烏帽子岳 〜 四十八池 〜 南沢岳 北アのオベリスクと静かな楽園

2023年07月17日(月) ~ 2023年07月18日(火)

• GPS: 17:27
• 距離: 18.1km
• 登り: 1,922m
• 下り: 1,908m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 2:18
• 合計: 8:22

距離 6.5km 登り 1,381m 下り 129m

5:46 高瀬ダム濁沢登山口
6:04 6:04 高瀬ダム テント場
6:33 6:40 ブナ立尾根取付
7:19 7:27 権太落し
9:35 9:40 三角点
11:24 11:55 烏帽子小屋
12:18 13:44 前烏帽子岳
14:09 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 6:40
• 休憩: 2:20
• 合計: 9:00

距離 11.7km 登り 541m 下り 1,795m

14:09 烏帽子小屋
4:16 4:50 前烏帽子岳
5:01 5:09 烏帽子岳山頂分岐
5:35 6:05 烏帽子岳
6:14 6:14 烏帽子岳山頂分岐
6:36 6:36 烏帽子田圃
7:05 7:38 南沢岳
8:05 8:07 烏帽子田圃
8:43 8:47 烏帽子岳山頂分岐
9:05 9:19 前烏帽子岳
9:33 9:42 烏帽子小屋
10:28 10:28 三角点
11:52 11:55 権太落し
12:20 12:24 ブナ立尾根取付
12:44 高瀬ダム テント場
12:57 12:57 高瀬ダム濁沢登山口
13:00 ゴール地点

天候

1日目　晴れ→ガス→晴れ
2日目　晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

七倉山荘まで車。
七倉山荘前に市営駐車場あり。(無料)


高瀬ダムへは自家用車は侵入禁止なので、
徒歩(片道約2時間) or 特定タクシー(片道約15分、片道約2,400円)で。
タクシーは相乗りだと人数分割り勘できます。

コース状況／危険箇所等

・登山ポストは、
七倉山荘の高瀬ダムゲート前にあり。

・トイレは、
七倉山荘の高瀬ダムゲート前に水洗トイレあり。
烏帽子小屋の外のトイレ(チップ200円)。


・携帯電波(docomo4G)
七倉山荘　◎
高瀬ダム　×
高瀬ダム→ブナ立尾根→烏帽子小屋　×
　(「6」中休みだけ唯一電波が入ります)
烏帽子小屋　×
　(キャンプ指定地に向かう途中の丘が△)
前烏帽子岳→烏帽子岳→南沢岳　〇


[高瀬ダム→登山口]
堰堤を歩く
→不動沢トンネル抜ける
→不動沢の吊り橋を渡る
(揺れるし底は抜けそうな木の板で、個人的にここが今回の登山で1番怖かった…)
→濁沢キャンプ場(2023年7月現在 利用禁止)通過
→濁沢の丸太橋を渡る
→ケルンやピンクテープを目印に登山口へ

