常念山脈ソロテン泊縦走! 北燕岳〜霞沢岳 ↑中房 ↓上高地
- GPS
- 83:18
- 距離
- 54.6km
- 登り
- 4,494m
- 下り
- 4,447m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 4:13
- 合計
- 7:57
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:43
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 4:10
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:00
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:14
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 9:34
天候 | 5日 晴れ 6日 曇り 7日 曇り、強風 8日 爆風雨 9日 快晴! 10日 ど快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
中房温泉登山口まではバス 穂高無料駐車場〜中房温泉 片道1700円 上高地から穂高駐車場 上高地BTから新島々まで、電車に乗り換え松本駅へ 片道2500円(新島々〜松本駅まで) 松本駅から穂高駅(大糸線) 片道330円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中房登山口〜燕山荘、燕岳 難所、危険箇所なし ・燕山荘〜常念小屋 喜作レリーフ辺りに梯子があるくらいで、特に危険箇所なし。 気持ちが良い稜線歩きが楽しめる。晴れてればね ・常念小屋〜蝶ヶ岳ヒュッテ 常念岳からの下りが長い。またアップダウンが多い。体力あってもメンタル面で辛くなる。 ・蝶ヶ岳ヒュッテ〜徳本峠 大滝山南峰までは眺望が楽しめる、歩き易い登山道だが、南峰を下ると徳本峠小屋まで樹林帯のの中となる。危険箇所ではないが、人が通らないのか、何箇所か歩き難い箇所がある。 また湿地帯が多い登山道な為、ゲイターやスパッツは必須!登山道にクマの足跡もあった! ・徳本峠小屋〜霞沢岳 傾斜がある登り下りのひたすら連続する。 特にK1への登りは最強の急登! ・徳本峠小屋〜上高地 傾斜のある下りとなるが難所、危険箇所はない。 1時間半程下るとなだらかな道となり、明神に出る。 |
その他周辺情報 | 森のリゾート小梨|外来入浴 大人600円 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
以前からやってみたかった燕岳〜霞沢岳までソロテンで縦走してきました!
初日、穂高無理駐車場から始発のバスに乗れたのがラッキーでした。その後の各バス停には登山者の大行列でしたが、全員始発に乗れませんでしたからね(苦笑)
そのお陰もあり燕山荘テン場には割と早目に到着したので、良い場所に幕営出来ました!あっ、この日の燕山荘はどえらい人達が宿泊していたらしいです(苦笑)
2日目、燕山荘からは初めて歩く縦走路なのでワクワクしていたのですが、ガスが多く眺望はダメでした… 大天井からの眺望は期待してたんですけどねぇ(苦笑)
なのでサクッと常念テン場まで進み、幕営を済ませてムギーを楽しむ。常念のテン場からは槍〜北穂が見渡せて、時折ガスがなくなり姿を表すとオォー!っと一人騒いでた(笑)
この日のテン場は7張りだけだった。
3日目、日が昇るまでは天気も視界も良好で、ヤリ北ホの稜線越しにガッツリの星空を堪能できたのですが、だんだんと風と共にガスに覆われてしまう。
テント撤収し歩き始めた時には、常念はガスの中だった。山頂で15分程待ったがガスは晴れず、強風で寒くなってきたので、サクッと蝶ヶ岳ヒュッテを目指すことに。
常念から長い坂を下り、樹林帯に入ると風の影響はなく暑かった。
樹林帯の鞍部から見た蝶槍の登り返しは心折られたが、ヒィーヒィー言いながら何とか蝶槍に到着する。
蝶槍からは再び強風と格闘し、何とか蝶ヶ岳ヒュッテに到着する!
この日の天気予報は午後から雨予報だったので、幕営は断念する。
つか、あの強風での幕営はリスク高すぎ(笑)
結局、悪天候は翌日まで続き、4日目も小屋泊することとなった。
小屋の方達には大変お世話になりました。久々に宿泊させたいただきましたが、やっぱりここは良い小屋でしたよ!(笑)
5日目、この日は風は強いものの抜群の天気!素晴らしいご来光やヤリホの姿、歩いて来た縦走路を堪能出来ました!
蝶ヶ岳から徳本までも初めて歩くのでワクワクしていたのですが、眺望が良かったのは大滝山南峰まででした。
南峰から徳本峠までは、ひたすら樹林帯の中。唯一の眺望が楽しめる箇所は槍見展望台だけで、あの場所にあの展望櫓を建てたのは凄い!と一人感心したましたよ(笑)
あっ、この日は徳本峠小屋に着くまで誰とも会いませんでしたが、クマの足跡があり相当ビビリました(苦笑)
前日が大雨だったので、足跡がくっきり残ってるって、当日の朝のものでしょうね…
何とかビビリながら徳本峠小屋に到着し、幕営を済ませる。12時前に到着し、この日の工程は終わりなので、ムギー飲みながら相当マッタリしましたよ!
有形文化財のあの小屋を見れて感動しました!
この日は平日なのに、小屋は満員だったとか。
新島々から何組も登って来られていたのに驚きだった。16kmのロングルートですからね…
その内の1パーティはそのまま上高地まで下って行かれました(笑)
6日目は霞沢までコースタイムで往復7時間、テント撤収して上高地まで下山する予定だったので、テン場を4時半に出発する。
真っ暗の中を歩くのは普通に怖い。何てったって前日なクマの足跡見ちゃいましたからね(汗)夜明けまではビクビクしながら歩いてましたが、急登の連続で体力も奪われて、知らない内にクマの存在が頭から消えました(笑)
急登の連続でしたが、特に辛かったのが霞沢岳手前のK1への登り!
あれはハンパなく辛かった…
ラスボスクラスの急登でしたよ(大汗)
ですが急登を登り切り、K1山頂からの眺望は、ただただ圧巻でした!!
穂高を展望するならココしかない!ってくらい、素晴らしい眺望でしたよ!
はい、完全に心奪われました(笑)
正直、霞沢よりK1の方が眺望は抜群です!
K1の眺望を堪能し、歩く事30分弱で霞沢山頂に到着する。
霞沢岳から先には登山道がなく、このピークが常念山脈の最終地点となる。
霞沢からは穂高は勿論のこと、乗鞍や御嶽の眺望が特に素晴らしかった!
この縦走を歩ききった充実感で嬉しさ満載でしたが、次に叶える欲望はお風呂!
流石に6日間風呂無しだったので、急いで下山、テント撤収、小梨平へ向かう!!
小梨平のお風呂は温泉では無いけど、全身洗えるのはただただ嬉しい!
心身共にスッキリして上高地を離れる。
今回の縦走も悪天候に遭遇はしましたが、とても楽しく充実感満載の大縦走となりました!
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