天空の花園 朝日岳・雪倉岳・小蓮華山 蓮華温泉から反時計周り


- GPS
- 36:17
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 2,894m
- 下り
- 2,891m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:56
天候 | 1日目:晴れのちガスのち10分だけ雨のちガス 2日目:晴れのちガスガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8月1日午前3時半過ぎ到着時、5〜6台ほど空いていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓮華温泉からの下り区間の木道は滑りやすく、注意が必要です 雪渓の横断が数カ所ありますが、どれも短く、滑り止めは不要だと思います 2日目は鉱山道を下山することも頭にありましたが、朝日小屋で状況を聞くと、アイゼン・ピッケル必要とのことでしたので、三国境・白馬大池経由にしました |
その他周辺情報 | 食事が評判の朝日小屋に宿泊 1泊夕食13000円(8月1日は特定日で1000円UP) https://asahigoya.net/ 蓮華温泉ロッジで入浴800円+スイカ400円 http://rengeonsen.main.jp/custom1.html 糸魚川の「あげ藤」でトンカツ食べて疲労回復 https://agefuji.net/ |
写真
感想
高原兄さん作詞・作曲の『立山連峰のうた』の2番には、
♪入善から立山連峰 おひなさまに似た朝日岳 隣には前朝日岳 雪倉 鉢ヶ 白馬旭岳 清水岳 大きな谷越え〜
と今回私たちが歩いた山域の山が登場します
富山県下新川郡朝日町は、立山町、白山市、富士市などと同様、山の名前にちなんでその名前がつけられています(朝日岳があるから朝日町)
富山県民としては富山県側の北又小屋から登りたいところですが、それだと1泊ではお隣の二百名山 雪倉岳まで行けないので、今回は蓮華温泉からの周回としました
このコースは、
〇種類と数が豊富な高山植物、まさに百花繚乱・花三昧
次から次へと多種多彩な花が登場し、ガスっていて景色が楽しめない時でも、退屈することがありませんでした
どこの山でも見かけるありきたりな花や、ピンボケしていたりで、写真掲載を見送ったお花は以下に名前だけあげておきます
アカモノ・ツマトリソウ・ハクサンボウフウ・アキノキリンソウ・オオバギボウシ・シロニガナ・ショウジョウバカマ・モミジカラマツ・イブキトラノオ
高山植物は全部で60種類ほど確認できました(ガイドブックによれば、朝日岳〜白馬岳には380種の植物が生育するとの由)
〇ほかの山より標高の低いところにも棲むライチョウ
ホントに絶滅危惧種なのか?と首をかしげたくなるほど、多くのライチョウに出会うことができました
〇今年で開設50周年、憧れの栂海新道の起点である吹上のコルを通過します(今回は照葉ノ池までほんの少しだけ足を踏み入れました)
〇オーナーの人柄と食事がステキな朝日小屋
昨年はコロナの影響で休業、今年は定員の半分までで営業中です
今回、私たちのグループは4人で8畳の個室を利用させていただきました
また、今年から朝食の提供はありませんが、まぜご飯や笹寿司、パンの販売がありますので、それで十分に満足です
朝食は食堂を利用することができ、セルフサービスのおすましと温かいお茶がありました
〇三国堺は不思議と興奮する三県境(通常の県境は数10劼砲錣燭襪、三県境はピンポイント)※富山-新潟-長野の三県境
〇足の疲れがすぐとれる蓮華温泉
〇となりの白馬岳と比べれば格段に歩く人が少なく、静かな山歩きを楽しめます(今回の2日目に私たちと同じ朝日小屋→雪倉岳のコースを歩いたのは、抜きつ抜かれつした男性ひとりだけでした、出発時間がすごくズレた方が他におられなければ)
と魅力がたっぷりです
今年に関しては、東京オリンピック開催中であり、【五輪高原】【五輪の森】【五輪山】の看板を見かけるだけでも何だかうれしくなりました
また、偶然にもテレビ局の撮影が入っており、編集でカットされなければ少し映るかな?
ロングコースを一緒に歩いてくれた仲間と2日間を好天にしてくれたお天道様に感謝です!
朝日岳と雪倉岳で富山の百山は74座になりました
※なお、このレコのタイトル【天空の花園】は朝日小屋の夕食時に放映されたビデオからの引用です
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