谷川 鈍足で行く馬蹄形(2日間)

2022年06月30日(木) ~ 2022年07月01日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.9km
• 登り: 2,085m
• 下り: 2,695m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:11

8:17 天神平
8:30 8:32 天神尾根・田尻尾根分岐点
8:41 8:41 天神平・天神峠分岐点
9:51 9:52 天狗の留まり場
10:20 10:25 天神ザンゲ岩
10:36 10:37 谷川岳・肩の小屋
10:44 10:44 トマノ耳
11:11 11:17 谷川岳
11:26 11:27 富士浅間神社奥の院
12:07 12:07 ノゾキ
12:30 12:30 一ノ倉岳
12:59 13:12 茂倉岳
14:14 14:15 笹平
14:46 14:50 武能岳
15:26 15:26 蓬峠
15:28 蓬ヒュッテ

2日目

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:54
• 合計: 10:36

5:09 蓬ヒュッテ
5:20 5:20 1544ｍ地点分岐
6:03 6:03 七ツ小屋山
6:35 6:36 冬路ノ頭
6:51 6:51 清水峠
6:59 7:01 清水峠白崩避難小屋
9:15 9:16 ジャンクションピーク
9:47 10:15 朝日岳
11:32 11:32 笠ヶ岳避難小屋
11:55 12:05 笠ヶ岳
12:51 12:56 白毛門
13:38 13:43 松ノ木沢の頭
15:31 15:33 東黒沢
15:45 白毛門登山口駐車場

天候

晴時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白毛門登山口駐車場に駐車
7:00　白毛門登山口駐車場徒歩出発
7:20　谷川岳ベースプラザ
8:05　谷川岳ロープウェイ乗車
8:15　谷川岳ロープウェイ下車

コース状況／危険箇所等

全体的には整備されています。
白毛門からの下りは疲れていると、ちっときつい！
花が咲き乱れていて、花好きは足が止まり、コースタイムが遅くなってしまう。

その他周辺情報

7:50　谷川岳ロープウェイの乗車券販売開始　50人くらい並んでいたかな？
乗車券割引　JAFやモンベルのカードを持っていると、往復に限り2,100円が2,000円と100円引きとなります。
当初、清水峠白崩避難小屋宿泊の予定でしたが、蓬ヒュッテで最後の休憩をしていると、「今日、宿泊はどうですかと？」と管理人の方からお誘いがあり、あまりに花がきれいなので予定時刻をだいぶ過ぎてしまっていたので、宿泊者数を訪ねると「3組4人」とのことなので、渡りに船で宿泊させていただきました。今日は、宿泊者が少ないので予約が無くても泊まれるとのことでした。宿泊者数は、コロナのために定員の3分の1以下にしているそうです。宿泊料は1泊2食で、7,500円です。夕食は午後5時、朝食は午前4時となります。

