ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4559912
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

悪沢・赤石・聖を歩く 今しか出来ない南ア真夏の大冒険

2022年08月03日(水) ~ 2022年08月07日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
35:11
距離
51.4km
登り
5,835m
下り
5,819m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:22
休憩
0:28
合計
8:50
7:59
13
8:12
8:12
152
10:44
10:52
162
13:34
13:41
21
14:02
14:08
92
15:40
15:46
15
16:01
16:02
47
16:49
2日目
山行
5:09
休憩
0:40
合計
5:49
4:58
61
5:59
6:05
62
7:07
7:13
44
7:57
7:58
75
9:13
9:38
4
9:42
9:42
22
10:47
3日目
山行
5:17
休憩
0:26
合計
5:43
4:54
42
5:36
5:38
71
6:49
6:50
21
7:11
7:11
13
7:52
8:07
2
8:09
8:15
95
9:50
9:51
46
4日目
山行
7:44
休憩
1:08
合計
8:52
4:52
71
6:30
6:41
53
7:34
7:34
52
8:26
8:38
6
8:44
8:53
151
11:24
11:47
49
12:36
12:43
39
13:22
13:22
19
13:41
13:41
3
13:44
5日目
山行
5:13
休憩
0:36
合計
5:49
4:58
71
6:09
6:10
50
7:00
7:04
25
7:29
7:32
33
8:05
8:23
80
9:43
9:53
20
10:13
10:13
19
10:32
10:32
11
10:43
10:43
4
10:47
ゴール地点
天候 初日  曇り時々晴れ
2日目 霧雨後風雨
3日目 晴れのち曇り 夜雨
4日目 曇のち霧雨 夜雨
5日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙第一ダム臨時駐車場に駐車
畑薙第一ダム↔椹島
コース状況/
危険箇所等
1泊目 千枚小屋 ビール500ml800円
    1泊2食13000円 完全予約制
    docomoバリバリ入る
2日目 荒川小屋 ビール500ml800円
    1泊2食13000円 完全予約制
    docomoそこそこ入る
3泊目 百間洞山の家 ビール500ml800円
    1泊2食13000円 完全予約制
    docomo入らず,
4泊目 聖平小屋 ビール350ml600円 空き缶持ち帰り
    空き缶だけではなく買ったもの、トイレで使用した紙も持ち帰り
    1泊素泊まり9000円、シュラフを持っていけば1000円割引
docomo 入らず

