南アルプス南部(聖岳~赤石岳)縦走【おとなの夏合宿2017】
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- GPS
- --:--
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 3,776m
- 下り
- 3,768m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 7:56
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 10:54
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 3:18
- 合計
- 8:48
天候 | 8月20日(日):晴れ後曇り 8月21日(月):晴れ後曇り 8月22日(火):曇り(霧)一時小雨 8月23日(水):曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
畑薙第1ダム臨時駐車場から椹島ロッジまで東海フォレストの登山者送迎バスを利用。 http://www.t-forest.com/alps/bus_sawara.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
転倒、滑落など事故が起こっているので、注意が必要。 |
その他周辺情報 | 椹島ロッジ(食事、宿泊、シャワー等) http://www.t-forest.com/alps/lodge_sawara.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
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感想
学生時代の先輩Hさんから南アルプス行きを誘われる。Hさんとは30年以上出会っていないが、学生時代は同じパーティーで大変お世話になった。今回、予定をひとつキャンセルして参加させてもらうことにした。メンバーは、他にsasayuri41さんとHさんの元同僚、Iさん、Kさん。
8月19日
sasayuri41さん、Hさんと静岡駅へ。Iさん、Kさんと合流。なぜか、初対面でも山行を共にする仲間としてすぐに打ち解けられる。これも山登りの良さと思う。
11:00
畑薙に向けて出発。途中、富士見峠に立ち寄るが、保育園児の遠足と重なったのでスルー。井川湖畔で昼食タイムを取る
14:30
畑薙臨時駐車場に到着、東海フォレストの送迎バスで椹島に向かう。
15:30
椹島に到着。ロッジの部屋に入る。グループで1部屋使えるのはうれしい。ここはやっぱり山小屋ではない! 時間があるので、しばらく周囲を散策する。
8月20日
4:00 起床
林道を聖沢登山口に向かって歩く。途中見た、キツリフネの花がが印象的。
聖沢登山口からは急坂を登っていく。いつも気ままなペースで山歩きをしているのだが、今回はHさんがCLとしてトップを歩かれている。一定の間隔をとって一定のペースで登られる。ほぼ30分に一本の休憩ペースで、学生時代の山行を思い出す。学生時代はもう少しペースも速く、休憩間の間隔も長く、休憩時間も短かったように思うが。とにかく、久しぶりの”夏合宿”という気がしてくる。
尾根に出るとゆるやかなアップダウンを繰り返すようになる。聖沢吊り橋に着く。吊り橋で体が揺れると怖いが、揺れに乗る感じで歩くと吊り橋も楽しく歩ける。吊り橋を渡って休憩。沢の流れが気持ちいい。
細かくアップダウンを繰り返して滝見台につく。滝の眺めは圧巻。3000mの高山から何段にもつながって山腹をかけ落ちる。写真に撮るが、1枚に収まらないので何枚かに分けて撮る。
沢筋に出て休憩する。ここにもたくさん花が咲いていて、とてもいい場所だ。ここから聖平小屋はすぐ。テントサイトの間を通って小屋に着く。
聖平小屋はトイレが離れている。しかし、トイレはきれい。何と、水洗。少し泡立った上澄みの水が沢に流れているようだが、影響は少ないのだろう。
稜線の分岐まで散歩する。高山植物がきれいだ。
山小屋の夜は早い。翌日に備えて、眠る。
8月21日
4:00起床
