今回、久々の長期縦走、かつ腰の怪我も完治していないので、課題は徹底的な軽量化。何と言っても、食料が一番の重量物なので、ビタミン不足防止の観点から乾燥野菜を作ります。特に冬期縦走時は昔からこれを欠かさずやっていました(ペミカンはカロリーとビタミンの両方が摂れますが、重いので重用しませんでした)。
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今回、久々の長期縦走、かつ腰の怪我も完治していないので、課題は徹底的な軽量化。何と言っても、食料が一番の重量物なので、ビタミン不足防止の観点から乾燥野菜を作ります。特に冬期縦走時は昔からこれを欠かさずやっていました(ペミカンはカロリーとビタミンの両方が摂れますが、重いので重用しませんでした)。
ご覧の通り、乾物ばかりです(笑)。結局、ドライマンゴーとドライパインは重いので持っていきませんでした。
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ご覧の通り、乾物ばかりです(笑)。結局、ドライマンゴーとドライパインは重いので持っていきませんでした。
奥多摩駅(標高343m)では警察とビジターセンター、レンジャーの人々が総動員で登山届の提出を呼びかけていました。予めプリントアウトしたものを用意していたものを即提出。皆さんも提出しましょうね。
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奥多摩駅(標高343m)では警察とビジターセンター、レンジャーの人々が総動員で登山届の提出を呼びかけていました。予めプリントアウトしたものを用意していたものを即提出。皆さんも提出しましょうね。
本仁田山山頂(1224.5m)なんですが、誰を偲ぶ集いなんでしょうね?
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本仁田山山頂(1224.5m)なんですが、誰を偲ぶ集いなんでしょうね?
川苔山から石尾根。明日からここを基点にして長い旅路が始まります。
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川苔山から石尾根。明日からここを基点にして長い旅路が始まります。
川苔山(1363.3m)で。初日であるこの日は、7月に富士山に一緒に登った会社の若い男の子とまったり登山。
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川苔山(1363.3m)で。初日であるこの日は、7月に富士山に一緒に登った会社の若い男の子とまったり登山。
百尋の滝。初めて見たんですが、マイナスイオン享受しまくりでした。
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百尋の滝。初めて見たんですが、マイナスイオン享受しまくりでした。
翌朝、氷川キャンプ場にて。まあ涸沢よりはずっと少ないですよね。ただ、夜中まで若者が騒いでいて、眠りが浅かった・・・。ま、お山じゃないから仕方ないね。
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翌朝、氷川キャンプ場にて。まあ涸沢よりはずっと少ないですよね。ただ、夜中まで若者が騒いでいて、眠りが浅かった・・・。ま、お山じゃないから仕方ないね。
翌朝。これから野辺山まで延々と一人歩きです。
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翌朝。これから野辺山まで延々と一人歩きです。
鷹ノ巣山(1,736.6m)。普段は人気の稲村岩尾根も、この日は人もまばらでした。
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鷹ノ巣山(1,736.6m)。普段は人気の稲村岩尾根も、この日は人もまばらでした。
いつの時代に書かれた看板なんでせう。
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いつの時代に書かれた看板なんでせう。
七ツ石山(1,757.3m)。全然人がいません。ホントに祝日?
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七ツ石山(1,757.3m)。全然人がいません。ホントに祝日?
奥多摩小屋(1813m)にてテン泊。この日はずっとこんな天気でした。テントは翌日から平日のためか、5~6張しかなく、静かな夜。
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奥多摩小屋(1813m)にてテン泊。この日はずっとこんな天気でした。テントは翌日から平日のためか、5~6張しかなく、静かな夜。
食糧。こう見えてきっちり9日分用意。ご飯6合、ラーメンとスパゲッティ6食分ずつ、乾燥野菜に乾燥キノコ、春雨スープ6食分、豚の角煮(唯一のレトルト)2食分、魚肉ソーセージ、行動食はバナナチップにアーモンドをミックスしたものを大量。徹底的な軽量化を図りました。
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食糧。こう見えてきっちり9日分用意。ご飯6合、ラーメンとスパゲッティ6食分ずつ、乾燥野菜に乾燥キノコ、春雨スープ6食分、豚の角煮(唯一のレトルト)2食分、魚肉ソーセージ、行動食はバナナチップにアーモンドをミックスしたものを大量。徹底的な軽量化を図りました。
翌朝。前日よりは天気よし。枯山水のような光景。これも石尾根っぽくていいですね。
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翌朝。前日よりは天気よし。枯山水のような光景。これも石尾根っぽくていいですね。
雲取避難小屋に近づくごとに雲が減ってきました。
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雲取避難小屋に近づくごとに雲が減ってきました。
雲取山(2,017.09m)にて。ここ2年で何回きただろう?
