チャレンジ!大峯奥駈道・小雲取越・大雲取越(吉野~那智)


- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:49
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 11:44
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:30
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 8:30
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 2:58
- 合計
- 10:54
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:17
天候 | 4/25,26:晴 27:曇後雷雨 28:晴 29:雨後曇 30,5/1,2:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
移動:4/29バス 300円 本宮大社前16:45→渡瀬温泉16:56 4/30バス約300円 渡瀬温泉7:01→成石7:05 5/1バス約500円 那智の滝前9:11→那智駅9:27 バス約500円 那智駅9:38→権現前10:02 バス(十津川村(八木新宮線)) 1420円 権現前12:19→渡瀬温泉13:18 復路:5/2バス(十津川村(八木新宮線)) 3800円 渡瀬温泉6:55→高田市12:02 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大峯奥駈道:(行程4泊5日) ・アップダウンの激しい登山道が延々と続く ・残雪は弥山・八経~釈迦ケ岳にかけて若干有り(ただし、アイゼンは不要) ・鎖場(孔雀岳~釈迦ケ岳・地蔵岳・五大尊岳他)には要注意 ・雪解け水が多く、(山と高原地図記載の)水場での水の確保は可能。 小雲取越・大雲取越:(行程1泊2日) ・百間ぐらで崩落のため現在、通行止め(迂回は林道歩き約2時間) ・よく整備された登山道 ・銅切坂は長い登りが越前峠まで続く |
その他周辺情報 | 登山届: 事前に下記に提出。 奈良県警察本部生活安全部地域課 http://www.police.pref.nara.jp/0000000011.html 宿: 行仙小屋 2000円 (志納箱に2000円を入金) 渡瀬温泉(テン泊)1040円/泊 キャンプ場620円、温泉420円(10:00~20:00) http://www.kumano-de-kenko.com/kurhaus/camp/ 水場:(実際に確認できたもの) ・小笹ノ宿:宿の近くの小川(水量豊富) ・行者雫水:登山道脇(出ていた) ・鳥の水:登山道脇(出ていた) ・楊子ケ宿:宿から東に徒歩5分の場所(出ていた) ・持経ノ宿、平治ノ宿、行仙宿: 小屋のポリタンクに近くの水場から汲んだ水有(有り難く使わせて頂く) ・玉置神社:神主さんに一声かけて水道から分けて頂く 熊野本宮観光協会(本宮大社向かいの駐車場に隣接): 小雲取越・大雲取越に行かれる方は、熊野本宮観光協会で下記の入手をお薦め。 ・熊野古道めぐり地図帳(無料):必携ガイド本。コースタイム有り。 ・熊野本宮への道(100円):詳細な地図 携帯電話: ・熊野本宮大社、渡瀬温泉では電波(docomo、LTE可)が届く |
写真
感想
さあ、いよいよ大峯奥駈道へ挑戦のときがやってきました。
修験の険しい道のりを、どこまで歩くことができるのか?
今回の荷重は16.5kg。計7日分の大量の食料をザックに詰め込んだため
ザックのフタが閉まらない状態での出発となりました。
以下、道中記録です。
<大峯奥駈道>
◆1日目 吉野〜小笹ノ宿(小屋泊)
始発に乗って、吉野駅に到着。8時に吉野を出発。
まずは金峰山寺へ。8時半の開場と共に、金剛蔵王権現に道中安全を祈念する。
般若心経、不動真言でお参りしました。
(大峯奥駈道は修験の道。この後、道中で幾度となくお会いする不動明王に
祈りを捧げながら進むことになりました)
道中のお店で陀羅尼助(だらにすけ、和製漢方の胃腸薬)を購入して山道へ入る。
天気は快晴。こんな日の山は最高に気持ち良い。
四寸岩山を過ぎて、二蔵宿小屋で小休止。
ここを初日の宿のあてにしていたのだが、ガラス補修が必要で今は使えないことを
出発直前に知る。今回、私は水場を繋ぐ計画を立てた。次の水場は小笹ノ宿。
距離はずいぶん長くなるが、計画を変更し、歩くことにした。
大天井ヶ岳山頂でランチ休憩。ここでお二人の方とお話させて頂く。
聞けば普段、私のホームグラウンドの六甲山を良く登っているという。
