【9:03 東京出発】
「夜行バスにはもう飽きた。眠れないしイヤだ」という相方のリクエストで、今回は新幹線で移動。
←新幹線から見えた富士山
(煙突がぁ〜…高速移動中なのでシャッターチャンスが難しいんです!!)
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【9:03 東京出発】
「夜行バスにはもう飽きた。眠れないしイヤだ」という相方のリクエストで、今回は新幹線で移動。
←新幹線から見えた富士山
(煙突がぁ〜…高速移動中なのでシャッターチャンスが難しいんです!!)
【10:06 静岡到着】
静岡に到着すると予想外に良いお天気になっていた!(天気予報では雨マークだった)
←静岡駅のロータリー
今回利用した森番ツアーバスの集合場所は、写真右側の屋根がある辺り
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【10:06 静岡到着】
静岡に到着すると予想外に良いお天気になっていた!(天気予報では雨マークだった)
←静岡駅のロータリー
今回利用した森番ツアーバスの集合場所は、写真右側の屋根がある辺り
【11:00 静岡出発】
静岡駅でお昼ご飯を食べてからツアーバスに乗り込み、11:00に出発!
ツアーバスといっても9人乗りのワゴン車。今回は7名搭乗で畑薙第一ダムへと向かった。
←車窓からみえた茶畑
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【11:00 静岡出発】
静岡駅でお昼ご飯を食べてからツアーバスに乗り込み、11:00に出発!
ツアーバスといっても9人乗りのワゴン車。今回は7名搭乗で畑薙第一ダムへと向かった。
←車窓からみえた茶畑
途中、玉川キャンプ場と井川ダムでトイレ休憩あり
←井川ダム
ここではツアー添乗員の方から冷たい静岡茶のサービスがあった。
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途中、玉川キャンプ場と井川ダムでトイレ休憩あり
←井川ダム
ここではツアー添乗員の方から冷たい静岡茶のサービスがあった。
【15:00 椹島到着】
途中、東海フォレストの送迎バスに乗り換えて椹島に到着。
本当はテント泊する予定だったが、雨も降りそうだし送迎バス代3000円を引くとテント泊と料金も変わらないので、素泊まりにすることにした。
←素泊まり用の登山小屋
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【15:00 椹島到着】
途中、東海フォレストの送迎バスに乗り換えて椹島に到着。
本当はテント泊する予定だったが、雨も降りそうだし送迎バス代3000円を引くとテント泊と料金も変わらないので、素泊まりにすることにした。
←素泊まり用の登山小屋
←登山小屋の内部
この日は2組4名だけなので広く使えて快適♪
ちょっと古いけど全然OK!
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←登山小屋の内部
この日は2組4名だけなので広く使えて快適♪
ちょっと古いけど全然OK!
←登山小屋の近くにはコインロッカー
夜も電気が付いているので明るい
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←登山小屋の近くにはコインロッカー
夜も電気が付いているので明るい
←椹島の外トイレ
ここも24時間電気が付きます。水洗でとてもキレイ
女性にはとても助かるサービスです
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←椹島の外トイレ
ここも24時間電気が付きます。水洗でとてもキレイ
女性にはとても助かるサービスです
←トイレと同じ棟には自炊場もあります。
奥の洗面所には鏡もついていて、朝の身支度には便利。
凄くキレイでホテルの洗面所みたいでした。
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←トイレと同じ棟には自炊場もあります。
奥の洗面所には鏡もついていて、朝の身支度には便利。
凄くキレイでホテルの洗面所みたいでした。
←自炊場の隣には食事用のテーブル。ここも24時間電気が付くので便利。
今回3:00起床の4:00出発だったので、ここでパッキングしたり朝食を食べたりできたので大変助かりました。
現在自販機故障中ですが、ビールも売っているので便利だろうな〜
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←自炊場の隣には食事用のテーブル。ここも24時間電気が付くので便利。
今回3:00起床の4:00出発だったので、ここでパッキングしたり朝食を食べたりできたので大変助かりました。
現在自販機故障中ですが、ビールも売っているので便利だろうな〜
←いつか泊まりたいと思っていた椹島のテン場
本当にいい雰囲気なので、ここのベンチで日が暮れるまでビールを飲んでいた。(途中パラパラと雨が降ってきたが…)
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←いつか泊まりたいと思っていた椹島のテン場
本当にいい雰囲気なので、ここのベンチで日が暮れるまでビールを飲んでいた。(途中パラパラと雨が降ってきたが…)
←椹島ロッヂ(左側に浴室がある)
入浴は16:00〜19:00の間
今回は天気予報が最悪だったせいか、お盆の割に空いていてお風呂もほぼ貸し切りだった。
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←椹島ロッヂ(左側に浴室がある)
入浴は16:00〜19:00の間
今回は天気予報が最悪だったせいか、お盆の割に空いていてお風呂もほぼ貸し切りだった。
←ロッヂの玄関にはジュースやビール、たばこの自販機まである
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←ロッヂの玄関にはジュースやビール、たばこの自販機まである
【2日目4:05 椹島出発〜4:40取り付き到着】
