伊奈川ダムの堤までは工事をしておらず、工事はこの下かやっていないかのいずれかと考え、そこで待つことにしました。
堤の方で待つこと20分。給水、行動食を頬張ると迎えが無事やってきました。
結局、工事は麓までの間で所々タクシー代が少し浮いたと割り切ることとします。
その他周辺情報 福島にある代山温泉
欠点は駐車場のキャパが狭いこと、それ以外は中々。
中がごみごみしていないメリットもあります。

駒ケ岳神社 上松
元来道はここが原点で、十合目である山頂を目指したわけで、下山後に無事への感謝に寄りました。
暗いですが。
スタートします。
木曽の町の方
2016年10月08日 05:24撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/8 5:24
暗いですが。
スタートします。
木曽の町の方
敬神小屋
ここまで上がってくればよかった
2016年10月08日 05:58撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 5:58
敬神小屋
ここまで上がってくればよかった
敬神の滝と石碑群
2016年10月08日 06:01撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 6:01
敬神の滝と石碑群
敬神の滝前に社
2016年10月08日 06:03撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 6:03
敬神の滝前に社
五合目付近
この前後が岩と思われる
2016年10月08日 08:38撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:38
五合目付近
この前後が岩と思われる
五合目とあります
立派な岩ですね
2016年10月08日 08:42撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/8 8:42
五合目とあります
立派な岩ですね
こんな感じ
2016年10月08日 08:43撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:43
こんな感じ
岩と小屋
修験者はここで行をやったのでしょうね
2016年10月08日 08:43撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:43
岩と小屋
修験者はここで行をやったのでしょうね
大岩に刻印も
2016年10月08日 08:44撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:44
大岩に刻印も
この方向に本来は御嶽がいらっしゃるそうです
2016年10月08日 08:44撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:44
この方向に本来は御嶽がいらっしゃるそうです
ちっちゃい社も
2016年10月08日 08:44撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:44
ちっちゃい社も
ということで小屋で一息
なぜか調子が悪く、ここに来るまでえらくかかりました。
久々の幕営縦走装備も堪えているようですが、頭も重くとにかくきつかったです。
2016年10月08日 08:45撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 8:45
ということで小屋で一息
なぜか調子が悪く、ここに来るまでえらくかかりました。
久々の幕営縦走装備も堪えているようですが、頭も重くとにかくきつかったです。
聞きしに勝るきれいさ。
手入れがされてますね。
2016年10月08日 08:45撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:45
聞きしに勝るきれいさ。
手入れがされてますね。
水場です。
この日は水ありました
2016年10月08日 08:56撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:56
水場です。
この日は水ありました
中々に懸崖絶壁ですね
2016年10月08日 08:56撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 8:56
中々に懸崖絶壁ですね
ちらり秋が
2016年10月08日 10:18撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 10:18
ちらり秋が
日が出てきました
道が明るくなってきれいに思えます
2016年10月08日 10:18撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 10:18
日が出てきました
道が明るくなってきれいに思えます
ごっつい岩場を抜けます
2016年10月08日 10:25撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 10:25
ごっつい岩場を抜けます
七合 遠見場にて、石仏です。
2016年10月08日 10:34撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 10:34
七合 遠見場にて、石仏です。
明るいだけで気持ちいい
2016年10月08日 11:07撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 11:07
明るいだけで気持ちいい
八合 石碑群です
2016年10月08日 11:47撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 11:47
八合 石碑群です
八合ちょい上
このあたりで森林限界になるようです。
這松体で天気がいいと眺望がいいんでしょうね。
2016年10月08日 11:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 11:51
八合ちょい上
このあたりで森林限界になるようです。
這松体で天気がいいと眺望がいいんでしょうね。
このお不動さんは新しいですね
2016年10月08日 11:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 11:51
このお不動さんは新しいですね
ごついいわばです
2016年10月08日 11:56撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 11:56
ごついいわばです
分岐です
2016年10月08日 11:59撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 11:59
分岐です
どっちにしよう…
きっと元来道は前岳経由だろうけど天気が悪すぎるし、バテバテだし、なんも見えんだろうしで巻きの夏道へ
2016年10月08日 11:59撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 11:59
どっちにしよう…
きっと元来道は前岳経由だろうけど天気が悪すぎるし、バテバテだし、なんも見えんだろうしで巻きの夏道へ
お花畑とありますが時期的に花などなく、紅葉も終わって寂しい感じ。
なら前岳行った方が良かったのだろうか?
2016年10月08日 12:07撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 12:07
お花畑とありますが時期的に花などなく、紅葉も終わって寂しい感じ。
なら前岳行った方が良かったのだろうか?
唯一あったお花
2016年10月08日 12:07撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 12:07
唯一あったお花
ナナカマドはそこそこ
2016年10月08日 12:11撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 12:11
ナナカマドはそこそこ
玉の窪到着
上松への道という年季の入った案内板
これをきたんですが、ちゃんと見たかった
2016年10月08日 12:57撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 12:57
玉の窪到着