六甲山でまたお会いしましょう、と言って別れた。
いったん五番関に下り、いよいよ女人結界門をくぐる。
同辻茶屋・陀羅尼助茶屋を越えて、鐘掛岩の行場に到着。すごい岩場だ。
さらに西ノ覗へ。落ちれば命はない。覗きの行はまさに命懸けだ。
山上ヶ岳でお花畑を散策し、小笹ノ宿へと向った。
初日からよく歩いた。疲れきって小笹ノ宿へ到着。
お一人の先客あり。奈良から来ているとのことで、白ワインを振る舞って頂く。有難い。
(軽量化のため、アルコール類は持参せず)
さらに暗くなってから2人組パーティが到着。
この日、小笹ノ宿に止まった方は筋金入りの山好きばかり。
山の話で大いに盛り上がった。良い宿だった。
◆2日目 小笹ノ宿〜楊子ノ宿(小屋泊)
翌朝、朝日と共に歩き始める。
(小屋泊だと、起床から1時間もあれば出発準備が整う。とっても楽ちん)
出発前に、お不動さんに般若心経、不動真言のお祈りを捧げる。
ここでお一人のハイカーさんと出会う。
聞けば、「吉野を夜中に出て、夜通し歩いてきた。ここで休憩してまた進む」とのこと。
(すごい人がいるものだ!と思った)
今日も天気が良さそうだ。
水太覗で小休止。ここは見晴らしが最高だ。
時間があればゆっくり過ごしたい良い場所であった。
行者還山頂を空荷でピストンした後、水場へ。手ですくって飲むと美味しい。
行者還小屋でトイレ休憩。ここは美しい小屋であった。
元々の計画ではここで宿泊の予定であったが、小笹の宿からは距離が短かすぎる。
次の水場は楊子ケ宿。今日の行程も長くてハードだ。
(弥山のキャンプ場は水場がないのでテン泊できない、とその時は考えていたが、
後で山と高原地図に載っていない水場があることを人から教えて頂いた)
石休場宿跡で、大休止。疲れたので、大の字になって寝っ転がる。
弥山への急登に向け体力回復に努める。今日は日曜日、お天気もよく行き交うハイカーも
多かった。重い荷物を背負っての弥山の急登は本当にキツかった。
途中何度も休憩し少しづつ標高を上げる。小屋が見えたときはホッとした。
弥山の山頂でランチ休憩。ここからは八経ケ岳へ。近畿最高峰の八経ケ岳だが、
弥山からは意外と楽に辿りつけた。
長い距離を歩いて楊子ノ宿へは、夕方に到着。今日もヘトヘトに疲れた。
ここで、朝お会いした方と再会。今日はここで泊まるそうだ。
(1日で吉野から楊子ノ宿まで歩くとは超人的な体力だ!)
66才の方で大峯奥駈道(吉野〜熊野本宮大社)を目指している方と同宿になった。
1日の行動時間を抑えて、少しづつ進み、更に那智まで行く予定、とのことでした。
(この方の影響を受け、後に私も当初計画(吉野〜熊野本宮大社)を変更し那智まで
歩くことになりました)
ここでも山の話で盛り上がった。山小屋で過ごす時間は本当に楽しい。
みんなソロで一期一会。とってもよい刺激を受けました。
夜、満天の星空を見上げ、久々に天の川を眺めた後、眠りに就いた。
◆3日目 楊子ノ宿〜行仙宿(小屋泊)
今回始めて、夜明け前から行動開始。
ヘッデンを付けて歩き始めるが、直ぐに道をロスト。
辺りをウロウロして、コースに復帰した。(初めての道を暗い中歩くのはとっても難しい)
この日の行程も長い。最低でも持経の宿、できれば行仙宿までたどり着きたい。
行仙宿まで行ければ、当初の予定(奥駈5泊6日)を1日短縮できることになる。
行動時間は長くなることを覚悟して、歩き始める。
最初の難所、釈迦ヶ岳山頂に7時到着。先に出発した方にここで追いつく。
少しお話をして先に出発された。(この方は超人的な体力と、スピードがある)
釈迦ヶ岳は本当にカッコイイ稜線を持つ山。また今度登ってみたいと思った。
太古ノ辻を過ぎると奥駈道南部となる。標高の高い北部と比べて、もう少し楽になるかと
予想していたが、期待は見事に裏切られた。
道の付き方がすごいのだ!来る山、来る山すべて稜線をトレースしていく。
巻く山など一つもなかった。奥駈道恐るべし。
覚悟を持って臨まないとメンタルをやられる。
(実際、涅槃岳への急登は心が折れそうになった)
持経の宿にはお昼に到着。ここまで良いペースで進むことができた。
行仙宿も十分射程に入ってきた。(が、そう簡単には進まない)
平治の宿でランチ休憩。ヘトヘトに疲れきったため、大の字になってしばし仮眠。
2時半に平治の宿を出たが、雲行きがあやしい。ここから氷が降り始め、
直ぐに土砂降りの雷雨へと変わる。平治の宿に戻るか迷ったが、
もう小屋からはかなり進んでしまった。このまま行仙宿まで進むことに決めた。
雷はどんどん勢いを増していく。稲妻が、すぐ近くにも落ちた。樹林帯の中にいるとは
言え、生きた心地がしなかった。お不動さんの御加護を信じて進むより他なかった。
恐ろしい雷雨はこのあと1時間半続いた。
雨が止んだころに、行仙岳に到着。ここから下れば、目指す行仙宿だ!