写真

6/30 8:15

朝日岳
山頂部には雲がかかっています。

6/30 8:17

ヒメシャガ
ヒメシャガは、ここだけで確認できました。

ナルコユリ
ユキザサ
エンレイソウ
ナナカマド

6/30 8:23

タニウツギ
タニウツギは、ところどころに咲いています。

6/30 8:32

谷川岳
谷川岳も雲がかかっています。

6/30 8:56

イワカガミ
ゴゼンタチバナ
ミヤマニガイチゴ
ナンゴクミネカエデ

6/30 9:39

ウラジロヨウラク
ウラジロヨウラクは、たくさん咲いていています。

6/30 9:52

谷川岳方面
谷川岳の途中までには、雪渓が残っています。

6/30 9:58

オジカ沢ノ頭方面
オジカ沢ノ頭には雲はかかっていません。

6/30 10:03

オオバキスミレ
オオバキスミレが咲いています。

6/30 10:10

カラマツソウ
カラマツソウは、たくさん咲いていています。

6/30 10:28

雪渓
雪渓を登り終えました。

6/30 10:38

コバイケイソウ
コバイケイソウは、咲き始めです。
ウラゲコバイケイかもしれません。

6/30 10:39

オノエラン
オノエランは、けっこう咲いています。

6/30 10:40

トマノ耳
トマノ耳はガスはかかっていません。

6/30 10:40

オキノ耳
オキノ耳にはガスがかかっています。

6/30 10:46

ハクサンチドリ
ハクサンチドリは、たくさん咲いています。

6/30 10:46

トマノ耳
トマノ耳はかっこいいです。

6/30 10:54

ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウは、けっこう咲いています。

6/30 10:55

ジョウエツキバナノコマノツメ
ジョウエツキバナノコマノツメも、けっこう咲いています。

6/30 10:56

ユキワリソウ
白いユキワリソウが咲いています。

6/30 11:01

ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲは、もう終盤です。

6/30 11:02

ホソバヒナウスユキソウ
ホソバヒナウスユキソウは、けっこう咲いています。

6/30 11:05

オキノ耳
オキノ耳は、ガスの中です。

6/30 11:08

ユキワリソウ
ユキワリソウは、もう終盤です。

6/30 11:17

オジカ沢ノ頭方面
オジカ沢ノ頭をかすめるように、雲が垂れ込めています。

6/30 11:18

タカネバラ
タカネバラは、けっこう咲いています。

6/30 11:21

チシマゼキショウ(チャボゼキショウ)
チシマゼキショウも、けっこう咲いています。チシマゼキショウの変種のチャボゼキショウとの中間的な感じです。

6/30 11:32

イワシモツケ
イワシモツケは、それほど多くありません。

6/30 11:34

ツルツゲ
ツマトリソウ
ハナニガナ
イワハタザオ

6/30 11:37

シシガシラ
シシガシラの新芽は赤くてきれいです。

6/30 11:37

エゾウサギギク
エゾウサギギク(？)、谷川に自生するのでエゾウサギギクとしました。

6/30 11:38

ハクサンフウロ
ハクサンフウロは、ところどころに咲いています。

6/30 11:39

チャボゼキショウ(チシマゼキショウ)
花序が長く、チシマゼキショウよりも、チャボゼキショウに近い感じです。

6/30 11:40

タカネバラ
タカネバラは鮮やかな花です。

6/30 11:43

チシマゼキショウ
普通のチシマゼキショウも咲いています。

6/30 11:43

ウラベニダイモンジソウ
ウラベニダイモンジソウだと思います。全体的に紅のようなので、葉の裏側は確認していません。

6/30 11:55

ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキは、数は多くありません。

6/30 11:56

一ノ倉岳方面
茂倉岳には、雲がかかっています。

6/30 12:01

ネバリノギラン
ハクサンボウフウ
ヒカゲノカズラ
タニギキョウ

6/30 12:22

ホソバノキソチドリ(？)
ホソバノキソチドリの雰囲気です。

6/30 12:23

ミヤマカラマツ
オオバスノキ
コケモモ
チシマザサ

6/30 12:27

ガクウラジロヨウラク
ガクウラジロヨウラクも咲いています。

6/30 12:28

イワイチョウ
イワイチョウは、けっこう咲いています。

6/30 12:28

ウラゲコバイケイ
ウラゲコバイケイが咲いています。谷川岳はウラゲコバイケイが多いようです。

6/30 12:31

イワカガミ
イワカガミがたくさん咲いています。

6/30 12:34

茂倉岳
一ノ倉岳から茂倉岳までの雪渓が僅かに残っています。

6/30 12:35

武能岳方面
武能岳の上部には、雲がかかっています。

6/30 12:38

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマは、もう終盤です。

6/30 12:39

谷川岳方面
谷川岳の天気は、回復しています。

6/30 12:43

ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマは、たくさん咲いています。

6/30 12:54

茂倉岳
茂倉岳はガスの中です。

6/30 13:02

ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲが、固まって咲いています。

6/30 13:18

ツガザクラ
ツガザクラは終盤です。

6/30 13:24

武能岳方面
武能岳方面の天気は良いです。

6/30 13:29

オゼソウ
オゼソウが固まって咲いています。

6/30 13:32

ミヤマトキソウ
ミヤマトキソウは、ところどころに咲いています。
トキソウから新種になったようです。谷川の稜線のものは、ミヤマトキソウになるようです。

6/30 13:34

イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウは、あまり多くありません。

6/30 13:35

ホソバヒナウスユキソウ
ホソバヒナウスユキソウが、固まって咲いています。

6/30 13:38

ジョウシュウアズマギク
ジョウシュウアズマギクは、あまり多くありません。

6/30 13:47

ハクサンシャクナゲ
ピンク色が濃いハクサンシャクナゲは、きれいです。

6/30 13:48

マイズルソウ
ミツバオウレン
ウスユキソウ
コメツツジ

6/30 13:50

ベニサラサドウダン
ベニサラサドウダンは、たくさん咲いています。

6/30 14:00

ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲは、ところどころに咲いています。

6/30 14:10

アオヤギソウ
ヨツバヒヨドリ
シロバナニガナ
オオバギボウシ

7/1 15:02

ミヤマコゴメグサ
ハクサンオミナエシ
オニアザミ
モウセンゴケ

6/30 14:41

武能岳
武能岳まで来ました。まだまだ先は長いです。

6/30 14:47

茂倉岳方面
茂倉岳山頂部には、雲がかかっています。

6/30 14:53

蓬峠方面
蓬ヒュッテは、まだ見えません。

6/30 15:23

蓬ヒュッテ
蓬ヒュッテに到着。宿泊予定は無かったのですが、宿泊OKなので泊まらせていただきます。

6/30 18:50

夕日
太陽が沈んでいきます。

6/30 19:04

夕日
けっこう焼けています。

7/1 4:35

日の出
太陽が昇ります。

7/1 4:38

朝日
朝日で山が赤くなっています。

7/1 5:02

蓬ヒュッテ
蓬ヒュッテを出発。2日目が始まります。

7/1 5:18

清水峠白崩避難小屋方面
昨日歩く予定の道を歩いていきます。

7/1 5:44

ミヤマトキソウ
ミヤマトキソウが小さな湿原に咲いています。
確かに、唇弁の中裂片はトキソウと比べて幅が狭く、中裂上の毛状突起が短く、唇弁はトキソウほどは反り返らないという特徴に合致しています。

