盆ボヤ〜ジュ♪♪山歴12年目の正直・南南ア縦走4泊5日！畑薙食わず嫌いの信州人が行くとこうなる→三伏〜小河内〜悪沢〜赤石〜聖〜便ヶ島
noborunda
yokowv
pinemoist
- GPS
- 104:00
- 距離
- 46.2km
- 登り
- 4,544m
- 下り
- 5,245m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
鳥倉林道駐車場 4:40
登山口 5:24 5:31
豊口山間のコル 6:28 6:39
豊口山分岐 7:46 8:03
三伏峠小屋 8:29 8:50
烏帽子岳 9:40 10:00
前小河内岳 10:39 10:59
小河内岳 11:47 11:56
樹林帯の中で 12:55？ 13:09
瀬戸沢の頭辺り 13:51 13:58
高山裏避難小屋 14:42
※水場は往復30分
【8月15日】
高山裏避難小屋 4:25
水場 4:45 4:58
急登前の広場 5:35 5:43
中腹で休憩 6:42 6:55
荒川前岳 8:00？ 8:11
中岳避難小屋 8:27 8:36
悪沢岳（荒川東岳） 9:35 10:10
荒川前岳 11:15？ 11:37
荒川小屋 12:41
【8月16日】
荒川小屋 4:50
大聖寺平 5:27
休憩 5:50 5:59
小赤石岳 6:54 7:26
赤石岳 7:52 9:12
百間平 10:22 10:48
百間洞山の家 11:22
テン場 12:10
直登ルートで大沢岳 12:58 13:17
トラバース道で小屋 13:59
【8月17日】
百間洞山の家 4:46
大沢岳との分岐 5:38 5:50
小兎岳 6:58 7:20
兎岳 8:00 8:42
2796辺り 9:56 10:08
聖岳＆奧聖岳往復 10:44 12:20
小聖岳 12:55
薊畑 13:28
聖平小屋 13:50
【8月18日】
聖平小屋 4:40
薊畑 5:01 5:30
苔平 6:06
1800m看板 6:23
大木の広場？で休憩 ？ ？
どっかで休憩 7:16 7:25
西沢渡 7:44 7:52
便ヶ島（聖光小屋） 8:29
| 天候 | 8月14日 晴れのちガス 8月15日 晴れのちガスのち雷雨 8月16日 晴れのちガス 8月17日 晴れ 8月18日 晴れ（朝のうちに下山、その後はガス？） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
タクシーの手配を済ませ、nobo号に乗り合わせて152号・地蔵峠経由で大鹿村へ。村内より鳥倉林道へ。昼間だったのでゲート前の第一駐車場は空き多数。翌朝出発時には残り数台となっていた。 聖岳より下山後、便ヶ島（たよりがしま、聖光小屋のあるところ）から予約しておいたタクシーで梨元ていしゃばまで。ジャンボタクシーに五人乗車。料金14000円。 今回利用したタクシー会社は「遠山タクシー」。 出発前に18日の9時頃に便ヶ島に、と予約。 17日の夕方頃に予定通り下山できるかどうかの状況を伝える約束をした。 実際は予定通り聖平小屋に来れたが携帯は圏外。小屋のスタッフに事情を告げると代わりに電話をしてくれた。 便ヶ島や易老渡までマイカーで来ることも可能。ただし時間帯規制あり。 http://www.tohyamago.com/WP/archives/category/douro マイカーは8時半〜17時のみ、監視員の指示の下、通行可能。 それ以外の夜間は全面通行止めで施錠がされる。 13日の移動日にマイカーを便ヶ島にデポする選択肢もとれたが、縦走中に万が一林道が崩れて車が出られなくなったら悲劇。今回はタクシーを選んだ。 帰りのタクシーから様子を見るに、道そのものは舗装道ではあるが、落ちたてほやほやの大きな石があったりする。 その他周辺の道路でもボチボチ規制が敷かれている場合があるので、関連機関に十分に事前確認すべし。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
全体としては整備された一般登山道です。 稜線や山体の南面が大きく崩れ「○○崩壊地」などと名前が付いていることがあります（高山裏〜荒川前岳、兎岳〜聖岳）。 北側を巻くこともあれば、そのまま痩せた稜線を歩くことも。視界が悪いとき、風が強いときは注意が必要かと感じました。 とにかく名の付くピークの一つ一つが大きく立派なお山。南南アはアップダウンで出来ていると言いたくなるくらいです。 鳥倉ゲート前および登山口にポストあり。 便ヶ島の聖岳登山口にもポスト確認。 遠山郷でお風呂に寄るなら「かぐらの湯」 鳥倉の車を回収後なら大鹿村に「鹿塩温泉」「小渋温泉」。 中央道のほうまで進めば「昼神温泉」があります。 |
写真
【8月13日】パッキング完了。テントは自分の担当ではないし、ビールも省いたのに、27kgどんだけ〜。ま、去年もこんくらい担いでブナ立を登れたと思えば何とかなる…はず…。
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初日の13日は車のデポで終わるも今回は Eri-chan が運転してくれたので楽が出来ました。 往路で約170�辧�復路は190�劼皹薪召靴討�れた〜。 もう決してペーパー・ドライバーじゃないよ、君は。 by nobo
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小黒川SAでnobo号と合流し、遠山郷の「梨元ていしゃば」にyoko号をデポ。奧の砂利の部分が登山者用駐車場。数日間おきっぱなしになるので、連絡先や下山予定日などをメモしてスタッフに渡しておきました。聖岳から下りてきたら、便ヶ島からここまでタクシーで戻ります。
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nobo号に乗り合わせ152号を北上。鳥倉林道のある大鹿村を目指します。これは地蔵峠、鬼面山の登山口。4年前くらいに登りました。伊那谷の眺めがよろしい山ですヨ◎
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こちらが第1。ゲート直前のスペース。ていしゃばから約1時間30分で着きました。きれいなトイレあり。水あり（エアリアには「沢水」との表記）。携帯は圏外です。
前泊宴会の準備が着々と。生鮮食品食べ納め！？キュウリや豆腐やいかそうめんなどを買い込みました！昼間は暑かったですが、ここまで上がってくると夕方はだいぶ涼しいです。宴会中は寒いくらいでたっぷりと買ったビールが進みませんでした。 by nobo
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宴会中は寒いくらいでたっぷりと買ったビールが進みませんでした。 by nobo
【8月14日】junさんも前夜のうちに無事到着。支度を整え朝4:40、出発です！第1ももうすぐ満車になりそうです。このあと到着したidoさんの話では残り3台だったとか・・・ by nobo
このあと到着したidoさんの話では残り3台だったとか・・・ by nobo
yokoさんのデカザック、Bora80 は27-28kg とか・・・真後ろから見ると足しか見えません（汗） by nobo
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真後ろから見ると足しか見えません（汗） by nobo
途中の水場は出ていました。備え付けのコップ、前泊宴会でnoboさんが飲んでいたカップ酒と同じでしたw前夜は涼しくてビールの出番じゃなかったですからね。 by nobo
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前夜は涼しくてビールの出番じゃなかったですからね。 by nobo
私は215歩でしたが、気を入れて歩いたJunさんは176歩だったとか？ by nobo
しかし、この辺りからピーカンで暑かった・・・、私の大敵です。 by nobo
確かにこの辺りは暑かった・・・ by nobo
暑さで塩見をしっかり見てなかった・・・by nobo
小河内岳へも下って登って。。。ひ〜！南南アはアップダウンが激しい、いちいち山がデカイと聞いていたが、このことか〜〜！登れば必ず下りが待ち構えてる。 ってことは、次も登るのです、半端じゃない！ by nobo
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登れば必ず下りが待ち構えてる。 ってことは、次も登るのです、半端じゃない！ by nobo