あまりよく眠れないまま3:00起床。自炊場で身支度を調えて4:05椹島を出発。
牛首峠までのショートカットもあるが、真っ暗で怖かったので遠回りながら車道を歩いて移動。それでも山から野生動物が出てきやしないかとヒヤヒヤ…今回のルートで一番怖かった。
←聖岳東尾根取り付き全体図
トラカバーの付いた架線と、奥に見える黄色い旗のような標識が目印
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【2日目4:05 椹島出発〜4:40取り付き到着】
あまりよく眠れないまま3:00起床。自炊場で身支度を調えて4:05椹島を出発。
牛首峠までのショートカットもあるが、真っ暗で怖かったので遠回りながら車道を歩いて移動。それでも山から野生動物が出てきやしないかとヒヤヒヤ…今回のルートで一番怖かった。
←聖岳東尾根取り付き全体図
トラカバーの付いた架線と、奥に見える黄色い旗のような標識が目印
取り付き入り口には、脇に石が置いてある電柱が立っている。
この道路沿いの電柱には番号が振ってあり、225番の電柱のところが取り付き。
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取り付き入り口には、脇に石が置いてある電柱が立っている。
この道路沿いの電柱には番号が振ってあり、225番の電柱のところが取り付き。
←上の写真にある黄色い旗のような標識のアップ
中部電力の巡視路を示す標識でN0.28と書いてある
この2つの番号さえ覚えておけば取り付きはすぐ分かると思う。
そして取り付きが分かれば踏み跡もしっかりあるので、鉄塔までは迷わないと思う。
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←上の写真にある黄色い旗のような標識のアップ
中部電力の巡視路を示す標識でN0.28と書いてある
この2つの番号さえ覚えておけば取り付きはすぐ分かると思う。
そして取り付きが分かれば踏み跡もしっかりあるので、鉄塔までは迷わないと思う。
【4:50 取り付き出発】
少し明るくなるのを待ってから取り付きを出発。
先ずは鬱蒼とした樹林帯の急登をつづら折りに登っていく。
この辺りは踏み跡もしっかりとして所々整備もされているようなので、急登ながらも登りやすかった。
←登っているうちに空が明るくなってきた。
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【4:50 取り付き出発】
少し明るくなるのを待ってから取り付きを出発。
先ずは鬱蒼とした樹林帯の急登をつづら折りに登っていく。
この辺りは踏み跡もしっかりとして所々整備もされているようなので、急登ながらも登りやすかった。
←登っているうちに空が明るくなってきた。
【5:05 鉄塔到着】
15分ほど登って鉄塔到着。かなりの急登で一気に標高を稼いだので、短時間ながらも汗をかいてしまった。
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【5:05 鉄塔到着】
15分ほど登って鉄塔到着。かなりの急登で一気に標高を稼いだので、短時間ながらも汗をかいてしまった。
【5:15 鉄塔出発】
10分休憩して出発。
ここからしばらく直登した後、踏み跡は再びジグザグのつづら折りに…
←樹林帯の中には所々赤いペンキマークがあるのでそれを辿っていく。
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【5:15 鉄塔出発】
10分休憩して出発。
ここからしばらく直登した後、踏み跡は再びジグザグのつづら折りに…
←樹林帯の中には所々赤いペンキマークがあるのでそれを辿っていく。
しかしここのつづら折りが曲者だった!
広い斜面にはあちこち踏み跡が錯綜…しっかりとした踏み跡を辿っていたと思ったら、いつのまにか本ルートを外れてズルズルの獣道!?
慌てて赤ペンキを探して本ルートへ復帰しようとすると滑りやすい腐葉土の斜面を直登しなければならず、それが意外と体力を消耗させた。
赤ペンキも凄く遠くにつけられていたりするので、ガスで視界が悪いときには一度踏み跡をロストすると軌道修正も不可能かもしれない…そう思うとここは危険だなと思った。
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しかしここのつづら折りが曲者だった!
広い斜面にはあちこち踏み跡が錯綜…しっかりとした踏み跡を辿っていたと思ったら、いつのまにか本ルートを外れてズルズルの獣道!?
慌てて赤ペンキを探して本ルートへ復帰しようとすると滑りやすい腐葉土の斜面を直登しなければならず、それが意外と体力を消耗させた。
赤ペンキも凄く遠くにつけられていたりするので、ガスで視界が悪いときには一度踏み跡をロストすると軌道修正も不可能かもしれない…そう思うとここは危険だなと思った。
【6:15頃】
1時間ほど踏み跡探しに苦労して、やっと尾根道らしい場所に到着(多分標高1550m付近)
ここからは踏み跡もしっかりとしてきてちょっと一安心!
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【6:15頃】
1時間ほど踏み跡探しに苦労して、やっと尾根道らしい場所に到着(多分標高1550m付近)
ここからは踏み跡もしっかりとしてきてちょっと一安心!
←漸くマーキングも踏み跡もしっかりしてきた
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←漸くマーキングも踏み跡もしっかりしてきた
樹林帯を黙々とジグザグに登っていくと、頭上から見下ろす何者かの気配に気がついた!
←ニホンカモシカだ!!
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樹林帯を黙々とジグザグに登っていくと、頭上から見下ろす何者かの気配に気がついた!
←ニホンカモシカだ!!
←しかも逃げない!!
これから通行する踏み跡上にいらっしゃるので非常に困ったが、しばらく見ていると静かにそこを去って行った。
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←しかも逃げない!!