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雲取山(2,017.09m)にて。ここ2年で何回きただろう?
あの奥にあるのが八ヶ岳。あそこまで歩く計画ですが、本当に歩けるのか??
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あの奥にあるのが八ヶ岳。あそこまで歩く計画ですが、本当に歩けるのか??
雲取から飛龍に至るまでに、池塘みたいな小さな草原を発見。
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雲取から飛龍に至るまでに、池塘みたいな小さな草原を発見。
石尾根。中央から左に向かって七ツ石、奥多摩小屋、雲取山ですが、この向きから見るのは初めてで新鮮です。
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石尾根。中央から左に向かって七ツ石、奥多摩小屋、雲取山ですが、この向きから見るのは初めてで新鮮です。
飛龍山頂(2,077m)。巻けますが、名前に惹かれて登りました。眺望は全くなし。
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飛龍山頂(2,077m)。巻けますが、名前に惹かれて登りました。眺望は全くなし。
何だか甲武信方面から雲が湧き出ているよう。
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何だか甲武信方面から雲が湧き出ているよう。
食えます?キノコのことはよく知らないのだけど。
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食えます?キノコのことはよく知らないのだけど。
将監峠(1,796m)。草原峠です。
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将監峠(1,796m)。草原峠です。
唐松尾山(2,109.2m)。この一帯は眺望がほとんどありません。
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唐松尾山(2,109.2m)。この一帯は眺望がほとんどありません。
唐松尾山からの下り。山名の通り、カラマツだらけです。
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唐松尾山からの下り。山名の通り、カラマツだらけです。
唐松尾山北側の岩。なかなか険しそうですが、クライミングしに来る人はいないだろうなあ・・・。この奥地に。
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唐松尾山北側の岩。なかなか険しそうですが、クライミングしに来る人はいないだろうなあ・・・。この奥地に。
笠取山の最高標高点(1,953m)はこの通り眺望なしですが・・・。
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笠取山の最高標高点(1,953m)はこの通り眺望なしですが・・・。
ちょっと西側に行くと、雁峠の草原が開けてきます。奥秩父主脈中部髄一の眺望です。
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ちょっと西側に行くと、雁峠の草原が開けてきます。奥秩父主脈中部髄一の眺望です。
雁峠付近の草原には、そこらじゅうで鹿が見られます。
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雁峠付近の草原には、そこらじゅうで鹿が見られます。
雁峠(1,780m)。雲取から17.3km・・・、ってことは、奥多摩小屋から20km近く歩いてきたのか・・・。道理で疲れたわけだ。
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雁峠(1,780m)。雲取から17.3km・・・、ってことは、奥多摩小屋から20km近く歩いてきたのか・・・。道理で疲れたわけだ。
これが伝説の雁峠山荘。ここにはドラマがあります。
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これが伝説の雁峠山荘。ここにはドラマがあります。
翌朝。霧でほとんど視界なしですが、草原が幻想的です。冬の美しさは殊更だろうなと想像。冬にまた来よう。
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翌朝。霧でほとんど視界なしですが、草原が幻想的です。冬の美しさは殊更だろうなと想像。冬にまた来よう。
古礼山頂。眺望のよい場所ですが、霧で視界なし。
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古礼山頂。眺望のよい場所ですが、霧で視界なし。
僅かに陽が射し、回復傾向かと思いましたが、この日唯一でした・・・。
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僅かに陽が射し、回復傾向かと思いましたが、この日唯一でした・・・。
奥秩父主脈の多くは、このように苔に覆われた原生林の中を歩きます。ぼくはこの手の歩きが大好きなので、全く飽きませんでした。
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奥秩父主脈の多くは、このように苔に覆われた原生林の中を歩きます。ぼくはこの手の歩きが大好きなので、全く飽きませんでした。
この下に雁坂トンネルが・・・。昔の人は何時間もかけて雁坂峠を越え、甲州秩父往還をしたわけですが、今は車で数分・・・。
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この下に雁坂トンネルが・・・。昔の人は何時間もかけて雁坂峠を越え、甲州秩父往還をしたわけですが、今は車で数分・・・。
雁坂峠(2,082m)。日本三大峠とはよく言ったもんだ。標高2000m近くあるんだもんなあ。