小河内岳！まだ中間くらい！？うへ〜〜。コースタイムでまだ4時間近くありそう・・・、もう心が折れてます。 ただ、ガスで少しだけ涼しいのが救いでした。 by nobo
ガス晴れて景色良くて涼しければ最高。そう都合良くは行かない。。。
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コースタイムでまだ4時間近くありそう・・・、もう心が折れてます。 ただ、ガスで少しだけ涼しいのが救いでした。 by nobo
ガス晴れて景色良くて涼しければ最高。そう都合良くは行かない。。。
はい、当然のことながら・・・ by nobo
ここら辺り、皆さんお嫌いだったようですが、個人的には好きなんです。by nobo
…のようなお楽しみは少なく、変わり映えのしない樹林帯ゾーンが続く…地味に辛かった。。。気分によっては「雰囲気のある森でステキ♪」なんて思えるんでしょうけど、今日は無理ね。。。・・・。 何も言えません。 by nobo
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・・・。 何も言えません。 by nobo
いえいえ、ちゃんと写真は撮ってましたよ。 ただ、私もEri-chanも加わる元気はありませんでした。 by nobo地味さに残念の表情。
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地味さに残念の表情。
板屋岳から高山裏避難小屋へ向かって最後の下り。登りはもうないと思うなかれ、微妙な小ピークがあるよ！等高線で現れないような微妙な登りに、全員から、なんで登りがあるのってyokoさんに詰め寄るシーンもありましたね。 by nobo
そこは各自読図で判断して下さい〜。
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等高線で現れないような微妙な登りに、全員から、なんで登りがあるのってyokoさんに詰め寄るシーンもありましたね。 by nobo
そこは各自読図で判断して下さい〜。
待ちに待った今日のゴール！お花畑の中に建つ高山裏避難小屋。メルヘンな見た目とのギャップが大きすぎる、強烈なキャラのご主人がいらっしゃいます。この時点ではビールしか頭にないyokoさんの面々でしたが・・・by nobo
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この時点ではビールしか頭にないyokoさんの面々でしたが・・・by nobo
みんなの頭の中は「ビール」！！しかし！！売り切れ！！ガガガガガーーン！！！小屋のご主人、声が大きいのでぶっきらぼうな人のように思われがちですが（耳が遠いと仰ってました）、色々親切に教えてくれるし、実はお茶目な方です。一緒に写真撮れば良かった〜。いえ、私はパスしますよ！ by nobo
どうぞ。
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いえ、私はパスしますよ！ by nobo
どうぞ。
最後の一仕事！水場へと下ります。腰を落ち着けると行きたくなくなるような遠さですので要注意！（笑）荒川方面から来る場合は直前に水場があるのでそちらで汲んでくると便利です。
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ようやく一息。予定通りここまで来られたことが何より！今夜はトマトカレーだよ〜。カレーは極ウマだった。 でも、やっぱり最初はビールなんだよなぁ〜（泣）。 by nobo
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カレーは極ウマだった。 でも、やっぱり最初はビールなんだよなぁ〜（泣）。 by nobo
昨日は遠くてもここの水場に来た方が楽だったと思う。 by nobo
そうかな。。。
いよいよ登ります！気合いだ！上と時計は絶対見ないぞ！あ〜、そうなの？ 私は上も時計もしっかり見てましたが・・・by nobo
そうやって自らの首を絞めていたのですね。。。
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あ〜、そうなの？ 私は上も時計もしっかり見てましたが・・・by nobo
そうやって自らの首を絞めていたのですね。。。
雰囲気がガラっと変わって楽しくなってきました♪かなりきつかったけどね。 朝の内で良かったよ、陽も当らないし。 by nobo
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かなりきつかったけどね。 朝の内で良かったよ、陽も当らないし。 by nobo
や、何が見えてるかを見てたのだと思います。
前の3人は気付かず、junさんだけライチョウ発見！子連れだ♪気が付かずに通り過ぎたなんって・・・（汗） by nobo
この写真見ても同化しててパッと見ではよくわからなかった…。
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気が付かずに通り過ぎたなんって・・・（汗） by nobo
この写真見ても同化しててパッと見ではよくわからなかった…。
待ってろよ〜 by nobo
って事は、しっかり登るってことなんだよね。by nobo
綺麗な形がもったいない。そんなことはできません。
サブザックだからいいけど、フル装備ではかなりきつそうです。 by nobo
グレープフルーツ、まずは1個目。 車に置いてこようかと思ったけどyokoさんの命令で担いできました。 by noboホントに置いてくるつもりなら車にすら積まないでしょ？期待してました！
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ホントに置いてくるつもりなら車にすら積まないでしょ？期待してました！
しばらく粘ったが、ガス晴れず。名残惜しいが山頂をあとに。さらば悪沢！（のちのち、このときこれ以上粘らなくて良かったね、という事態になりました）確かにここで切り上げて良かった。 でも1時間近く粘ってなかった？ by nobo
念願の地でしたから♪
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確かにここで切り上げて良かった。 でも1時間近く粘ってなかった？ by nobo
念願の地でしたから♪
小屋まで戻ってきました。ここで1本かと思ったけど、yokoさんの「進め」の号令がかかりました。 でもこれも好判断でしたね、結果からすれば。
だってどうせザックの回収で休むじゃん。
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ここで1本かと思ったけど、yokoさんの「進め」の号令がかかりました。 でもこれも好判断でしたね、結果からすれば。
だってどうせザックの回収で休むじゃん。
って云うか、単に取り残されただけですね。 by nobo
ビールが直ぐそこですから脇目もふらず小屋に直行です。 by nobo
高山裏のすぐ先の水場のところで我々を追い越していったお兄さんとすれ違いました。「え？ピストンなんですか？？」「赤石ピストンしてきて、これから悪沢に寄って高山裏に戻ります」。すげー！！！
「ここは荒川小屋」。我々には「ここは“ビールのある”荒川小屋」と読める（切実）！昨日の分も飲むぞ〜〜！テントの受付時に500mlをグイッと空けてしまった！ by nobo
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テントの受付時に500mlをグイッと空けてしまった！ by nobo
ビールや手ぬぐいやバッヂを買って、トイレに寄って、さあテント張って落ち着こうかというところで雨ポツリ。ウソ〜！？通り雨かと思って木陰で待機してたけど、全然止まない！こんなとき便利なヒルバーグのテント、junさんは最初のポツリのうちにサササと張ってテントに避難できました。
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15〜20分ほど様子を見たでしょうか。弱くなった隙に我々も急いで張りました！その後激しい雷雨に。一度至近距離に雷落ちました！！！地面が揺れた！ひ〜〜！「早起きしてよかったね。」「悪沢岳で粘らなくて良かったね。」 行動中じゃなくて本当によかった。この夜の諏訪湖の花火大会も雷雨で中止になったのだとか。欲を云えばあと5分早く着きたかった〜 by nobo
テントが濡れるのは同じ事、まあドンマイ！