これから通行する踏み跡上にいらっしゃるので非常に困ったが、しばらく見ていると静かにそこを去って行った。
その後も代わり映えのしない樹林帯の中を登っていきます。
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その後も代わり映えのしない樹林帯の中を登っていきます。
【7:45頃】
1550mの尾根に出てから1時間半も登っていくと、ちょっと荒れた雰囲気に…
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【7:45頃】
1550mの尾根に出てから1時間半も登っていくと、ちょっと荒れた雰囲気に…
【8:10頃】
そして今まで登り一辺倒だった道が下り気味になるとジャンクションピークは近い。
←鞍部にはビバーク可能地あり。
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【8:10頃】
そして今まで登り一辺倒だった道が下り気味になるとジャンクションピークは近い。
←鞍部にはビバーク可能地あり。
←鞍部からはジャンクションピークへ向けての登り返しが始まり…
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←鞍部からはジャンクションピークへ向けての登り返しが始まり…
【8:30 ジャンクションピーク到着】
鉄塔から3時間15分でジャンクションピークに到着!
思ったよりも距離&時間があったなぁ〜という印象。気付かずに通過してしまったかと思ってたよ。
←こちらへ進むと、聖沢登山道の出会所小屋跡へ行くようです。
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【8:30 ジャンクションピーク到着】
鉄塔から3時間15分でジャンクションピークに到着!
思ったよりも距離&時間があったなぁ〜という印象。気付かずに通過してしまったかと思ってたよ。
←こちらへ進むと、聖沢登山道の出会所小屋跡へ行くようです。
←そしてそのまま直進すると白蓬の頭
今回はこちらへ進みます。
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←そしてそのまま直進すると白蓬の頭
今回はこちらへ進みます。
【8:40 ジャンクションピーク出発】
10分程休憩してジャンクションピークを出発。
早朝には眩しい朝日を放射していた太陽も、この頃にはすっかり姿を消して不安定な空模様に変わっていた。
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【8:40 ジャンクションピーク出発】
10分程休憩してジャンクションピークを出発。
早朝には眩しい朝日を放射していた太陽も、この頃にはすっかり姿を消して不安定な空模様に変わっていた。
←ジャンクションピークを過ぎると、だんだんと樹木の幹も細くなり、倒木が多くなって荒廃した雰囲気になってきた。
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←ジャンクションピークを過ぎると、だんだんと樹木の幹も細くなり、倒木が多くなって荒廃した雰囲気になってきた。
←足下には赤い石(ラジオラリア)が散乱し、その上を苔が覆い尽くすという南アルプス南部特有のムード満々!
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←足下には赤い石(ラジオラリア)が散乱し、その上を苔が覆い尽くすという南アルプス南部特有のムード満々!
←遠くに見えたラジオラリアの巨岩
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←遠くに見えたラジオラリアの巨岩
標高が上がったのか、この辺りから高山植物のお花畑もあちこちに点在するようになってきた。
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標高が上がったのか、この辺りから高山植物のお花畑もあちこちに点在するようになってきた。
【10:05 白蓬の頭到着】
ジャンクションピークから約1時間30分で、ラジオラリアの赤石が点在する白蓬の頭に到着!
ここからは赤石岳が目の前にドーン!と見えるはずだが、既に真っ白いガスに包まれていて何も見えなかった。
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【10:05 白蓬の頭到着】
ジャンクションピークから約1時間30分で、ラジオラリアの赤石が点在する白蓬の頭に到着!
ここからは赤石岳が目の前にドーン!と見えるはずだが、既に真っ白いガスに包まれていて何も見えなかった。
しかし折角ここまで来たので、この展望地でザックを下ろし、行動食を食べたりして大休憩。
赤石岳方面から吹き付けてくる強風が冷たくて寒い…山頂の岩の陰に身を隠しながら寂しい休憩時間を過ごした。
←白蓬の頭の三角点
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しかし折角ここまで来たので、この展望地でザックを下ろし、行動食を食べたりして大休憩。
赤石岳方面から吹き付けてくる強風が冷たくて寒い…山頂の岩の陰に身を隠しながら寂しい休憩時間を過ごした。
←白蓬の頭の三角点
【10:30 白蓬の頭出発】
30分近く休憩して出発。
←白蓬の頭を下った樹林帯の中にビバーク適地有り
白蓬の頭からしばらくは樹林帯歩き…途中突然赤ペンキマークが途切れて道をロストする場面があったが、慎重に辺りを探り何とか本ルートに復帰することが出来た。
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【10:30 白蓬の頭出発】
30分近く休憩して出発。
←白蓬の頭を下った樹林帯の中にビバーク適地有り
白蓬の頭からしばらくは樹林帯歩き…途中突然赤ペンキマークが途切れて道をロストする場面があったが、慎重に辺りを探り何とか本ルートに復帰することが出来た。
【11:00頃】
そんな樹林帯を30分も歩くと、道は次第に拓けてきて、いよいよハイマツ帯に突入した。
そしてこの頃からとうとう雨が降り始めた…もう最悪…
←初めはこんな足下が見える状態
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【11:00頃】
そんな樹林帯を30分も歩くと、道は次第に拓けてきて、いよいよハイマツ帯に突入した。
そしてこの頃からとうとう雨が降り始めた…もう最悪…
←初めはこんな足下が見える状態
しかしすぐに辺りはハイマツがビッシリと生い茂る状態になり、足下は見えないわ、かき分けるのに非常に力を要するようになるわ、何よりも雨が降り出してきて全身びしょ濡れになるわでかなり体力を消耗した。
←永遠に続くかと思われたハイマツの海
※道が全く見えませんが、このハイマツを漕ぎながら山頂を目指します。
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しかしすぐに辺りはハイマツがビッシリと生い茂る状態になり、足下は見えないわ、かき分けるのに非常に力を要するようになるわ、何よりも雨が降り出してきて全身びしょ濡れになるわでかなり体力を消耗した。
←永遠に続くかと思われたハイマツの海
※道が全く見えませんが、このハイマツを漕ぎながら山頂を目指します。
←ハイマツ帯の途中で唯一見つけた休憩場所
ここでレインウエアを装着したりしていったん体勢を整えた。
今は雨だけなので何とかなるが、これから午後になり雷が鳴り出したらどうしよう…ずっと不安だったが、万一の時にはここに引き返してビバークしようと心に決めた。
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←ハイマツ帯の途中で唯一見つけた休憩場所
ここでレインウエアを装着したりしていったん体勢を整えた。
今は雨だけなので何とかなるが、これから午後になり雷が鳴り出したらどうしよう…ずっと不安だったが、万一の時にはここに引き返してビバークしようと心に決めた。
【12:30頃】
永遠に続くかに思えたハイマツ帯を約1時間30分かけて漕ぎ分けて登っていくと、ついに痩せ尾根の上へ出た!これでハイマツ漕ぎも終了!