上松への道という年季の入った案内板
これをきたんですが、ちゃんと見たかった
玉の窪山荘到着。
ひとまず木曽駒山頂周辺の山小屋があるエリアまで来れました。
一安心ではありますが…。
風がやばいです。寒すぎる…。
2016年10月08日 12:58撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 12:58
玉の窪山荘到着。
ひとまず木曽駒山頂周辺の山小屋があるエリアまで来れました。
一安心ではありますが…。
風がやばいです。寒すぎる…。
玉の窪山荘の先に心明霊神の像数多の石碑あり。
寒すぎるのでここでダウンを羽織りました。
2016年10月08日 13:03撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:03
玉の窪山荘の先に心明霊神の像数多の石碑あり。
寒すぎるのでここでダウンを羽織りました。
裏に立派な岩
烏帽子岩というらしい
2016年10月08日 13:03撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:03
裏に立派な岩
烏帽子岩というらしい
石碑ばっかです
2016年10月08日 13:03撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:03
石碑ばっかです
お着換え済ましてご挨拶
2016年10月08日 13:08撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:08
お着換え済ましてご挨拶
頂上木曽小屋到着
駒を踏むか、巻いて宝剣山荘直行か悩むほどの強風でしたが、
上を見ると駒に向かう人影があり、意外と近いので行くことにしました。
2016年10月08日 13:39撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:39
頂上木曽小屋到着
駒を踏むか、巻いて宝剣山荘直行か悩むほどの強風でしたが、
上を見ると駒に向かう人影があり、意外と近いので行くことにしました。
駒ケ岳 木曽側神社にまずはご挨拶。
ここへの参道を登ってきたわけですし…。
ロープウェイで来るのと違って感慨はありますね。
天候がましならもっとよかったでしょうが。
2016年10月08日 13:53撮影 by  SH-02H, SHARP
3
10/8 13:53
駒ケ岳 木曽側神社にまずはご挨拶。
ここへの参道を登ってきたわけですし…。
ロープウェイで来るのと違って感慨はありますね。
天候がましならもっとよかったでしょうが。
神社より山頂の三角点、方位盤
2016年10月08日 13:53撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 13:53
神社より山頂の三角点、方位盤
山頂標
つきましたねぇ。
2016年10月08日 13:54撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:54
山頂標
つきましたねぇ。
三角点
一等です
2016年10月08日 13:54撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 13:54
三角点
一等です
伊那側の駒ケ岳神社にもご挨拶
2016年10月08日 13:56撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/8 13:56
伊那側の駒ケ岳神社にもご挨拶
雨風強く、頬に当たるのはみぞれ交じりなのか痛いです。
眼鏡も曇って辛すぎましたが、とりあえず中岳まで来ました。
鞍部に頂上山荘があったはずなのにガスガスで見えず。
あとはちょい下れば宝剣山荘到着です
2016年10月08日 14:25撮影 by  SH-02H, SHARP
10/8 14:25
雨風強く、頬に当たるのはみぞれ交じりなのか痛いです。
眼鏡も曇って辛すぎましたが、とりあえず中岳まで来ました。
鞍部に頂上山荘があったはずなのにガスガスで見えず。
あとはちょい下れば宝剣山荘到着です
宝剣山荘 伊那側の宮田村 村営だったんですね。
強風雨のこういう日は建屋に入れるのがありがたい。
で、夜から明け方まで、暴風雨で建屋がキシキシいうほどやばかったです。
翌日の空木までがいけるのかどうか気を揉みながら寝ました。
3時頃目覚めるもキシキシいうほどの風雨は変わらず。
朝駆け不能を悟り、二度寝。
2016年10月08日 14:35撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/8 14:35
宝剣山荘 伊那側の宮田村 村営だったんですね。
強風雨のこういう日は建屋に入れるのがありがたい。
で、夜から明け方まで、暴風雨で建屋がキシキシいうほどやばかったです。
翌日の空木までがいけるのかどうか気を揉みながら寝ました。
3時頃目覚めるもキシキシいうほどの風雨は変わらず。
朝駆け不能を悟り、二度寝。
6時に起きたらキシキシはなくなりました。ということで、ややスタートは遅れたけど予定通り空木を目指します。
暴風雨が強風雨に変わっただけでよく濡れているため、宝剣越をやめて千畳敷経由としました。
道の脇の沢が激流です。
2016年10月09日 06:57撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 6:57
6時に起きたらキシキシはなくなりました。ということで、ややスタートは遅れたけど予定通り空木を目指します。
暴風雨が強風雨に変わっただけでよく濡れているため、宝剣越をやめて千畳敷経由としました。
道の脇の沢が激流です。
奥にロープウェイ乗り場とホテルが
千畳敷は紅葉は終わったというけどなかなかだと思います
2016年10月09日 07:09撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 7:09
奥にロープウェイ乗り場とホテルが
千畳敷は紅葉は終わったというけどなかなかだと思います
千畳敷ロープウェイそばの神社です
2016年10月09日 07:16撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 7:16
千畳敷ロープウェイそばの神社です
千畳敷からの登り返し、稜線へ戻りました。
風の強さも戻ってきました
2016年10月09日 07:51撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 7:51
千畳敷からの登り返し、稜線へ戻りました。
風の強さも戻ってきました
三の沢の下部が見え始めた
2016年10月09日 08:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 8:51
三の沢の下部が見え始めた
濁沢大峰
2016年10月09日 08:52撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 8:52
濁沢大峰
行く道
だいぶ見えるようになってきた
2016年10月09日 08:53撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 8:53
行く道
だいぶ見えるようになってきた
濁沢大峰
ここから空木までまだまだだいぶピークを越えます
2016年10月09日 09:03撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 9:03
濁沢大峰
ここから空木までまだまだだいぶピークを越えます
東方、ロープウェイ下が木の奥にある。
2016年10月09日 09:03撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 9:03
東方、ロープウェイ下が木の奥にある。
テン場あとっぽい場所
この稜線では珍しく二重稜線であり、フラットな場があります。
ここで昼休憩
2016年10月09日 11:03撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 11:03
テン場あとっぽい場所
この稜線では珍しく二重稜線であり、フラットな場があります。
ここで昼休憩
熊沢岳 木曽側からの西風で吹き上げられて東側に雲ができる。
昨年は後立山で見事に安曇野側に雲というのを見ましたが、この日もこんな感じ。
2016年10月09日 11:30撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 11:30
