もぉ誘惑しないで。。お花いっぱい谷川岳主脈（肩の小屋素泊）

2015年06月10日(水) ~ 2015年06月11日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 21.4km
• 登り: 2,628m
• 下り: 2,316m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:37

8:53 土合駅出発
9:25 西黒尾根登山口
11:29 11:37 展望開ける岩場（小休憩）
12:09 ラクダの背
12:17 西黒尾根ガレ沢の頭
13:30 氷河の跡
14:19 14:25 トマの耳（小休憩）
14:30 肩の小屋

2日目

• 山行: 9:11
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:53

4:07 肩の小屋
4:39 中ゴー尾根分岐
5:32 5:35 オジカ沢ノ頭（小休憩）
5:39 オジカ沢ノ頭避難小屋
6:05 小障子ノ頭
6:22 大障子避難小屋
6:44 大障子ノ頭
7:31 万太郎山分岐
7:34 7:42 万太郎山（小休憩）
8:07 8:08 越路避難小屋
8:22 毛渡乗越
9:36 9:40 エビス大黒ノ頭（小休憩）
10:02 10:05 エビス大黒避難小屋（小休憩）
10:44 10:54 仙ノ倉山（小休憩）
11:44 平標山
12:31 12:34 松手山（小休憩）
12:59 13:07 鉄塔（小休憩・衣服調整）
13:49 平標登山口
13:53 13:55 駐車場（小休憩）
14:00 平標登山口BS

※CTについて
記載されている休憩時間以外にも立ち止まったり岩に腰掛けたり、お花撮影等に時間を割いているため通常よりかなりオーバーしており、全く当てになりませんのでご了承ください
尚、デジカメの時刻が5分進んでいて全部マイナス表示してあります

天候

［1日目］
晴れ、風やや強い
夕方よりガスガス、夕焼けが見られた

［2日目］
早朝よりガス、風やや強い
午後より晴れ間あり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

［往路］
06：14 上野より新幹線 → 06：58 高崎
07：10 高崎より上越線 → 08：14 水上
08：24 水上より上越線 → 08：33 土合

［復路］
14：06 平標登山口BSより南越後バス → 14：42 湯沢駅前BS
14：56 越後湯沢より新幹線ほか在来線にて

コース状況／危険箇所等

●西黒尾根の樹林帯には羽虫が沢山飛んでいた
ブヨなのか？種類は特定できなかったが
自作のハッカ油スプレーで撃退し
（首回りや腕など）
虫刺されはとりあえず回避できた (^-^)v

●肩の小屋手前、トマ耳までの登りに残雪あり
ステップが切ってあるのでアイゼン等は不要

●肩の小屋〜オジカ沢ノ頭
小屋から下りてすぐハクサンイチゲの花畑が広がる
その先、ちょっとした岩場と細尾根あり
唯一の鎖場あるが難易度は高くない
オジカ沢ノ頭からは晴れなら展望よし

●オジカ沢ノ頭〜小障子ノ頭
笹尾根を下るとすぐ避難小屋あり
登り返しあり

●小障子ノ頭〜大障子ノ頭
小障子ノ頭を下りる途中チングルマの花畑が広がる
避難小屋を過ぎるとまた登りあり、ここが結構キツイ

●大障子ノ頭〜万太郎山分岐〜万太郎山
大障子ノ頭からの下降が急な岩場で滑り易い
個人的にはここ嫌い…なので、後ろ向きで慎重に下りる
終わったと思っても更にまた岩場あり同じく慎重に
万太郎分岐までの九十九折れも何気にキツイ
分岐が下から見えると嬉しくなる
山頂まではほんの数分

●万太郎山〜越路避難小屋〜毛渡乗越
植栽を掻き分けるような細尾根
小屋までは緩やかな下り
ハクサンイチゲロード展開中
毛渡乗越の道標は道に倒れている

●毛渡乗越〜エビス大黒ノ頭
ここからはまた登り返し
何だか距離が長く、なかなか着かない…
色んなお花に励まされる

●エビス大黒ノ頭〜エビス大黒避難小屋〜仙ノ倉山
小屋まで緩やかに下り、小屋からはまた登る
広い山頂が待っている

●仙ノ倉山〜平標山
木道を下りると広い花畑が両側に続く
チングルマ、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイ等
鞍部にはお昼寝できるベンチあり

●平標山〜松手山
木の階段が続く展望のよい尾根
松手山を見下ろす感じで開放感あり

●松手山〜鉄塔〜平標登山口
エゾハルゼミが鳴く樹林帯
崩落している箇所あり注意
車の音が聞こえたらもうすぐ駐車場

その他周辺情報

［肩の小屋］
今年度の営業　5/1〜11/4
今回は、小屋でコーヒーのみ頂きました
外トイレ（100円）
休憩室の寝具なし素泊まり　2500円

★27年度利用についての詳細（平標山の家もこちらから）
http://www.town.minakami.gunma.jp/20kankou/01nature/files/H27-katanokoya-yamanoie.pdf
★谷川岳RWは6/9（火）〜7/1（水）まで定期点検のため運休です！！！
知らずに来て、仕方なく西黒尾根を登ってきた方と会いました
http://www.tanigawadake-rw.com/item/5357


［トイレ］
谷川岳ベースプラザ
平標登山口駐車場（100円）

［登山届］
土合駅待合室（私はいつもここに提出）
登山指導センター
平標登山口駐車場

写真

6/11 11:29

可愛いチングルマ♪♪♪
姿を見るたび歓声をあげ
足が何度も止まってしまう。。

6/11 11:42

チングルマ
ハクサンコザクラ
ハクサンイチゲ
ミヤマキンバイ

仙の倉〜平標の鞍部にて

6/10 19:37

肩の小屋泊まりにしてよかった！
そう思えたのはこんな夕焼けに出会ったから

久しぶりの土合駅
階段上がるだけで汗が吹き出る
以前はなかった木のベンチが所々に設置してあった

（これ以降、デジカメ時刻全て5分進んでます）

6/10 8:58

「谷川岳の山頂まで行かれるんですか？」
駐車場にいた女性に声をかけられる

道端のヒメジョオンにさえも心が動く
（姫女苑）

いつもの土合橋から

6/10 9:12

終日晴れの予報

西黒尾根登山口

ラショウモンカズラ（羅生門蔓）

ツボスミレ（坪菫）

6/10 10:01

ミミナグサ（耳菜草）
この時期、西黒尾根で必ず見かける

アブラツツジ（油躑躅）

ユキザサ（雪笹）

あ！
ギンリョウソウ（銀竜草)

枯葉からこっそりと。。
こちらを窺っているみたい

お花の亡霊
「ちょっと通りますよ」のAAにも見える(笑）

好天に感謝
でも、3時間では着かなかった

6/10 10:58

ベニサラサドウダン（紅更紗満天星）
地面にいっぱい花弁が…
もうそろそろ終わり

タニウツギ（谷空木）

マイヅルソウ

6/10 11:30

ニガイチゴ（苦苺）

6/10 11:31

展望開ける
天神平が見える
（RWは6/9〜7/1まで運休中）

ここで小休憩

後に肩の小屋でお会いする男性も下で休憩中

ウラジロヨウラク（裏白瓔珞）

6/10 11:36

シロバナニガナ（白花苦菜）

6/10 11:38

ハラダのラスク
だーいすき

ゴゼンタチバナ（御前橘）

淡い色味のイワカガミ（岩鏡）
儚げな感じがする

6/10 11:47

6/10 11:49

ハナニガナ（花苦菜）

6/10 11:51

ベニサラサドウダン越しの谷川岳

6/10 11:54

これでもか！
ってくらい咲き乱れていた

6/10 11:55

オゼソウ（尾瀬草）でよさそう
翌日、主脈縦走路でも出会った

6/10 11:56

どーんと目の前に

6/10 11:58

エチゴキジムシロ（越後雉筵）？

6/10 11:59

イワシモツケ（岩下野）
まだ蕾
毎年同じ場所で

ナエバキスミレ（苗場黄菫）

タテヤマリンドウ（立山竜胆）

6/10 12:10

6/10 12:10

大幅に遅れてるな…

気づいてはいるけど
お花攻撃に足が止まってしまう

ハクサンコザクラ（白山小桜）

6/10 12:22

やっとガレ沢ノ頭

6/10 12:38

ひゃあ！
ホソバヒナウスユキソウ
（細葉雛薄雪草）

ねー誘惑しないで。。。(笑）

今日は鎖場もちょっと面倒くさい
もうとっくに肩の小屋に着いてるはずの時間

ハクサンイチゲ（白山一華）

6/10 12:58

ウスユキちゃん

6/10 13:00

イブキジャコウソウ（伊吹麝香草）

イワハタザオ？

ヨツバシオガマ（四葉塩竃）

ヒメイワカガミ（姫岩鏡）

アカモノ（赤物）
もぉ、、、誘惑しないでってば〜

6/10 13:30

ショウジョウバカマ（猩々袴）
これは終わりかけの色だね

6/10 13:35

氷河の跡

6/10 13:50

ミヤマキンポウゲ（深山金鳳花）

6/10 13:54

ここにもいっぱい
エチゴキジムシロ

6/10 14:07

やっと、ここまで来れた

6/10 14:14

ちょっとだけ雪渓を渡る

山頂への直登ルート
こちら側を登るのは今日が初めて

6/10 14:24

トマ耳
誰もいない
ザックが1個デポしてあった

6/10 14:24

6/10 14:24

6/10 14:27

6/10 14:29

あちらまで歩く予定だったけど…
もう歩けない
歩ける気が全くしない

6/10 14:30

肩の小屋
素直にここ泊まりにしよう

6/10 14:44

豚カツサンド&チャイミルクティー
デザートはニューサマーオレンジ

6/10 15:39

泊まると決めたらゆっくり読書

石田衣良は大好きな作家のひとり
どんな逆境でも希望の光を感じさせる
琴線に触れるフレーズが多い

6/10 15:41

肩の小屋の窓から

6/10 16:28

元気なタンポポとトマ耳

6/10 16:29

6/10 16:29

小屋番さんに宿泊申し込みをして
温かいコーヒーを頂く

馬蹄形日帰りの2人組がちょうどお話中だった

6/10 17:37

ハンバーグ&大根サラダ
玉子入りおにぎり
玉子スープ

白米は食べられず翌日のお弁当へ
レトルト温めたお湯は捨てずに歯磨きに再利用

ご一緒した女性1名と男性1名
それぞれ単独、何とヤマレコユーザーさん
楽しいひとときありがとうございました！

6/10 19:38

話が弾み、気がつくともういい時間
女性の一声で窓の外を見てみると…

6/10 19:41

こんな綺麗な夕焼けと雲海が広がっていた
全員が外に出てミニ撮影会

6/10 19:42

ああ美しい。。。
やっぱり肩の小屋でよかった！

20時が消灯
後片付け、歯磨きしてシュラフに潜る
明日は全員一致で3時起床

☆翌朝☆
ハムカツ
じゃがいもの冷たいスープ
カフェオレ
“ライ麦のバトン”って素敵な名前のパンでしょ？

6/11 4:12

小屋番さんに見送られて出発
男性は馬蹄形の予定を変更して土樽に下りる
女性は私と同じく主脈だそう

【熊対策】
騒がない、物を投げない、後姿を見せないで通り過ぎる
アドバイスありがとうございました！

6/11 4:16

お花病の私は下りてすぐお花に捕まってしまう(笑）

だって、あまりに可愛いんだもん

こちらにも、マイヅルソウ

6/11 4:48

かろうじて、行き先が見えていた

6/11 4:54

6/11 4:56

谷川岳方面ガス
見えないけど、肩の小屋に向かって一礼

6/11 4:58

6/11 5:03

ぎゃ、大きなカタツムリ

コバイケイソウ

6/11 5:15

たぶんコケモモ（苔桃）

唯一の鎖場
先行していた女性に追いつく

6/11 5:30

ツマトリソウ（褄取草）

オジカ沢ノ頭
ここからお先に行かせて頂いたが
仙ノ倉山頂まで誰にも会わず。。。

6/11 5:44

オジカ沢ノ頭避難小屋

6/11 5:52

6/11 6:04

6/11 6:10

小障子ノ頭

6/11 6:13

チングルマ！！！（稚児車）
朝露に濡れて
まだ寝てる？

6/11 6:16

荷物は軽くなったけど
可憐なお花に誘われて足が前に進まない

オゼソウ（尾瀬草）
本州では至仏山と谷川岳しか咲かないという
蛇紋岩地で見られる日本特産種

破損していたドアは修復されていた

大障子避難小屋

6/11 6:31

避難小屋を振り返る

大障子ノ頭
ここまでの登りがキツイ

しかも、ここの急な下降も嫌い…
慌てず後ろ向きにゆっくりと

ハクサンチドリ（白山千鳥）

シラネアオイ（白根葵）
残っててくれた♪

ヨツバシオガマ

6/11 7:24

ウラジロヨウラク
開いてる

あれは、万太郎山分岐
見えるとホッとする
休憩せずそのまま山頂へ向かう

6/11 7:39

万太郎山までたった3分
去年の秋、分岐から地獄の吾策新道へ下りたので
ここから仙ノ倉まで赤線繋ぎが始まる！

行動食休憩

高低様々な植栽が行く手を阻む
バンザイして通り抜けた

素敵なハクサンイチゲロード

6/11 8:12

越路避難小屋
当初ここに泊まる予定だったけど
今思えば無理な計画だったかも

6/11 8:12

あんな重ザックでここまで来れる訳ない。。。
テント泊なんて私には到底ムリだー

6/11 8:13

でも、ここにはいつか泊まってみたい

6/11 8:20

枯れかけた個体が多い中
何とシラネアオイの蕾が2個

毛渡乗越
ここからまた登り

6/11 8:37

ゴゼンタチバナ

6/11 8:54

ミヤマキンポウゲ

6/11 8:55

ミヤマカラマツ（深山唐松）
葉が細かいほう

6/11 8:59

ニョロニョロ

6/11 9:28

ツガザクラ（栂桜）
葉の形が違うから

6/11 9:32

倒れているマツダランプ棒
あのピークが…たぶん

6/11 9:41

エビス大黒ノ頭
ここまで長かったな
避難小屋までは下り

6/11 10:07

エビス大黒避難小屋
ドアがとても頑丈で重い

6/11 10:07

3人と書いてあるけど狭い

イワハタザオ（岩旗竿）？
種類が多く同定が難しい

6/11 10:39

シラネアオイ
珍しく綺麗な個体がいたのでドアップ

げーじつの葉っぱ

6/11 10:49

あ、あ、高い所に何か立ってる
人だ、人がいるーーー
オジサマ2人でした

「主脈縦走ですか？」と聞かれ
「はぁーーっ！！やっと着いた！！！」
そこが仙ノ倉山頂だった

6/11 10:50

撮影して頂きありがとうございます

泥だらけだけど、気分は晴れ晴れ！
ここまで来たらあともう少し
ホットココアと残ったパンで小休憩

見覚えのある木道を下りる
タッタカタッタカ足取り軽い

6/11 11:10

ここも広大なイチゲロードだ
咲きたての若い個体

6/11 11:11

こんにちは

肩の小屋より10km

6/11 11:23

ガスガスの中
強風に晒されているお花を見ていたら…

6/11 11:27

彼女らは、決して人間のために咲いてる訳ではない
今ある命をこの場所で精一杯開いているだけ

6/11 11:29

そう思ったら、またまた熱いものが込み上げてきた
いつも山で泣いてるな。。。

ちんぐるちんぐる〜〜〜

この前、お昼寝したベンチ
思い出してはニヤニヤしたり

6/11 11:42

だいぶ大きくなったね
風が強すぎてブレてしまう

左、ハクサンイチゲ
右、ハクサンコザクラ
手前左、チングルマ

健気な姿に泣いたり笑ったり

手前、ミヤマキンバイ（深山金梅）

6/11 11:45

ミネズオウ（峰蘇芳）

そうこうしているうちに平標山
先程のオジサマに「早いね」と言われ
目礼だけですぐ下山

んん？
明るくなってきた？

6/11 12:24

振り返ると山頂だけガスがかかってる

ムラサキヤシオ（紫八汐）

松手山

最後に晴れてくれてありがとう！＼(^o^)／

6/11 12:38

暑い
さっき迄の寒さは？

6/11 12:44

シャクナゲ
2日間で唯一新しい花だった
オクテの個体

好きなお花だと
何回も立ち止まってしまう

6/11 12:56

タニウツギ

6/11 13:12

鉄塔にて衣服調節
ソフトシェルと雨具ズボンを脱ぐ
あーすっきりした

6/11 13:38

鮮やかなヤマツツジ越しに松手山

平標登山口駐車場

フランスギク（仏蘭西菊）
マーガレットによく似ているが
容易には野生化しないそうなので…

ルピナスの群生
BS周辺にいっぱい

6/11 14:16

予定のバスに何とか間に合い
遅めのランチを最後尾で

充実の2日間、大変お疲れさまでした

撮影機器：

COOLPIX P330 NIKON

装備

備考

［持参してよかったもの］
●アクエリアス2L 軽ペット
プラティパスホースに繋いで持参したので、
足のつり（膝上の筋肉硬直）は発生せず (^^)d
えのしまん隊長のお陰です！ありがとうございました！

●雨具（下）
早朝から谷川岳周辺の縦走をする場合は
笹の朝露で下半身がびっしょり濡れてしまうので
ゲイターよりも雨具ズボンがかなり役に立つ

［持参し過ぎたのか微妙］
●水分4.65L
結果的には山の中で余った（約1L：下山後に700ml消費）が
もしも天気がよくて気温がもっと高ければ
平標登山口迄にほぼ消費していたに違いなく…
（当初は避難小屋泊の計画で多目にした）
しかし、ザックの重量が歩行を遅らせる原因の
ひとつであることから、今後の課題となりそう

感想

sion

『谷川岳主脈を歩き通すこと』
目標は定まっているものの。
水が重い。
食料が重い。
恐らく過去最高の重ザック。

皆が素通りしている
お花を撮っているもんねー。
そんな言い訳をしてみる。
それにしても。。。重いぃ (>o<")

山頂到着が予定より何と2時間オーバー。
こんなの初めて。
もうこれ以上、歩ける気が全くしない(笑)
明日の天候次第で撤退も？？
素直に肩の小屋泊まりとしたが、
結果的にはそれがベストの選択だった。
ご一緒した2名はヤマレコユーザーさん。
消灯まで色々なお話楽しかったです！(^-^)/

数々のアップダウンを繰り返し
仙ノ倉〜平標のお花畑に着いた時。
強風に揺れるお花達を見ていたら
何故かまた涙がこみ上げてきた。
彼女らは、人間のために咲いてる訳じゃない。
与えられた命を精一杯開いているだけ。
たった今、この場所で。
その美しさ可愛さ健気さと言ったら。

咲いててくれてありがとう！
あの時よりもだいぶ大きくなったね！
今日はねー、ずうっとあっちから
頑張って長く歩いてきたんだよ！
お花達に話しかけずにはいられない。

肩の小屋よりガスガスの稜線だったけど
残念だなんてこれっぽっちも思わなかった。
不思議だけど本当に。
しかも、最後に晴れてくれてありがとう！
今頃出ても遅いんだよなんて滅相もない(笑)
去年やり残していた万太郎〜仙ノ倉、
改めて主脈を完歩できた嬉しさは。。。
山での寛容度が、きっと私は高いのだろう。f(^^;

「展望は二の次、自分が何をしたかが大事」
以前聞いた山友p さんのお言葉が
少しだけわかったような気がする。

私を取り巻く全ての巡り合わせに感謝！
ユーザーさん、ブロガーさんの山情報に感謝！
いつもありがとうございます。<(_ _*)>
ヤマレコの皆様も安全にそれぞれの山を
楽しまれますように。。。

コメント

shin1116

谷川岳お疲れ様でした！
sionさん、こんにちは。

谷川岳はお花の種類凄いんですね！
撮るのだけ好きで名前を知らないボクでも
楽しく拝見させて頂くことができました。
これだけ咲いてると、真面目に撮ってたら小屋に辿りつけないですね！
エーデルワイスみたいな子もいましたね〜♪

昨日、燕で群馬から来られていた女性から谷川の素晴らしさを教わりました。
関西からは余りに遠い谷川ですが、いつか行ってみたいと思いました。
そのときは ... 越路避難小屋ではなくて、肩の小屋にさせていただきます！

sion

ぜひいつか。。
shin さん
コメントありがとうございます。(^-^)/

足が重いのに加え、更にお花の前で
何度も立ち止まるものだから
中々辿り着けませんでした。
14時過ぎって、自分でも信じられない…f(^^;

関西からはアクセス大変でしょうが、
肩の小屋にはちゃんとお布団ありますからね。
いつか訪れてみてください。

BlueSky_54

もう庭でしょ
こんにちはー^^

水、木かー。なるほど。
小屋泊まりの即決はベターだったんじゃないです？

水は約５Lか・・・このコース、そのまま補給無しに行こうとするとそんな感じなんですかねー。ザック内場所とるし、でも水が無くなるのは致命的だし。課題かもしれませんが、安パイ方向考えると正解の１つかもですねー。

おつでした。

sion

いえいえ (^^;
ブルスカさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

の内になるべく遠くまで行けたら
なーんて思ってました。
ガイドブック等で初日に近場で一泊する設定、
アレの意味がやっとわかりましたよ。
今更ですが。。f(^^;

あんなにゆっくり歩いても多量の汗かくし。
よって、水も多量に必要。
あとは小屋で購入するしかないから、
避難小屋泊まりだとどうしようもないのかも？

mayutsubo

お会いしましたね。
肩の小屋で一緒になった者です。
いやあ、さすがにお花の写真が多いですね。私が見逃したお花がいっぱいなので驚きました。
私はちょっと思ったのですが、山で花を主目的とする人と、展望を主目的にする人といるのかなと。私は花よりも展望重視のほうです。山座同定が大好きです。
それと、道をつなげるのが好きです。だから縦走が大好きです。今回の２日目のように展望がほとんどなくても歩きたかった道を歩いているというだけでうれしかったです。満足しました。
ただ、こんなにたくさんの種類のお花が咲いていたのなら、もっと気づいてあげればよかったなと思いました。
コース説明も詳しくて今後行く人の参考になっていいですね。
２日目、予定のバスに乗れてよかったですね。私はそれよりも一時間は遅い下山でした。でも、おかげで、車に乗せてもらえましたが。
またこれからもいろいろな花を求めて山に行かれるのでしょうか。
またどこかの山でお会いできたらうれしいですね。
お互い女性の単独行、マイペースで山に向き合って行きましょうね。

sion

楽しかったです
まゆつぼさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

最初、和歌山からとお聞きして
びっくりしました。
そのバイタリティーに脱帽です！

もちろん展望あれば最高ですが、
お花目当てなのでその時期に
観賞できただけで嬉しいです。

湯沢駅まで車に乗せてもらえたとは
運がいいですね！
これからも、お互いに単独の山を
安全に楽しみましょう！＼(^o^)／
大変お疲れさまでした。

ふわすけ🐾✨

ふわふわ飛んできました
しおんさん　こんばんは
ふわふわとんできました


谷川主脈行かれたんですねぇ！
重ザックでお疲れ様でした！

ふわりのときより
格段に種類が増えていて
お花たくさんで
満足感大きい縦走でしたね！

日帰りでは勿体ない花の道
主脈日帰りレコが多いですけど
お花たくさんレコの方が
羨ましいです！

ふわり

sion

あれを日帰りとは
ふわりさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

いつも、行きたいお山が被り
ふわりさんの後追いみたいに
なっていますね！(笑)

皆さんみたいに速く歩けないので
泊まりになりましたが、
好きなお山で過ごせる贅沢時間
嬉しくてたまりません。

平日どこかの で
お会いできそうで楽しみです。

えのしまん

花だらけ‼
有言実行！
お疲れさまでした。
結局ドラム缶じゃなくて肩の小屋で良かったでしょ。
出会いもあったようですし。
それにしても花凄いですね。
考えてみると花の季節に谷川岳行ったことないです。
もしかすると気付かずに通り過ぎてるだけかもしれないけど。
谷川岳フルコンプリートおめでとうございます。

sion

えのしまんさんの計画に乗りました
隊長
コメントありがとうございます。(^-^)/

アクエリ2Lハイドレ直結を含め、
的確なアドバイス感謝してます。
一番心配だったトイレはあるし
断然ドラム缶より快適、安心でした。
素直に言うこときいてよかった。

私は逆に を素通りするのが
できずに困っています。(笑)

az2525

はじめまして！
はじめてコメントさせていただきます。
私も谷川縦走を考えていてsionさんのレコに辿り着きました。
お花が沢山咲いているのですね☆わくわくします。

ちなみに水って小屋で購入できましたか？出来るだけ軽い荷物で行きたいなぁと思いまして・・・(笑)

sion

できるはず
azu2525 さん
はじめまして。(^-^)/
コメントありがとうございます。

私はコーヒーしか飲んでませんが
小屋は営業中ですので大丈夫かと。
食事付プランもありますし
水も買えると思いますよ。(*^^*)

私のレコに張ってあるURLに電話番号が
載ってますので、小屋番の森下さんへ
電話してみてくださいね！
よい山旅になりますように。

12tarobats

谷川主脈縦走！！Congratulations♪(*⌒ー⌒)o∠★:゜*PAN!
詩音さん　ひゅ〜どろどろどろ〜♪　田露鳩で御座います<(_ _)>

谷川loveの詩音さん！ 遂にcompleteされましたね〜
谷川主脈縦走！！Congratulations♪(*⌒ー⌒)o∠★:゜*PAN!
今回もきらり光るものが頬を伝ったご様子
常に感動のある素晴らしい山旅を続ける詩音さんに座布団×55枚で御座います
何故55枚なのかって(^^??・・これからもお花を求めて山へgo!go!だからです

gasgasのハードトレイルでこれだけのお花を撮られるとは！
いつも綺麗なお花図鑑を有難う御座いますですよ〜(^^)vv♪

詩音さんが最後に休憩された鉄塔コンクリ台座は、
先日鳩が座った場所とほぼ一緒ですねん〜
それがなんか嬉しい田露鳩でした〜♪　(^^)/~~

sion

あ、新しいプロフ画像！.
タロさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

苦節数ヶ月！(笑)
やっと、この時がやってきました。

日帰りは無理なので2連休。
お花が沢山咲いている時期。
但し、真夏は避ける。
そうすると、梅雨時期または
秋しかないんですよねー。
までは待てない！

とにかく完歩できたこと。＼(^o^)／
それで充分満足してます。
座布団55枚、ありがとう！

yama_pound

花いっぱい♪
sionさん、こんにちは

重い荷物を背負っての谷川主脈縦走お疲れさまでした！！
こんなにたくさんの花の写真を見ていると、時間に余裕があるときは花の誘惑に負けてのんびり歩くのもいいかなーって思っちゃいます

肩の小屋では良い出会いもあったみたいで充実した山行になって良かったですね

sion

そうなんですよね
ヤマパンさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

泊まりなのにあまり余裕がなくて
「もぉーっ、誘惑しないでよ」と
実際に語りかけながら歩いてました。(笑)

ヤマパンさんが歩かれた残雪期には
展望最高でしたよね！
次なる目標は、北岳あたりでしょうか？

drunky

お疲れ様でした！
シオンさん　こんばんは〜

タイトルの最初につられてやってきました（笑）

たくさんの花、そして山小屋での素晴らしい出会い

…今回の山行もシオンさんらしさ満開のレコだなと写真見たり感想読んだりして思いました！

晴れ女のシオンさんにしては珍しくガスガスのマイワールド方面の眺望だったようですがそんなことは山との出会いですのでそれもまた一興なことだと思います！
…自分はかなり確率高いですが！

今は読書する間ほとんどありませんが石田衣良さんは僕も過去に数冊読んだことありますよ 　←似合わないって思うんじゃない〜〜

お疲れ様でした〜

sion

ウッソ！！ Σ(゜Д゜)
ドランキーさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

石田衣良、意外や意外。
ハッキリ言わせて頂きますが(笑)
全く似合わない！
ドランキーさんはどう見ても
ハードボイルド系のイメージですよ？

翌日の予報は曇でしたので
初日に万太郎の先まで行っちゃえー
なんて思っていました。
展望なら去年秋に恵まれたし
今回は歩き通すことに重点を置きました。

女性の単独としては、やはり肩の小屋が
色んな意味で一番安心でしたね。

しょいとも

またきてね。
逢いにきてくれてありがとう。ずっと待っていたよ。
いろんな人たちがぼくらのそばを通るけど、はなしかけてくれる人はあまりいないんだ・・・。ぼくらはここから動けないから、たくさんの人とお話をして、もっとせかいのことを知りたいんだ。このまえ来てくれたときに、ぼくの声をきいてもらえたから、うれしくってみんなに教えちゃった。だからみんな、うれしくていっせいに話しかけちゃったみたい。疲れていたのにごめんね。なみだを流していたから心配しちゃったけど、かなしくて泣いているんじゃなかったんだね。よかった。
ぼくらはながく生きられないけど、いっしょうけんめい生きた記憶はうけつがれていくよ。だからわすれない。だから、また逢いにきてね。またお話をきかせてね。ずっと待っているよ。



sionさん こんにちは。
どーですか？たまにはこんなキモいコメントも。え？吐きそう？
たまに長い昼休みを頂戴してしまうとこんなこともしてしまうのです
おチビが最近、幼稚園のお遊戯の一環で「植物に話しかけてみよう」ということをしているみたいなんですよ。「お花さんたち、ちゃんと聞こえてたかなー？」と僕に訊いてくるので、たまに代弁してます(笑)。タイムリーな話題だったので、ちょいとお戯れでした。

花々はもちろん人間のために咲いているわけではありませんが、言語という雑なモノを乗り越えて意思の疎通ができますからね。花を通じて、大自然がsionさんに応えてくれた二日間だったと思います。
お花たちの誘惑・・・sionさん、モテてますね〜

お疲れさまでした。

sion

そういうのに弱いんです…
しょいともさん
コメントありがとうございます。(^-^)/

いやいや。。。
キモイなんてとんでも！
しょいともさんて小説家、
詩人とか言ったことがありますが
もう、石田衣良並みだ。・゜・(つД｀)・゜・

彼の小説で、土地の精（表面的には子供）が
出てきて主人公と会話をするシーンがあります。
光や風の具合とか、五感で感じる心地よさから
その土地に家を建て住むことに決めたそうで
彼の実話的エピソードなんですが。
悲しくはないのに、読み返す度に泣けます。

まさにそんな感じで。(*^^*)
ビシバシと琴線に触れましたよ！
（また私を泣かせました ）

花でも動物でも家でも、
ちゃんと会話はできると。。。
おチビちゃんに何回でも応えてあげてください。
目に見えないそういう感覚は
いつまでも大事にしたいですね。(*´-`)