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【12:30頃】
永遠に続くかに思えたハイマツ帯を約1時間30分かけて漕ぎ分けて登っていくと、ついに痩せ尾根の上へ出た!これでハイマツ漕ぎも終了!
しかし森林限界を過ぎたことで、先ほどから降り出してきた雨と強風に晒されることになり、急速に体温が奪われていった。
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しかし森林限界を過ぎたことで、先ほどから降り出してきた雨と強風に晒されることになり、急速に体温が奪われていった。
【12:45頃】
そして奥聖岳山頂直下のザレ場をトラバース
事前にここのトラバースが怖いという話を聞いていたが、距離も短いし思ったほどでは無かった。
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【12:45頃】
そして奥聖岳山頂直下のザレ場をトラバース
事前にここのトラバースが怖いという話を聞いていたが、距離も短いし思ったほどでは無かった。
ザレ場を通過すると、すぐにルンゼ状の地形になり草付きの直登が始まる。
斜度のキツい登りで足下もズルズルと滑りやすいので、気を抜けば一気に滑り落ちてしまいそうで一瞬たりとも気が抜けない。
意外と一番緊張した場面かもしれない。
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ザレ場を通過すると、すぐにルンゼ状の地形になり草付きの直登が始まる。
斜度のキツい登りで足下もズルズルと滑りやすいので、気を抜けば一気に滑り落ちてしまいそうで一瞬たりとも気が抜けない。
意外と一番緊張した場面かもしれない。
【13:08 奥聖岳通過】
そんな急登を登り切ると、頭上にケルンが見えて奥聖岳に到着!
ここまで雷の恐怖と戦ってきたのでやっと一安心。ここから先の道は一度歩いたことがあるので勝手も知っている。
今まで先の見えない不安と戦ってきたので、ここで一気に気が楽になった気がした。
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【13:08 奥聖岳通過】
そんな急登を登り切ると、頭上にケルンが見えて奥聖岳に到着!
ここまで雷の恐怖と戦ってきたのでやっと一安心。ここから先の道は一度歩いたことがあるので勝手も知っている。
今まで先の見えない不安と戦ってきたので、ここで一気に気が楽になった気がした。
←奥聖岳から聖岳は多少アップダウンはあるものの、散歩気分で歩ける尾根歩き。
チングルマのお花畑もあったりして、晴れていたら最高の気分なんだろうな…
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←奥聖岳から聖岳は多少アップダウンはあるものの、散歩気分で歩ける尾根歩き。
チングルマのお花畑もあったりして、晴れていたら最高の気分なんだろうな…
【13:30 聖岳通過】
奥聖岳から20分位で誰もいない聖岳に到着!
←カメラのレンズにも雨粒が叩き付けてくる
そして登頂の喜びに浸る余裕も無く一目散に下山。
ここからはしばらくザレ地をジグザグに下っていくが、下から吹き上がってくる風が物凄く強くて、濡れた体から体温と体力をどんどんと奪っていった。
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【13:30 聖岳通過】
奥聖岳から20分位で誰もいない聖岳に到着!
←カメラのレンズにも雨粒が叩き付けてくる
そして登頂の喜びに浸る余裕も無く一目散に下山。
ここからはしばらくザレ地をジグザグに下っていくが、下から吹き上がってくる風が物凄く強くて、濡れた体から体温と体力をどんどんと奪っていった。
【14:09 小聖岳通過】
そんなわけで、ザレ地のジグザグ道も、その後の痩せ尾根地帯も黙々と足早に下ってきて、小聖岳を通過。
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【14:09 小聖岳通過】
そんなわけで、ザレ地のジグザグ道も、その後の痩せ尾根地帯も黙々と足早に下ってきて、小聖岳を通過。
そして小聖岳を通過してしばらくすると、ようやく森林限界へと突入!
吹き付けてくる強風からやっと逃れることが出来て一息つくことが出来た。
そうして辺りを見回してみると、マルバダケブキのお花畑…本当に天国かと思ったw
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そして小聖岳を通過してしばらくすると、ようやく森林限界へと突入!