自然と足が早くなる。行仙宿に到着し、まずはお不動さんにお祈りしました。
そして、行仙宿へ。ここは最高の宿だった。
囲炉裏に薪をくべて、暖を取りビショビショに濡れた服を全て乾かした。
これで明日からも歩くことができる。山小屋の有難さを痛感。
この日の宿泊は合計3名。釈迦ヶ岳山頂で追いついた方ともお会いしたが、
宿泊せずに直ぐに出発してしまった。(2泊3日で奥駈道を歩くとは、本当にすごい!)
◆4日目 行仙宿〜玉置辻(テン泊)
行仙宿を夜明けとともに出発。玉置神社を目指す。
今日は天気が良い。眼下に広がる雲海が綺麗でした。
まずは笠捨山を登りきり、地蔵岳への難所へと向う。ここは鎖場が連続する
難コースであった。山頂の可愛らしいお地蔵さんに道中安全を祈念して先へと進む。
この後、長い激下りが待っていた。
昨日の雨で濡れた落ち葉はとっても滑りやすく、グリップが効かない。何度も
転けそうになりながらも、慎重に進んだ。
奥駈道南部は水場が少なく、コース上の水場は玉置神社くらいしかない。
玉置神社で水を頂き、玉置辻に下りてテン泊した。
玉置辻では、山彦ぐるーぷの方とお話させて頂いた。なんでも、5/3の山開きに向けて、
はるばる熊本から行者4名が那智大社から山上ヶ岳を目指しているという。
そのお接待をするために、玉置辻で待って居られた。
ボランティアで山小屋を管理されている山彦ぐるーぷさんには頭が下がる。
行仙小屋は1800万円をかけて建設したそうだ。
献身的な努力に支えられ、立派な小屋の助けを借りて、安心して奥駈道を
歩くことができることに感謝。
◆5日目 玉置辻〜熊野本宮大社〜渡瀬温泉(テン泊)
いよいよ、奥駈道も最終日。雨の中、テントを撤収し、カッパを来て
熊野本宮大社を目指す。
最後まで奥駈道は甘くない。熊野川を渡り切るまでアップダウンを繰り返す
厳しい山道が続いた。
大森山を越え、標高を次第に下げる。続く五大尊岳は気の抜けない鎖場が続いた。
大黒天神岳・吹越山を経て、七越峰へと繋ぐ。とうとう右手に大斎原の大鳥居が見えた。
見えていても、なかなか近づかない。もどかしい距離であった。ようやく備崎まで下り、
熊野川の橋を渡ると大社はすぐそこ。道端に咲くシャガが美しかった。
無事、本宮大社まで歩ききった。まずは本殿、続いて、大斎原にお詣り。
祈りの時間は尊い。多くの神様に祈りを捧げた。
さて、この先どうするか?2泊3日で奥駈道を抜けた方に教えていただいた通り、
駐車場の観光協会で、熊野古道マップ100円を購入し、情報を仕入れた。
しばし考えて、食料もまだ残っているので、那智まで行ってみることにする。
小雲取越は一部崩落のため通行止めらしいが、林道で迂回路があるらしい。
この日は、渡瀬温泉までバスで移動し、キャンプ場(温泉併設)で快適なテン泊となった。
<小雲取越・大雲取越>
◆6日目 成石〜地蔵茶屋跡(テン泊)
朝一のバスで成石バス停に移動し、川沿いに登り始める。
百間ぐら崩落のため、2時間かけて林道で迂回し、熊野古道に出合った。
昨日までの奥駈道とは、雰囲気の違うよく整備されたハイキングコース。
立派な休憩所で、小口から登ってきたハイカーさんとお話した。
私は百間ぐらを迂回してきたが、崩落後2ヶ月経過しているのでもう通行できるかも
しれない、とのことでした。
地蔵茶屋跡に水場が有ることを聞き、今日はそこでテン泊することに決め、先に進んだ。
櫻茶屋跡では対岸の山並みが綺麗に見えた。
苔むした石の階段を登る雰囲気の良い山道を歩くのは気持ちよかった。
