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Yamareco

記録ID: 330164
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

2つの3000m峰、赤石岳&聖岳をラウンド縦走!

2013年08月03日(土) ~ 2013年08月06日(火)
 - 拍手
GPS
76:10
距離
29.2km
登り
3,623m
下り
3,621m

コースタイム

2日 椹島ロッジ泊
3日 椹島5:40-6:50-8:00-9:30-10:45-赤石小屋12:45(赤石小屋幕営)
4日 赤石小屋4:50-富士見平5:30-砲台休憩所7:00-分岐8:45-赤石岳山頂9:25-赤石岳避難小屋9:35(小休止)-標柱11:00-百間平12:15-百間洞山の家13:20(百間洞山の家幕営)
5日 百間洞山の家4:40-百間洞下降点6:00-中盛丸山6:40-小兎岳7:40-兎岳8:45-聖兎のコル9:30-聖岳12:00(小休止)-小聖岳13:20-薊畑14:10-分岐14:30-聖平小屋14:40(聖平小屋幕営)
6日 聖平小屋4:40-岩頭滝見台5:25-聖沢吊橋7:40-出会所小屋跡8:30-聖沢登山口8:55-椹島ロッジ9:50
天候 3日 晴れのち曇り
4日 晴れのち曇り 夕方から雨
5日 霧 夜は大雨
6日 雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
○新東名「新静岡」インターより、「畑薙第一ダム」夏季駐車場へ2時間30分。
今回、ヤレヤレ峠へ下山予定だったので、ゲートへ駐車。バスの運転手にお願いしました。

○駐車場から椹島へは、登山バスで1時間。かなりの悪路です。
東海フォレスト管理小屋宿泊だったので、東海フォレストのバスに乗れます↓
http://www.t-forest.com/alps/
一日の本数も少ないので、時間等は要確認です。下山時は特に。

☆公共交通機関の場合☆
夏季シーズンのみ、JR静岡駅より夏季臨時駐車場までシャトルバスあり。1日1本で3時間以上。

●茶臼岳・聖岳方面への小屋利用の方は、井川観光協会運行のバスが利用できます。
http://ikawa.ooi-alps.jp/main.asp
コース状況/
危険箇所等
☆登山ポスト☆ 
登山計画書の提出は必須。ポストも要所要所にあり。
この南部エリアは登山計画書はもちろん書きますが、下山届も書きます。

☆トイレ☆
夏季駐車場、椹島ロッジ、赤石小屋、赤石岳避難小屋(100円)、百間洞山の家、聖平小屋
宿泊やテント泊の場合はOKですが、通過の場合は必ずチップを払いましょう!
小屋から小屋への縦走路が非常に長いので、簡易トイレがあった方が良いかも?!

☆道の状況☆
・椹島〜赤石小屋 
特に危険箇所なし。

・赤石小屋〜百間洞山の家
トラバース地帯はあるが、特に危険箇所なし。

・百間洞山の家〜聖平小屋
●兎岳〜聖兎のコル ガレ&急坂注意。岩や根っこが濡れていると滑る。
●聖兎のコル〜聖岳 ガレ注意。石を落とさないように。
●聖岳〜小聖岳 ヤセ尾根歩きなので足元注意。 