吹き付けてくる強風からやっと逃れることが出来て一息つくことが出来た。
そうして辺りを見回してみると、マルバダケブキのお花畑…本当に天国かと思ったw
←マルバダケブキのアップ
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←マルバダケブキのアップ
【14:48 薊畑通過】
そして薊畑を通過
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【14:48 薊畑通過】
そして薊畑を通過
【15:05 聖平小屋と上河内岳方面との分岐通過】
聖岳から1時間30分で聖平小屋への分岐へようやく到着した。
ここを直進すれば上河内岳。
明日登る予定の道筋を見ながら「この天気で果たして登ることができるのか」と不安に思った。
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【15:05 聖平小屋と上河内岳方面との分岐通過】
聖岳から1時間30分で聖平小屋への分岐へようやく到着した。
ここを直進すれば上河内岳。
明日登る予定の道筋を見ながら「この天気で果たして登ることができるのか」と不安に思った。
さて、分岐からは左手方向に90度方向転換して、今夜の宿泊地聖平小屋へと向かう。
←小屋までは木道が敷かれている
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さて、分岐からは左手方向に90度方向転換して、今夜の宿泊地聖平小屋へと向かう。
←小屋までは木道が敷かれている
【15:10 聖平小屋 到着】
聖平小屋に着く頃には雨も小降りになっていたが、もう半分くらい魂が抜けていたので、この日はテント泊はやめて小屋に素泊まりで泊まることにした。
(真の目的は乾燥室で服や装備を乾かしたかった事と、井川観光バスの乗車資格をGETする事!これで縦走最終日畑薙大吊橋から白樺荘まで歩かなくて済む!※注)この時翌日撤退するとは思ってもいなかった)
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【15:10 聖平小屋 到着】
聖平小屋に着く頃には雨も小降りになっていたが、もう半分くらい魂が抜けていたので、この日はテント泊はやめて小屋に素泊まりで泊まることにした。
(真の目的は乾燥室で服や装備を乾かしたかった事と、井川観光バスの乗車資格をGETする事!これで縦走最終日畑薙大吊橋から白樺荘まで歩かなくて済む!※注)この時翌日撤退するとは思ってもいなかった)
しかしこの夜、小屋のテレビで見た天気予報を見て気が変わった。
最後の希望だった15日の天気まで曇り/雨に変わってる。「多少雨に降られても茶臼から光岳のピストンをする15日の天気さえ良ければいいや」と思っていたのに…どうしよう…
←小屋前の温度は15℃…気温は高いが、雨で濡れているためもっと寒く感じた。
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しかしこの夜、小屋のテレビで見た天気予報を見て気が変わった。
最後の希望だった15日の天気まで曇り/雨に変わってる。「多少雨に降られても茶臼から光岳のピストンをする15日の天気さえ良ければいいや」と思っていたのに…どうしよう…
←小屋前の温度は15℃…気温は高いが、雨で濡れているためもっと寒く感じた。
←素泊まり組の寝床、冬季小屋の様子
この日の宿泊は10名程で割と空いていた…2階部分は誰もいなかったので着替えとかするときに使えた。
(奥の土間部分に置いてあるのがコンロ台。調理するときにはこの上でコンロを使用する)
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←素泊まり組の寝床、冬季小屋の様子
この日の宿泊は10名程で割と空いていた…2階部分は誰もいなかったので着替えとかするときに使えた。
(奥の土間部分に置いてあるのがコンロ台。調理するときにはこの上でコンロを使用する)
小屋内に濡れたものを乾かす場所があったが、ここではあまり乾かなかったので、隣の食事付き部屋のストーブの上に吊して乾かした。
そしてこの夜から雨はとうとう土砂降りに…
翌朝3:00には屋根を叩く雨音で目が覚め、その後8:30まで様子見をしていたが、一向にやむ気配は無いので撤退することに決めた。
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小屋内に濡れたものを乾かす場所があったが、ここではあまり乾かなかったので、隣の食事付き部屋のストーブの上に吊して乾かした。
そしてこの夜から雨はとうとう土砂降りに…
翌朝3:00には屋根を叩く雨音で目が覚め、その後8:30まで様子見をしていたが、一向にやむ気配は無いので撤退することに決めた。
【2日目:8:45聖平小屋出発】
雨が少し小ぶりになった頃合いを見計らって出発!
聖沢登山口までの道はテン場の脇から出ているのでそこまで下っていく。
←殆どの人が出発した後のテン場。停滞を決めたのか何張かのテントが残っていた。
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【2日目:8:45聖平小屋出発】
雨が少し小ぶりになった頃合いを見計らって出発!
聖沢登山口までの道はテン場の脇から出ているのでそこまで下っていく。
←殆どの人が出発した後のテン場。停滞を決めたのか何張かのテントが残っていた。
←テン場の中程から左手に折れると、聖沢登山口までの道が始まる。
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←テン場の中程から左手に折れると、聖沢登山口までの道が始まる。
←登山道脇にはトリカブトの群生
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←登山道脇にはトリカブトの群生
←トカゲ?サンショウウオ?
この日は雨のせいか大きいミミズ&ヒルなどが登山道に這い出していた。
ここのヒルは吸血するタイプではないらしい。
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←トカゲ?サンショウウオ?
この日は雨のせいか大きいミミズ&ヒルなどが登山道に這い出していた。
ここのヒルは吸血するタイプではないらしい。
それにしてもこの辺りはずっと登山道が水浸し!
川というか、池のように水たまりが出来ているので、思ったように歩けないし時間もかかる!
←樹林帯の中へ突入…あれ?3年前にこんな道通ったかな?
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それにしてもこの辺りはずっと登山道が水浸し!
川というか、池のように水たまりが出来ているので、思ったように歩けないし時間もかかる!
←樹林帯の中へ突入…あれ?3年前にこんな道通ったかな?