起床後、暗い中ヘッドランプを頼りに行動する。昨日、小屋近くの植物を見ておいてよかった。
聖岳へ登りはきびしい。雲が多いが、展望はすばらしい。流れていく雲が茶臼岳方面の稜線を流れる。なんとも幻想的な風景が作り出されていれ、美しい。
小聖岳に到着。雄大な聖岳が眼前に見えて気分が盛り上がる。小聖岳からの登りでは、雄大な展望や高山植物を楽しみながら歩くことができる。雲の多い日だったが、運よくブロッケン現象が見られた。みんな、太陽を背にして神々しい自分の影に歓声をあげた。
聖岳到着。雲が多いが赤石岳や稜線上の山々が展望できる。山頂での時間を楽しむ。
聖岳から兎岳に向かう。この稜線、意外と岩場が多く、アルプス感が味わえるが、同時に体力も消耗する。
小兎岳手前のコルから少し下ると水場があり、水場に至る斜面ではお花畑を堪能できる。
中盛丸山を過ぎて見返すと、中盛丸山はやはり丸谷だった。こんもりと丸い山体を眺める。分岐から、大沢岳には進まず、百瞭兇悗反覆燹J岐からはなだらかな下りだ。お花も多くて、見とれながら百瞭兇惴かう。小屋が間近に見え、すぐに到着する。百瞭胸海硫箸呂箸鵑つで有名らしい。おいしくいただきました。
8月22日
天気は何とか晴れてくれると期待していたけど、残念ながら曇り(霧)だった。まあ、雨がふらないよりはいいか、いや、山頂に着くころには晴れるはず、などと思いながら百瞭兇鮟佝。
百諒燭泙任療个蠅呂つい。しかし、足元の花々が疲れをいやしてくれる。リーダーHさんの的確な間隔での休憩もありがたい。登りつめて百諒燭肪紊。名前に違わず広々とした平坦な地形の中を歩く。ライチョウも現れ、楽しませてくれる。
赤石避難小屋に着くが、天候は変わらない。ここでコーヒーを飲みながらもしかしたら晴れるかもしれないと淡い期待を持ちながらしばらく過ごす。すると、管理人の後藤さんがハーモニカ演奏でもてなしてくださった。とてもなごやかな時間が過ごせた。
晴れそうにないので、意を決してガスの赤石岳山頂へ向かう。小赤石岳にもピストンして、いよいよ赤石岳を離れていくことになる。どんどん下っていく。森林帯に入る。ここからも長い下り道が続く。富士見平に着く。天気が良ければ富士山もきれいに見えるのだろう。残念ながら山は雲をかぶり、見通せない。赤石小屋に着く。
8月23日
いよいよ、最終日。赤石小屋の裏手に展望地があり、出発前にピストンする。何とラッキー!この日も雲の多い天気ながら、富士山が見えるではないか!赤石は見えなかったけれども、今回はこれで良しとしよう。
小屋に戻り、下山開始。長い長い下り道、キノコやギンリョウソウを見つけながら下る。キノコはなかなか名前がわからないが、花とは違う魅力があっておもしろい。この日は特にタマゴタケに興じていた。殻を割って出てくるところのものもあっておもしろい。
最後に鉄製階段を下ると椹島に到着。井川山神社にお参りし、無事下山できたことを感謝する。送迎バス出発までの時間、4日間の汗をシャワーで流し、のんびりと過ごす。13時発の送迎バスで椹島を出発。静岡で解散後、帰路に着く。
旧知の山友(先輩に失礼!)、新しい山友を交えての楽しい山行だった。久しぶりの南アルプス山行。遠ざかっていた記憶が微かに甦る。また行ける機会をつくりたいものだ。
コメント
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hojinさん、おはようございます〜
あまりにレコアップが遅いのでもう忘却の彼方でした
全員先輩かと思ってましたが、お二人はH先輩のお友達だったのですね
じゃあ、昔同様にパシリかも?・・・は杞憂に終わったのでは?
懐かしく拝見しました
と言いたいとところですが、40年も経つと、中盛丸山が憎たらしかったことしか覚えていません
今年はご一緒できませんでしたが、来年こそ
関西で今一番行きたいのは鈴鹿の竜ヶ岳ですね
FRESCHEZZAさん、こんばんは〜
もうちょっと写真のコメント入れようと思っていたら、いつの間にか日が過ぎてしまいました。永久に「お蔵入り」しそうだったので、テキトーなところでアップした次第です
昔のことは忘れますね・・・いや最近のこともあぶない
はい、フレさんの「おのなの遠足」に加えてほしいものです
よろしくね〜
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