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雁坂峠(2,082m)。日本三大峠とはよく言ったもんだ。標高2000m近くあるんだもんなあ。
雁坂嶺(2289.2m)にて。この直後、この天気でこのお山に登ってきたひとがいたので、しばし会話。
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雁坂嶺(2289.2m)にて。この直後、この天気でこのお山に登ってきたひとがいたので、しばし会話。
甲武信方面が一瞬見えましたが、ぬか喜び。
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甲武信方面が一瞬見えましたが、ぬか喜び。
真っ赤な葉。あと1ヶ月もすれば、この山の下の西沢渓谷は大賑わいになるんでしょうね。
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真っ赤な葉。あと1ヶ月もすれば、この山の下の西沢渓谷は大賑わいになるんでしょうね。
木賊山(2,469m)。巻いて甲武信小屋に行けるんですが、ここは巻かずにキチンと登ります。
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木賊山(2,469m)。巻いて甲武信小屋に行けるんですが、ここは巻かずにキチンと登ります。
甲武信小屋(2,400m)ではひっさびさに文明飲料に触れてちょっと感激。普段はコーラはそれほど飲まないのですが、こういうときはうまくてうまくてしようがない。
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甲武信小屋(2,400m)ではひっさびさに文明飲料に触れてちょっと感激。普段はコーラはそれほど飲まないのですが、こういうときはうまくてうまくてしようがない。
いいね、こういう看板。
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いいね、こういう看板。
何人か宿泊客がいましたが、テン泊はぼくだけでした。
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何人か宿泊客がいましたが、テン泊はぼくだけでした。
翌朝、甲武信山頂(2,475m)にて。金峰側の雲が糸を引くように晴れたので、天候回復を期待。
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翌朝、甲武信山頂(2,475m)にて。金峰側の雲が糸を引くように晴れたので、天候回復を期待。
甲武信は25年だかぶりでした。
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甲武信は25年だかぶりでした。
やっぱし富士山が見える。この山行中、ガスってない限りはどこからでも南を向くと必ず見えたのが富士山でした。まあ、東から西に向かって歩いているのだから、当たり前なのですが。
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やっぱし富士山が見える。この山行中、ガスってない限りはどこからでも南を向くと必ず見えたのが富士山でした。まあ、東から西に向かって歩いているのだから、当たり前なのですが。
このエリアはとても倒木が多くて、通過に難儀する箇所がありました。
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このエリアはとても倒木が多くて、通過に難儀する箇所がありました。
国師ヶ岳(2,592m)。大弛峠から1時間もあれば来られる場所なので、結構人気のお山ですが、やはり人影はまばらでした。
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国師ヶ岳(2,592m)。大弛峠から1時間もあれば来られる場所なので、結構人気のお山ですが、やはり人影はまばらでした。
奥秩父山塊最高峰、北奥千丈岳(2,601m)。主脈から少し外れていることもあってか、だーれもいません。ちなみに、このお山から南へ稜線を縦走することで、乾徳山まで辿り着きます。
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奥秩父山塊最高峰、北奥千丈岳(2,601m)。主脈から少し外れていることもあってか、だーれもいません。ちなみに、このお山から南へ稜線を縦走することで、乾徳山まで辿り着きます。
大弛峠への下りはいきなり木道が出現。これまでのナウシカの腐海の森みたいな光景がいきなり人工的になってビックリ。
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大弛峠への下りはいきなり木道が出現。これまでのナウシカの腐海の森みたいな光景がいきなり人工的になってビックリ。
大弛峠(2,365m)につきました。大弛小屋はやっているのかいないのかよく分かりませんでしたが、素泊まりとテン泊のみ受付しているようです。
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大弛峠(2,365m)につきました。大弛小屋はやっているのかいないのかよく分かりませんでしたが、素泊まりとテン泊のみ受付しているようです。
このあたりで雲がだいぶ晴れてきました。最終目的地の八ヶ岳、まだ遠ひ・・・。
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このあたりで雲がだいぶ晴れてきました。最終目的地の八ヶ岳、まだ遠ひ・・・。
金峰山が間近に。特徴的な五丈石が見えます。
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金峰山が間近に。特徴的な五丈石が見えます。
クライミングで有名な小川山と廻り目平。主脈からのアクセスが悪いので、今回は縦走できませんでしたが、いつか登ってみたいものです。クライミングじゃなくて普通に。
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クライミングで有名な小川山と廻り目平。主脈からのアクセスが悪いので、今回は縦走できませんでしたが、いつか登ってみたいものです。クライミングじゃなくて普通に。