歴史の深い熊野古道を歩く外国人の方も多くすれちがった。
ハイキングにはとても良いコースだ。小口で一旦集落に下りる。
お店でアイスクリームを買い、休憩していると、「梅干し、食べてください。」と
お店の方から差し入れを頂く。優しい心遣いが嬉しかった。
小口から大雲取越に入る。標高差はこちらの方が大きい。実際歩いてみて、
胴切坂のどこまでも続く急登は体に応えた。すれ違う(下山する)人も相当膝に辛そうだった。
石倉峠を越えると水場がでてくる。水さえ取れれば、どこでもテン泊できると安心した。
結局、その夜は設備の整った地蔵茶屋跡(水・自販機・トイレ利用可能)で快適にテン泊した。
◆7日目 地蔵茶屋跡〜熊野那智大社〜熊野速玉大社〜渡瀬温泉(テン泊)
夜明けとともに、那智を目指して歩き始める。
途中、船見茶屋跡で熊野灘が見えた。感慨深く海を見た。
どんどん下りて、8時には那智大社に到着。まずトイレを済ませてから
那智大社・青岸渡寺にお詣り。次に那智の滝へ。
流れ出る神の水を杯で頂く。体に染み入り美味い。
ここからはバスを乗り継ぎ、熊野速玉大社へ移動。無事、熊野三社詣りを終えた。
長い山旅は終わった。重い荷物を背負って、もう歩かなくて良いと思うと気が楽になった。
渡瀬温泉のキャンプ場に戻り、ゆっくり温泉につかり、心地良い余韻にひたった。
翌朝、朝一のバスに乗り、高田市駅までの5時間の路線バスの旅を楽しんだ。
バスで同乗したご夫婦は、高野山から熊野本宮大社まで小辺路を歩き、
行く先々で心温まるご接待を受け、感激したのだそうだ。
旅の目的は、皆それぞれ。今度はこんな旅も良いかもしれないと思った。
今日も良い山でした。
(1日の消費量 水1.5L(行動中のみ、食事除く)、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
荷重16.5kg、アルファ米 12食/14食、行動食 500ml×2本/3本)
kikkeyさん
やりましたね!!
熊野大社までの奥駆け道に加えて、更に那智大社までの熊野古道まで。。
奇跡的とも思える好天に恵まれたとはいえ(でも何回か雨もあったのですね)、7日間で120km以上の大移動。テントを含めて重い荷を担いであの険しい峰々をめぐって。。改めてkikkeyさんのすごさに感心しました
昨年から計画されていた大きな目標を無事達成されたこと、大変おめでとうございました。
土産話は、またゆっくりと聞かせてください
chamchanさん、こんばんは。
奥駈道は私の想像以上に厳しい難コースでした。
幸運にも天候に恵まれ、前半に移動距離を稼ぐことができたことが大きかったと
思います。(そうでなければ、熊野那智大社まではたどり着けなかった)
熊野の神々に、日々の道中安全のお祈りを捧げる山行きでもありました。
大自然の脅威の前には、人の力などちっぽけなものであることを知り、
畏敬の念を持って自然と接することは大事なことであると感じました。
このコースを大きなトラブルもなく完歩することできて、自分のスタイルで縦走を
続けられるという自信に繋がりました。
夏山シーズンのアルプス遠征が今から待ち遠しいですね。
初めまして。去年私も奥駈を縦走したので非常に懐かしく拝見しました。
水場を探す苦労、釈迦手前の厳しい岩場、南奥駈の意外なきつさ、熊野本宮が見えてからのアップダウン、人との出会い・・・この記憶はずっと残りそうです。しかもkickeyさんは那智まで行かれたのですね。素晴らしい。これからもよい山行を!
