中央アルプス(池山尾根〜空木岳〜千畳敷・今回もライチョウ祭りでした)
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- GPS
- 19:10
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 3,190m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:02
- 山行
- 11:08
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 12:55
天候 | 8月10日:晴れ時々ガス 8月11日:晴れ時々ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.city.komagane.nagano.jp/soshikiichiran/syoukoukankouka/sangakukougengakari/tozanjyohou/4107.html *最上段が登山口に近くて便利 ・早朝3:30頃到着時には最上段の空き半分くらい ・翌日17:30頃戻ってきた時には空きスペース豊富 ・駐車場にトイレなし(1時間少々歩いた林道終点に有) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山ポスト:登山口に有 ●縦走全区間において登山道はたいへん良く整備されていますが、滑落・転倒の危険性が高い箇所も複数あるため要注意です。 <危険個所> ・池山尾根の「大地獄」「小地獄」周辺 ・空木岳からの縦走路の多くが細尾根になっています。 ・空木岳〜木曽殿山荘も滑り易い岩場が続きます。 ・今回一番危険を感じたのは、熊沢岳〜大滝山のほぼ中間点辺りにある横ばいのクサリ場です。千畳敷方面に向かうとここが下りになり、足元が見えにくいホチキス杭を3段ほど降りてのクサリ横ばいです。 ●地図上のCTと距離以上にキツイ行程になるので、日ごろ歩きなれていないと体力的に辛くなるかと思います。1日目は累積標高2000m以上の登り、2日目は相当のアップダウンが続きます。 |
その他周辺情報 | ●空木駒峰ヒュッテ http://www.komaho.net/hutte/utsugi_hutte1.html 素泊まりのみの小さな小屋ですが、きれいで快適です。 ・夜7時消灯、朝は3時半頃からみなさん動き始めると電気もつきます。 |
写真
感想
♪中央アルプス(池山尾根〜空木岳〜千畳敷・今回もライチョウ祭りでした)♪
今年の夏休みはどこへ行こうか?そういえば、まだ中央アルプスへあまり行っていないし、あっそうだ、そういえば空木岳へ日帰りしようと計画していて、林道終点まで行けなくなって断念していたんだったな〜、なんてことを思い出し、「そうだ空木行こう」、そして、「ここまで行ったなら千畳敷まで縦走しよう」、ということで計画を立てたのが5月下旬頃。そして駒峰ヒュッテの予約開始に合わせて予約も済ませ、当日を迎えた。
事前の予習では1日目、2日目ともにキツイ行程になるし危険個所もある。それに加えこの夏の異常なまでの酷暑っぷりを考慮して、1日目のスタート時間を少し早めにして、小屋でのんびりする計画に微調整、結果としてこれが良かったことになる。
当日暗いうちから登り始めたものの、林道終点までの暑さは半端なく、この後の樹林帯で若干涼しくなったものの、樹林帯を抜けた後の日差しの強さは強烈で、ヒュッテ到着までの間は散歩に疲れたワンコのようにとぼとぼ歩き。
ヒュッテに荷物を置いて空木岳へ向かおうとすると、何と小屋前にライチョウさん発見。しばらくライチョウさんに遊んでもらってから空木岳へ。晴天の下、初めての空木岳からの眺めは素晴らしいものだった。
さて、2日目はご来光を空木岳山頂で見る予定でスタート。少し雲が多かったせいか、予定より遅れてのご来光を楽しんでから木曽殿までの激下り開始。下りはじめてすぐにまたもやライチョウさん親子に遭遇。ちょっと大きくなったヒナがお母さんと一緒に草をついばんでいた。まだまだ続く激下り、途中危険個所も注意して木曽殿山荘前にたどり着いてホッとしたところで朝食。ここから千畳敷までの美しい縦走路を歩くのが本日のメイン。がんばるぞ〜。
と言って歩いていたものの、猛烈な暑さと、気の抜けない細尾根や危険個所の神経すり減らしたせいか、またもや散歩に疲れたワンコ状態になってきた。
この縦走路、CTや距離から見るとそれほどでもないように感じるが、実際に歩いてみると相当にキツイ。それぞれのピーク間のアップダウンが相当激しく、ニセピークに騙されて精神的にへこむからだ。
疲れたワンコより更にトボトボ歩きになって島田娘に到着。あ〜長かった〜。あと少しでゴールだ。こんな時に事故が起こりやすいので、最後の最後まで気を抜かずに歩き切るぞ。
極楽平から下り始めるとロープウェイの放送が聞こえてくるようになった。それによると、ロープウェイ待ちの整理券が配られているようだ。ゲッ、それほどの大混雑なのか?
千畳敷に到着してすぐに整理券をもらうが、どうやら1時間30分待ちの予定。テラス回りも人であふれていて、休憩場所を見つけるのも困難。ラッキーにも山を眺めながら休憩できるスペースを確保できたので大休憩。スズラン牛乳ソフトクリームが美味しいな〜。
ようやくロープウェイに乗車できたのはほぼ2時間後。バスが臨時便が増発されているのでスムーズな乗り換えができたが、菅の台に近づくバスの車窓から見えた温泉駐車場の激混みっぷり&有名かつ丼屋さんの長蛇の列を見てげっそり。温泉はあきらめ、かつ丼はいつも通りSAレストランでいいや・・・。
バスを降りて、駒ケ根高原スキー場駐車場の最上段までボチボチ戻り、ようやく今回の山歩きも終了。キツい2日間だったが(ロープウェイの長時間待ちも含む)、これ以上ない素晴らしい天気に恵まれ、美しい稜線歩きとライチョウに複数回遭遇できたことは忘れがたい思い出となることだろう。
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