お話などをした登山者(レコに登場します)
・福島さん・・・男性、私よりもベテランさん。行程が一緒、3000m峰制覇を狙う。朝食は弁当にして行動中に食べる派。
・新潟さん・・・男性、私よりもベテランさん。便ヶ島方面から荒川岳ピストン。通称「社長さん」。
・埼玉さん・・・女性、私よりもベテランさん、行程はほぼ一緒。今回聖岳で百名山99座に到達。
・東京さん・・・女性、私と同年代。埼玉さんとお友達、実は地元が近いことがわかった。
その他周辺情報 三島極楽湯
 毎日アルペンのバスが到着しました。私はこれを駐車場から見ていました。これが、選択ミスの始まり。
2022年08月03日 05:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 5:34
 毎日アルペンのバスが到着しました。私はこれを駐車場から見ていました。これが、選択ミスの始まり。
 ちなみに、初日のai車を探せ!!簡単簡単。
2022年08月03日 06:13撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 6:13
 ちなみに、初日のai車を探せ!!簡単簡単。
 東海フォレストの連絡バスに乗り込みます。赤石号、ナンバーは3121、赤石岳の標高ですね。
2022年08月03日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 7:52
 東海フォレストの連絡バスに乗り込みます。赤石号、ナンバーは3121、赤石岳の標高ですね。
 というわけで、ここが椹島、南アルプス南部の登山拠点の一つです。ここを出発地点としましょう。
2022年08月03日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 7:57
 というわけで、ここが椹島、南アルプス南部の登山拠点の一つです。ここを出発地点としましょう。
 今リニアの工事もやっていて、その人たちの宿舎もあるとか。工事が終わったら登山用宿泊施設が増えると、バス運転手さんが言っていました。
2022年08月03日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/3 7:58
 今リニアの工事もやっていて、その人たちの宿舎もあるとか。工事が終わったら登山用宿泊施設が増えると、バス運転手さんが言っていました。
 大倉喜八郎さんの碑、大倉さんはこの辺りの森林を買い、東海フォレストの基礎を作った人だそうだ。
2022年08月03日 07:59撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 7:59
 大倉喜八郎さんの碑、大倉さんはこの辺りの森林を買い、東海フォレストの基礎を作った人だそうだ。
 さあ、この吊り橋を渡っていくと、千枚小屋に向かう道になります。
2022年08月03日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 8:14
 さあ、この吊り橋を渡っていくと、千枚小屋に向かう道になります。
 急登りを繰り返してここまできました。3時間歩いていますが、小屋まであと4時間半です。
2022年08月03日 10:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 10:47
 急登りを繰り返してここまできました。3時間歩いていますが、小屋まであと4時間半です。
 1箇所ある水場、同じバスに乗った福島さんがここで昼食を取っておりました。
2022年08月03日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/3 12:27
 1箇所ある水場、同じバスに乗った福島さんがここで昼食を取っておりました。
 蕨段、通過。一体いつになったら小屋に着くのやら。
2022年08月03日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 13:38
 蕨段、通過。一体いつになったら小屋に着くのやら。
 駒鳥池、一体いつになったら小屋に着くのやら。もう16時近いぜ。標識では後1時間といういうことで。
2022年08月03日 15:44撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 15:44
 駒鳥池、一体いつになったら小屋に着くのやら。もう16時近いぜ。標識では後1時間といういうことで。
 マルバダケブキが出てきたら小屋が近い。
2022年08月03日 16:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/3 16:31
 マルバダケブキが出てきたら小屋が近い。
 というわけで、コースタイム8時間の道でした。でも、私より後に到着した人も結構いたようです。それだけ南アルプス南部は時間にシビアです。
 ちなみに、累積標高登り1770m超えです。
2022年08月03日 16:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/3 16:50
 というわけで、コースタイム8時間の道でした。でも、私より後に到着した人も結構いたようです。それだけ南アルプス南部は時間にシビアです。
 ちなみに、累積標高登り1770m超えです。
 千枚小屋の夕食、HPではシェフ出身の小屋番さんが作る本格ハンバーグとのことだが、レトルトっぽい。
2022年08月03日 17:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/3 17:46
 千枚小屋の夕食、HPではシェフ出身の小屋番さんが作る本格ハンバーグとのことだが、レトルトっぽい。
 夕食を取ったし、とりあえずビールを飲みましょうか。
2022年08月03日 18:18撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/3 18:18
 夕食を取ったし、とりあえずビールを飲みましょうか。
 おはようございます、2日目の朝です。千枚小屋の朝食、甘い卵焼きと魚の甘露煮でご飯3膳食べてから出発しましょう。
2022年08月04日 04:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/4 4:30
 おはようございます、2日目の朝です。千枚小屋の朝食、甘い卵焼きと魚の甘露煮でご飯3膳食べてから出発しましょう。
 トリカブトがもう咲いていましたね。決して「美味しそう」とは言わないように。
2022年08月04日 05:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:10
 トリカブトがもう咲いていましたね。決して「美味しそう」とは言わないように。
 ミネウスユキソウ、花は最小限にしたいと思っています。
2022年08月04日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:25
 ミネウスユキソウ、花は最小限にしたいと思っています。
 イワオトギリ、一応撮影しておきましょうか。
2022年08月04日 05:31撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:31
 イワオトギリ、一応撮影しておきましょうか。
 二軒小屋から来る道と合流します。まずは第一目標千枚岳になります。
2022年08月04日 05:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:33
 二軒小屋から来る道と合流します。まずは第一目標千枚岳になります。
 おお、笊ヶ岳が見えるよ。
2022年08月04日 05:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:39
 おお、笊ヶ岳が見えるよ。
 ウサギギクの明るさに元気をもらおう。数日後は別の「うさぎさん」にげんなりさせられるのだが。
2022年08月04日 05:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 5:40
 ウサギギクの明るさに元気をもらおう。数日後は別の「うさぎさん」にげんなりさせられるのだが。
 赤石岳方面でしょうか、山頂は雲がかかっていますねえ。
2022年08月04日 05:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/4 5:45
 赤石岳方面でしょうか、山頂は雲がかかっていますねえ。
 こちらは今から行く道、右は「丸山」。左が「悪沢岳」。
2022年08月04日 05:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 5:52
 こちらは今から行く道、右は「丸山」。左が「悪沢岳」。
 というわけで、本日の一座目「千枚岳」になります。特に〇〇名山には選ばれてはいないようです。
2022年08月04日 05:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 5:58
 というわけで、本日の一座目「千枚岳」になります。特に〇〇名山には選ばれてはいないようです。
 タカネマツムシソウは今年初かな、割合きれいなものをチョイス。
2022年08月04日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:03
 タカネマツムシソウは今年初かな、割合きれいなものをチョイス。
 イブキジャコウソウ、これも終日までかなりあり。
2022年08月04日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 6:04
 イブキジャコウソウ、これも終日までかなりあり。
 シロバナタカネビランジ、今年の初花。
2022年08月04日 06:04撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:04
 シロバナタカネビランジ、今年の初花。
 近くにはピンクっぽいタカネビランジも咲いていましたね。
2022年08月04日 06:05撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:05
 近くにはピンクっぽいタカネビランジも咲いていましたね。
 ああ、赤石岳がきれいに見えてきました。
2022年08月04日 06:06撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:06
 ああ、赤石岳がきれいに見えてきました。
 5日間で唯一の急斜面のはしご、丁寧に行こう。
2022年08月04日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:10
 5日間で唯一の急斜面のはしご、丁寧に行こう。
 タカネナデシコ、これも今年初。
2022年08月04日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 6:28
 タカネナデシコ、これも今年初。
 といったところで、ライチョウですよ。この個体はまだ子供、近くに親がいるはず。
2022年08月04日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4
8/4 7:02
 といったところで、ライチョウですよ。この個体はまだ子供、近くに親がいるはず。
 ほら、親がいました。親の後ろにさらに一羽。
2022年08月04日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
6
8/4 7:02
 ほら、親がいました。親の後ろにさらに一羽。
 親は子供を見失わないように、キョロキョロしています。
2022年08月04日 07:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
4
8/4 7:02
 親は子供を見失わないように、キョロキョロしています。
 というわけで、荒川丸山にたどり着きました。このころから雨が強くなってきて、長袖を着こみ雨具を着用しました。