その他、聖平小屋までは特に危険箇所なし。

・聖平小屋〜椹島
●岩頭滝見台〜乗越 ガレ場注意。揺れる吊橋を渡るので慎重に。
●聖沢吊橋〜登山口 トラバース地帯多いので、すれ違い時は注意。

その他、椹島までは特に危険箇所なし。増水時、沢周辺は注意が必要。

☆今回利用した温泉☆
赤石温泉白樺荘↓
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html
畑薙駐車場から近いので便利です。登山客多し。
夏季臨時駐車場。
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夏季臨時駐車場。
このマイクロバスに乗って登山口へ行きます。かなりの悪路を走るので揺れました。
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このマイクロバスに乗って登山口へ行きます。かなりの悪路を走るので揺れました。
椹島ロッジのレストハウス。
椹島ロッジのレストハウス。
中はこんな感じ!雰囲気あります。
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中はこんな感じ!雰囲気あります。
遅めのお昼は、トーストセット!ハチミツが美味しかった☆
遅めのお昼は、トーストセット!ハチミツが美味しかった☆
ロッヂ内の廊下。
ロッヂ内の廊下。
宿泊する部屋です。
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宿泊する部屋です。
椹島ロッヂの夕飯。シンプルなメニューでした!
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椹島ロッヂの夕飯。シンプルなメニューでした!
朝食もわりとシンプルでした!
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朝食もわりとシンプルでした!
椹島のテント場。穏やかな雰囲気です。
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椹島のテント場。穏やかな雰囲気です。
南アルプス白旗史朗写真館。
南アルプス白旗史朗写真館。
登山1日目。
ロッヂの裏側へ周って登山口に行きます。
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登山1日目。
ロッヂの裏側へ周って登山口に行きます。
キイチゴ?でしょうか!名前が分かりません。
キイチゴ?でしょうか!名前が分かりません。
フシグロセンノウ。
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フシグロセンノウ。
初日は、赤石小屋まで大倉尾根を歩きます。
初日は、赤石小屋まで大倉尾根を歩きます。
ここから大倉尾根…かなりきついし長いんです。とりあえず登山開始時に一枚。いきなり右の階段を登ります。
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ここから大倉尾根…かなりきついし長いんです。とりあえず登山開始時に一枚。いきなり右の階段を登ります。
新緑の中を進みます。マイナスイオンたっぷり!
新緑の中を進みます。マイナスイオンたっぷり!
湿ってると滑りますね…
湿ってると滑りますね…
時折、日が差して暑いです。
時折、日が差して暑いです。
ゴゼンタチバナ。
2013年08月07日 14:48撮影 by  E-420 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 14:48
ゴゼンタチバナ。
最後の関門、歩荷返し。頑張りましょう!
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最後の関門、歩荷返し。頑張りましょう!
あと30分。
赤石小屋に着きました!
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赤石小屋に着きました!
すでに、たくさんの登山者が居ました。
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すでに、たくさんの登山者が居ました。
軽食のメニュー表。
軽食のメニュー表。
食事だけでなく、飲み物も充実してます。
食事だけでなく、飲み物も充実してます。
東海フォレストバスのシステムについての説明です。
東海フォレストバスのシステムについての説明です。
ビール&カップラーメン。山でのカップラーメンは美味い!
ビール&カップラーメン。山でのカップラーメンは美味い!
ケーキセットも注文!チーズケーキにコーヒーは最高です!
ケーキセットも注文!チーズケーキにコーヒーは最高です!
コーヒースプーンがネコ!
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コーヒースプーンがネコ!
赤石小屋の夕食。
テント泊だったけど、夕食だけ小屋で食べました!ボリューム満点…
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赤石小屋の夕食。
テント泊だったけど、夕食だけ小屋で食べました!ボリューム満点…
赤石岳を見ながらご飯が食べられるなんて素敵です!
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赤石岳を見ながらご飯が食べられるなんて素敵です!
明日は赤石岳へ登ります。早目の就寝…
明日は赤石岳へ登ります。早目の就寝…
登山2日目。
夏山の危険…色々あるけど、私が一番苦手なのはクマかな…次に雷。
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登山2日目。
夏山の危険…色々あるけど、私が一番苦手なのはクマかな…次に雷。
朝焼の聖岳。
朝焼の赤石岳。綺麗!
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朝焼の赤石岳。綺麗!
富士見平。
これから登る赤石岳が綺麗に見えます。
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富士見平。
これから登る赤石岳が綺麗に見えます。
富士山。
絵になります!
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富士山。
絵になります!
荒川三山。
赤石岳と聖岳。この日はお天気は午前中だけ晴れでした。
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赤石岳と聖岳。この日はお天気は午前中だけ晴れでした。
聖岳と上河内岳。
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聖岳と上河内岳。
笊ヶ岳の稜線。
赤石岳避難小屋へ荷揚げするヘリ。
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赤石岳避難小屋へ荷揚げするヘリ。
ヤマブキショウマ。
ヤマブキショウマ。
ミヤマホツツジ
ハクサンイチゲ。
2013年08月07日 18:00撮影 by  E-420 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 18:00
ハクサンイチゲ。
ヨツバシオガマ。
ヨツバシオガマ。
キバナノコマノツメ。