熊沢岳 木曽側からの西風で吹き上げられて東側に雲ができる。
昨年は後立山で見事に安曇野側に雲というのを見ましたが、この日もこんな感じ。
雲から御嶽 上だけ浮かぶ
2016年10月09日 11:44撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 11:44
雲から御嶽 上だけ浮かぶ
雲から塩見、富士
2016年10月09日 11:45撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 11:45
雲から塩見、富士
白峰三山です
2016年10月09日 11:46撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 11:46
白峰三山です
ガスガスの上に宝剣、中岳、木曽駒がちらり
2016年10月09日 12:05撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 12:05
ガスガスの上に宝剣、中岳、木曽駒がちらり
来た道 檜尾、濁沢、ほんのり宝剣、中岳、木曽駒など
2016年10月09日 12:16撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 12:16
来た道 檜尾、濁沢、ほんのり宝剣、中岳、木曽駒など
熊沢岳 ピークの岩場と御嶽
2016年10月09日 12:16撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 12:16
熊沢岳 ピークの岩場と御嶽
熊沢岳に到着
2016年10月09日 12:18撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 12:18
熊沢岳に到着
木曽谷と御嶽
2016年10月09日 12:18撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:18
木曽谷と御嶽
三の沢からの尾根の奥に木曽川・木曽路
2016年10月09日 12:19撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:19
三の沢からの尾根の奥に木曽川・木曽路
三の沢、駒。左に乗鞍
這松の緑がきれいだ
2016年10月09日 12:21撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:21
三の沢、駒。左に乗鞍
這松の緑がきれいだ
ついに空木が見えた
本日のゴールなのだが、まだまだ遠そうだ
左奥に聖から荒川あたりが見え映える
2016年10月09日 12:27撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:27
ついに空木が見えた
本日のゴールなのだが、まだまだ遠そうだ
左奥に聖から荒川あたりが見え映える
空木池山尾根の先に、仙丈ケ岳から聖の稜線が見える
2016年10月09日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:29
空木池山尾根の先に、仙丈ケ岳から聖の稜線が見える
稜線の先に雲海を経て空木から南駒が見える
2016年10月09日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:29
稜線の先に雲海を経て空木から南駒が見える
空木から南駒がごつい。
一旦落ちて登り返すことが雲の流れで想像される
2016年10月09日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 12:29
空木から南駒がごつい。
一旦落ちて登り返すことが雲の流れで想像される
空木 かっこいいです
2016年10月09日 12:30撮影 by  SH-02H, SHARP
3
10/9 12:30
空木 かっこいいです
南駒と赤薙
確かに深田氏が空木と南駒でどっちを選ぶか悩んだというのもうなずけなくもないが…。
今となっては他を切れば良かっただけにも思える。
それぞれに魅力的な山だと行って感じました。
2016年10月09日 12:31撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 12:31
南駒と赤薙
確かに深田氏が空木と南駒でどっちを選ぶか悩んだというのもうなずけなくもないが…。
今となっては他を切れば良かっただけにも思える。
それぞれに魅力的な山だと行って感じました。
木曽谷方面を望む
2016年10月09日 12:42撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 12:42
木曽谷方面を望む
東川岳到着
いよいよ木曽殿山荘へ落ちて、本丸空木へ
2016年10月09日 13:53撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 13:53
東川岳到着
いよいよ木曽殿山荘へ落ちて、本丸空木へ
東川岳から北方を見る三の沢、檜尾尾根、宝剣などが一望できた
2016年10月09日 13:53撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 13:53
東川岳から北方を見る三の沢、檜尾尾根、宝剣などが一望できた
御嶽、乗鞍が映える
2016年10月09日 13:53撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 13:53
御嶽、乗鞍が映える
えっと…
すっごい落ちてすっごい登りますね…
空木って伊那側が切れまくっていることがよくわかります
2016年10月09日 14:04撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 14:04
えっと…
すっごい落ちてすっごい登りますね…
空木って伊那側が切れまくっていることがよくわかります
空木から南駒の稜線はやはり美しいと思う
2016年10月09日 14:08撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 14:08
空木から南駒の稜線はやはり美しいと思う
木曽殿山荘到着
最後のひと踏ん張りです。
時間的には日没前に空木駒峰ヒュッテ到着できる目途が立ち一安心
2016年10月09日 14:18撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 14:18
木曽殿山荘到着
最後のひと踏ん張りです。
時間的には日没前に空木駒峰ヒュッテ到着できる目途が立ち一安心
木曽殿山荘から見る空木
上の岩は第一ピークと思われる
空木の核心はその上の岩付近から
2016年10月09日 14:18撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 14:18
木曽殿山荘から見る空木
上の岩は第一ピークと思われる
空木の核心はその上の岩付近から
まずは正面の岩場をば
これが第一ピークで、そこからがもうえぐいこと
2016年10月09日 15:15撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 15:15
まずは正面の岩場をば
これが第一ピークで、そこからがもうえぐいこと
こんなこばっかです
すごいところです。
空木は、木曽殿からの道も踏まないとと感じました。
2016年10月09日 15:45撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 15:45
こんなこばっかです
すごいところです。
空木は、木曽殿からの道も踏まないとと感じました。
北側の山塊
雲の先に右に伸びる檜尾尾根、奥に光輝くのが駒周辺で、駒の右のとんがりが宝剣、駒の左は奥に木曽前、その左に三の沢と思われる。右手前の檜尾からぐるっと回って来たかと思うとよくやったなと感じます。
2016年10月09日 16:05撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:05
北側の山塊
雲の先に右に伸びる檜尾尾根、奥に光輝くのが駒周辺で、駒の右のとんがりが宝剣、駒の左は奥に木曽前、その左に三の沢と思われる。右手前の檜尾からぐるっと回って来たかと思うとよくやったなと感じます。
三の沢からの尾根、熊沢からの尾根、奥に雲海と御嶽、乗鞍