2022年08月04日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 7:12
 というわけで、荒川丸山にたどり着きました。このころから雨が強くなってきて、長袖を着こみ雨具を着用しました。
 一旦鞍部があり、悪沢岳に繋がってゆく。
2022年08月04日 07:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 7:12
 一旦鞍部があり、悪沢岳に繋がってゆく。
 悪沢だけに向かっていく道は岩ゴーロの道だ。雨で滑りそう。
2022年08月04日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 7:38
 悪沢だけに向かっていく道は岩ゴーロの道だ。雨で滑りそう。
 じきに到着、悪沢岳です。「日本百名山」「静岡の百山」「長野県の山」「静岡県の山」「中央線から見える山」「日本百霊山」などに選ばれています。
 雨なので、写真だけ撮影して先を急ぎました。
2022年08月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
3
8/4 7:55
 じきに到着、悪沢岳です。「日本百名山」「静岡の百山」「長野県の山」「静岡県の山」「中央線から見える山」「日本百霊山」などに選ばれています。
 雨なので、写真だけ撮影して先を急ぎました。
 遠くに中岳が見えています。そして、中岳の避難小屋も見えています。
2022年08月04日 08:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 8:21
 遠くに中岳が見えています。そして、中岳の避難小屋も見えています。
 中岳に登り返す途中で振り返って一枚。悪沢岳から240m下って鞍部、そこから180m登り返します。
2022年08月04日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 8:40
 中岳に登り返す途中で振り返って一枚。悪沢岳から240m下って鞍部、そこから180m登り返します。
 はい、中岳避難小屋です。少し休ませていただきました。
2022年08月04日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 9:36
 はい、中岳避難小屋です。少し休ませていただきました。
 そして「荒川中岳」になります。「3000m峰」「中央線から見える山」などに選ばれています。
2022年08月04日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 9:41
 そして「荒川中岳」になります。「3000m峰」「中央線から見える山」などに選ばれています。
 さて、前岳に行こうかとも思いましたが、風雨対くてやめて荒川小屋を目指します。
2022年08月04日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 9:46
 さて、前岳に行こうかとも思いましたが、風雨対くてやめて荒川小屋を目指します。
 カール、見事な氷食地形ですね。南アルプスにもカールがあるんですね。
2022年08月04日 09:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 9:49
 カール、見事な氷食地形ですね。南アルプスにもカールがあるんですね。
 ウメバチソウ、数は少ないが健気に咲いていました。
2022年08月04日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/4 10:00
 ウメバチソウ、数は少ないが健気に咲いていました。
 花の保護地区に入ります、開けたら締めましょう。
2022年08月04日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 10:02
 花の保護地区に入ります、開けたら締めましょう。
 ほら、あれが本日の宿。荒川小屋ですよ。
2022年08月04日 10:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/4 10:22
 ほら、あれが本日の宿。荒川小屋ですよ。
 そして、次の日に行く予定、赤石岳方面。(赤石岳本峰はまだ見えていない。)
2022年08月04日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 10:26
 そして、次の日に行く予定、赤石岳方面。(赤石岳本峰はまだ見えていない。)
 ということで、本日はショートコース、荒川小屋で荷をほどきましょう。まだ午前中です。
2022年08月04日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/4 10:46
 ということで、本日はショートコース、荒川小屋で荷をほどきましょう。まだ午前中です。
 昼食のラーメンを食べたら、ビールを飲みながら一人読書。エビスビール500ml800円です。
2022年08月04日 15:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/4 15:27
 昼食のラーメンを食べたら、ビールを飲みながら一人読書。エビスビール500ml800円です。
 荒川小屋の夕食は、名物カレー。あっという間に4杯食べてしまった。2敗目からはご飯とルーを自分でよそうことができる。今回のナンバー1食事かも。
2022年08月04日 16:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
5
8/4 16:54
 荒川小屋の夕食は、名物カレー。あっという間に4杯食べてしまった。2敗目からはご飯とルーを自分でよそうことができる。今回のナンバー1食事かも。
 おはようございます、3日目です。荒川小屋の朝食、飯3膳目はサケとのりをちぎってお茶をかけた鮭茶漬けでいただきました。
 食べたら出発しましょう。今日もショートコースです。
2022年08月05日 04:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/5 4:29
 おはようございます、3日目です。荒川小屋の朝食、飯3膳目はサケとのりをちぎってお茶をかけた鮭茶漬けでいただきました。
 食べたら出発しましょう。今日もショートコースです。
 昨日歩いた荒川岳と荒川小屋。うまいカレーをありがとう。
2022年08月05日 05:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 5:01
 昨日歩いた荒川岳と荒川小屋。うまいカレーをありがとう。
 今日の天気予報は、午後から雨。午前中にたどり着きたい。写真は富士山と雲海。そば焼酎〜♪(おっと自主規制)
2022年08月05日 05:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 5:11
 今日の天気予報は、午後から雨。午前中にたどり着きたい。写真は富士山と雲海。そば焼酎〜♪(おっと自主規制)
 コケモモを撮影したら、先に進みましょう。3日目ごろから重い荷物に慣れてきました。
2022年08月05日 05:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 5:12
 コケモモを撮影したら、先に進みましょう。3日目ごろから重い荷物に慣れてきました。
 大聖寺平、30分近く歩いたので休憩しましょう。ここから赤石岳への登りが始まるのです。
2022年08月05日 05:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 5:28
 大聖寺平、30分近く歩いたので休憩しましょう。ここから赤石岳への登りが始まるのです。
 穂高・槍がきれいに見えていますねえ。
2022年08月05日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 5:35
 穂高・槍がきれいに見えていますねえ。
 そして、槍ヶ岳アップ。もうこの時間でも多数の人が登っているのでしょうか。
2022年08月05日 05:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/5 5:36
 そして、槍ヶ岳アップ。もうこの時間でも多数の人が登っているのでしょうか。
 分岐、広河原方面からの道と合流します。広河原といっても北岳の登山口ではありませんよ。いろんな広河原があるんです。
2022年08月05日 05:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 5:37
 分岐、広河原方面からの道と合流します。広河原といっても北岳の登山口ではありませんよ。いろんな広河原があるんです。
 登り始めてから後ろを振り返る。結構な登山者が後ろを続いています。
2022年08月05日 05:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
2
8/5 5:58
 登り始めてから後ろを振り返る。結構な登山者が後ろを続いています。
 ミヤマキンバイ、しっかり咲いているので撮影しました。
2022年08月05日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 6:03
 ミヤマキンバイ、しっかり咲いているので撮影しました。
 今見てみると、先行者の中に新潟さんがいます。
2022年08月05日 06:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 6:08
 今見てみると、先行者の中に新潟さんがいます。
 恵那山、中央アルプスの稜線上では結構目立つ山だ。
2022年08月05日 06:11撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 6:11
 恵那山、中央アルプスの稜線上では結構目立つ山だ。
 昨日登った悪沢岳、右から登り左に下り、中岳に登り返した。
2022年08月05日 06:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 6:27
 昨日登った悪沢岳、右から登り左に下り、中岳に登り返した。
 左に小赤石岳が見え、右が赤石岳本峰でしょう。
2022年08月05日 06:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 6:36
 左に小赤石岳が見え、右が赤石岳本峰でしょう。
 小赤石岳の手前、3030m峰より。目の前が小赤石岳、奥は赤石岳。
2022年08月05日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 6:44
 小赤石岳の手前、3030m峰より。目の前が小赤石岳、奥は赤石岳。
 チングルマ、咲いていたのはこの個体など数輪。ほとんどは花穂になっていた。
2022年08月05日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 6:51
 チングルマ、咲いていたのはこの個体など数輪。ほとんどは花穂になっていた。
 というわけで、小赤石岳に到着。もう、3000mを超えています。稜線歩きが楽しみだ。
2022年08月05日 07:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:07
 というわけで、小赤石岳に到着。もう、3000mを超えています。稜線歩きが楽しみだ。
 そう、あれが赤石岳本峰。さあ、歩いていこう。
2022年08月05日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 7:08
 そう、あれが赤石岳本峰。さあ、歩いていこう。
 シラネヒゴタイ、タカネヒゴタイの変種。南アルプス特産だそうで。
2022年08月05日 07:20撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:20
 シラネヒゴタイ、タカネヒゴタイの変種。南アルプス特産だそうで。
 振り返って分岐。右に下ると赤石小屋や椹島。ここに荷物を置いて赤石岳ピストンする人も多い。
2022年08月05日 07:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:23
 振り返って分岐。右に下ると赤石小屋や椹島。ここに荷物を置いて赤石岳ピストンする人も多い。
 赤石岳までは、まだまだ、これだけ登ります。
2022年08月05日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:29
 赤石岳までは、まだまだ、これだけ登ります。
 遠くに見えますよ、左は間ノ岳、右は農取、西農取。
2022年08月05日 07:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 7:45
 遠くに見えますよ、左は間ノ岳、右は農取、西農取。
 というわけで、山頂の一等三角点です。日本で一番高いところにある一等三角点だそうです。
2022年08月05日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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 というわけで、山頂の一等三角点です。日本で一番高いところにある一等三角点だそうです。
 はい、山頂は混んでいるので写真撮影大会の合間に撮影。赤石岳は「日本百名山」「新日本百名山」「一等三角点百名山」「中央線から見える山」「魅力別で選ぶ日本百名山」などに選ばれています。
 しばし休憩です。
2022年08月05日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 7:51
 はい、山頂は混んでいるので写真撮影大会の合間に撮影。赤石岳は「日本百名山」「新日本百名山」「一等三角点百名山」「中央線から見える山」「魅力別で選ぶ日本百名山」などに選ばれています。
 しばし休憩です。
 遠くの尾根上には赤石小屋。あそこを予約するという手もあったが、今回のコースを選びました。
2022年08月05日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:51
 遠くの尾根上には赤石小屋。あそこを予約するという手もあったが、今回のコースを選びました。
 おっと、塩見岳が見えていますね。
2022年08月05日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 7:53
 おっと、塩見岳が見えていますね。
 そして、見えました。明日の目標、聖岳の雄姿です。この写真を撮影したら山頂を辞しましょう。
2022年08月05日 07:55撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 7:55
 そして、見えました。明日の目標、聖岳の雄姿です。この写真を撮影したら山頂を辞しましょう。
 振り返って山頂、赤いTシャツは赤石岳山頂避難小屋で販売しているそうだ。
2022年08月05日 08:07撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 8:07
 振り返って山頂、赤いTシャツは赤石岳山頂避難小屋で販売しているそうだ。
 赤石岳山頂避難小屋、Tシャツの4Lはないようだ。トイレもまだ大丈夫。この日に宿泊していた人が活発に話をしていた。
2022年08月05日 08:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 8:12
 赤石岳山頂避難小屋、Tシャツの4Lはないようだ。トイレもまだ大丈夫。この日に宿泊していた人が活発に話をしていた。
 さあ、ここから本日の宿、百間洞山の家に向かっていきましょう。
2022年08月05日 08:15撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 8:15
 さあ、ここから本日の宿、百間洞山の家に向かっていきましょう。
 石が赤いね、なので「赤石岳」なのでしょうね。
2022年08月05日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 8:27
 石が赤いね、なので「赤石岳」なのでしょうね。
 岩ゴーロのあとは、あの稜線を下っていくんですね。
2022年08月05日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 8:46
 岩ゴーロのあとは、あの稜線を下っていくんですね。
 振り返って赤石岳山頂。今日の登山者は多いようだ。
2022年08月05日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 9:19
 振り返って赤石岳山頂。今日の登山者は多いようだ。
 百間平と後ろの山々、次の日に通る山でもある。
2022年08月05日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 9:27
 百間平と後ろの山々、次の日に通る山でもある。
 ベニヒカゲ、今回の縦走でキレイに撮れた唯一のチョウ。
2022年08月05日 09:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 9:29
 ベニヒカゲ、今回の縦走でキレイに撮れた唯一のチョウ。
 ここから一気に山の家に下ります、振り返ってみると、こんな斜面を下っています。
2022年08月05日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 10:21
 ここから一気に山の家に下ります、振り返ってみると、こんな斜面を下っています。
 おお、見えた。あれが本日の宿、百間洞山の家ですね。まだまだ下りますね。(その分明日は登りますね)
2022年08月05日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 10:28
 おお、見えた。あれが本日の宿、百間洞山の家ですね。まだまだ下りますね。(その分明日は登りますね)
 はい、本日も午前中に到着しました。ちなみに、2人目は新潟さん、3人目は福島さんでした。
2022年08月05日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 10:35
 はい、本日も午前中に到着しました。ちなみに、2人目は新潟さん、3人目は福島さんでした。
 3人、それぞれテーブルを使い昼食。私は旭川醤油ラーメン。寒干ラーメンですね。
2022年08月05日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 11:21
 3人、それぞれテーブルを使い昼食。私は旭川醤油ラーメン。寒干ラーメンですね。
 麺を食べたらこれを入れて雑炊に。卵を持ってこなかったのが残念だが、しみじみうまい。
2022年08月05日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/5 11:25
 麺を食べたらこれを入れて雑炊に。卵を持ってこなかったのが残念だが、しみじみうまい。
 そして、3人で午後はビール片手に雑談大会。新潟さんも福島さんも面白すぎます。
2022年08月05日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/5 13:12
 そして、3人で午後はビール片手に雑談大会。新潟さんも福島さんも面白すぎます。
 夕食は名物トンカツ、意外と脂っこくなくてイケる。その後、新潟さん、埼玉さん、東京さんと4人でビール片手に山談義でした。
2022年08月05日 17:01撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/5 17:01
 夕食は名物トンカツ、意外と脂っこくなくてイケる。その後、新潟さん、埼玉さん、東京さんと4人でビール片手に山談義でした。
 百間洞山の家の朝食、植物性のおかずを中心にご飯は3膳、今日はきついからたくさん食べる。
 標識では聖平小屋まで490分です。8時間以上か・・・。
2022年08月06日 04:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 4:26
 百間洞山の家の朝食、植物性のおかずを中心にご飯は3膳、今日はきついからたくさん食べる。
 標識では聖平小屋まで490分です。8時間以上か・・・。
 一瞬見えた聖岳、でもすぐに雲の中に消えた。
2022年08月06日 05:00撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/6 5:00
 一瞬見えた聖岳、でもすぐに雲の中に消えた。
 大沢岳はパス、この稜線に上がってくるだけで標高300mほど稼いでいます。新潟さんと福島さんはずっと前、埼玉さんと東京さんに追いつくが、私は休憩。先に行かれた。
2022年08月06日 06:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 6:02
 大沢岳はパス、この稜線に上がってくるだけで標高300mほど稼いでいます。新潟さんと福島さんはずっと前、埼玉さんと東京さんに追いつくが、私は休憩。先に行かれた。
 そこから30分ほど歩いて中盛丸山。「日本百高山」などに選ばれているようですね。
2022年08月06日 06:28撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 6:28
 そこから30分ほど歩いて中盛丸山。「日本百高山」などに選ばれているようですね。
 いったん下って登って、小兎岳。ちびうさだけど足には厳しい。なお、今回のザックは75リットル、5日分の服など約15kg、重い・・・。
2022年08月06日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 7:29
 いったん下って登って、小兎岳。ちびうさだけど足には厳しい。なお、今回のザックは75リットル、5日分の服など約15kg、重い・・・。
 左に水場あり、ここに平地あり。かつてはここでテントを張った人もいたのでしょうかね。
2022年08月06日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 7:37
 左に水場あり、ここに平地あり。かつてはここでテントを張った人もいたのでしょうかね。
 小兎から下って、一気登り。兎岳になる。
2022年08月06日 07:52撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 7:52
 小兎から下って、一気登り。兎岳になる。
 鞍部より、ここから兎岳まで30分、ひたすら急登りだ。
2022年08月06日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 7:53
 鞍部より、ここから兎岳まで30分、ひたすら急登りだ。
 兎岳山頂、しばし休憩。「日本百高山」「静岡の百山」などに選ばれている。
 それにしても、厳しいうさぎちゃんだこと・・・。
2022年08月06日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 8:26
 兎岳山頂、しばし休憩。「日本百高山」「静岡の百山」などに選ばれている。
 それにしても、厳しいうさぎちゃんだこと・・・。
 兎岳避難小屋分岐、見に行った人によると「雨風をしのぐ」程度であれば使えるらしい。
2022年08月06日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 8:43
 兎岳避難小屋分岐、見に行った人によると「雨風をしのぐ」程度であれば使えるらしい。
 遠景ですね。私は見に行きませんでした。
2022年08月06日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 8:47
 遠景ですね。私は見に行きませんでした。
 おお、聖に向かう稜線、片側だけに雲が出てきている。
2022年08月06日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 8:50
 おお、聖に向かう稜線、片側だけに雲が出てきている。
 クモイコザクラがまだ残っていました。終わりかけですね。ちなみに絶滅危惧粁爐砲覆蠅泙后
2022年08月06日 09:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 9:40
 クモイコザクラがまだ残っていました。終わりかけですね。ちなみに絶滅危惧粁爐砲覆蠅泙后
 ミヤマホツツジ、息がきつくなったら花を撮影します。
2022年08月06日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 9:47
 ミヤマホツツジ、息がきつくなったら花を撮影します。
 おお、山頂が近い、3日連続3000m越えになります。
2022年08月06日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 11:26
 おお、山頂が近い、3日連続3000m越えになります。
 到着しました、何とか午前中にたどり着きまして、予定通りというか・・・。「日本百名山」「信州百名山」「静岡の百山」「中央線から見える山」などに選ばれています。
2022年08月06日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 11:33
 到着しました、何とか午前中にたどり着きまして、予定通りというか・・・。「日本百名山」「信州百名山」「静岡の百山」「中央線から見える山」などに選ばれています。
 今回、一番きつい山でしたね。私、がんばったね。きつかったね。うれしかったね。
2022年08月06日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 11:34
 今回、一番きつい山でしたね。私、がんばったね。きつかったね。うれしかったね。
 奥聖岳には行きません、2時までに小屋に入らないとビールが買えないという偽情報をつかまされておりまして・・・急ごう。
2022年08月06日 11:44撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 11:44
 奥聖岳には行きません、2時までに小屋に入らないとビールが買えないという偽情報をつかまされておりまして・・・急ごう。
 こんなザレた道を下っていきます。つま先に負担が来ますねえ。
2022年08月06日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 11:48
 こんなザレた道を下っていきます。つま先に負担が来ますねえ。
 小聖岳ピーク、晴れていたら聖岳がかっこよく見えるのだとか。
2022年08月06日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 12:36
 小聖岳ピーク、晴れていたら聖岳がかっこよく見えるのだとか。
 分岐を超えていくと、聖平小屋への分岐になります。
2022年08月06日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 13:39
 分岐を超えていくと、聖平小屋への分岐になります。
 小屋までは、こんな感じ。何とかビールは買えそうか?(偽情報でしたってばよ)
2022年08月06日 13:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/6 13:40
 小屋までは、こんな感じ。何とかビールは買えそうか?(偽情報でしたってばよ)
 はい、たどり着きました。今日一日だけで、登り1321m、下り1528mでした。
2022年08月06日 15:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 15:42
 はい、たどり着きました。今日一日だけで、登り1321m、下り1528mでした。
 早速ビール、左に新潟さん、右に福島さん。カンパーイ!!その後、東京さんと埼玉さんも到着し、夕食+祝杯をあげました。
2022年08月06日 14:10撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/6 14:10
 早速ビール、左に新潟さん、右に福島さん。カンパーイ!!その後、東京さんと埼玉さんも到着し、夕食+祝杯をあげました。
 5日目、朝食はカップ麺+コー、ヒー。紺のきつねそば、珍しいでしょう。小屋で500円で売っています、お湯ももらえます。
2022年08月07日 04:32撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 4:32
 5日目、朝食はカップ麺+コー、ヒー。紺のきつねそば、珍しいでしょう。小屋で500円で売っています、お湯ももらえます。
 さあ、下りましょう。コースタイムは6時間。12時台のバスに間に合わせたい。
2022年08月07日 04:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 4:57
 さあ、下りましょう。コースタイムは6時間。12時台のバスに間に合わせたい。
 最終日は、晴れ間が期待できそうですね。この日に登る人が大当たりでしたかも。
2022年08月07日 05:09撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
8/7 5:09
 最終日は、晴れ間が期待できそうですね。この日に登る人が大当たりでしたかも。
 聖平からの下りといっても、ただ下るわけではなくて、かなりのアップダウンがあります。
2022年08月07日 05:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 5:25
 聖平からの下りといっても、ただ下るわけではなくて、かなりのアップダウンがあります。
 滝見台という休憩適地、それにしてもこの看板の右下の落書きは誰だ!?
2022年08月07日 06:02撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:02
 滝見台という休憩適地、それにしてもこの看板の右下の落書きは誰だ!?
 ここからは、2本の滝が見えます。左側の滝。
2022年08月07日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:03
 ここからは、2本の滝が見えます。左側の滝。
 そして、右側の滝。見たらさらに下りましょう。
2022年08月07日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:03
 そして、右側の滝。見たらさらに下りましょう。
 聖岳が見えましたね。今日登る人はいい感じですね。
2022年08月07日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:03
 聖岳が見えましたね。今日登る人はいい感じですね。
 こんな橋、揺れる〜重い〜♪
2022年08月07日 06:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 6:37
 こんな橋、揺れる〜重い〜♪
 乗越、ここから一気の下りになります。
2022年08月07日 06:54撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:54
 乗越、ここから一気の下りになります。
 いつのまにかストックのキャップが2個とも無くなった。
 南アルプスは〜キャップ泥棒♪!・・・残念。。。
2022年08月07日 06:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 6:57
 いつのまにかストックのキャップが2個とも無くなった。
 南アルプスは〜キャップ泥棒♪!・・・残念。。。
 聖沢橋、楽天の聖沢選手のことをなぜか思い出した。わが日ハムはよくやられたなあ・・・。
2022年08月07日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 8:22
 聖沢橋、楽天の聖沢選手のことをなぜか思い出した。わが日ハムはよくやられたなあ・・・。
 ちょっと荒れています、うまく渡ってね。
2022年08月07日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 8:27
 ちょっと荒れています、うまく渡ってね。
 おお、道路?!
2022年08月07日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 9:42
 おお、道路?!
 というわけで、お疲れさまでした。ただ、ここから1時間椹島まで道路を歩きます。先に休憩していた福島さんと一緒に歩きます。
2022年08月07日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 9:45
 というわけで、お疲れさまでした。ただ、ここから1時間椹島まで道路を歩きます。先に休憩していた福島さんと一緒に歩きます。
 赤石岳、赤石小屋に向かう道ですね。ここを通り過ぎます。
2022年08月07日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 10:36
 赤石岳、赤石小屋に向かう道ですね。ここを通り過ぎます。
 この範囲の山林を特殊東海フォレストが管理しているわけだ・・・。
2022年08月07日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
8/7 10:37
 この範囲の山林を特殊東海フォレストが管理しているわけだ・・・。
 というところで、椹島ロッジ。GPSを止めました。5日間お疲れ様でした。
2022年08月07日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 10:45
 というところで、椹島ロッジ。GPSを止めました。5日間お疲れ様でした。
 福島さんは生ビール。私は運転があるので、ソフトクリーム+コーラ。ダブルで打ち上げしても罰は当たらないでしょう。
2022年08月07日 11:23撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 11:23
 福島さんは生ビール。私は運転があるので、ソフトクリーム+コーラ。ダブルで打ち上げしても罰は当たらないでしょう。
 帰りのバス、悪沢号です。ナンバーは標高と同じく3141番ですね。もう、折り返しの椹島行きのお客さんを乗せるために、Uターンをしに向かいます。
2022年08月07日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 13:39
 帰りのバス、悪沢号です。ナンバーは標高と同じく3141番ですね。もう、折り返しの椹島行きのお客さんを乗せるために、Uターンをしに向かいます。
 というわけで、ゴール後のai車を探せ!!簡単簡単。
 日曜日ですけど駐車場は空いています。
2022年08月07日 13:39撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 13:39
 というわけで、ゴール後のai車を探せ!!簡単簡単。
 日曜日ですけど駐車場は空いています。
 なお、今回の山行で歩行距離が10000kmを超え、ブロンズステージからシルバーステージに変更されました。
2022年08月07日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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8/7 11:30
 なお、今回の山行で歩行距離が10000kmを超え、ブロンズステージからシルバーステージに変更されました。
撮影機器:

感想

(プロローグ)
 先週、塩見岳から下ってきて、「次はさらに南だなあ。」と漠然と思っていた。
 下山した次の日、30日(土曜日)に、車の中で特殊東海フォレストのHPを開いてみると、この日程の山小屋にまだ空きがあることが分かった。
 塩見に登って次の週にまた南アルプス!?という考えもあったが、もう勢いでポチっていました。千枚小屋、荒川小屋、そして赤石小屋と迷いましたが「ままよ」とばかりに百間洞山の家、当然行きのバスも確保しました。
 百間洞山の家を抑えたということは、当然聖に行くわけで、ぜひとも聖平小屋も押さえておきたいところです。ここはインターネット予約に対応しておらず電話予約が必要です。他の3軒の予約を取った後に電話をかけたところ「その日は満室ですね、でもキャンセルが出ると思いますので、毎日のように電話をかけてくれればチャンスもあるかもしれませんよ。」とのこと。
 日曜日に豊橋市内を歩いて車に戻り、12時ごろまた小屋に電話をかけてみると、若い人から小屋番さんと思われるベテランさんに電話が変わり、「前日に百間洞押さえてるんだ、じゃあ来たいよね。いいよ、多分大丈夫だから。」とOK、今回の4泊5日の宿泊日程が出来上がったのです。
 塩見から下った2日後で、そして出発の2日前でした。

 月曜日は仕事、火曜日は午前のみ出張(年に一度の健康診断、終わったら帰宅してよい)、そこで静岡市内で買い物をして畑薙第2ダム臨時駐車所で車中泊となったのでした。
 聖平小屋は基本素泊まり(食事などは持参、でも行ってみるとカップ麺+お湯販売は行われていましたので、それで大丈夫な人は大丈夫だと思います。)、4日まで保存がきくような食糧をもち、5日分の服などを持ち、テント泊用のザックに詰め込み15kgほどになりました。最後までザックの重さには苦労することとなりました。

(初日 とにかく喘ぎながら千枚小屋にたどり着く)

 車中泊後の朝日がまぶしく、毎日新聞社の夜行バスも到着しました。結構な人が降りてきて特殊東海フォレストのバスを待っています。それを見て、私も並んでしまいました。本当だったら車の中で朝食を食べてから並ぼうと思ったのですが・・・。「みんな並んでいる、自分も並ばなければ・・・。」こんな心理だったんですね。結局朝食を食べなかったことがこの日の苦労の原因でした。
 椹島から歩き始めますが、現地看板によるとコースタイムは8時間。ヤマプラでは6時間、荷物が重いことを考えておらず6時間で行けると思っていました
 結局、1770mの累積標高を稼ぎ8時間かけ、17時前に小屋にたどり着きました。ただただつらかった登りという1日、ハンガーノックの1日、夕食もご飯は3膳しか食べられませんでした。胃が小さくなっていたのでしょうか。
 千枚小屋の夕食の名物はハンバーグだそうです。HPを見ると、元フランス料理のコックさんが小屋番で、本場のソースが自慢と書いてありましたが、「ううむ・・・」という感じ。その後、ビールを1本飲んで就寝、8時消灯ですが12時ごろまでは寝られず、うつらうつらはしたようでした。

(2日目 雨の荒川、悪沢岳で悪さはダメ!)

 2日目、天気予報は9時ごろから雨、私は朝食をしっかりと取りスタートする。福島さんは朝食弁当を片手に1時間近く早く行かれた、ちょうどよいところで食べるらしい。
 朝食後、ザックを背負いスタートする。ザックには何も足されていないし、引かれてもいない。何も買っていないし、ザックの中の食料を食べたわけでもない。でも、何かが違う、体が動くのだ、息が苦しくないのだ。
 体が重さになれたのだろう、宿泊した標高が高いため薄い空気に慣れたのだろう、朝食が早速エネルギーになっているからだろう。足は前に動く嬉しさを確かめながら歩いていく。
 樹木がなくなり、稜線といってもいい場所にやってきた、千枚岳、丸山、東岳(悪沢岳)、中岳、前岳の5座で荒川岳ということである。それを千枚岳の方から登っていくのである。
 千枚岳を超えたところで先行しているご夫婦が立ち止まっている。そう、ライチョウである。雷鳥を探すのは難しいが、不意にじっとしている人を探す方が楽な場合が多い。今回は母と4羽ほどの雛、結構母から離れていて母はキョロキョロした。ちなみに、南アルプスでライチョウを見るのは初めてである。
 この辺りで、Tシャツ1枚から長袖を着込みさらに雨具をつけた。風は寒く、雨も次第に強くなってきた。

 悪沢岳への道は次第に岩ゴーロの道へと変わっていく。濡れた岩ゴーロで滑らないよう細心の注意を払い、ゆっくりと登る。かくして悪沢岳にたどり着くが、寒さと雨のため実感は全くなかった、写真を一枚だけ撮影し休憩もなしにそのまま通過していった。ここからは一気の下りである。
 荒川岳とまとめていうが、悪沢岳から240m下り180mほど登った先が荒川中岳である。濡れた岩の急降下、慎重に下る。鞍部からは「まぢか!!」というような登り、息を切らせながら喘ぐように登っていく。南アルプス半端ないって。
 中岳への登りの最中、ふっと霧がなくなったところで振り返って悪沢岳を撮影、中世ヨーロッパの巨城のような雰囲気、ゲームで言えばラスボスが住んでいるようなイメージだった。何せ昔の人が「悪沢」と名付けたんだもんな。「足元が悪い」「強い」というイメージだったんでしょうね。
 なお「悪」という漢字には「強い」という意味もあります、「悪太郎」とか「悪来」などという言葉はどちらも「どうしようもなく強い」という意味で使われています。きっと「悪沢岳」の「悪」も、「どうしようもなく強い」ということなんでしょう。

 中岳山頂の避難小屋で少々休憩、泊まることもできるし食料の販売も行っているし、管理人さんも夏季は常駐しているそうです。暖房やストーブはついていませんでしたが、話を聞くと「この方向からのあめだったら、稜線から外れると多分止むよ、霧も晴れるよ」とのこと。それを信じて行くしかありません。
 中岳を通過し分岐、前岳をどうするか迷いました(もう見えているんです)が、自分の体のことを考えて稜線から外れ荒川小屋方面へ向かいました。なるほど、だいぶん歩きやすくなったような気がします。カールも見て、花畑もありましたが今日は全部濡れていて撮影には適していません。ただただ静かに、荒川小屋に向かいしました。

 11時前に荒川小屋に到着、荷を解きます。玄関のストーブに火が入って入り、雨具などはそこで乾かします。昼食に「函館塩ラーメン」(寒干ラーメン)を自分で作り食べ、その後ビールを片手に読書、飽きたら自分の寝床で身体中をほぐす、軽く寝る、ネット巡回、などで時間をつぶしたのでした。
 夕食は荒川小屋名物カレーライス。最初の1杯目は軽く盛られていて人数分盛り付けてから呼ぶので・・・。勝負は自分で盛れる2杯目からです。これが激ウマでスプーンが止まりません。先日食べた三伏峠小屋のカレーは「これぞ日本のライスカレー」でしたが、今回は「これが洋風カレーライスでしょ。」というスタイル、具はほとんど溶けて無くなっているのですが、出汁として味として残っている、ご飯にカレーソース、これだけで美味い。私は4杯、他の人も結構おかわりしていて鍋の上まであったカレーソースのなくなり方が尋常じゃなかったです。夕食がもう一回転あるそうで、「残量大丈夫かな?」と心配してしまうような感じでした。
 2回転目も終えると食道は談話室へ変わります。ヤマレコユーザーymura39さんたちのグループに混ぜてもらい楽しい話をさせていただきました。雷鳥の話、登山スタイルの話、いろいろな山の話。二百名山、三百名山に挑戦されているということで、またレコなど見させていただきます。

(3日目 爽快な赤石岳と猛者が集まる百間洞山の家。)

 この日も、ショートコース。赤石岳に登って百間洞山の家までになります。もちろん、朝食は3膳飯、3膳目は鮭をちぎり海苔をちぎりお茶をかけた鮭茶漬け。それを、東京さんが覚えていたこともあり、あとで話ができました。
 
 大聖寺平まではゆるゆると上がります。荷物が減ったわけではないのに、足はそこそこ快調。昨日もショートだったためいい感じに回復したのだと思われます。そして、そこからが一気に3000mまで300mの登りです。ジグザグにつけられた道をただただ愚直に登ります。20歩で10呼吸、500歩程度で荷物を下ろし給水と休憩、このペースで登り続けます。
 奥に山が見えますが、赤石岳の前に小赤石岳があったり偽ピークがあったりと最初色々写真を撮っていても「どれが本ピーク?」と思うような写真が多く、採用しなかった写真も多いです。
 3030mピークで休憩、ここから本峰までが3000mを超える縦走路です。今日は晴れていて風景も見えて気持ち良い歩きです。あとは自分のペースで「小赤石岳」「赤石小屋分岐」を超えて進みます。8時前に赤石岳に到着、3時間程度の歩行ですね。
 南アルプス南部の中央、ここに一等三角点があります。ここは日本の一等三角点で最高地点だそうで、富士山でも奥穂でも槍でも北岳でもないんですね。そして、南アルプスは「赤石山脈」と呼ばれていることもある、南アルプスを代表する山の一つなんだなあと、深く実感することができました。
 避難小屋に寄ってみると、みんな赤いTシャツを着ています。人気のTシャツなんだそうで。欲しいなあと思いましたが私に合うサイズはなし、4Lなんて作っても売れないですしね。どうやら昨日は大宴会でお楽しみだったようです。
 
 赤石岳は赤い石の山です。特に、百間洞山の家方面に向かうと、赤い石がたくさんありその上を歩くことになります。昨日は濡れた岩ゴーロ、今日は乾いた岩ゴーロ、岩ゴーロには変わりませんので浮石に注意です。途中、百間平などの風光明媚なところを通りますがそこからもかなり下ります。急下りの最中に振り返ってみると石の壁が見えます、それは登る気を喪失させるのに必要十分といった迫力でした。
 百間洞山の家は標高2500m付近にあります。つまり、一気に620mほど下降したことになります。この下降分は次の日の急登りに変換されるのです。
 百間洞山の家には私が1番で到着しました。2番が新潟さん、3番が福島さんで。外テーブルでそれぞれ昼食をとりながら話しました。その後続々と到着します。埼玉さんと東京さんも無事到着しました。午後は、ビール片手におしゃべり大会、夕食後もおしゃべり大会は続きました。
 なお、ここの夕食は名物トンカツです。小屋を2人で切り盛りしながら、グッズや酒を売り、トンカツを揚げ準備をする。凄い人たちだと思いました。
 そして、ここに来るということは、次の日に聖縦走を目指す者か、聖縦走を終えた者です。ツワモノ達の雰囲気を感じますが、その中でなんとかおちゃらけて精神のバランスをとっている自分がいました。

(4日目 あの憧れの聖縦走は凄まじかった。)

 聖岳、1番楽に行くのであるならば、聖平小屋に連泊しピストンすること。これに限ると思うんです。それもいいかなとおもいましたが、今回の縦走に組み込むことにしました。つまり、百間洞山の家から聖平小屋に抜けるコースタイム8時間越えの道を行こうというのです。そのために、前の日2日はショートコースにしたようなもんです。

 植物を主体とした朝食で飯を3膳食べてスタートします。2750m付近の稜線まで、斜めに登っていきます。大沢山(静岡の百山、百高山など)にも欲が出ますが、とにかく今日の目的は、日没までに聖平小屋にたどり着くことです。
 尾根に出てから、中盛丸山、小兎岳、兎岳とアップダウンを繰り返していきます。これがきつい、特に子兎だけを下って見上げる兎岳はまさに「壁」、「はぁん、これ上るっすか。」思わず出るため息。40分登って頂上、新潟さんが待っていてくれて話をしてくれました、その後新潟さんは先行し小屋に向かいました。兎岳三角点往復もカット、兎岳避難小屋見物もカット。
 そもそも、こんなきつい山に何で「兎岳」という可愛らしい動物の名前がついたのだろうと不思議に思います。勝手に「ちびうさ」とか「うさぴょんちゃん」とか言っていますが、何でですかね?どうせだったら、山頂でうさぎポーズの写真をセルフで撮影してもよかったか?まあ、セルフ機能使ったことないしなあ。

 さて、兎岳を越えると、細尾根を一気に下っていきます。これが実にいやらしい、両方切れ落ちてるし、石は滑るし霧がかかり始めているし。稜線を風が越えて雲ができる写真を撮影することができたのがよかったくらいだ。そして、鞍部。2609mをGPSは指している、ということは聖岳山頂まで400mの登りになる、「なあに、高尾山一つと思えばいい。」
 霧で先は見えない、標高を50m上げるごとに休憩をとる、ただただフラフラ前に進む。何とか午前中にとうちゃく、聖岳である。私は写真を撮影する前に、ザックを下ろし岩に座った。まずは呼吸と気分を落ち着けたかった。
 静岡県らしいお団子表示があった、このレコの代表写真はこれに決めた。ああ、遠かった、きつかった、そして嬉しかった。もちろん奥聖岳ピストンは入れない、できるだけ早く聖平小屋で祝杯をあげたい。きっと、新潟さんや福島さんは先行しているはずだ、後ろから埼玉さんと東京さんも来るはずだ。
 さて、下りも試練だ、ザレ場中心の道を700m以上下るのである。両つま先に痛みがくる。休み、我慢して、また単調な下り道をゆく。周りは霧で見えない、小聖岳からの展望も良いというが何も見えず壊れている標識を撮影したのみだ。
 途中で座り込んでいる人がいた、どうやら捻挫をしたようだ。「俺たちが処理するから、気にせず行ってくれ」というにでそうさせていただいた。(次の日にネットで見ると、ニュースになっていたようだ。)
 何とか無事に聖平小屋にたどり着いた、荷を解き早速乾杯。夕食時間は食堂で各自が各自作ったものを食べ、その後外のベンチでさらに乾杯、全員次の日が最終日だから食糧を食っちまおうということです。
 埼玉さんは、今日の聖岳で日本百名山99座ということでおめでとうございますと、みんなで祝福しました。また、あーだこーだヨーダヨーキと話が盛り上がり、楽しい時間を過ごさせていただきました。
 自分も次の日は下るだけです。怪我だけはしたくないです。