←樹林の隙間から見えた東尾根方面
ガスの中だけど、あそこをずっと登ってきたんだな〜と感慨深く思った。
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←樹林の隙間から見えた東尾根方面
ガスの中だけど、あそこをずっと登ってきたんだな〜と感慨深く思った。
そしてしばらく行くと対岸からの橋が崩落している現場を通過。
あ、そういえば以前は対岸からこの橋を渡って来た記憶がある。
近くには土砂崩れで道が埋まっている跡もあるし、きっと登山道が付け替えられたんだろう…
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そしてしばらく行くと対岸からの橋が崩落している現場を通過。
あ、そういえば以前は対岸からこの橋を渡って来た記憶がある。
近くには土砂崩れで道が埋まっている跡もあるし、きっと登山道が付け替えられたんだろう…
【9:35 岩頭展望台通過】
←ここからは東尾根から流れ落ちる滝が見える
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【9:35 岩頭展望台通過】
←ここからは東尾根から流れ落ちる滝が見える
←滝アップ
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←滝アップ
そして崩壊地のような沢を2カ所連続トラバース
3年前に通過した際、ここで兎岳で痛めた膝が再炎症を起こして激痛に耐えながら下山したよなぁ〜と当時を懐かしく思い出した。
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そして崩壊地のような沢を2カ所連続トラバース
3年前に通過した際、ここで兎岳で痛めた膝が再炎症を起こして激痛に耐えながら下山したよなぁ〜と当時を懐かしく思い出した。
←こんな吊橋もあります
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←こんな吊橋もあります
【11:00 造林小屋跡通過】
そして聖平から2時間15分で造林小屋跡に到着。ここで少し休憩し再び出発!
この造林小屋跡前後は急斜面を一気に下るので、意外と疲れる所…足下が腐葉土質でフカフカしているのが唯一の救い。
←クマ出没注意!
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【11:00 造林小屋跡通過】
そして聖平から2時間15分で造林小屋跡に到着。ここで少し休憩し再び出発!
この造林小屋跡前後は急斜面を一気に下るので、意外と疲れる所…足下が腐葉土質でフカフカしているのが唯一の救い。
←クマ出没注意!
【11:30 聖沢吊橋到着】
急斜面を下って30分ほどで吊橋に到着。
対岸に渡ってしまうと休憩場所が無いので、ここでザックをおろして大休憩を取った。
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【11:30 聖沢吊橋到着】
急斜面を下って30分ほどで吊橋に到着。
対岸に渡ってしまうと休憩場所が無いので、ここでザックをおろして大休憩を取った。
【11:40 聖沢吊橋出発】
10分休んで吊橋を渡ると、ここからはアスレチック的な道が始まった。
山腹をトラバースするように進むのだが、要所要所に鉄パイプ等で橋が組まれている。
そして意外と登る登る…道はかなり高巻きしているようだった。
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【11:40 聖沢吊橋出発】
10分休んで吊橋を渡ると、ここからはアスレチック的な道が始まった。
山腹をトラバースするように進むのだが、要所要所に鉄パイプ等で橋が組まれている。
そして意外と登る登る…道はかなり高巻きしているようだった。
そしてこの頃になると木々の間から陽光が差し込んできた!!
しかもなんか凄く良く晴れてきたんだけど?どういうこと?
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そしてこの頃になると木々の間から陽光が差し込んできた!!
しかもなんか凄く良く晴れてきたんだけど?どういうこと?
樹林帯の先に見える山のガスも取れて、夏の日差しが眩しい!
下山してきたのが間違いだったのかと不貞腐れ、歩くスピードもめちゃくちゃ遅くなっていった。しかし今更もう遅い!気持ちを切り替えて新しいプランを組み立てる。
「今日は椹島でテント泊しお風呂に入ってリフレッシュ、明日はテント連泊したまま空身で笊が岳ピストン、明後日椹島から下山。これでいこう!」
しかし相方はもう帰りたくて仕方ないようで代替プランは却下されてしまった。
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樹林帯の先に見える山のガスも取れて、夏の日差しが眩しい!
下山してきたのが間違いだったのかと不貞腐れ、歩くスピードもめちゃくちゃ遅くなっていった。しかし今更もう遅い!気持ちを切り替えて新しいプランを組み立てる。
「今日は椹島でテント泊しお風呂に入ってリフレッシュ、明日はテント連泊したまま空身で笊が岳ピストン、明後日椹島から下山。これでいこう!」
しかし相方はもう帰りたくて仕方ないようで代替プランは却下されてしまった。
【12:57 聖沢登山口到着】
13:10のバスぎりぎりの時間になって聖沢登山口に到着。30分前には到着する予定だったのに、意外と時間がかかってしまった。
登山口にはバスを待つ何人かの登山者と、井川観光バスの係員の方がいて、係の方に聖平小屋の領収書を見せてバスが到着するのを待った。
←聖沢登山口から下ってきた登山道を見てみた。クマとマムシ注意らしいです。
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【12:57 聖沢登山口到着】
13:10のバスぎりぎりの時間になって聖沢登山口に到着。30分前には到着する予定だったのに、意外と時間がかかってしまった。
登山口にはバスを待つ何人かの登山者と、井川観光バスの係員の方がいて、係の方に聖平小屋の領収書を見せてバスが到着するのを待った。
←聖沢登山口から下ってきた登山道を見てみた。クマとマムシ注意らしいです。
←バスの車窓から名残惜しそうに去りゆく山を振り返る。
背後に見えるのは東尾根?ピークがなんとなく白蓬の頭に見えるんだけど?