2016年10月09日 16:05撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:05
三の沢からの尾根、熊沢からの尾根、奥に雲海と御嶽、乗鞍
この岩といい、えぐい大岩が多いです。
2016年10月09日 16:05撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:05
この岩といい、えぐい大岩が多いです。
空木山頂を望みつつ、岩場を超える
2016年10月09日 16:05撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:05
空木山頂を望みつつ、岩場を超える
南駒と右奥に恵那
きれいですね
2016年10月09日 16:05撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:05
南駒と右奥に恵那
きれいですね
山で陰になってるけど池山尾根、本日のお宿 駒峰ヒュッテ他
2016年10月09日 16:26撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:26
山で陰になってるけど池山尾根、本日のお宿 駒峰ヒュッテ他
西日がきれいです
輝く湖はおそらく大桑あたりの木曽側にかかるダムだと思う
2016年10月09日 16:26撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:26
西日がきれいです
輝く湖はおそらく大桑あたりの木曽側にかかるダムだと思う
空木山頂付近の最後の岩場
ここを抜ければ終わり
2016年10月09日 16:26撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 16:26
空木山頂付近の最後の岩場
ここを抜ければ終わり
空木山頂 到着です
2016年10月09日 16:30撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 16:30
空木山頂 到着です
空木山頂と御嶽
2016年10月09日 16:30撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:30
空木山頂と御嶽
空木山頂と駒周辺
2016年10月09日 16:30撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:30
空木山頂と駒周辺
池山尾根
2016年10月09日 16:30撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:30
池山尾根
南駒へのみち
先に恵那山が見える
白砂は光を受けるときれいです
2016年10月09日 16:31撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/9 16:31
南駒へのみち
先に恵那山が見える
白砂は光を受けるときれいです
駒、仙、鋸
2016年10月09日 16:31撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:31
駒、仙、鋸
2016年10月09日 16:31撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:31
塩見と富士
2016年10月09日 16:32撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:32
塩見と富士
西日で甲斐駒から塩見が輝いている
2016年10月09日 16:32撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:32
西日で甲斐駒から塩見が輝いている
南駒の先に恵那が見える
2016年10月09日 16:32撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:32
南駒の先に恵那が見える
左よりの岩が今日のラスボスでした
右寄りに駒周辺の山塊、左に乗鞍、左に御嶽の裾野
2016年10月09日 16:32撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:32
左よりの岩が今日のラスボスでした
右寄りに駒周辺の山塊、左に乗鞍、左に御嶽の裾野
今日歩いた道
左奥に三の沢。その手前の稜線を右奥のとんがりである宝剣あたりからきたことになる
2016年10月09日 16:33撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:33
今日歩いた道
左奥に三の沢。その手前の稜線を右奥のとんがりである宝剣あたりからきたことになる
空木から御嶽
2016年10月09日 16:33撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:33
空木から御嶽
空木から南ア 塩見以南
2016年10月09日 16:35撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 16:35
空木から南ア 塩見以南
駒峰ヒュッテ到着
疲れました
2016年10月09日 16:41撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 16:41
駒峰ヒュッテ到着
疲れました
南ア、伊那谷の夕景
2016年10月09日 17:50撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 17:50
南ア、伊那谷の夕景
御嶽の夕景
2016年10月09日 17:51撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/9 17:51
御嶽の夕景
駒峰ヒュッテから池山尾根と伊那谷
2016年10月09日 17:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/9 17:51
駒峰ヒュッテから池山尾根と伊那谷
ご来光
三日目にして、これはうれしい
北岳山荘あたりから上がった
1970年01月01日 09:10撮影 by  SH-02H, SHARP
2
1/1 9:10
ご来光
三日目にして、これはうれしい
北岳山荘あたりから上がった
ご来光
1970年01月01日 09:10撮影 by  SH-02H, SHARP
1/1 9:10
ご来光
雲上に朝日を浴びる乗鞍
1970年01月01日 09:10撮影 by  SH-02H, SHARP
1/1 9:10
雲上に朝日を浴びる乗鞍
雲上に朝日を浴びる御嶽
1970年01月01日 09:10撮影 by  SH-02H, SHARP
2
1/1 9:10
雲上に朝日を浴びる御嶽
赤薙 裏は南駒
1970年01月01日 09:13撮影 by  SH-02H, SHARP
1/1 9:13
赤薙 裏は南駒
空木以北も美しい
奥に乗鞍がついている
1970年01月01日 09:13撮影 by  SH-02H, SHARP
4
1/1 9:13
空木以北も美しい
奥に乗鞍がついている
木曽方面も美しい
1970年01月01日 09:13撮影 by  SH-02H, SHARP
1
1/1 9:13
木曽方面も美しい
南駒と仙崖嶺
1970年01月01日 09:13撮影 by  SH-02H, SHARP
4
1/1 9:13
南駒と仙崖嶺
南駒到着
2016年10月10日 06:48撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 6:48
南駒到着
南駒より
空木はいうに及ばず、宝剣、木曽駒、三の沢が見える
2016年10月10日 06:48撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/10 6:48
南駒より
空木はいうに及ばず、宝剣、木曽駒、三の沢が見える
南ア 仙丈ケ岳以南の手前 伊那谷に雲海が広がる
この雲海を貫いて見える伊那谷の町や反射する雲海自体がきれいだった
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
3
10/10 6:49
南ア 仙丈ケ岳以南の手前 伊那谷に雲海が広がる
この雲海を貫いて見える伊那谷の町や反射する雲海自体がきれいだった
南駒から空木
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 6:49