2013年08月07日 18:04撮影 by  E-420 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 18:04
キバナノコマノツメ。
ハクサンフウロ。
ハクサンフウロ。
ウサギギク。
ミネウスユキソウ。
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ミネウスユキソウ。
コケモモ。
2013年08月07日 18:11撮影 by  E-420 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/7 18:11
コケモモ。
赤石沢北沢の雪渓。
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赤石沢北沢の雪渓。
急登です。
砲台休憩所。
一面のお花畑でした!ここのお水はめちゃくちゃ美味しかったです☆
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砲台休憩所。
一面のお花畑でした!ここのお水はめちゃくちゃ美味しかったです☆
テガタチドリ。
イワオウギ。
お花がたくさん咲いていて美しい!
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お花がたくさん咲いていて美しい!
お花畑と私。
ウスバトリカブト。
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ウスバトリカブト。
お花畑の中を歩きます。
お花畑の中を歩きます。
チングルマのお花畑。
チングルマのお花畑。
うっとりします!
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うっとりします!
山頂へと続く稜線。
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山頂へと続く稜線。
イブキジャコウソウ。
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イブキジャコウソウ。
イワギキョウ。
荒川方面との分岐。私たちは赤石岳へ。
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荒川方面との分岐。私たちは赤石岳へ。
山頂まではもう少し。頑張ろう!そんな苦しい時間帯だったけど…
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山頂まではもう少し。頑張ろう!そんな苦しい時間帯だったけど…
ライチョウに出会いました☆写真は子供!可愛すぎる!
2013年08月07日 18:56撮影 by  E-420 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/7 18:56
ライチョウに出会いました☆写真は子供!可愛すぎる!
何か食べてます。
奥は笊ヶ岳。
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何か食べてます。
奥は笊ヶ岳。
山頂手前から荒川三山方面。
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山頂手前から荒川三山方面。
赤石岳山頂!
また一つ日本百名山を登ることが出来ました!
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赤石岳山頂!
また一つ日本百名山を登ることが出来ました!
3120mです。
夫婦で記念撮影。
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夫婦で記念撮影。
あんなところに小屋が…
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あんなところに小屋が…
山頂から少し下りると…
山頂から少し下りると…
3090mにある小屋があります。日本で二番目に高い山小屋。「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」
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3090mにある小屋があります。日本で二番目に高い山小屋。「山を想えば人恋し 人を想えば山恋し」
赤石岳避難小屋。
なんと風情のある小屋なのでしょうか?!避難小屋ですが、小屋人も居て素泊まり出来ます。
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赤石岳避難小屋。
なんと風情のある小屋なのでしょうか?!避難小屋ですが、小屋人も居て素泊まり出来ます。
ちょっと休憩。
休憩してると、管理人のオジサマが登場!どうも、この方も山の名物オヤジ?のようですね☆
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休憩してると、管理人のオジサマが登場!どうも、この方も山の名物オヤジ?のようですね☆
ちえこさん。
運良く、ちえこさんのハーモニカを聴くことが出来ました!
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ちえこさん。
運良く、ちえこさんのハーモニカを聴くことが出来ました!
楽しい時間も終わって、また歩き始めます!
楽しい時間も終わって、また歩き始めます!
お天気が微妙になってきました…
お天気が微妙になってきました…
途中に、ちえこさんが書いた看板がありました。こういうの見ると頑張ろうと思えますね☆
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途中に、ちえこさんが書いた看板がありました。こういうの見ると頑張ろうと思えますね☆
晴れていたのに一気にガス…テンション下がりました。
晴れていたのに一気にガス…テンション下がりました。
ガスが取れたりして聖岳が見え隠れ。
ガスが取れたりして聖岳が見え隠れ。
楽しい稜線歩きもガスで真っ白。
楽しい稜線歩きもガスで真っ白。
分岐。ちょっとだけ聖岳が見えています。
分岐。ちょっとだけ聖岳が見えています。
ハクサンシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲ。
気持ちの良い稜線歩きも、なかなかガスが取れません。
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気持ちの良い稜線歩きも、なかなかガスが取れません。
ほんとは聖岳・荒川岳が見えるはずでした。
ほんとは聖岳・荒川岳が見えるはずでした。
本日2度目!
またライチョウに会えました☆
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本日2度目!
またライチョウに会えました☆
癒されますね!
ライチョウに出会って少し元気になりました☆
ライチョウに出会って少し元気になりました☆
雲ノ平のような雰囲気がありました。
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雲ノ平のような雰囲気がありました。
百間平。穏やかなところです。
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百間平。穏やかなところです。
ここから百間洞山の家を目指します。
ここから百間洞山の家を目指します。