[ブナ立尾根]
ひたすら登り基調の樹林帯。
展望もほとんど無いが、危険個所も無い。

[烏帽子小屋→前烏帽子岳]
最初は樹林帯。
すぐに抜けて、燕岳のような奇岩ある花崗岩の稜線。

[前烏帽子岳→山頂分岐]
やや急な花崗岩の稜線。

[分岐→烏帽子岳山頂]
最初は花崗岩の稜線。
山頂取り付きから、急峻な岩場や鎖場が現れ滑落注意。
山頂は狭い。

[分岐→四十八池]
最初はハイマツ帯。
抜けると池とお花畑が広がる楽園。

[四十八池→南沢岳]
最初は花崗岩の稜線。
尾根取り付きは急登のハイマツ帯。
尾根に出ると砂浜のような花崗岩の稜線歩き。

その他周辺情報

七倉山荘に入浴。

6時から19時(最終入場18時)
大人1人660円

写真

7/17 5:01

七倉山荘。
自家用車はここまで。

写真左がバスとタクシー乗り場。
七倉山荘奥に、登山ポストと水洗トイレあります。

7/17 5:44

タクシーで高瀬ダムへ。
キレイなエメラルドグリーンです＾＾

携帯電話は圏外なので、
下山時にタクシーがいなければ公衆電話で電話です。

7/17 5:48

不動沢トンネル。

このトンネルの上に登ると、

7/17 5:51

右上にチラリと槍ヶ岳が見えます＾＾

7/17 5:53

トンネルを抜け、

7/17 5:58

不動沢の吊り橋。

長いし揺れるし底は抜けそうで、
個人的に今回の登山で1番怖い所でした。。。

7/17 6:05

濁沢キャンプ場(2023年7月現在 利用禁止)通過。

7/17 6:11

濁沢の丸太橋。

大雨で増水すると流されます。。。

7/18 12:41

濁沢の上流には、濁沢の滝。

7/17 6:27

ブナ立尾根登山口。

7/17 6:33

最初は工事現場のような階段。

7/17 8:22

登山口「12」烏帽子小屋「0」というように
標高100mごとに数字の看板があります。

この「6」中休みのみ携帯の電波が入ります📶

7/17 9:30

樹木の間から見える不動岳の崩落地がエグい。。。

7/18 10:21

アカモノ

7/18 10:59

イチヤクソウ

7/18 10:54

タカネグンナイフウロ

7/18 11:56

タマガワホトトギス

7/18 10:22

ゴゼンタチバナ

7/18 11:54

何の実でしょう？

7/18 11:57

センジュガンピ

7/17 10:51

オオヒョウタンボク

7/17 10:57

キヌガサソウ

7/17 9:45

ひたすら登りですが、鬱蒼とはしておらずスッキリとした森です🌲

7/17 10:55

写真はけっこう端折りましたが、
やっと「1」まで来ました…_(´ `」 ∠)_

7/17 15:27

視界が開け、烏帽子小屋到着。

7/17 11:20

素朴な雰囲気が良い山小屋です＾＾

7/17 18:23

受付・売店

飲み物・カップ麺・手ぬぐい・登山バッジあります。

7/17 11:33

今日の寝床は、屋根裏部屋みたいな2階でした。

7/17 14:38

小屋の前にはイワギキョウが咲き誇っています♪

7/17 11:21

イワギキョウ越しの薬師岳。

7/17 11:21

イワギキョウ越しの赤牛岳。

右を角ある頭に見立てると、
本当に赤い牛に見えます🐂

7/17 15:18

シナノキンバイ

7/17 15:11

クルマユリ

7/17 15:20

ミヤマリンドウとミツバオウレン

7/17 14:06

ツマトリソウ

7/17 13:26

ミヤマダイコンソウ

7/17 12:07

オベリスクを見に前烏帽子岳を目指します。

燕岳のような稜線ですね。

7/17 12:26

前烏帽子岳到着。

7/17 12:33

そして、やっとこの目で見れた！
オベリスク・烏帽子岳。

ちなみに右に見えているのは立山です。

7/17 12:30

格好良すぎてガスる前に何枚も写真を撮ってしまいました📷

7/17 12:33

すごい断崖絶壁

左奥に見えているのは五色ヶ原です。

7/18 9:12

そして、もちろん長靴で来ています
_(:3 ⌒゛)_

7/17 16:59

ガスったため烏帽子岳登頂は翌朝に持ち越し。