南駒から空木
朝日で輝く空木、および北部山塊
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 6:49
朝日で輝く空木、および北部山塊
朝日で輝く御嶽、乗鞍
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 6:49
朝日で輝く御嶽、乗鞍
南駒から伊那と雲上の八
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 6:49
南駒から伊那と雲上の八
南駒から仙崖嶺
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 6:49
南駒から仙崖嶺
南駒から仙崖嶺、越百、安平路
2016年10月10日 06:49撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 6:49
南駒から仙崖嶺、越百、安平路
仙崖嶺はあれだが、そこまでがえぐい
2016年10月10日 07:21撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 7:21
仙崖嶺はあれだが、そこまでがえぐい
天竜の蛇行がしっかりみえる
2016年10月10日 07:26撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 7:26
天竜の蛇行がしっかりみえる
仙崖嶺標についた
南駒がどこまでもごつい
2016年10月10日 08:26撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 8:26
仙崖嶺標についた
南駒がどこまでもごつい
仙崖嶺の真のピークはこの岩の上だと思われる。
そこに乗っかって、眺望をみつつ一息入れた
2016年10月10日 08:26撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 8:26
仙崖嶺の真のピークはこの岩の上だと思われる。
そこに乗っかって、眺望をみつつ一息入れた
仙崖嶺より越百
この区間は、緑の中を気持ちよく行けそうだ。
ちなみに越百は真正面ではなく、やや左奥の方
2016年10月10日 08:30撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/10 8:30
仙崖嶺より越百
この区間は、緑の中を気持ちよく行けそうだ。
ちなみに越百は真正面ではなく、やや左奥の方
仙崖嶺より伊那谷
2016年10月10日 08:30撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 8:30
仙崖嶺より伊那谷
仙崖嶺より
ちっちゃく八が見える。右は仙丈ケ岳あたりまで。
手前の伊那谷は伊那から駒ヶ根付近と思われる
2016年10月10日 08:30撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 8:30
仙崖嶺より
ちっちゃく八が見える。右は仙丈ケ岳あたりまで。
手前の伊那谷は伊那から駒ヶ根付近と思われる
仙崖嶺より南駒、赤薙など。
空木はこの裏と思われる
2016年10月10日 08:30撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 8:30
仙崖嶺より南駒、赤薙など。
空木はこの裏と思われる
南ア中南部と、手前に伊那谷
街並みが良く見える。天竜が蛇行する様まで見える
2016年10月10日 08:33撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 8:33
南ア中南部と、手前に伊那谷
街並みが良く見える。天竜が蛇行する様まで見える
仙崖嶺より越百、並びに帰路であろう稜線を望む
木曽谷の終わり、中津川は越百の奥の山の裏あたりだろうか
2016年10月10日 08:33撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 8:33
仙崖嶺より越百、並びに帰路であろう稜線を望む
木曽谷の終わり、中津川は越百の奥の山の裏あたりだろうか
南駒からの尾根の奥に、雲上に浮かぶ御嶽
2016年10月10日 08:34撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 8:34
南駒からの尾根の奥に、雲上に浮かぶ御嶽
この下の沢は三の沢からの尾根の手前の全てが集結して伊奈川となり、伊那川ダムで集まる。先には木曽谷の集落が見える
2016年10月10日 08:34撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 8:34
この下の沢は三の沢からの尾根の手前の全てが集結して伊奈川となり、伊那川ダムで集まる。先には木曽谷の集落が見える
越百山へ到着。
やっと登りらしい登りに解放されるかと思うと気が晴れる。
やや疲れすぎなのだろう。
ここでまったり一息ついた。
中央アルプスの南部の主役は南から見る分には南駒なのだろう。
存在感が圧倒的だ。
結果論だが、百から漏れたからこそ南駒は静寂があるのかもしれないので何とも言えない。
アルペンな雰囲気の稜線は、仙崖嶺を以って終わる。
その分、仙崖嶺から越百の這松体の歩きは距離はあるが眺望良好で気持ち良かった。
2016年10月10日 09:50撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/10 9:50
越百山へ到着。
やっと登りらしい登りに解放されるかと思うと気が晴れる。
やや疲れすぎなのだろう。
ここでまったり一息ついた。
中央アルプスの南部の主役は南から見る分には南駒なのだろう。
存在感が圧倒的だ。
結果論だが、百から漏れたからこそ南駒は静寂があるのかもしれないので何とも言えない。
アルペンな雰囲気の稜線は、仙崖嶺を以って終わる。
その分、仙崖嶺から越百の這松体の歩きは距離はあるが眺望良好で気持ち良かった。
越百山からみると甲斐駒から鋸がしっかり見える
甲斐駒の手前に仙丈ケ岳
下の伊那谷は駒ヶ根あたりだろうか
2016年10月10日 09:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 9:51
越百山からみると甲斐駒から鋸がしっかり見える
甲斐駒の手前に仙丈ケ岳
下の伊那谷は駒ヶ根あたりだろうか
雲海が薄まり、伊那谷が見える
上は間ノ岳から荒川
2016年10月10日 09:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 9:51
雲海が薄まり、伊那谷が見える
上は間ノ岳から荒川
谷の先に町が見える。
2016年10月10日 09:51撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 9:51
谷の先に町が見える。
三角点
三等のようです
2016年10月10日 09:54撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 9:54
三角点
三等のようです
南越百、そこから右へ続く稜線は激薮といわれる安平路への道と思われる。
陽希氏はあれを貫いたというが私には真似られる気がしない。
なんといっても遭難が怖いです
2016年10月10日 09:54撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 9:54
南越百、そこから右へ続く稜線は激薮といわれる安平路への道と思われる。
陽希氏はあれを貫いたというが私には真似られる気がしない。
なんといっても遭難が怖いです
噂の安平路とさらに先の恵那山方面
恵那山は雲にかかっている雰囲気
2016年10月10日 09:54撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 9:54
噂の安平路とさらに先の恵那山方面
恵那山は雲にかかっている雰囲気
正面の山の手前に小屋が見える。
越百小屋である。
遂に下界への辿りつける目途が立った気がした。
今回はきつい面が多かったのもあって、登りが終わったと実感し、やや脱力気味になってしまった。
2016年10月10日 09:55撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 9:55
正面の山の手前に小屋が見える。
越百小屋である。
遂に下界への辿りつける目途が立った気がした。