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欲を云えばあと5分早く着きたかった〜 by nobo
テントが濡れるのは同じ事、まあドンマイ！
本当は盛大に洗濯＆乾燥大会をして、の〜んびり外で飲み食いしたり、まったり昼寝したりしたかったんだけどな〜〜。しっかり3時間半ほど、テントに缶詰でした。ぶー。午後1時〜4時半、凄い雷雨でしたね〜 by nobo
雷の度にびっくりしてフテ寝もおちおちしていられなかった。
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午後1時〜4時半、凄い雷雨でしたね〜 by nobo
雷の度にびっくりしてフテ寝もおちおちしていられなかった。
今日のお米は90点！うまし♪おかずはゴーヤの炒め物。具材はゴーヤ、ナス、タマネギ、SPAM缶、味つけはSPAMの塩分とかつおだしのみ。もっと呑みたかったなぁ〜 by nobo
なに自制でもしてたの？
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もっと呑みたかったなぁ〜 by nobo
なに自制でもしてたの？
寒かったね。 出発前に雨具を脱ぐのに勇気が要ったよ。 by nobo
私は暑がりなので平気です！
荒川の背後からお出まし。シマッタ、もう30分早く出発すべきだったな。なるべく高いところまで出てご来光見れば良かった。いえいえ、もう30分早く出発してたらご来光は稜線の影になって見えなかった筈です。 by nobo
あ、そうかも。じゃあもう1時間（笑）
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いえいえ、もう30分早く出発してたらご来光は稜線の影になって見えなかった筈です。 by nobo
あ、そうかも。じゃあもう1時間（笑）
って言うことは、やっぱりガッツリと登るんですよね・・・ by nobo
うん、綺麗でした！ by nobo
昨日の雷雨なんて想像できません。 by nobo
まったくです。
いい染まり具合♪
朝イチの登りは毎度のことになりました。でも今日が一番気持ちいい！でも辛いのは変らない・・・ by nobo
ご苦労さまです！←他人事（笑）
でも辛いのは変らない・・・ by nobo
ご苦労さまです！←他人事（笑）
やったぁ赤石岳！！高山裏のテン場で一緒だったidoさんも一緒に記念写真♪椹島に下りて電車やバスで鳥倉の車を回収するというので「便ヶ島まで一緒に行こうよ！」って誘っていたんだけど、ついに心決めてくれたようです！4人パーティが5人になりました！
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赤石避難小屋です。昨日は雷雨から退避する人で混雑したようです。トイレに忘れ物してきました〜 by nobo
タオルとか？大丈夫？？
トイレに忘れ物してきました〜 by nobo
タオルとか？大丈夫？？
小屋のご主人に「I Love U」のサインを教授してもらっています。下山してもイマイチ意味が分かってなかったJunさんでした。by nobo
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下山してもイマイチ意味が分かってなかったJunさんでした。by nobo
オジサマ達でした(笑) by nobo
で、また下る、と。。。大沢岳まで水平移動させてよ〜？ずっと下のテン場から向かい側に見える山に登るのよね〜♪ by nobo
「♪」ですって？誰だぁ〜くたばってたのは？？笑
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ずっと下のテン場から向かい側に見える山に登るのよね〜♪ by nobo
「♪」ですって？誰だぁ〜くたばってたのは？？笑
またしてもガーン！今夜は自炊せずに名物のトンカツを食べようと思っていたのに！！！たっぷりの刻みキャベツと大判のトンカツ・・・。 今日の夕食は小屋食の予定でしたが、忙しくて駄目だって（泣）by nobo
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たっぷりの刻みキャベツと大判のトンカツ・・・。 今日の夕食は小屋食の予定でしたが、忙しくて駄目だって（泣）by nobo
もうひとつガーン！手ぬぐいの青が売り切れ！トンカツはあきらめて、大沢岳アタック後に遅めの昼食をモリモリと食べることにします。「夕飯の準備があるのでなるべく早く来て下さい」。うーむ、洗濯＆乾燥はまたしてもお預けか。。。休息を含めてもコースタイム通りに歩いて来ないと約束の時間に間に合いません。 by nobo
と思うと、火が点いてしまったわけです。
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休息を含めてもコースタイム通りに歩いて来ないと約束の時間に間に合いません。 by nobo
と思うと、火が点いてしまったわけです。
見上げた印象どおりの急登！でもひと登りふた登りでどんどん景色が変わっていくから急登は好きよ。ここは嫌いだよ。 空身だとは云えドンドン上がって行く、とにかく疲れた。 それに、ドーピングし忘れてた。 by nobo
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ここは嫌いだよ。 空身だとは云えドンドン上がって行く、とにかく疲れた。 それに、ドーピングし忘れてた。 by nobo
エアリアタイム1:40のところ0:50くらいで登れました。「1時間切るの狙ってたでしょ？」idoさんには見抜かれてました（笑）実際には私で48分でしたよ、疲れきって到着〜。 by nobo
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実際には私で48分でしたよ、疲れきって到着〜。 by nobo
山頂からの下り、30分ちょい・・・激走？ by nobo
ヱビスは美味い、500mlの半分を一気にグイッっと！ by nobo
これは美味しそうだった、当たりだね！ by nobo
味見という名の強奪を横行するyoko。
これはイマイチでした〜 by nobo
うちらの都合に合わせてくれた小屋の方に失礼な！
当初我々がテントを張っていたNO.10近辺でホバリング。我々のテントはNo.1と3に引っ越し要請。そんなわけでご飯とビールにありつくのが遅くなりました。
大丈夫じゃなかった・・・（泣）。 by nobo
遅ランチだったので夕飯は軽くつまむ程度に。ところでテントの顛末。重いyokoザックを入れておいたnoboテントは少しずれた程度、junさんのソウロはザックを入れていたけど一段下へひっくり返っていたそうです。idoさんテントはペグもちゃんと打っておいたのに飛ばされて下の沢に落ちてました。 各テントのポールは大なり小なりヘリの風圧で曲がってしまいましたとさ。 by nobo
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idoさんテントはペグもちゃんと打っておいたのに飛ばされて下の沢に落ちてました。 各テントのポールは大なり小なりヘリの風圧で曲がってしまいましたとさ。 by nobo
【8月17日】聖岳を目指して4日目スタート！昨夜は星空、放射冷却で冷え込んでます。 ようやくの思いで雨具を脱ぎました。 by nobo
idoさん、半袖短パン！負けた。。。学生時代は自称「日本半袖の会」だったが、日焼け対策でアームカバーを着用するようになり現在休会中（笑）。
そして実はエリさんが何やらポーズを決めていた。ネコパンチ？？
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昨夜は星空、放射冷却で冷え込んでます。 ようやくの思いで雨具を脱ぎました。 by nobo
idoさん、半袖短パン！負けた。。。学生時代は自称「日本半袖の会」だったが、日焼け対策でアームカバーを着用するようになり現在休会中（笑）。
そして実はエリさんが何やらポーズを決めていた。ネコパンチ？？
今日もシマッタ。あと30分早く出てたらな〜。充分早起きしてるので、あとは食事・片付け・撤収を工夫すれば30分は訳ないです。 by nobo
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充分早起きしてるので、あとは食事・片付け・撤収を工夫すれば30分は訳ないです。 by nobo
兎岳避難小屋と聖岳。角度を変えると南面は崩れっぷりがよく分かります。今まで通ってきた山、だいたいそうですね。片面（北・東）は緑が豊かで平和な風景ですが、逆側（南・西）は崩れていてむき出しの岩場。