真実は分からないが、今頃山の上も晴れているんだろうか…
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←バスの車窓から名残惜しそうに去りゆく山を振り返る。
背後に見えるのは東尾根?ピークがなんとなく白蓬の頭に見えるんだけど?
真実は分からないが、今頃山の上も晴れているんだろうか…
←畑薙大吊橋を通過
今回の縦走ではここから下山してくる予定だった。
いつかこの吊橋を渡ってみたい!
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←畑薙大吊橋を通過
今回の縦走ではここから下山してくる予定だった。
いつかこの吊橋を渡ってみたい!
【14:10 白樺荘到着】
そして1時間ほどで白樺荘に到着。
聖平小屋で確認した情報だと、乗ってきたバスはここで1時間停車して井川駅へと向かうはずだったが、すぐに出発してしまい乗り遅れてしまった。あれ?何故?1時間あればお風呂に入れるかと思ったのに…
仕方なく自主運行バスの時刻表を見ると14:38の発車。これを逃すともう帰れなくなる。どっちにしろここでお風呂に入ることは出来なさそうだ。
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【14:10 白樺荘到着】
そして1時間ほどで白樺荘に到着。
聖平小屋で確認した情報だと、乗ってきたバスはここで1時間停車して井川駅へと向かうはずだったが、すぐに出発してしまい乗り遅れてしまった。あれ?何故?1時間あればお風呂に入れるかと思ったのに…
仕方なく自主運行バスの時刻表を見ると14:38の発車。これを逃すともう帰れなくなる。どっちにしろここでお風呂に入ることは出来なさそうだ。
ここからは自主運行バスなので700円払って乗車。
このバス(というかワゴン車)は地元の人の為のバスという側面があるので、そのルートは地域に密着したもので路地から路地をくねくね…時には民家のすぐ前を通り、開けっ放しの玄関や縁側からは盆飾りが見えたりしてとても懐かしい光景を見ることが出来た。これはこれで興味深いものだった。
そして1時間後、バスは1回のトイレ休憩を挟んで井川駅に到着した。
←井川駅に何故か萌えキャラ?
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ここからは自主運行バスなので700円払って乗車。
このバス(というかワゴン車)は地元の人の為のバスという側面があるので、そのルートは地域に密着したもので路地から路地をくねくね…時には民家のすぐ前を通り、開けっ放しの玄関や縁側からは盆飾りが見えたりしてとても懐かしい光景を見ることが出来た。これはこれで興味深いものだった。
そして1時間後、バスは1回のトイレ休憩を挟んで井川駅に到着した。
←井川駅に何故か萌えキャラ?
井川駅に着くと、駅前のお土産物屋?食堂?みたいなところで、おでんとビールを購入。
3年前と同じく名物おばあさんがおでんを盛ってくれた。いつまでもお元気でいて欲しいなと思いつつ、柔らかく煮込んだモツ串を頬張った。
←井川駅で購入した切符 昔ながらの切符で入場の際には入鉄鋏を入れてくれます。
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井川駅に着くと、駅前のお土産物屋?食堂?みたいなところで、おでんとビールを購入。
3年前と同じく名物おばあさんがおでんを盛ってくれた。いつまでもお元気でいて欲しいなと思いつつ、柔らかく煮込んだモツ串を頬張った。
←井川駅で購入した切符 昔ながらの切符で入場の際には入鉄鋏を入れてくれます。
【15:57 井川駅出発】
そして南アルプスあぷとラインに乗り込み出発!
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【15:57 井川駅出発】
そして南アルプスあぷとラインに乗り込み出発!
車掌さんが車内放送で道中の見所などを案内をしてくれます。
←車窓から見えた井川ダム
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車掌さんが車内放送で道中の見所などを案内をしてくれます。
←車窓から見えた井川ダム
←奥大井湖上駅を過ぎ、レインボーブリッジを通過
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←奥大井湖上駅を過ぎ、レインボーブリッジを通過
昔はこのダム湖の周りをこの路線が通っていたらしい。
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昔はこのダム湖の周りをこの路線が通っていたらしい。
←水量が多い時には湖の下に隠れてしまうと言うトンネル跡
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←水量が多い時には湖の下に隠れてしまうと言うトンネル跡
←途中の駅でアプト式機関車と連結
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←途中の駅でアプト式機関車と連結
←行く手には日本最大の急勾配を誇る線路が見える。
この勾配を通行するためにアプト式機関車を連結させるらしい。
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←行く手には日本最大の急勾配を誇る線路が見える。
この勾配を通行するためにアプト式機関車を連結させるらしい。
←最大勾配を下りながら下を見下ろしてみた。
眼下に見えるのは今の線路に付け替える前の軌道跡
今はハイキングコースになっているというので、いつか機会があったら歩いてみたい。
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←最大勾配を下りながら下を見下ろしてみた。
眼下に見えるのは今の線路に付け替える前の軌道跡
今はハイキングコースになっているというので、いつか機会があったら歩いてみたい。
←車窓から見たアプト式機関車
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←車窓から見たアプト式機関車
途中の駅でアプト式機関車を切り離し、ここで5分ほど停車してトイレ休憩
←吊橋の先を機関車あぷとくんが走り去っていく
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途中の駅でアプト式機関車を切り離し、ここで5分ほど停車してトイレ休憩
←吊橋の先を機関車あぷとくんが走り去っていく
←歯車が付いたアプト式レール
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←歯車が付いたアプト式レール
←橋の下を潜ったりして、電車は奥泉駅を目指す。
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←橋の下を潜ったりして、電車は奥泉駅を目指す。
そして奥泉駅で代行バスに乗り換え
今回は13日の大雨で奥泉〜千頭間で土砂崩れの危険があるため振替え輸送だった。
←代行バスの車窓からみた奥泉駅のバス乗り場
この町は古墳とか縄文時代の出土品とかがあるのだろうか?