今回はきつい面が多かったのもあって、登りが終わったと実感し、やや脱力気味になってしまった。
なんかきれい
御嶽、乗鞍を見つつ、手前の緑がきれいだと思う
2016年10月10日 09:55撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 9:55
なんかきれい
御嶽、乗鞍を見つつ、手前の緑がきれいだと思う
越百小屋到着
主が屋根上で小屋しまいをされてました。
2016年10月10日 10:30撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 10:30
越百小屋到着
主が屋根上で小屋しまいをされてました。
越百小屋
帰りの足確保などをやり、結果的にいい休憩になりました。
2016年10月10日 10:45撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 10:45
越百小屋
帰りの足確保などをやり、結果的にいい休憩になりました。
南駒が圧巻です
2016年10月10日 10:45撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 10:45
南駒が圧巻です
南駒への道と越百への道の分岐
南駒の魅力は南駒そのものへの稜線道のように感じました。
このルートで登ってみたいなと感じました。
2016年10月10日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 12:29
南駒への道と越百への道の分岐
南駒の魅力は南駒そのものへの稜線道のように感じました。
このルートで登ってみたいなと感じました。
登山口到着
Kosmoがありました
2016年10月10日 12:29撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 12:29
登山口到着
Kosmoがありました
林道出口
越百小屋の主の車でしょうか。
お世話になりました
2016年10月10日 12:31撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 12:31
林道出口
越百小屋の主の車でしょうか。
お世話になりました
木曽殿山荘からの道との分岐です
2016年10月10日 13:06撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 13:06
木曽殿山荘からの道との分岐です
ゲートです
2016年10月10日 13:06撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 13:06
ゲートです
ゲートすぐの伊那川ダム上駐車場に到着。
予定の時間の50分前につきました。
小屋から2時間20分。下山頑張りすぎましたね。
2016年10月10日 13:07撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 13:07
ゲートすぐの伊那川ダム上駐車場に到着。
予定の時間の50分前につきました。
小屋から2時間20分。下山頑張りすぎましたね。
伊那川ダム堤付近にて。
ダム湖がきれいです。
力尽きたのでここで、お迎えを待ちました
2016年10月10日 13:29撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 13:29
伊那川ダム堤付近にて。
ダム湖がきれいです。
力尽きたのでここで、お迎えを待ちました
二合目の石碑群
ここから登れます。
このときは車が多かったです。
2016年10月10日 14:57撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 14:57
二合目の石碑群
ここから登れます。
このときは車が多かったです。
上松の駒ケ岳神社にて
元来はここから登っていたようですね
2016年10月10日 15:20撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 15:20
上松の駒ケ岳神社にて
元来はここから登っていたようですね
本殿
2016年10月10日 15:21撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 15:21
本殿
碑がいっぱい
2016年10月10日 15:24撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 15:24
碑がいっぱい
開山の碑
2016年10月10日 15:24撮影 by  SH-02H, SHARP
10/10 15:24
開山の碑
信濃錦は伊那の酒
宝剣山荘でも売ってましたが、元々登山前に買ってました。
水は木曽山脈水系の水かと思われます。
2016年10月10日 15:33撮影 by  SH-02H, SHARP
2
10/10 15:33
信濃錦は伊那の酒
宝剣山荘でも売ってましたが、元々登山前に買ってました。
水は木曽山脈水系の水かと思われます。
木曽福島の温泉
19号からほぼ近く、便利なうえに、炭酸泉のいい湯です。
気持ちいいです。
2016年10月10日 15:59撮影 by  SH-02H, SHARP
1
10/10 15:59
木曽福島の温泉
19号からほぼ近く、便利なうえに、炭酸泉のいい湯です。
気持ちいいです。
木曽福島の温泉で 岩魚の唐揚げ定食を食す。
美味しかったです
2016年10月10日 16:30撮影 by  SH-02H, SHARP
3
10/10 16:30
木曽福島の温泉で 岩魚の唐揚げ定食を食す。
美味しかったです
中山道歩き時の写真
野尻から大桑への道中で中央本線に並走する道の先に、中アの山が聳える。方向からして中央が空木、左が三の沢かなと思うがどうでしょう。
2014年08月09日 10:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 10:47
中山道歩き時の写真
野尻から大桑への道中で中央本線に並走する道の先に、中アの山が聳える。方向からして中央が空木、左が三の沢かなと思うがどうでしょう。
中山道歩き時の写真
須原にある中山道筋から伊奈川ダムへの道の標識
2014年08月09日 12:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 12:09
中山道歩き時の写真
須原にある中山道筋から伊奈川ダムへの道の標識
中山道歩き時の写真
倉本駅あたりでこんな標識
金沢土場への区間がバリらしいですが…。
2014年08月09日 13:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 13:55
中山道歩き時の写真
倉本駅あたりでこんな標識
金沢土場への区間がバリらしいですが…。
中山道歩き時の写真
小野の滝
国道19号添いに中央本線直下で流れ落ちています。
ここが、中津川方面から上松Aルート登山口への入り口にもなります。
2014年08月09日 14:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 14:52
中山道歩き時の写真
小野の滝
国道19号添いに中央本線直下で流れ落ちています。
ここが、中津川方面から上松Aルート登山口への入り口にもなります。
中山道歩き時の写真
寝覚の床というところ
木曽川沿いの景勝地です
玉の窪に書いてある寝覚の床はここ
2014年08月09日 16:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 16:03
中山道歩き時の写真
寝覚の床というところ
木曽川沿いの景勝地です
玉の窪に書いてある寝覚の床はここ
中山道歩き時の写真
中山道と寝覚の床の分岐にある寿命そばは江戸期からの名物だったそうです。ここから下った寝覚の床近くの19号沿いに店舗は移転してあります。そして、このあたりは上松Aルートの木曽駒登山口でもあります。
上松は中山道筋の趣がある宿や街並みが多めだったりします。
2014年08月09日 17:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/9 17:32
中山道歩き時の写真
中山道と寝覚の床の分岐にある寿命そばは江戸期からの名物だったそうです。ここから下った寝覚の床近くの19号沿いに店舗は移転してあります。そして、このあたりは上松Aルートの木曽駒登山口でもあります。
上松は中山道筋の趣がある宿や街並みが多めだったりします。

