久しぶりの大雪渓!白馬三山縦走!
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- GPS
- 32:26
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:21
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 10:59
2日目の行程が少し長かったですね。鑓温泉に泊まりたかった(笑)
天候 | 1日目:くもり/ガス 2日目:晴天(稜線強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
中央道安曇野インターを降り、県道310号線を白馬、大町方面に約4.7km直進し、柏矢町交差点を右折、国道147号を約20.4km進み、旭町交差点を左折、約3.3km進み、南借馬交差点を左折、国道148号を約12.7km道なりに進み、佐野坂交差点を右折、道なりに約3.6km進み、土合橋南交差点を左折、道なりに約5.5km進み、八方尾根入口交差点を左折し、約750m程度進むと八方第六駐車場に到着します。 【駐車場】 八方第六駐車場(無料) 約100台駐められます。 今回は第五駐車場がギリギリ入れなかったため、第六駐車場になりました。 第三駐車場も空いていたのでそちらの方がインフォメーションセンターに近いです。 【トイレ】 八方インフォメーションセンターや駐車場等にトイレがあります。 登山中は、猿倉、白馬尻小屋、白馬山荘、頂上宿舎、白馬鑓温泉等にトイレがあります。(有料です。) 【バス】 猿倉線(アルピコ交通株式会社)0261-72-3155 料金:950円(白馬八方BT〜猿倉) 時間:白馬八方BT6:00出発の猿倉6:22到着(約22分) 今回は6:00発のバスが3便でたのですが、乗ることが出来なかったので、タクシーで猿倉まで入りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆猿倉〜白馬尻小屋 猿倉荘を出発して少しだけ樹林帯の急登を登ると、整備された林道に出るので約50分程登ると林道の終点に到着します。 そこから、樹林帯の狭く急傾斜の登山道を約20分歩くと白馬尻小屋に到着です。 ◆白馬尻小屋〜岩室跡〜避難小屋 白馬尻小屋から秋道を登り約20分ほどで雪渓の入口に到着します。 ここでチェーンスパイクを履き大雪渓に入ります。 視界もあまり良くないため、落石、クレバスに気をつけながら、急傾斜の雪渓を約1時間20分ほど登ると大雪渓の上端部に到着します。 ここでチェーンスパイクを外し、雪渓と同じかそれ以上に急傾斜のザレた岩場をジグザグと登って行くと約1時間40分で避難小屋に到着します。 今回は避難小屋で休息も兼ねてランチを食べました。 大雪渓を抜けると綺麗なお花畑が続いていました。 ◆避難小屋〜白馬岳頂上宿舎 避難小屋から白馬岳頂上宿舎までも、急傾斜でザレた岩場を登ります。 このあたりから登山道の周囲がお花畑となるため、キツイ登りも高山植物に癒やされながら白馬岳頂上宿舎まで登りました。 ◆白馬岳頂上宿舎〜白馬岳〜白馬岳頂上宿舎 白馬岳頂上宿舎から白馬岳まではザレた登山道をジグザグに登ります。 高低差約200mのザレた急登を約40分ほどで登ります。 帰りはザレた下りとなりますので、落石及び転倒に注意して下ります。 ◆白馬岳山頂 白馬岳の山頂は広く、ゆっくりと休憩することが可能です。 展望は素晴らしく360度の大パノラマです。 杓子岳、白馬鑓ヶ岳はもとより、立山三山や剱岳の展望が素晴らしいです。 今回は残念ながら雲の中のため真っ白でした。 ◆白馬岳頂上宿舎〜杓子岳 白馬岳頂上宿舎から約15分で丸山に到着します。 当初ここで日の出を見ようと思いましたが、もう少し進んだ方が良く見えそうだったので、さらに15分歩いたところで日の出を堪能してから杓子岳を目指しました。 白馬岳頂上宿舎を出発して約50分は穏やかな稜線歩きの下りとなり、朝一番の足慣らしには丁度良い感じです。 その後は、杓子岳山頂・巻き道分岐まで登り返し、分岐から山頂までは急傾斜のザレた登山道をジグザクに約25分ほど登ります。 ザレが深く少し登るのが大変でした。 ◆杓子岳山頂 杓子岳の山頂はそれなりに広くなっていますので、十分休憩を取ることが可能です。 展望も素晴らしく360度の大パノラマとなっています。 これから登る白馬鑓ヶ岳はもちろん、白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、剱岳、立山、北アルプスも見ることが出来ます。 今回は富士山や八ヶ岳もばっちり見ることが出来ました。 ◆杓子岳〜白馬鑓ヶ岳 杓子岳から白馬鑓ヶ岳までは、ザレた急登を一端下り、その後急傾斜のザレた稜線を登り返します。 綺麗に整備されていますが、浮き石が多いので落石に注意して歩きましょう。 ◆白馬鑓ヶ岳山頂 白馬鑓ヶ岳山頂はそれなりに広くなっていますので、十分休憩を取ることが可能です。 展望も素晴らしく360度の大パノラマとなっています。 白馬岳、杓子岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳に剱岳、立山三山が見え、遠くには針ノ木岳が見えている感じがします。 今回は天気が良く展望は素晴らしかったです。 ◆白馬鑓ヶ岳〜白馬鑓温泉分岐〜大出原 白馬鑓ヶ岳から白馬鑓温泉分岐までの下山は急傾斜でザレた登山道をジグザグに下ります。(白馬鑓温泉分岐まで約20分で到着です。) 白馬鑓温泉分岐から大出原までも、急傾斜でザレた登山道をジグザグに下ります。(大手原まで約30分) ◆大出原〜白馬鑓温泉小屋 大出原から白馬鑓温泉小屋も引き続きザレた急傾斜の登山道を下ります。 大出原周辺はお花畑となっているので、下ったり、写真を撮ったりで忙しいです。 花を探しながら下ると滑りますので注意願います。 「これより先岩場、ストックを片付けてすすめ」の注意看板が出てくると、鎖場、岩場が出てきます。 段差も大きく、岩が滑るので転倒に注意して下りましょう。 白馬鑓温泉小屋まで気が抜けない箇所となります。 ◆白馬鑓温泉小屋〜小日向ノコル 白馬鑓温泉小屋から小日向ノコルまでは、温泉小屋を出発すると、ザレた急傾斜の登山道を下り、雪渓を2つほど渡ると、山肌に沿った細く急傾斜の登山道をアップダウンを繰り返しながら下ります。(中々標高を下げることはできません。) 小日向ノコルまでは、片側切れ落ちた細くザレた登山道となりますので、滑落に注意して歩きましょう。 サンジロを過ぎると一気に下り、再度登り返して小日向ノコルに到着します。 ◆小日向ノコル〜猿倉 小日向ノコルから猿倉までは先ほどよりは歩きやすくなるが、急傾斜の足下の悪い下りとなります。 湿地帯は木道が多少整備されていますが、基本的に沢道のような登山道を下ります。 林道に合流すると猿倉まですぐに到着です。 小日向ノコルから猿倉まで約2時間かかりました。(下山も暑かった) |
その他周辺情報 | 今回は帰りに温泉に入っていませんが、みみずくの湯に入って帰っても良かったかもしれません。 【日帰温泉】 白馬八方温泉 みみずくの湯 〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城八方口5480-1 TEL:0261-72-6542 URL:http://hakuba-happo-onsen.jp/mimizukunoyu/ 日帰り入浴 700円/大人(モンベルカードで100円割引?) 営業時間 10:00〜21:000(受付終了20:30) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ツェルト
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
チェーンスパイク
アイゼン
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感想
今回は梅雨明け間近ということで、どこに登るか悩んでいましたが、会社の先輩が安曇野に戻るとのことだったので、折角なので一緒に白馬三山に登ることになりました。
前日は先輩の自宅に泊めてもらい、当日の朝一番で白馬八方第五駐車場を目指しましたが、やはり三連休のなか日と言うこともあり、第五駐車場が満車で車を駐めることが出来ませんでした。
そのため、少し離れた第六駐車場に車を駐めて、八方インフォメーションセンターまで歩きました。
初めは6時発のバスに乗る予定でチケットを購入しましたが、3台のバスがでましたが、立ちでも乗ることが出来ませんでした。
次まで約1時間あるとのことだったので、チケットの返金を受け、タクシーで猿倉に向かいました。
猿倉で準備をして予定どおり大雪渓目指して出発です。
今回大雪渓に入ったのは大雪渓ケルンのところからで、上端部もかなり下の方に出口が設定されていました。
登山道はベンガラで赤く色づけしてくれているので迷うことなく登ることができました。
今回はチェーンスパイクで登りましたが問題ありませんでした。(予備で6本アイゼンは持って行きました。)
ガスで視界が悪いため、落石に注意を払いながら登って行きました。
雪渓を越えると花畑になりますが、渋滞がひどく中々ゆっくりと写真を撮ることができませんでした。(ミヤマキンポウゲ等、沢山の花が咲いていました。)
途中、避難小屋前でランチを食べ、本日のお宿である白馬岳頂上宿舎を目指します。
白馬岳の山頂は、頂上宿舎で受付を済ませてから登ることになりました。
残念ながら山頂で、ガスは晴れず真っ白な白馬岳となりました。
頂上宿舎に帰る途中、雷鳥の親子を見られてのでガスガスでも山頂に登って良かったと思います。
今回、白馬岳頂上宿舎は初めて泊まりましたがこちらも大変綺麗な山小屋で食事はバイキング形式、好きな物を好きなだけ?食べることが可能です(笑)
朝飯は早めに出発したかったので、お弁当に変更して貰ったのですが、このお弁当が大変美味しかったです。
2日目は朝から快晴!だったので、杓子岳の手前で日の出を楽しみ、杓子岳、白馬鑓ヶ岳まで稜線歩きを楽しみました。
展望が良すぎ写真を撮る回数が多くなるため、山頂になかなかたどり着きませんでした(笑)
杓子岳、白馬鑓ヶ岳からの展望は良好で、今回は剱岳等が大変綺麗に見えていました。
2日目に一気に猿倉まで戻る行程としましたが、やはり下りが長かったです。
鑓温泉から猿倉までの下りが、思った以上にアップダウンがあり、暑さも伴って大変キツイくだりとなりましたが、無事に下山できてなによりでした。
2日目の稜線歩きは風が強かったものの気持ちよく歩くことができ、大変楽しい山旅となりました。
mchi-hiroさんも久しぶりの登山お疲れ様でした。
またの機会にご一緒させて頂ければと思います。
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