tubataroさん、初めまして。
山行きを振り返り、一番印象に残っているのは人との出合いですね。
道中で奥駈の全縦走にチャレンジしている5名の方にお会いしました。
過去に挑戦したが、あいにくの天候不順で完歩できず、再挑戦の方も
居られました。お話して奥駈縦走に掛ける熱い想いが伝わってきました。
同じ志を持つ方と、時を同じくして歩くことができるのは、とっても心強いです。
アプローチの仕方がそれぞれ違っているのもまた面白いですね。
kickey さん、はじめまして。
大峯奥駆完遂おめでとうございます。それも、吉野から那智大社とは素晴らしいの一言です。かなりの健脚でないとこうはいきませんね。さらにすごい人もいたようですが、すごいことにはかわりありません。ここは地元なんで自分も小分けに行こうかなと思いつつ、なかなか勇気を出して一歩を踏み出せません。昔に比べると随分と歩きやすくはなったようですが、それでもかなり困難なルートには違いありませんから。。自分の脚力ではまだまだ無理なようで、羨ましく眺めているだけですが。。。。。本当にお疲れ様でした。
このルート、特に水場の情報が不足しているようで、それも季節や前後の降水状況によって随分水事情がかわるようですから、そのあたり、もう少し詳しく記録に出しておいてもらえると、後に続く人の参考になると思います。
s-katayamaさん、コメントありがとうございます。
これだけ長いコースになると、アプローチ方法により進み方がずいぶん違います。
〜備をできるだけ軽くして2泊3日で駆け抜ける
・テント装備を持たず荷物を軽量化し、一日の移動距離をかせぐ
・携行する水は、途中の水場での補給を前提として最小限(1L程度)に留める
・日の出前からヘッデンで行動
・トレランスタイルに近いスピードが必要
▲謄麈饒備で少しづつ進む(標準5泊6日)
・荷重は重く一日の移動距離は限られる。
・食料等に余裕が有り天候が崩れた場合に停滞等で対応可能。
途中でお会いした,諒法で行かれている方は奥駈の全縦走トライ3度目とのことで
奥駈道をいろんなやり方で楽しまれている印象を受けました。
はるばる遠方から奥駈にチャレンジされている方、奥駈完歩に向けコース下見の方等に
多数お会いして、この難コース完歩によせる皆さんの熱い想いも実感しました。
「その他周辺情報」に水場の情報を追記しました。私の歩いた時は、いずれの水場も
出ていましたが時期によっては枯れている可能性もあります。GWは雪解け水が豊富で
水確保の面では有利な時期だと思います。
なかなかできることではないと思います。おめでとうございます
jyunntarouさん、こんばんは。
自分がどこまでできるのか?チャレンジの山行きは楽しいですね。
チャレンジを許容してくれる環境に感謝です。
大峰山系は、稜線もさることながら沢が良いと聞きます。
いつかはjyunntarouさんのように沢でもばりばり遊べるようになりたいものです。
小笹の宿で同宿だった者です。
奥駈達成されたんですね!
おめでとうございます
あの日は1人で泊まりかと思ってましたが
kickeyさんとあと2名が来られて
山話ができて良かったです
休み明けの週
仕事しながらあの人はまだ歩いてるんだろうな、と
思ってました。
これからも素晴らしい山旅に恵まれますよう。
その節は、ワインを振る舞って頂きありがとうございました。
(今回軽量化のため、アルコール類は一切持参せず)
五臓六腑に染み渡り、めちゃめちゃ回りましたよ。山好きの方と一緒に過ごす小屋は本当に楽しかったです。
奥駈道、お陰様でなんとか無事完歩することができました。私の今まで歩いた中で一番ハードな縦走となりました。今回歩き通せたことで、憧れの山深い南アルプス南部も歩き通せるのではないか、という感触をつかむことができて良かったです。
今から夏山シーズンが待ち遠しいです。またどこかのお山でお会いしましょう。
初めまして。遅くればせながら、完歩おめでとうございます!
素晴らしいですね!健脚が羨ましいです。(^ ^)
私は4年前に前鬼から熊野本宮まで歩くつもりだったのですが、途中で足の豆にやられて古屋宿から下山してしまいました。比較にならないヘタレですね!
でも、ずっとずっと憧れてた南奥駈を半分でも歩けた事は、今も私の宝物です。
kickeyさんのお写真で懐かしく思い出しました。
本宮、那智、速玉も行かれて、また渡瀬温泉に帰って来られるなんて、素敵ですね!
そんな山旅をしてみたい。良いレコをありがとうございました。m(_ _)m
motoko2014さん、コメントありがとうございます。
楽しいはずの山歩きも豆ができたりすると苦行になります。
長い距離を歩き続けると足の裏への負担はとても大きいので、
私は厚手のメリノウールの靴下を履き、ダメージを抑えるようにしています。
南奥駈道も、めちゃめちゃハードな山道が続きます。
ここまで下りてまた登り返すの?と感じる所が多々有りました。
精神修行の道でもあります。
熊野三山をめぐるなら、小雲取越・大雲取越はお勧めのハイキングコースです。
世界遺産登録で知名度が高いのか、ヨーロッパ系の外国人の方が多く歩かれているのには驚きました。苔むした石の道を歩くのは雰囲気もありとってもよかったです。
私は長い距離を歩いた後だったので、特に熊野灘が眼下に見えたときは、胸に込み上げてくるものがありましたよ。
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