(5日目 最終日、下山の試練と喜び)

 登頂したと言えども下山までできていなければ及第点とは言えません。何とか椹島までたどりつきたいと思っていました。コースタイムは6時間、2時台のバスには間に合わせたい。
 4時半に朝食、カップ麺を買いました、お湯付きで500円、これで何とか間に合わせよう。ということで5時10分ごろスタートです。(実際にはGPSを入れてからトイレに行った)
 聖平小屋からの下り、かなりきついです。登り返しも多く、ただ着実に下るだけではありません。水場は多く、基本沢は全て飲めるということですが、小屋の時点でスポーツドリンク3リットル積んでいたので、沢水は飲みませんでしたが。

 途中で、静岡県警の警察官が十名ほど登ってきていました。きっと、昨日の負傷者を搬送するんでしょう。担架か何かでこの道を運ぶのも大変だなあと思いながら「お疲れ様です。」と声をかけました。
 聖沢大橋では、その警察官達が下っていきました。ヘリの手配がついたので無用となったのだそうです。警察官も大変ですね、本当にお疲れ様でした。
 聖沢登山口では福島さんが待っていてくれ、椹島までの道を5日間のことを思い出しながら話し、足を進めました。一人で歩くより2人以上で色々なことを話しながら歩く方が楽しいに決まっています。1時間弱の道が。あっという間でした。
 椹島で休んでいる間にバスの手配、12時台のバスを確保し一安心、私はソフトクリームとコーラ、福島さんは生ビールで乾杯。じきに埼玉さんと東京さんも到着でした。
 あとは、バスに揺られ、車に乗って帰宅です。三島の極楽湯で汗を流し21時ごろ帰宅しました。

(エピローグ)

 このコース、もう一度行きたいか?と聞かれれば、「NO!」です。非常にきつくてタフなコース。誰かに「連れて行って」と言われたら、レコの紹介だけしてお茶を濁すでしょう。
 特に、4日目の聖岳超え、これは一度でいいです。

 今回、同じ日程で小屋泊する人たちが結構おり、その中で仲間意識を持つことができました。小屋の位置がうまいこと配置されていると感じました。

 なお、今回は時計と反対回りでしたが、逆回りだったらどうでしょうか。食糧を最初に消費できるという良さはありますが、聖の登り、赤石の登りと600m、700mの一気登りを2回行わなければなりません。それを考えたら、私が今回行った時計と逆回りの方が楽だと思います。

 東海フォレスト関係の山小屋が2年ぶり?3年ぶり?の復活。百名山でここを残している人が非常に多かったのだろうなあと思われます。「何座登った」「後いくつだ」「きついのは○○だ。」「あそこは楽だった」などという会話が非常に多かったです。もちろん、100座に到達して記念撮影をしている人も結構いたそうです。しばらくは、こんな感じなのかもしれません。

 とにかく南アルプスは一つ一つの山が大きく、鞍部までしっかりと下り、また登らされる感じがあります。そういう意味では、一つ一つに山に風格を感じます。

 なお、今回の歩行で距離が10000kmを超え、シルバーステージに入りました。まあ、これも一つの指針になりますから。なお、ブロンズ突入から1年11ヶ月かかっています。同じペースで歩いていれば、8年後に次のステージになるのでしょうかね。まあ、気の長い話です。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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コメント

aideieiさん、こんにちは
遂に南ア深部大縦走完結ですね〜
すごい重量を歩荷してのあのアップダウン
聖まで制覇とは、流石です
実は、マジでとっても参考になりました(笑)
2022/8/8 11:50
 cyberdocさん、こんにちは、コメントありがとうございます。
 行ってきましたよ、2週連続の南アルプス。今回は人生史上ハードな山旅だったと思いますが、出会う人のやさしさ。小屋の心遣いにも助けられた5日でした。本日月曜日に仕事がなければ光岳もと思いましたが、それはそれでさらに荷物が増えてしまう。今回が私にとってはちょうどよかったようです。
 南アルプス、終わってませんよ。まだ光岳を残しています。この夏に行くか来年に回すか、考え中です。(いま、小屋も閉まっているようですし)
 cyberdocさんとkazu5000さんのペアでぜひ行かれてください。テント泊でもいいのでは。全部の山小屋にテント場と水場はありますから。
 aideieiでした。
2022/8/8 17:54
aiさん 南アルプス南部深部お疲れ様でした😁すごい達成感です、?️読んでて達成感感じましたので、実際だとすごい感激でしょうね、15kgはこの縦走では試練ですね🥲
参考にさせて頂きます😀
100名山も残り少なくなってますね👍

カレー美味しそう😃

muttyann
2022/8/9 10:59
 muttyannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
 山に登った達成感も素晴らしいですが、書き上がったレコもつい大作になってしまいました。自分で読み返しても20分くらいかかってしまいます。でも、あの5日間の感動、緊張、希望、憧れ、人恋しさを読み返すたびに思い出すんです。
 過去の自分のレコもたまに読み返して思い出すことがあります。きっとこのレコもそういうレコの一つになるのではないかと思っています。
 東海フォレストが数年ぶりに山小屋を行っていて、今年は混むと思われます。来年以降がおすすめかもしれません。一度はお勧めします。
 aideiei@京都府でした。
2022/8/9 20:33
aideieiさん今晩は〜
南アルプス南部大縦走お疲れさまでした。
レコも本に出来るほどの大作ですべてきっちり読ませていただきました(あー疲れた
どっぷりと山に浸かり充実した毎日だった事がしっかり伝わってきましたよ〜
私もいつかは行くであろうエリア、とても参考になりました。

夏はまだまだ・・きっと次の大縦走もやりそうですねー

subaru5272wine
2022/8/10 18:45
 subaru5272さん こんにちは。コメントありがとうございます。
 本当に壮大な旅行記になってしまいました。うまく短くまとめられなくて困ってしまいます。SNSなのにいきなりこんな長い文を読ませられてもと。
 本当にいい山でした。そして、遠い山でした。疲れる山ですがやり切った感は素晴らしいものがありました。
 70台の方々も多かったです、subaru5272さんも、いつか行かれてください。
 aideiei@鳥取県でした。
2022/8/11 13:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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