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結局みんなでやる事に・・・。 この時、ここに到着した後続者の方、一体何をやってるんだろうって目が点になってましたよ。 by nobo
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小休止。暑いし最後のひと登り頑張ろうということでyoko秘蔵の野菜ジュースをここで登場させました！！250ml×4本分、ようやく軽量化。実は荒川小屋で同じような野菜ジュースが売られていたのを見て焦りました。「みんな買っちゃだめ！」笑。
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海で泳ぐエイね、つまり、マンタだ！ by nobo
もう暑くてビールが恋しくて・・・ by nobo
小聖岳！聖が大っきくかっこよく見られるいいポイント。ここで集合写真を取り忘れたのが残念！いっそ休憩にすればよかったな。薊畑でと思ったけど、そこまで行っちゃうと小屋まで近かった。それよりビールでついせかせてしまいました、ゴメン！ by nobo
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それよりビールでついせかせてしまいました、ゴメン！ by nobo
下山を想うと気が重くなってきます。 まだ下界には帰りたくない・・・ by nobo
ビールや手ぬぐいを買おうと物色していたら、「登山指導を受けている登山客の写真を撮らせて下さい」とのこと。どうぞどうぞ、喜んで〜〜♪「明日の静岡新聞の一面に載るよ！」「マジ？」「噓だよ」。地域欄くらいには載ったかしら？誰か18日の静岡新聞チェックして〜〜？（笑）
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で、肝心のビールを買おうとしたら「モデル料ってことで」とビール（ロング缶♪）サービスしてくれました！！！飛び跳ねて喜んだよ！！ヤッタネ！！私は独りでフライシート、銀マット、グランドシートやシュラフを干してました（泣） by nobo
もう待ってられな〜〜い♪
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私は独りでフライシート、銀マット、グランドシートやシュラフを干してました（泣） by nobo
もう待ってられな〜〜い♪
百間洞で「先に着いたら場所とっといて！」と冗談で言っておいたけど、偶然かどうだか隣が空いてたので大学生パーティの横に張りました。今日もヨロシクね〜。
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特等席のベンチ＆テーブルで最後の晩餐。ありったけの食材を消費！例のおとうさんもお誘いしました。この山行で100名山達成なんだそうです！とっても楽しい宴となりました。
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す〜すむ〜す〜すむ〜よビール〜はすすむ〜。今日はeriさんに米炊き指南中。今度は自分の道具でやってみてネ☆ビール、呑んだねぇ〜 by nobo
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ビール、呑んだねぇ〜 by nobo
今宵は乾物麻婆。具材は味噌汁用の乾物野菜のパック、スライス干し椎茸、大根乾物、高野豆腐、春雨。タマネギは生。ナスをカットして天日干ししてきたのも持参したけど、カビルンルンしちゃってました。カラッカラに干さないとダメだな。
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yokoは悪戦苦闘。同じ天の川を撮っているのに…。設定を教わったのでまた試してみよう。三脚は重いけどレリーズくらいは買ってみるかな〜。
【8月18日】とうとう最終日。おとうさんと出発記念写真とってお別れです。池口岳までお気を付けて！！小屋の方も温かく見送って下さいました。また来たいいい小屋、いいテン場でした。100名山のおとうさん、元気でしたね。 一緒に宴会を楽しんじゃいました。 by nobo
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100名山のおとうさん、元気でしたね。 一緒に宴会を楽しんじゃいました。 by nobo
誰もカゴに乗ってくれない（泣） by nobo
あ〜、そう？ 今度考えとくね。 by nobo
junさんが来ない…。yokoさんのザックもすっかり軽くなりました。 最初は一体どうなるのかと思いましたが、大した気力・体力でした！ by nobo
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yokoさんのザックもすっかり軽くなりました。 最初は一体どうなるのかと思いましたが、大した気力・体力でした！ by nobo
打合せでは赤石避難小屋の名物オジサンから教わった I Love You の筈では？ by nobo
対岸の山です。 崩れた跡がコンクリートで固められているのですが、内側に隙間が出来てしまい、いつ崩れるか分からない状況らしいです。 by nobo
梨本ていしゃばが見えてきました。 by nobo便ヶ島から一時間ほどでした。デポしておいたyoko号に大人5人とデカザック5個を乗せて鳥倉まで。頑張れFit！
便ヶ島から一時間ほどでした。デポしておいたyoko号に大人5人とデカザック5個を乗せて鳥倉まで。頑張れFit！
感想
昨年のお盆、Yoko隊長が天候の理由で南アルプス南部縦走を諦めた時、
じゃあ、来年は一緒に行こうと云う話になった。
今年の6月、お盆の南ア縦走を決行する事となったものの、私は山に行けない状況が続き、体力はガタ減り状態。
果たしてこの縦走が出来るのかとても不安でした。
Team 伊那の Junさんの参加が決まり、東京組は直近で Eri-chan の参加が決まり、
計画は着々と進みましたが、
順調に進まないのは私の体力回復と準備でした。
従って、今回の縦走の CL は Yoko隊長にお願いすることを提案し、私は一隊員として隊長の計画に参加するする事としました。
なにせここ数か月の間、仕事に追い掛け回されており山に行く機会が激減。
たまに行っても行く時間を割くのが精一杯で帰宅後にレコのアップなんてとんでもない状態。
幾つかの山行は未だにレコをアップしていない状態です。
ちなみに、8月に入りヤマレコを訪れたのは昨夜が初めてでお友達のレコを訪問する事も久しく出来てなく、失礼しっぱなしです。
それにしても南ア南部、山が深いのには驚きました。
また、汗を流して一つのピークにやっと到達しても、次のピークに向うには必ず相当な分下りなければならず、
その後は再び激しい登り返しとなる訳です。
ピークでは感激に酔いしれますが、次の下り・登りを考えると心が折れてしまいます。
稜線歩きとは云っても毎回森林限界以下まで下されて再び登るの繰り返し、テン泊フル装備はきついです。
体力のある若い内にやっておくべきでしょう。
私は装備等を出来るだけ抑えて出発しました。
最後に調達した行動食や水等々、行動開始時でも多分24kg程度しかなかったと思います。
ところがYoko隊長が自宅から持ってきたザックはナント、27kg !
最後に調達した行動食や私が諏訪湖SAで購入してきたパン類等を合わせると確実に28kg超の重さの筈。
ちょっと持ってみましたが、あのザックを担いで5日間行動する自信が今の私にはない・・・。
一旦ザックを下すと再び担ぐのが大変だからと途中休息しても担いだままのYoko隊長には唖然とした。
ゲートから三伏峠まで、行動食を取り出す為に一度下しただけ、凄まじい体力と云うか、根性ですね。
Yoko隊長、真後ろから見ると太腿から下、足しか見えてません！
今度は一泊、二泊程度の時はテントも持ってもらおうかなぁ〜(笑)
途中、荒川小屋着時に雷雨で3時間半ほどテント内に缶詰状態になった以外は概ね天気良好で恵まれた縦走となりました。
悪沢岳・赤石岳・聖岳と三つの3,000m峰を無事に踏む事が出来てなによりでした。
気心の知れた皆さんと歩く故の気安さもあり、とても楽しい縦走でした。
百軒洞山の家では、落石を受けて足を負傷した沢登の方のレスキューの為に飛来したヘリの風圧で
テントが飛ばされると云う珍事もありました。
私のテントは風圧でテントポールが変形しましたが、Yoko隊長のデカザックが鎮座していたお蔭で
テントの位置が少しずれただけで済みましたが、
Junさんのアラックはザックが入っていたにも関わらず下に飛ばされてフライシートに傷が・・・
フライが一体型のアラック、どうされるのかなぁ〜？
また、同行していた idoさんのテント、しっかりペグまで打ってあったもののザックが中に入っていなかったようで、
直ぐ下の沢に飛ばされてしまい、テントポールも変形してしまったようです。
ヘリの風圧って凄いものですね、隣でエスパースの4-5人用を張っていた信州大学の学生さん、
ヘリ飛来の際、中に居たようですが、テントが破れるかと思うくらい凄かったと云ってました。
私達は小屋で遅い昼食を摂っている最中の出来事でしたが大事に至らずラッキーでした。
初日は水場が遠く、またビールが売り切れでがっかり。
2日目は雷雨で洗濯や干し物が出来ず、と云うより豪雨でテント内浸水事件あり、
3日目はレスキューヘリ飛来でテント場が移動になったりテントが飛ばされると云うハプニングもあり、
洗濯や干し物が出来ず、
4日目の聖平小屋で初めて洗濯や干し物が出来た訳ですが、少し遅かったですね、下山前日ですから・・・
今回は一度しか雷雨に遭遇しませんでしたが、この時期の縦走、やはり早出・早着が基本ですね、午後になると雷雨なんて事がつきものですから。
最後になりますが、山行計画・食事の計画・食材の調達等、全てYoko隊長におんぶにだっこ状態となってしまいました。
結果、隊長には随分と迷惑をかけてしまったようで申し訳ありませんでした。
この縦走を無事に終えることが出来たのは隊長の綿密なる計画と私を除く全員の気力・体力とチームワークの賜物です。
Yoko隊長、Junさん、Eri-chan、随分足を引っ張ったと思います、皆さん、ありがとうございました。
お陰様で南アルプス南部の核心部に線を引く事ができました。
あとは、仙塩尾根〜塩見、光〜上河内の2ヶ所、いずれも2泊3日の行程で南アの線がつながる目処がつきました。
とても素晴らしい想い出となる南ア南部縦走、Yoko隊長ありがとうございました。
※noboさんのように上手に要点をまとめられないので、いつも通りつらつらと書いていきます。今回は輪を掛けてつらつらしています。ご容赦ください。
1．私と南南ア
学生時代に行き損ねていた南ア南部。
塩見岳と光岳は伊那に住むようになってそれぞれ単品で登っていたが、この間を線で繋ぎたいとずっと思い続けてきた。
大学3年のときの夏合宿。うちの部は4年生になると引退なので3年生が最上級生としてリーダーを務める。
縦走は2パーティあり私は扇沢〜親不知の北アパーティ。もう一方が光〜塩見の南アパーティであった。
当時の私は南アよりも北アに興味があったようだ。1年生の夏合宿で剱〜槍を縦走したいい思い出も影響していたかも。扇沢から親不知、「山から海へ」というコンセプトにも燃えていた。
南アパーティとは同日程で出発したが、お互い台風の影響を食らう。
行程が9泊と長く途中のエスケープが乏しい南アパーティへの影響は深刻で、大事を取って光から百間洞まで進んだところであえなく撤退。
この行程の華となる赤石・荒川を踏まずして、今は通行止めの大沢岳からハイランドしらびそへ下りる道でエスケープ。道が悪く大変な思いをしたようだった。
ちなみに北アパーティは天狗から雪倉にかけて風雨に見舞われるも、大事に至ること無く親不知まで踏破できた。
その2年後、当時1年生として南アパーティにに参加していた後輩が3年生となったときに南南アが再び計画され、鳥倉〜塩見〜光〜畑薙を10泊で見事踏破した。その後輩というのがヤマレコユーザーでもあるlastingである。
途中で発熱者が出るという状況になりながらも、10人の大所帯を率いて全行程を成し遂げ、2年前の同期の無念を晴らしてくれた。
こんな背景もあり、私の中で南南アに行くということは、塩見〜光を繋げるものだという意識が根付いていた。
気付けば私も社会人。
伊那在住の身となり南南アは目と鼻の先。
しかし塩見〜光をやるには1週間は見ておく必要があるのでは。そんな長い休みがあるわけない。
畑薙まで行けば2泊や3泊で主要部を歩くことはできるが、塩見〜光を繋げるには何度も通わなくてはならない。また信州側に登山口があるのにわざわざ遠回りして畑薙まで行くことが何となく受け入れ難かった。（これは山が近すぎる信州人の怠慢？？（笑）。何時間も運転して信州の山に登りにくる人は沢山いるのにね。）
「信州起点で塩見〜光」。
憧れは憧れのまま、時は過ぎていった。
昨年のお盆休みがこれまでにない長期休暇だった。
日程的に登ったことのある塩見をカットすることになるけど、三伏以南の未踏の稜線を歩けそう。ついに実現するときが来たか。学生時代よりも山行の頻度は増えており、体力には自信があった。
しかし大雑把なO型の性格が災いした。易老渡までの道が通行止めと直前に知るこことなり計画は白紙へ。北アへ転進することとなった。
でも正直ホッとしていた。
やはり憧れ続けた未知の山へ踏み込むには、このときは事前準備（実務的にも精神的にも）が足りていなかったように振り返る。加えてこの年の盆は好天に一切恵まれず、林道の件が無くても天気予報を見て南南アは見送っていたかも知れない。
代替の北アも修行登山となった。
…次の年こそ。
2．時は熟せり
幸いにして今年の盆休みも十分な日程。
noboさんも参加表明、おかげで精神的な不安はおおかた払拭された。
私と同様、南南アに行きたがっていたjunさんにも声を掛けた。一緒に夢を叶えよう。
通行止めでは無くなったものの依然として林道に関しては不安が残っていたが、海の日連休にPengin22さんが光〜聖を訪れたレコが後押しになった。梨元ていしゃばの存在をこのレコで初めて知る。
互いの都合を擦り合わせるとなんだかんだで4泊5日が限界。
テント泊したい。夏なので雷怖い。詰め詰めの行程は避けて余裕を持ちたい。下山後の車の回収と帰京。など色々考えると、塩見から光までは無理そう。
端っこにあるから今後も比較的容易に登りに行けるということで塩見と聖以降は独断と偏見でカット。
悪沢・赤石の登頂を最優先とし、「鳥倉→高山裏C1→悪沢ピストン荒川小屋C2→大沢岳ピストン百間洞C3→聖平小屋C4→便ヶ島」という計画を組んだ。
「もしこの日ここまで行けなかったら次の日はこうで、その次の日は…」と、行程のフローチャートを考えている時間がとても楽しかった。本当に今年こそ行けるんだ。あとは天気のことを祈るばかり。
直前になり、昨年栂海新道を一緒に歩いたeriさんの参加も決まり喜んだ。やっぱり同姓がいてくれたほうが何かと心強い。
それに妹性分の私としては年上のお姉さんなのが尚喜ばしい（笑）。
3．いざ旅立たん
十分に準備期間はあったけれどやはり時期迫るころバタバタするパターン。
でも不安はほとんどなかった。天気もよさそうだし、何より仲間がいる。
不安があるとすれば当日の忘れ物くらいだ（笑）。
13日の移動日。東京組が中央道を走っているころ、私は最後の買い出しへ。
渋滞もそこそこで順調に小黒川PAに到着したnobo号を待たせつつ、荷造りに励む。
今夏のBora80もメタボザックになった。水も試しに入れて、カメラも持って体重計に乗ったら27kg増！（笑）。
松川ICで降りて途中のAコープで最後の晩餐の買い出し。
鳥倉のゲート前で飲み食いしていると暗くなったころタクシーで到着する男性一人。これからか？戻ってきたのか？
話を聞くと小渋ルートで下山してきたとのこと。
水量少なく楽勝だったと語るその男性はmomoGさんであったとご本人のコメントにより判明！
暗がりでしたが颯爽とした雰囲気で格好良かった！いつかご一緒してみたい。
圏外になってしまい、別で到着するjunさんと連絡が取れないのが不安。
急な用事で来れなくなったりしていないだろうか。朝起きたらランクルがいますように。
夜中にトイレに行ったnoboさんがランクルを確認。
これで全員揃った。
朝。支度を整え、ゲートを越える。
皆様、5日間よろしくお願いします！！
4．第1日：ビールが無い！
激重ザックの初日が一番行動時間が長い。でも高山裏まで行っておけば悪沢岳が確実なものになる。一歩一歩頑張るのみ。
今山行最初のピークである烏帽子岳まで登ると、塩見岳が形よく鎮座している。
2009年のGWに行った塩見。伊那からだと槍のような三角形に見えてカッコイイ山。
そのときは連れてってもらった形だったので、改めて自分で行けたらいいな。仙丈まで縦走するぞ。隣の蝙蝠岳もいつか必ず。
烏帽子から先、これから歩く方向に目をやる。
まずは小河内岳が大きく構える。肩に避難小屋があるでわかりやすい。
避難小屋がちっちゃい。。。でもあそこで中間くらい？その先は小河内岳に隠れて見えやしない。
南南アはアップダウンが凄いと聞いていたが本当にその通り。
尤も「凄い」というのは荒川だったり赤石だったり、南南アのメイン部分を指すのであろうから、このあたりはまだ可愛いほうか。
名の付くピークがいちいち立派な山で、登っては下りの繰り返し。
いつもなら下りを楽に感じるが、この重ザックではバランスを崩さないように一歩一歩確かめるように足を置かねばならず、足腰への負担が大きく休息にならない。
小河内岳から下ってついに森林限界以下まで。ガーン。
見晴らしのよいところならばアップダウンがあっても頑張れるというものだが（といってもガスってたけど）、樹林帯は気が滅入る。
苔むしていい雰囲気と思えそうな風景ではあるが、それを愛でる余裕は無かった。
今にも雨が降り出しそうな灰色の空で気持ちも焦る。
お花畑の斜面の中に赤い屋根の小屋が見えたときはホッとした。
みんな考えていることは同じ。ビール！！
受付の時点で強烈キャラの小屋のご主人にかなり面食らったが、よくよく話をしていると実は優しくてお茶目な方だとわかる。
続けて小屋に到着した男性が言うには、「ビール売り切れって聞きましたけど、やっぱりそう？」
・・・なんだって！？耳を疑う。
ビールを楽しみにみんな頑張って歩いてきた。ショックが大きすぎる！
こんなことなら車に置いてきたビール、一本でもいいからザックに入れておくんだった。いつもなら持参するけど今回に限って置いてきた。無念。。。
そういえば山行の打ち合わせをしていた時、noboさんは「ビールは現地調達のつもり、もし無ければ…。人生我慢も必要ですね。笑」と言っていた。まさか本当にその通りになるとはね。
コーラも無かった。代わりに桃缶を購入。甘くておいしいけど素直に喜べない。しくしく。。。
明日の荒川小屋は大きい小屋だから絶対ビールはある！あってくれ！！
5．二日目：水害
地形図を見てみると、高山裏避難小屋からは巻き道が続き、その後谷筋をガツンと直登するようになっている。噂のアップダウンも本領発揮だ。
高山裏を早朝に出発すれば、鬼の登りも日陰で涼しいのが救い。
森林限界を超えるとゴロゴロ岩のカールのような風景がお出ましになり、気分高まる。
後ろを振り返ると昨日歩いてきた稜線。既にナカナカの達成感だ。
でも南南アの華たる部分はまだまだこれから。今日も頑張ろう。
日陰だったカールを登りきると…！
まぶしい光の中に赤石岳（小赤石岳）が現れた！
深い緑に包まれ、大きくてカッコイイ。憧れのお山が目の前に。行くのは翌日だけど、感動のご対面。本日のメイン・悪沢岳がこれから控えているのに、すっかり赤石に惚れてしまった。
よく晴れていて気持ちの良い稜線歩き。
本日最初のピークは荒川前岳！
朝一の急登を登りきってもう開放感でいっぱい。
身軽でピストンだから気が楽だ〜と思いきや、目の前のピークは中岳であって、肝心の悪沢は、、、え？大きく下って登ってのアレ？？あはは♪遠いね♡
でも重ザックから解き放たれたのが地味に嬉しい（デポする場所を間違えたのはご愛敬）。
高山裏のテン場で隣だったidoさんも前岳に到着。写真を撮り合いっこ。以後、前後して歩くようになる。
中岳を越えて対峙する悪沢岳の、岩岩で無機質な山肌がカッコイイ。
ピラミダルないい形は、身近なところで三ノ沢岳を思い出す。
コルのあたりはお花が盛っていて綺麗だった。
急な登り返しを経て、念願の悪沢岳に到着。ついに！ついにだ！じ〜ん。
予想よりガスの湧きが早く展望は無かったが心満ち満ちで来た道戻る。
分岐から荒川小屋までは急な下り。改めて背負うザックが重い。。。
柵に囲まれたお花畑、tekuさんやricaloさんが絶賛していたのはここのことかな？
扉を開け閉めするのがちょっとしたイベントみたいで面白かった。
ここのお花畑はまた7月くらいの最盛期に青空のもと見てみたい。
赤い屋根の荒川小屋、遠くから見ても立派だとわかる。これはビールが期待できる！
テントの受付して、手ぬぐいとバッジ買って、プレモル500mlを買って♪、トイレに寄って、さあテント張るかーってときに雨ポツリ。じぇじぇ！
すぐ止むかと思いきや木陰でしばらく待っても様子は変わらない。少し濡れた体が冷えてくる。弱まった隙に急いで張ってなんとか避難。その後激しい雷雨に…。
13時前に到着できていたので服や髪を豊富な水でジャーっと流したり、ビール飲みながらゆっくりのんびりしたりするはずが、むなしくテントに缶詰。
16時半頃ようやく落ち着いて、やっと外で煮炊きを始められた。
フテ寝のあいだにテントが浸水し、銀マットに空いてた穴のせいで服が濡れてしまったeriさん。買ったばかりのおかわりのビールをnoboさんに倒されたりで、「水害の日だ！」とこぼしていた。
遠くではまだ雷が鳴っており、また降り始めやしないかと心配で宴会もなんだか落ち着かない。
前日の高山裏はビールがなくてガッカリ、今日の荒川小屋は雨にやられてゲンナリ、なかなかテン場で思うように優雅に過ごせないなあ…。
6．三日目：私、南アに来てます。
晴れ。富士山がテン場からよく見える。少し肌寒い。
赤石めざして出発。東側の見晴らしが良く気持ちいい。悪沢の肩から日が昇った。
大聖寺平からは大鹿村が見えた。小渋ルートはここから下りる。ここを攻略できれば、赤石岳に1泊2日で来ることも可能だ。
まずは小赤石岳へと登る。ここも朝一は日陰で登りやすかった。
目の前にいよいよ赤石岳。近くでみると一層カッコイイ。うっとりと見とれていてついつい長居。
荒川のテン場で隣だった大学生パーティが迫る。
「元ワンゲラーの意地！若者には負けん！」
火が付いて無意識のうちにペースが上がったようで、抜かされずに何とか赤石山頂に到着！（ぜ〜、、、は〜、、、）
うむ、快晴だ！
荒川小屋を一足先に出発していたidoさんと再会。また写真を撮り合う、ていうか一緒に撮ろう！
idoさんは本来椹島に下りて一泊、鳥倉の車を回収含め移動日としてもう一泊の予定だった。どうせもう2泊するなら山で泊まろうよ！うちらと一緒に歩いてうちらの車に乗ればいいじゃん！と誘っていたのだが、ついに心決めてくれた。仲間が増えた！！やったね！
小屋の奧にあるもう一つのピーク（南峰？）から標識のあるピーク（北峰？）を見ると、見事に空が真っ青。ゾクゾクするほど。
昨日歩いた悪沢岳を眺めたり、明日歩く聖岳を眺めたり。ただそれだけなのに、時間が経つのは早い。このままずっと眺めていられそう。
小屋の前のベンチでまたノンビリ、小屋のご主人と談笑。
ご主人は体格よくて白髪と白髭。ザ・山男！って感じの風貌ですが、気さくでチョ〜〜面白い！！おかみさんも人気がある方のよう。
立地は最高だし、いつかこの小屋にも泊まってみたい。
赤石岳に別れを告げ、百間洞を目指す。
百間平はほんとうに平らだ。雲ノ平みたいとnoboさん。
赤石の山頂は賑わっていたが、こちら側は遠くに先行客が一人いるのが見えるだけで、我々で貸し切りの縦走路。
山頂から下っていくにつれ、明日歩く山々の全容が明らかになってくる。
中盛丸山、兎岳、聖岳。一つ一つが立派なピークだ。
赤石から聖にかけて、山並みはぐるっと大きくカーブを描いて谷を囲う。
眼前のハイマツは鮮やかな緑で、谷の向こうの山肌の緑は深く濃い。光の加減だろうか？空の青につながっていくような美しいグラデーション。
歩みを進めつつ時折振り返る赤石岳は、対照的に岩や石の無機質なグレー。これまたカッコイイ。
北に目をやれば、これまで歩いてきた稜線がずっと奧へと延びている。
自分がどこから歩き始めたのかはもうよく分からくなり、随分と歩いてきたことだけが分かった。
貸し切りの静けさも相まって、これらの風景は私に「南アらしさ」たるものを感じさせ、お気に入りの箇所になった。
いい天気で幸せだ。皆も満足気な柔らかい表情をしているように見えた。同じ思いを共有していると感じ嬉しかった。
百間平からは打って変わって鬼下り。目の前にこれから登る大沢岳。しっかり下った先の同じような急斜面に道が付いているのが見える。登らすなあ。さすが大沢岳。大沢親分岳！
百間洞山の家でテントの受付。テント泊でも夕飯のトンカツ食べられる？と尋ねると、今日に限って混雑するから断っているとのこと。残念〜。じゃあ昼食としてトンカツ食べられる？これもNG。
仕方なく別のメニューを注文しようとするも、ご飯モノはちょうどお米を切らしていてこれから炊くという。昨日のような雨に遭いたくないので、先に大沢岳アタックしてからランチを頂くことにする。
夕飯の支度もあるのでなるべく早めにと釘を刺され、急いでテントだけは設営して乾燥態勢へ。大沢岳のアタックがCT通りに時間がかかるとすると、12時には出発しなきゃ。
洗濯も最小限のものだけざっと済ませて出発。あ〜あ、今日こそ盛大に洗濯＆乾燥大会できると思ったんだけど。。。
大沢岳へは上から見えたあの直登コースにて。見た目の印象通りの急登！身軽なのがまだ幸い。
ランチの時間に遅れては申し訳無い、また段々曇ってくる空に昨日の雷雨を思い出して気持ちがはやる。1時間足らずで大沢さんに到着。
ガスってしまったが、カットしたくなるようなピークを敢えて登った感で自己満足（笑）。めったに来れない南南ア、登れるところは登っておかないとね。
予定より早く小屋に戻ってきたものの、予定の時刻じゃないと昼食ができあがらないとのこと。ビールで喉を潤しながら外のベンチで待つことにする。ついでにこのままここで宴会に突入し夕飯タイムにしよう。
しかしビールを買いに行ったはずのnoboさんが小屋から出てこない。
やっと出てきたと思ったら手ぶらで「宴会中止〜！」と。はぁ〜〜？
沢登りのパーティが落石で負傷したらしく、救助のヘリが来るとのこと。
その際に当初指定された最上段のテン場スペースを使用するらしく、テントの引っ越し要請あり。小屋の方も関係機関と連絡を取り合ったりと忙しそう。
結局大沢岳から小屋に戻って1時間経ってからご飯とビールにありついた。
食べ終わるころヘリがやってきた。外に出て一部始終を見届ける。
姿を現してから去るまで、約10分間の早業。流石だ。
ヘリ風を食らったテントを整え直し、宴会も仕切り直し。
テントを引っ越したおかげでまたまた隣り合わせになった大学生パーティと談笑。明日も我々と同じ行程のよう。頑張ろうね、同志たち！
ランチ騒動やヘリ騒動で今日もテン場ライフは落ち着かないものとなったが、赤石岳や百間平で過ごした時間は最高だった。今日も予定通りここまで来られてよかった。また明日。おやすみなさい。。。
7．四日目：好きなだけ、のんびりと。
今朝はひときわ肌寒い。夜中も寒くて起きた。めんどくさがらずにもっと着込めば良かった。
歩いているとどうもすぐに息が上がる。まさか風邪引いた？それともアルコール残ってる？いやそんなに飲んでない。
3番目を歩くnoboさんをこれまではぶっちぎってきたが、今日はピタっとくっついてくる。ああ絶不調。登りがしんどい。。。
兎岳到着時にnoboさんからアミノバイタル粉末を勧められ、ありがたく頂く。
聖岳の登りに差し掛かると地質の様子が変わり、赤い山肌になった。翌日便ヶ島に向けて下山するときもしばらくは赤い地面だった。聖の成り立ちに興味津々。
聖までの登りも相当急であるが、お花が多く楽しめる。北岳で見損ねたタカネビランジが沢山咲いていたのが嬉しかった。赤石側の眺めも素晴らしい。
花や景色に癒やされ、またアミノバイタルも功を奏したか、登りのしんどさもだんだん緩和されてきた。
聖岳までもう少し。今山行、最後のピーク。
3013m。とうとうここまでやって来た。
ケガや体調不良もなく皆元気で順調に計画通りに歩いて来ることができた。
天気にも恵まれた。ありがとうみんな。ありがとうお山たち。
奧聖まで足を延ばし、うんと寛ぐ。
真っ青な空、白い雲、緑の山。あっちにも、そっちにも、山はどこまでも続いている。
絵に描いたような風景。気持ちいい。本当に気持ちがいい。
大きな大きな赤石岳の陰になり、今まで歩いてきた道はもはや見えない。
本当に自分で歩いてきたのかどうだか、夢の中にいるようなふわふわした気分だった。
前聖に戻ってきても、すぐにはザックを背負えなかった。
ずっとこの景色を浴びていたい。日が暮れるまでここにいられる。
進行方向には上河内〜茶臼〜光の山並みが見える。高く昇った太陽の真下で白く眩しかった。
神々しいベールに包まれているかのよう。今回手が届かなかった存在であることを象徴しているように感じられ、少し切なくなった。いいや。このまばゆさは未来への明るい希望の輝き！また来るから！
ジリジリと照りつける太陽の下、聖平小屋へと向かう。
夏らしい暑さ、喉がよく渇く。今日はさぞビールが美味しいことだろう。「テン場に着くやいなや飲む！」は、最終宿泊日にしてようやく実現できそうだ。
木道をぽくぽくと歩いて聖平小屋へ。
ウェルカムサービスのフルーツポンチに目が♡になり、うっかりビールよりも先に喉に通してしまった。まあいい。ビールが美味いことには変わりは無い！
とにかく、乾杯！！あっという間に飲み干す。
水はジャブジャブ、トイレは半水洗、体よく物干し竿やハンガーまであるテン場。居心地最高。
特等席のベンチもゲット。これまで山頂で度々居合わせて仲よくなったおとうさんもお招きし、最後の晩餐を大いに楽しんだ。つまみはあるだけ大放出、ビール無制限。
よく食べよく飲みよく笑い、最後の最後でテン場で自由気ままに過ごせた。
締めに相応しい最高の一日だった。
8．最終日：再訪の誓い。
これまで御来光は歩きながらだった。今朝がラストチャンス。薊畑まで上がってじっくり眺めよう。それほど急がなくていい朝だったけど、いつも通り2時半起床の4時半出発。
小屋の前で例のお父さんがお見送りしてくれた。ありがとう！行ってきます！おとうさんはまだ先があるね。お気を付けて！
薊畑でじっと構え、オレンジから青にグラデーションする空を見つめる。
笊方面の黒いシルエットから、太陽が顔を出した。今日も晴れ。
黄金色が引いていく。
さあ、下りようか。
苔むした森。こういう樹林帯も見納め。
西沢渡までは急坂の尾根。疲れもたまっているし最後の最後で怪我などせぬよう、慎重に歩く。
ぼろぼろの小屋を過ぎて沢に降り立つと、名物の手こぎリフト？登場。
お試しで引っ張ったが重いのですぐ諦め、すぐ横に渡してある橋で渡渉。
noboさんは一人乗車。がんばれ〜。
それぞれの渡渉を終え、あとは林道歩き。
最後にトンネルを抜けると聖光小屋はすぐ下に。
無事、帰還です！万歳！
でも、そうか、終わってしまったか。
ていしゃばまで戻るタクシーの窓から後ろを振り返って見上げた。
車を回収しに戻った鳥倉の林道からも。伊那へと戻る広域農道からも。この山行で歩いてきた道を何度も振り返った。
伊那谷の里山に登って、改めて眺めてみたいな。
蝙蝠岳と蝙蝠尾根、聖から光も待っている。
笊や白峰南嶺など、反対側からはどう見えるのだろう。
紅葉は？雪は？
まだまだ南南ア初心者。この目で確かめたいところが山ほどある。
飯島のコンビニに車を停めて、junさんと地図を広げる。
あれが赤石。百間平の平らがよくわかる。大沢岳のギザギザ。
赤石・小赤石から大きくキレットを描くようにして荒川前岳や中岳。悪沢はひとつ奥まったピークだね。
今まで曖昧だった山の名前がわかるようになっていた。
その名を呼ぶ度に、この夏の素敵な思い出が蘇えっては大きく深くなるだろう。
目の前に広がる雄大な南アルプスのように。。。
〜Fin〜
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みなさんお疲れ様でした。
それにしても５０３枚の写真はすごいですね。
私もロングコースを歩いた気がしました。
yokoさんは日本海と太平洋がもうじきつながるんじゃないですか？
それにしてもお元気ですね。エンジンのガソリンはビールですね
最後のあたりは編集中だったみたいです。
あと少し、ガンバガンバ！！
ども！初めまして！
皆さんの出発前夜のゲート前に、タクシーで帰着した者です。暗くてよく分からなかったんですけど、もしかして･･･？と思ってレコにお邪魔させて頂きました
やっぱりそうだったんですねぇ
皆さんタフですねぇ〜
いろいろあってゲッソリして帰って来たところに、元気な『お疲れさまで〜す！』っで元気復活して無事に帰路につけました
yokoさん、ザック28kgって
いったい何が詰まっていたの
それに登山歴12年で伊那に住んでいて毎週のように
百間洞山の家のトンカツ
去年、自分も食べたいと思って注文したら『忙しいからダメ』の理由で断られました
毎日の夕食に
とにかく大きい
PS:パワースポットで何をお願いしたのかが気になります
長期だからっていたずらに写真が増えるのも考え物ですね。noboさんの写真も加わってさらに膨大になってしまいました。
まあでも自分は自己満足でレコを書いているのでお許しあそばせっ！
日本海と太平洋をつなげるとするとえらいこっちゃですね。
日本海側半分は現実味がありますが、太平洋側となるとそれこそ深南部に分け入らないと？
いつかは行ってみたいですが。
線でなく点で言えば、今回の縦走で3000m峰をだいぶゴチできました。
ちゃんと確認してませんが、ひょっとしたら残すは富士山のみかも。
いやはやさすがにお盆明けの会社は辛かったです。
疲れが抜けにくくなったなあと感じています・・・迫り来る三十路のせいか！？
同じ信州住民のmomoGさん、レコはよく拝見しておりました！
「小渋ルートを下山で使った」と涼しい顔して仰っていた強者のオジサマ、貴方がmomoGさんだったとは！
momoGさんの今回のレコもチラ見だけさせていただきましたが共感できる部分がいっぱい。
またじっくり読んでコメントさせていただきますね♪
またどこかでお会いしたら山話たくさんしたいです！
願わくば小渋ルート連れてって下さい！！笑
実際は行動食が相当重さとかさに貢献していましたネ。