かなり下ります。
かなり下ります。
沢を下ると、小屋が見えてきました。
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沢を下ると、小屋が見えてきました。
百間洞山の家。テント場は少し離れたところにあってちょっと不便。
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百間洞山の家。テント場は少し離れたところにあってちょっと不便。
アップルパイ。美味しかった!
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アップルパイ。美味しかった!
百間洞山の家の夕食。
この日も小屋で夕ご飯にしました!この小屋の名物は「トンカツ」この大きさにはビックリ!山で、こんな美味しいトンカツが食べられることは他にないですよ☆ここはトンカツ屋さんですか?!
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百間洞山の家の夕食。
この日も小屋で夕ご飯にしました!この小屋の名物は「トンカツ」この大きさにはビックリ!山で、こんな美味しいトンカツが食べられることは他にないですよ☆ここはトンカツ屋さんですか?!
登山3日目。
朝からずっと霧。晴れ予報が変わってきて、テンションは低い。
登山3日目。
朝からずっと霧。晴れ予報が変わってきて、テンションは低い。
百間洞下降点。
霧雨も降ってます。
霧雨も降ってます。
中盛丸山。
2807m。視界なし。
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中盛丸山。
2807m。視界なし。
小兎岳。視界なし。
2738m。
小兎岳。視界なし。
2738m。
チングルマの実。
チングルマの実。
兎岳。視界なし。
2818m。山頂でのレインスーツ&真っ白な写真はお馴染みですね!
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兎岳。視界なし。
2818m。山頂でのレインスーツ&真っ白な写真はお馴染みですね!
兎岳避難小屋があるようですが、どこにあったのかな…視界悪くて見当たらず。
兎岳避難小屋があるようですが、どこにあったのかな…視界悪くて見当たらず。
石が赤いでしょう?!ラジオラリアと呼ばれています。
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石が赤いでしょう?!ラジオラリアと呼ばれています。
濡れているので、かなり滑りました。途中で、思いっきり滑って腕を擦りむいた私…木がなかったら滑落していたかもしれません。エアリアにも危険マークあったので、気をつけないといかんです。
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濡れているので、かなり滑りました。途中で、思いっきり滑って腕を擦りむいた私…木がなかったら滑落していたかもしれません。エアリアにも危険マークあったので、気をつけないといかんです。
クルマユリ。
あっ晴れてきた?!
あっ晴れてきた?!
ほんの一瞬だけですが、晴れ間が見えました!
ほんの一瞬だけですが、晴れ間が見えました!
でも、やっぱりガスっている。
でも、やっぱりガスっている。
徐々に森林限界が近づいてきました。
徐々に森林限界が近づいてきました。
トラバース地帯。右側は切れ落ちています。
トラバース地帯。右側は切れ落ちています。
ガスっているので高度感がないけど、ヤバそうだ…
ガスっているので高度感がないけど、ヤバそうだ…
森林限界になってからも急坂を登ります。
森林限界になってからも急坂を登ります。
この高さでもお花がいっぱい咲いていました。
この高さでもお花がいっぱい咲いていました。
あと、もう少し…
あと、もう少し…
聖岳山頂。
3013m。南アルプスでは最南端にある3000m峰です。お馴染みの写真ですね!
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聖岳山頂。
3013m。南アルプスでは最南端にある3000m峰です。お馴染みの写真ですね!
新しい方でも撮ってみました。しかし真っ白で残念。
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新しい方でも撮ってみました。しかし真っ白で残念。
azegamaruです。
おっ少し晴れた?!
おっ少し晴れた?!
凄い角度。
あっと言う間にガスがやってきました。
あっと言う間にガスがやってきました。
小聖岳。
ガスっているから、意外と神秘的。
ガスっているから、意外と神秘的。
マルバダケブキ。
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マルバダケブキ。
お花畑。
薊畑。聖平小屋へはもうちょっと…
薊畑。聖平小屋へはもうちょっと…
その通り!
ニッコウキスゲが見られる日は来るのでしょうか?!
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ニッコウキスゲが見られる日は来るのでしょうか?!
木道。尾瀬みたい。
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木道。尾瀬みたい。
聖平小屋のフルーツポンチ。疲れている身体に優しいサービスです。
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聖平小屋のフルーツポンチ。疲れている身体に優しいサービスです。
夕食は山ご飯。
夜は土砂降りの雨が降りました。
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夕食は山ご飯。
夜は土砂降りの雨が降りました。
登山4日目。
上河内岳への登山は止めて下山。
登山4日目。
上河内岳への登山は止めて下山。
揺れる吊橋。
聖沢吊橋。
トラバース。
出会所小屋跡。
聖沢登山口。
これで終わりではなくて、椹島まで歩きます。
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聖沢登山口。
これで終わりではなくて、椹島まで歩きます。
もうちょっと…
クマの絵が可愛い!
もうちょっと…
クマの絵が可愛い!
椹島に到着!
頑張りました☆
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椹島に到着!
頑張りました☆
駐車しているゲートに帰ってきました。
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駐車しているゲートに帰ってきました。
赤石温泉白樺荘にて、久しぶりのお風呂。サッパリしました!
赤石温泉白樺荘にて、久しぶりのお風呂。サッパリしました!
お昼は、カレーそばを食べたよ。
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お昼は、カレーそばを食べたよ。
azegamaruはカツ丼を食べて元気になったぁ!
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azegamaruはカツ丼を食べて元気になったぁ!
最後におまけ。
赤石岳のバッチ&聖岳のTシャツです。
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最後におまけ。
赤石岳のバッチ&聖岳のTシャツです。
撮影機器:

