白山
- GPS
- 17:40
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,750m
- 下り
- 2,749m
コースタイム
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:23
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:15
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏山に向けてトレーニング。最近は荷が重いとめっきりパワーが落ちてしまう。全装縦走やら全装クライミングとかになると身体が付いて行きません。少し身体を作っておかねばと思い、かといって辛いばっかりでは悲しすぎる…。白山なら美しい花に励まされて何とかなりそうだし、以前からテン泊してみたいと思っていた南竜ヶ馬場にも行けるので今回は市ノ瀬から周遊することに。雪の状態を知りたくてレコを見ていたら、1週間前に同じコースを逆回りで周遊していたカズミンさんの記録を見つけ、参考にさせてもらいました。ありがとうございます。
トレーニングとは言っても2日間30劼旅堋をずっと20塲愽蕕辰栃發気力は無く(トレーニング以前に老体が壊れてしまいそう)、15圓納蠅鯊任弔海箸法蔽と?)。最近は軽い方のクロスオーバードームに頼り気味のテン泊が多いけど、今回はガッツリ荷物を持ち歩くのだし、結露が激しいとのレコもあり、ニーモのダブルウォールテントを持っていくことに。結果的に正解でした(凄い結露だった)。水場に関しては初日スライドした方から南竜はまだオープン前なので、手前の油坂の頭を降りきった沢で汲んでいくのが良いと教わったのでその通りに。雪渓から溶け出したばかりの水は清潔で美味しく助かりました。南竜の沢は、あまり衛生状態がよろしくないような気がします。トイレが使えないので。とは言え、今週末には開山して南竜ヶ馬場の野営場もオープン。しばらくは水の心配ありません。
先月の鈴鹿で、暑さでバテて脱水気味になり足が吊って悶絶した経験から、今回は慎重に事を運んだつもりだったが、やはり歳なのか今回もギリギリの感じ。腿に乳酸がすぐに溜まってしまいそこを無理して激しく動かすと吊りそうになる。そんな訳で急登になるとサクサク歩けない。だましだまし、水分とミネラル取りながらゆっくり登る。しかしこれにクライミングギアが加わると、いくら軽量化図っても20圓砲呂覆襪任靴隋こんなことで私、この夏アルパイン行けるんだろうか?なるべくアプローチの短いコースを選んで、できれば荷物はデポしてのプランを立てるしかないね。
2日目、トンビ岩コースで室堂に向かうつもりだったが、水場のことを教えてもらったっ方の情報ではけっこうな急斜面に固めの雪渓が残っているとのこと。登りならまず大丈夫と思うが、下りは結構危ないかもと。その方はチェンスパとウィペットでのりきったそうだ。私もチェンスパは持参したが、ピッケルは迷った挙句おいてきてしまった。万が一スリップしたらポールでは対処できないし、今回は諦めることに。しかし私もウィペットは持っている訳で、アホだからスキー板仕舞した際にウィペットも片づけてしまった。こんな時にポール代わりに持ってこればいいのに!特に私のは新しいからヘッドが取り外せるのだ。もったいないことをした。次回からは活用しよう。
迷った挙句、室堂へは歩いたことのある砂防新道に合流して向かうことに決めた。南竜を出た後、トンビ岩コースを見上げたらやはり急斜面で雪も多かった。その先少し進むとエコーラインとの分岐、上部を見上げると最初の急登部分には雪が全くない。地形図を見ると、急登を過ぎればなだらかな尾根を歩いて弥陀ヶ原で砂防新道に合流するようになっている。これなら多少雪渓があっても大丈夫だろうと思い、思い切ってエコーラインに入ってみた。結果は緩い尾根に3箇所雪渓が残っていたが、雪は柔らかく斜度もなく安心して通過できた。この時期のコース取りは難しい。もちろんアイゼン持っていけば心配もないんだけど。
室堂から御前峰、大汝まで進んだら、そこから先はまたまた初めてのコース。こちらも何ヵ所か雪渓は出てきたが、よく踏まれていて解りやすく歩きやすく、よほどのことが無い限り滑落の危険はなさそう。でもこればかりは個人差があることなので、この場でアイゼンの有無を言うのは避けたいと思う。しいて言うならお守り替わりのチェーンスパイク、軽いしかさばらないので一応ザックに忍ばせておくのがお奨めです。
四塚山、釈迦岳、両方ともピークを踏むつもりで来たのに、巻いてしまったりショートカットしてしまったりで登れず。この辺りで大分疲れも溜まっていたので戻って登り返す気力もなくなっていたのが本当の所。しかし花は美しかったですよ。周遊してよかった素晴らしいコース。花の白山のいわれ通り、外れの無い素晴らしい山行になりました。
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