昨年の猛暑の栂海新道２泊３日のときに、行動食が足りなくなりメンバーに恵んでもらうという場面がありました。
南南アはアップダウンが激しいと聞くし、真夏だし、４泊だし、予備も要るし、、、。
結果的にはだいぶ余りましたけどね〜。
不安が増えるよりはいいという考え方です。
削ろうと思えば削れるものとしては、着替え、椅子、サプライズの野菜ジュース、暇つぶし用のトランプ、文庫本、iPod、カメラの交換レンズ。
・・・いっぱいあるね（笑）
そうなんです、南南アは塩見と光を単品で行ったことがあるだけで。
ずっと縦走したかったんです！
「そうか、これが南南アか〜〜」と、目に飛び込む風景にいちいち感心していました。
まず仲間に恵まれ、そして天気に恵まれ、楽しく山行を達成することができました！
お願い事は○○○○と、○○○○と、○○○です！
世界平和？億万長者？
ふふふ。ヒミツです。
yokowv様、noborunda様、spamoip様、そしてeri-chan様？
南アルプスの大写真展を堪能させて頂きました。
感想にも書かれていますが、南アルプスの山々の途方もない大きさが伝わってきます。荒川、悪沢、赤石、聖など3000m峰の連続！遠くまで続く縦走路。本当に「雄大」という言葉がふさわしいですね。
去年のMaie様の縦走レコも思い出してしまいました。
yokowv様、日記に書かれた「４泊でも超頑張れば行けるのかもしれませんが、超がつくほど頑張りたくない〜〜。ビール飲んだり、昼寝したり、のんびり寛ぐ時間も欲しい」。
その気持ちとても解ります(^^)。またそれで正解だったようですね。がむしゃらに歩き通せばいいってものじゃない。
星の写真もアップされて、興味を持ち続けていらっしゃるようなのが嬉しいです。
今回のShot437は「南の空」という大ヒントがあったので解りました。
そうでないと秋の星空は明るい星が少ないのでとても解らなかったでしょう。
山の上に輝いている秋唯一の一等星「フォーマルハウト」（みなみのうお座）が目印になります。
みずがめから流れ出た水を魚が飲んでいるという星座絵をググって比べて頂くと面白いですよ。
やはりnoboさんとyokoさんはご一緒の夏休みでしたね
行動中は雨にも降られず、お天気
yokoさんの入られた小河内岳避難小屋のトイレは、８月を過ぎると（管理人さんがいないので）チェーンがかけられて、入れなくなります。９月に縦走したときに、妻が大変困っていました
そのときは、小河内岳から荒川岳の間は誰にも会わず、高山裏もひっそりとしてました・・・。
百軒洞のトンカツは残念でしたね！
次回はトンカツ目当てでゆるゆるといらして下さい
しかし、yokoさんの28kgは凄い！
自分はもう25kg以上のザックになるとキツイです・・・。
鹿塩温泉は、残念でした。私たちは11時前ぐらいに塩湯荘。
ニアミスですね。
本当に塩湯でした。いろいろ説はあるけど、塩がこんな山中に、、、わからないらしいです。
皆さん、まだまだありますよ。南南ア。
蝙蝠尾根に、白峰南嶺、、、大井川源流、、、。
yokoさん、noboさん、spamoipさん、eri-chanさん、
お疲れでしたあー。
壮大、豪快、とにかくでかい。
南ア南部、縦走。yokoさん念願叶って良かったね。
途中で新しい仲間がパーティに加わるなど、
でかい山を制覇していく新感覚のＲＧＰゲームみたい。笑
今年も弩でかい想い出ができましたね。
元気な？noboさんの姿が見れて嬉しいです。
noboさん。
お仕事お忙しそうですね、お身体御自愛くださいね。
yokoさん今回は日本酒担いで行かなかったの？瓶で。
星座絵というのをネット画像で見てみました。
私の写真だと水瓶座も魚座も途中で切れちゃってるんですね。それでもどの星座かわかるなんて凄い〜。
水瓶から流れているのは水ではなく酒だなんていう説もあるみたいですね（笑）
これからはjunさんに負けない星空写真が撮れるように精進します！
今回の計画は行動時間を詰めすぎないようにして、テン場でのんびりする時間を設けたつもりだったのですが、実際のんびりできたのは最後の聖平小屋くらいですね。
でも雷雨やらヘリやらのハプニングもまた語り種で思い出の一つとなるでしょう。
本当に大きく深く、雄大な山でした。
気軽に足を運べない場所ではありますが、また訪れてみて今回とは違った表情を楽しんでみたいですね。
上には上がいるんですよ〜。
テン場で一緒だった大学生パーティ、初日のザックの重さはたしか35kgとか言ってたような！
それでもうちらより遅い出発なのに途中で抜かされましたから、若者のエネルギーは素晴らしい。見ていて気持ち良かったです。ごはんの量も豪快でした（笑）。
百間洞のトンカツはショックでした〜〜。
でも確かにこの日の小屋は混んだようで、一人のスペースは半畳分だったとか。
そんな賑わいもお盆だったからなのですね。9月に入るとそんなにひっそりとしてしまうのですね。
さらに静かな南南ア、身を置いてみたいですね。熊出そう！？
温泉は残念でした。
小渋温泉は入ったことがあるので今回は鹿塩温泉に入って見たかったんですが。。。
またの機会に入りに行きます！
そう！まだまだあるんですよね。
蝙蝠岳は塩見に登ったときに印象深くて行きたい山です。
仙塩尾根のついでにピストンすればいいかなとも思いましたが、蝙蝠尾根もとっても気になる。
今回踏み損ねた千枚岳のことを考えると、二軒小屋起点にぐるりするとイイ感じなんですよね〜。
やっぱり「あっち側」を拒み続けることは不可能のようです（笑）。
笊側からも赤石や悪沢を眺めてみたいし、白峰南嶺もモチロン気になっています。
光岳以南も然り・・・。
となると、南アの深い部分は未知すぎるのでやっぱりricaloさんのガイドが欲しいですな〜♪
念願の縦走できました。でも今だに夢見心地？
スケールの大きさに圧倒されっぱなし。たった一回じゃダメね。
むしろ実際この目で見て、この脚で歩いたことで、その壮大さには畏怖にも似た尊敬の気持ちを覚えたよ。
まだまだ自分との距離感がある。
また行かなきゃ！
いい出会いが沢山あったよ。
idoさん、大学生、百名山のおとうさん。
素敵な出会いは、歩く励みになり、また思い出がより色濃いものとなりました。
日本酒？ザック30kgになっちゃうよ…。
あんなにでかいザックを背負っての長旅なんてパワーありますね
たくさんの写真見せていただきましたが自分の知らない世界がまだまだあるんだなーと実感させられる良いレコでした
みなさんお疲れ様でした
いや〜、長い。俺も長い文章書くけど・・・
でも、めちゃめちゃ楽しく読ませてもらいました。
いいね〜、なんかいい山行やね〜
お二人とも、そうだけど、特にyokoさんは思いもしっかり表現してるので、感情移入できた面白かった。
まだまだ、学生には負けないのか〜
椹島側からしか行ったこと無いけど、信州側の方が、荒らされてない気がする。
登って来た山をあとから、下からとか別の山とかみると、今までとは違ってうまく同定できますよね。
今までとは別の感じになるのが、ちょっとうれしい。
長丁場、おつかれさまでした〜
ザックについては工夫する余地はかなり有りですが・・・
迷ったら持って行くタイプです（笑）
でもビールを置いてったのだけは大失敗でした！！！
私も初めて目にする世界で感激の連続でした。
まだイマイチ実感がありません。
「一回来たくらいで分かった気になるなよ」と南アのでっかいお山たちが言っているのかもしれません。
深めたい、南ア！
ほんと自己満足の世界なので、、、面白かったと言っていただけて光栄です。
大学生パーティはまるで自分のワンゲル時代を見ているようで、可愛い弟ができた気分でした。
静岡側からなら、コースの選択肢が豊富なのがいいですよね。食わず嫌いの畑薙ですが、いつかは行かなくてはならないでしょう。
山行が終わった今、伊那谷から南アルプスを眺めるその目尻は毎日下がりっぱなしです（笑）ニヤニヤ。
うれしたのしい夏休みでした！！
南南ア縦走ですか。いいですね
来年は南アを五日間ぐらいで縦走したいと思っているので参考にさせてもらいますね
ところで、バックパックが27kgって…？？？
僕(達)は今年の夏に雲ノ平〜読売新道をテント泊で五日間で歩いてきましたが、僕のバックパックは12kg(相方のシェラフも含む)。相方にいたっては10kgを切っていたと思います
もちろん27kgは参考にさせてもらいません！
また楽しいヤマレコを待ってますね、バイビー
雲ノ平＆読売新道だなんてサイコ〜ではないですか！
私はまだ行ったこと無いので脳内山行だけはしまくっているエリアです（笑）。
しかし5日間のテント泊装備で10〜12kgって！？そっちの方が謎すぎる！！ツェルトじゃなくてテントですよねえ？
食糧は？霞を食べて生きてたの？？笑
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