感想

南アルプス南部と言えば、登山口へのアプローチも長く、小屋から小屋への距離も長い。
でも、そんな奥深い秘境に一度は行ってみたかったので、夏休みを利用してテント山行してきました!
当初の予定は、椹島〜赤石岳〜聖岳〜上河内岳〜ヤレヤレ峠への縦走でした…
しか〜し、山に入ってから、どんどん天気予報が変わって上河内方面へは断念して椹島へ戻った訳です。

椹島までは、インターから車とバスを利用しても軽く4時間以上はかかります。どんなところなのだろうと思っていたら、やはり秘境中の秘境と言うところでした。バス利用の関係で、椹島ロッヂに宿泊しましたが、こちらには若かりし頃の皇太子様が来訪されていたようですね。行くところ行くところに、皇太子様のお写真があります。こんな秘境にいらっしゃったところを見ると、かなり山が好きな方なのだろうと感じました。

登山1日目
椹島から赤石小屋へ向かいます。ここの尾根は大倉尾根。丹沢の大倉尾根以上にきつい…
ひたすら樹林帯の中を登って行くのです。1400mの登りでした。荷物は重たいしムシムシしてサウナ状態…
そんな大倉尾根を登って赤石小屋へ着くと、正面に赤石岳が見えました!明日はここに登るんだね!
テント泊だったけど、夕飯は小屋で食べました。しょうが焼き、なかなか美味しかったです☆

登山2日目
この日は、赤石岳に登り百間洞山の家へ行きます。朝から晴れていました!嬉しい☆
でも、この喜びも午前中だけ…いつも山ではガスが多いので慣れてますが。。。

富士見平では、赤石岳はもちろん富士山、荒川三山、聖岳、笊ヶ岳と綺麗に見えました!
その後、お花畑の中にある砲台休憩所へ。高山植物がた〜くさん!ここのお水は美味しすぎて感動!南アルプスの天然水ですね☆山頂への稜線へ出ると、ライチョウの親子が迎えてくれました!ライチョウに会える機会が少ないので、とっても嬉しかったです☆癒されました!元気をもらって、なんとか赤石岳山頂へ!素晴らしい景色を期待していましたが、ガスがどんどん沸いてきて360度の眺望とはいきませんでしたね。

山頂直下に「赤石岳避難小屋」があるんですが、ここの小屋では素敵な出会いがありました!
何気なく休憩で寄っただけでが、管理人のオジサマがなかなか良い雰囲気の山男で、奥様?らしき女性が突然、ハーモニカを吹いて登山客を癒してくれました!以下は、その一部です↓素敵ですよね!山で聴けるなんて幸せ☆ありがとうございます!




そんな素敵な出会いの後は、百間洞山の家まで、ひたすら歩きます。ガスが増えてお天気が下り坂に…
気持ちの良い稜線歩きをして、ライチョウにも会って、とにかくのんびりハイクです!
ここの間に会った登山者は5名ほどでした。ゆったりのんびり登山が好きな私には最高でした☆

百間洞山の家は、沢沿いにあるヒッソリとした小屋。日帰りが出来ない場所にあります。
テント場と小屋が少し離れているので、トイレや水場はやや不便です。
この日も夕食は小屋です。ここの名物は「トンカツ」!山で揚げたてサクサクのトンカツが食べれるなんて幸せでした!しかも美味しかったし☆大満足です。
この日の夜は、雨が降っていました。明日は大丈夫かな?!天気予報、当たらないんだね…

登山3日目
朝からガスの模様。1日お天気が悪そうな予報だったので、朝からブルーでした…
中盛丸山、小兎岳、兎岳とひたすらアップダウンを繰り返します。途中、霧雨も降ったりしながら真っ白なガスの中を歩きます。景色はなしで残念。兎岳から聖岳の間は、ガレ場や急坂など危険箇所があります。岩が濡れていたこともあり、私は途中でこけて滑落しそうになりました…たまたま木があったので下まで落ちることはなかったのが不幸中の幸いでした。腕に痛々しいキズだけ残ってしまったけど…

辛い急坂を登り、聖岳の山頂に着いても、やっぱりガス…ほんとガッカリです。その後もたま〜にガスが取れて景色が一瞬見えるだけでした。最後は雨も降ってくるはレインスーツ着てるから蒸し風呂状態…聖平小屋に着いた時には、髪の毛もTシャツもビショビショ…最悪ですね。テントを設営してる時から大雨?いやっ土砂降りとなって大変でした。天気予報を確認すると、どうも明日もお天気は良くないようだ。と言うことで、上河内岳方面へは行くのを止めて、下山することになりました。夜中も酷く雨が降っていたような気がします。

登山4日目
あいにく朝から雨。テントを片付けるのも一苦労でした…
上河内岳に行けないストレスもあったけど、ゲリラ雷雨になるのも辛いので下山の選択で良かったと言い聞かせて下山開始。足元はグチャグチャ&ドロドロになりながら、聖沢登山口へ歩きました。ちょっとボロボロの吊橋を渡ったり、トラバース地帯を歩いたりしながら。かなり速いペースで下山しました。あ〜もう山登りはしたくないなぁと思ったほどです。聖沢登山口から椹島まで歩き、今回の登山は終了です。

お天気には左右されたけど、2つの3000m峰に登頂することが出来て縦走したこと、たくさんの高山植物を見れたこと、美味しいお水や食事を頂けたこと、ライチョウにも2回も会えたこと、素敵な出会いもあったこと。今思うと、素晴らしい山行だったんじゃないかなと思います☆奥深いこの南アルプス南部に行くことが出来て本当に良かったです!自力も試されたし、少しレベルアップしたんじゃないかな〜!

今度はどこの山に行こうかな〜やっぱり山登りやめられません(笑)縦走、大好き!

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コメント

お疲れ様でした〜!
MISAKIさん、ザックは一体何kgだったのでしょうか?

この程度ではびくともしないのですか?

私、高校1年山岳部夏合宿は三伏峠から聖への大縦走でした。(38年前?)
今年は「リメンバー赤石」と銘打って登ろうか迷い中です。7月の鹿島槍ですってんころりんし、左膝を強打、
靱帯損傷の可能性があると、Dr.stopなのですが、行きたくて行きたくて、ウズウズ中。

お天気は晴れてもガスっても、南はイイですねぇ…!
2013/8/8 18:53
癒されました〜!
二度目のライチョウさん素敵ィ〜
はじめまして(^_^;)

これはもう山で出合う最も理想的なライチョウさん像ではないでしょうか!

キーワードは夏羽・メス
以上!
2013/8/8 22:22
こんにちは!
maatakoutaさま

コメントありがとうございますhappy01
今回、私のザックは13キロ程度で、azegamaruは18キロぐらいだったかと思います
それなりに登りは辛かったですよsweat01腰痛もちですので…

ドクターストップだと仕方ないですが、行きたくなる気持ち分かりますwobbly
今は休む時間と思って、しっかり休みましょうsign01
「リメンバー赤石」が実行されると良いですねscissors
この南部エリアは行ったことなかったんですが、素晴らしいところでしたshineまた行きたいですlovely
2013/8/9 18:44
初めまして!
limitedさま

コメントありがとうございますhappy01
今回、1日に二度もライチョウに会えると思ってませんでしたheart04
ライチョウって会いたくてもなかなか会えないものですよねdash
人に馴れているライチョウさんだったので、こっちを向いてくれた時は、本当に嬉しかったですhappy02
2013/8/9 18:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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