装備

個人装備
空木あたりの小屋事情を鑑み テントも持って行ったが不要だった。<br />故障後 初の幕営情報はきつかった。<br />ザックが変わることでの重量さ テント・シュラフ・マットレス・コッヘルで5kg強変わることの差か?<br />まだ故障は完治はしていないなとも感じる

感想

今年最後の縦走と考え、10月の三連休は中央アルプス主稜線 木曽駒〜越百間の縦走と前々から企図していました。
そして、結果的に充実感が得られる山行にはできたかなと思います。
駒へのアプローチに上松Aを選択したことにより、ただ登っただけではない情緒を感じられました。
玉の窪からの稜線道の強風は織り込み済ではあったものの、最悪の状態は宝剣山荘で凌ぎ切れましたし、1泊目の夜中は小屋が揺れるほどの暴風雨も、二日目の朝 日が明けて6時頃になると問題の風も弱ってくれました。これにより、二日目に空木まで行ける見込みが立ち、途中檜尾あたりまでは雨がありましたが、熊沢あたりで晴れ間が広がり、きれいな眺望が見れました。
暴風雨はつらかったし、幕営縦走装備できて消耗しました。幕営縦走装備ゆえに風に吹きつけられて煽られてきつかったし、重さゆえに登りがきつかったです。
また、足へ負荷もきつくて、まだ足が治りきっていないことも実感することになりました。
それでも、それゆえか、空木以南の道はきつかったけど素晴らしかったです。
中央アルプスは木曽駒周辺、空木・南駒周辺、越百以南、木曽駒以北のエリアからなり、中核は木曽駒周辺、ならびに空木・南駒周辺であって木曽駒周辺と空木・南駒周辺とは木曽殿山荘(木曽殿越)で隔てられており、山単体の魅力は空木・南駒の方がむしろ良いというのが縦走してみて感じた感想です。
空木は木曽殿山荘からのルートで急登を白亜の巨岩群を抜けながら登り、改めて稀有の山であることを体感しました。空木には以前東方の池山尾根で来ていますが、このルートは稜線の場合には眺望がいい白亜の道、空木平ルートならカール内の花畑など多彩な魅力を有しており、これでも十分いいのですが、木曽殿山荘からのルートでは急登の上に白亜の巨岩群を潜り抜けるので、さらに味わいがあります。また、熊沢から東川の稜線から見る空木の山容自体もまた美しく、百名山選定の山々の中でも屈指の名峰であると感じました。
一方、百名山からは選外となった南駒ですが、こちらはこちらで素晴らしい山。
縦走ルートでは北からはただ五竜に似たごつい山を登るだけにも感じなくもないですが、南側から見ると巨漢過ぎて空木以北を塞ぐ圧巻の山容でした。
南駒についてはその巨漢である稜線を辿ることができるルートもあり、おそらく南駒への評価はこちらを行ってみてこそわかるのでしょう。こちらは来期以降やってみたいと思います。
今一すぎる百名山が結構ある中、空木・南駒のどちらかを選ぶのではなく、いずれも選ぶ代わりに他と差し替えればいいのではと思わなくもないです。
南駒は百ではないからこその静寂もあるので、却っていいのかもしれませんが。

風雨にさらされる稜線歩きは厳しかったですが、その分、それらが晴れたときに現れる様が普段以上に素晴らしいものに感じました。

今回の山行は、7月頭に怪我してシーズン中の2ヶ月を棒に振ったのもあって、怪我が復調した9月頭から今週まで、毎週ほぼ皆勤賞で山に通いつめましたが、9月の三連休は台風直撃で裏銀座周回を断念。やはり不完全燃焼に感じていたこともあって、今度ばかりは多少悪天候であろうが思う存分やりきるのみと臨みました。
当初は伊奈川ダムから入山して北行で考えていたのですが、日が近づくにつれ、初日が暴風雨の予報で、2日目は午後は良好、3日目は良好というもの。
初日回避で2日目、3日目に勝負という案もなくはなかったのですが、その場合は、ロープウェイ利用の場合、伊那側に下山する必要もあってしっくりこなかったし、木曽側に下ると車の回収が困難になります。
また、日帰り×2も考えたがあまりに行程がタフすぎて、翌日からの仕事に支障をきたす恐れが懸念されました。
ならば、営業小屋が豊富な宝剣以北を初日の泊地にする南行に変更すれば成り立つのではと考えました。