夕食はカレーでした🍛

7/17 18:41

夕食後ガスが晴れたので、
夕暮れの烏帽子岳を見に再び前烏帽子岳へ。

針ノ木岳、不動岳、蓮華岳が見えています。

7/17 18:42

燕岳、餓鬼岳、唐沢岳の常念山脈も。

7/17 18:51

夕暮れの烏帽子岳。

方角の関係で焼けたオベリスクは見れませんでしたが、これはこれで格好いいです＾＾

7/17 19:08

沈む夕陽。
今日もありがとうございました。

7/18 4:34

そして翌朝4時の燃える空☀

7/18 4:46

雲が多いもののご来光☀

7/18 4:39

ほんのりモルゲンロート烏帽子岳☀

7/18 5:05

山頂分岐にザックをデポして、

7/18 6:14

今日こそ烏帽子岳に登ります。

7/18 5:31

オベリスクのヨコバイの鎖場⚠
滑落したら助からないので要注意です⚠

7/18 5:34

ほぼ垂直の鎖場を登り、

7/18 5:40

烏帽子岳登頂！

山頂は狭く、誰もいなかったので自撮り。

7/18 5:46

剱立山が近い！

7/18 5:48

燕岳、餓鬼岳、唐沢岳

その後ろに八ヶ岳

7/18 5:49

唐沢岳と高瀬ダム

雲海の向こうには浅間山と四阿山

7/18 5:47

眼下にはこれから目指す南沢岳と四十八池。

右後ろには針ノ木岳

7/18 6:44

南沢岳へも燕岳のような稜線。
ただ、山頂尾根への登りはハイマツ帯の急登です。

7/18 8:02

コマクサ

7/18 8:53

イワツメグサ

7/17 14:00

ハクサンシャクナゲ

7/18 6:47

振り返ると、また違う姿の烏帽子岳がそびえ立っています。

7/18 7:01

南沢岳の尾根は砂浜のような雰囲気。

7/18 7:09

砂浜のような南沢岳登頂🏖

山頂標識は無く三角点だけあります。

7/18 7:17

砂浜の右奥に鷲羽岳と水晶岳が見えます。

7/18 7:12

剱岳、立山、龍王岳

7/18 7:12

こちら側からも険しい剱岳

7/18 7:12

立山ズーム

雄山の祠や社務所まで見えます⛩

7/18 7:16

針ノ木岳、蓮華岳

針ノ木岳の左奥には白馬岳

7/18 7:38

高瀬ダム方面。
登山口まで見えるとは急なんですねぇ。

燕岳、餓鬼岳、唐沢岳
右奥に八ヶ岳

7/18 7:11

富士山が見えるのも南沢岳ならでは🗻

(烏帽子岳からは燕岳に隠れて見えない)

砂浜に寝っ転がる長靴男子
_(:3 ⌒゛)_

花崗岩の粒なのでちょっと痛いですが、本当に15分くらい寝てしまいましたzzz

7/18 8:29

帰り道の四十八池。

池とお花畑の静かなる楽園です＾＾

7/18 8:17

水鏡烏帽子岳(の横の岩)

烏帽子岳は中央奥です(笑)

7/18 8:09

斜面一帯はミヤマキンポウゲの大群落

7/17 14:02

コケモモ

7/17 15:19

チングルマ

7/18 8:06

チングルマ綿毛Ver

7/18 8:21

ハクサンチドリ

7/17 15:22

ミヤマキンバイ

7/18 8:22

タカネヤハズハハコ

7/18 8:36

アオノツガザクラ

7/18 8:52

ミヤマコゴメグサ

7/17 11:11

コイワカガミ

7/18 8:26

あまり知られていない静かなる楽園・烏帽子四十八池

皆さん野口五郎岳方面へ行くので絶景を独り占めしてました＾＾

7/18 9:07

見納め烏帽子岳

絶景に楽園にありがとうございました＾＾

7/19 11:27

思い出に、
烏帽子岳手ぬぐい
烏帽子岳バッジ×2種類、七倉山荘バッジ

撮影機器：

Canon PowerShot G3 X Canon

XQ-BT44 Sony

装備

個人装備

長靴(ザクタス)

感想

だい。

数年前からずっっと行きたかった北アルプスのオベリスク・烏帽子岳。

タイミングが重なり1泊2日の山小屋泊で決行！

槍ヶ岳とはまた違う格好良さがある烏帽子岳🏔
知られざる池とお花畑の楽園・四十八池🌼
砂浜のようになだらかな南沢岳🏖

裏銀座からも外れるため人も少なく、絶景をほぼ独り占めの最高の時間を過ごせました＾＾