奥秩父最西部にして随一の岩山である瑞牆山。ようやくすぐ近くまでやってきました。
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奥秩父最西部にして随一の岩山である瑞牆山。ようやくすぐ近くまでやってきました。
この胎内くぐりのような岩のトンネルを抜けると・・・
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この胎内くぐりのような岩のトンネルを抜けると・・・
金峰山(2,599m)に登頂。これまた中学生以来、20数年ぶりでした。
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金峰山(2,599m)に登頂。これまた中学生以来、20数年ぶりでした。
富士見平小屋(1,805m)は管理人さんが荷揚げのために不在。そしてこの広いテン場にはぼくのテント一張だけ。しかし夕方になっても多くの人々が金峰、瑞牆から下りてきていました。
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富士見平小屋(1,805m)は管理人さんが荷揚げのために不在。そしてこの広いテン場にはぼくのテント一張だけ。しかし夕方になっても多くの人々が金峰、瑞牆から下りてきていました。
翌朝、瑞牆へ向かいます。樹林帯の合間から快晴の空と富士山が見え、気持ちが昂ります。何しろ、毎日あまりすっきりしない天気だったので・・・。
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翌朝、瑞牆へ向かいます。樹林帯の合間から快晴の空と富士山が見え、気持ちが昂ります。何しろ、毎日あまりすっきりしない天気だったので・・・。
瑞牆登頂(2,230m)。この山行で最高の天気を提供してくれました。
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瑞牆登頂(2,230m)。この山行で最高の天気を提供してくれました。
甲府盆地の向こうに南アが甲斐駒から悪沢までくっきりと。
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甲府盆地の向こうに南アが甲斐駒から悪沢までくっきりと。
もちろん、富士山も。
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もちろん、富士山も。
うねる雲の下に金峰山。さすがに感慨ひとしおです。
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うねる雲の下に金峰山。さすがに感慨ひとしおです。
弘法岩。瑞牆は弘法大師が開山したのではないか、という説の基となった岩です。
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弘法岩。瑞牆は弘法大師が開山したのではないか、という説の基となった岩です。
八ツ、中ア、南ア。いよいよゴールが近づいてきました。
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八ツ、中ア、南ア。いよいよゴールが近づいてきました。
八ツの空の下は快晴。いつまでも眺めていたい気持ちでしたが、今日は全行程最長距離、最長コースタイムなので、後ろ髪をひかれますが下山します。
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八ツの空の下は快晴。いつまでも眺めていたい気持ちでしたが、今日は全行程最長距離、最長コースタイムなので、後ろ髪をひかれますが下山します。
瑞牆北側、裏の黒森コースにて。マイナールートなだけに、よく見ると色んな発見がありました。
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瑞牆北側、裏の黒森コースにて。マイナールートなだけに、よく見ると色んな発見がありました。
(笑)。もちろんこの木の棒で支えているわけではなく、上を見上げると・・・。
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(笑)。もちろんこの木の棒で支えているわけではなく、上を見上げると・・・。
でっかい幹が寄りかかっていました。
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でっかい幹が寄りかかっていました。
不動滝。写真だと伝わりにくいですが、高度感のある美しいナメ滝です。
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不動滝。写真だと伝わりにくいですが、高度感のある美しいナメ滝です。
さて、しばらくは林道歩き。信州峠方面に向かいます。林道や舗装路は登山靴をはいた脚には堪える・・・。
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さて、しばらくは林道歩き。信州峠方面に向かいます。林道や舗装路は登山靴をはいた脚には堪える・・・。
松平林道を通り抜けます。最初だけ舗装されていますが、ほどなく延々と続く砂利道になります。
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松平林道を通り抜けます。最初だけ舗装されていますが、ほどなく延々と続く砂利道になります。
裏瑞牆や・・・
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裏瑞牆や・・・
南ア連峰の姿に励まされながら歩くこと1時間強・・・。
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南ア連峰の姿に励まされながら歩くこと1時間強・・・。
ようやく松平林道を通り抜けました。全長6km超。うげっ。
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ようやく松平林道を通り抜けました。全長6km超。うげっ。