7/1 15:02

イブキトラノオ
ニョイスミレ
ミヤマクルマバナ(開花時期が早すぎますが、花冠が長いので)
オオバミゾホオズキ

7/1 5:58

七ツ小屋山
七ツ小屋山はなだらかな山容です。

7/1 5:59

谷川岳方面
今日は谷川岳方面も天気が良いようです。

7/1 6:15

アカモノ
アカモノは、たくさん咲いています。

7/1 6:28

大源太山
大源太山がそそり立っています。

7/1 15:02

シナノオトギリ
ヒメモチ
ミネカエデ
ウスノキ

7/1 6:34

白崩避難小屋とJR送電線監視小屋
白崩避難小屋とJR送電線監視小屋が見えます。

7/1 7:20

小さな湿原
小さな湿原の谷川岳方面には雲が確認できます。

7/1 7:51

キソチドリ
キソチドリが咲いています。これだけ確認できました。

7/1 8:13

七ツ小屋山方面
七ツ小屋山方面です。清水峠からだいぶ登ってきました。

7/1 8:39

タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウは、たくさん咲いています。

7/1 8:44

ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウは、あちらこちらに咲いています。
ウラベニダイモンジソウかもしれません。確認していないのでわかりません。

7/1 8:51

朝日岳・谷川岳方面
左に朝日岳、中央に谷川岳が見えます。馬蹄形の中央部を過ぎました。

7/1 9:04

ジャンクションピークから巻機山への稜線
稜線の向こうには、中ノ岳と越後駒ケ岳が見えます。

7/1 9:21

ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラが、きれいに咲いています。

7/1 9:28

チングルマ
チングルマは終盤です。

7/1 9:37

ムシトリスミレ
ムシトリスミレが、固まって咲いています。

7/1 9:38

ムシトリスミレ
ムシトリスミレは食虫植物なので、少し怪しい雰囲気です。

7/1 9:41

朝日岳
ようやく朝日岳に到着です。
天気は良いです。

7/1 9:41

笠ヶ岳・谷川岳方面
これから向かう笠ヶ岳が見えます。馬蹄形も終盤に差し掛かります。

7/1 9:42

武尊山
武尊山が霞んで見えています。

7/1 10:09

カトウハコベ
カトウハコベが咲いてます。

7/1 10:04

カトウハコベ
カトウハコベは、初めて見る花です。

7/1 15:02

タカネクロスゲ
エチゴキジムシロ
ツクバネソウ
ヤマツツジ

7/1 9:59

群馬県警察航空隊の「あかぎ」
群馬県警察航空隊の「あかぎ」が、飛行を繰り返しています。
夏山シーズンの前に山岳救助の訓練をしているようです。

7/1 10:15

ジョウシュウアズマギク
ジョウシュウアズマギクが斜面に咲いています。

7/1 10:17

ナエバキスミレ
ナエバキスミレが、ところどころに咲いています。

7/1 10:30

ハクサンシャクナゲ
朝日岳のシャクナゲは、アズマシャクナゲもハクサンシャクナゲもピンク色がきれいです。

7/1 10:59

タテヤマリンドウ
白色と青色のタテヤマリンドウが、並んで咲いてます。

7/1 11:30

笠ヶ岳
笠ヶ岳まで来ました。朝日岳からけっこうアップダウンがきついです。

7/1 11:31

巻機山方面
中央に巻機山が見えています。

7/1 11:39

谷川の稜線
谷川馬蹄形の前半の稜線が続いています。

7/1 11:40

谷川の稜線
谷川馬蹄形の後半の稜線が続いています。

7/1 12:47

白毛門
白毛門まで来ました。これから急な下りが続きます。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

Galaxy A53 5G SC-53C docomo サムスン

感想

Unschn

予定外の早い梅雨明けで、本格的な夏山に突入。その前に、今の体力確認を兼ねて、かねてから行きたかった谷川の馬蹄形に挑戦することにしました。
予定では清水峠白崩避難小屋宿泊でしたが、体力的な問題もあり、急きょ蓬ヒュッテ泊となりました。まだ、体力的には課題もありますが、とりあえず避難小屋泊の荷物を背負って歩けて良かったです。
谷川岳から武能岳にかけての稜線は、花々の競演で素晴らしかったです。その分、予定時間を大分オーバーしていしまいました。
蓬ヒュッテに宿泊できて良かったです。