憧れの旭岳→トムラウシ山縦走♪往復のアクセスは天候の影響で大崩れするも、北海道の中央部縦走は予定通り満喫♪
- GPS
- 27:08
- 距離
- 48.4km
- 登り
- 2,360m
- 下り
- 3,301m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:47
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:50
天候 | 19日 晴れ時々曇り 20日 晴れ時々曇り 21日 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
16:00伊丹空港集合 17:30伊丹空港発→19:20新千歳空港着(ANA) レンタカー移動 新千歳空港→旭川空港 19日 10:05旭川空港→10:56旭岳(ロープウェイ山麓駅) 22日 8:45トムラウシ温泉→10:15JR新得駅 拓殖バス(片道運賃 2,000円) 10:40JR新得駅→12:17JR新千歳空港駅 特急スーパーおおぞら4号/快速エアポート114号(\4,430) 17:10新千歳空港発→19:20関西空港着→機材到着遅れで18:20発→20:30着、解散 |
コース状況/ 危険箇所等 |
水場は要煮沸(エキノコックス対策) 高根ヶ原前後の縦走路では、特にヒグマに注意(この度の日程では目撃情報なし) 雪渓を5ヶ所通過(^鯵戮ら裏旭キャンプ場まで、▲劵汽款楕岐からヒサゴ沼手前、ヒサゴ沼から化雲岳からトムラウシへの縦走路への合流手前、ぅ肇爛薀Ε係園付近、ゥ灰泪疋蠡沿い)したが、アイゼンは不要 |
その他周辺情報 | 【交通情報】  ̄路:ANA 復路:peach ※予約変更はインターネット、コンタクトセンターまたは 空港カウンターにて1時間前まで(有料) 大雪山旭岳ロープウェイ TEL:0166-68-9111 受付時間:ロープウェイ運行開始の15分前〜17:30 1500円 0粟酖典さ動蝓66番旭岳線「いで湯号」 TEL(0166)23-3355 に務て斬鷽バス(TEL:0155−31−8811) トムラウシ温泉発-新得駅 JR北海道電話案内センター 営業時間6:30〜22:00 (011)222-7111 【その他】 新千歳空港内、手荷物一時預り:当日1個につき小型305円、中型515円、大型820円 日の出時刻 4:31 / 日の入時刻 19:10 ※水:旭川ビジターセンターの前にあり →靴を洗えるような蛇口はあったが、飲用水ではない。 マイカーでアクセスした場合はビジターセンターの手前20分くらいのところに水場、手前5分くらいのところに登山届。但し、現地の登山届は簡単な入山届けのメモ書きのようなものしか置いていないため、正式な登山届けは事前に警察署へ出した方が良いのかも。 ※ガスカートリッジ:旭川空港横のニッポンレンタカー返却口にて購入可 【宿泊先】 トムラウシ温泉 国民宿舎 東大雪荘 〒081-0154 北海道上川郡新得町屈足トムラウシ tel:0156-65-3021 大人(1泊2食付)個室洋室9,870円 ※日帰り入浴のみも可能 http://www.netbeet.ne.jp/~taisetsu/tomurausi1.html |
写真
装備
個人装備 |
メインザック
ザックカバー
登山靴
ストック
防寒着
レインウエア
スパッツ
手袋
帽子
サングラス
寝袋
シェラフカバー
個人用マット
ヘッドランプ
予備電池
計画書
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
コンロ
コンロ台
ガスカートリッジ
ライター
ナイフ
箸
食器
飲料水
水筒
プラティパス(2L)
行動食×3
非常食×2
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
スタッフバック
ビニール袋
替え衣類
予備ソックス
日焼け止め
歯ブラシ
環付きカラビナ
カラビナ×2
テープスリング
ロープスリング×2
アイゼン
クマよけ鈴
ロール紙
携帯トイレ
時計
携帯電話
カメラ
保険証
運転免許証
モンベルカード
お金
|
---|---|
共同装備 |
sarusippo:テント2人用一式
食材(朝1
夕1:各2人前)
コッヘル(大)
敷板×2
まな板
ラジオ
GPS<br />komorin97:ツェルト
テント用マット
医薬品
コッヘル(小)
ファーストエイドキット
|
感想
まずは、妄想計画に乗っかってくれたKさんに感謝♪
台風やら公共交通機関の乱れには振り回されたけど、結果的にはモロモロ恵まれた山行でした。ただ、唯一、ロープウェイを下りた直後、現地ブヨの手厚い挨拶を受け、右まぶたが腫れあがった状態で3日間を過ごす羽目になったことを除いては…。
初★北海道の山は、とにかく広い!!!
北アルプスのような鋭利なギザギザ道はなく、広〜く緩やかなアップダウンがどこまでも続く…。最後、前トムを超え、その後、変化のあまりない林間コースを歩き続けるのが一番しんどかったー。立ち止まったらブヨに刺されそうだし (ノ≧ロ)ノ<嫌嫌嫌
すんなりとは行かないこともあったけど、念願のコマクサや色々な花々も沢山見れ、可愛いシマリス達にも出会えて満足の山旅でした〜
例年海の日を絡めた3連休はアルプス方面へ遠征していましたが、今年は昨年の6月下旬に八ヶ岳の蓼科を除く全山縦走を一緒にした友人から北海道の大雪山系に一緒に行かないかと誘いを受け、職場とも相談して3連休の前後に1日ずつ有給を足して5日間でチャレンジすることに決定していた。
と言っても初日と最終日は移動で終わってしまうため、実質山は3日間。
準備万端で臨むはずだったのに…
7月上旬に台風発生の天気予報を聞き進路が気になってはいたが、連休前に西日本へやってくるとのこと。
そしたらなんと台風は四国沖から本州縦断による影響で、16日の午前中には手配していたピーチの17日の朝8時半関空発新千歳空港行きの便の欠航が確定!?