松平林道から数分上がると、山梨と長野の県境を跨ぐ信州峠(1,460m)に辿り着きます。ここから横尾山に入ります。
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松平林道から数分上がると、山梨と長野の県境を跨ぐ信州峠(1,460m)に辿り着きます。ここから横尾山に入ります。
どうでもいいですが、このコースタイムはなかなかシビア目です。
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どうでもいいですが、このコースタイムはなかなかシビア目です。
結構きつい登りを経て、カヤトの原に出ます。地元ではそれなりに有名なようで、ツアー登山者もいました。
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結構きつい登りを経て、カヤトの原に出ます。地元ではそれなりに有名なようで、ツアー登山者もいました。
カヤトの原に出てからダラダラしたアップダウンの末に横尾山(1818.1m)登頂。山梨百名山の最北部です。
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カヤトの原に出てからダラダラしたアップダウンの末に横尾山(1818.1m)登頂。山梨百名山の最北部です。
さあ、向こうの八ツに向けて、横たわる稜線ルートを延々と歩き、野辺山まで歩きますが、その前に・・・。
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さあ、向こうの八ツに向けて、横たわる稜線ルートを延々と歩き、野辺山まで歩きますが、その前に・・・。
今回の山行では初めて昼食を摂りました(普段は行動食しか食べない)。まだまだ先が長いし、林道歩きのダメージが大きいので、ここで大補給です。ラーメンはもちろんマルタイの棒ラーメン!具材は大量に用意しておいた乾燥野菜&キノコです。
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今回の山行では初めて昼食を摂りました(普段は行動食しか食べない)。まだまだ先が長いし、林道歩きのダメージが大きいので、ここで大補給です。ラーメンはもちろんマルタイの棒ラーメン!具材は大量に用意しておいた乾燥野菜&キノコです。
さて、どこを歩くんですかね?これ。
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さて、どこを歩くんですかね?これ。
が、よく見ると赤テープがあるので、迷いはしません。
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が、よく見ると赤テープがあるので、迷いはしません。
豆腐岩(1,734m)。確かに四角くて白っぽいので、そう言えなくもありません。
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豆腐岩(1,734m)。確かに四角くて白っぽいので、そう言えなくもありません。
塩ビパイプに木の板をねじ込んだお手製の標識。歩く人々はほとんどいないのにこういうものを敷設してくれる人々に感謝です。
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塩ビパイプに木の板をねじ込んだお手製の標識。歩く人々はほとんどいないのにこういうものを敷設してくれる人々に感謝です。
ところどころで眺望がありますが、遥か向こうのお椀型の飯盛山が遠く、若干萎えます・・・。
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ところどころで眺望がありますが、遥か向こうのお椀型の飯盛山が遠く、若干萎えます・・・。
槍(1,720m)。という名前がついていますが、見た目は別に尖っていません。ただ、山頂は槍ヶ岳より狭いです。
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槍(1,720m)。という名前がついていますが、見た目は別に尖っていません。ただ、山頂は槍ヶ岳より狭いです。
なが~いこの藪ルートを抜け、ようやく飯盛山と八ツが手に届きそうな位置まで来ました。
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なが~いこの藪ルートを抜け、ようやく飯盛山と八ツが手に届きそうな位置まで来ました。
飯盛山(1,643m)の最後の登り。ここをダッシュで登った小学3年生の頃の記憶が蘇ります。30年近くを経て、まさか奥多摩からここまで歩くだなんて、夢にも思いませんでした。
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飯盛山(1,643m)の最後の登り。ここをダッシュで登った小学3年生の頃の記憶が蘇ります。30年近くを経て、まさか奥多摩からここまで歩くだなんて、夢にも思いませんでした。
メシをもりもり食いたい!という長期縦走中の欲求を表した一コマ(笑)。
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メシをもりもり食いたい!という長期縦走中の欲求を表した一コマ(笑)。
さあ、久々に下界へ帰ってきます。野辺山駅まで3km・・・。これがまた長かった・・・。
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さあ、久々に下界へ帰ってきます。野辺山駅まで3km・・・。これがまた長かった・・・。
野辺山駅近くで自販機を発見。半狂乱状態(ウソ)で飲み物購入。身体に染みわたります。
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野辺山駅近くで自販機を発見。半狂乱状態(ウソ)で飲み物購入。身体に染みわたります。
JR最高標高駅、野辺山駅(1,345.67m)着。初日の川苔山への回り道を含め、ここまで100kmの長い道のりでした(まだ明日もあるぞ)。
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JR最高標高駅、野辺山駅(1,345.67m)着。初日の川苔山への回り道を含め、ここまで100kmの長い道のりでした(まだ明日もあるぞ)。
最終宿泊地、滝沢牧場へは野辺山駅から徒歩20分強。車での送迎がありますが、ここまで歩いてきたのだからと断り、最後まで歩きます。雲取では遥か彼方だった八ヶ岳が眼前に見え、身震いするほどの感動を覚えます。
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最終宿泊地、滝沢牧場へは野辺山駅から徒歩20分強。車での送迎がありますが、ここまで歩いてきたのだからと断り、最後まで歩きます。雲取では遥か彼方だった八ヶ岳が眼前に見え、身震いするほどの感動を覚えます。
牧場(1,375m)着!最終日の行程を一緒に歩いてくれるtuna817さんが待っています。
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牧場(1,375m)着!最終日の行程を一緒に歩いてくれるtuna817さんが待っています。
癒されます。何と言っても牧場だもんね。
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癒されます。何と言っても牧場だもんね。
【tuna】最終日だけ同行するtuna817です。motchさんの苦労も知らず送迎で先に滝沢牧場へ・・・宿は本当に馬小屋の二階
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9/19 16:17
【tuna】最終日だけ同行するtuna817です。motchさんの苦労も知らず送迎で先に滝沢牧場へ・・・宿は本当に馬小屋の二階
【tuna】牧場から見た八ヶ岳 奥多摩から歩いてくるmotchさんをぼそっと話したら「山伏ですか?その方?」と心底驚いてました。
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9/19 16:42
【tuna】牧場から見た八ヶ岳 奥多摩から歩いてくるmotchさんをぼそっと話したら「山伏ですか?その方?」と心底驚いてました。
2500円という安価で泊まれます。馬小屋の2階にあるので、馬臭と馬ノイズはありますが、それを風情と捉える人には、スタッフさんの応対の良さも相まって、快適な居心地を提供してくれます。
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2500円という安価で泊まれます。馬小屋の2階にあるので、馬臭と馬ノイズはありますが、それを風情と捉える人には、スタッフさんの応対の良さも相まって、快適な居心地を提供してくれます。
【tuna】夜明け前に滝沢牧場を出発
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9/20 5:17
【tuna】夜明け前に滝沢牧場を出発
【tuna】道路が赤岳に続いているよう・・・
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9/20 5:51
【tuna】道路が赤岳に続いているよう・・・
最終日の朝。県界尾根の登山口(1,650m)までまず2時間強歩きます。これだけでだいぶ疲れます。車は1台も停まっていません。登山口はゲートをくぐる道(杣添尾根方面)ではなく、その左脇の笹薮ルートです。
2
最終日の朝。県界尾根の登山口(1,650m)までまず2時間強歩きます。これだけでだいぶ疲れます。車は1台も停まっていません。登山口はゲートをくぐる道(杣添尾根方面)ではなく、その左脇の笹薮ルートです。
【tuna】県界尾根登山口とmotchさん。奥多摩から続いていた長かった山旅も最後の一座です。
1
9/20 7:41
【tuna】県界尾根登山口とmotchさん。奥多摩から続いていた長かった山旅も最後の一座です。
深い笹藪を漕いで上がります。人気の八ヶ岳のこと、もっと踏まれていると思いましたが、この長いルートは避けるのね・・・。
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深い笹藪を漕いで上がります。人気の八ヶ岳のこと、もっと踏まれていると思いましたが、この長いルートは避けるのね・・・。
【tuna】小天狗で清里ルートと合流。ここから一気に道が歩きやすくなりました。
1
9/20 9:15
【tuna】小天狗で清里ルートと合流。ここから一気に道が歩きやすくなりました。
【tuna】大天狗には天狗の石像が
1
9/20 10:25
【tuna】大天狗には天狗の石像が
【tuna】ガスの中をどこどこ・・・ダケカンバも色づいてきましたねェ
1
9/20 11:01
【tuna】ガスの中をどこどこ・・・ダケカンバも色づいてきましたねェ
だんだんガスってきてしまいました。う~む。
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だんだんガスってきてしまいました。う~む。
標高2500mを過ぎ、頂上が近づくと鎖場が出てきます。
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標高2500mを過ぎ、頂上が近づくと鎖場が出てきます。
鎖場を這い上がるtunaさん。この時点では上は完全にガスだったのですが・・・。
1
鎖場を這い上がるtunaさん。この時点では上は完全にガスだったのですが・・・。
【tuna】鎖場の急峻を喘ぎ登るmotchさん
2
9/20 11:21
【tuna】鎖場の急峻を喘ぎ登るmotchさん
【tuna】鉄梯子が連続したりと想像以上にキツい・・・気がゆるめません
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【tuna】鉄梯子が連続したりと想像以上にキツい・・・気がゆるめません
山頂直下、ガスが晴れ出し、赤岳天望荘が見えてきた!
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山頂直下、ガスが晴れ出し、赤岳天望荘が見えてきた!
頂上山荘も見えてきた!
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頂上山荘も見えてきた!
そして青空が。お山の神様から何という粋なプレゼント。
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そして青空が。お山の神様から何という粋なプレゼント。
長い長い縦走の末、ついにこの縦走の最後にして最高標高点、赤岳(2,899m)のピークに立ちました。この日のために赤いシャツに着替えた甲斐がありました(笑)。
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長い長い縦走の末、ついにこの縦走の最後にして最高標高点、赤岳(2,899m)のピークに立ちました。この日のために赤いシャツに着替えた甲斐がありました(笑)。
tunaさんとラーメンで祝杯?です。
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tunaさんとラーメンで祝杯?です。
【tuna】ガスも取れて山頂小屋からの赤岳山頂
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9/20 12:42
【tuna】ガスも取れて山頂小屋からの赤岳山頂
【tuna】振り返ると横岳、硫黄、天狗の雄姿
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9/20 12:43
【tuna】振り返ると横岳、硫黄、天狗の雄姿
【tuna】権現岳にキレットへの縦走路が・・・
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9/20 12:52
【tuna】権現岳にキレットへの縦走路が・・・
この後、更に天候が回復し、北八ツまで見通すことができました。お山の神様、一緒に登ってくれたtunaさん、ありがとう。
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この後、更に天候が回復し、北八ツまで見通すことができました。お山の神様、一緒に登ってくれたtunaさん、ありがとう。
圧倒的な存在感の阿弥陀。今回登ろうか検討していたのですが、美濃戸口からのバスの時間のことも考え、また別の機会に登ることにしました。
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圧倒的な存在感の阿弥陀。今回登ろうか検討していたのですが、美濃戸口からのバスの時間のことも考え、また別の機会に登ることにしました。
文三郎尾根を行者小屋へ下ります。キレット方面へは誰も歩いていませんでした。
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文三郎尾根を行者小屋へ下ります。キレット方面へは誰も歩いていませんでした。
ザレザレガレガレの上、階段も・・・。登るのも下るのもなかなかきつい尾根ですが、その分標高を一気に稼ぎます。
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ザレザレガレガレの上、階段も・・・。登るのも下るのもなかなかきつい尾根ですが、その分標高を一気に稼ぎます。
1時間ほどで行者小屋(2,350m)まで。自称「八ヶ岳の涸沢」とのことです。2階のテラスが涸沢小屋(真ん中のヒュッテじゃなくて北穂南陵の基部にある方)みたいだからかな?
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1時間ほどで行者小屋(2,350m)まで。自称「八ヶ岳の涸沢」とのことです。2階のテラスが涸沢小屋(真ん中のヒュッテじゃなくて北穂南陵の基部にある方)みたいだからかな?
マムートとのコラボTシャツ。赤色大好きだし、ネタとしては面白いのですが、コットンではお山で着る機会がないし、何しろ高い・・・ので諦めました。
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マムートとのコラボTシャツ。赤色大好きだし、ネタとしては面白いのですが、コットンではお山で着る機会がないし、何しろ高い・・・ので諦めました。
【tuna】行者小屋からの赤岳・・・名残惜しいですが行きますか
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9/20 13:54
【tuna】行者小屋からの赤岳・・・名残惜しいですが行きますか
ニホンカモシカが悠々と食事をしていました。この山行中、ニホンジカはこれでもかとばかりに目撃しましたが、ニホンカモシカは初めて見ました。
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ニホンカモシカが悠々と食事をしていました。この山行中、ニホンジカはこれでもかとばかりに目撃しましたが、ニホンカモシカは初めて見ました。
美濃戸山荘(1,760m)で最後の一本を入れます。あ~、幸せ。
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美濃戸山荘(1,760m)で最後の一本を入れます。あ~、幸せ。
これも大いにそそられますが、バスの時間もあるので、ガマンです。
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これも大いにそそられますが、バスの時間もあるので、ガマンです。
【tuna】車の土埃に苦しめられながら美濃戸口へ・・・motchさんの旅もついに!ついに完結!
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9/20 16:23
【tuna】車の土埃に苦しめられながら美濃戸口へ・・・motchさんの旅もついに!ついに完結!
そして美濃戸口バス停(1,490m)へ。今日エスケープか、明日エスケープか、と思いながらも、とうとう奥多摩駅から奥秩父主脈フル縦走を経て八ヶ岳越えを完歩しました。腰の怪我の不安との闘いでもありましたが、何とか五体満足で下山です。
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そして美濃戸口バス停(1,490m)へ。今日エスケープか、明日エスケープか、と思いながらも、とうとう奥多摩駅から奥秩父主脈フル縦走を経て八ヶ岳越えを完歩しました。腰の怪我の不安との闘いでもありましたが、何とか五体満足で下山です。
バスの車窓から蓼科山の特徴的な山容を眺め、余韻に浸ります。
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バスの車窓から蓼科山の特徴的な山容を眺め、余韻に浸ります。
【tuna】茅野駅の『そば茶屋』で〆て帰りました
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9/20 18:56
【tuna】茅野駅の『そば茶屋』で〆て帰りました
(おまけ)数日間の汗が染みこんで白く塩を吹いた帽子。いいダシが取れそうです(笑)。
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(おまけ)数日間の汗が染みこんで白く塩を吹いた帽子。いいダシが取れそうです(笑)。
自宅から歩いて奥秩父主脈縦走できそうな位歩かれましたね
歩きに関しては大丈夫そうですね、お疲れ様でした
復活、というよりre-birth、って感じですかね
歩行も、ずっと腰からの声に耳を傾ける状態で、
動作に支障はなかったものの、感覚は完全に以前と違うものでした。
クライミングはまだまだ、と言ったところですね。腰がカチンコチン。
五丈石はパワーではなく、(貧弱な)スキルのみで登った感じでした。
瑞牆くらいの岩場ルートを攀じ登る程度ならもう大丈夫そうです。
来月は足を引っ張らずに済みそうです。
よろしくお願いします。
なんか、ものすごいレコを拝見してしまいました~
瑞牆山から奥多摩駅への、奥秩父主脈大縦走のレコはたまに目にすることがありますけど、逆コースを、しかも八ヶ岳までなんて~
回復おめでとうございます
そして申し訳ないのですがうちは間違いなく来月足を引っ張ってしまうかと思われます
あらかじめお詫びしておきたいと思います・・・
CATさん
回復、という感覚はまだ身体にはなくて、
やれ痛みだの痺れだのと訴えかけてくる患部との対話の日々です。
今回の山行では、小型の低周波治療器を携行し、
山行後に天気図を取ったり、夕食を作ったりする合間を縫って、
毎日1時間かけて治療していました。
> 逆コース
この手の縦走は、標高の高いところから入って、
低いところへ下山する、という傾向があって、
それがどうも引っかかっていたということもあるんですが、
それ以上に八ヶ岳より奥多摩のほうが、
時間的に自宅からのアプローチが楽で行動の効率が良くなるから、
という単純な理由で選んだコースです(笑)。
来月はのんびり行きましょう!
よろしくお願いします。
motchさん、こんばんわ。tuna817さん、はじめまして。
すごいロングですね、しかも連日・・・
いや~、腰は順調そうな仕上がり具合ですね
まだ、調整中のようですが、すでにオッケーなんじゃないかと(笑)
レベルが違いますね~~いやいや
お元気そうで何よりですっ
というか、元気すぎでしょ
motchさん、tuna817さん、その他メンバー様、お疲れさまでした~
doritosさん
こんばんは。
コメントをくださいまして、どうもありがとうございます。
以前はどちらかと言えばまだ静かで従順だった身体ですが、
歩きながら何かしらの声を上げて、
あーのこーのと言ってくるものですから、
この感覚は大丈夫か、この感覚はマズイかな、
などと自問自答を繰り返していました。
こんなことは、これまでにはなかったことですが、
こういうことが身体に起こる、ということと、
この距離を歩いてもマメ一つできずに済んだということで、
膝を壊して以来取り組んできた歩き方の方向性が
正しかったことが分かったのは収穫でした。
これができるようになれば、
というのと、この山行を遂げれば、
ということは決めているのですが、
まだそれができるには2ヵ月くらいは
トレーニングとリハビリを続けなくてはならないと考えています。
motchさん
計画を見てビックリしていましたが、
いつの間にやら前夜祭(?)が追加され、最後は本当に八ツにまで足を延ばすとは
さすがです。
motchさんの精神力の強さに敬服します
計画の遂行、おめでとうございます!
生まれ変わったお体とmotchさんの心の相性が良さそうでとても嬉しいです
doppoさん
いつもありがとうございます。
前夜祭(笑)は、一緒に富士山に登った会社の若い男の子がまた行きたい、
という話をしてきて、その日が空いているということだったので、
奥多摩エリアで比較的空いていて、かつ登り応えがあって楽しいお山を、
ということで大休場尾根からの川苔を選びました。
氷川キャンプ場に荷物をデポすれば、
時間も有効に使えるなあと思い、こういう行程になってしまったわけです。
まあ今回はルート的に危ないところは特にないし、
アップダウンもそう激しくもないので、
いろいろと内面やら、身体の動きやらを見直す、
いい機会になったと思います。
甲武信も金峰も瑞牆も飯盛も八ツも、
全部20年以上ぶりに登りました。
そういう意味でも、いい時間を過ごすことができたと思います。
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