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そして奥泉駅で代行バスに乗り換え
今回は13日の大雨で奥泉〜千頭間で土砂崩れの危険があるため振替え輸送だった。
←代行バスの車窓からみた奥泉駅のバス乗り場
この町は古墳とか縄文時代の出土品とかがあるのだろうか?
【18:01】
その後、千頭駅から大井川鐵道に乗り換えて帰途についた。
大井川沿いを走る電車からずっと南アルプス方面の山並みを眺めていたが、下界は晴れているものの稜線上はみな雲の中で、山の上の天気はあまり回復していないようだった。
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【18:01】
その後、千頭駅から大井川鐵道に乗り換えて帰途についた。
大井川沿いを走る電車からずっと南アルプス方面の山並みを眺めていたが、下界は晴れているものの稜線上はみな雲の中で、山の上の天気はあまり回復していないようだった。
2004年10月初旬に逆ルートで東尾根を下りました。これは当時はネット上では無雪期の東尾根の記録が1件しかなく、その記録も詳細が無くて夏道の入口が不明だったからです。たぶん椹島近くに下ろされるかと思ったら予想より聖沢登山口に近くて助かりました。
どうやら当時よりハイマツが伸びているようですね。でも2010年8月に聖岳から白蓬ノ頭を往復した際は、砂礫上に真新しい足跡があって、意外に訪問者がいることがわかりました。でもやっぱりまだまだバリバリのバリルートらしく安心しました。
gekiyabuさん、コメントありがとうございます。
2004年当時よりはだいぶ増えたと思いますが、無雪期の東尾根の記録はあまりありませんよね。
私も取り付きの場所が特定出来るかという事と、記録を見てもコースタイムが人によってバラバラだったので、果たして聖平小屋に到着できるのか?という事が不安でした。
コースタイムについては、地形図を見てだいたい自分で想像した通りのタイムでした。
ハイマツはもうかなり伸びていると思いますよ。
ネット上の過去の記録を見ても、ハイマツ漕ぎの大変さに触れている記録は無かったので完全に盲点でした!
足下が見えないのは当たり前ですが、枝が太くてしかも絡み合っているので手でかき分けるのも大変!力に任せて体ごと突っ込んでいっても大変でした
(藪に慣れていないので漕ぎ方のコツを知らないだけかもしれませんが…)
gekiyabuさんは藪漕ぎに慣れていらっしゃるようなので、漕ぎ方を伝授して欲しいところです。
そういえばgekiyabuさんも鹿島槍の赤岩尾根を登られたんですね。
私も先月通ったばかりなので懐かしくなりました。
雨の中、お疲れ様でした。
東尾根のことは、TIROLさんの記録で知りました。
バリバリのバリルートのようですね!
それと、地図を調べてみたら、標高差が2000mほどもある
テン泊装備で登りきるとは、恐れいりました!
ところで、森番ツアーの解説はいかがでしたか?
-TIROL-さん、こんにちは。
ロング&ハード&シビアな山行き、お疲れ様でした。
聖岳東尾根、是非とも積雪期(といってもたぶん春山で )歩きたいルートです。
-TIROL-さんの仰る通り、水が一番の問題ですね
もう少し涼しくなったら、チャレンジしてみたいなあ
だから暑さに負けず、お山を歩きたいと思います。
お気に入りに登録させて頂きました。
本当にありがとうございます
ありがとうございます。お互いお疲れ様でした。
東尾根は通常冬季ルートとして登られているようです。
私の場合、3年前に聖岳から奥聖岳をピストンしたときに、その先へと続く道を見つけて「いつかこの道から登ってみたいなぁ〜」と思ったのが今回のキッカケです
調べてみたところ、椹島の標高は1123mで聖岳は3013mなので標高差1890mで約2000mですね!
masaiさんのコメントで今気付きました
以前クリヤ谷から笠ヶ岳に登ったときも標高差約2000mでしたが、今回もあの時と同じくそんなに登ったという疲労感はありませんでした。
アップダウンが殆ど無くて登り一辺倒だったのが、私には合っていたようです。
森番ツアーの解説は…
野鳥のさえずりのテープを車内で流しただけでお茶を濁されました。
まぁ、ヒーリング効果があったのか気持ちよく車内で眠れましたけどw
ricalonさんこんにちは。
コメント、そして労いのお言葉ありがとうございます。
春山シーズンの東尾根ですか!いいですね!
東尾根はもともと冬季ルートらしいですし、水場が一切無いので、夏場よりは積雪期向きだと思いますよ。
それと例のハイマツ地帯も積雪期なら何とかなるかも!?
ricalonさんのレコも拝見しましたが、蝙蝠尾根に行かれたんですね!羨ましい
蝙蝠尾根も水場は殆ど無い(徳右衛門岳のところだけ?)みたいだし大変だったんじゃないですか?それとハイマツ漕ぎも聖岳東尾根同様凄そうですね
私は北俣岳から蝙蝠岳までのピストンしかしてないので、いつかあの尾根に行ってみたいです。
お互い暑さに負けずに頑張りましょう!
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