幸い16日は仕事が半日だったので、色々調べながら友人と連絡を取っていると急遽17日は出勤して22日に代わりに有休を取らせてもらうことになり慌てて上司に相談。
なんとか調整が確定したのが17時半頃で、18日の朝一の便に撮りなおそうと思っていたらなんともう満席状態に!!
お昼に空き状況を見ていたときには空いていたのに、定時で仕事が終わった方々がさっそくプラン変更をしたのだろう…
とはいえ、私達は格安航空券を往路と復路を別々で手配していたため、行きが台風で欠航になっても帰りの便をキャンセルするとお金は一切帰って来ず…
日程変更なら手数料がやや発生はするが何とか許容範囲内。とりあえず行かねばと空き便を探すも空いていなくて19日出発にするかと思っていたところ・・・
駄目元で見ていたANAのサイトで17時半伊丹発新千歳空港行きに辛うじて2席空きがあるのを見つけ、前夜入りした方が時間を有効に使えるのではないかと慌てて押さえ往路便を確保!!
そこからは初日の宿は諦め新千歳空港でレンタカーして途中の道の駅で車中泊、翌朝旭川空港へ移動し乗り捨て、旭岳ロープウェイ乗り場への朝一バスに乗り替え到着が朝11時頃。
当初の予定は朝6時の始発のロープウエイであがって余裕を持って白雲岳のキャンプ場でテント泊予定だったが、出だしですでに5時間以上の遅れ。
当初は小泉岳&白雲岳にも登ってテント場には15時頃には到着予定であったが、飛行機の撮り直しからプランを立て直すにあたり、小泉岳&白雲岳を諦め日が長いので小屋への到着を18時で計算すると何とかギリギリ行けるかも!!ということで、ほぼ当初の予定通りの行程で臨んだ。
結果、旭岳山頂までの登りで時間を短縮させ、稜線上の縦走は花の写真を撮りつつ何とかキープ!!
台風の影響か白雲岳避難小屋では通常ではありえないくらい空いており、急遽小屋泊でお世話になることに。
但し、他の宿泊者達はほぼ食事も終え寛ぎ状態。
私達が食事を終えて2階のスペースに上がる20時頃には既に消灯時刻で皆さんお休み状態。
それでも2日目以降は当初の予定通りの行程でこなすことができ一安心♪
2日目は予定通り朝4時起きの6時出発にしていたが、数組の登山客達は2時頃に起きて私達が起きる頃には既にいなかったが最終日の電車待ちの際に話すチャンスがあり聞いてみると、2日目は早くに出て南沼キャンプ場まで行っており、最終日は簡単に下山して雨に会うことなく終了出来たらしい・・・
私達はというと、2日目はヒサゴ沼避難小屋までの予定で出だしは快晴☆
正面に雄大な景色の広がりを見つつ稜線歩き。
北海道でコマクサが咲いているのはこの度までまったく知らなかったが、3日間にわたって群生を満喫☆
この度は下山後の着替えなど全てを背負っての移動となるため嗜好品は控えたが、生水は飲めないため最初に持てるだけは持って行こうと2L買い足しており、避難小屋近くの水場で水量は豊富だったので煮沸さえすれば問題なかったがスタート時に17kgくらいで肩が痛くなり、今回の行程よりも長くなるとつらいと思われた。
幸いヒサゴ沼避難小屋には15時くらいに到着し、ちょうど雨がパラパラしかけたときだったので迷わず小屋泊まりに。
前日は忠別小屋も白雲岳避難小屋も満室だったそうで、私達は良いタイミングで行けたと思われる。
最終日もお昼頃までは雲は多いものの晴れており、トムラウシ山頂からの眺望には感動☆
日帰りで来ている登山客も結構いた。
最終日も予定通りの行程をこなしていたところコマドリ沢分岐辺りから雨がパラパラし始め、とりあえずザックカバーのみつけて進む。
最後の2時間は小雨程度でずぶぬれになることはなかったが、この最後の道のりが長く感じられ途中道を間違えたかと不安になったりもしたがGPSで確認しながら突き進む。
トムラウシ温泉に到着したときには3日間の達成感で満足感に包まれた。
一番会いたかったナキウサギには鳴き声しか聴くことができず会えなかったがヒグマに遭遇することもなく、エゾシマリスにだけは何度か会えた。
なかな行けない北海道の山に良きタイミングで行けたことはありがたいことで、出だしの台風の影響で行きの飛行機が欠航したときにはどうなる事かと思ったが、協力してくれた職場の上司・同僚、そして何よりもこの度誘ってくれた友人に感謝☆
最終日は移動のみで時間に余裕があり最後に新千歳空港で4時間ほどあったので、北海道グルメのハシゴとロイズチョコレートの製造過程の見学とお土産選びで満喫していたら、関空行きの飛行機(ピーチ)が天候不良で使用機材の到着が遅れているからと1時間半の遅れ・・・
友人も私も関空から自宅までの最後の移動が残っており、私は神戸空港に停めてきたマイカーでとりあえず帰れるものの到着は日が変わること確定。友人に至っては新幹線の乗り継ぎの最終が間に合わない状態確定で急遽夜行バスの手配に切り替えるもギリギリシャトルバスに飛び乗った状態だったよう・・・
アクセスに振り回された旅となったが、無事に山を楽しめたので結果オーライかな(笑)
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