車回収を考えると入るのも木曽側がベターであり、福島ルートか上松ルートか。
オーソドックスなのは福島ルートであることは知ってはいたものの、自分には別の思いがあって上松ルートを採用しました。
上松には以前に中山道歩きをした際に宿泊しており、その際、高速とロープウェイができる前は中央本線がある関係から、上松から木曽駒へのルートとして、鉄道ができた後も宿のニーズがあったと聞いていました。
中央本線ができる前は中山道筋ゆえ、やはり江戸期からここは木曽駒への遥拝道として確立しており、実際明治になってもウェストンの登頂ルートになったし、遥拝道ゆえの街道歩きにも通じる風情が感じられるのではという期待感もありました。
また、上松〜中津川間の中央本線の普通電車はほとんどなきに等しい(2時間に一本程度)という実情も鑑み、下山口から登山口までタクシーでの移動に選ぶ方が車回収の労が少ないはずという読みもありました。

かくして、この上松Aルートは、予想以上に遥拝道としての痕跡がありました。
甲斐駒の黒戸尾根は刀剣ですが、こちらは石碑の数がすごいです。御嶽があまりにすごいのでやや霞むでしょうが、他の山のそういう痕跡の残り具合から考えると、かなり良く残されていると感じます。
砂防の絡みで二合目から三合目下の敬神の滝までは色々ありますが、敬神の滝からは、遥拝道の風情が随所に感じられ、決して良い天気ではありませんでしたが、道の状態も悪くなく、この道で上がって良かったと感じました。
玉の窪の先は、予想通り強風でしたが、上述の通り何とかなりました。
天候が良ければ三の沢、宝剣、将棋頭も考えていましたが、余りに天候がきつくスキップ。三の沢と将棋頭はロープウェイを利用していずれ行ってみようと思います。

眺望は、熊沢以南で見えるようになったのもあり、御嶽、空木・南駒・南ア、木曽駒周辺、恵那方面、伊那谷、木曽谷が主となっています。

景色はまあまあ良かったといえるでしょう。
天候が良い最終日に中ア南部にいたためそこまで混みあっておらずほどほどに人がいる状態だったのも吉だったかと思います。

いずれにせよ、中ア主稜線は、アップダウンもあり、また険しさもあるなかなかに歯ごたえがある山塊であるということがわかりました。
ロープウェイがあるものの、これを使わないとやはりタフであるということ。
一方で、ロープウェイを使うと木曽駒はあまりに平易で登り応えがないのも事実で難しいところではあります。
登りか下りかの一方に使う分には山を堪能できていいかなとは思いますが。
ロープウェイの是非はともかくとして行く場所によってうまく使えばいいのでしょうね。
元来道を辿るのもまた乙ですので、ひとまずおすすめしておきたいと思います。

ちなみに久々に全身筋肉痛で翌日も痛いです。タクシー呼んだ手前、下山にダッシュしたせいもでしょうし、幕営縦走装備で5坩幣綵鼎燭い里盡いているのでしょう。
その分、やり切った感はあります。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:676人

コメント

お疲れさまでした
私は晴れ男です
2016/10/12 0:40
Re: お疲れさまでした
がつんとやると足首が軋みます。
まだ、完全復活ではないようです。
とはいえ及第点ですかね。
福知まで行かれたようですけど、そのまま成相寺まで行かなかった(行けなかった)ようでね。
まあ、雪が降る前に近江今津まで頑張ってください。
2016/10/12 0:58
Re[2]: お疲れさまでした
大師匠 第三弾まであります
雨・風の中での山行
私では考えられない
でも耐性も欲しい
2016/10/12 7:27
Re[3]: お疲れさまでした
そうですよね。
レコ楽しみにしてます。
社町にストック回収の意味が今一わかってなかったけど、連日歩きのための車中泊作戦だから、スタート前に取りに寄るってことですか。

天気、そう、いざ上がってみたら想定以上にやばくてこれが悩みでした。
救いは駒の近辺はこんな悪天候でもロープウェイパワーか人がいたし、宝剣山荘でも20人くらいは人がいて、心細くはなかったということ。
さらに、もともと人が少ないはずの上松ルートで後ろから上がってきたかたがいらっしゃり、少しお話もして心のゆとりが得られたことです。
二日目の風雨がきつい稜線でも時折人がいらっしゃり、これも安心材料でした。
雨がやんでしまえばそうでもないのですが、そこまでがきつかったですね。
誰に合わなければ心が折れていたかもです。

おかげで、風雨の後の景色は、ただ見えるのとは段違いに嬉しく、心が癒されました。
ギャップに惹かれるってやつですね。

二日目の夜中、早く暴風雨が落ち着くことを、だるまストーブで濡れた装備品を乾かしながら念じてました。もう数時間暴風雨だったら、空木以南へ行くこともできず、何しにきたのかということになりかねなかったです。
もはや運を引き当てたとしか考えられないです。
2016/10/12 7:42
私もこの秋冬で
縦走装備を揃えようかと>来年の春夏の為に
大師匠に教えてもらいながら揃えようかなと
2016/10/13 6:56
Re: 私もこの秋冬で
そうですね。
里歩きでも人里深いところへの対策にはなりますね。
例えば小辺路を避難小屋泊なら必要です。
寝袋は値は張りますが山用のダウンのは軽くて暖かくて小さくて最強です。
マットレスはエアーを入れる派と折り畳みマット派といます。前者はクッション性に優れますし、後者はザック外につけられるのでザック自体の容量増を避けるメリットがあるようで、好き好きです。
それ以外はメッセで所持品を伺ってからですかね。
2016/10/13 7:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら