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Yamareco

記録ID: 5964498
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

薬師岳縦走(室堂〜折立):46年かけて百名山これにて完登しました。【富山県】

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月18日(月)
 - 拍手
otoh KAWAYU- その他3人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
22:12
距離
36.0km
登り
2,734m
下り
3,811m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:07
休憩
0:12
合計
3:19
12:05
40
12:45
12:45
42
13:27
13:32
7
13:39
13:39
10
13:49
13:56
14
14:10
14:10
22
14:32
14:32
37
15:09
15:09
4
15:13
15:13
11
15:24
2日目
山行
8:20
休憩
1:11
合計
9:31
6:41
12
6:53
6:53
11
7:04
7:04
37
7:41
7:42
25
8:07
8:08
30
8:38
8:38
38
9:16
9:25
42
10:07
10:08
34
10:42
11:22
32
11:54
12:00
85
13:25
13:33
110
15:23
15:28
44
3日目
山行
6:47
休憩
2:27
合計
9:14
6:04
51
6:55
7:01
70
8:11
8:48
42
9:30
10:35
13
10:48
10:48
19
11:07
11:07
24
11:31
11:31
22
11:53
12:02
26
12:28
12:54
15
13:09
13:09
12
13:21
13:22
17
13:39
13:39
16
13:55
13:55
20
14:15
14:15
20
14:35
14:35
29
15:04
15:05
8
15:13
15:15
3
15:18
ゴール地点
●コースタイム
○9/16
|賄甘甜
電鉄富山 915 = 立山 1019

▲院璽屮襯ー
立山 1040 = 美女平 1047

9盡競丱
美女平 1100 = 室堂 1138 着後立山ホテルで昼食

ぅ魯ぅング(浄土山周り周回)
室堂 1205 ― 室堂山荘前分岐 1212 ― 展望台分岐 1240 ― 室堂山展望台 1244/1245 ― 展望台分岐 1250 ― 軍人霊碑分岐 1315/碑往復/1323 ― 浄土山 1327/1332 ― 富山大学立山研究所前 1339/1340 ― 龍王岳分岐 1342 ― 龍王岳 1349/1356 ― 龍王岳分岐 1400/1407 ― 富山大学立山研究所前 1409 ― 一の越 1432/1435 ― 祓堂 1442 ― 室堂山荘前分岐 1459 ― みくりが池温泉 1511 ― 雷鳥荘 1524
泊)雷鳥荘

○9/17
ソ珍(室堂〜スゴ乗越小屋)雷鳥荘 641 ― みくりが池分岐 653 ― 室堂山荘 704 ― 祓堂 729 ― 一の越 741/742 ― 富山大学立山研究所前 807 ― 龍王岳分岐 811 ― 鬼岳東面 838/840 ― 鞍部 856 ― 獅子岳 915/924 ― ザラ峠 1007 ― 黒部湖方面分岐 1030 ― 五色ヶ原山荘 1042/昼食/1122 ― 鳶山 1154/1159 ― 越中沢乗越 1230 ― 越中沢岳 1323/1333 ― 越中沢岳・スゴの頭のコル 1416 ― スゴの頭の横、最高点 1435/1449 ― スゴ乗越 1519/1528 ― 小休止 1545/1552 ― 砂地のへつり 1558 ― スゴ乗越小屋 1612
泊)スゴ乗越小屋

○9/18
縦走(スゴ乗越小屋〜薬師岳〜折立)
スゴ乗越小屋 605 ― 池 643 ― 間山 655/659 ― 二重山稜 728 ― 山頂部岩稜帯 744 ― 北薬師岳 815/848 ― 最後の鞍部 923 ― 薬師岳 931/祝宴/1036 ― 避難小屋 1047 ― 薬師岳山荘 1107 ― 薬師平 1131 ― 薬師峠、キャンプ場 1153/1202 ― 太郎平 1217/1254 ― 五光岩ベンチ 1321/1322 ― 次のベンチ 1339 ― 三角点ベンチ 1401/1415 ― 旧アラレちゃん展望台 1432/1434 ― 十三重塔 1505 ― 太郎坂入口 1506/1512 ― 折立駐車場 1518

●行動時間
ぁ椨ァ椨Α3:19+9:31+9:13=22:03
天候 9/16:曇り、小雨、9/17:快晴、晴れ、9/18:曇り、晴れ、曇り
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●今回の移動
9/16 : (富山実家=立山、立山=美女平、美女平=室堂)
      室堂―室堂山展望台、浄土山、龍王岳―一の越―雷鳥荘(泊)
9/17 : 雷鳥荘―一ノ越―獅子岳―五色ヶ原―越中沢岳―スゴ乗越小屋(泊)
9/18 : スゴ乗越小屋―薬師岳―太郎平―折立
     (折立=富山、富山=金沢、金沢=福井、福井=神戸家)

●登山口へのアクセス
○室堂
・そもそもマイカーで室堂に行くことはできない。富山地方鉄道「立山駅」から、立山黒部貫光のケーブルカーと高原バス乗り継ぎ、または富山駅、東京、大阪等から運行されている室堂直通バスを利用する
・ケーブルカーの起点である立山駅の周辺は、駐車場が大規模に確保されているが、時には駐車場所が不足するほどに混雑することもある。しかも駐車場の予約ができるわけではない
・そういったリスク回避のためには、以下の別ルートも考えられる
[山より数キロ手前にあるドライブイン「アルペン村」始発のバス便
富山駅始発のバス便
・いずれも便数が豊富にあるわけではないが、確実性がある。特に富山駅発であれば、帰りは立山駅から富山地鉄電車で富山に戻るという手も生じる
 また、立山に戻ってこないようなルートを選ぶ場合にも、富山から先は公共交通機関を利用する方が手堅い

○折立
・富山からあるいは立山インターから立山を目指し、富山県県道6号を千垣の「芳見橋」(点滅信号機)で右折し県道182号に入る。しばらく道なりに進んだ「小見」でさらに右折し亀谷温泉、有峰湖方面を目指す。延々案内に沿って進むと、一般車が入れる最奥に折立登山口がある。
・有峰林道は夜間閉鎖なので、ゲートを朝6時から夜20時までの間に通過する必要がある。
※今年度は、有峰林道のうち大多和線の岐阜県側が通行止めとなっており、折立にマイカーで入るには、富山県側からのアプローチに限られている
(いずれの記述も2023.09現在)
コース状況/
危険箇所等
○室堂近辺〜龍王岳〜ザラ峠〜五色ヶ原山荘
・室堂から展望台へは、途中まではセメントで固められた遊歩道。その後は岩混じりだが緩く登る。分岐点から浄土山へは岩屑の急斜面。氷河地形というのか隙間だらけの岩組の斜面も現れる。山頂部から富山大学研究所前にかけては緩やかな稜線歩き
・龍王岳はコースを外れて登る。コースは龍王岳の周囲を巻くような岩礫帯を下り、鬼岳東面の岩礫帯を巻き、獅子岳へと向かう。獅子岳からはザラ峠への急斜面を一気に下降する。砂礫の歩きにくい道かハイマツ帯を進む。ザラ峠からは五色ヶ原に向けて緩やかに上り、あとは草原を行くと小屋に至る
・五色ヶ原の分岐までは一本道なので、迷う心配はない。龍王岳へはルートがあるが、鬼岳は夏場に行くところではないようだ

○五色ヶ原山荘〜越中沢岳〜スゴ乗越小屋
・鳶山までは五色ヶ原の草原を進み、その後緩く登って到達する。鳶山からは標高差約300mの砂礫帯を一気に下降する。なお、鷲岳方面へは踏み跡があるようだが、植生保護の観点から進入は推奨されていない
・越中沢乗越からは緩やかな道を登って越中沢岳へ。.越中沢岳からは区間中もっとも急激な斜面を下ってコルへ。岩礫が多く運動量を要する。コルからは急斜面登りを進んでスゴの頭の山頂脇へ。山頂への道は植生保護のために閉鎖されている。スゴの頭からも急激な岩礫の斜面を下りスゴ乗越へ
・スゴ乗越から小屋へは土斜面の登り降りとなるが、アップダウンが続くので見た目以上に手間がかかる
・分岐のない道なので全般に迷うことはないと思うが、岩礫帯の斜面がガレた沢と見分けの付きにくいところもあるので、マーキングを見落とさないようにすることが肝要と思われる
・終始、コースのマーキングはしっかりと付けられている

○スゴ乗越小屋〜北薬師岳〜薬師岳
・スゴ乗越から間山を経て北薬師岳までは、標高の低い部分は樹林帯の中だが、それを抜けると見渡しの利く北アルプスらしい山稜の道。急斜面は少ないが、一定の斜度での登りが長く続く。岩稜ばかりではなく、土斜面の登り道もある。遠くからは赤い山に見えるだけのことはある
・北薬師岳から薬師岳にかけては岩稜。細かなアップダウンが続く。また岩尾根を進むことになるので、視界不良時にはマークの見落としのないように気をつけたい。現にこの日も視界10mという時もある中、対向者が全くコース外れへと向かうところに遭遇した

○薬師岳〜太郎平小屋
・薬師岳山頂から薬師山荘までは見渡しの利く幅広い尾根を緩やかに下る。さらに樹林帯の中の土道を下降し薬師平。その後は、沢筋の下降となりキャンプ場のある鞍部へ。少々登り返すと太郎平へ
・太郎平には木道が整備されている

○太郎平小屋〜折立
・太郎平から折立への下降路の上部は木枠や丸いし投げ込みにより整備されているが、丸石ゆえに歩きにくい。下部は樹林帯の中を行く土道
・道筋は明瞭。道標整備もされている
(いずれの記述も2023.09現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
○室堂
・立山駅、美女平駅、室堂駅のいずれにおいても飲食可能。飲料等も購入可能
・ただし、価格のこともあるので、努めてそれ以前に購入した方がよい

○折立
・特に付近に店舗はない
・仮に有峰林道から折立に行く場合には、そもそもコンビニ自体が相当前まで遡らないとない。富山県県道6号線の岩峅寺の先、横江の手前に「アルペン村」がある。そこが実質上最後

●日帰り温泉
・室堂近辺の山荘は、そもそも温泉設備を持っており、日帰り入浴も受け付けている。全てを調べていないが、今回利用した雷鳥荘、そのほかにもみくりが池温泉は対応している
・立山駅に下りてからあとにも日帰り入浴施設はある。立山駅から比較的近いところにもある
・立山駅からほど近い「グリーンビュー立山」では日帰り入浴が出来る。入場14時30分まで。大人1,000円
・その他には、「ホテル森の風立山」(旧厚生年金、旧グランドサンピア)では日帰り入浴可能。入場17時まで。大人900円。ほかにも条件があるのでホームページで確認を
・折立への道中には亀谷温泉「白樺の湯」がある。主に週末営業、入場18時45分まで。大人470円。ただし、今年は短縮営業中とのこと

●周辺観光
○室堂小屋
・室堂は、立山信仰登山の時代からの拠点。現在の室堂山荘の脇には、“現存する最古の山小屋”室堂小屋が残されている。南室は1771年、北室は1726年、当時の加賀藩によって改修されたもので、部材の多くに当時のものが残されていたことが、解体修理によって判明している。また、礎石などから、それ以前からこの地には小屋があったことがわかっている。国の重要文化財に指定されている

●山小屋
○雷鳥荘
・そもそも山小屋の分類ではないかもしれない。温泉宿の風情
・温泉入浴可、部屋は寄せ集めも二段ベッドながら個別
・朝食6時、昼弁もその頃に貰える。早出の場合には朝食弁当は前日にいただけるが、その場合昼弁は貰うことができない

○スゴ乗越小屋
・小さな年季の入った小屋ながら、清潔感のある小屋。奥地だが食事も火の通ったものがいろいろ出る
・乾燥室がありストーブも設置されているため、衣類はすぐに乾いた
・部屋は二段床で部屋の両側にそれがある。各床8人、計32名分はある
・今回は12名/泊だったので、ゆったりと過ごすことができた
・水は1km以上引いてきているとのこと。おかげなのか販売水も安価で1リットル100円
(いずれの記述も2023.09現在)
ここから地鉄電車で山へと向かいます
【富山駅にて】
2023年09月16日 07:38撮影 by  ,
9/16 7:38
ここから地鉄電車で山へと向かいます
【富山駅にて】
地鉄電車。左は元東急、右は地鉄オリジナル。乗り慣れた電車です
【富山駅にて】
2023年09月16日 09:12撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/16 9:12
地鉄電車。左は元東急、右は地鉄オリジナル。乗り慣れた電車です
【富山駅にて】
ケーブルカーに乗り換えです
【立山駅にて】
2023年09月16日 10:20撮影 by  ,
9/16 10:20
ケーブルカーに乗り換えです
【立山駅にて】
ケーブルカー。美女平へと登っていきます
【立山駅にて】
2023年09月16日 10:35撮影 by  ,
9/16 10:35
ケーブルカー。美女平へと登っていきます
【立山駅にて】
次は高原バス。途中、称名滝を見ることのできる滝見台で停まってくれます
【美女平〜室堂】
2023年09月16日 11:04撮影 by  ,
9/16 11:04
次は高原バス。途中、称名滝を見ることのできる滝見台で停まってくれます
【美女平〜室堂】
さぁ、室堂に到着しました
【室堂ターミナルにて】
2023年09月16日 11:38撮影 by  ,
9/16 11:38
さぁ、室堂に到着しました
【室堂ターミナルにて】
雲が低く、山頂部が見えていません。そんな中を出発。
今日は明日に向けての足慣らしのようなものです
【室堂ターミナルにて】
2023年09月16日 12:05撮影 by  ,
9/16 12:05
雲が低く、山頂部が見えていません。そんな中を出発。
今日は明日に向けての足慣らしのようなものです
【室堂ターミナルにて】
ヤマハハコ
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:05撮影 by  ,
9/16 12:05
ヤマハハコ
【室堂ターミナル〜浄土山】
アキノキリンソウ
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:07撮影 by  ,
9/16 12:07
アキノキリンソウ
【室堂ターミナル〜浄土山】
氷河地形の一つ羊背岩です
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:08撮影 by  ,
9/16 12:08
氷河地形の一つ羊背岩です
【室堂ターミナル〜浄土山】
室堂山荘前を右に直角に曲がり、浄土山へと向かいます
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:12撮影 by  ,
9/16 12:12
室堂山荘前を右に直角に曲がり、浄土山へと向かいます
【室堂ターミナル〜浄土山】
アザミ
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:18撮影 by  ,
9/16 12:18
アザミ
【室堂ターミナル〜浄土山】
オトギリソウ
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:26撮影 by  ,
9/16 12:26
オトギリソウ
【室堂ターミナル〜浄土山】
ナナカマド
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:26撮影 by  ,
9/16 12:26
ナナカマド
【室堂ターミナル〜浄土山】
まず室堂山展望台に立ち寄りました。ガスに囲まれ、残念ながらカルデラを見下ろすことはできません
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:45撮影 by  ,
9/16 12:45
まず室堂山展望台に立ち寄りました。ガスに囲まれ、残念ながらカルデラを見下ろすことはできません
【室堂ターミナル〜浄土山】
浄土山への分岐点に戻りました
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:50撮影 by  ,
9/16 12:50
浄土山への分岐点に戻りました
【室堂ターミナル〜浄土山】
途中からは礫斜面の急登になります。北アルプスに来たなぁと感じる瞬間です
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 12:56撮影 by  ,
9/16 12:56
途中からは礫斜面の急登になります。北アルプスに来たなぁと感じる瞬間です
【室堂ターミナル〜浄土山】
これはイワヒバリ。雷鳥とは異なりちゃんと飛ぶはずですが、不思議なことにも、暫くちょこちょこ歩いて道案内をしてくれました
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 13:07撮影 by  ,
1
9/16 13:07
これはイワヒバリ。雷鳥とは異なりちゃんと飛ぶはずですが、不思議なことにも、暫くちょこちょこ歩いて道案内をしてくれました
【室堂ターミナル〜浄土山】
軍人霊碑の手前の分岐点にて。碑に立ち寄ります
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 13:15撮影 by  ,
9/16 13:15
軍人霊碑の手前の分岐点にて。碑に立ち寄ります
【室堂ターミナル〜浄土山】
軍人霊人のこと
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 13:20撮影 by  ,
9/16 13:20
軍人霊人のこと
【室堂ターミナル〜浄土山】
霊碑の前庭には、なんと6羽もの雷鳥が集っていました!!
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 13:22撮影 by  ,
9/16 13:22
霊碑の前庭には、なんと6羽もの雷鳥が集っていました!!
【室堂ターミナル〜浄土山】
戻って浄土山へ。山頂すぐ手前には、今度は3羽。やはり天候が悪いことの証でしょうか
【室堂ターミナル〜浄土山】
2023年09月16日 13:26撮影 by  ,
9/16 13:26
戻って浄土山へ。山頂すぐ手前には、今度は3羽。やはり天候が悪いことの証でしょうか
【室堂ターミナル〜浄土山】
浄土山頂には明確な標記がありません。このケルンと石版への手書きのみ
【浄土山山頂にて】
2023年09月16日 13:30撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/16 13:30
浄土山頂には明確な標記がありません。このケルンと石版への手書きのみ
【浄土山山頂にて】
イワツメクサ
【浄土山〜龍王岳】
2023年09月16日 13:33撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/16 13:33
イワツメクサ
【浄土山〜龍王岳】
立山〜薬師岳の主稜線へと向かいます。ガスの濃い中鞍部を過ぎます
【浄土山〜龍王岳】
2023年09月16日 13:34撮影 by  ,
9/16 13:34
立山〜薬師岳の主稜線へと向かいます。ガスの濃い中鞍部を過ぎます
【浄土山〜龍王岳】
シラタマノキ
【浄土山〜龍王岳】
2023年09月16日 13:35撮影 by  ,
9/16 13:35
シラタマノキ
【浄土山〜龍王岳】
主稜線との合流点にある富山大学立山研究所。我々は入ることができません
【浄土山〜龍王岳】
2023年09月16日 13:39撮影 by  ,
9/16 13:39
主稜線との合流点にある富山大学立山研究所。我々は入ることができません
【浄土山〜龍王岳】
分岐点の道標。
龍王岳まで足を延ばします。その代わりに明日の行程では立ち寄らないつもりです
【浄土山〜龍王岳】
2023年09月16日 13:40撮影 by  ,
9/16 13:40
分岐点の道標。
龍王岳まで足を延ばします。その代わりに明日の行程では立ち寄らないつもりです
【浄土山〜龍王岳】
主稜線をわずかに外れて山頂部に登りました
【龍王岳山頂にて】
2023年09月16日 13:51撮影 by  ,
9/16 13:51
主稜線をわずかに外れて山頂部に登りました
【龍王岳山頂にて】
”社”とあります。山頂部は自然石の社という意味でしょうか
【龍王岳山頂にて】
2023年09月16日 13:55撮影 by  ,
9/16 13:55
”社”とあります。山頂部は自然石の社という意味でしょうか
【龍王岳山頂にて】
分岐点に引き返し、一ノ越を目指します。周回することにより、明日はどちらのコースを選ぶか決めるつもりです
【龍王岳〜一ノ越】
2023年09月16日 14:17撮影 by  ,
9/16 14:17
分岐点に引き返し、一ノ越を目指します。周回することにより、明日はどちらのコースを選ぶか決めるつもりです
【龍王岳〜一ノ越】
一瞬ですが、立山の雄山が顔を見せてくれました。その先の大汝山が百名山登頂第一号です
【龍王岳〜一ノ越】
2023年09月16日 14:24撮影 by  ,
9/16 14:24
一瞬ですが、立山の雄山が顔を見せてくれました。その先の大汝山が百名山登頂第一号です
【龍王岳〜一ノ越】
北葛〜七倉〜船窪〜不動といった先月歩いた稜線が一瞬顔を見せてくれました。こんな風に見えていたから行きたかったのです
【龍王岳〜一ノ越】
2023年09月16日 14:30撮影 by  ,
9/16 14:30
北葛〜七倉〜船窪〜不動といった先月歩いた稜線が一瞬顔を見せてくれました。こんな風に見えていたから行きたかったのです
【龍王岳〜一ノ越】
一ノ越山荘が見えてきました。ここから雄山を経て大汝山まで初めて登ったのは46年も前のことです
【一ノ越にて】
2023年09月16日 14:31撮影 by  ,
9/16 14:31
一ノ越山荘が見えてきました。ここから雄山を経て大汝山まで初めて登ったのは46年も前のことです
【一ノ越にて】
みくりが池。ガスが濃くて池すら見えません
【一ノ越〜雷鳥荘】
2023年09月16日 15:10撮影 by  ,
9/16 15:10
みくりが池。ガスが濃くて池すら見えません
【一ノ越〜雷鳥荘】
これは血の池です。過ぎると、雷鳥荘に到着します
【一ノ越〜雷鳥荘】
2023年09月16日 15:17撮影 by  ,
9/16 15:17
これは血の池です。過ぎると、雷鳥荘に到着します
【一ノ越〜雷鳥荘】
9/17の朝です。
早朝日の出を伺いますが、朝食行列のタイムリミット。一旦引き上げます
【雷鳥荘前にて】
2023年09月17日 05:25撮影 by  ,
1
9/17 5:25
9/17の朝です。
早朝日の出を伺いますが、朝食行列のタイムリミット。一旦引き上げます
【雷鳥荘前にて】
宿泊した雷鳥荘。もう何度目でしょうか。温泉が気持ちよい宿です。
さぁ、いよいよ薬師岳への長い縦走の開始です
【雷鳥荘前にて】
2023年09月17日 05:26撮影 by  ,
9/17 5:26
宿泊した雷鳥荘。もう何度目でしょうか。温泉が気持ちよい宿です。
さぁ、いよいよ薬師岳への長い縦走の開始です
【雷鳥荘前にて】
これから辿る遊歩道の先には青空に映える人影があります
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 06:41撮影 by  ,
9/17 6:41
これから辿る遊歩道の先には青空に映える人影があります
【雷鳥荘〜一ノ越】
雷鳥荘を出たところの遊歩道と浄土山。今日はしっかりと見えています
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 06:43撮影 by  ,
9/17 6:43
雷鳥荘を出たところの遊歩道と浄土山。今日はしっかりと見えています
【雷鳥荘〜一ノ越】
振り返って撮影)
先ほどの人影の位置より宿を振り返ります。
いってきます!
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 06:49撮影 by  ,
9/17 6:49
振り返って撮影)
先ほどの人影の位置より宿を振り返ります。
いってきます!
【雷鳥荘〜一ノ越】
エンマ台から地獄谷と大日連山を見ます
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 06:52撮影 by  ,
9/17 6:52
エンマ台から地獄谷と大日連山を見ます
【雷鳥荘〜一ノ越】
室堂山荘の隣に建つ、重文「室堂小屋」。
江戸期のものです。近年まで現役でしたが、今は文化財として管理されています
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 07:04撮影 by  ,
9/17 7:04
室堂山荘の隣に建つ、重文「室堂小屋」。
江戸期のものです。近年まで現役でしたが、今は文化財として管理されています
【雷鳥荘〜一ノ越】
その付近から見る、立山越しの日の出。
では、一ノ越を目指して進みます
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 07:08撮影 by  ,
9/17 7:08
その付近から見る、立山越しの日の出。
では、一ノ越を目指して進みます
【雷鳥荘〜一ノ越】
祓堂を過ぎます
【雷鳥荘〜一ノ越】
2023年09月17日 07:29撮影 by  ,
9/17 7:29
祓堂を過ぎます
【雷鳥荘〜一ノ越】
一ノ越に到着
【一ノ越にて】
2023年09月17日 07:41撮影 by  ,
9/17 7:41
一ノ越に到着
【一ノ越にて】
後立山連峰、さらには表銀座方面が立ち並びます
前列左からは不動、南沢、烏帽子、野口五郎、黒、赤牛。
後列は餓鬼、唐沢、飛んで常念、更に飛んで槍穂高、また飛んで笠
【一ノ越にて】
2023年09月17日 07:41撮影 by  ,
9/17 7:41
後立山連峰、さらには表銀座方面が立ち並びます
前列左からは不動、南沢、烏帽子、野口五郎、黒、赤牛。
後列は餓鬼、唐沢、飛んで常念、更に飛んで槍穂高、また飛んで笠
【一ノ越にて】
山荘越しに龍王岳を見ます。登ってから見直すと荒々しさを意識します
【一ノ越にて】
2023年09月17日 07:41撮影 by  ,
9/17 7:41
山荘越しに龍王岳を見ます。登ってから見直すと荒々しさを意識します
【一ノ越にて】
室堂平越しに大日岳。右には雷鳥荘、左には室堂ターミナルがはっきり見て取れます
【一ノ越にて】
2023年09月17日 07:42撮影 by  ,
9/17 7:42
室堂平越しに大日岳。右には雷鳥荘、左には室堂ターミナルがはっきり見て取れます
【一ノ越にて】
いよいよ縦走路へと出発します。
振り返って、立山・雄山を見ます。
立山・大汝山が百名山の一番目でした。46年前のことです
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 07:46撮影 by  ,
9/17 7:46
いよいよ縦走路へと出発します。
振り返って、立山・雄山を見ます。
立山・大汝山が百名山の一番目でした。46年前のことです
【一ノ越〜龍王岳直下】
後立山の並びを改めて。左手に北葛岳も見えてきました
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 07:46撮影 by  ,
9/17 7:46
後立山の並びを改めて。左手に北葛岳も見えてきました
【一ノ越〜龍王岳直下】
緩い登りと思いつつ進みますが、一部にはこんな岩塊の登りもあります
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 07:48撮影 by  ,
9/17 7:48
緩い登りと思いつつ進みますが、一部にはこんな岩塊の登りもあります
【一ノ越〜龍王岳直下】
もう一度立山方面を振り返ります。劔もいよいよ顔を見せました
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 07:55撮影 by  ,
1
9/17 7:55
もう一度立山方面を振り返ります。劔もいよいよ顔を見せました
【一ノ越〜龍王岳直下】
龍王岳が近づきます。山頂でポーズを取る人影が見えます
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 08:04撮影 by  ,
9/17 8:04
龍王岳が近づきます。山頂でポーズを取る人影が見えます
【一ノ越〜龍王岳直下】
浄土山との分岐点を過ぎ龍王岳の手前に来ると、先の視界が開けます。奥黒部のスーパービューです
目指す薬師岳がついに現れました。
五色ヶ原も、実は初めて向かうことになります
【一ノ越〜龍王岳直下】
2023年09月17日 08:09撮影
9/17 8:09
浄土山との分岐点を過ぎ龍王岳の手前に来ると、先の視界が開けます。奥黒部のスーパービューです
目指す薬師岳がついに現れました。
五色ヶ原も、実は初めて向かうことになります
【一ノ越〜龍王岳直下】
昨日の踏み跡よりも先へ。ここにだけローマ字標記がありました
【龍王岳直下にて】
2023年09月17日 08:12撮影 by  ,
9/17 8:12
昨日の踏み跡よりも先へ。ここにだけローマ字標記がありました
【龍王岳直下にて】
次の鬼岳が眼前に見えてきます。鬼さんは東側を巻いて進みます
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:21撮影 by  ,
9/17 8:21
次の鬼岳が眼前に見えてきます。鬼さんは東側を巻いて進みます
【龍王岳〜獅子岳】
直下まで来て鬼岳を見上げます。おどろおどろしい針山のよう【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:29撮影 by  ,
1
9/17 8:29
直下まで来て鬼岳を見上げます。おどろおどろしい針山のよう【龍王岳〜獅子岳】
東面を通過する際、最高地点に標示があります
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:38撮影 by  ,
9/17 8:38
東面を通過する際、最高地点に標示があります
【龍王岳〜獅子岳】
振り返って撮影)
龍王岳。この山も岩こごしい山です
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:38撮影 by  ,
9/17 8:38
振り返って撮影)
龍王岳。この山も岩こごしい山です
【龍王岳〜獅子岳】
また後立山を。前回縦走したフルキャストが揃いました
針ノ木、スバリが左端に見えます。蓮華岳は針ノ木の後です
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:39撮影 by  ,
9/17 8:39
また後立山を。前回縦走したフルキャストが揃いました
針ノ木、スバリが左端に見えます。蓮華岳は針ノ木の後です
【龍王岳〜獅子岳】
鬼岳東面を回り込むと獅子岳が現れます
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:49撮影 by  ,
9/17 8:49
鬼岳東面を回り込むと獅子岳が現れます
【龍王岳〜獅子岳】
ゴマナですかね
【龍王岳〜獅子岳】
2023年09月17日 08:56撮影 by  ,
9/17 8:56
ゴマナですかね
【龍王岳〜獅子岳】
獅子岳山頂に到着
【獅子岳山頂にて】
2023年09月17日 09:15撮影 by  ,
9/17 9:15
獅子岳山頂に到着
【獅子岳山頂にて】
躍動感のある龍王と立山の並び
【獅子岳山頂にて】
2023年09月17日 09:17撮影 by  ,
9/17 9:17
躍動感のある龍王と立山の並び
【獅子岳山頂にて】
また後立山を。
左端には五竜、鹿島槍も登場しました
【獅子岳山頂にて】
2023年09月17日 09:17撮影 by  ,
9/17 9:17
また後立山を。
左端には五竜、鹿島槍も登場しました
【獅子岳山頂にて】
ここで鎖場が出てきます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 09:31撮影 by  ,
9/17 9:31
ここで鎖場が出てきます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
そしてザラ峠から五色ヶ原にかけて。右には立山カルデラのカルデラ縁が切れ落ちていることがよく分かります。
五色ヶ原とはなんと対照的な光景か
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 09:43撮影 by  ,
9/17 9:43
そしてザラ峠から五色ヶ原にかけて。右には立山カルデラのカルデラ縁が切れ落ちていることがよく分かります。
五色ヶ原とはなんと対照的な光景か
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
ザラ峠への道は急下降路。また鎖場です
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 09:47撮影 by  ,
9/17 9:47
ザラ峠への道は急下降路。また鎖場です
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
イワギキョウ
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:03撮影 by  ,
9/17 10:03
イワギキョウ
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
ザラ峠に到着です。佐々成政の冬のザラ峠越えで知られています
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:07撮影 by  ,
9/17 10:07
ザラ峠に到着です。佐々成政の冬のザラ峠越えで知られています
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
振り返って撮影)
獅子岳と獅子岳からの急下降路を見ます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:07撮影 by  ,
9/17 10:07
振り返って撮影)
獅子岳と獅子岳からの急下降路を見ます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
カルデラ縁の弥陀ヶ原方面を見ます。あちらも同様に切れ落ちています。松尾峠からはこちらを鑑賞することができます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:07撮影 by  ,
9/17 10:07
カルデラ縁の弥陀ヶ原方面を見ます。あちらも同様に切れ落ちています。松尾峠からはこちらを鑑賞することができます
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
カルデラの縁をまざまざと。
まず登れなさそうです
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:13撮影 by  ,
9/17 10:13
カルデラの縁をまざまざと。
まず登れなさそうです
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
五色ヶ原へとたどりつき、木道が始まりました
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:25撮影 by  ,
9/17 10:25
五色ヶ原へとたどりつき、木道が始まりました
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
キャンプ場・黒部湖方面への道の分岐点
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:30撮影 by  ,
9/17 10:30
キャンプ場・黒部湖方面への道の分岐点
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
山荘を目指していると、激励の書き込みが
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:30撮影 by  ,
9/17 10:30
山荘を目指していると、激励の書き込みが
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
そして五色ヶ原山荘。草原の中に佇んでいます。
背後は鳶山方面
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
2023年09月17日 10:38撮影 by  ,
9/17 10:38
そして五色ヶ原山荘。草原の中に佇んでいます。
背後は鳶山方面
【獅子岳〜五色ヶ原山荘】
山荘前で昼食休憩とします。
スゴ乗越に電話を入れることができました
【五色ヶ原山荘にて】
2023年09月17日 11:12撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/17 11:12
山荘前で昼食休憩とします。
スゴ乗越に電話を入れることができました
【五色ヶ原山荘にて】
山荘前を出発。龍王、立山、獅子たちがストレートに見えるのはこの先までです
【五色ヶ原山荘にて】
2023年09月17日 11:23撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/17 11:23
山荘前を出発。龍王、立山、獅子たちがストレートに見えるのはこの先までです
【五色ヶ原山荘にて】
鳶山へ
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
2023年09月17日 11:24撮影 by  ,
9/17 11:24
鳶山へ
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
中腹で振り返ります
改めて、立山方面と五色ヶ原
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
2023年09月17日 11:34撮影 by  ,
9/17 11:34
中腹で振り返ります
改めて、立山方面と五色ヶ原
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
鷲岳です。山頂を経由していません。登ることはできるようです
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
2023年09月17日 11:37撮影 by  ,
9/17 11:37
鷲岳です。山頂を経由していません。登ることはできるようです
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
立山近辺のガスがはっきりとしてきました
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
2023年09月17日 11:50撮影 by  ,
9/17 11:50
立山近辺のガスがはっきりとしてきました
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
五色ヶ原の池塘と針ノ木、スバリ
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
2023年09月17日 11:50撮影 by  ,
9/17 11:50
五色ヶ原の池塘と針ノ木、スバリ
【五色ヶ原山荘〜鳶山】
先を見ます。次の越中沢岳までの稜線を目で追うことができます。薬師岳はガスに隠れてしまいました
【鳶山山頂にて】
2023年09月17日 11:59撮影 by  ,
9/17 11:59
先を見ます。次の越中沢岳までの稜線を目で追うことができます。薬師岳はガスに隠れてしまいました
【鳶山山頂にて】
越中沢乗越付近
【鳶山〜越中沢岳】
2023年09月17日 12:30撮影 by  ,
9/17 12:30
越中沢乗越付近
【鳶山〜越中沢岳】
越中沢岳もガス模様に。岩斜面の道を見失いやすいところなのになぁ
【鳶山〜越中沢岳】
2023年09月17日 12:57撮影 by  ,
9/17 12:57
越中沢岳もガス模様に。岩斜面の道を見失いやすいところなのになぁ
【鳶山〜越中沢岳】
越中沢岳に到着。これも大きな山です。
ここからの下りも険しい道です
【越中沢岳山頂にて】
2023年09月17日 13:33撮影 by  ,
9/17 13:33
越中沢岳に到着。これも大きな山です。
ここからの下りも険しい道です
【越中沢岳山頂にて】
そちらへと進みます。まずは風化地のロープ
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 13:45撮影 by  ,
9/17 13:45
そちらへと進みます。まずは風化地のロープ
【越中沢岳〜スゴ乗越】
イワカガミを発見!
よくぞ咲き残っていてくれた
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 13:52撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
1
9/17 13:52
イワカガミを発見!
よくぞ咲き残っていてくれた
【越中沢岳〜スゴ乗越】
岩組みの登り返し。
こんな礫斜面、岩塊斜面を急下降、時には急な登り返しを続けます
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 13:57撮影 by  ,
9/17 13:57
岩組みの登り返し。
こんな礫斜面、岩塊斜面を急下降、時には急な登り返しを続けます
【越中沢岳〜スゴ乗越】
崩壊沢筋と登山道が紛らわしく交わります。登山道は、右から右へ。交差はしません
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 14:11撮影 by  ,
9/17 14:11
崩壊沢筋と登山道が紛らわしく交わります。登山道は、右から右へ。交差はしません
【越中沢岳〜スゴ乗越】
越中沢とスゴの頭の鞍部に到着しました。
無機質な標示が建っています
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 14:16撮影 by  ,
9/17 14:16
越中沢とスゴの頭の鞍部に到着しました。
無機質な標示が建っています
【越中沢岳〜スゴ乗越】
登り返してスゴの頭の肩に出ました。
山頂部へは、植生保護のため立入禁止となっています
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 14:48撮影 by  ,
9/17 14:48
登り返してスゴの頭の肩に出ました。
山頂部へは、植生保護のため立入禁止となっています
【越中沢岳〜スゴ乗越】
ここからスゴ乗越への下りも岩石斜面の急下降です
【越中沢岳〜スゴ乗越】
2023年09月17日 14:53撮影 by  ,
9/17 14:53
ここからスゴ乗越への下りも岩石斜面の急下降です
【越中沢岳〜スゴ乗越】
ついにスゴ乗越に到着。
あとは小屋へと登り返すだけです
【スゴ乗越にて】
2023年09月17日 15:19撮影 by  ,
9/17 15:19
ついにスゴ乗越に到着。
あとは小屋へと登り返すだけです
【スゴ乗越にて】
標高も下がっていますから、この前後では樹林の中も歩きます
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 15:20撮影 by  ,
9/17 15:20
標高も下がっていますから、この前後では樹林の中も歩きます
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
振り返って撮影)
越中沢岳です
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 15:37撮影 by  ,
9/17 15:37
振り返って撮影)
越中沢岳です
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
薬師岳方面は相変わらずガスの中ですが、小屋が見え隠れしています
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 15:44撮影 by  ,
9/17 15:44
薬師岳方面は相変わらずガスの中ですが、小屋が見え隠れしています
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
対岸の赤牛岳。これまた巨体であることがよく分かります
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 15:50撮影 by  ,
9/17 15:50
対岸の赤牛岳。これまた巨体であることがよく分かります
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
ザレた一帯には整備の手が入っています
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 15:58撮影 by  ,
9/17 15:58
ザレた一帯には整備の手が入っています
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
オヤマリンドウ
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 16:06撮影 by  ,
9/17 16:06
オヤマリンドウ
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
まずキャンプ場が現れました。いよいよ小屋は目と鼻の先のはずです
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
2023年09月17日 16:10撮影 by  ,
9/17 16:10
まずキャンプ場が現れました。いよいよ小屋は目と鼻の先のはずです
【スゴ乗越〜スゴ乗越小屋】
ついに桃源郷の小屋、スゴ乗越小屋に到着しました
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月17日 16:13撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/17 16:13
ついに桃源郷の小屋、スゴ乗越小屋に到着しました
【スゴ乗越小屋にて】
いやはや、小屋の中にも鎖場がありました
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月18日 05:52撮影 by  ,
9/18 5:52
いやはや、小屋の中にも鎖場がありました
【スゴ乗越小屋にて】
登頂の日の夜明けです。
船窪付近から陽が出てきました
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月18日 05:41撮影 by  ,
9/18 5:41
登頂の日の夜明けです。
船窪付近から陽が出てきました
【スゴ乗越小屋にて】
朝日に照らされたスゴ乗越小屋。前庭にはベンチもあることが分かります
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月18日 06:05撮影 by  ,
9/18 6:05
朝日に照らされたスゴ乗越小屋。前庭にはベンチもあることが分かります
【スゴ乗越小屋にて】
赤牛の上のガスが気になります。
どこまで降りて来るのか
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月18日 06:00撮影 by  ,
9/18 6:00
赤牛の上のガスが気になります。
どこまで降りて来るのか
【スゴ乗越小屋にて】
小屋前の標示に従い、薬師岳へと出発します
【スゴ乗越小屋にて】
2023年09月18日 06:05撮影 by  ,
9/18 6:05
小屋前の標示に従い、薬師岳へと出発します
【スゴ乗越小屋にて】
まずは間山を見ながら進みます
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:07撮影 by  ,
9/18 6:07
まずは間山を見ながら進みます
【スゴ乗越小屋〜間山】
岩屑の道もあります。緩く登っていきます
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:24撮影 by  ,
9/18 6:24
岩屑の道もあります。緩く登っていきます
【スゴ乗越小屋〜間山】
葉を見ると、オオカサモチでしょうか
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:31撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/18 6:31
葉を見ると、オオカサモチでしょうか
【スゴ乗越小屋〜間山】
振り返って撮影)
昨日のルートが見えています。
右側より、スゴの頭、越中沢岳、鷲岳、鳶山。奥の獅子岳から先の山々にはガスがかかっています
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:38撮影 by  ,
9/18 6:38
振り返って撮影)
昨日のルートが見えています。
右側より、スゴの頭、越中沢岳、鷲岳、鳶山。奥の獅子岳から先の山々にはガスがかかっています
【スゴ乗越小屋〜間山】
間山を見ています。
ゆっくりと高度を上げていきます
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:38撮影 by  ,
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間山を見ています。
ゆっくりと高度を上げていきます
【スゴ乗越小屋〜間山】
ゴゼンタチバナ
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:40撮影 by  ,
9/18 6:40
ゴゼンタチバナ
【スゴ乗越小屋〜間山】
間山の山頂下には池があります。
傾いた標示がこの辺りの気象の厳しさを伺わせます
【スゴ乗越小屋〜間山】
2023年09月18日 06:43撮影 by  ,
9/18 6:43
間山の山頂下には池があります。
傾いた標示がこの辺りの気象の厳しさを伺わせます
【スゴ乗越小屋〜間山】
間山に到着。山というより、北薬師岳の肩のようなところ。
眼前には北薬師岳。こちらも東部にはガスがかかります
【間山山頂にて】
2023年09月18日 06:56撮影 by  ,
9/18 6:56
間山に到着。山というより、北薬師岳の肩のようなところ。
眼前には北薬師岳。こちらも東部にはガスがかかります
【間山山頂にて】
間山山頂にも池があります
【間山山頂にて】
2023年09月18日 06:59撮影 by  ,
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間山山頂にも池があります
【間山山頂にて】
稜線下の風化地を進み、北薬師本体に取り付きます
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:04撮影 by  ,
9/18 7:04
稜線下の風化地を進み、北薬師本体に取り付きます
【間山〜北薬師岳】
ふと西側(右側)を見ると鍬崎山。これも見えたのは一瞬でした
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:21撮影 by  ,
9/18 7:21
ふと西側(右側)を見ると鍬崎山。これも見えたのは一瞬でした
【間山〜北薬師岳】
二重山稜が現れました
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:26撮影 by  ,
9/18 7:26
二重山稜が現れました
【間山〜北薬師岳】
二重山稜の間に進み、左手の尾根へと遷移していきます
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:28撮影 by  ,
9/18 7:28
二重山稜の間に進み、左手の尾根へと遷移していきます
【間山〜北薬師岳】
振り返って撮影)
間山山頂からも緩急を繰り返しながらもおおらかな稜線を来たことがわかります
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:34撮影 by  ,
9/18 7:34
振り返って撮影)
間山山頂からも緩急を繰り返しながらもおおらかな稜線を来たことがわかります
【間山〜北薬師岳】
ガスの中、行く手に礫斜面が現れます。いよいよ頂稜部にかかります【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:42撮影 by  ,
9/18 7:42
ガスの中、行く手に礫斜面が現れます。いよいよ頂稜部にかかります【間山〜北薬師岳】
なんと、チングルマの咲き残りがいました!
お久しぶりです
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:43撮影 by  ,
1
9/18 7:43
なんと、チングルマの咲き残りがいました!
お久しぶりです
【間山〜北薬師岳】
こういった地帯を歩くと、北アルプスを強く感じます。
氷河を感じさせる礫を踏みしめ、軋り音を聞きながら登ります
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:47撮影 by  ,
9/18 7:47
こういった地帯を歩くと、北アルプスを強く感じます。
氷河を感じさせる礫を踏みしめ、軋り音を聞きながら登ります
【間山〜北薬師岳】
西面には有峰湖が見えました。あの辺りまで降りることになります。
湖はずいぶん水量が少ないようです
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 07:50撮影 by  ,
9/18 7:50
西面には有峰湖が見えました。あの辺りまで降りることになります。
湖はずいぶん水量が少ないようです
【間山〜北薬師岳】
東面がガスっていますが、稜線のラインからだけでも非対称山稜であることが推し量れます
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 08:00撮影 by  ,
9/18 8:00
東面がガスっていますが、稜線のラインからだけでも非対称山稜であることが推し量れます
【間山〜北薬師岳】
コケモモの花跡ではないかと思います
【間山〜北薬師岳】
2023年09月18日 08:06撮影 by  ,
9/18 8:06
コケモモの花跡ではないかと思います
【間山〜北薬師岳】
山頂部も長い山です。頂稜を伝って標示を目指していきます
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:11撮影 by  ,
9/18 8:11
山頂部も長い山です。頂稜を伝って標示を目指していきます
【北薬師岳山頂にて】
ついに北薬師岳に到着しました。目指す薬師岳はあと一息です
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:15撮影 by  ,
9/18 8:15
ついに北薬師岳に到着しました。目指す薬師岳はあと一息です
【北薬師岳山頂にて】
振り返って撮影)
来た稜線は、結構ギザギザです
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:17撮影 by  ,
9/18 8:17
振り返って撮影)
来た稜線は、結構ギザギザです
【北薬師岳山頂にて】
先が少々姿を見せました。
岩稜が続くようです
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:27撮影 by  ,
9/18 8:27
先が少々姿を見せました。
岩稜が続くようです
【北薬師岳山頂にて】
そして薬師岳もうっすらとではありますが見えてきました。このまま一旦ガスが上がるといいのですが
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:29撮影 by  ,
9/18 8:29
そして薬師岳もうっすらとではありますが見えてきました。このまま一旦ガスが上がるといいのですが
【北薬師岳山頂にて】
と思っていたら、出発しようというのに、今までで一番濃い状態になってしまいました
【北薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 08:48撮影 by  ,
9/18 8:48
と思っていたら、出発しようというのに、今までで一番濃い状態になってしまいました
【北薬師岳山頂にて】
慎重に岩稜を進みます。ほんとうのサミットではなく、どちらかの斜面に少々降りた辺りを進みます。
ここは西斜面ですが、専らは東斜面でした
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:00撮影 by  ,
9/18 9:00
慎重に岩稜を進みます。ほんとうのサミットではなく、どちらかの斜面に少々降りた辺りを進みます。
ここは西斜面ですが、専らは東斜面でした
【北薬師岳〜薬師岳】
東斜面側を進んでいます。まだ薬師山頂にはガスがあります。
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:05撮影 by  ,
9/18 9:05
東斜面側を進んでいます。まだ薬師山頂にはガスがあります。
【北薬師岳〜薬師岳】
結構アスレチックな山稜を越えていきます
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:06撮影 by  ,
9/18 9:06
結構アスレチックな山稜を越えていきます
【北薬師岳〜薬師岳】
振り返ると,北薬師岳がはっきりしてきました
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:12撮影 by  ,
9/18 9:12
振り返ると,北薬師岳がはっきりしてきました
【北薬師岳〜薬師岳】
ガスが薄くなりましたが、薬師山頂はまだ明瞭には見えません。
いっぽう、美しい薬師の圏谷はよく見えるようになってきました。
下にはS字モレーンも見えています
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:12撮影 by  ,
9/18 9:12
ガスが薄くなりましたが、薬師山頂はまだ明瞭には見えません。
いっぽう、美しい薬師の圏谷はよく見えるようになってきました。
下にはS字モレーンも見えています
【北薬師岳〜薬師岳】
さぁ、いよいよ本峰に取り付きます
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:15撮影 by  ,
9/18 9:15
さぁ、いよいよ本峰に取り付きます
【北薬師岳〜薬師岳】
なんとガスが払われてきました。
なんたる僥倖
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:23撮影 by  ,
9/18 9:23
なんとガスが払われてきました。
なんたる僥倖
【北薬師岳〜薬師岳】
振り返れば、北薬師までもはっきりと見えます。
こうやって見ると、そんなに岩岩している風には感じません
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:25撮影 by  ,
9/18 9:25
振り返れば、北薬師までもはっきりと見えます。
こうやって見ると、そんなに岩岩している風には感じません
【北薬師岳〜薬師岳】
ついに山頂部に到着
【北薬師岳〜薬師岳】
2023年09月18日 09:30撮影 by  ,
9/18 9:30
ついに山頂部に到着
【北薬師岳〜薬師岳】
山頂の祠を回り込み、正面からの登頂を目指します
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:31撮影 by  ,
9/18 9:31
山頂の祠を回り込み、正面からの登頂を目指します
【薬師岳山頂にて】
山名標もいったん横目で見て…
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:31撮影 by  ,
9/18 9:31
山名標もいったん横目で見て…
【薬師岳山頂にて】
正面から山頂の祠へ。
ちょうど折立から来た4人と合流しました。
お互い時間ピッタリでした
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:32撮影 by  ,
3
9/18 9:32
正面から山頂の祠へ。
ちょうど折立から来た4人と合流しました。
お互い時間ピッタリでした
【薬師岳山頂にて】
ついに登頂。
百名山全踏破達成です!
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:35撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
5
9/18 9:35
ついに登頂。
百名山全踏破達成です!
【薬師岳山頂にて】
折立からの4人とともに。
イベントメーカーだけあってN氏の凝った演出に感謝です
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:37撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
5
9/18 9:37
折立からの4人とともに。
イベントメーカーだけあってN氏の凝った演出に感謝です
【薬師岳山頂にて】
今度は山名標と
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:40撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
6
9/18 9:40
今度は山名標と
【薬師岳山頂にて】
今度はAさんプロデュースの祝杯。
紙コップには文字が。1文字分人数が足りなかったかな
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:54撮影 by  ,
9/18 9:54
今度はAさんプロデュースの祝杯。
紙コップには文字が。1文字分人数が足りなかったかな
【薬師岳山頂にて】
乾杯!
同行に段取りにと、みなさまありがとうございます!
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 09:56撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
3
9/18 9:56
乾杯!
同行に段取りにと、みなさまありがとうございます!
【薬師岳山頂にて】
名残も尽きませんが、下山へ
【薬師岳山頂にて】
2023年09月18日 10:36撮影 by  ,
9/18 10:36
名残も尽きませんが、下山へ
【薬師岳山頂にて】
北薬師岳までの天候が嘘のように、山頂部が明瞭に見えています。撮り忘れていましたが、山頂でも周囲はしっかりと見えました
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 10:46撮影 by  ,
9/18 10:46
北薬師岳までの天候が嘘のように、山頂部が明瞭に見えています。撮り忘れていましたが、山頂でも周囲はしっかりと見えました
【薬師岳〜太郎平】
避難小屋跡。ケルンは愛知大学遭難慰霊碑です
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 10:47撮影 by  ,
9/18 10:47
避難小屋跡。ケルンは愛知大学遭難慰霊碑です
【薬師岳〜太郎平】
薬師岳山荘を見ながら緩い礫斜面を下っていきます。
開放的です
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 10:51撮影 by  ,
9/18 10:51
薬師岳山荘を見ながら緩い礫斜面を下っていきます。
開放的です
【薬師岳〜太郎平】
薬師岳山荘に到着しました
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:05撮影 by  ,
9/18 11:05
薬師岳山荘に到着しました
【薬師岳〜太郎平】
振り返って撮影)
避難小屋跡まで開放感のある緩い稜線と判ります
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:06撮影 by  ,
9/18 11:06
振り返って撮影)
避難小屋跡まで開放感のある緩い稜線と判ります
【薬師岳〜太郎平】
山荘の脇には圏谷群のモニュメント。
氷河による自然地形”カール”が特別天然記念物となっているのはここだけです
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:07撮影 by  ,
9/18 11:07
山荘の脇には圏谷群のモニュメント。
氷河による自然地形”カール”が特別天然記念物となっているのはここだけです
【薬師岳〜太郎平】
太郎平を越えた太郎山や北ノ俣岳の方面を見ます。
頂稜はガスの中です
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:24撮影 by  ,
9/18 11:24
太郎平を越えた太郎山や北ノ俣岳の方面を見ます。
頂稜はガスの中です
【薬師岳〜太郎平】
下りが緩むと薬師平
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:30撮影 by  ,
9/18 11:30
下りが緩むと薬師平
【薬師岳〜太郎平】
広がりのある草原です
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:31撮影 by  ,
9/18 11:31
広がりのある草原です
【薬師岳〜太郎平】
チングルマ。風車になっています
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:36撮影 by  ,
9/18 11:36
チングルマ。風車になっています
【薬師岳〜太郎平】
さらに下って薬師峠。テン場でもあります。
鞍部ですから。小屋までは登り返しになります
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:52撮影 by  ,
9/18 11:52
さらに下って薬師峠。テン場でもあります。
鞍部ですから。小屋までは登り返しになります
【薬師岳〜太郎平】
標記はここも老朽化。地面に置いてあるだけまだいいのかも
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 11:53撮影 by  ,
9/18 11:53
標記はここも老朽化。地面に置いてあるだけまだいいのかも
【薬師岳〜太郎平】
笹原の登り返しを行きます
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 12:05撮影 by  ,
9/18 12:05
笹原の登り返しを行きます
【薬師岳〜太郎平】
太郎小屋のある平原に出ました。小屋越しに太郎山も見えています
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 12:11撮影 by  ,
9/18 12:11
太郎小屋のある平原に出ました。小屋越しに太郎山も見えています
【薬師岳〜太郎平】
振り返ります。
小屋辺りまでが見えていますが、薬師岳は再びガスの中に消えたようです
【薬師岳〜太郎平】
2023年09月18日 12:15撮影 by  ,
9/18 12:15
振り返ります。
小屋辺りまでが見えていますが、薬師岳は再びガスの中に消えたようです
【薬師岳〜太郎平】
要衝の山小屋「太郎平小屋」に到着。スゴもここと同系列のようです
【太郎平小屋前にて】
2023年09月18日 12:54撮影 by  ,
9/18 12:54
要衝の山小屋「太郎平小屋」に到着。スゴもここと同系列のようです
【太郎平小屋前にて】
太郎ラーメン。おにぎりはスゴ乗越小屋が持たせてくださった昼食
【太郎平小屋前にて】
2023年09月18日 12:29撮影 by  ,
1
9/18 12:29
太郎ラーメン。おにぎりはスゴ乗越小屋が持たせてくださった昼食
【太郎平小屋前にて】
振り返って撮影)
薬師岳方面を見ますが、山頂は右手のガスの中にいるため見えません
【太郎平小屋前にて】
2023年09月18日 12:36撮影 by  ,
9/18 12:36
振り返って撮影)
薬師岳方面を見ますが、山頂は右手のガスの中にいるため見えません
【太郎平小屋前にて】
雲の平方面。黒岳がかろうじて見えています
【太郎平小屋前にて】
2023年09月18日 12:50撮影 by  ,
9/18 12:50
雲の平方面。黒岳がかろうじて見えています
【太郎平小屋前にて】
記念撮影して、いよいよ折立へと最後の下降に出発します
【太郎平小屋前にて】
2023年09月18日 12:52撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
2
9/18 12:52
記念撮影して、いよいよ折立へと最後の下降に出発します
【太郎平小屋前にて】
ナナカマドと思います
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 12:56撮影 by  ,
1
9/18 12:56
ナナカマドと思います
【太郎平〜折立】
なかなか薬師岳山頂部は姿を見せません
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 13:04撮影 by  ,
9/18 13:04
なかなか薬師岳山頂部は姿を見せません
【太郎平〜折立】
折立への道。上部はよく整備された道が続きます
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 13:07撮影 by  ,
9/18 13:07
折立への道。上部はよく整備された道が続きます
【太郎平〜折立】
五光岩ベンチに到着。次へと進みます
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 13:21撮影 by  ,
9/18 13:21
五光岩ベンチに到着。次へと進みます
【太郎平〜折立】
この辺りはさらによく整備されています
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 13:36撮影 by  ,
9/18 13:36
この辺りはさらによく整備されています
【太郎平〜折立】
途中にもベンチがあります
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 13:39撮影 by  ,
9/18 13:39
途中にもベンチがあります
【太郎平〜折立】
通称「三角点ベンチ」にて
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 14:02撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
9/18 14:02
通称「三角点ベンチ」にて
【太郎平〜折立】
なんと一瞬だけ薬師岳が顔を覗かせました
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 14:07撮影 by  ,
9/18 14:07
なんと一瞬だけ薬師岳が顔を覗かせました
【太郎平〜折立】
下部では、山道らしい土の急坂を行きます
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 14:26撮影 by  ,
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下部では、山道らしい土の急坂を行きます
【太郎平〜折立】
旧あられちゃん展望台。残念ながらあられちゃんがないばかりか展望もあまりありません
【太郎平〜折立】
2023年09月18日 14:32撮影 by  ,
9/18 14:32
旧あられちゃん展望台。残念ながらあられちゃんがないばかりか展望もあまりありません
【太郎平〜折立】
登山口にある十三重の碑
【折立登山口にて】
2023年09月18日 15:05撮影 by  ,
9/18 15:05
登山口にある十三重の碑
【折立登山口にて】
ついに折立に到着。長い縦走でした。参加いただいた4人衆の皆さまありがとうございました
【折立登山口にて】
2023年09月18日 15:07撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
2
9/18 15:07
ついに折立に到着。長い縦走でした。参加いただいた4人衆の皆さまありがとうございました
【折立登山口にて】
登山口からまっすぐ進むとゲート。出ると下界です
【折立登山口にて】
2023年09月18日 15:14撮影 by  ,
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登山口からまっすぐ進むとゲート。出ると下界です
【折立登山口にて】
出たところには折立バス停があります
【折立登山口にて】
2023年09月18日 15:15撮影 by  ,
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出たところには折立バス停があります
【折立登山口にて】
目と鼻の先の駐車場へ。送っていただきます
【折立登山口にて】
2023年09月18日 15:15撮影 by  ,
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目と鼻の先の駐車場へ。送っていただきます
【折立登山口にて】
撮影機器:

装備

個人装備
GPS(1) 予備バッテリー(2) 虫除けジェル(1) 日焼け止め(1) 着替え(下着一式)(1) 小屋用服一式 タオル(2) 記録帳(1) カメラ(1) レンズ(1) 予備バッテリー(1) 予備カメラ(1) チェストベルト(1) ポーチ(1) 雨具(1) リュック雨具(1) 薬(1) 紐(1) 磁石(1) 携帯一式(1) 保険証(1) 予備眼鏡(1) 食料(1) 予備食 飴(1) 下山後の服一式(1)

感想

○はじまり
 薬師岳で百名山踏破になる。先月、後立山を歩き、いよいよ9月に計画しようと思い立った。あくまでも個人の満足ごとなので、山頂で一人達成をかみしめるのもいいものだが、なんとなく寂しくもある。
 会社内の登山愛好家Nさんに打診をしたところ、行きましょう、となった。Nさんとは山へ同行したことはないものの、会えば山行きのことを話題にしてきた。仕事の面でも大いにお世話になってきたNさんだが、今回は個人的な持ちかけにも拘わらず、段取り面で大いにお力をいただいた。
 それ以外にもこれまで山に同行した数人に声をかけたが、やはり三連休というスケジュールや直前の声かけが災いして、結果的に賛同いただける方がわずかだったことは残念だった。
 とはいえ、Nさんからの声かけもあって、計4人が折立から登って迎えてくれることとなった。当方は室堂出発で山頂からその4人に同行することとなる。
 久しぶりに賑やかな山行きになりそうで、ワクワクしながらその日を待った。

○9月15日、プレ移動日
 出張先の仕事を終え、岡山駅から山へと向かう。東海道新幹線の雨影響のために新幹線が止まっており、一瞬嫌な予感が走った。しかし予定外の列車が、切符を取っていた列車とほぼ同時刻に発車することとなったので、何はともあれそれに乗った。新大阪駅には増遅延したため、金沢行きサンダーバードへの乗り換えは3分しかなくなった。走って乗り換え、どうにか滑り込みセーフ。
 この先を不安に感じさせる出発となった。

○9月16日、室堂近辺での足慣らし
 今日の山行きは、足慣らしでもあり、明日からの縦走にあたり、その際に浄土や龍王の山頂に立ち寄る時間も惜しむために、今日のうちに周遊しようというものだ。
 室堂から山頂部がガスに覆われている浄土山へと向かう。まず現れる室堂山展望台は当然ながら展望など全くない。
 さっさと引き上げ浄土山へ。手前の軍人霊碑なるモニュメントに立ち寄る。人だかりがあるなと思い近づくと、なんと雷鳥が6羽も群れている。こんな集団はあまり見かけない。天候不良の中、登ってきた甲斐があった。
浄土からさらに縦走路へと進み、さらに龍王岳山頂を目指す。縦走路をやや外れ岩組みを登って山頂へ。あまり遠くの見晴らしはないものの、東方に延びる稜線にも登路らしきものがあるのが見える。
 戻って一ノ越へ。その途中から雄山の山頂が見え始める。その一方で、本気の雨雲を思わせる黒い塊が迫っている。一ノ越でも休憩せず、今晩の宿となる雷鳥荘めがけて一気に下降する。
 みくりが池温泉側を経由し宿へとたどり着く頃、雨が本格的になってきた。殆ど濡れることなく雷鳥荘の屋根の下へと飛び込むことができた。本格的なスタート前とはいえ、温泉のある宿でゆっくりできるのはありがたいことだ。

○9月17日、いざ出発。五色を経てスゴ乗越へ
 スゴ乗越小屋の予約時点では昨晩の雷鳥荘の予約がなく、室堂着始発バスからのスタートを考えていた。そのためもあって、スゴの小屋番さんからは、途中で電話を入れてほしいと言われていた。そんな声かけを貰うと、今日のコースは難物なのかもしれないと、頭にすり込まれてしまった。
 それもあって昨日の“ピーク先取り”にも繋がったのだが、実際に龍王岳から先へと踏み込むと、スゴまでの道のりは昇降の多い激しいものだった。
 小学生の頃、夏休み明けに“立山に行った派”と“五色ヶ原に行った派”で口論になることがあった。どちらがたいへんかというたわいもない話なのだが、先生から「立山は高い、五色ヶ原への道は険しい」というような総括をされて、落としどころなく話が終わったことを思い出す。
 実際に、龍王岳から五色ヶ原の間だけでも、鬼岳東面、獅子岳とピークがあり、獅子からザラ峠にかけての急崖下降もある。こちらのルートは立山登頂よりも負担のあることは間違いないであろう。
 佐々成政の歴史話にも登場するザラ峠を越え、緩く登り返すと五色ヶ原に到着する。山にとっての晩秋となりお花畑とはいかないものの、山中には不似合いな草原が広がっており、山荘はその一角に収まりよく建っている。
 山荘で聞けば、水がなくなりそうで困っているとのこと。10月の営業は水なしを前提としたことになりそうだと聞いた。今年は山上ではどこも水確保に悩んでいるようだ。まさに温暖化の影響であろうか。
 小屋前で昼食を摂っていると、ちょうど対向してきた登山者と相席になった。その方は、今日薬師岳で百名山を達成してきたとのこと。めでたい話だ。祝福の意をお伝えしつつ、こちらも明日には達成する見込みであることを伝えた。なんとも奇遇なことをお互いに驚き、お互いに祝福した。
 小屋からは緩く鳶山へと登るのだが、その先は厳しさが増す。鳶山山頂からは隣の越中沢岳山頂までのルートがほぼ見渡すことができる。急崖下降の先に見える登り返しの稜線は長く、途方もないものに見える。
 越中沢岳からの下りはいっそう急崖となっている。スゴの頭を挟んで約300mの急下降を繰り返しスゴ乗越の先で登り返すとスゴ乗越小屋に到着した。
 後半では体力維持を考えて休憩を多めにとったこともあり、昼までのハイペースとは裏腹に、当初見込んだ16時頃の到着となった。

○スゴ乗越小屋にて
 もとより小さな小屋だが、この日は12人の泊まり。二人分の畳でゆっくりと休むことができた。ランプの小屋だが、丁寧に扱われている室内外、素朴ながらも美味しい夕食のお陰で、心地良く過ごし、鋭気を養うことができた。
 当方を含めた単独行の4人で夕餉の卓を囲んだが、それぞれに趣のある山行きをする方々で、お話も興味が尽きない。折立バスに乗れなかったのにヒッチハイクで折立まで来た強者がいらっしゃるかと思えば、このコースを5日間かけて楽しむじっくり派もいらっしゃり、山の楽しみ方、山への臨み方はそれぞれなのだと思わされた。されど、スゴ乗越に来るだけのことはあって、どの方も一方ならない山へのこだわりがあるのだと感じた。
 その際の面々からも、明日百名山踏破する見込みについて祝意を頂戴した。ありがたいことだ。

○9月18日、薬師岳登頂
 早朝出てみると、晴れではあるものの、上空には厚い雲。小屋前に聳える巨体赤牛岳の山頂部も雲に隠れようとしている。どうにか雨だけは降らないで欲しいものだと思いつつ、出発した。
 間山から先はガスの中の歩行となる。濃いガスの中で、やがて礫斜面を迎える。赤丸や矢印ペイントがルートを示しており、ガスの中でもこれさえたどれば道外れはない。しかし、一旦それを見失うと遭難することにもなりかねない。GPSがあるとはいうものの、慎重に歩を進める。
 北アルプスらしい礫斜面や岩稜を進んで北薬師岳へ。しばらくすると、ほんのひとときながら、目指す薬師岳が顔を出した。ここまでの淡々とした登りとは異なり、岩稜のアップダウンが目的地まで続いているようだ。
 ここで本日折立から登ってくる4人と連絡を取る。彼らが薬師岳山荘に到着したことを確認して出発。最後の険路へと向かった。
 岩礫の昇降を繰り返すうち、まずは薬師岳の誇る美しいカール底が見渡せるようになってきた。さらに、振り返ると北薬師岳までの稜線もきれいに見えている。そしてやがてついに目指す薬師岳までもが姿を現した。頂上どころか、その先の薬師平小屋も見えている。そちらの稜線には、同胞と思しき集団も見える。ぴったり頂上での合流となりそうだ。
 山頂の祠が近づく。いよいよ“そのとき”が来る。見ると、折立からの4人衆も近づいてきた。彼らの到着を待って、鳥居をくぐる。ついに百名山完登を達成した。
 記念写真を撮り、皆で祝杯を挙げる。当方の祝ごとに集まってくれたことに心から感謝。何度も写真を撮り、杯を重ねていると、通りがかりの見ず知らずの方からまで祝福される。誰もがにこやかな視線をこちらに向けていただけるのを見ていると、こちらも嬉しさが増幅されてくる。
 喜びの共有はそこそこに、折立に向けて5人で下降を開始する。達成感の残る中、どちらかといえば緩やかな折立への道は、長さとは関係なく心地よい。達成してから室堂に向かうプランにしなくてよかったように思う。
 下りでもガスは濃淡を繰り返す。ルート自体は影響を受けない高度に下がってきたものの、山々は頭を隠している。ちょうど三角点ベンチ付近で、ほんの暫く薬師岳が姿を見せてくれた。しかしそれもつかの間、瞬く間に濃いガスの中へと消えてしまい、そして二度とその姿を現すことはなかった。
 ちょうど17年前の9月、雨の中に消えた夢の世界は、今回も厚い雲の中へと隠れていった。

○番外編、帰り道にて
 亀谷温泉にて疲れを癒やし、富山から金沢、新大阪、そして広島へと長い帰路に着いた。今回参加してくださったメンバーのうち、金沢へと帰るYさんを除いた4人で行動を共にした。金沢駅では、サンダーバード車内での振り返り会に向けて買い出し。
 ところが、ホームで事態は暗転。福井県内の豪雨のためサンダーバードは運休が決まった。
 なんとしても広島での明日の仕事に間に合いたいので別の手段を思案してもらう。
 結果、先ほど亀谷温泉で別れたばかりのYさんを呼び出し福井へと送って貰い、福井でクルマを借りる伝のあるAさんに関西へと向かってもらうこととなった。さらにNさん宅からKさんはNさんが送っていくなど、全員手分けをして帰ることになった。さすがは異常時対処に長けた仕事をしているだけのことはあり、皆さんこういった場面での知恵の働かせ方が違う。
 各人が運転する関係上アルコールに手を出すわけにもいかず、すでに時間も時間だけにゆっくりもしていられない。それぞれ疲労もあるだろう中、どうにか午前2時には神戸の家に転がり込むことができた。これで、早朝の新幹線に乗れば、朝の広島には間に合うことができる。
 山で順調だったツケが全てやって来たような帰り道となった。まだAさんには福井までクルマを返送する仕事が残っている。
 お祝いをして貰っただけでも感謝感激なのだが、最後に至るまで、メンバー各位のお知恵と体力をお使いいただいたことに、心から御礼を申し上げたい。

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コメント

otohさん、百名山制覇おめでとうございます! 
2023/9/23 2:36
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八咫烏さんへ
コメントありがとうございます。
ご一緒に、とはならず残念でした。
また紀伊の山へとお声掛けくださいませ。
2023/9/23 9:58
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