南アルプス縦走(塩見岳・荒川岳・赤石岳・聖岳・光岳)
- GPS
- 100:44
- 距離
- 87.0km
- 登り
- 7,831m
- 下り
- 8,674m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 7:15
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 12:36
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 12:07
- 山行
- 11:29
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 12:51
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:39
天候 | 23~26日晴れ、25~26日夜に爆雷と雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:畑薙第一ダムよりバスにて静岡駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
百間洞山の家からの枯沢?の登りで明瞭な踏み跡で道を誤る。GPSを確認するとそれすら記録があり、いつの日か登山道になるんじゃないかと勝手に想像。 光岳に向かう途中でも間違ってきた道を気付いたら戻っていた... |
その他周辺情報 | 下山後に茶臼岳登山口から歩いてゲートまで行けば自販機があるかと思ったがなく、ダムまで行けばと思ったがなかった。井川駅で下車して奥大井湖上駅に行こうと思ったが一日2本しかない列車では仙台に帰宅不可と判明し断念。 |
写真
装備
備考 | シュラフカバーを忘れ、不快なテント生活 |
---|
感想
南アルプス南部縦走はコレまでの自分史を振り返って、コレほどアップダウンが激しいルートはなかったなぁ。そしてこの縦走路はこれまでの縦走路と異なり、一つの百名山を迎える為に複数の山を登り降りを繰り返す。また、目標地を大きく遠回りするルートが終始続き、2日目からは「無理にあの山を繋げなくてもここを繋げればいいじゃん」って思う事が気が遠くなるほど続き、特に兎岳。百間洞の家から聖岳を結べばいいんじゃないなんて弱音を吐いてしまいました。ただその想いは弱気な自分を表していたんだろうと帰宅して気づきました。目標地なんて考えが誤りで、何度も頂きからの展望を贅沢に喰らい続け、様々な角度から主峰を味わえる。この山様を全て愛でてこそ南部縦走の醍醐味が他にはないスケールと彩る時間を拡げたんだから!と。おまけで今年の干支を踏めたし♪
兎岳避難小屋はリフォームしたばかりでしょうか?綺麗で快適だった。ドアが壊れていると聞いて不安でしたが全く気にならない程。
ちょっと気になったのは茶臼から光岳の間、終始纏わり付くアブとブヨ。下山時は茶臼小屋を過ぎて樹林帯に入り横窪沢小屋あたりまで数十匹のヨコバイがまとわりつき苛立ちが隠せなかった。4日分の塩分がお気に召したようで、虫除け対策を始めて考えさせられた。
私的には登り口から茶臼までが楽しかった。下山時に予定していた水浴びを太腿の痛みにより下山の時間が押して臭いまま下山した事が後悔。
ちなみに山行で小屋でカップラーメン購入8回、ジュース2回、バッチは四つ(赤石は荒川小屋でしか販売していない)、また今シーズン百間洞の家ではトンカツは宿泊者限定のようで、揚げ過ぎて山小屋アルバイト希望者が希望と異なり下山を選んだほどの好評だったトンカツが食べられなかったのは残念。
下山時では沢に出ればゴール間近のイメージを覆しウソッコ沢小屋を過ぎてからの峠までの登りは残りかすの気力を全てもぎ取った。また歩幅も狭く傾斜も厳しく雨天時は危険でしかなく茶臼小屋から下山を避けるべきコースだと思う。
帰路のバスは予約制だが空きがあれば乗車可能でこの日は7人くらい。聞けば埋まることは殆どない様で予約してなかった分、下山時は不安しかなかった。
バス発車と同時に下界では見た事ない程の土砂降り。道は一瞬で川に。帰宅できるのかと不安になる程。
こんな時、ヤレヤレの道のりは危険以外の何者でもない気がする。
この時間帯に山にいなくて良かったと、若干、悦に入ってしまいました。きっと地獄絵図だったろうなぁ。
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